JPS5966585A - マイクロ波による疎水性繊維の染色法 - Google Patents

マイクロ波による疎水性繊維の染色法

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JPS5966585A
JPS5966585A JP57175295A JP17529582A JPS5966585A JP S5966585 A JPS5966585 A JP S5966585A JP 57175295 A JP57175295 A JP 57175295A JP 17529582 A JP17529582 A JP 17529582A JP S5966585 A JPS5966585 A JP S5966585A
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dye
dyeing
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dyed
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JP57175295A
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充 中川
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分散染料により疎水性繊維単独又はそれと他の
繊維との混合品を染色するに際し、水及び染料及び染着
促進剤を繊維に含浸させた後、過熱水蒸気の存在下、常
圧でマイクロ波照射を行って染料を繊維に染着させるこ
とを特徴とするマイクロ波による疎水性繊維の染色法に
関する。
マイクロ波による100C以上の染色温度を必要とする
疎水性繊維の染色に関しては、既に特公昭39−.12
072号、特公昭48−6671号により、水より高い
沸点を有する有機液体を使用する方法が提案されている
。また特開昭54−961135号では過熱水蒸気の存
在下、マイクロ波照射を行う方法及び装置が提案されて
いる。
しかしこれらのいずれの方法による場合にも、分散染料
の銘柄によっては、大気圧以上の圧力のもと、100C
以上の高温度に於て染色されたものに比し著るしく低い
染料染着率となり、濃度の低い染色物しか得られ1.!
:い。本発明者は先にあらゆる銘柄の染料に於て高い染
着率と濃厚な染色物を得る方法として、水より高い沸点
を有し、高い誘電率を有する有機液体を使用し過熱水蒸
気の存在下常圧でマイクロ波を照射する改良された方法
を見出し、特許出願した。
(特願昭57−122023号) しかしこの改良された方法は、有機液体をかなり多量に
使用するため、染色に要するコストが高くなる各点を有
する。そとでこの欠点を解、消し、安価;シかも□広い
範囲の染料銘柄に於て高−い染料染瘤率と濃厚な:□染
色物を得る方法:を鋭□意 ″□研究の結、果、本発明
、、を完成した。:本発明は詳細には以下のようにして
行う。
即ち100C以上の染色′温度、米必要とする疎水性繊
維単独、又はそhら或いは他の繊維との混合品に、粉状
或いは顆粒状の分散染料を水に分散したもの、或いは水
溶液状に調整された分散 □染料を、所要の濃度に水で
稀釈したもの、に染着促進剤を加えて一様な分散液とし
たものを含浸させた後、一様に絞液甲、と、れに繊維に
応じ100C以上の温度に加熱守れた過熱水蒸気の存在
下に於て電圧下でマイクロ波を照射することにより、染
料の良好な染着を得るものである。
マイクロ波照射を行う前に染色物を常法によって乾燥し
ておいても良いが、この場合には染料のマイグレーショ
ンをおこさない様な注意が必要である。
本発明で疎水性繊維とは、芳香族ポリエステ′−維・ 
トリア″″−ト繊維・耐熱性″7″″′−ト繊維などで
あり、それら単独或いはそれら□′粕互□、及び・木綿
その他の繊維との混合品として使用きれているもの夕あ
る。
本発明に使用する染着促進剤とは、芳香族ポリエステル
繊維の一般的染色法に於てキャリヤーなる名称で使用さ
れているものが使用可能である。一般的にはオルト或い
はパラフェニルフ呈ノール、メチルナフタレン、クロル
ベンゼン、ジフェニール、芳蕃族カルボン酸エステル、
芳香族エーテルなど、及びそれらの誘導体或いはそれら
の混合物でれて、水に分、散或いは乳化して市販されて
いる。それらのキャリヤーの染着促進効果は染料の性質
により異なるが、一般的にキャリヤー適性が良好と言わ
れる染料に対しては特に効果が顕著である。その使用量
は染料の濃度に応じ、好ましくは染料液1000 ml
中に10ないし100グラム含有せしめる。
さらに染着促進剤としては、多価アルコールのポリアル
キレングリコール類の脂肪族或いは芳香族カルボン酸エ
ステルからなる非イオン界面活性剤で、染料分散液を凝
集させないようなものも用いることができる。これらは
その捷\或イハ水中に分散されたエマルジョンとして市
販されているものでよい。その使用量は染料の濃度に応
じ、好ましくは染料液1.000m1中に2ないし50
グラム含有せしめる。
使用する分散染料は、疎水性繊維、例えばポリエステル
繊維を染色出来るものならば既知のいかなるものでも良
い。染着促進剤としてキャリヤーを使用する場合には、
一般的にキャリヤー適性が良好と言われている染料を使
用した場合に特に効果が顕著である。
本発明ではさらに、繊維上での染料のマイグレーション
防止のために普通用いられているアルギン酸ソーダなど
の糊剤、あるいは染料の安定性を確保するため、酢酸、
酢酸ソーダ等のp+、−1調整剤、あるいは他の繊維と
の混合品を染色する場合には、・分散染料の分散性、色
相、堅牢度等の諸性質に悪影響を及ぼさない範囲内で他
の繊維染色のための染料、染色助剤などを使用しても良
い。
マイクロ波はいかなる周波数のものでも使用し得るが、
通信システムとの関連に於て国際協定によって定められ
たものが好丑しい。我が国に於ては2450±5.0 
MHzである。
マイクロ波の照射は、対象となる染色物が極く少量の場
合、或いは表面積が極〈小さい場合には、強力なものを
集中して短時間照射することが有利であるが、実用性あ
る染色を行う場合には照射の不均一による染料の染着不
均一を防ぐため、出来るだけ散乱させたものを成る程度
長時間均一に照射することが好ましい。
使用する過熱水蒸気は対象とする繊維によりその温度を
調整する必要があり、一般には100C以上繊維の融点
以下であれば良いが、仕上げられた染色物の風合いを勘
案すれば、繊維の種類及びマイクロ波を照射する装置と
の関連に於て、例えば120Cから200Cの間で選択
すれば良い。
繊維の形状は、フタ、ロープ、トウ、糸、織編物などあ
らゆる形状のものが使用出来るが、そ゛の形状に対応し
てマイ)o波が成る程度長時間均一に照射されるような
マイクロ波照射方法をとることが必要である。
得られた染・色物は常法によって後処理すれば良く、仕
上げられた染色物の色相、染色堅牢度は一般的染色法に
よるものと同等である。
キャリヤーを併用した一般的染色法により染色したポリ
エステルは、染色後に於て脱キャリヤー処理を行わなけ
れば、染色物の堅牢度、特に耐光堅牢度が著しく劣るが
、本発明法によるときは脱キャリヤー処理は必要なく、
一般的な後処理のみで十分な堅牢度を持つ染色物が得ら
れる。
具体的には実施例に」:って示す。
実施例1゜ Kayalon  Po1ycsLcr  5apph
ire  Blue  GL−E      2  O
f(C,1,I)isperse Blue 108 
 日本化薬(株制)を用い、次の2つの処方で染料分散
液を調整する処方1.  pH,4,5の水中に均一に
分散させ、液量をl OO、Omlとする。
処方2.  pi−14,5の水中に分散させ、これに
テトロシンK (メチルナフタレン系キャリャー二山川
薬品(株制)90g−を加えて一様な分散液とし、液量
を1000 mlとする。
ポリエステル加工糸織物(トロピカル)を各処方の染料
分散液に浸漬した後絞り率100%に均一    −に
絞り、これを予め100Cの水蒸気を充満させた染色機
内の温度を170Cに加熱して過熱水蒸気とした中に投
入し、蒸気を吹込みながら常圧下で350ワツトの出力
のマイクロ波を8分間照射する。その後通常の如く水洗
、還元洗滌処理を行う。
各処方によるもの\染料染着率及び耐光堅牢度は次表の
如くで、処方2によるものは処方1によるものより著る
しく高い染料染着率が得られた。また耐光堅牢度は脱キ
ャリヤー処理を行わないにも拘らず、処方1.2共に同
等であった。
実施例2゜ Kayalon  Po1yesLer  Iもubi
ne  13 L −S 200(C,J、 I)is
perse Violet 52 :日本化薬■製)を
用い、染着促進剤として ザンフローレンII’l” (多(illi 7 /l/コールのアルキレングリコ
ール脂肪酸エステル系非イオン界面活性剤二日華化学■
製) を用い、pLl 4.5の水によって次の染料分散液を
調整する。
処方1゜ 染     旧           101スノーア
ルギンS S L       2 P液     量
    10100O 処方2゜ 染    料          10g−スノーアル
ギンSSL        2!i’サンフローレンH
T         8.P液     量   10
00a+l ポリエステル加工糸織物(トロピカル)を用い、実施例
1と同様操作を行った結果、染料染着率は次表の如くで
、サンフローシンHTを加えたものは著るしく高い染料
染着率を示し、著るしく高濃度であった。
実施例3゜ 実施例2の染料をKayalon Po1yester
 Blue T−8(σ′ゴ、 Disperse B
lue 158 :日本化薬■製)に誼き換え、染料使
用量を201と、して全く同じ操作を行った結果、染料
染着率は次表の如くで、本発明の方法では高い染着率の
染色物が得られた。
実施例4.′ 1(ayalOn Po’1yes’ter L’ig
ht’ 5carle’L G−8200(C,]、、
 I)ispcrse 1もecl ’i 53 :日
本化薬■製、以下1;: S G Zと略記する) Kayaci(Jn 5carlet P=R,N(C
,’、1..J(、eactiveJ(、eactiv
e Iもcd ’3 ’3 :  日本化薬(作製、以
下1もS’PIもNと略記する) ■ぐayacion  Blue  A−13(C,]
、、JもeacLivc 131ue 2  :日本化
薬wuw、以下It、13 A、 Bと略記する) 及び実施例2で用いたザンフローシンIITを用い夫々
次の処方の染料液を調整する。
処方1、 ESGZ    ’        toyスノーアル
ギンS S L          2g・ザンフロー
シンJIT           El水(pI−14
,5)X 液量10100O 処方2゜ gsaZ   ’        1oy−’   R
8PRN                25i$ザ
ンフローレンHT           8F!。
スノーアルギンSSL          2y。
ボリミンL(還元防止剤二日本化薬■製)5g・重炭酸
ソーダ             10グ・水(pJ−
17”)           ’ x液量 1010
0O 処方3゜ ESQZ            ’10!7’IもB
AB           4oy−ザンフローシンI
−IT             8’1スノーアルギ
ン88L           2’7ボリミンJ、 
                 、5y=重炭酸ソ
ーダ             101・水(pI−1
7)          ’   、X液量 1010
0O 経糸ポリエステル100%、緯糸木綿100%の交織布
(ブロード)を用い、各処方の染料液、及び夫々にサン
フローシンIITを加えない染料液を用いて実施例1と
同じ操作を行った。処方2.3によるものはマイクロ波
照射後の処理は常法によるソーピングのみとする。染色
された織物は次の如くであった。
処方】、:経糸のみ鮮明緋色に染色され、緯糸は白のま
\であった。サンフローシンI−J Tを添加しないも
のより経糸が著るしく濃厚に染色された。
処方2.:経糸、緯糸ともに鮮明緋色に染色されたが、
ザンフローシン11’J”を添加しないものより経糸の
濃度は著るしく高く、緯糸の濃度は同等でおうた。
処方3.:経糸は鮮明緋色に、緯糸は青色の夫々異色に
染色さJtだ。サンフローシンH,Tを添加しない□も
のより経糸の濃度は著るしく高く緯糸の濃度は同等であ
った。
特許出願人 日本化薬株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分散染料により、疎水性繊維単独、又はそれと他
    め繊維との混合品を染色するに際し、水及び染料及び染
    着促進剤を繊維に含浸させた後、過熱水蒸気の存在下、
    常圧でマイクロ波照射を行って染料を繊維に染着させる
    ことを特徴とするマイクロ波による疎水性繊維の染色法
JP57175295A 1982-10-07 1982-10-07 マイクロ波による疎水性繊維の染色法 Pending JPS5966585A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5496185A (en) * 1977-12-30 1979-07-30 Naigai Tokushiyu Senkou Kk Dyeing treatment of fabric

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5496185A (en) * 1977-12-30 1979-07-30 Naigai Tokushiyu Senkou Kk Dyeing treatment of fabric

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