JPS596637Y2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
誘導加熱調理器Info
- Publication number
- JPS596637Y2 JPS596637Y2 JP12511975U JP12511975U JPS596637Y2 JP S596637 Y2 JPS596637 Y2 JP S596637Y2 JP 12511975 U JP12511975 U JP 12511975U JP 12511975 U JP12511975 U JP 12511975U JP S596637 Y2 JPS596637 Y2 JP S596637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- heated object
- object mounting
- peripheral edge
- fixed frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は誘導加熱調理器の被加熱物載置板の固定構造に
関するもので、セラミック，ガラス等からなる被加熱物
載置板の端面保護，水密性および放熱効果を高めること
を目的とするものである。
関するもので、セラミック，ガラス等からなる被加熱物
載置板の端面保護，水密性および放熱効果を高めること
を目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を第１図，第２図を参照して説
明する。
明する。
図において、１はセラミック，強化ガラス等よりなる被
加熱物載置板、２は被加熱物載置板１の周囲に水封部材
３を介して結合した金属製固定枠である。
加熱物載置板、２は被加熱物載置板１の周囲に水封部材
３を介して結合した金属製固定枠である。
水封部材３はゴム，プラスチック等の弾性体製であり、
コの字形断面をした枠状であり、被加熱物載置板１の周
縁部全体を囲むようにして取付けられている。
コの字形断面をした枠状であり、被加熱物載置板１の周
縁部全体を囲むようにして取付けられている。
そして、金属製固定枠２は全体としてコの字形断面をし
た枠状である。
た枠状である。
水封部材３は、金属製固定枠２の内周縁部と被加熱物載
置板１の周縁上面部との間に形威される隙間を全周にわ
たり密封している。
置板１の周縁上面部との間に形威される隙間を全周にわ
たり密封している。
さらに、金属製固定枠２は水封部材３を覆うとともに、
その内周内縁先端部を被加熱物載置板１の周縁上面部と
全周にわたり密着させている。
その内周内縁先端部を被加熱物載置板１の周縁上面部と
全周にわたり密着させている。
４は外装ケースであり、上部にサポート部材５が固定さ
れ、このサポート部材５に水封部材３を介して被加熱物
載置板１が載置され、かつ、このサポート部材５に金属
製固定枠２の下面部が載置されている。
れ、このサポート部材５に水封部材３を介して被加熱物
載置板１が載置され、かつ、このサポート部材５に金属
製固定枠２の下面部が載置されている。
６は被加熱物載置板１の下方に位置させた加熱コイル、
７は内部シャーシである。
７は内部シャーシである。
上記構戒において、比較的機械的衝撃力に対して弱いセ
ラミック，強化ガラス等よりなる被加熱物載置板１は、
その周縁部が水封部材３を介して金属製保護枠２により
覆われているので、金属製固定枠２により衝撃力が吸収
され、被加熱物載置板１の実用使用強度が大幅に向上す
る。
ラミック，強化ガラス等よりなる被加熱物載置板１は、
その周縁部が水封部材３を介して金属製保護枠２により
覆われているので、金属製固定枠２により衝撃力が吸収
され、被加熱物載置板１の実用使用強度が大幅に向上す
る。
また、水封部材３により、被加熱物載置板１と金属製固
定枠２との間の水密性を完全なものとすることができ、
被加熱物載置板１上にこぼれた水が外装ケース４内に入
り込み、加熱コイル６や内部シャーシ７等が水により故
障してしまう恐れを防ぐことができる。
定枠２との間の水密性を完全なものとすることができ、
被加熱物載置板１上にこぼれた水が外装ケース４内に入
り込み、加熱コイル６や内部シャーシ７等が水により故
障してしまう恐れを防ぐことができる。
さらに水封部材３は弾力性を有しているので、被加熱物
載置板１と金属製固定枠２との熱膨張による応力を吸収
することができ、常に隙間は生じず、水漏れ対策が万全
であります。
載置板１と金属製固定枠２との熱膨張による応力を吸収
することができ、常に隙間は生じず、水漏れ対策が万全
であります。
また、金属製固定枠２は、シールドケース，シールドア
ンテナとなり、加熱コイル６や他のインバータ回路部品
（図示せず）からのラジオノイズを低減する。
ンテナとなり、加熱コイル６や他のインバータ回路部品
（図示せず）からのラジオノイズを低減する。
すなわち、金属製固定枠２は電気的に閉回路を形或し、
主な幅射雑音発生源である加熱コイル６を囲むように形
成されているため、加熱コイル６からの電磁誘導により
、閉回路である金属製固定枠２に加熱コイル６からの妨
害磁力線とは反対方向の磁力線を発生させ、妨害磁力線
の漏れを打ち消そうするものである。
主な幅射雑音発生源である加熱コイル６を囲むように形
成されているため、加熱コイル６からの電磁誘導により
、閉回路である金属製固定枠２に加熱コイル６からの妨
害磁力線とは反対方向の磁力線を発生させ、妨害磁力線
の漏れを打ち消そうするものである。
このシールド効果は金属製固定枠２の形状，材質により
差があるが、アルミ材質では一般的に数ｄＢ低下させる
効果があると考えられる。
差があるが、アルミ材質では一般的に数ｄＢ低下させる
効果があると考えられる。
なお、金属製固定枠２の内周内縁先端部が、被加熱物載
置板１の周縁上面部と全周にわたり密着しているので、
被加熱物載置板１の熱が金属製固定枠２に伝わり、この
金属製固定枠２から放熱することができる。
置板１の周縁上面部と全周にわたり密着しているので、
被加熱物載置板１の熱が金属製固定枠２に伝わり、この
金属製固定枠２から放熱することができる。
この放熱の目的は被加熱物載置板１の温度上昇による調
理器内部への輻射熱量の増大をおさえ、これにより内部
の回路部品の温度を低くシ、信頼性を増大し、部品の寿
命をのばすことにある。
理器内部への輻射熱量の増大をおさえ、これにより内部
の回路部品の温度を低くシ、信頼性を増大し、部品の寿
命をのばすことにある。
放熱効果については被加熱物載置板１の大きさ，形状，
被加熱物底面の形状，温度等による差が大きく、一概に
はいえないが、一般的な卓上タイプにおいて、経験的に
は数ｄｅｇ （２〜３ ｄｅｇ）程度低下させることが
できる。
被加熱物底面の形状，温度等による差が大きく、一概に
はいえないが、一般的な卓上タイプにおいて、経験的に
は数ｄｅｇ （２〜３ ｄｅｇ）程度低下させることが
できる。
第３図は本考案の他の実施例を示し、金属製固定枠２の
下部に複数個の突起を設けて放熱部８を構或したもので
、放熱効果を増大している。
下部に複数個の突起を設けて放熱部８を構或したもので
、放熱効果を増大している。
なお、第３図に示す実施例の場合、金属製固定枠２の下
部はサポート部材としての機能を有し、この下部が外装
ケース４に載置されている。
部はサポート部材としての機能を有し、この下部が外装
ケース４に載置されている。
以上の説明から明らかなように、本考案の誘導加熱調理
器は、被加熱物載置板の周縁部の水封部材および金属製
固定枠により、被加熱物載置板の実用使用強度が向上し
、かつ被加熱物載置板と金属製固定枠との水蜜性が完全
となり、さらに、金属製固定枠がシールドケース，シー
ルドアンテナとなってラジオノイズを低減でき、また、
金属製固定枠が被加熱物載置板に密着することにより、
金属製固定枠が放熱部材として作用し、放熱効果が増大
するなど、その実用的価的は大なるものである。
器は、被加熱物載置板の周縁部の水封部材および金属製
固定枠により、被加熱物載置板の実用使用強度が向上し
、かつ被加熱物載置板と金属製固定枠との水蜜性が完全
となり、さらに、金属製固定枠がシールドケース，シー
ルドアンテナとなってラジオノイズを低減でき、また、
金属製固定枠が被加熱物載置板に密着することにより、
金属製固定枠が放熱部材として作用し、放熱効果が増大
するなど、その実用的価的は大なるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す誘導加熱調理器の断面
図、第２図は同要部断面図、第３図は本考案の他の実施
例を示す誘導加熱調理器の要部断面図である。 １・・・・・・被加熱物載置板、２・・・・・・金属製
固定枠、３・・・・・・水封部材、４・・・・・・外装
ケース。
図、第２図は同要部断面図、第３図は本考案の他の実施
例を示す誘導加熱調理器の要部断面図である。 １・・・・・・被加熱物載置板、２・・・・・・金属製
固定枠、３・・・・・・水封部材、４・・・・・・外装
ケース。
Claims (1)
- 外装ケースの開口部を覆って設けた被加熱物載置板と、
前記被加熱物載置板の周縁部を囲むように設けた枠状の
水封部材および金属製固定枠とを有し、前記水封部材は
前記金属製固定枠の内周縁部と被加熱物載置板の周縁上
面部との間に形或される隙間を全周にわたり密封し、さ
らに前記金属製固定粋の内周内縁先端部を前記被加熱物
載置板の周縁上面部と全周にわたり密着させた誘導加熱
調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12511975U JPS596637Y2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | 誘導加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12511975U JPS596637Y2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | 誘導加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5237639U JPS5237639U (ja) | 1977-03-17 |
| JPS596637Y2 true JPS596637Y2 (ja) | 1984-02-29 |
Family
ID=28605610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12511975U Expired JPS596637Y2 (ja) | 1975-09-10 | 1975-09-10 | 誘導加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS596637Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5986185A (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-18 | 松下電器産業株式会社 | 誘導加熱調理器 |
| JP3793108B2 (ja) * | 2002-05-09 | 2006-07-05 | リンナイ株式会社 | 卓上式ガラストップコンロ |
-
1975
- 1975-09-10 JP JP12511975U patent/JPS596637Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5237639U (ja) | 1977-03-17 |
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