JPS596566Y2 - 接面照明器具 - Google Patents

接面照明器具

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JPS596566Y2
JPS596566Y2 JP1978013376U JP1337678U JPS596566Y2 JP S596566 Y2 JPS596566 Y2 JP S596566Y2 JP 1978013376 U JP1978013376 U JP 1978013376U JP 1337678 U JP1337678 U JP 1337678U JP S596566 Y2 JPS596566 Y2 JP S596566Y2
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JP
Japan
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resin
plate
light
substrate
illumination
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JP1978013376U
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JPS54120187U (ja
Inventor
義彦 中原
通夫 岡田
敏夫 芳賀
Original Assignee
共同印刷株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は暗所において地図や書類を読む際に使用する
板状の照明器具に関するものである。
夜間に登山用地図を見たり、或いは暗い車内で道路地図
を見たりする必要がある場合に、従来は照明器具として
懐中電灯、キャップランプまたは室内灯が使用されてい
る。
しかしながら、これらの照明器具においては大きい照度
を得ようとすると電源も比較的大容量のものを必要とし
、かつ光の減衰率が大きいために中心部から周辺部にわ
たって均等な照明が困難であり、使用に際して取扱いに
不便があり、かつ眼の疲労も大きい。
また、講習会場等において室内の照明を切って映写を行
なう場合等には、その間、出席者が手持の資料を読むの
に適した照明器具は存在していない。
そこでこのような場合に接面照明器具を使用することが
考えられる。
従来の接面照明器具は例えば特開昭49−3941号公
報に示されているように、透明若しくは半透明のプラス
チック製板状体の端縁部近傍に電球を備えさせ、電球か
らの光をプラスチック製板状体の側端面から入射させ、
プラスチック製板状体の上下面から光を出すように構威
され、このプラスチック製板状体と地図等を密接させて
その地図を照明し、かつプラスチック製板状体を透して
その地図を見るようになっている。
このような接面照明器具は消費電力も少なく、また、面
状に均一な照度を得ることも比較的容易であるが、きわ
めて薄い紙葉からなる地図等をプラスチック製板状体の
全面にわたって等しく密接させることはきわめて煩雑か
つ困難なことであり、・シたがって従来の周知の接面照
明器具はそのままでは実用に供することができない。
この考案は上記従来技術における欠点を解消し、暗所に
おいても地図や書類等を照光板に密接させて容易に読む
ことができ、かつ取扱いが簡単な接面照明器具を提供す
ることを目的とするものである。
この目的に対応してこの考案の接面照明器具は、基板と
、前記基板と協働して書類等を扶持し得るように前記基
板に対して開閉可能に係合する透明もしくは半透明の照
光板と、及び前記照光板の端縁部近傍に位置していて前
記照光板に光を入射し得る光源部材とを備え、前記照光
板の表裏面の一方の面の少なくとも一部分は透明もしく
は半透明の被覆層によって被覆され、かつ前記被覆層を
構戊する材料の光屈折率は前記照光板を構或する材料の
光屈折率よりも大きいものであることを特徴としている
以下この考案の詳細を、一実施例を示す図面について説
明する。
第1図及び第2図に示すように、接面照明器具1は、板
状の基板2と板状体3を備えている。
両者は端部においてヒンジ4等の開閉器具を介して相互
に開閉可能に連絡しており、かつ、両者が協働して例え
ば地図5を扶持することができる。
基板2と板状体6のそれぞれの先端には、両者が閉じら
れた場合に地図5を確実に扶持し得るように、フツク6
,6′を備えている。
板状体3の一部分または全部は透明若しくは半透明の照
光板7から戊っている。
照光板7はアクリル樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、アセ
テート樹脂、ポリカーボネート樹脂若しくはガラスで構
威される板状体であって、第3図に示すように、後端部
に切り欠き部8が形威してある。
この切り欠き部8は電球を収納するとともに、電球から
の光が照光板7に入射する場合の入射窓として機能する
ものである。
切り欠き部8には光源としての電球9が配設され、この
電球9は接続線(第1図)を介して外部電源(図示せず
)と接続し得るように構或されている。
第4図に示すように、照光板7の側周面の少なくとも一
部分、望ましくは切り欠き部8を除く側局面の全面に光
反射層10を形或する。
光反射層10を形或するためには、照光板の側周面を粗
面化してもよく、また側周面に光反射テープを貼着して
もよいし、若しくは金属メッキを施す等任意の方法を採
ることができる。
このように構或された接面照光器具1を用いて、地図や
書類等を読もうとする場合には、地図5等を基板2と照
光板7との間に挾み込み、かつ、電源9を発光させる。
電源9からの光は切り欠き部8を通して照光板7に入射
し、照光板7を通り、さらに照光板7の上下面から出て
、地図5を照明する。
照光板7は透明若しくは半透明であり、したがって地図
5を読む者は、照明された地図5を照光板7を透して透
視することができる。
基板2と板状体3乃至照光板7との間に地図5が挾み込
まれることによって、地図5は照光板7に全域にわたつ
て密接し、かつ、照光板7が面状発光体として機能する
ことから、地図5はその全域にわたって明暗なく均等に
照明され、したがって照明のための電源の容量は少なく
てすみ、かつ地図を読む者の眼に疲労を与えることもな
い。
照光板7は単体としても使用し得るが、第6図に示すよ
うに、照光板7の上表面を透明若しくは半透明の薄肉の
被覆層13で被覆してもよい。
この場合に被覆層13の材料をその光屈折率が照光板7
の材料の光屈折率よりも大きくなるように選択すると、
照光板7と被覆層13との境面での反射を利用して、地
図5等をより明るく照明できるとともに、使用者に対す
る防眩効果を発揮する。
この被覆層13を構或する材料としてはポリエステル樹
脂、セルロース・アセテート・ブチラール樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、またはセルロース樹
脂等を使用することがで゛きる。
この接面照明器具1においては、基板1を机の天板をも
って構威し、したがって机の上に板状体3を開閉可能に
取り付けた構造とするときは、例えば講演会場での机上
照明に使用することができるが、一方、基板1を薄板状
とし、したがって接面照明器具1を図示の如きバインダ
ー状に構或するときは携帯に便利である。
この場合には電球9を発光させるための電源装置、例え
ば乾電池を接面照明器具の任意個所に具有させるか、或
いは電球9を外部の電源に接続させるための差込みプラ
グを具有させることが望ましい。
基板2と板状体3の連絡部にはヒンジ4等の開閉器具を
用いる他に、可撓性の連絡部材その他任意の開閉器具を
使用することもできるが、ヒンジ4を使用した場合には
、第5図に示す如くヒンジ4の軸部11を中空に形成し
、その中空部に乾電池12等を収納し得る構造とすれば
、スペースの問題に関してきわめて有利である。
また、基板2を透明若しくは半透明の材料で構成するこ
ともできる。
この場合に基板2の材料をその光屈折率が照光板7の材
料の光屈折率よりも大きくなるように選択し、かつ使用
に際しては、基板2と照光板7を閉じて密接させた状態
にして地図等の上に照光板7を密接させ、その地図等を
照光板7及び基板2を透して基板2の上方から見るので
ある。
したがって、この場合には、基板2と照光板7との境面
での反射を利用して、上記の被覆層13を用いた場合と
同様に、地図等をより明るく照明できるとともに、使用
者に対する防眩効果を発揮する。
このような基板2を構戊する透明若しくは半透明の材料
としてはアクリル樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、アセテ
ート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、またはガラス
若しくはセルロース樹脂等を用いることができる。
以上の説明から明らかな通り、この考案によれば、地図
等を照光板に密接させて容易に読むことができ、かつ取
扱いも簡単な接面照明器具を得ることができる。
なお、以上説明した実施例においては照光板7の後端部
に切り欠き部8が形或されているが、この切り欠き部8
は単に電球9の収納に便ならしめるものであるから、電
球9に対応して照光板7に光入射窓が確保されている限
り、切り欠き部8は必ずしも形戊する必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る接面照明器具を開い
た状態を示す斜視説明図、第2図は第1図に示す接面照
明器具を閉じた状態を示す斜視説明図、第3図は照光板
を示す斜視説明図、第4図は照光板を示す平面説明図、
第5図はヒンジ部を示す拡大説明図、及び第6図は被覆
層を備えた照光板を示す断面説明図である。 1・・・・・・接面照明器具、2・・・・・・基板、3
・・・・・・板状体、4・・・・・・ヒンジ、5・・・
・・・地図、7・・・・・・照光板、9・・・・・・電
球、10・・・・・・光反射層、13・・・・・・被覆
層。

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)基板と、前記基板と協働して書類等を扶持し得る
    ように前記基板に対して開閉可能に係合する透明もしく
    は半透明の照光板と、及び前記照光板の端縁部近傍に位
    置していて前記照光板に光を入射し得る光源部材とを備
    え、前記照光板の表裏面の一方の面の少なくとも一部分
    は透明もしくは半透明の被覆層によって被覆され、かつ
    前記被覆層を構或する材料の光屈折率は前記照光板を構
    戊する材料の光屈折率よりも大きいものであることを特
    徴とする接面照明器具。
  2. (2)前記照光板の側周面の少なくとも一部分には光反
    射層が設けられていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の接面照明器具。
  3. (3)前記照光板はアクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂
    、アセテート樹脂、ポリカーボネート樹脂またはガラス
    等の透明板状の材料で構或されていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の接面
    照明器具。
  4. (4)前記被覆層は、ポリエステル樹脂、セルロース・
    アセテート・ブチラール樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ
    プロピレン樹脂またはセルロースで構威されていること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2項ま
    たは第3項記載の接面照光器具。
  5. (5)前記基板の少なくとも一部分は、アクリル樹脂、
    ポリ塩化ビニール樹脂、アセテート樹脂、ポリカーボネ
    ート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ
    プロピレン樹脂またはガラスもしくはセルロース等のう
    ち前記照光板の光屈折率よりも大きい光屈折率の透明も
    しくは半透明の材料をもって構或されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2項、第3項
    または第4項記載の接面照明器具。
  6. (6)前記基板と前記照光板とは開閉部材によって相互
    に開閉可能に連結していることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4項または第
    5項記載の接面照明器具。
  7. (7)前記接面照明器具は、前記光源部材を電源に接続
    させるための接続プラグを備えていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項、第2項、第3項、第4
    項、第5項または第6項記載の接面照明器具。
  8. (8)前記接面照明器具は、前記光源部材を発光させる
    ための電池を収納するための電池収納部を備えているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2項
    、第3項、第4項、第5項、第6項または第7項記載の
    接面照明器具。
  9. (9)前記開閉部材の軸部の少なくとも一部分は中空に
    形或され、前記軸部の前記中空部が前記電池収納部を構
    或していることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    8項記載の接面照明器具。
JP1978013376U 1978-02-07 1978-02-07 接面照明器具 Expired JPS596566Y2 (ja)

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JPS54120187U JPS54120187U (ja) 1979-08-22
JPS596566Y2 true JPS596566Y2 (ja) 1984-02-29

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ID=28831354

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005507144A (ja) * 2001-10-26 2005-03-10 ライトウェッジ・エルエルシー ほぼ平坦な表面を照明するための装置
US7575329B2 (en) 2005-12-19 2009-08-18 Lightwedge, Llc Compact illumination and magnification device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4311410Y1 (ja) * 1964-09-29 1968-05-17
GB1232977A (ja) * 1967-08-11 1971-05-26

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