JPS5965020A - 点眼剤 - Google Patents

点眼剤

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JPS5965020A
JPS5965020A JP57174840A JP17484082A JPS5965020A JP S5965020 A JPS5965020 A JP S5965020A JP 57174840 A JP57174840 A JP 57174840A JP 17484082 A JP17484082 A JP 17484082A JP S5965020 A JPS5965020 A JP S5965020A
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JP
Japan
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egf
day
eye
corneal
drops
Prior art date
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Pending
Application number
JP57174840A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Asaoka
朝岡 真
Hajime Hiratani
平谷 一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J- C R KK
Original Assignee
J- C R KK
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Publication date
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒト上皮細胞増殖因子(以下、h−EGl:と
いう)を有効成分として含有する点眼剤に関する。
さらに訂しくは、角膜炎、角膜摩洞、角膜浸潤、角〃焚
潰瘍の治療に有用な点眼剤に関する。
+1−EGFはヒ1〜尿に山来し、本物賀(よ分子間に
3紺のジスルフィド架橋を有する分子量約6゜OOOの
重鎖ポリペブタイドであり、上皮細胞増殖作用を有して
いる。
h−EGFの作用機序としては、まずそれが細胞膜表面
のEGF受容体と結合したのち、5ill胞内に移行し
DNA合成が起こり、細胞増殖が起こるとされている(
日本医師会雑誌眩、(7)  833(1981) )
h−LGFの体内分イliは唾液、血液、随に生理作用
を充分に発揮し得る澹度で含まれているが、涙液にほぼ
ど/vど含まれていない。
本発明者らは、角膜損傷に対してI+−EGFを局所投
与したところ、損傷を極めて早期に治癒しうろことを見
出した。一方損傷を受りていない角膜細胞は+1−[E
GFの作用を受りないこと−し以十に述べる動物実験な
らびに健常人の投!jにより明らかとなった。
1+−EGFをm雄マウス、クツ1−61群61生に皮
下注射で10111!J/KO,静脈内注射て1mす/
1<g (ヒ1〜血中総員の約100万18および約1
0万倍)を投与しても一般症状に変化がなと、また死亡
例もなく、なんら毒性は認められなかっIこ。また家兎
till jjI各3四に1箇月間、5μQ 7ml液
を1日3回、各回3滴を点眼したが、眼粘膜に全く異常
を認めなかった。以上のようにh−EGFは毒性の極め
て低いポリペブタイドである。
本発明は、これらの知見に基づくもので、ヒト上皮細胞
増殖因子を有効成分とする点眼剤である。
点眼剤は、たとえば、点眼液、眼軟膏などの形にwJ製
される。点眼剤中のh−E G Fの濃度は0゜01〜
50μす/1(もしくはg)とするのが望ましい。
点眼剤の調製に際し、1)1」調整の緩衝液としては眼
科学的に許容しうるちのであればとくに制限はなく、た
とえば、塩化ナトリウム、リン酸−カリウム、塩化カリ
ウム、塩化カルシウム、硫酸マグネシウムの相合ぜ、リ
ン酸二水素ナトリウムとリン酸水素二ノー1−リウムの
組合せ、あるいは塩化ナトリウムと塩化カリウムと塩化
カルシウムとの組合Uがあげられる。
眼軟膏の調製には、基剤として白色ワセリン、精製ラノ
リン、流動パラフィンなどが用いられる。
h−EGFは、たとえば、これらの基剤と直接混和し、
または、先ず水溶液とし次いでラノリンと混和したのち
他の基剤と混和するなどの方法で眼軟膏に調製される。
本発明の点眼剤には前記1) t−1調整用M’fjj
液以外にたとえば、クロロブタノール、パラオキシ安急
香酸メチル、バラオキシ安息香酸プロピル、ベンジルア
ルコールなどの通常の保存剤を配合しくもよい。
点眼液のp l−1は眼科的に許容しうるpl−15,
0〜8.0であればよく、このpH範囲内で除菌濾過す
ることにより調整されうる。L−E G FはこのpH
範囲において安定である。
つぎに実施例おJ、び試験例をあげて本発明の点眼剤を
説明する。
実施例1゜ 塩化ナトリウム0.835W/v%、リン酸−カリウム
0.007w/v%、塩化カリウム0゜022w/v%
、塩化カルシウム0,017W/′V%、硫酸マグネシ
ウム0.030w/v%になるJ、うに滅菌1’i’j
製水に、溶解し、この液にb−EGl:を0.5μg 
/ml、1.5μ(1/111+、4,5μ9、′1を
含む液を調整し、ざらにクロロブタノール0.15%を
加え除菌濾過により点眼液を調整し Iこ 。
実施例2゜ 塩化ナトリウム0.825w/v%、塩化カリウム0.
145w/v%、塩化カルシウム0.015 W / 
V%になるように滅菌精製水に溶解し、この液に1I−
E G Fを10μ(J/ml、15μg/m1.30
μ!I/mlのa度に加え、除菌濾過により点眼液を調
製した。
実施例33゜ 11−E G F 100μりを少量の精製水に溶解し
、精製ラノリン10gと、l <器用したのち白色ワセ
リン100gを加え、U1和して眼軟膏を調整した。
試験例 (1)前期実施例2で調整した10μg/ml、15μ
g/・′11.3Qμg/mlの点眼液を雌雄家兎各3
羽に1回3滴、1日3回、1wJ月間連続投与して眼粘
膜への影響を試験したが、なんら異常を認めなかった。
(2)家兎2羽を用い、各々の家兎の両眼に電気鏝で均
等に角膜損傷をあたえ、片眼に実施例1に記載の1.5
μ0 /1111の点眼液を、他の片眼に生理食塩水を
、1回3〜4滴、103回、連日点眼し、治m経過を観
察した。その結果を11表に示す。
第1表 (3)健常人3例に実施例1で調整した0、5μg7/
1.1.5μu/+nl、4 、51t(J /ml、
の点眼液をそれぞれ、1日3〜4滴、1日4回、1週間
連日点眼したが、なんC:)異常を認めなかった。
(4)角膜炎、角膜1!J爛、角膜浸潤、角膜潰瘍の患
1ぢに実施例1記載の1.5μ0/ifの点眼液を11
−13〜4滴、1日4回、投与した結果を第2表に示し
た1、この結果は、従来の治療経験からして投与前に予
測した完治日数の約1/2の早期治癒がみられ、特に」
ンタク1−レンズによる角膜損傷に対しては極めて早期
に治癒することが認められlこ 1゜ 第2表 手続:?rljJ]二征] (自発) 昭和137年11月17日 特許庁長官殿 3、補正をJる者 事件どの関係  特許出願人 住所 兵沖県芦屋市打出春日町148番地の3 名称 ジ丁−シーアール株式会社 代表者 芦1)信 4、代理人 5、補正命令の日付 n(イ和  81   月 1]
6、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 Ill tll il 第5 m ト/Jl ラ3 (
”j 目17) r前!1IJJ ’;i−1前ne1
に、同第6頁末行の1−103〜4)内」を[1回3)
・−4滴1に、同第7百第4行目の「1日3〜41M−
1を11回3−、4滴」にそれぞ詣し’6ri、E ’
l’る。
以」 手続補正書(自発〕 昭和58年1り月!3日 特許庁長官殿 1、 事件の表示 昭和57年特許願第174840号
2、 発明の名称  点眼剤 3、 補正をする者 事件との関係特許出願人 住 所  兵庫県芦屋市打出春日町148番地の;3名
 称   ジエーシーアール株式会社代表者  芦 1
)   信 電話大阪(06) 202−5858番(代表)(発送
日、昭和  年  月  日イ・1)6、 補正により
増加する発明の数 明細書第7頁下から°22行目3行目の間に次の記載を
挿入する。
[上記の症例中任意に選んだ数例について、さらに詳し
く記載すれば次の通りである。
症例1.S、1.  男 34才 右眼、角膜麿爛(角膜火傷) 熱湯が右眼に入り、角膜全体の上皮がはがれていた。来
院時、疼痛(ホ)、毛様充血に)、視力0.01であっ
た。1.5μg/1111のh−EGF点眼液を1回3
〜4滴、1日4回点眼するように患者に指示した。
翌日には視力1. t)に回復し、疼痛(1)、毛様充
血(→と改善した。さらに1日点眼を続けさせ、翌日来
院時には、角膜は全くきれいになり、自覚症状も消失し
た。
症例2.T、M、  男 32才 左眼、角膜凛爛 ■ 合成樹脂接着剤(アロンアルファ )が左眼に入り、来
院した。直ちに、異物を除去した。角膜全体の上皮がは
がれ、疼痛曲、毛様充血(6)、視力0゜06であった
o 1.5 pg/ml!のh−EGF点眼液の点眼を
開始した。(1回3〜4滴、1日4回)翌日、疼痛はや
\改善器したが、まだ上皮剥離は来院時と変りなく、毛
様充血(6)も変りなかった。4日目には、麿爛は極(
わずかとなったが、疼痛(−1e、毛様充血(9)の症
状が残っていfこ。b−EGF点眼液の点眼を継続させ
たところ、6日目には角膜は全くきれいになり、自覚症
状も全くな(なった。視力は1.0となった。
症例3.T、M、  女 82才 左眼、角膜潰瘍 既往歴の角膜実質炎の部位に潰瘍が発症し、疼痛(社)
、毛様充血(仕、高度の視力障碍を来たした。
1、5 μg/ml!  のh−EGF点眼液の点眼を
開始した、投与方法は1回3〜4滴、1日4回とした。
4日目より疼痛(ト)、毛様充血(ト)と改善した。7
日目に疼痛(→、毛様充血(→となったが、潰瘍は中心
部に少し残っていた。111行目り、フルオレスセイン
染色で、極くわずかに染まるのみとなり、155行目完
治し視力は30cm/指数となった。
症例4F、Y、  男 61才 右限、角膜浸潤 中等度の角膜浸潤が発症し来院、疼痛0う、毛様充血(
川、視力(J、5゜1.5 ttgAnl  のh −
EG F点眼液、1日3〜4滴、1日4回の点眼を開始
した。7日目は浸潤は、はとんど消失し、自覚症状も消
失したので点I11.!を中止した。しかし、5日後に
また浸潤が再発したので、EGF点眼液の点眼を同様の
投与方法で再開した。投与再開100行目は、浸潤消失
、自覚症状も消失した。その後再発はない。
視力0.5 。
症例5.S、M、  男 67オ 両眼、角膜炎 既往歴のある角膜炎の表層に角膜炎発症、疼痛(ト)、
羞明(H)、毛様充血(ト)、視力右0.09左0.0
3゜1.5μg/菖η1b−EGF点眼液、1回3〜4
滴、1日4回の点眼を行った。4日目に、はゾ角膜の炎
症は消失し、自覚症状もほとんど消失した。6日目に完
治した、視力g O,2、左0.o9゜症例(3,S、
に、  男 38才 右眼、角膜潰瘍 偽翼状片のまわりより角膜潰瘍発症 疼痛(→、羞明(社)、毛様充血曲、異物感(社)視力
1.2 。
1、.5 μg/m7?h−EGF点眼液(1回;3〜
4滴、1日4回)の点眼を行った。3日目、潰瘍部分に
上皮がお5い出し、自覚症状は異物感のみとなる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒト上皮細胞増殖因子を有効成分とする点眼剤。 2、ヒト上皮細胞増殖因子が0.01μg〜50μ(J
     /ml (もしくは g)の淵1東で含まれる特Hr
    (請求の範囲第1項記載の点眼剤。 3、眼f1的に許容し°うる緩衝剤でpH5,0〜8.
    0に調整されてなる特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の点眼剤。
JP57174840A 1982-10-04 1982-10-04 点眼剤 Pending JPS5965020A (ja)

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JPS5965020A true JPS5965020A (ja) 1984-04-13

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ID=15985570

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Cited By (7)

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