JPS5964789A - 電解触媒 - Google Patents

電解触媒

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JPS5964789A
JPS5964789A JP58063830A JP6383083A JPS5964789A JP S5964789 A JPS5964789 A JP S5964789A JP 58063830 A JP58063830 A JP 58063830A JP 6383083 A JP6383083 A JP 6383083A JP S5964789 A JPS5964789 A JP S5964789A
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JP
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membrane
oxide
cell
catalyst
reduced
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JP58063830A
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English (en)
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アンソニイ・ベイシル・ラコンテイ
ト−マス・ジヨ−ジ・コウカ−
ラツセル・メイソン・デンプシイ
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General Electric Co
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General Electric Co
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Publication date
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B1/00Electrolytic production of inorganic compounds or non-metals
    • C25B1/01Products
    • C25B1/24Halogens or compounds thereof
    • C25B1/26Chlorine; Compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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    • C25B1/01Products
    • C25B1/34Simultaneous production of alkali metal hydroxides and chlorine, oxyacids or salts of chlorine, e.g. by chlor-alkali electrolysis
    • C25B1/46Simultaneous production of alkali metal hydroxides and chlorine, oxyacids or salts of chlorine, e.g. by chlor-alkali electrolysis in diaphragm cells
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    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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    • C25B11/051Electrodes formed of electrocatalysts on a substrate or carrier
    • C25B11/073Electrodes formed of electrocatalysts on a substrate or carrier characterised by the electrocatalyst material
    • C25B11/091Electrodes formed of electrocatalysts on a substrate or carrier characterised by the electrocatalyst material consisting of at least one catalytic element and at least one catalytic compound; consisting of two or more catalytic elements or catalytic compounds
    • C25B11/095Electrodes formed of electrocatalysts on a substrate or carrier characterised by the electrocatalyst material consisting of at least one catalytic element and at least one catalytic compound; consisting of two or more catalytic elements or catalytic compounds at least one of the compounds being organic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
    • C25B9/00Cells or assemblies of cells; Constructional parts of cells; Assemblies of constructional parts, e.g. electrode-diaphragm assemblies; Process-related cell features
    • C25B9/17Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof
    • C25B9/19Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof with diaphragms
    • C25B9/23Cells comprising dimensionally-stable non-movable electrodes; Assemblies of constructional parts thereof with diaphragms comprising ion-exchange membranes in or on which electrode material is embedded

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は電解触媒に関するもの(、史に訂しく言えば、
ハロゲン化物の電解に際して特に有用な電解触媒に関す
る。 要約ザると、少なくとも1種の白金族金属の運発酵化物
を含有りる新規な電解触媒は、酸性環境およびハ
【」ケ
ン環境中にa3+ノる安定化をもi=らりのに十分な高
温を使用しながら酸素の存在下ひ加熱される。かかる触
媒(よまた、他種の熱安定化さよび遷移金!6(弁金λ
(11)の還元酸化物の中から選ばれたS ’)tr、
件増叶剤會も含イ1し得る。 新規な電極構造物はかか
る触媒および止合体結合剤全含む。 史に寸だ、新規な%’、解触媒を含イラする電極を電解
jJi %の少なくとも一力の表面に接合したものから
成る一体化されだ箱; Wt賀−’tri、 4執”t
:’を造物ノとΔ1にんで、かかる霜、)γ前、1!媒
の新規な製造方法も記載される。 化合物の′市1’+’(によりその成分元素の7棟を)
jスとして発生させる方法は、言うまでもなくlrJ来
の公知技術である。 ところで、最近開発されたツjス
発生用= l’l’C装口′としては、固体重合体のイ
オン交換膜から成るr(J、解質を使用したセルを含む
ものがある。 このtfflの装置においては、過当な
触媒を用いた触媒型4亀がスルホン化された過フッ化炭
化水素樹脂イオン父換膜のごときイオンIIN+i送1
模の両側に配諸される。 酸化反応により、一方の%、
極の位16゛には成分元素のハまたとえば、水や塩化水
素を電解する場合ならば水素、また塩化ナトリウムのご
ときアルカリ金属ハロゲン化物を’((L解する場合な
らばナトリウム)がイオンの状態で生成される。 かか
るイオンはイオン交換yQを横切って輸送され、そして
他方の電極の位置で還元されて分子状水素、水酸化ナト
リウムなどのごとき電解生成物を生み出す。 このよう
に固体重合体のイオン交換膜を使用した電解セルは、効
率が良く、寸法が小さく、かつ腐食性の電解液ケ全く含
笠ないという点で特に有利である。 かかる′1と気化学的電解セルに組込まれる触媒電極の
一部として、各種の金属や合金がこれまで使用されてき
た。 ガス発生電極の位置に存在する触媒の性能が電解
セルの有効性や効率従って電解工程の経済性を決定する
ことは明らかである。 電解セル内の触媒の選択およびそれの効力は、触媒の表
面積、触媒表面におけるそれの成分の酸化物の生成、反
応体中の汚染物質、およびセル内で起る反応の性質のご
とき因子に抜雑に依存する。 それ故、ある電解セルにおいて有用な触媒が別の装置に
も応用できるかどうかを予測することは困難であり、ま
た実際常に困難であった。 米国特許第39’?、22
7/号明細書中には、性能および効率の著しい改善をも
たらすことが判明した白金−イリジウム合金を含む改良
された酸素発生用触媒電極が記載されている。 寸だ、
米国特許第1103り1l−7θ号明卸]8中には1、
白金−ルテニウムの還元酸化物を用いた別の酸素先生用
触媒’rtr極が記載されている。 かかる白金−ルテ
ニウム触媒は、白金との合金用としてルテニウムのごと
き比較的安価な旧料金使用しているだめ白金−イリジウ
ム触媒に比べて実yf的に安価であるばかりでなく、白
金−イリジウム市、極の場合よりも低い酸素過電fEを
有するため一層効率的であることが判明している。 しかしながら、ハロゲン化物水溶液の電解によってハロ
ケンを発生させる際にルテニウムの還ずしも成功しなか
った。 すなわち、かかる白金族金属の還元酸化物tよ
ハロゲン化水素のfb、解やアルカリ金属ハロケン化物
溶液(多くは酸性溶液)の電解に際して仔仕−す−る酸
性環境中において浴j11’(するため、塩素発生中に
膜から多量の后妹が失われる可能性がある。 このよう
に白金族金属の溶解によって触媒が失われる傾向がある
ばかりでなく、W!極の過電圧の上昇のためにセルの効
率が低下する傾向もあり、従って長期間の動作が不n」
能となる場合が多い。 さて、本発明の詳細な説明の進行に伴って自ら明らかと
なろう。 本発明に基づく新規な電解触媒は、熱安定化によって腐
食性の強い電解条件に対する抵抗性を増大させるのに十
分な高温を使用しながら酸素の存在下で処理された少な
くとも/拙の白金族金属の還元酸化物を含有する。 か
かる電解触媒はまた、他種の白金族金属(た、とえばイ
リジウム)の還元酸化物を随意に含有でき、かつ黒鉛や
遷移金属(弁金属)(たとえばチタン)の酸化物、窒化
物、炭化物および硫化物のごとき感電性増量剤を、fO
(jr+’fJ )係までの割合で随意に含イ1できる
。 有用な白金族金近の実例としては白金、パラジウム、イ
リジウム、ロジウム、ルテニウムおよびオスミウムが挙
げられるが、塩素ふ・よびその他のハロゲン発生用とし
て好適なものは熱安定化されたルテニウムの1’8を発
酵化117J″T:ある。 ルテニウムの還元酸化物が
好適である理由は、塩素に対する過電圧が極めて低いと
同時に電解環境中において安定であることが判明してい
るからである。 前述の通り、かかる電解触媒はただl廊の白金族金属の
還元酸化物l(たとえばルテニウム、白金、イリジウム
などの還元酸化物)から成り得る。 とは言え1.2独以上の熱安定化された白金族金属の還
元酸化物の混合物の刀が一層安定であると判明している
。 かかる混合物の実例は金属に換算して2j(重量)
係1で好ましくはj〜2j(重量)%のイリジウムの還
元酸化物を含イイするルテニウムの還元酸化物である。  ただし、イリジウムはルテニウムに比べてやや高価で
ある。 黒鉛のごとき棉電性増量剤d1、ハロゲンに対して低い
過電圧を有し、白金族金属の酸化物よりも実質的に安価
であり、しかも触媒の効力を低下させること々り容易に
湿入し得る。 黒鉛以外に遷移金属(弁金属)たとえば
チタン、タンタル、ニオブ、タングステン、バナジウム
、ジルコニウムおよびハフニウムの還元酸化物を添加す
れば、電解触媒を更に安定化[7かつ厳しい電解条件に
対する抵抗性を更に増大させることができる。 かかる熱安定化された白金族金属の還元酸化物およびそ
れに雄刃Uされた増遣−剤は、「テフロン(Teflo
n ) Jという商品名でデュポン社から販売されてい
るような過フッ化炭化水素樹脂粒子で結合することによ
って電極に成形される。 すなわち、触媒粒子および樹
脂粒子が混合され、型の中に充填され、それから加熱に
よって適当な形状に焼結される。 次いで、かかる成形
物は加熱および加圧によって膜の少なくとも一方の表面
に接合される。  このようにして新規な電極構造物お
よび一体化された膜−電極(4造物を得ることができる
。 かかる電解触媒の新規な!!!造方法は、少なぐとも/
A1「の白金族金属および所望に応じ7種以上の遷移金
属(弁金属)の酸化物を生成させ、かかる酸化物を部分
的酸化状態にまで還元し、こうして得られた還元酸化物
全安定化するのに十分な高温を使用しながら酸素の存在
下で加熱を行い、次いで75r望に応じ黒t1)を添加
することから成る。 本発明に固有なものと信じられる新規な時機は前記時i
’r Nt’r求の範囲に詳しく記載されている。 とけ官え、本発明の構成や操作方法およびその他の目的
や利点は添付の図面を参照しながら以下の説明を駄めば
最も良く理解されよう。 熱安定化された白金族金属の還元酸化物を単独あるいは
他J!IIの白金族金λitたは随意の遷移今加(弁金
属)と共に含む新規な電解触媒t」1、部分的に還元さ
れかつ熱安定化された恒久的な酸化物触媒を与えるもの
であれば任意適宜の方法によって調製することができる
。 好適な還元方法としては、熱分解可能な白金族金属ハロ
ゲン化物(たとえば塩化ルテニウム)を単独あるいは所
望ならば適当狙の他種の熱分解可能な白金族金力」亀ま
たはA1移金属ハロゲン化物と共に過剰量の硝酸ナトリ
ウムにβ≦加することによるアダムズ(Adams )
の白金族金属調製方法の変法が糸げられる。 アダムズ
の白金涙金m調製方法は、米国化学会誌(Journa
l of the A+nericanC1tcmic
al 5ociety )第≠3頁、2/7頁(79,
23年)に発表されたアール拳アタムス11−よびアー
ル晦エル・シュライナー (IL、 A、clams 
& lも、 JJ、 8cbriner )の論文中に
記載されている。 その際には、最終的な合金生成物に
訃いて所望されるものと同じ金属の重jjl比に従って
白金族全屈の微粉状/10ゲン化物(たとえば白金につ
いては塩化白金酸、ルテニウムについては塩化ルテニウ
ム、チタンについては塩化チタン、およびタンタルにつ
いては塩化タンタル)を混合するのが好都合である。 
過剰」iの硝酸ナトリウムを添加混合した後、かかる混
合物がシリカ皿中において300〜乙0θ0て3時間に
わたり融解される。 残留物を十分に洗浄して残存する
硝酸塩およびハロゲン化物を除去すれば、所望の白金族
金属1駿化物(すなわち酸化ルテニウム、酸化白金ルテ
ニウム、酸化ルテニウムイリジウム、酸化ルテニウムチ
タンなど)が得られる。 こうして得られた混成酸化物の懸濁液が次いて部分的に
還元され2]。 白金族金属1唆化物の還元は、酸化物
を遊離金1ワ4状態にまで完全に還元しない限り、任意
適亘の公知方法(たとえば電気化学的還元または常温下
での水素導入)によって達成することができる。 好屑
な実施態様に従えば、MJ7気化学的還元技術(すなわ
ち酸性媒IJi中における電気化学的還元)の使用によ
って酸化物が還元される。 こうして白金募金′)11
の])n発酵化物(単独′または混成の還元酸化物)と
なった生成物をたとえは加熱ランフの使用によって完全
に乾燥し、粉砕し、次いでII−ooメツシュのナイロ
ンふるいを通せば、白金族全屈の還元酸化物の9粉が1
<bられる。 こうして得られた白金族今加の還元酸化物Jは、次いで
、酸性ハロゲン化水素環境中および/\ロゲンの存在−
トにおいで安定な触媒をイ↓lるのに十分な温l規およ
び時間を1史月4しながら酸素の存在1・−で加熱する
ことによって熱安定化される。 後述のごとく、かかる
熱安定化によれば、ノ\ロケン(たとえば塩素など)や
・\ロゲン化物溶液(たとえば塩酸)の存在下で遥かV
L仮れだ劇共性を示す触媒が得られる。 また、かかる
熱安定化によれば、大きな平均孔径を有しかつ還元酸化
物粒子の外側に安定な薄い酸化皮膜を持った触媒粒子が
生成されるものと信じられる。 このようにして還元酸
化物粒子が安定化される結果、固体重合体電解質膜への
接合のための機械的性質および塩酸やその他の酸性ハロ
ゲン化物溶液中への溶解あるいは発生したハロゲンに対
する抵抗性が改善されるのである。 そのためにu、3
30〜7SO℃で30分間ないし乙時間にわたって還元
酸化物を加熱することが好ましく、また550〜600
℃で7時間にわたって還元酸化物を加熱すれば一層好ま
しい。 更にまた、かかる触媒およびそれを含む電極の電解活性
を最適化するには、触媒粒子をできるだけ微細な粉末の
状態にすればよいことも判明した。 すなわち、BET
窒素吸収法によって測定した触媒粒子の表面積は少なく
とも、2.!; m 2/ 1好ましくは3−0〜/ 
30 m 2/ ?であればよいことが判明したのであ
る。 触媒粒子および過フッ化炭化水素重合体粒子から成る気
体透過性電極構造物を製%Jiするには、米国特許第3
.tシフt1g≠号明細店中に評511iQのどと〈仰
)1媒粒子をテフロン分散物と混和して結合霜:極構造
物を得ればよい。 電極の結合に際しては、テフロン分
散物が炭化水素をほとんどもしくは全く含まないように
注意しながら触媒と混和することが望ましい。 もしテ
フロン分散物が有機界面活性剤としての炭化水素を含ん
でいれば、触媒の表面積の損失が生じる。 触媒の表面
積が減少することは明らかに望ましくない。 なぜなら
、それは触媒の効率および効力に悪影響を及ぼす可能性
があるからである。 それ故、電極構造物の製造に当っ
ては、炭化水素をほとんど含賛ないテフロン(すなわち
ポリテトラフルオロエチレン)粒子の分散物を使用すべ
きである。 電極構造物の製造に際して使用し得る適当
なテフロン粒子の実例としては、「テフロンT −30
Jの商品名でデュポン社から販売されているものが誉げ
られる。 貝金絹粒子とテフロン粒子の又は黒鉛と還元酸化物粒子
の混合物が型の中に充填され、それから加熱によって成
形される。 次に、こうして得られた成形物が加熱およ
び加圧によって膜の表面に接合されかつ埋込まれる。 
たとえば、上記の米国特許第327711−gt号明細
書中に記載のごとくにして電極構造物をイオン交換膜の
表面に接合すれば、気体透過性の粒子混合物が一体的に
接合される。 また、場合によっては、それを膜の表面
に埋込むことが好ましい。 こうして作製された新規な膜−電極構造物は、選択的イ
オン輸送の可能な固体重合体電解質膜およびかかる膜の
少なくとも一方の側に接合された(上記のごとき白金族
全組の還元酸化物から成る電解触媒を含む)薄くて多孔
質の気体透過性電極から成るものである。 膜の他方の
側に第2の電極を接合することもできるが、その場合の
電極は同じ電解触媒を含んでいても他の任意適宜な陰極
材料を含んでいてもよい。 選択的イオン輸送膜は、イ
オン輸送の選択性を特徴とする安定な含丈陽イオン交換
膜であることが好ましい。 陽イオン交換膜は正に帯電
した陽イオン(たとえば、塩化水素のごときハロゲン化
物の’FIL解の場合ならば水素イオン、またアルカリ
金力」ハロゲン化物水溶液の屯)管の楊せならばナトリ
ウムイオン)の通過ケ許す一方、負にイ1″7市1した
陰イオンの通過は抑制するものである。 陽イオンの選択的4・:ji送を可能にする膜として使
用し得るイオン交換樹脂には谷ねのものがある。 かかる切用′1f k −2A虫だけ埜げれば、いわゆ
るスルホン酸陽イオン交換樹)]11およびカルホン酸
陽イオン父換樹脂がある。 より好適なスルホン1g/
陽イオン交換41Ll 脂は、スルホン化によってLL
重合体主鎖結合した水第1」スルホン酸M (b’−)
51■・H2(J )をイオン交換基として含有してい
る。 JM中のイオン交換基は重合体主鎖に結付固定さ
れているため、′clf。 解液θi+度は変化しない。 前記に指摘された辿り、
特に好適なものは過フッ化炭化水素樹脂スルホン酸陽イ
オン交換膜である。 この神の陽イオン交換膜の実例と
しでは、[ナフィオン(Nafion ) Jの商品名
でデュポン社から販売されているものが挙げられる。 
このようなナフィオン膜は、スル;k ン酸(III基
を含むポリテトラフルオロエチレン(I)T F 1’
、 )およびポリフッ化スルホニルヒニルエーテルの含
水共重合体である。 かかるスルホン酸陽イオン交換樹脂膜のイオン交換容量
(IEC)は、重合体/f当りのスルホン(80,)酸
基のmy当量数(へ4EW)に依存する。 スルホン酸
基のm41Mが大きいほど、膜のイオン交換容量従って
陽イオン輸送能力は太きくなる。  しかるに、膜のイ
オン交換容量が増加するに従って含水量は増加し、その
だめ膜が塩類を排斥する能力は低下する。 ところで、
アルツjり金属ハロゲン化物溶液の%解の場合には陰極
側に苛性アルカリが生成されるため、その苛性アルカリ
が陰極側から陽極側へ移動する速1νはイオン交換容量
と共に増大する。 かかる逆移動は陰極の電流効率(C
B )を低下させ、また陽極側における酸素の発生を引
起す。 かかる酸素の発生は陽極側の触媒電極に対する
効果の点で望丑しくない結果を生じる。 それ故、食塩
水の電解用として好適なイオン交換膜は、イオン交換容
量が/3”00巧当州でありなから含水が、が小さく<
S〜/3; % )で塩類排斥能力が大きいλミル(j
/μ)程度の陽イオン交換膜ふ・よびイオン交換容量が
大きい((1iovη当jj′i) l/−ミル程度の
陽イオン交換膜をテフロン布で接合したものから成る積
層物である。 かかる積層物の実例としては、ナフィオン3/3の商品
名でテユボン社から販売されているものが皐げられる。  j扁ブJ4排斥能力を最適化するために陰極側の層と
して含水量の小さい(j〜7.5%)樹脂の薄j換を使
用した積層物はその他にも各種のものがある。 かかる
積ノ曽9勿の実例としてはナフィオン3!;3.37/
、、 390.227およびコ/≠が早げられる。 テ
フロン布によって接合された8t/M物の場合、従来好
んで用いられてきた苛性アルカリ中への浸漬以外に、7
0係■1NO3中で3〜≠時間にわたり環流力[1熱す
ることによって膜およびテフロン布を菌子にすることが
望ましいと言える。 塩化水素のごときハロケン化水素の′曲解の場合には、
苛性アルカリやその他の塩類の逆移動の問題は存在しな
いから、ナフィオン/!θのごとき単純な形態の膜をイ
オン輸送膜として使用することができる。 食塩水の電解の場合には、壕だ含水邦の小さいことが要
求される陰極側の遮断層としてスルホンアミド基または
カルホン酸基を持った厚さλ〜≠ミルの化学変性層を含
むよりな431層物を使用することもできる。 次に第1図を参照すれば、ハロゲン発生用の1tF、f
’flセル10が示されている。 かかるセル10は、
固体重合体の電解質膜13によって隔てられた陰極外被
11および陽極外級12から成っている。 好ましくは
選択透過性の含水陽イオン交換膜から成る膜13の両面
には、熱安定化されたルテニウムの還元酸化物(111
,uOx)またはイリジウムの還元tソ化物(IrOx
)、 熱安定化されたルテニウム−イリジウム(II、
u−Ir)、ルテニウム−チタン(Ru −Ti )、
ルテニウム−タンタル(Ru−Ta)またはルテニウム
−タンタル−イリジウム(Ru −Ta −Ir )、
ルテニウム−黒鉛の還元酸化物、あるいは上記のものと
黒鉛およびその他の遷移金DA (弁金践)の還元酸化
物との組合せの粒子をテフロンのごとき過フッ化炭化水
累樹脂で結合したものから成る電悼が接合されている。  図中に見える陰極14は膜13の一方の側に接合され
かつ好寸しくはJ4I7込捷れている。 図中には見え
ないが、膜130反対側には陽4りが接合されかつ好才
し7〈は埋込寸れている。 これらの′fiI極には金
属スクリーンから成る集電体15および10が圧着され
る。 かかる膜−電極集合体はガスケット17ま?よび
18によって外被侠素11卦よび12の間にしっかりと
支持される。 ガスケット17および18はセル環境す
なわち苛性アルカリ、塩素、酸素、および食塩水の電解
の場合ならば塩化ナトリウム水溶液(あるいはハロケン
化水素の雪解の場合ならば塩化水素や美化水素)に対し
て不活性の材料から成るもので、実例としてはEPDM
の商品名でアーヴインク・ムーア社(IrvingMo
ore Company )  から販売されている充
填ゴムガスケットが掌けられる。 動作に際しては、陽極室20に通じる′lvi極液導入
管19を通してアルカリ金属ハロゲン化物(たとえば塩
化ナトリウム)またはハロゲン化水素(たとえば塩化水
素)の水溶液が導入される。 使用υ1みの陽極液およびハロゲン(たとえば塩素)は
導出管21を通して取出される。 食塩水の??+、解
の」動台には陰極室11に通じる導入ノ旧管22が設け
られ、それによって陰極液すなわち水または(電極−電
解質界面において電気化学的に生成されるものより希薄
な)水酸化ナトリウム水溶液を導入することが可能とな
る。 ガお、ハロケン化水素(たとえば塩化水素)の電
解の場合には陰極液は不要であり、従って導入用肯22
を省くことができる。 食塩水電解用セルの場合、水はλつの独立した機能を果
す。 すなわち、水の一部は電解されて水酸イオン(O
H−)を生じ、次いでそれは膜を通して輸送されたナト
リウムイオンと化合して苛性アルカリ(すなわち水酸化
ナトリウム)を生成する。 水はまた多孔質の陰極に沿
って流れ、それにより膜−電極界面において生成された
高濃1&−の苛性アルカリが宿駅され、従って苛性アル
カリがj戻を辿って陽極側へ逆拡散することが抑制され
る。 陰極室に通じる導出管23は、過剰の陰極液およ
び霜、解生成物(すなわち食塩水電解の場合の苛性アル
カリおよび食騙水電解または塩化水素電解の場合の水素
)を取出すのに役立つ。 陰極室には電、カケ−フル2
4が引込まれ、また陽極室20には同等のケーブル(図
示せず)が引込捷れている。 これらのケーブルは電力
供給用として金属スクリーン15および16丑たはその
4u!任意適宜の集電体に接続されている。 次の第、2図はアルカリ金属ハロゲン化物の水溶液(た
とえば食塩水)の電解に際してセル内で起る反応を図解
するもので、電解工程におけるセルの機能を理解するの
に有用である。 すなわち、陽イオン交換膜13によっ
て陰極室から隔てられた陽極室20内には塩化ナトリウ
ムの水溶液が導入される。 膜13は、陽極側に位置す
る高含水量(膜の乾燥重電を基準として、20〜3j係
)の/?J26および陰極fil!lに位置する低含水
量(膜の乾燥重惜をノ、(準として5〜75%)かつ高
イオン交換谷IIjの層27をテフロン布28で接合し
たものから成る複合膜である。 陰極側の遮断層はまた
、陰極側の化学的変性によって得られた低含水量重合体
の薄層であってもよい。 実例f:#ければ、膜の陰極
側がスルホンアミド置換基を有するように重合体の変性
が行われる。 このように陰極11111を弱酸性型(
スルホンアミド型)に変えれば、膜のかかる部分の含水
量は低下し、従って膜の塩類排斥能力は増大する。 そ
の結果、水酸化ナトリウムが膜を通って陽極側へ逆拡散
することは抑制される。 食塩水の電解の場合には水酸
化ナトリウムの逆移動を防止するために積層構造の膜が
好適であるけれど、低含水量の均質なfIQ(たとえば
ナフィオン/jO1過フッ化カルホン酸樹脂など)を使
用することもできる。 言うまでもなく、ハロゲン化水
素(たとえば塩化水素、臭化水素など)の電解の場合に
は、イオン輸送膜は従来好んで用いられてきたナフィオ
ン/20のごとき単純で均質な膜であってよい。 膜13の表面には図示のごとくテフロンで結合した貴金
属の還元1ν2化物から成る触媒が圧着されている。 
かかる触媒は少なくとも/ atの熱安定化された白金
族今加の還元酸化物(たとえばルテニウム、イリジウム
またはルテニウム−イリジウムの還元酸化物)を金山し
、更にまたチタン、二オフまたはタンタルの還元酸化物
および黒鉛を含有し得る。 かかる触媒電極の表面には
簡略化のため部分的に図示したごとく年tM体15およ
び16が圧着され、かつセルの11:i、極間に11L
解電圧を供給するだめの電蝕の正極および負極にそれぞ
れ接続されている。 陽極室内にアルカリ金属ハロゲン
化物の水f?J液(たとえば塩化ナトリウムの水浴液)
を導入すれば、1%り極29における和: ’I!(の
結果、気泡形成30によって図解されるごとくに塩素が
発生する。 塩素は理論的には電極−膜の界面に発生す
るが、多孔電圧を介して′11i極表面に行+ 〈。 他方、ナトリウムイオン(Na  )は膜13を
通して陰極14のハ[まで輸送される。 陰極室内には
水または水酸化ナトリウム水溶液の流れ31が陰極液と
して導入される。 かかる陰極液はテフロンで接合され
た陰極140表面に沿って流れ、それにより膜−陰極界
面において生成された苛性アルカリは希釈され、従って
苛性アルカリが膜13を通って陽極側へ逆拡散すること
は抑制される。 陰極液としての水の一部は陰4111c14の所で電解
されて水酸イオンおよび水素ガスを生成する。 かかる水酸イオンは、膜13を通して輸送されたナトリ
ウムイオンと化合し、それにより膜−電極界面において
水酸化ナトリウムを生成する。 かかる水酸化ナトリウ
ムは電極の一部を成すテフロンを容易に濡らして表面に
寸で移動し、そこで電極の表面に沿って流れる水により
希釈される。 陰極液としての水で希釈されるとは言え、陰極では≠、
5〜AJ−Mの範囲内の水酸化ナトリウム濃縮液が生成
される。 従って、矢印33によって示されるととぐ一
部の水酸化ナトリウムは膜13に沿って陽極側へ逆移動
する。 かかる水酸化ナトリウムの逆移動は、濃度勾配
および陽極側への電気化学的陰イオン輸送によって引起
される拡散過程である。 陽極側に輸送された水酸化ナ
トリウムは酸化されて水および(気泡形成34によって
示されるごとく)酸素を生成する。 言う壕でもなく、
これは陰極の電流効率を低下させる寄生反応であるから
、陰極側に大きい塩類排斥能力を持った膜の使用によっ
て抑制すべきである。 電流効率に対する効果以外にも
、特に電極が黒鉛を含む場合、電極および膜に対して厄
介な影響を及ぼすことがあるので陽極における酸素の発
生は望ましくない。 その上、かかる酸素は陽極におい
て発生する塩素を希釈するから、酸素を除去するための
処理も必をである。 なお、陽極液を酸性化すれば、逆
移動した水酸化ナトリウムが酸素ではなく水に変わるた
め、酸素の発生を史に抑制することができる。 食塩水
電解用セルの各部分における反応は下記の通りである。 陽極反応(主反応) : 2CI ” C12? +2
 e  (11+ 膜輸送:2Na−H20(2) 陰極反応:   、2H20−,20H+H↑−、2e
(3)2Na++20H−,2NaOI((4i陽極反
応:   4’01−1−02+、21]、O+l1−
e  (5)総会反応(主反応): 、2NaCl −F 2I(0→2 NaOI−1+ 
Cl 2↑刊■2↑(6)ハロゲン化水素(たとえば塩
化水素)の電解に関する反応も同様である。 11Q 4・油送:       、211+(HO、
llCl  )    (2)陰極反応:   、2H
”−1−,2e  −821(3)総合反応:   、
2I−(C1→I(2+Cl2(41本明細書中に記載
された食塩または塩化水素の水溶液電解用の新規な製箔
は、電極中の触媒部位が、陽イオン交換rIAおよび、
重合体主鎖に結合したイオン交換基(スルホン酸基5O
3II−H20″?!だはカルホン酸基coo■−■・
H2O)と直接に接触していることを特徴とするもので
ある。 その結果、陽極室および陰極室内には(通例[
′FI丁解液IR降下]と呼ばれる)電圧降下がほとん
どない。 かかる「電解液flu降下」は電極と膜とが
離隔している現行の装備に固有のもので、0.ノ〜θ、
jV程度に達することがある。  このような電圧降下
の排除才たは実質的低減は、言う壕でもな(、総合的な
セル’rtf、月−および電解工程の経済性に極めて顕
著な効果を及はすことは明白であるから本発明の主たる
利点のひとつを成す。 その−ヒ、塩素は陽(飢−)模
界面において直接に発生されるから、いわゆる「気泡効
果」に原因するtLi圧降下も存在しない。  「気泡
効果」とは、カスの混合およびI口i送に伴って/II
7.極と膜との間の電解液路艇遮断されることに原因す
る損失を指す。 前述の通り、従来の装置では地素元生
用の触媒電極が膜から離隔している。 ガスは箱、極の
所で発生するため、膜と電極との間の空間にはガスの層
が形成される。 その結果、膜と電極との間の電解液路は遮断され、従っ
てナトリウムイオン(Na+)の通過が妨害されるため
に電圧降下が増大するのである。 好適な実施態様に従えば、テフロンで結合された責金属
の還元酸化物から成る陽極中には、陽極における塩素過
電圧を最小にするだめルテニウム、イリジウム捷たはル
テニウム−イリジウムの還元酸化物が便用される。 安
可な陽極を得るため、ルテニウムの還元酸化物は塩素お
よび酸素に対して安定化される。 そのためVCは、先
ず、jjθ〜1r00 ’Cの温IW下で7時間にわた
りルテニウムの還元酸化物を加熱することによって熱安
定化が行われる。 次に、黒鉛および(または)、3〜
.2j(重有1)qb女了1しくは、2j(重り)係の
イリジウムの還元酸化物1rOxiたけ好ましくはユS
〜夕θ(1f用・)係のチタンの鷲元嶋・化物T10x
と混合することにより、ルテニウムの還元酸化物が更に
安定化される。 ルテニウム、イリジウムおよびチタン
の還元酸化qm (Ru −1r −Ti )OXiた
はルテニウム、イリジウムおよびタンタルの還元酸化物
(RtII r −T a 10 xから成る三元混合
物をテフロンで結合したものは、安定で長寿命の陽極を
借るために極めて有効であることも判明している。 か
かる三元混合物の場合、その組成はj〜1− (重11
:″)%のイリジウムの還元酸化物、約jO(重郊勺チ
のルテニウムの還元酸化物、および残部の遷移金属(た
とえばチタン)の還元酸化物から成ることが好捷しい。  ルテニウムおよびチタンの還元酸化物から成る二元混
合物の場合、その組成は30 (Mf:’t )%のチ
タンの還元酸化物および残部のルテニウムの還元酸化物
から成ることが好ましい。 F−39丑でもなく、チタ
ンV↓ルテニウムやイリジウムよりもう(Gかに安価で
あるという利点を41するから、酸性環境ふ・よび)扁
化水索や塩素や酸素に苅して電極を安定化すると同時に
原仙】を引]げる点でもイj効な増JIj剤′(L−f
&す。 かかる電極構造物「1弓しおいては、チタンの
代りにその他の遷移金属(弁金kJi )たJ:えはニ
オフ(Nb)、タンタル(’1.’a)、ジルコニウム
(Zr)またはハフニウム(Hf)を使用することもで
へる。 また、遷移金R6(弁金属)の以ノaiz化物
ばかりでなく、遷移金属(弁金属)の炭化物、窒化物お
よび硫化物を触奴増知剤として使用することもできる。 貴金夙の還元酸化物およびチタン捷たはその他の遷移金
属(弁金F′i% )の還元酸化物から成る混合物は、
更にテフロンと均質に混合される。 陽極のテフロン含
mは/!;−to(重元)%であり得るが、好ましくは
、20〜30(重景)係である。 ここではテフロンT−30の商品名でデュポン社から販
売されているような種類のものが使用きれるが、その他
の過フッ化炭化水素((1(脂も同様に使用することが
できる。 陽極における貝金属等触媒の1史用量は通例
O9乙〜乙m9 / c、lであるが、好脣1、<は/
〜、2■/ cMである。 陽極用の集電体は網[1の
細かい白金被覆二オフスクリーンであればよく、これは
電極表面に良く接触することが知られている。 あるい
は捷だ、酸化ルテニウム、酸化イリジウム、遷移金属(
弁金属)酸化物寸たはそれらの混合物で被株した網状の
チタンスクリーンを陽極集電体として使用することもで
きる。 更にまた、白金被覆スクリーンを溶接あるいは接着した
チタン−パラジウム板から成る陽極集電体を使用するこ
ともできる。 陰極は白金黒をテフロンで結合したものから成ることが
好1しく、その場合の白金黒使用用はθ、I/L−1l
−■/ ctAである。 陽極と同様、陰極も陽イオン
交換膜の表面に接合されかつ埋込まれる。 なお、陰極は極めて薄く(2〜3ミル以下好1しくは約
OJミル(/、2.’7μ))、多孔質であり、しかも
イ代いテフロン、−h 、j、i、をイjする」二つに
する。 陰極の厚さは極めて、jli要であると考えられる。 なぜなら、陰極が厚くなれは゛、水1だは水酸化ナトリ
ウム水f8准が陰4ヶ中に浸透せず、その/こめ陰極の
1(う:流動率が低下するからである。 そこで、13
%のテフロンで結合畑れた薄い(約0.5−ノミル)白
金黒陰(沢をイイするセルを作製した。 そして、2り
ot7を食塩水を陽極側に供給し寿がらどg−タ/℃の
温度−トで動作させたところ、かがるセルの電流効率は
jMの水酸化ナトリウム濃IB下において約ど0%であ
った。 厚さ3ミルのlモuOX−黒鉛陰極を使用した
場合、jMの水酸化ナトリウム′D度下における電流効
率はj≠係に低下した。 下記の第1表は電流効率と陰
極の厚さとの関係を示すもので、それによれば陰極の厚
さが2〜3ミル<SO,に〜76.2μ)を越えない場
合に最良の性能がイIIられることがわかる。 第  /  表 +、7.               電流効率/ 
 白金黒     、2〜3ミル  乙l/L% (4
t、OM )(jO3g〜71.、.2μ) ノ 白金黒     2〜3ミル  73%(4’、、
t’M)(j(/  ざ〜76.2μ) 3 白金黒     /〜。2ミル  7l%(3,7
へ4)(。2s、1l−30,8jt) 弘 白金黒     /〜ノミル  乙δ(jM)<2
3.l/L〜jO1にμ) j 白金黒      o、sミル  7t%(jJ−
M )(/、2.7μ) 乙  j憾白金黒     3ミ/L    77(%
(3,OM )−黒鉛    (76,2μ) 電極は気体透過件をイ1することを扱するが、これは1
1(極−膜界面において発生したガスが容易に脱出でき
るようにするためである。 電極はまた多孔質であるこ
と全セするが、これは水酸化ナトリウムの生成される陰
(クー膜界面に棟で水が浸透し得るようにするため、か
つ供給された食地水が膜および陽極の触媒部位凍で容易
に到達し得るようにするためである。 その結果、陰(
へについて言えば、生成された高濃度の水酸化すlラム
が希釈され、テフロンをんワらしながら陰極表面にまで
到達し、そこで陰極表面に沿って流れる水によって更に
希釈されることが容易となる。 水酸化ナトリウム濃度
が最大である陰極−膜界面において希釈を行うことは重
量である。 陰極における水の浸透を最大にするために
は、疎水性のテフロンの合邦が/j〜30(重量)係を
越えないようにすべきである。 このように、多孔度が
太きく、テフロン含量が限られており、厚さが小さく、
かつ水また6−L希薄な水酸化ナトリウム水溶液が使ノ
11されれば、水酸化ナトリウム鋲度は制限され、その
ため膜をifηつで水酸化ナトリウムが逆移動すること
は抑制される。 陰極に存在する腐食性の強い苛性アルカリは多くの材料
を侵食し、しかもそれは休止時において竹に顕著となる
から、陰極用の集電体は注意深く選重しなければならな
い。 かかる集電体は苛性アルカリに対して抵抗性を4
1するニッケルスクリーンから成り得る。 あるいは1
だ、かかる集電体はステンレス鋼スクリーンを溶接した
ステンレス鋼板から成っていてもよい。 苛性アルカリ
に対して抵抗性を有する陰極用の集電体としてはまた、
黒鉛あるいはニッケルスクリーンを圧着した黒鉛を陰極
表面に接触させてもよい。 次に、テフロンで結合され
た貢金属の還元酸化物から成る電極の埋込まれたイオン
交換膜を含むセルを作製し、そして食塩水電解に際して
のセルの有効性に対する各1虫因子の効果とりわけセル
の動作電圧特性を例証するだめの試験を行った。 下記の第1表には、貴金属の還元酸化物の様々な組合せ
がセル電圧に対して及はす効果が示されている。 すな
わち、様々な組合せの貴金属の還元酸化物をテフロンで
結合したものから成る電極を厚さ乙ミルの陽イオン交換
膜に埋込むことによってセルを作製した。 そして、j
Mの食塩゛水濃度、コ00〜2000 cc/分の供給
速度、300 A /ft2のjlf、流密度、および
り0℃の温度という条件下で上記のセルを動作させた。 7個のセルは従来技術に従って作製されたもので、膜か
ら離隔した寸法ザ定性スクリーン陽極およびやはり膜か
ら離隔したステンレス鋼スクリーン陰極を含んでいた。  この対照セルも同じ条件下で動作させた。 これらのデータから容易に認め得る1tfiす、本発明
のセルでは動作電圧が267〜3.乙■の範囲内にある
。 典型的な従来の装置(セル1l−)と比較した場合
、同じ動作条件下で0.6〜/、3■の電圧改善が見ら
れる。 その結果として生じる動作効率の向−ヒ卦よび
経済的利益については言うまでもある甘い。 第   2 セ ノL″                    
    食塩水  電ン/ 乙”t/aJ(Ru−−2
j4Ir)Ox   4”9/ad白金黒    〜、
tM<2’7m1) 2   &+IV/cIlfRu−,2j%Ir1O,
’Avyi/arI白金焦〜易1(2■m/1) 36 ”/ / tri (Iもu−,23%Ir)O
x  IAQ10A白金黒    〜jM(、!りOV
/ll ≠ 脱から離隔した寸法安定性   膜がら離隔したス
テ  〜jMのスクリーン陽極       ンレス銅
スクリーン (2りOf/l lj  ’rA ”ii
 / CIJ            ’I−”? /
 cJ白金黒    −JM(ltu −50%Ti 
)Ox                      
            L2りθY/l)乙 ’A 
”f/ / ad            ’I−”?
 / cr4白金黒    〜jMfRu−,25%I
r −2/%Ta)Ox              
    (,2り09/l)7  A 〜9 / tf
lltuOx−黒鉛     、2”? / oA白金
黒    〜jM(,2りQt/l) g 乙”9 / arI lもuQ x4’ mV /
 cJ白金黒    〜、nvr()’109/l) タ  、411”!? / tri (几u−3%■r
)ox    lI−”l/ad白金黒    〜jM
(2’70?/1) /θ −2Q / ol I rOx        
 4L”? / oJ 白金J     〜3 M(2
りOf/l) //  21JQ10tj■rox’A”?/c#!白
金黒    〜jM    ゛(2りoy71) 546一 定密度 セル電圧  温度 電流 300  3、:2〜3.3   ’10   わ1 
デュポン社製ナフィオン3/タラミネート 300  3.3−3.1.  70  7f% テ、
:L ホンJf製/ J″00E−■ナフィオン 300    .2.5/     90  6乙% 
テユホンネ十製/300」(〕Wナフィオン 300   Il、、2−4.1A90  1/% テ
:x ホン?J−,製/ j00EWナフィオン 300  3、z〜3.7 7Og3%  7’ユボン
社製ナフィオン3/3ラミネート 300  3、夕〜3.1り   70  K乙% デ
ュポン社製ナフィオン37.5′ラミネート 300    3.0    90   と7% テユ
ボン社装ナフィオン3/タラミネート ’too     3.≠   gOに3% デュポン
社製iso。 EWナフィオン ?00  3.≠〜3.y   9o  73% デュ
ポン社製/3o。 EWナフィオン ?00  3./〜3J   90  10% デュポ
ン社製ナフィオン3/jラミネート ?00  3.2〜3.1.  90   t、3−%
  テユボン社裂ナフィオン3/!ラミ不一ト 第2表中のセルフど同様なセルを作製し、そして飽和食
塩水を供給しながら70Cで動作させた。 セル電圧(
V)を柘−流密度(A/ft2)の関数として測定した
結果が第3表に示されている。 3.2         qυ 、2.5/          3θ0ノ・72θ0 コ、≠         io。 これらのデータによれば、電流密度の減少と共にセル電
圧の低下することがわかる。 ところで、電流密度とセ
ル電圧との関係は食塩水電解の運転費と設備費との均衡
点に応じて決定される。 とは1゛え、電流密度が非常に大きい場合(300およ
びl/LOθA/ft2)であっても、本発明の塩素発
生装置においてはセル1に圧の顕著な改Vj (/ V
程度あるいはそれ以上)が見られることは重要である。 下記の第≠表には、酸素発生量に対する陰極のTIE流
効率の効果が示されている。 すなわち、テフロンで結
合された貴金属の還元酸化物から成る陽極および陰極を
陽イオン交換膜に埋込むことによってセルを作製し、そ
して飽和食塩水濃度、電極面積/平方インチ当り2〜3
 cc /分の供給速度、300 A、/ f t 2
の電流密度、およびりQCの温度という条件下で動作さ
せた。 こうして得られた塩素中に存在する酸素の容ガ
i百分率を陰極の電流効率の関数として測定した。 ど92.2 g乙         ≠、O g’A          3.ど l!1′Or、ゾ 下記の第5表には、食塩水の酸性化が酸素発生−hlに
対して及ばず抑制効果が示されている。 すなわち、地素中に存在する酸素の容量百分率を食塩水
中の塩化水素(HCI)濃IWに対して測定した。 0 、03        2 、0 − 0.73;         /JO,100,り 0、/3;         0,3−0、;t3  
       Q、≠ これらのデータから明らかな通り、逆移動したOH−の
電気化学的酸化による酸素の発生は、OH−を優先的に
1■+と化学反応させてH2Oにすることによって低減
される。 次に、第2表中のセルlと同様なセルを作製し、そして
0..1Ml−lClで酸性化された飽和食塩水を供給
しなから300 A/ f t 2の電流密度下で動作
させた。 33−〜9′Ocの範囲内の様々な温度下に
ふ・いてセル電圧を測定した。 また、第2表中のセルフと同様なセルを作製し、そして
(酸性化されていない>2’109/l(〜夕M)食塩
水を供給しながらノθOk/ft  の電流密度下で動
作させた。 3j−タθ0の題1t!fi内の様々な温
度下においてセル電圧を測定した。 なお、データは300に102に対して待草化したもの
である。 “300に/fL2に対して標 3、乙3      3.!;0  (3,/3 ) 
          33;3.38’    3.3
0<2.9g>      ≠53.2      3
.20 (,2,2)        jj3、/3 
  3./、2(,2,7K)     乙j3.10
   3.03;(2,72)      ’B3、(
B       2.り7 (2,6j)      
    ざj3.02       2−タj (2,
63)          9θ會 30θA/ ft
2=32.3 A/ dm2 。 20OA/ ft2=2/ 、!; A/ dm2これ
らのデータによれば、最良の動作電圧Cユざθ〜りOC
の温用゛範囲内で得られることがわかる。 とは言え、り0℃で動作させた従来の電解装置と比べれ
ば、本発明の電解装置について得られる電圧は35℃に
おいてさえ少なくとも0.5Vは改善されている点に注
目すべきである。 最高度の改善が達成されるのは、両力の電極がイオン輸
送膜の表面に接合されたようなセルにおいて食塩水の電
痒1 ’(I−実施する場合である3、 とは1え、−
力の電極のみをイオン’l’ili送膜の表面に接合し
たようなセル(cli、成セル)についても常に性能の
改霜が見られる。 かかる混成セルにおける改善は両方
の%I極を接合した場合よりもやや劣る。 しかしなが
ら、その改善は極めて顕著である(公知のセルについて
戟求される電圧よりも0.3〜0.5Vの低下が得られ
るコ。 そこで、各棟のセルを作製して食塩水の電解を行うこと
により、完全接合セル(両方のtVtを接合したセル)
における成績を混成セル(陽極または陰極のみを接合し
たセル)および従来の非接合セル(いずれの電極も接合
しないセル)における成績と比較した。 いずれのセル
もナフィオン3/jの膜を用いて作製し、そして約λり
θy7を食塩水を供給しなからり0℃の温度下で動作さ
せた。 接合電極中に使用された触媒は、陰1傘については、2
r/ft’の白金黒であり、壕だ陽極については≠り/
 ft2の1もuOx−黒鉛捷たはRu(Jxであった
。 300 A / ft2の電流V度下に赴ける電流効率
は全てのセルについては+”l同じであった(5−Mの
水酸化ナトリウム濃度下でgll−〜わ1)。 下記の
第7表には各棟のセルに関するセル電比特性が示されて
いる。 第  7  表 /   H,uo  −黒鉛   白金黒(接合)2.
7(接合) ノ  白金被↑p Nl)   白金黒(接合)   
 3.3−スクリーン (非接@) 3  白金被缶Nb    白金黒(接合)3.≠スク
リーン (非接合) ll−1もu(J  −黒鉛   Niスクリーン  
  3J(接合)    (非接合) tiもuOx(’Ig合’    Ni X’7 リ−
:/      3.3これらのデータから明らかな辿
り、完全接合セル/のセル1h圧d従来の(完全非接合
)対照セル乙のセル′、1L月二に比べてほぼ’/Vも
1戊い。 ′また、陰極接合混成セル!、3および陽極
接合混成セル弘、jは元金接合セルよりも約o、lI−
〜0.乙Vだけ劣るが、それでも従来の冗全非接合セル
よりは0.3〜O,S Vだけ優れている。 自明のことながら、食塩水および(後述のごとく)地代
水素などのハロゲン化物から塩素およびその他のハロゲ
ンを発生させる/こめの極めて優れた装置i/、lは、
陽イオン交換膜に直接接合されかつ埋込壕れた触媒電極
において陽極液および陰極液を反応させることによって
実現されるわけである。 かかる構成によれば、市、枠中の触媒部位が膜およびそ
の中のイオン交換基と直接に接触している結果、従来の
装置、に比べて所要セル電工が顕著に(77以上も)改
善された極めて効率の高い装置を得ることができる。 
また、熱安定化されかつ過フッ化炭化水素樹脂で結合さ
れた貴金属の還元G:■lF化物から成る効力の大きい
触媒並びに過フッ化炭化水素拶1脂で結合された貴金属
の〕4元酸化物および黒鉛から成る過電圧の小さい触I
l’tを使用すれV21゛、装置の効率を史に向上させ
ることもできる。 次に、熱安定化された貸金FSの還元醇化物などから成
る電極の埋込捷れたイオン交換膜1−含むセルを作製し
、そして堝酸電解に際してのセルおよび触媒の有効性に
対する各種因子の効果を例証するための試験を行った。 下N「2の第に表には、貴金属の還元酸化物の様々な組
合せがセル電圧に対して及はす効果が示されている。 
すなわち、様々な組合せの熱安定化された白金族全屈の
還元酸化物およびチタンの還元t′j2化物を含イ1す
るテフロン結合黒鉛電極を厚さ/2ミルの含水陽イオン
交換11口に埋込むことによってセルを作41した。 
そして、り〜//Nの供給液規定度、70 cc 7分
の供り度、’l−00A/ft2の電流密度、および3
0℃の温度という条件下で上記のセル(有効セル面積0
.(B; ft2)を動作させた。 下記の第りおよび10表には、同じセルを同じ条件下で
動作させた場合に関し、セル電圧に対する時間の効果が
示されている。 下記の第1/表には、7.j〜10.3 Nの範囲にわ
たる供給液規定度の効果が示されている。 すなわち、貴金属の還元酸化物(Ru −2!;%■r
)OXをテフロン結合黒鉛室(愼に添加することによっ
て第g表中のセルjと同様なセルを作製した。 そして
、/!;Occ 7分の供給速度、17−00A/ft
2の電流密度、および300の温度という条件−トで上
記のセル(/W効セル面積0.03 ft2)を動作さ
せた。 第  7  表 700時m1の 第と表中の動 動作後にお 作時間後にお セ ル けるセル電 けるセル電圧 電流密度//、ど
3    2.10     ≠002     /、
g’A     ;1.0/     4L003  
   /、7g     /、り7    1−004
1        /、8’0        /、り
/        ’1−00ま    /、’B  
 2.θ7(/、り)  グθQ4         
 /、70          /、IO’I00傘第
g表の脚注を参照のこと。 第  10  表 番 号 時間(時)   +A/ft2)”  (V)
/       3り00        100  
        /、7θ200  /、93 300 ノ、θ0 23榎o  ioo  i、w 200  /、70 300  /、f3 3      /りoo        10o   
      /、sと200  /、70 4’  1000 100  /、’A7!0θ /、
乙0 300  /、72 3  /、200 100  /、3220θ /、≠
5 300  /J3; * 10OA/ft2=10JA/dm2200に/f
t2=2/、!;に/dm2300A/fL2=’32
.3kl’dm2第  //  表 供給度規定黒”     酸素発生量 (eq/l)       (容量%)7      
       0、≠ 7.3’         0./3;ざ      
    θ、oll− ど、s         O,0/!;/θ     
    o、o07 10、j         θ、ooii−//、3 
       0.003 上記の実施例から明らかな通り、塩酸を電解すれば酸素
をほとんど含まない塩素カスが発生する。かかるセルに
おいて使用された触媒は低いセル電圧および低い動作温
度(〜30c)を!1!J徴とするものであり、従って
経済的な動作が達成される。 その」二、これらのテー
クは様々な11;、流密度とりわけ300〜≠OOA/
ft’の′11L流?Y、一度下に分ける優れた性能を
も示している。 これは本発明の塩素発生用ηf Wl
装置1′lの設備費に対して明確がつイ1益な効果をも
たらす。 次に、貴金属の還元酸化物訃よび遷昼金属(弁金N、:
ri )の還元酸化物に対する熱安定化の効果を示すた
めに若干の試験を行った。 これらの試験は厳しい電w
(−3ff境に対する触媒の抵抗性への影響を示すもの
である。 すなわち、伜めて厳しい環境条件を表わす高
濃度の塩酸に対し、熱安定化された還元酸化物および熱
安定化されない還元酸化物から成る触媒を暴露した。 
塩酸の暗色化は触媒の損失を魚床するから、塩酸の色を
観察した。 触媒の損失の増力[]に伴って色の変化は益々顕著とな
った。 下記の第72表には、0.3〜202の範囲にわたる触
媒バッチについての耐食性および安定性試験の結果が示
されている。 第   I2   表 温度 触   媒        処    理      
       (℃)    腐食剤、o2.21v−
一一一一−i鈴間−−122−もuo、       
          ’I’   し        
               、1    /−2N
)ICI熱安定化1330℃で7時間)    2≠ 
 /、2NHcl(lむu −−1396N b l 
Ox     な  し              
      21A    I2NMCI(RVs −
504Ta10x     な  し        
            、zll−/、zNi−+c
l熱安定化(!S;0 ’Cで7時間1    .24
’   /、2NHC1熱安定化(330Cで更に7時
間)  ノ≠  I2 N 1−ICl(Ru −j’
I= Ir)Ox     な  し        
            、24’   /、2NHC
1熱安定化(、!;!I’OCで7時間)    、2
≠  72 N 1−1c l(Ru −2!; % 
I r )Ox     な  し         
           、2≠  /2NHC1熱安定
化(肘OCで7時間)    、24’  72NHC
I熱安定化(sso c −r:pvc i 時間> 
  J!   /、2Nl−101時間 (時)観察結果(色)  安定性の評価’Ll”;果、
2Il−淡褐色      多少の厄食が見られる9/
2  こはく色 /乙g 薄いこはく色  多少の肌文が見られるこれら
のデータから明らかな通り、還元酸化物を熱安定化すれ
ば高濃度の塩酸中における触媒の耐食性が改善され、従
って実際には極め“て優れた安定性が得られる。 それ
よりも属食性の弱い塩素または食塩水環境中における触
媒の抵抗性が優れたものであり、しかもそれが還元酸化
物の熱安定化に由来することは言うまでもある1い。 熱安定化された白金腐金F6の還元酸化物の耐食性の改
泗が認められたので、かかる耐食性の改善の原因となり
イ!↑るB虫媒の様々な特性に対する熱安定化の効果を
判雉するだめの物理的および化学 、的試験を行った。  すなわち、アダムス法の変法による触媒の調製後、触
媒の還元後、および還元されたj抄媒の熱安定化後に触
媒の酸化物含h(、表面積(m2/グ)、全気孔容積お
よび孔径分布を測定した。 以下に詳述するような試験
結果によれば、触媒の表面積は還元後にやや減少し、次
いで熱安定化後に極めて顕著に減少することがわかる。 還元工程における酸化物含量の低下は表面積の減少を部
分的に説明するものと(iしられる。 熱安定化後には
触媒の孔径分布が実質的変化を示すが、それにもかかわ
らず対応する全気孔容積の変化は見られない。 従って
、この事実が熱安定化に伴う表面積の(//2という)
極めて顕著な変化の原因を成すものと信じられる。 史
に1だ、1隅食は腐食剤の攻グ8に暴露される表面積に
Ir1接関係するものであるから、上記の事実は耐食性
の改善をも説明−tろように思われるのである。 先ず最初に、アダムズ法の変法により、ルテニウムおよ
び2j(重量)%のイリジ・ジムから成る触媒を試料/
として調製した。 この触媒の一部を電気化学的に還元
することによって試料2を調製した。 次に、還元後の
(ILu −2!%■r)OX試料を夕jO〜z00℃
で7時間にわたって熱安定化した。 未還元の触媒(試
料/)、還元後の(几U−25φIr)Ox触媒(試料
2)、および熱安定化後の(Jもt、+ −26%Ir
)Ox触媒(試料3)の表IMI [3’iを三点式B
gl’ (フルナウアーーエメットーテーラー)窒素吸
収法によって測定したが、結果は下記の第73表に示さ
れている。 第  73  表 触  媒 試 料/      な  し      727.乙
n1′/yN+t、  料ノ   還 元   /ノj
 、3tn ’ /W試 料3    還元および  
 62.3m2/f熱安定化 (330〜乙0θ ℃で7時間) 次に、試料/、コおよび3並びに700〜’80Cで7
時間にわたって熱安定化した試料≠の酸化物含%゛を測
定した。 それ以外に、30(重加)係のイリジウムを
含有する(Pt−50%1r)Ox触媒の酸化物含t1
も6111定した。 結果は下記の第111−表に示さ
れている。 第  /≠  表 (Ru −23% 1 r )Ox 試  料/       な  し         
     2≠、lI−試料λ  還元    2≠、
3 試 料3   熱安定化        n、乙(45
−θ〜乙θ0して7時間) 試 刺j   還元および熱安定化   2/、j(7
00〜7!;OCで7時間) (P t −!;0 % I r)Ox試 料j   
    な  し             /乙、!
試 料乙    還 元       /j、ノ試 料
7   還元および熱安定化   /3.。 (330〜600い6時間) これらのデータによれば、還元および熱安定化後におけ
る表面積の減少と同じく、還元および熱安定化後に酸化
物含量の低下することがわかる。 酸化物の表面積は非酸化物の表面積よりも大きいのが通
例であるから、酸化物含量の低下は表面UKに対して対
応する効果を及はすはすである。 かかる酸化物含量の低下は表面積の減少を部分的に説明
するが、熱安定化後における表面積の!1.目的な減少
を完全に説明するわけではない。 そこで、触aシーの熱安定化が多孔度の変化をもたらす
ために表面積の減少および耐食性の改善がイ(Iられる
かどうかを41J定するため、触媒の多孔度を測定した
。 試料/、2卦よひ3と同じバッチから融媒試料を取
り、そして多孔1身および粒径分布をσ(り定した。 
沈降法によって粒径分布を測定したところ、等価球径の
jO%分布点は還元後において3,7μであり、丑だ熱
安定化後において3.7μであることがわかった。 こ
れは粒子の外面が減少することを示しているが、熱安定
後における表面積減少の全てを説明するには至らない。 他方、毛管lυを縮法卦よび水銀貫入法によって全気孔
容積を求めた。 試料/、2および3に関するデータは
下記の第1夕表に示されている。 第1!表 触  媒    処 理    孔径#i州1j  全
気孔容積(1もu−02!;%Ir)O 試 料/      な  し     ’10A、 
〜10tt  O,fOcc/y試料ス 還元 I/−
Ok〜10s O,’72cc/r試 料3   還元
および  1lOh〜10tt O,7乙cc/7熱安
定化 (30θ〜乙00 ℃で7時間) これらのデータによれば、全気孔容積は比較的一定であ
ることがわかる。 従って、多孔度は(等価球径および
密度を求めてから気孔率に換n。 したとしても)はぼ同じであって、Ru−,2!%Ir
について答えは0.7〜0.g cc/9の範囲内にあ
る。 それと同時に、1l−Oへ〜70μの範囲内における孔
径分布を測定した。 1i−o −soo^の範1.l
itについては毛管凝縮法を使用した。 この方法に従
えは、)9[定の蒸気圧における液体め凝縮を測定する
ことによって孔径分布が求めらiする。 ががる毛管凝
縮法は≠OAの測定下限および300 Aの測定上限を
有している。 5oθAを越える範171J (すなわ
ち300 A〜10μ)の気孔については、水銀S’1
人法を用いて孔径分布を求めた。 これら2つの1li
ij囲に関する孔径分布の測定結果は下記の第1乙あ・
よび77表に示さiしている。 試 料/  な し   ≠0〜5oolr  I70
λ以下K  別、Z   i  元4I−o−JOOA
41.c)A以下試 料J  還元および熱 ≠0〜3
00人 100〜300安定化f !;30     
    人(,200人〜乙00℃で/       
 にピーク)+t−i’j間) 第17表 孔径分布 試  料/    な  し     300人〜70
μ   O6≠zμ試 料、2  還 元   SOO
人〜10μ OJ2μ試 料3  還元および熱 夕0
0人〜70μ  /Jμ安定化(joo 〜乙00℃で/ 時間) これらのデータによれば、触媒の熱安定化が気孔分布の
変化をもたらすことがわかる。 かかる変化には気孔の
総数の変化が什い、それによって全表面積が減少するよ
うに思われる。 全気孔容積がほぼ一定に保たれている
にもかかわらす孔径分布が、20OAおよび/、jμに
ピークを示すように変化していることから見れば、4/
−OA以下の気孔の多くが合体し、そのため気孔の総数
が減少したことはtセめて明白であるように思われる。  また、3QOA以上では孔径が増太しでいる。 この
ように孔径および内部気孔面積は熱安定化と共に変化し
ている。 要するに、f99!媒を熱安定化した場合、
気孔の総数従って内部気孔表面積が減少するのである。  これは気孔の総数の減少および孔径分布の1W大をも
たらすような形態的変化の結果であると信じられる。 
結局、全気孔容積が比較的一定でありながら孔径分イh
が大きいフjへ変化1ていることから見れば、触媒の熱
安定化に+’P ’1表面積の減少は内部気孔表面積の
変化に起因することは明らかであると思われる。 熱安定化された白金族金属の還元酸化物から成る触媒の
(単位型3.1当りの気化容積で表わされた)多孔度は
0.41〜/、j;cc/fの範囲にわた。 なお、熱安定化され/こ(Jtu −、:lJ−チIr
)0.から成るノqJ44%%’のJ場合、AI適な多
孔度は0.7〜0.1 cc/?である。 熱安定化された触媒の3−00 A以下にふ・ける孔径
分布は100〜300人の範1/J1にわたりそして2
0OAにピークをフイfす2・。 夕QO大以上では、
全気孔容積は最大となり、〜また孔径分布は0.≠〜り
μの範囲にわたり、そして/Jμ(30%点)にピーク
を有する。 熱安定化された白金族金属の還元酸化物(il−含量1
する触媒の表面積について言えば、いかなる白金族金属
および白金族金属と遷移金属(弁金属)などとのいかな
る組合せの場合であれ、所要の触媒活性がイ(Iられる
限りは(腐食を抑’:1ilJするため)表面積をでき
るだけ小さくすべきである。 すなわち、表面積は10
m2/yを越えるべきであるが、好捷しくは、21I−
〜/乙J’ m 2/ ?の範囲にわたる。 なお、熱安定化された( Ru−2,!;チI r )
U、から成る触媒の場合、好適な表面積は60〜70 
m 2/ 9である。 言うまでもないが、熱安定化さ
れた白金族金属の還元酸化物から成る触媒は、(通例7
0〜/!;m2/?の表面積を有する)粉末類、フラッ
フ類などに比べて表面積が太きい。 最後に、かかる触媒の酸化物含量は1〜.2j(重妬)
チ好−走しくは/3〜λ3(重邦)係の範囲にわたり得
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は固体重合体↑(イ解質膜およびその表面に接合
された新規な触媒を用いた本発明の電解セルの略図、そ
して第2図はハロゲン化物水溶液の電解に際してセルの
各部で起る反応を示す略図である。 図中、10はハロラーン発生用の’+lf解セル、11
は陰極外被、12は陽極外波、13は電解夕・↓膜、1
4は陰極、15i−よび16は集電体、17および18
はカスケラト、19.22は導入管、20は陽(部室2
1.23は導出管、24はj41.カケ−プル。 [有]858959 @1978年4月3日■米国(US) ■892500 [株])1978年7月6日■米国(US)[有]92
2287 @1978年7月6…沖米国(US) ■922316 @1978年8月8日Φ米国(US) [有]931419 0発 明 者 ラッセル・メイソン・デンプシイ アメリカ合衆国マサチュセッッ 州ハミルトン・ホームステッド ・サークル4番 手続着1:i iJE nζ:(方〕い1、’lTイ′
1の入車 昭fll h /j年Q7+i’l’ l1li’+第
0038に30号2.7と明の名称 市11RIQ中9某 3.7111正をりる省 事イ′1どの関係      出11(を人住 所  
アメリカ合衆国、12305、 ’ =+、 −El−
り州、スフネクター1′イ、リバーロー1−11番名 
称  Uネラル・土しクl〜リック・カンバーイ代イl
Q者  リムソン・ヘルフニiツl−4、代111)人 住 所  107東京都港区赤坂1−]−目11旨1’
l ’l /lべ第35興和ヒル 41’tff 5゜ +[(和58 ′!19月71ヨ 6、抽l′にの夕4に! 図面 7、?+li正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、   <a)部分的に還元された少なくとも一種の
    導電性白金族金属酸化物、又は(1))部分的に還元さ
    れた少なくとも一種の導電性白金族金属酸化物と少なく
    とも一種の導電性増量剤を含イjりる電解触媒にJ5い
    て、前記部分的に還元された白金族金属酸化物が熱安定
    化されていることを特徴どりる電解触媒。 2、 前記白金族金属酸化物がルテニウム酸化物又はイ
    リジウム酸化物又はその両者である特許請求の範囲第1
    項記載の電解触媒。 、3. 前記導電性増量剤が、部分的に遠几され且つ熱
    安定化された弁金属酸化物又は導電性黒鉛又はその両者
    である特許′[請求の範囲第1項又は第2項記載の電解
    触媒。 4、 前記弁金属酸化物が、タンタル、チタン又はニオ
    ブの酸化物である特許請求の範囲第3項記載の電解触媒
    。 5、 前記部分的に還元され旧つ熱安定化されたイリジ
    ウム酸化物が5〜25(重量)%含有されCいる特晶′
    1請求の範囲第4項記載の電解触媒。 6、 前記電解触媒の表面積が24〜165m2/g 
    rある特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の電
    解触媒。 7、 前記電解触媒の多孔度が0.4〜1.5cc/(
    ]であり、内部気孔表面積が減少するように熱安定化に
    よって孔径分布を変化さけたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1〜6項のいずれかに記載の電解触媒。 8、 前記電解触媒の孔径分布の最大値が200人にあ
    り且つ孔径分布の50%点が1.5μにある特許請求の
    範囲第7項記載の電解触媒。
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