JPS5964467A - シ−ト材送給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフィルム、テープ等の長尺のシート材を第１回
転体から第２回転体に送給するシート材送給装置に関す
るものである。

従来、マイクロフィルムリーダーに取付けられた検索装
置によって所望のこまが検索されるようになっている長
尺のフィルムはフィルムの一側縁に各こま毎にマークが
付されており、この各こま毎のマークを計数装置で計数
することによって予め記憶部に設定された所望のこまが
検索されるようになっている。

上記検索装置はフィルムの各こま毎に付されたマークを
挾んで対設しているランプと受光素子とから成るマーク
検知器を有し、ランプの光束を上記マークが横切ること
により受光素子からマーク信号が出力し、このマーク信
号が計数装置で計数されて各こまの計数が行なわれるよ
うになっている。そして計数装置の計数値は記憶部に予
め記憶された所望こまのアドレス番号と比較部にお−い
て対比され、上記両者が一致したときに比較部から制御
部に信号が発せられ、制御部はロールフィルムの駆動系
に指令を出し、同駆動系を停止させ、所望こ壕を所定の
位置に静止させるようになっている。

しかしこの、１：うに構成されている所望こまの検索装
置は所望こまか予め判明しており、ロールフィルツバ中
の何番目にｔｊＬ録されているかを示すアドレス番号を
パ【シ憶部に設定することができる場合には自動的にそ
のと１が検索せられるので非常に便利であるが、ロール
フィルム中のどの辺に所イｌこまが記録されているのか
不明の場合にはロールフィルムの各こまを全部検索し、
所望こまを探（２出す作業を行なわなければならない。

この」場合には記憶部に予め指示を与えることができず
、従って制御部からも自動的に駆動系を停止させる制御
指令は発せられず、駆動系を静止させるには手動的に行
なわなければならない。

一方、上記ロールフィルムの最終端は、マガジンに収納
されているものけ供給軸に固定されており、オーブンリ
ールに収納されているものは供給軸に固定されて〉らず
、ただ蓚付けられているのみであるから、上述のよう（
で各こ１を全部検索して層る場合νこは最終こままでロ
ールフィルムが走行したことがわからないことがあり、
その結東フィルムの最終端が供給軸に固定されている場
合にはフィルムが異常に張り、駆動系に異常な負荷を小
けることになり、又フィルムの最終端が供給軸に固定さ
れていない場合には、フィルムの最終端が供給軸を離れ
、巻取軸に巻取られてしオう。

以−りのように監視しながら検索している操作者は検索
に気を取られがちであるため、この停止操作を往々にし
て怠り、駆動系に異常な負荷をカミけたり、巻取られた
フィルムの最終端を再び供給軸に巻付ける煩わしい操作
を行なわねばならな旨。また、記憶部に間違ったアドレ
ス番号を記憶させた場合には、フィルムが終端まで高速
度で送給されるので、前述と同様の問題が起る。

このような欠点を解消するためにフィルムの最終端にエ
ンドマークを付し、このエンドマークを検出したときに
フィルムの駆動系を停止または逆転させるようにするこ
とも提案せられているが、これは上記エンドマークをイ
寅出するのに特別の検知器が必要となり又フィルムにエ
ンドマークを付することも煩わしく好ましくない。

又、フィルムの最低速度走行時におけるマーク信号の時
間間隔より長い時間間隔で作動するタイマーを設け、タ
イマーが働くまでの間にマーク検知器からマーク信号が
入れば直ちにこれでタイマー　をリセットし、新たにタ
イマーを起動するように１〜、タイマーの設定時間経過
までにマーク検知器からマーク信号が入らなければ、タ
イマーから制御部に停止または逆転の信号を送るように
することも提案されている。しかしながら、この方法で
は、ノイズによって誤った停止信号または逆転信号が発
生した場合にはフィルムが最終端まで送られたと誤って
判断してしまい、正常に送給されているにも拘わらず、
フィルムが停止したり、逆転１−たりすることになる。

またフィルムが高速度で送給されている場合には相変わ
らず上述した問題を生じる問題があった。

本発明は」二記事情に鑑みてなされたもので、その目的
はシート材の送給速度に関係なくシート材が最終端まで
送られたり、シートが切れたり、ノイズ信号が発生した
ちする異常（以下、これらを送給異常と称する）を確実
に知ることができるようにすることにある。

以下図面に示した具体例により本発明を説明する。

第１図は本発明の送給装置を適用したマイクロフィルム
リーダーを示すもので、図において、１は照明ランプ、
２Ｆｉ、コンデンサーレンズ、３はフィールドレンズを
示し、これらは照明手段を構成し、この照明手段によっ
てマイクロフイルムＦの１こま以上の領域が照明される
。４゜５（・まフィルム押え圧板で透明ガラス板から成
りマイク「１フイルムの送給中・□寸フィルムから離間
１−７、フィルムが停止卜するとフィルムと接触シテフ
ィルムを一定位置（焦点位置ンに平面に保持する。この
フィルム押え圧板の移動は例えば公知のプランジャーに
より行なわれる。６はマイクロフィルムの像をスクリー
ンに拡大投影する投影しノンズ、７は投影された像を観
察するためノスクリーンを示している。８はロールマイ
クロフィルムＦを巻いている供給リールを収納するカー
トリッジ、９．１０はフィルムガイドローラ、１１けフ
ィルム上のマークを検知するマーク検知器、Ｒ２けフィ
ルムを巻き取る巻取リールを示している。

第２図はＪ：　ＡＣ’）−グーのフィルム駆動部を示１
７、Ｍｌはカートリッジ）８内の供給リールＲ１を回転
してフィルムＦを矢印Ａ方向に送給する逆送り用モータ
、Ｍ２は巻取リールＲ２を回転してフィルムを矢印Ｂ方
向に送給する順送り用モータである。１６は供給リール
Ｒ１とモータＭ１とを連結する回転軸１８の回転を制止
するブレーキ装置、１７は巻取リールＲ２とモータＭ２
とを連結する回転軸１９の回転を制止するブレーキ装置
である。モータＭ２を作動し、ブｌノーギ装ｆｉ＃１６
．１７を不作動にすると巻取リールＲ２が回転（２、フ
ィルムＦは供給リールＲ１から巻取リールＲ２の方（矢
印Ｂ方向）へ送給されて巻取リールに巻取られる。この
後モータＭ２を不作動に（２、ブレーキ装置１７を作動
すると巻取リールＲ２の回転が止まり、フィルムが停止
する。フィルムの順送り中、供給リールＲ１けフィルム
送りに従動し７て回転する。寸だ巻取リールＲ２から供
給リールＲ１の方（矢印Ａ方向）へフィルムを送給する
場合は、モータＭ１を作動し、ブレーキ装置１６．１７
を不作動にすればよい。この逆送り中、巻取リールＲ２
はフィルム送りに従動して回転するが、モータＭ２の印
加端子が短絡されてフィルムのたるみを防止するように
している。２０は供給リールＲ１の回転に応答してパル
スを発生する第１パルス発生器、２１は巻取リールＲ２
の回転に応答してパルスを発生する第２パルス発生器で
ある。

第１パルス発生器２０は回転軸１８に固定した円板２２
と、この円板２２の周面に一定間隔で設けたスリット２
３を挾んで対設された発光ダイオードと光′ｒ［］：変
変換子とを有する検知器２４から構成されている。円板
２２は回転軸１８と一体的に回転し、円板２２が回転す
ると検知器２４の発光ダイオードと）Ｙ、電変換素子と
を結ぶ光路が円板２２によって間欠的に遮断されること
により九ｒ［！、電変換素子ら電気的パルスを発生する
。

第２パルス発生器２１は第１パルス発生器２０と同様に
構成され、回転軸１９に固定され、かつ周面に一定間隔
で多数のスリット２６を設けた円板２５と、円板２５を
挾んで対設された発光ダイオードと光電変換素子とを有
する検知器２７から構成されている。

円板２２と円板２５は同一の大きさに構成され、それぞ
れ周面に同数のスリットを有し同一角度回転したとき第
１．Ｐ、２パルス発生器２０゜２１から同数のパルスを
発生するように構成されている。すなわち供給リールＲ
１と巻取リールＲ２が同一角度回転したとき第１．第２
パルス発生器２０．２１から同数のパルスを発生する。

マーク検知器１１はランプ１からの光がマークＭ或いは
フイ゛ルムベース部によって遮断されることによりマー
ク検知信号を発生する。

第３図は送給制呻装置を示すもので、５０は第１パルス
発生器２０及び第２パルス発生器２１から出力するパル
スを計数するカウンターである。カウンター５０は１６
進カウンターからなり、パルスを１６個計数したとき、
すなわち所定の値「１６」になったとき出力端子ａから
高レベル（以下Ｈと称す）の異常信号を出力すると共に
初期状態に戻る。また、カウンター５゜け入力端子ｂ［
Ｈの信号が入力するとリセットされて初期状態に戻る。

５１はタイマー回路、５２　ｒ、１−１’：　−タＭ１
　・Ｍ　２及びブレーキ装置１６・１７の作動を制御す
る送給制御回路である。

Ａｌ−Ａ２　　・・・Ａ７はアンドゲート、ＯＲＩ・Ｏ
Ｒ２ｔ、ｊ　オフゲート、ＩＶＩ−ＩＶ２はインバータ
、ＦｌはＪＫフリップフロップ回路で、装置ｆ！、に１
ｕ源を投入したときＲ入力端子にＨのリセット１．１号
が送られてリセットされ、Ｑ出力端子からＨの信号を出
力する。６０・６１・６２は異常状態を表示する表示器
である。送給制御回路５２はフィルムを順送りしている
ときＩｆの正転１ｄ＠を出力に、逆送りしているときＨ
の逆転信号を出力する。正転信号はアンドゲートＡ２０
入力端子５６に送られ、逆転信号はアンドゲートＡ１の
入力端子５５に送られる。また、送給制御回路５２はフ
ィルムを順送りしているときにカウンター５０の出力端
子ａから異常信号が出力した場合、ブレーキ装置１６・
１７を作動すると共にモータＭ１・Ｍ２を不作動にする
信号を出力してフィルムを停止させ、その後Ｈの正転異
常チェック信号または逆転異常チェック信号を出力する
と共にブレーキ装置を不作動にし、モータＭ１またはＭ
２を作動してフィルムを低速度で送給する。正転異常チ
ェック信号はアントゲ−）Ａ４の入力端子５８に送られ
、逆転異常チェック信号はアンドゲートＡ３の入力端子
５７に送られる。

第４図乃至第７図は上記送給制御装置の各部の信号波形
図を示すもので、第４図はフィルムが正常に送給されて
いる場合、第５図はフィルムが切れた場合、第６図はノ
イズ信号が発生した場合、第７図はフィルムが最終端ま
で送給された場合の送給異常時の各部の信号波形を示し
ている。

次に、ト記装置の動作について説明する。なお、検索装
置の詳細は公知なので説明を省略する。

今、検索開始指令により送給制御回路５２から正転信号
が出て、フィルムをＢ方向に高速度で送給して検索を行
っている場合について説明する。まずフィルムが正常に
順送りされているときはブレーキ装ｊｆ１６，１７が作
動しない状態−ＣモータＭ２が作動し、これによりフィ
ルムがＢ方向に送給され、供給リールＲ１・巻取リール
Ｒ２の回転に伴って第１・第２パルス発生器２０．２１
からパルスを出方する（第４図参照）。

第２パルス発生器２１から出方するパルスはアンドゲー
トＡ２を通ってカウンター５ｏに送られて計数される。

順送り中、アンドゲートＡ１は閉じている。一方、フィ
ルムの順送り中、マーク検知器１１はマークを検知する
度にＨのマーク検知信号を出力し７、このマーク検知信
号はカウンター５ｏに送られてカウンター５ｏをリセッ
トする。したがってフィルムが正常に送給されているｊ
Ｊ４合には、カウンター５（Ｉｔパルスを計数してもマ
ーク検知器１１から出力するマーク検知信号によりリセ
ットされるので、カウントアツプすることができず、出
方端子ａから異常信号を出力せず、フィルムが高速度で
送給され、所定の検索動作が行われる。

次に送給異常が生じた場合について説明する。

′まずｌｌＫ１送り中にフィルムが切れた場合は、第２
パルス発生器２１から出力するパルスはカウンター５０
で計数されるが、マーク検知器１１がマーク検知信号を
出力しないので、カウンター５０ｆｄリセツトされず、
カウントアツプし、第５図に示すように１６個のパルス
を計数したとき出力端子ａから異常信号を出力すると共
に初期状態ｆ戻る。送給制御回路５２は異常信号が送ら
れるとブレーキ装置１６．１７を作動し、かつモータＭ
２を不作動にしてフィルムを停止させ、停止と同時また
しよその直後に正転異常チェック信号を出力すると共に
、ブレーキ装置１６゜１７を不作動にし、モータＭ２を
再び作動し、これによりフィルムが低速度で順送りされ
る。

正転異常チェック６号はアンドゲートＡ４とタイマー回
路５１に送られ、これによりタイマー回路５１が作動し
、タイマー回路からＩｌの信号を出力する。したがって
、フィルムは一旦停止した後、再び同一方向すなわちＢ
方向に低速度で送給され、減速送り中、カウンター５０
が１６個のパルスを計数するとカウンター５０の出力端
子ａから再び異常信号が出力する。このときタイマー回
路５１が作動しているので、アンドゲートＡ５が開き、
このアンドゲートＡ５から出力するＨの信号により第１
表示器６０が点灯し、フィルムカニ切れプでことを表示
する。したがって操作者にフィルムが低速度で送られた
ときにバ給状態を見ればフィルムが切れたことがわかる
ので、との送給異常に対する適切な処置（たとえばフィ
ルムを停止させる）を直ち（Ｃとることができ、またフ
ィルムが正常に送給されているときに、ノイズにより誤
って異常信号がカウンター５０から出力した場合は、前
述と同様にこの異常信号の発生によりフィルムが一日、
停止した後、再び同一方向に低速度で送給されるが、低
速送り中にマーク検知器１１がマーク検知信号を出力し
７たとき′ｒンドゲートＡ６が開き、このアントゲ−）
Ａ６から出力するＩ（の信号によ１）第２表示器６１が
点灯し、ノイズにより異常が生じたことを表示する。し
たがって操作者はフィルムが低速度で送給されたときに
送給状態を見ればフィルムの送給に異常がないととが直
ちにわかり、これに対する処置（たとえばフィルムを高
速度で送る）を迅速にとることができる。

次にフィルム上の最終のマークがマーク検知器１１の検
知器１ｋを通過［７、フィルムの最終端に近い区域が巻
取リールまで送給された場合はマーク検知器１１がマー
ク検知信号を出力しないので、カウンター５０が１６個
の）（ルスを計数したとき出力端子ａから異常信号が出
力し、これによりフィルムが停止する。フィルムの停止
後正転異常チェック信号が出て、フィルムは同一方向に
低速度で送給される。低速送給中、第１パルス発生器２
０がパルスを発生するとアンドゲートＡ４が開き、これ
によりカウンター５０がリセットされるので、アンドゲ
ートＡ５ｔま開かない。またマーク検知器１１はマーク
検知信号を出力しないので、アントゲ−）Ａ６は開かな
い。したがって正転異常チェック信号によりタイマー回
路５１が作動したときアンドゲートＡ７が開き、フリッ
プフロップ回路Ｆ１のＪ入力※ｊ１，１子ＫＨの信号が
入力する。Ｊ入力端子からＨの信号が出力しているとき
にタイマー回路５１が不作動Ｌτなるとフリップ量＝＝
ゴフロツブＦ１がセントされ、セット出力端子ＱからＨ
の信１号が出る。フリップフロップ回路のＱ出力端子か
ら出力するＨ信号により第３表示器６２が点灯し、フィ
ルムが最終端まで送られたことを表示する。し／こがっ
て操作者はフィルムが低１・］１度で送られたときにフ
ィルム上の画像記録部を見ればフィルムが末端近くまで
送られたことを知ることができ、との送給異常に対する
適切な処置（たとえばフィルムを停止させる）を直ちに
とることができる。

上記実施例において、カウンター５０の所定の泪数値及
びタイマー回路５１の設定時間はフィルムの送給速度、
フィルム最終端の長さ等を考慮して決定される。また、
上６己実施例では、カウンターが異常信号を出力したと
きフィルムを−Ｊよ停止させているが、停止させずに減
速する（低速度にする）ようにしてもよい。

以上の説明では、フィルムをＢ方向に送給する場合につ
いて説明したが、フィルムをＡ方向に送給する場合も前
述と同様に第３図の装置により異常状態を確実に知るこ
とができるが、詳細な説明は省略する。

以」−のように本発明によれば、送給速度の変動により
送給異常を直ちに知ることができるので、送給異常の内
容に合った適切な処置をとることができる。これにより
シート月に異常な張力が加えられたり、シート材の端部
がリールから離れたりすることを防止することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図ｔま本発明を適用したマイクロフィルムリーダー
の構成図、第２図は上記リーダーのフィルム送給部の斜
視図、第３図は送給制御装置のブロック図、第４図乃至
第７図は各送給状態における第３図の各部の信号波形を
示す図である。 １１・・・・・・マーク検知器 ２０・２１・・・・・ハ／Ｌ／ス発生器Ｍ１・Ｍ２・・
・・モータ 出願人　　キャノン株式会社

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）第１回転体に巻かれているシート材を第２回転体
   に送給するための送給手段と、前記第１回転体の回転に
   連動してパルスを発生する第１パルス発生手段と、前記
   第２回転体の回転に連動してパルスを発生する第２パル
   ス発生手段と、前記シート材上のマークを検知するマー
   ク検知手段とＪ゛、前記第１パルス発生手段から発生す
   るパルスまたは前記第２パルス発生手段から発生するパ
   ルスと、前記マーク検知手段から出力する信号とを比較
   することによりシート材の送給異常を検知する検知手段
   と、前記検知手段が送給異常を検知したときシート材の
   送給速度を減速させる送給制御手段とを備えたシート材
   送給装置。
2. （２）前記送給制御手段は異常を検知したときシート材
   の送給を停止させた後、低速度で同一方向にシート材を
   送給するように前記送給手段を制御することを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項記載のシート材送給装置、。