JPS59638B2 - 懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置 - Google Patents

懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置

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JPS59638B2
JPS59638B2 JP55035722A JP3572280A JPS59638B2 JP S59638 B2 JPS59638 B2 JP S59638B2 JP 55035722 A JP55035722 A JP 55035722A JP 3572280 A JP3572280 A JP 3572280A JP S59638 B2 JPS59638 B2 JP S59638B2
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ロバート・ジー・カイゼル
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Clark and Vicario Corp
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/18Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor with the aid of centrifugal force
    • D21D5/24Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor with the aid of centrifugal force in cyclones
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/0042Degasification of liquids modifying the liquid flow
    • B01D19/0052Degasification of liquids modifying the liquid flow in rotating vessels, vessels containing movable parts or in which centrifugal movement is caused
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
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    • B04C5/24Multiple arrangement thereof
    • B04C5/28Multiple arrangement thereof for parallel flow
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04CAPPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は懸濁液を処理する装置に関し、特に原料を例え
ば抄紙機のような使用箇所に送る前の懸濁液状の製紙原
料を処理する装置に関する。
製紙産業における最近の動向は、処理操作方式の大規模
化および高速化の方向にある。
規模および速度の増加に伴い、装置の中に非常に多くの
小型のクリーナを配設し、原料を抄紙機に送る前に選別
あるいは浄化することが必要になっている。
このような原料は、また、浄化工程と略同時に脱気操作
をうけるのが望ましい。
周知の如(、脱気は抄紙された製品の品質に著しく寄与
する。
浄化および脱気のいずれにも関連のある装置の代表的例
が米国特許3432036号:3538680号および
3720315号各明細書に開示されている。
しかし製紙設備においてさらに多(のクリーナを追加す
ることが必要となってきたため、クリーナの操作上、特
に原料床からクリーナへ、そしてクリーナを介して送給
する際に発生する摩擦損失に打勝つためにエネルギ消費
が増大するという問題が現われている。
さらに、このようなりリーチが設備にうま(配設できる
か、すなわち工場における余剰空間が使えるかに関連し
て問題があり、設備内部にクリーナを取付けるか或いは
合体させざるを得ない。
さらにまた、製紙設備において非常に多(のクリーナを
使用している場合、汚損ないし詰ったクリーナを簡便に
かつ迅速に設備から除去する必要性がある。
しかしこのようなりリーチは中央の原料収集受げに取付
けられたり或いはそこに近接して設けられており、当該
原料収集受は内にクリーナユニットから収容原料を送給
する点で制限が生じる。
成る設備においてクリーナの缶状配置あるいは群構成も
従来から知られている。
しかしこのようなりリーチは浄化用に自然な状態すなわ
ち略垂直配置にはなっていない。
代りに、缶状クリーナは、例えば車輪のスポークの型の
如(水平状態に配列されている。
而してこのようなりリーチは自己排出を行わず、設備が
停止している間原料はりIJ−す中に溜まっており、こ
の結果、繊維がクリーナ内に堆積し、設備が始動すると
、上記状態によりクリーナの詰まりが助長されるという
欠点につながる。
上に列挙した問題および欠点は本発明により除去される
が、それは以下の記載から明確になるであろう。
この発明は、使用箇所に原料を輸送する前に製紙原料を
処理するための装置に関する。
なお上記使用箇所とは抄紙機であることには変りない。
特に本発明は上記原料の浄化および脱気のための装置に
関する。
本装置は、後の詳細な説明から明確なように、主浄化工
程、2次浄化工程、第30浄化工程もしくは望むならば
、さらに他の浄化工程を包含でき、一方本発明の装置に
おいて多数のクリーナを有する当該浄化機構を容易に合
体させることが可能になった。
本発明の装置は、浄化の目的のため使用し得る空間の最
適利用に特徴があり、公知設備と比較しても組立てるの
に比較的安価で済み、また、特にクリーナおよび浄化工
程に関連する配管を除去したため装置の運転に要する動
力も軽減でき、また真空脱気タンクを有するためエネル
ギ消費を軽減しながらクリーナを通る圧力降下も容易に
達成できる。
さらにまた、本装置は、配管の必要性を排除しまたは単
純化して、組立に必要な要素およびコストを軽減する。
実際本装置は殆んどの場合、工場で容易に製作され、本
装置を据はけるべき生産工場迄新規に完成した構造のま
ま船積みされる。
自立塔構造であることを効果的に利用すれば、本装置に
より工場の中二階で原料受けを支持するのに従来必要と
していた強補の多(を不要とする。
本発明によれば、製紙原料を処理する装置は柱脚構造の
頂部において高い位置に取付けられている閉鎖型紙料受
けあるいはタンクを有する。
高位置にある原料受けは、脱気浄化された製紙原料を集
合させ得る空間を構成する閉鎖部を有する。
タンクに固定されているのが複数本のクリーナユツトで
、略垂直方向を指向して配列されている。
すなわち、それらの上部すなわち受入れ端部が設けられ
て低異物混入分(dirt −poor fracti
ons )、を上向に略垂直な流路にて排出させる。
本装置に使用できるクリーナの代表的な型式は、米国特
許第2377524号明細書に記載されている。
クリーナを並列かつ略垂直な配列で使用する利点は、自
然な方向性を有するように位置付けられており、廃棄物
を排出する際重力の効果を利用できることある。
溢流制御が紙料受げ内で行なわれ、内部に集合する原料
の溜まり部の液位を調節する。
これは製紙設備の運転の安全性の面で効果的であり、当
該原料の一定のヘッドレベルは米国特許第320691
7号明細書に記載されているように効果的である。
また、本発明の利点は、クリーナが高い原料受に取りつ
けられ、その排除および取換えが容易かつ迅速に行える
ようになっている点である。
而してクリーナ本体はタンク受は内に延長させる必要が
な(、このようなりリーチはタンク受けの底に取りつげ
ることができ、クリーナの出口端部に接続された入口管
は脱気済みの原料を紙料受げ室内に送り込む。
上部に紙料受げ要素が取付けられている柱脚構造を複数
本の同心円状管の形で構成することもできる。
この場合、導管は後述の如く異なる機能を有する空間を
包囲しているが、管は紙料受げの中心に通常位置する単
一構造に結合され、タンク受げに対する支持用柱脚要素
を提供する。
個々の管もまた集密化でき、他の1つの柱脚形成の如(
紙料受けの円周に幾本かを配設することもできる。
紙料受げの底において横方向に供給室の如き分岐供給導
管機構が延在している。
この供給室は製紙原料をクリーナの入口開口部進退るた
め使用される。
この供給室は表面を閉鎖する1つの空間として紙料受げ
の底を利用でき、また反対側の閉鎖体として下方に幾ら
か離間させた板を設けてもよく、この場合紙料受けの外
部で包囲型壁が供給室の外方端の閉鎖体を構成する。
さらに、供給室は原料入口から離れる方向に段階状に減
少あるいは漸減形状にして、供給室、特に原料が供給室
に入る場所から最も離れた箇所で必要なレベルに流速を
保持することも保証できる。
原料受は室の下方に離間しかつ柱脚構造を包囲して廃棄
物室が設けられており、各々のクリーナの廃棄物側の端
部が、該室に廃棄物ないし汚染した原料を排出する。
柱脚は、前記のように全高さに伸びる1組の同心円状管
から成り、導管は、原料受の頂部を脱気用の真空レベル
以下に保持するための導管と、クリーナおよび/あるい
は紙料受けから、浄化済みか未浄化かのいずれかの原料
を供給若しくは引き出す管とから構成される。
1つの方式では、柱脚の最も中心側の導管を真空導管と
して、次の包囲管が頂部で覆われクリーナの供給室への
原料の送給のための空間を囲んでおり、次の包囲管が溜
まり部からの原料の溢流排出をもたらし、さらにその外
側の管が集合室から抄紙機造原料を送るための導管を形
成している。
さらに追加的に柱脚内に導管を設けて、次の浄化工程或
いは設備の工程に関係するような他の使用箇所に廃棄物
を送っている。
当業者であれば判るように何れの管がどの働きをするか
に関し導管の配置を変更することもできる。
例えば真空導管は必ずしも最も中央の管である必要はな
い。
このような最中央部の導管は脱気浄化済みの原料を使用
箇所まで送るために使用し、管構造中の他の1つの管を
真空接続に利用することもできる。
さらに管は同心円状に配置する必要がなく、単に個々の
管構造を集密させてもよい。
本発明の他の方式においては、第2のタンク受けが主紙
料受けと結合して使用されており、それは独自の柱脚構
造を伴っている。
当該柱脚は第2段のクリーナに原料供給するためと第2
段のクリーナから他の浄化工程に汚濁化した原料を送る
ための導管および2次タンク受けから主タワーの供給工
程に浄化済の原料を選ぶための集合導管とを形成してい
る。
さらに抄紙機の需要が増加した時主タフのはん濫を防止
するのに便利なように、第1と第2のタワーの原料受け
を互いに連結し、主タワーから第2次タワーへの溢流に
そなえている。
また本発明によれば、主および2次浄化工程を具備する
場合、2次紙料受けを主紙料受けと共通の殻構造、例え
ば交互する2個の円形断面を有する紙料受けの形体を有
するものの1部として構成してもよい。
この形体の場合、交互点はそれぞれの紙料受は構造の連
通部に於ける流れを区分している。
さらに本発明では、多数の主段階浄化紙材受けを単一の
2洗浄化工程用紙料受けと結合させることも有利である
この例では、主紙料受けが2次紙料受けの回りに衛星形
態に配置1ルても、あるいは1組の主紙料受けが線上で
互いに接続され最後に2次紙料受けと接続してもよい。
また本発明によれば、単一の紙料受げ構造が同一の構造
内で細分割され、主および2次浄化工程の両方および要
すれば第3の浄化工程、さらに多(の浄化工程を提供で
きる。
この場合、紙料受けの1区分が2次紙料受は空間として
働き、一方残りの区分が主紙料受は空間を提供している
勿論関係する浄化工程に伴ってさらに紙料受けを細分割
することができる。
従って本発明の装置は構造、要素の組合せおよび部品の
配置における特徴を具体化したものである。
次に本発明の特徴および目的をさらに理解しやすくする
ため、図面に従って詳細に説明する。
本発明は総括的には製紙方式の改良に関し、特に多数の
懸濁液用遠心力型クリーナを最も経済的、効率的かつ密
集的に組合せた製紙方式の改良に関する。
当該クリーナは、列状態でかつ本装置の他の構成要素と
関連性をもって取つげられており、このため従来より著
しく摩擦損失が軽減し、この結果、浄化工程に懸濁液を
供給するのに必要な動力を大巾に節減する。
さらに以下説明する装置は最も経済的な例であり、従来
方式で多数のクリーナを組立てた場合には不可能な程の
設備の節減をもたらす。
第1図乃至第3図について説明すると、ここには、本発
明に係る装置の一型式10が示されている。
当該装置10は、初段階の浄化工程と関連して設けられ
たものであるすなわち、装置10は、製紙用懸濁液を浄
化しつつ脱気し、その後浄化脱気済みの部分を浄化工程
から抄紙機械に直接送るのに用いられる。
装置10には、紙料受け12が設けられている。
該紙料受け12は柱脚構造14の頂部に取付けられてお
り、工場床16上に距離を保ち、紙料受げにおける後述
の如き溢流部すなわち液位18(第2図参照)が充分な
高さにあるため、紙料受げ12か抄紙工程の所望の先端
地点に重力流出することになる。
同様に異物集合室からの異物流出も、その異物がサイロ
、金網ビット或いは液密筒に重力送りされるように紙料
受げの高さが決められる。
実際溜め液位18および/または異物集合室の液位はサ
イロ、金網ピット或いは液密筒における液位より34乃
至35フイート或いはそれ以上高い。
紙料受げ12は殻構造で、空間部20を囲んでおり、低
異物混入度の懸濁液がクリーナ22から当該空間部20
内に噴射される。
クリーナ22の低汚染出口からの紙料導入は、受入れ管
24により行われ、該受入管24が紙料受けの頂部壁の
内側に向けて紙料を噴射状に放出することにより、脱気
レベル以下の真空度に保持された紙料受けの頭部空間で
脱気を促進することができる。
初段階クリーナ22は、設備の規模に対応する数だけ設
けられており、図示の実施例においては、全部で94本
設けられている。
当該クリーナ22は、紙料受げの平面上の外形の広がり
の方々に配列されており、また自然な状態、すなわち略
垂直な状態に配置されて、浄化紙料を垂直上方に放出す
るように低異物混入液出口を方向づけている。
クリーナは、紙料受げの室内に直接挿入されるのではな
く、当該室内の下側で接続されている。
このように配置したため、クリーナを取換えたり保守点
検したりする必要がある場合、取りはすしのため当該ク
リーナに容易に近づくことができる。
各クリーナ22には、1ケ所あるいはそれ以上の入口開
口部26(第2図参照)が浸水して設けられており、該
入口開口部26により、紙原料がクリーナ22に供給さ
れる。
図示されたクリーナ22は側部入口型であるが、本発明
は、勿論頂部入口型クリーナを使用した場合にも適用で
きる。
クリーナ22を紙料受は体に接続するのに種々の態様が
用いられる。
例えば1977年10月10日出願の係属中の出願第8
40999に記載されている方法を使用することが可能
である。
紙料受げ12の底部に配設され、がつ該紙料受け12の
下方およびクリーナ22の下側に離間して設けられてい
るのが参照符号28で示される構造体である。
当該構造体28は異物室30を形成し、またクリーナ2
2の高異物混入液出口32ど接続している。
紙料受け12の底壁34下方に離間して下部ヘッド部材
36が設けられており、該ヘッド部材36は、底壁34
と外部包囲壁38と共にクリーナ分岐供給導管、すなわ
ち充てん室もしくはクリーナへの供給室40を形成して
いる。
クリーナは、入026が供給室40内の供給懸濁液内に
浸漬するように配置されており、また充てん空間40は
柱脚構造14の半径方向に伸張して(・る。
このような配置については第2図および第3図に最も良
くあられれている。
柱脚構造14は紙料受12、異物室30の略中心で1つ
の有利な形態に配置でき、支持構造としてのみならず、
浄化工程に関連する種々の導管を収容する管構造として
機能する。
特に有利な形態においては、導管が柱脚の全高に亘って
伸びる同心円水の一組の管により形成されている。
管42は管44と共に、導管46を形成する円環状空間
を包囲しており、当該導管46は紙料受け12内の空間
部と連通して、浄化および脱気された懸濁液を溜め部か
ら例えば抄紙機の如き使用個所迄搬送する。
管44の上端は紙料受げ内の成る長さだけ上方に伸張し
、円筒せき52の形体で溢流すなわち液位調整を行い、
溜まり部19の懸濁液の一定液位18を確保させること
もできる。
次に管44は管48と共働して、せき52の他側と連通
し、かつ紙料溜めから例えば初段浄化工程への循環のよ
うに使用地点へ溢流液を搬送するために使用される導管
(水路)50を形成する。
管48の上端にはキャップ54が設けられており、次の
最も内側の導管(水路)の頂部を封鎖している。
管48と56とにより形成される上記最内側の導管(水
路)55は、遠心型クリーナおよびさらに具体的には充
てん空間或いは、供給室40に懸濁液の送給に使用され
る。
本設備において最内側の管である管56は、脱気用の真
空源に接続されており、またスプレーバッフル21が設
けられ、紙料受げ、頭部空間から真空導管へ繊維を吸込
むのを防止している。
異物室30に集合する廃棄部或いは高異物混入度の原料
は、同心円状の管装置の側部に連結された導管58を介
して、2次浄化工程等の使用地点まで送られる。
第3図に最も良くあられれているように、導管(水路)
55からの紙料は半径方向に設けられた管60により供
給室40に送られる。
また、上記した種々の導管は同心円状の管の代りに紙料
受の下で略集中化した管の束となるように個別の管を密
集させることも可能である。
第1a図に示す供給室40は傾斜または参照番号41の
ように段状の断面を有し、原料に必要な速度レベルを保
持させ、導管55から供給室40に原料が入る個所から
速い位置においてもクリーナに流れるようにしている。
適当な流速の維持は、供給室40およびクリーナ22に
おけるブロック発生、滞流あるいは繊維沈降の防止、究
極的にはクリーナの閉塞防止のために重要である。
また適当な流速を維持することにより、頭部空間から遊
離空気を追放するのに効果があるため、供給室頭部空間
は空気が存在しない状態に保持される。
第2a図は透明な監視硝子43を図示している。
当該監視硝子43はクリーナの異物側端部を異物室30
に接続するのに使用される。
監視硝子43を通常する際観察される異物の特徴によっ
てクリーナの操作条件を判断できる。
換言すれば、クリーナから流出する異物の流れの螺旋状
の道筋が流れの中で観察でき、全体の流れのパターンを
見ることにより操作条件を確認することができる。
ある従来公知の設備、例えば米国特許第 3261467および第3959123に例示されてい
る缶状ユニットにおいて観察板のみを設ける場合には、
上記の如き効果は期待できない。
第4図は他の形式の装置70を示す。
当該装置70は複数の浄化工程、特に初段階と2次の浄
化工程のために設けられたものである。
当該装置70は初段階の区画10を含むが、第1図乃至
第3図に図示した構造と略等しいため共通の構造には同
一の参照数字を付している。
唯、区画10において、遠心力型クリーナ22は、供給
室40に入口開口部26を浸漬させてはいない。
代りに、管72を使って入口を供給室40に接続させて
いる。
さらに、管24,27が下部ヘッド部材36および底壁
34を貫通し、これにより供給室の構造強度を向上させ
、またクリーナの並列配置を保持している。
装置70は、また第2の紙料受け80、クリーナ82、
供給室84、異物室86、入口管88、該クリーナ入口
に接続された管90、および第2の紙料受けを支持する
ための柱脚構造92を有する。
これら要素の全ては、第1段階における対応機器及び構
造と同様な態様で機能するが、但し、この実施例の第2
の浄化の究極目的は、第2段階口でリサイクルされ低異
物混入度となった懸濁液の原料を初段階のクリーナに送
ることである。
柱脚92は、紙料受け80から原料を排出させるための
出口管94と、供給室に原料を供給するための導管96
と、異物室86に接続する導管98とからなる複数の管
により形成されている。
真空による脱気条件は真空接続管100によって第2の
紙料受け8頭部空間で保持されている。
該真空接続管100は、該頭部空間部を紙料受げ12に
おける頭部空間部に接続している。
なお、この作用はトンネル103によってももたらされ
る。
両紙料量けとも独自に立っており、それぞれの柱脚によ
って支持されているが、紙料受けには付加的に補強部材
102,104が設けられており、キャツトウオークお
よびサービスプラットフォームを構成している。
紙料受げ12における溜まり部から溢流した原料はトン
ネル103を通って紙料受け80に流れる。
ここでトンネル103の下側は紙料受け10のせきの液
位より下に位置する。
紙料受け12の溜め部の液位はせき52によって保持さ
れるように図示されているが、当該液位はせき53をト
ンネル103内に設けることによって容易に調節するこ
とができる。
さらに、液位は、第4図中、点線で示すように紙料受げ
80内で上方に一定距離伸張する管57により形成され
るせき55で調節することもでき、この場合、せき52
,53は不要である。
実際色々な組合せの液位制御が紙料受げ12および/ま
たは80において可能である。
而してせき53を省略し、液位制御にトンネル103の
床を利用した場合には管44を短か(できる。
この場合せき55を導尿の高さにしておくのが好ましい
またせき52と同様せき53も省略し、せき55のみに
より液位制御することもできる。
第4図には、真空導管が図示されている。
この導管は上方に伸びて紙料受12に入っており、2個
の紙料受けの頭部空間部を真空に保持するために使用さ
れる。
この導管は勿論、紙料受80の柱脚状管構造におき替え
ることができる。
第4図における紙料受げはいずれも単独直立構造となっ
ているが、ガイワイヤ等を使用しいずれかの構造体を補
強しかつ固定することもできる。
第5図および第5a図は、本発明の他の実施例を示して
いる。
この実施例では第1段、第2段共浄化工程に使用されて
いる。
紙料受け120゜122のそれぞれが互いに交叉する無
端状の殻構造となっており、それらか交叉するところで
気密接合を保つように互いに固着されている。
交叉部で紙料受けの内部に連通ずるような開口部が設け
られている。
第5b図に最も良くあられれているように、溢流装置す
なわちせき124が開口部に配置されており、第1段の
紙料受げ120内部の溜めの液位を保持している。
またバッフル126が2つの頭部空間を分けている。
さらにこの実施例においては、異物の多い懸濁液あるい
はそれぞれのクリーナ段階から出される廃棄物が128
で示すように柱脚状導管に直接運ばれ、いかなる中間の
異物室も通過することがない。
さらにクリーナへの供給は、供給室から行なう代わりに
原料供給導管133に接続された分岐管131によって
行うことができる。
さらにまた、紙料受げの頭部空間部分への接続は柱脚構
造における導管を使用せず130で示す配列により行う
ことが可能である。
第6図および第7図は紙料受の配列におけるさらに他の
変形例を示す。
中こでは、主紙料量けおよび2次紙料受けが使用され、
特に、単一の2次紙料受げ80を伴う2個以上の主紙料
量け10が使用されている。
この場合、主紙料量けは2次紙料受げに対し衛星状に円
周方向に離間した配置で設けられるか(第6図)、或い
は主紙料受けが他の主紙料受けおよび2次紙料受けと、
直列に隣接する関係において中央の構成部分として働く
ように設けられるか(第7図)している。
第8図および第9図は主および2次浄化装置の他の配置
を示している。
ここでは単一の紙料受構造200および単一の柱脚構造
202が雨降化工程の働きをする。
上記働きのため、紙料受け200はせき板204,20
6により区画され、2次紙料受部分として働(第1の受
部分と、−吉事紙料受部分として働く残りの受部分とを
形成している。
各工程の各々のクリーナは低異物混入度の懸濁液を適当
な区分に排出するように配置されている。
バッフル210は、紙料受の土壁の下側に設けられ、せ
き板が2つの紙料受部分を形成すると同様な仕様で頭部
空間部分を区画している。
柱脚構造における導管は、また板212により区画され
ている。
図示する包囲型配列の代りに個個の管を各区分に集合さ
せて設けてもよい。
第10図はクリーナ構造体の頂部を示している。
図示の方法で入口302および出口304の両方を有す
る頂部入口クリーナ300は供給室40に接続されてお
り、接続管305′が供給室内を伸びている。
第10a図は接続管305の構造における変形例を示し
ている。
ここでは接続パイプ305は、その頂部において外方に
張り出す構造とする力・あるいは肉厚テーパ部を設ける
ことによって面307を延長している。
延長された面307は、例えば製紙繊維の最長の長さよ
り3/8乃至1/2インチ長くされており、当該繊維が
管305に導入される際分離しないようにしている。
もし分離が起れば勿論次々と堆積し、結局系全体の操作
上の問題に発展してしまう。
第11図はさらに他の実施例である基型装置の例を示し
ている。
ここでは製紙受け12は柱脚構造の頂部で支持されてい
る。
柱脚構造は、中央の管群320と、紙料受げの円周に設
けられた導管322とを有する。
導管322は供給室40に原料を供給するために設けら
れている。
またここでは、供給室は段階状あるいは傾斜状の断面を
有さない。
供給導室322は、供給管への原料供給が最適かつ一定
の流速で行われるように充分な数および場所をもって円
周部分に離間して設けられている。
原料は導入箇所から半径方向を内側に向い、乱流状態で
流れる。
本実施例で示す連結導管には脱気された原料を抄紙機に
送給する管、溢流液をリサイクル工程、第1段の浄化工
程へと送給する管、および廃棄物を使用箇所まで運ふ管
が含まれる。
第12図は、本発明装置のさらに他の1実施例を示す。
この実施例では、紙料受けを支持する柱脚構造は工場床
或いは下方の全てに亘って独自に立ってはおらず、紙料
受げに接続する柱脚構造が短縮されて中二階の床に固定
されている。
柱脚構造は中二階の下方に伸び(340)ているが、中
二階342下方では何ら支持されていない。
当該中二階において、柱脚構造への或いはそこからの種
々の配管方法が考えられる。
第13a図および第13b図は、紙料受の構成部分であ
る頭部空間部分に設けられるシャワー装置を示す。
而して頭部空間部分において、偏流用バッフル35Gが
設けられ、真空出口に繊維が吸込まれるのを防止してい
る。
また、シャワー管362とスプレーユニット364が設
けられ、真空出口管の開口部周辺に連続して水をスプレ
ーしている。
このシャワーを設けたことにより真空発生装置にかかる
蒸気負荷を軽減させることができる。
第14図は他の1例である装置400を示す。
この装置400において、クリーナを使用する原料の浄
化は行わず、前工程で原料が浄化された後紙材受けに導
入され、そこで脱気される。
但し、脱気後の浄化は行われる。
第1図に示す実施例と同様に、原料は供給室440を介
して導入され、入口管442によって紙料受けの空間に
噴射状に排出される。
第14a図は装置400に使用される供給室の1例を示
す。
この例では、入口管442は供給室の頂部および底部を
貫通して伸びており、また管壁に入口444が設けられ
ている。
このような構造にしたため非常に簡単な方法で入口管の
取付を簡便に成し得る。
入口には、また、内方あるいは外方に混合用補助板を設
けて、流れた渦を与えることもできる。
さらに上記補助板は同−或いは異なる平面に配置されう
る。
第15,15a、16および16a図は、第14図の装
置に使用できる入口管の構造を示している。
これら管を設けることにより、紙料受げ412内に導入
される原料がもつべき旋回流若し(は渦流を発生成いは
助長される。
第15゜15a図における管460は底部における構造
に特徴がある。
テーパ面464が開口部462に隣接しており、原料に
渦流を与えるための偏流羽根として働(。
第16,16a図において、管470には環状に配置さ
れた接線方向の人口および上向に傾斜した通路472が
設けられている。
これらは原料を渦流にするために設けられている。
前述の例は、本発明のい(つかの実施例であるが、さら
に本発明の範囲を逸脱することな(変形することができ
ることは理解できよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による塔屋の懸濁液処理用装置の一実
施例を示す縦断面図、第1a図は第1図の装置における
階段状或いは漸減状の原料供給室を示す部分拡大図、第
2図は第1図の装置の上部を示す拡大図、第2a図は第
2図の装置において使用されるクリーナの高異物混入排
出端を示す部分拡大図、第3図は第2図の装置における
クリーナの配列状態を示す水平断面図、第4図は本発明
による基型装置の他の実施例であって、主ユニットと2
次ユニットにおいて1段目および2段目の懸濁液処理が
行われる装置の垂直断面図、第5図は主および2次浄化
工程に使用される基型装置の他の実施例を示す垂直断面
図、第5a図は第5図に示す装置の上部水平断面図、第
5b図は第5図の主紙料量けと2次紙料受けとの間に配
設されたせきを示す部分拡大図、第6図および第7図は
基型装置で、1個以上の浄化タンク受けを衛星形体で配
設した変形例を示す平面図、第8図および第9図は各浄
化工程に対する2個の紙料受げ区分を設けた基型装置を
示す垂直断面図および水平断面図、第10図は上部入口
型式のクリーナを原料供給室に接続している状態を示す
部分拡大図、第10a図は第10図に示すクリーナに接
続された上端入口管の形状を示す断面図、第11図は基
型装置の他の実施例であって、柱脚構造の1部を構成す
る原料供給導管が紙料受けの周辺に設けられている型式
の例を示す正面図、第12図はさらに他の1実施例であ
って、柱脚構造が工場の中二階等に支持されている型式
の例を示す正面図である。 第13aおよび第13b図は紙料受げの頭部空間部に位
置する噴射機構の変形例を示す部分拡大図、第14図は
既に浄化工程を経た製紙用懸濁液を脱気するために使用
される基型装置の他の実施例を示す正面図、第14a図
は第14図の供給室における入口管の使用例を示す1部
破断した側面図、第15図および第16図は入口管の変
形例であって、紙料受げ内に噴射する原料に渦流運動を
与える形状を示す部分側面図、第15a図および第16
a図は第15図および第16図において、それぞれ15
a −15a 、 16a −16a線からみた平面図
である。 10・・・・・・装置、12・・・・・・紙料受け、1
4・・・・・・柱脚構造、22・・・・・・クリーナ、
30・・・・・・異物室、40・・・・・・供給室。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の(a)〜(g)からなる懸濁液状製紙原料の浄
    化脱気装置。 (a) 懸濁液を高異物混入分と低異物混入分とに分
    離するための複数の遠心力型クリーナであって、各クリ
    ーナが別々の出口を有し、該出口を介して該高異物混入
    分と低異物混入分とが排出されるもの、 (b) 該クリーナから排出する低異物混入部分を収
    容しかつ集めるための閉鎖型紙料受け、 (c)垂直に延びる柱脚構造であって、該紙料受げが該
    柱脚構造の頂部に設けられ、該クリーナが該紙料受の下
    側に配設されかつ1つのクリーナが他のクリーナと並ん
    で平行に配列され、各クリーナの低異物混入分出口が設
    けられ、低異物混入物を垂直に排出させるようにしてお
    り、各クリーナが懸濁物を該クリーナに導入するための
    入口開口部を有するもの、 (d) 該クリーナの低異物混入排出液を該紙料受げ
    に接続する出口管機構であって、該管機構は該紙料受げ
    内において、そこに集まる懸濁液の溜まり面上方で開放
    端部を有するもの、 (e) 該紙料受げの底部で該柱脚構造の半径方向に
    延長するクリーナ供給用分岐導管であって、該クリーナ
    の入口開口部が該供給用分岐導管と連通しているもの、 げ)真空源 (g) 該紙料受げにおける頭部空間部と真空源を接
    続する機構であって、該頭部空間部に排出する低異物混
    入排出液は真空の影響をうけて脱気され、該柱脚構造は
    複数の導管からなり、使用個所に低異物混入排出液を送
    るために該紙料受げに接続された導管と、該クリーナ供
    給用分岐導管に懸濁液を供給するための導管機構と、次
    の浄化工程に低異物混入排出液を送るための導管と、該
    導管と連通ずる該クリーナの高異物混入分出口とを有す
    るもの。 2 該真空源を紙料受は頭部空間部に接続する機構がさ
    らに別の柱脚構造に構成されてなる特許請求の範囲第1
    項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 3 該紙料受は内部に脱気された懸濁液の溜まり部を保
    持する機構を有し、該柱脚構造は、該紙料受げの上記溜
    まりを溢流する懸濁液を排出する別の導管を有してなる
    特許請求の範囲第2項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱
    気装置。 4 溜まり部保持機構がせきで構成されてなる、特許請
    求の範囲第3項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置
    。 5 該紙料受けの下方に離れて、廃棄物集合室を形成す
    る機構を有し、該クリーナの高異物混入液出口が該室と
    連通し、次の浄化工程に高異物混入懸濁液を送るために
    設けられた、該柱脚の導管が該室に接続してなる特許請
    求の範囲第2項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置
    。 6 供給用分岐導管機構が供給室で構成してなる特許請
    求の範囲第1項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置
    。 7 該クリーナの入口開口部がクリーナ本体側部の入口
    開口部であり、また該入口開口部は該供給室における懸
    濁液の流れ内に配設されてなる、特許請求の範囲第6項
    記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 8 該クリーナの入口開口部がクリーナ本体側部の入口
    開口部であり、また該入口開口部は、供給室に伸びる入
    口管によって、該供給室と接続してなる特許請求の範囲
    第6項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 9 該クリーナの入口開口部がクリーナ頂部側入ロ開ロ
    部であり、また該入口開口部は供給室内に伸びる入口管
    によって該供給室と接続してなる特許請求の範囲第6項
    記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 10 該供給室内に伸びる入口管の高さが調節され、
    該供給室の低部上方に異なる液位で導管に接近して懸濁
    液を流れさせ、該併給室内で滞流空間の存在およびガス
    充満を排除してなる特許請求の範囲第8項記載の懸濁液
    状製紙原料の浄化脱気装置。 11 該供給室内に伸びる管の高さが調節され、該供
    給室の低部上方に、異なる液位で導管に接近して懸濁液
    を流れさせ、該供給室内で滞流空間の存在およびガス充
    満を排除してなる特許請求の範囲第9項記載の懸濁液状
    製紙原料の浄化脱気装置。 12 該供給室が該柱脚状構造における懸濁液供給導
    管との接続点から離れる方向に漸減する断面を有する、
    特許請求の範囲第6項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱
    気装置。 13 紙料受けおよび該複数のクリーナが主懸濁液浄
    化工程に関連しており、さらに(h)ト1)とを有する
    特許請求の範囲第5項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱
    気装置。 (h)2次懸濁液浄化工程に関連する第2の紙料受げ、 (i) 第2の垂直に延びた柱脚構造であって、該第
    2の紙料受けが該第2の柱脚構造の頂部で支持されてい
    るもの、 (j) 該第2の紙料受げの下側に配置され1つが他
    のものと並列に配列された複数の遠心力型クリーナであ
    って、該クリーナは低異物混入液および高異物混入液出
    口を有し、各クリーナは懸濁液を該クリーナ内に導入す
    るための入口開口部を有し、出口管機構が設けられて該
    第2段のクリーナの低異物混入排出液を第2次紙料受け
    に接続しているもの、 (k) 該第2の紙料受けの低部において該第2の柱
    脚構造の半径方向に延びる第2のクリーナ供給用分岐導
    管機構であって、該第2段クリーナの入口開口部が該第
    2の供給分岐導管機構と連通しており、該第2の柱脚構
    造が複数本の導管からなり、かつ第2の紙料受けからの
    低異物混入懸濁液を使用箇所まで送るため該第2の紙料
    受げに接続された導管と、懸濁液を該第2のクリーナ供
    給用分岐導管機構に供給するための導管機構と、高異物
    混入懸濁液を次の浄化工程へ送るための導管とを有し、
    該第2段クリーナの高異物混入懸濁液は上記導管と連通
    してなるもの、(1) 該第2の紙料受における頭部
    空間部を該真空源に接続するための機構。 14 該紙料受げの1本に於ける頭部空間部を真空源
    に接続するための機構は、別に取付けられた柱脚構造の
    導管から構成されてなる特許請求の範囲第13項記載の
    懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 15 該紙料受げの他方に於る頭部空間部に真空源を
    接続するための機構は、両紙材受けの頭部空間を互いに
    接続させる管を有してなる特許請求の範囲第14項記載
    の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 16 該第2の紙料受げ下方に離間して設けられた廃
    棄物集合室を形成する機構を有し、該第2段クリーナが
    該室と連通しており、高異物混入懸濁液を送るための該
    第2の柱脚構造が該室に接続されてなる特許請求の範囲
    第13項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 17 該第1の紙料受げ内部で脱気された懸濁液の溜
    まり部を保持するための機構を有してなる特許請求の範
    囲第13項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 18 該溜まり部保持機構は該第1の紙料受げ内にせ
    きを有し、該第1の紙料受げと連結した柱脚構造は、該
    溜まり部から溢流させて該紙料受げから懸濁液を排出す
    るための別の導管を有してなる特許請求の範囲第17項
    記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 19 該第1の終材受げを該第2の紙材骨げと連通さ
    せるトンネルを有し、これにより該第1の紙材骨げにお
    ける該溜まり部を溢流する懸濁液を該第2の紙材骨げに
    送給してなる特許請求の範囲第17項記載の懸濁液状製
    紙原料の浄化脱気装置。 20 該溜まり部保持機構が該第1の紙材骨げ内にお
    いてせきを有してなる、特許請求の範囲第19項記載の
    懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 21 該溜まり部保持機構が該トンネル内においてせ
    きを有してなる特許請求の範囲第19項記載の懸濁液状
    製紙原料の浄化脱気装置。 22 各紙材骨けは空間包囲型殻構造であり、該殻構
    造は、互いに並行隣接状態に支持されており、一方が他
    方に交叉固定され、合体型紙材受は組立体を構成してお
    り、交叉部分で両者間の開口部分が存在し、該紙材骨げ
    の内部を連通させてなる、特許請求の範囲第13項記載
    の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 23 第1の紙材骨げにおげろ脱気された懸濁液の溜
    まり部を保持するための機構を有し、該機構は2つの紙
    材骨は殻構造間の開口部におけるせきとして構成してな
    る特許請求の範囲第22項記載の懸濁液状製紙原料の浄
    化脱気装置。 24 該2次紙料受けと接続しかつ該2次紙料受けの
    周りで他の主紙材受けから同一円上に離間している1乃
    至それ以上の追加の主紙材受けを有してなる特許請求の
    範囲第22項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 25 前記主紙材受げに交叉結合状態で接続固定され
    、かつ合体型主紙材受は副組立体を構成する少なくとも
    1つの追加の主紙材受けを有してなる特許請求の範囲第
    22項記載の懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置。 26 該紙材骨げが空間包囲型殻構造であり、柱脚構
    造が該殻構造の略中心に配設されており、溜まり部保持
    機構が該殻内に配置されたせきであり、該せきが該殻内
    部で溢流区画を提供するように液路を横断しており、該
    紙材骨げの残りの区画で溜まり部から溢流する懸濁液を
    収容し、該複数のクリーナが主懸濁液浄化工程に関連し
    て、低異物混入懸濁液を紙材骨げの該残部区画に排出し
    ており、第2の複数本の遠心力型クリーナが2次の懸濁
    液浄化工程に関連して該紙材骨けの下側で、該第1のク
    リーナと同様の態様で配置されており、低異物混入懸濁
    液を該紙材骨げ17溢流区画に排出し、また該柱脚構造
    における導管が、低異物混入懸濁液を紙材骨げから送給
    するため、該遠心力型クリーナ・\懸濁液を供給するた
    め、およびクリーナの高異物混入液出口から高異物混入
    懸濁液を送るために設けられ、該導管の全長に伸びる分
    割板を備え、それらをそれぞれ主および第2次懸濁液浄
    化工程に関連する導管部分に分割してなる特許請求の範
    囲第3項記載の懸濁液状原料の浄化脱気装置。 27 該紙材骨げには、該せきにより構成された溢流
    および残部区画に対応して頭部空間部を細分割するため
    のバッフルを備えてなる特許請求の範囲第26項記載の
    懸濁液状原料の浄化脱気装置。 28該紙料受げは空間包囲型殻構造であり、該柱脚構造
    における少な(とも数本の導管が該殻構造の略中心に集
    中して配置されてなる特許請求の範囲第1項記載の懸濁
    液原料の浄化脱気装置。 29 該集中部が複数の同心円の管を有してなる特許
    請求の範囲第28項記載の懸濁液状原料の浄化脱気装置
    。 30 該柱脚構造における導管が殻構造の円周に配列
    されてなる特許請求範囲第28項記載の懸濁液状原料の
    浄化脱気装置。 31 該殻構造の円周に配設された導管は、懸濁液の
    該クリーナ供給用分岐機構への送給に用いられてなる特
    許請求範囲第30項記載の懸濁液状原料の浄化脱気装置
    。 32 該第1段および第2段クリーナの高異物混入液
    出口は、透明の管状部材によりそれぞれの廃棄物集合室
    に接続されてなる特許請求の範囲第16項記載の懸濁液
    状原料の浄化脱気装置。 33 該真空源を紙材骨げ空間部と接続させるための
    柱脚構造における導管は、該紙材骨けにおいて上方に伸
    び該頭部空間部にて端部を有する管と、該紙材骨けの頭
    部空間部に支持され導管の端部を包囲し該端部内に懸濁
    固形物が混入しないように設けられたバッフルとから構
    成されてなる特許請求範囲第2項記載の懸濁液状原料の
    浄化脱気装置。 詞低異物混入懸濁液が送られる使用箇所上方における該
    紙材骨げ中の溜まり部の液位が、紙材骨げから該懸濁液
    が重力流出の効果を得るに充分で、かつ付加的には使用
    箇所に至る迄の道程でこうむる摩擦損失に打勝つに充分
    な高さにしてなる特許請求範囲第3項記載の懸濁液状原
    料の浄化脱気装置。 あ 次のh)〜(r)からなる懸濁液状原料の脱気装置
    。 −閉鎖型紙料受け、 (n) 垂直に延びた柱脚構造であって、該紙料量げ
    が該柱脚構造の頂部に配置されているもの、(o)
    該紙料量けの下方で該柱脚構造の半径方向に伸びている
    供給室、 (p) 供給室を該紙料量げと接続する噴射管機構で
    あって、該管機槽が懸濁液の溜まり部の液位上方の該紙
    料量げ内部で開放端を有するもの、(q) 真空源、 (r) 該真空源を該紙料量けの頭部空間部と接続す
    るための機構であって、該頭部空間部内に排出される懸
    濁液が真空の影響により脱気され、また該柱脚構造は、
    複数の導管からなり、懸濁液を使用箇所進退るために該
    紙料量げと接続する導管と、該供給室に懸濁液を供給す
    るための導管機構とを有するもの。 36 噴射管機構に、該供給室から該噴射管機構に入
    る原料に渦流運動を与える機構を備えてなる特許請求範
    囲第35項記載の懸濁液状原料の脱気装置。 37 各クリーナの高異物混入液出口は透明の管状部
    材によって廃棄物室に接続されており、高異物混入懸濁
    液の該廃棄物室への流れを観察容易としている特許請求
    の範囲第5項記載の懸濁液状原料の脱気装置。 お 入口管の入口端を外方に張り出させ、その拡大され
    た上面を供給室内を流れる懸濁液に含まれるいかなる繊
    維の長さより長くし、それにより該入口において繊維が
    つまることを防止してなる特許請求の範囲第9項記載の
    懸濁液状原料の脱気装置。 39 該溜まり部保持機構を第2の紙料量げにおける
    せきで構成してなる特許請求の範囲第19項記載の懸濁
    液状原料の脱気装置。
JP55035722A 1979-03-19 1980-03-19 懸濁液状製紙原料の浄化脱気装置 Expired JPS59638B2 (ja)

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