JPS5963704A - 磁気スイツチ用磁心 - Google Patents

磁気スイツチ用磁心

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JPS5963704A
JPS5963704A JP57174795A JP17479582A JPS5963704A JP S5963704 A JPS5963704 A JP S5963704A JP 57174795 A JP57174795 A JP 57174795A JP 17479582 A JP17479582 A JP 17479582A JP S5963704 A JPS5963704 A JP S5963704A
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重田 政雄
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
■ 発明の背景 技術分野 本発明は、加速器等に用いる高パワーレー゛・ルで、リ
セット時間の短い磁気スイッチ用のモ(り心に関する。 先行技術とその問題点 IGW以上にも及ぶ高パワーレベルで、12かも10K
l−1z以上にも及ぶ高周波数で、リセット時間の短い
パネルジェネレーターとしてのスイソテが、加速器等で
要望されている。 従来、パルスジェネレーターとし、てのスイッチとして
は、ザイラトロン等の高圧ガスス・fソチがあるが、こ
のよ5な高パワーです仕ット時間の短い使用はできない
。 これに対し、第1回に示されるような多段の磁気スイッ
チが知られている。 この磁気スイッチは、キャパシタ
−CC曲・・・・曲、CI、ト可112 飽オ■インダクターL   L  ・・曲・曲・、Ln
トカラ、1  ll 、    9 図示のようにn段に構成される。 この場合、各キャパ
シターのキャパシタンスは相等しくしまた各インタフタ
−のインダクタンスは、高次段はどより小さなものとす
る。 このよへな構成で、直流電源を入力側に印加すると、キ
ャパシター〇□にナーV−ジが充電する。 充電後、−fノタクターL□が飽和に達して、そのイン
ピーダンスが下がり、チーV−ジはキャパシター〇2.
へ流れる。 そして、このような動作をn段まで順次行
うことによって、原波形のエネルギーを保ちながら、パ
ルス中は11μ次圧縮され、高速および高パワーのパル
スが生じる。 このような磁気スイッチにおける各段のインダクターL
□、L9.・・・・・・・・・・・・、L、に用いる磁
心としては、下記のような特性が要求される。 まず、第1に、可飽和性が良好でなければならないので
、角型性が良好で、しかも飽和領域での透磁率μsat
が小さいことが必要である。 この場合、本発明者らの
検討結果によればBr/B□。(Brは残留磁束密度、
8□、。 は]QOeでの磁束密度)が0.7以上であることが好
ましい。 また、μsatは要求される磁心体積に比例
するので、μsatが小さいはど磁心を小型化できる。  そして、パルス中の理論的最大圧縮係数は(μufl
sat/μsat )1/2 K比例するので (μu
nsatは不飽和領域での透磁率)、μunsatとμ
satとの差が大きいほど、使用段数が小さくなり、ス
イッチが小型化し、好ましいものである。 第2には、インダクターは、B −Hルーズの−Brか
らBs (Bsは飽和磁束密度)まで励磁するので、Δ
Bs = 1−Brl +Bsが大きくなければならず
、角型性が良好である上に、13sが大きくなければな
らない。 この場合、先の要求される磁心体積は、1/
(ΔBs)”に比例するものである。 第3には、10KHz程度以上にて動作させるので、高
周波でのエネルギー損失が小さくなければならない。 第4には、特性の経時変化が少Iぷいことが必要である
。 そして、この他、製造の容易性、耐食性等が要求される
。 ところで、各種磁心材料として汎用され゛〔いる材料と
しては、フェライトがある。 L、かじ、フェン−(トでは、特に、−」二記第1〜第
3の磁気特性の点で不十分であり、磁心が大型化し、し
かも損失が大きい。 これに対し、非晶質磁性合金の薄帯も磁心形成材料とし
て実用化されてきているが1通常の組成のものでは、上
記要求特性をすべて満足するものではなく、しかも熱処
理が困難である等の欠点がある。 ■ 発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その主たる目的は、上記諸要求特性を全て満足し、し
かも熱処理等の点で製造が容易な非晶質磁性合金からな
る磁気スイッチ用磁心を提供することにある。 本発明者らは、このよへな目的につき鋭意研究を狙ねた
結果、所定の組成範囲にて、部とした非晶質磁性合一の
薄帯を巻回してなる磁心が、とのよ)な目゛的を達成す
ることを見すなわち、第1の発明は、部分的に結晶質を
含み、下記式〔I〕で示される組成を有し、厚さ20B
m以下の非晶質磁性合金薄帯を巻回してなることを特徴
とする磁気スイッチ用磁心である。 式〔I〕Fex(Sl、B、)y (上記式(I)において、 X+’!=100at%であり、このうち、yは21〜
25.5at%である。 また、p+q=100%であり、このうち、pは40〜
75%である。 さらに、y≦0.5.p+1、y≦0.ip+19、y
≧1)、3p+2かつy≧0.13 p+13.7であ
る。)第2の発明は、 部分的に結晶質を含み、下記式〔]〕で示される組成を
有し、厚さ20μ消以下の非晶質磁性合金薄帯を巻回し
てなることを特徴とす゛る磁気スイッチ用磁心である。 式[1] F ex(S 1pBqXr  )y(上記
式〔■〕において、 xlは、PおよびCの1種または2棹を表わす。 X+y=100at%であり、このうち、yは21〜2
5.58t%である。 p+q+r=100%であり、このちち、pは40〜7
5%、rは0.01〜24%である。 さらに、y≦0.5p+1.y≦0.1p−)−19、
y≧0.3p+2かつy≧0.131)+13.7であ
る。)第3の発明は、 部分的に結晶質な含み、下記式〔■
【〕で示される組成
を有し、厚さ20μ悔以下の非晶質磁性合金薄帯な巻回
してなることを特徴とする磁気スイッチ用磁心である。 式CIll ]  (FeaT■t))xXy(上記式
(pi )において、 ′l゛1は、COおよび/またはNiを表わす。 Xは、SiおよびB、またはSiおよびBとPおよび/
またはCとの組合わせを表わす。 X+’/=1()Oat%であり、このうち、yは21
〜25.5at%である。 また、a+b=100%であり、このうちbは0.1〜
20%である。 さらに、X中のSiの含有比をp%としたとき、pは4
0〜75%であり、しかも、y≦0.5p+1、y≦0
..1p+19、y≧0.3p+2かつy≧0、] 3
 p+13.7である。 さらに、X中にPおよび/またはCが含まれるとき、P
とCとの総計は、X中の0.01〜24%である。) 第4の発明は、 部分的に結晶質を含み、下記式(、lV )で示される
組成を有し、厚さ20μ惰以下の非晶質磁性合金薄帯を
巻回してなることを特徴とする61titスイツチ用磁
心である。 式〔” ) (”’ cMnd)xX。 (上記式〔IV〕において、 Tllは、Fe、またはFeならびにCOおよび□ /もし、くはNiを表わず、 Xは、SiおよびB、またはS+およびBとPおよび/
またはCとの組合わせを表わす。 X+y=100at%であり、このうち、yは21〜2
5.5at%である。 また、c + d = 100%であり、dは0.1〜
5%である。 さらに、Tll中にCOおよび/またはN1h1含まれ
るとき、COとNiとの総計は、T 中の01〜20%
である。 加えて、X中のSiの含有比をp%としたとき、pは4
0〜75%であり、しかも、y≦059+1、y≦0.
1p+19、y≧0.3p+2カ)つy≧0.13 p
+13.7である。 そして、X中にpおよび/またはC7!1声含まれると
き、PとCとの総計は、X中の0.01〜24%である
。) 第5の発明は。 部分的に結晶質を含み、下記式〔■〕で示される組成を
有し、厚さ20μ溝以下の非晶質磁性合金薄帯を巻回し
てなることを特徴とする磁気スイッチ用磁心である。 式[” ]  (T!Iie ’l”V□ x Xy(
上記式(V〕において、 ′rI[は、Fe 、またはFe トCo 、 Niお
よびMnのうちの1種以上との組合せを表わし、戸は、
V[B族元素の1種以上を表わし、Xは、SiおよびB
、またはSiおよびBとPおよび/またはCとの組合わ
せを表わす。 X+V=100at%テアリ、コ’、’) ウ%、yは
21〜25.5at%である。 また、e°トf=100%テアリ、r&t0.1〜7%
である。 さらに、′rlll中に、Coおよび/またはNiが含
まれるとき、CoとNiとの総計は、′rlll中の0
.1〜20%であり、またTjl[中にMnが含まれる
とき、MnはTffI中の0.1〜5%である。 加えて、X中のSiの含有比をp%としたとき、pは4
0〜75%であり、しかも、y≦0.5p+1、y≦0
.lp+19.Y≧U、3p+2かっy≧0.13 p
+13.7である。 そして、X中にPおよび7士たはCが含まれるとき、P
とCとの総計は、X中の0.01〜24%である。) ■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成を詳細に説明する。 本発明の磁心を形成する非晶質磁性合金の薄帯は、部分
的に結晶質を含むものである。 薄帯内において、非晶質中に部分的に含まれる結晶負け
、一般に、微結晶が析出して、非晶質中に混在している
ものである。 従って、薄帯のX線回折を行うと、回折スペクトルは、
非晶質特有のハローの上に、結晶質の存在を示すピーク
が重畳されたパター7を示し、また、回折像にはハロー
上にスポットが重畳され、所定の環径と環幅をもつデバ
イーシエーラー環が現われる。 そして、回折スペクトルのハローとピークとの面積比を
とれば、薄帯中の結晶質と非晶質との存在比が求められ
るものであるが、このように得られる結晶質/非晶質は
、通常、0.1〜50%程度であることが好ましい。 また、析出した微結晶は、通常、デバイ−シエーラー環
の環径と環幅とから、概ね10〜1000A程度の平均
粒径なもつものと考えられるものである。 そして、このように部分的に存在する微結晶を含む薄帯
かも本発明の磁心を形成したとき、1QKHz以上、数
10MHzにも及ぶ高周波領域での動作の際のエネルギ
ー損失は、格段と減少する。 また、ΔBs、μsat
 、 p unsatBr/Bio損失等も良好な値と
なる。そして。 これら磁気特性の長期間に亘ろくつがえし動作や保存に
ともなう経時劣化もきわめて少な(なる。 次に、本発明において用いる非晶質磁性合金薄帯の組成
について説明する。 まず、薄帯は、遷移金属成分とガラス化元素成分とから
なる。 遷移金属成分は、Feを必須元素とし (式〔I〕)、
これに、必要に応じCoおよび/またハNi(式〔■〕
)、Mnト必要に応じCoおよび/またはNi (式〔
■〕)、vB族元素(Cr、他方、ガラス化元素成分は
、SiとBとを必須元素としく式〔I〕)、これに必要
に応じ、Pおよび/またはCを含有する(式[U)〜〔
V〕)。 この場合、SiとB、そして必要に応じPおよび/また
はCとからなるガラス化元素の含有量y(上記式CI)
〜〔V〕)は、21.0〜25.5at%である。 上記式〔I〕〜(V ) ”[おけるガラス化元素Si
+8(式(1))、Si + B + X’ (式(l
])、X (式(111E〜〔V)) ノ含有iyカ2
5.3at%をこえると、エネルギー損失が多くなる。 しかも、磁気特性が劣化し、同一特性を得るために磁心
体積を増加しなければならないという欠点がある。 これに対し、yが21.Oat%未満となると、薄帯化
しにくくなり、製造歩留りが悪くなり、また薄帯の表面
性が愚くなる。 しかも、結晶化温度が低下し、前記し
た微結晶析出のための熱処理の温度、時間の制限が厳し
くなり、熱処理が困難となり、前記したように、結晶質
を部分的に含有させることが困難となる。 これに対し、yが21.0〜25.5at%の範囲内で
は、エネルギー損失はきわめて少なく、その他上記の欠
点は解消する。 これに対し、SiとB、そして必要に応じPおよび/ま
たはCとからなるカラス化元素成分中のSi含有比p(
%)は、40〜75%である。 pが40%未満となると、エネルギー損失が増大する。  また、磁気特性の経時変化が大きくなってし一!!へ
。 これに対し、pが75%をこえると、薄帯化が困難とな
り、製造歩留りが悪くなり、薄帯の表面性が悪化する。 さらに、ガラス化元素の総計の含有量yat%と、ガラ
ス化元素中のSi含有比9%との間には、2≦0.5p
+1.かつ2≦0.1p+19、かつ2≦0.3p+2
、かつ2≦0.13 p+] 3.7の関係が満足され
なければならない。 すなわち、これらの条件を第3図にもとづ −き説明す
るならば、(p、y)の座標で表わしたとき、点A(4
0,21,0) 、 +3 (45,23,5)、C(
65,25,5)、])(75,25,5)、E(75
,24,5)、F(70,23,0)、G(55,21
,0)およびAを順次直線で結び、これらの直線で囲ま
れる領域が、この出願の発明における薄帯の、前記yと
pとが満足すべき条件である。 そして、この領域内のみにおいて、エネルギー損失が格
段と減少し、かつ磁心がきわめて小型化でき、しかも経
時変化が格段と減少するものである。 なお、図示C−D線(V=25.5)上方(y>25.
5)およびG−A線0’=21.0 )下方(y<21
0)ならびにA点左方(p<40 >およびD−E線(
p=75 )右方(p>75 )における不都合につい
ては上述したとおりであるが、図示A−B線≦Z = 
0.5 +1)および+3− C線(z=0.11)+
19 )上方では、高周波領域でのエネルギー損失が増
大するとともに、磁気特性か悪く、磁心体積と、スイツ
・f−全体とが大型化してし中い、経時変化も大きい。 また、E−E線(Z=0.31)+2 )およびF−G
線(Z=0.13 p−H3,7’)下方では、高速急
冷法により、非晶質の薄帯が得られにくくなるという欠
点がある。 さらに、12−1・’特およびド−G線下
方では、微結晶(J[出σ)ための熱処理条件が歳しく
、結晶質を部分的に存在させることが難しい。 とのよ)な基本組成において、カラス化元素成分中には
、Pおよび/またはCが含肩されることが好ましい。 Pおよび/またはCがガラス化元素成分中に含有される
(式[11〕  〜〔■〕)ことによって、スイッチ特
性、特にエネノ【・ギー損失、ΔBs等の経時劣化がき
わめて小さくなるからである。 このように、ガラス化元素成分中に、Pおよび/または
Cを含有する場合、Pおよび/またはCのガラス化元素
中の含有比は、0.01〜24%であることが好ましい
。 0.01%未満ではPおよび/またはCσ)添加効果の
実効がなく、24%をこえると、エネルギー損失が大き
く、スイッチ特性の経時劣“ 化が大きくなってしまう
。 また、薄帯化カー困か1(となる。 このよへな場合、ガラス化元素成分中には、PとCとが
同時に含有されることが好まし℃・。 ガラス化元素成分中に、PおよびCが含有される場合、
ガラス化元素成分中のPの含有比は、0.01〜5%、
より好ましくは0.01〜2%であることが好ましい。   0.01%以上となると、エネルギー損失が減少し
、各種磁気特性およびスイッチ特性の経時劣化が小さく
なるが、5%をこえると逆にこれらσ)%性カー悪くな
るからである。 一方;ガラス化元素成分中にお(・て、ガラス化元素成
分中のCの含有比を、ガラス化元素成分中のP含有比で
除した値は、0.05〜0.4%であることが好ましい
。 005以上となると、エネルギー損失は十分小さくなり
、スイッチ特性の経時変化が十分小さくなる。 ただ、
0.4をこえると、薄帯化が困難となり、エネルギー損
失が多くなる。 なお、ガラス化元素成分中には、この他、At、 Be
 、 Ge 、 Sb 、 In等の1棟以上がさらに
含まれていてもよい。 ただ、これらのガラス化元素成
分中の含有比は、通常10%以内である。  10%を
こえると、磁気特性が悪くなるからである。 他方、遷移金属成分は、通常I゛eのみからなる(式(
I)および〔■〕)が、遷移金属成分としては、F’e
の他、必要に応じ他の遷移金属元素(5c−Zn、 Y
−Cd、 La−1−1f、Ac以上)が含まれていて
もよい。 含有されて好ましい遷移金属元素の1つとしては、鉄族
元素であるCoおよびNiのうち01棟または2種があ
る。 Coを含有するときには、ΔBsが向上し、磁心体積が
小さくなる。 また、Niを含有するときには、熱処理が容易となり、
かつ角型性が良好となるので、ΔBsが増大し、磁心体
積が小さくできる。 このような場合、Coおよび/またはNiを′r1とし
たとき、1゛1の含有比”” / (1” + Fe 
)×100は、0.1〜20%であることが好ましい。 01%未満となると、これらの効果の実効が゛なくtf
す、20%をこえるとスイッチ特性、特に損失が大きく
なるからである。 なお、Co/(Co+)’e )XI 00 &*、 
01〜1 (1%Ni /(Ni −1−F’e ) 
X 100は、0.1〜15%であることが好ましい。 また、含有されて好ましい遷移金属元素の他の例として
は、Mnがある。 1Vinは、スイッチ特性に要求される磁気特性の経時
劣化の減少に効果があり、しかも、結晶化温度が上昇し
、微結晶析出のための熱処理に必要な温度および時間の
制限が緩和し、容易に薄帯中に微結晶を導入することが
できるよう圧なる。 ただ、遷移金属成分中、の胤含有比が5%をこえるとB
sが減少し、スイッチ特性が悪くなり、経時劣化が大き
くなり、しかも薄帯が作りにくくなるため%Mn含有比
は0.1〜5%、より好ましくは0.1〜3%であるこ
とが好ましい。 さらに、遷移金属成分中には、wB族元素(Cr、 M
o、 W )の1種以上が含有されることが好ましい。 VB族元素の添加により、スイッチ特性の経時変化が減
少し、耐食性が向上する。 ただ、遷移金属成分中のVB族元素の含有比が7%をこ
えると、ΔBsが急#に減少ししかも薄帯化が困難とな
るため、VB族元素の含有比は0.1〜7%、より好ま
しくは0.1〜4%であることが好ましい。 この他、含有されて好適な遷移金属元素の例としては、
Cu、 Nb、 Ti、■、Zr、Ta、Y等がある。  ただ、その含有比は、スイッチ特性の点から10%、
特に5%以下であることが好ましい。 このような組成からなる非晶質磁性合金の薄帯は、以上
詳述した条件さえ満足すれば、他に特に制限はない。 ただ、薄帯中に結晶質が部分的に導入された結果、特に
薄帯面内の所定方向に磁気異方性が付与されると、透磁
率が向上したり、エネルギー損失がより一層減少したり
、更には各種磁気特性の調整が容易となる点で好ましい
。 この場合、磁気異方性は、薄帯面内における所定の一方
向に、通常−軸異方性として導入されることが好ましい
。 薄帯長手方向K、薄帯巻回前、あるいは巻回後に磁場を
印加して熱処理することにより、微結晶を析出させると
、薄帯長手方向に、−軸異方性が付与され、角形比やμ
unsat/μsatなどを所望のごとく調整すること
ができ、しかもエネルギー損失をより小さくし、かつパ
ルス圧縮率をより大きくすることができる。 このような磁気異方性の存在は、常法に従い、トルク曲
線をしたりすることにより容易に検鉦される。 このよ5な薄帯は、207tm以下の厚さと、概ね10
〜20ocrn、特に12.7〜127 cm程度の巾
をもつ長尺の薄板である。 この場合、厚さが20μ飛をこえると、高周波でのエネ
ルギー損失が大きくなり、発熱員が大きくなってしまう
。 薄帯の厚さは20μ惰より、うすくなればt【るitと
、エネルギー損失は小さくなる。 ただ、厚さがあまり忙薄くなると、製造が困難となり、
歩留りが悪くなるので、厚さは、特に5〜18μ悔、よ
り好ましくは8〜15μ儀であることが好ましい。 本発明の磁心は、以上詳述したような薄帯を巻回してな
る。 すなわち、通常、薄帯を巻回してなる巻回体自体から磁
心が形成される。 このよ)に巻回体から磁心を構成する場合、巻回体は薄
帯を所定の巻枠、巻心等に巻回し、その端部を固定して
形成される。 この場合、磁器、巻心等の構造、形状等
は樺々のものとすることができる。 また、′その材質
は、磁器、ガラス、樹脂等の他の金属であってもよく、
更に、端部の固定は、接着剤、溶接、テープ等によった
り、あるいは、巻枠等に設けられたかしめ爪によってか
しめる等処よってもよい。 なお、巻回される薄帯間には、各種有機および無機材料
からなる絶縁材料を介在させることが好ましい。 そし
て、この層間絶縁層は0.1〜25μ惰程度の厚さとす
ることが好ましい。 また、上記と異なり、巻枠、有心等を用いず、例えば樹
脂等を含浸させる等して、その形状を固定することもで
きる。 加えて、薄帯巻回形状は、円輪状、内輪状等種
々変更可能である。 本発明の磁気スイッチ酌磁心は、通常、以下のようにし
て作製される。 まず、対応する組成の母合金から、公知の高速急冷法に
従い、はぼ完全に非晶質の薄帯を得る。 次いで、通常は、この薄帯に、微結晶析出のための処理
を施す。 このような処理は1通常、磁場中にて、キュリ一点以下
の温度で適当な時間加熱し、これを冷却、例えば空冷す
^ことによって行へことが好ましい。加熱温度、加熱時
間、冷却速度等は、必要とする特性値に応じ、容易に実
験的に求めることができる。 なお、このような熱処理
の雰囲気は、空気中、真空中、不活性ガス中、非酸化性
ガス中等いずれであこのような熱処理の際の磁場は、通
常薄帯長手方向に印加し、品用磁場は、例えば50e以
上、特に100e以上程度とする。 そして、このとき
、薄帯面内の長手方向に異方性が付与される。 なお、熱処理をYwI帯に磁場とともに張力を印加しな
がら行)こともできる。 次いで、上記したように、好ましくは層間絶縁層を介在
させた状態で、この薄帯を巻回し1巻回体を得、これを
そのまま磁心とする。 この場合、層間絶縁層を介在させるには、薄帯とともに
絶縁材料の薄帯を巻回してもよく、あるいは熱処理の前
または後に塗設フ、【いし被着した絶縁層を有する薄帯
を巻回してもよい。 ■ 発明の具体的作用 以上のような磁心には、所定の捲線が施され、その他所
穴の加工が施され、例えは第1図に示されるような磁気
スイッチ用の各段のインタフタ7とされる。 そして、前記したように、キャパシターとともに、第1
図に示示されるような11段の磁気スイッチとされ、加
速器の荷電粒子の加速または制御部分のスイッチ等とし
て用いられる。 ■ 発明の具体的効果 本発明の磁心は、加速器等に用いる磁気スイッチのイ/
′タクターとして用いたとき、きわめて良好な特性を与
える。 すlxわち、角型性が良好で、Br/B□。は、0.7
以上であり、可飽和性が良好で、良好なスイッチ/り特
性を得る。 また、μsatは1〜10程度と小さく、磁心体績を六
わめて小さくできる。 そして・μunsatは大きく、μunsat/μsa
tは500にも及ぶ大きな値を示すので、パルスrlJ
の理論的最大圧縮係数が大きくなり、スイッチの段数が
少なくなり、スイッチが小型化する。 さらに、Bsはきわめて大きく、しかもΔHs= l 
−Brl−1−Bsもきわめて大きく、25〜32KG
程度である。 このため磁心体積はより一層小さなもの
となる。 しかも、101(Hz以上の高周波での損失はきわめて
少なく、動作下でのエネルギー損失はきわめて少ない。 さらに、スイッチング特性の経時変化も小さい。 そして、熱処理のだめの条件も広範囲であり、製造が容
易である。 さら忙耐食性等も良好である。 そして、ガラス化元素成分として、SiおよびBに加え
、Pおよび/またはCを含む第2の発明においては、こ
れらの特性の経時変化は錠わめて少なくなる。 また、遷移金属成分としてCOおよび/またはNiを含
む第3の発明では、磁気特性が向上し、あるいは熱処理
条件が緩和して製造が容易となる。 さらに、Mnを含む第4の発明では、経時変化はさらに
減少する。 加えて、VB族元素を含む第5の発明で&ま、経時変化
カ棉R少し、耐食性が向上する。 ■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。 実施例1 上記した式[1)に含まれる組成Fe、8Si工、Bよ
1(y=22at%、p=50%)をもつ非晶質磁性合
金薄帯Aと、上記した式σ)範囲外の組成Fe、8Si
 15B、。(y=26%、p=50%)をもつ非晶質
磁性合金薄帯Bとを^速急冷法により得た。 両者は、
はぼ完全に非晶質であり、ともに厚さ15μ愼、幅25
.4mである。 次いで、これら薄帯A、Hにつき、それぞれを5分割し
、その1つは何ら処理を□施さず、又、他の4つには、
下記表1のような温度と時間にて、印加磁m200ef
t7%1帯の長手方向に印加しなから熱処理を行〜・、
試料A−1〜A−5および試料B−1〜[1−5を得た
。 これら試料A−1〜B−5につき、x I#回折を行っ
たところ、下記表1に示される結果を得た。 次いで、上記各薄帯A−1〜B−sy用い、各々厚さ1
0μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(i’E
’r)を層間に介して、内径76.2m、外径127m
m、高さ25.4tnnのトロイダル状に巻回し、計1
0個の巻回体を得た。 このようにして得た磁心A−1〜B−5に各々2ターン
の巻線を施し、可飽和インダクターL3を得た。 次いで、各磁心A−1〜B−5を第2図に示す回路の磁
気スイッチの第3段の1J飽和イノダククーL3として
組込み、磁心特性を14べた。 なお、各磁心のインダクタンスは、5〜40μHの範囲
であった。 第2図に示される回路において、第1段のキャパシター
C,(20nF) K、抵抗Rin(107n)を介し
て、直流電源より、チャージ電圧15KVにて充電した
。 充電完了後、スイッチSを閉じて、パルス伝送を開
始した。C工に充電されたエネルギーは、可飽和インダ
クターLよ(2,000μH)の飽和によりL工かも第
2段のキャパシター02(20′nF)、可飽和インダ
クターL、(200μf−1)に伝送され、次いでL2
の飽和により、第3段のキャパシターC,3(201F
)、可飽和インダクターL3に伝送される。 このとき
、各段において と設計されているので、前段のステージへエネルギーが
戻らないよう罠設計しである。 L3にチャージされたエネルギー は、L3の飽和によ
りL3を介して、抵抗負荷Ro u t(1,6Ω)に
印加され、ここで熱として消耗される。 磁心A−1〜B−5を組込んだ可飽和インダクターL、
でのエネルギー損失の7スト結果を表2に示す。 表    2 A−10,29X A−20,15Δ A−51,,820 B−10,62X B−20,33Δ B−30,22Δ B−40,20Δ B−51,870 さらに、テストに用いた磁心A −1〜B−5を120
℃恒温槽中に1,000時間保持した後、上記と同様に
エネルギー損失を測定し、特性の経時変化を評価した。 結果を上記表2に併記する。 表中Xは大きな変化があ
ったこと、仝、は変化があったこと、○は変化がほとん
どなかったことを衣わす。 表2に示される結果から、」二記した式に示される組成
をもち、部分的に結晶質を含むこの出願の発明の薄帯を
、磁気スイッチ用磁心として用いるときのすぐれた効果
が明らかである。 実施例2 上記式[1)において、ガラス化元素成分駿yと、ガラ
ス化元素成分中のSi含有比pとを、それぞれ変化させ
て、各種台帯を作製した。 次いで、実施例1と同様に、印加i場200eを薄帯の
長手方向に印加しながら400℃、2時間の熱処理を行
い試料を得た。 このように行った熱処理の結果、各薄帯のX線回折スペ
クトルには、いずれもハローとピークとが存在していた
。 次にこのよ5にして得た薄帯につき、各々厚さ10μ渓
のPETを層間に介して、実施例1と同様の内径76.
2m+、外径127m、高さ25.4tnmのトロイダ
ル状に巻回し、磁心を作製した。 次いで、実施例1と同一の第2図に示される磁気スイッ
チの第3段における可飽和インダクターL3として粗込
み磁心のエネルギー損失を調べた。 このときの磁心のイ/り゛クタ/スは、15〜40μH
の範囲であった。 エイ・ルギー損失を測定した結果を第4図に;= −t
 6第4図忙は、薄帯中のガラス化元素成分中のSi含
有比pを横軸にとり、ガラス化元素成分量yを縦軸にと
り、yおよびpの異なる各種薄帯から得られた磁心にお
いて、そのエネルギー損失が、それぞれ0.I J、 
0.15J。 0.2Jである組成線が示される。 第4図に示される結果から、A−B−C−D−E−F−
G−Aで囲まれる領域内の組成をもつこの出願の薄帯か
ら得られる磁心は、はぼ0.15J以下のエネルギー損
失しか示さず、これに対し、上記領域外の薄帯から得ら
れる磁心では、エネルギー損失が増大してしまうことが
わかる。 次いで、各磁心につき、磁心両端に印加される電圧を測
定し、下記式にて磁心のΔBsを測定した。 /VL3dt中<■L3〉Xτ=N−A・ΔL3s■L
3 :磁心に印加された電圧 (VL3):磁心に印加された電圧の平均値τ :電圧
の印加された時間 N  :磁心の巻線、ここでは、N=2ターンまた、算
出されたΔBsから同一のエネルギーを伝送するのに必
要な磁心体積の関係(エネルギー)/(磁心体積)G(
(ΔBs ) 2から、ΔBs=3’l’での磁心体積
に対する磁心体積の相対百分率を求めた。 ΔBsと相対磁心体積の組成線を第5図に示す。 なお
、通常のフェライトのΔBsは(1,45′rである。 第5図に示される結果から、本発明の磁心はきわめて旨
いΔBsを示し、磁心体積も小さくできることがわかる
。 さらに実施′9111と同様に、磁心な120℃。 1.000時間時効した後に回路を形成したときのエネ
ルギー損失お経時変化を測定した。 結果を第6図に示す。 第6図に示される結果から、本
発明によれば、極めて良好な経時変化特性を示すことが
わかる。 加えて、各組成ごとに120分間の熱処理に°C、エネ
ルギー損失がO,]5J以下で、かつ経時変化が10%
未満の特性を得るための熱処理温度’[’anの許容巾
Δ’ranを求めた。 Δ’l’anがそれぞれ25℃および50℃である組成
線を第7図に示す。 第7図に示される結果から、本発明のA −13−C−
D−E−F’ −G−Aで囲まれる狽域内の組成をもつ
薄帯は、25℃以上の熱処理温度8′F容「IJを示す
ことがわかる。 なお、A−B−C−D−E−F −G−Aで囲まれる領
域内の組成をもつ薄帯は、いずれもすぐれた耐食性を示
した。 実施例3 実施例】に用いた非晶質磁性合金組成Aの厚さを下記衣
3のよ)に変化させて、実施例1と同一の磁心寸法にて
、A−4の熱処理を施こして可飽和インダクターし3用
磁心を作製し、実施例1と同様にエネルギー損失を測定
した。 結果を表3に示す。 表    3 厚 さくμ惧)   エネルギー損失(J)60   
     1.15 40        0.58 15       0.09 12        0.06 表3に示される結果から、WI帝の厚さは20μmをこ
えるとエネルギー損失が増大し、20μ惰以下、特に5
〜18μ常でなければならないことがわかる。 実施例4 下記表4に示される組成の非晶質磁性合金薄帯を得た。  これらの薄イ1)を用い、実施例1と同様に磁心を形
成して、L3としての各種特性、すなわちエネルギー損
失、ΔBs、同一エネルギー伝送に必要な相対磁心体積
、エネルギー損失の経時変化、熱処理温度の許容巾Δ’
ra 11を測定した。  結果を表4に示す。 なお、いずれの場合も、X#i1回折の結果、ハローと
ピークとが存在していた。 また、本実施例では、耐食性試験も行った。 試験条件は温度55℃、湿度95%の環境下にて100
0時間時効とし、薄帯表面のサビの有無を調べた。 結果を表4に示した。 表4中△j110%以下のサビ
が生じたこと、○はサビが認められなかったことを示す
。 さらに、経時変化においてOは、実施例1の条件下にて
、まったく変化がなかったことを示す。 また、熱処理温度の許容巾Δi’anは実施例2と同様
に測定し、○はΔTan (25℃、Δな25℃≦ΔT
an (50℃、×は50℃〈Δ’[’an加えて、相
対磁心体積は、本実施例中での相対値である。 Fe、、Mn2Si 、、B、           
  0.07Fc、、Mn、Si 13B6C,、P、
          0.08Fe7.Co2Mn、S
i1□、、B□。CIP、、       (+、(+
 7Fe 、 、Cr 、S i 、 、B。    
         +1.1)6Fe?、Cr、Si 
16B、50IP、、          0.10F
e7.Mo25i 、、B4.、ClPo50,1 g
Fe、、W2Si l、B、、C,P、、      
     0.11Fe 7.Cr 1.八4oQ5S
’ haBa r、CxPa5           
   0.1)  8Fe7.CrisMo、6Si 
、、Ba!IC,Po、       0.07Fe 
、、Do 、Cr lS i 、、Ba6C、P、1.
                0.06Fe7!I
C0146””Q5S’ 1fiBr15CJPQl+
 ’      0042.8     105   
  ◎     OΔ2.7     112    
 Q      ○     Δ2.9      9
5     o      ○     Δ2.7  
   111      (Q)      ○   
  02.8     11)3     ◎    
 0     02.8     103     *
      O(J2.9      toa    
 *      ○     02.8     10
2      ◎     0    02.7   
  108     ◎    □○     03.
0      88      ◎     ○   
  03.2      77      ◎    
 ○     Δ表4に示される結果から、この出願の
第1〜第5の発明の効果があきらかである。
【図面の簡単な説明】
第1図しま、本発明の磁心な用いる磁気2・インチの基
本回路を示す図である。 第2図は、本発明の磁心の効犀な確認するための回路を
示す図である。 第3図は、本発明におけるカラス化元素成分中のSi含
有比pとガラス化元累成分tftyとの関係を説明する
ためのp−y座標図である。 第4図〜第7図は、それぞれ、第2図の回路にて試験さ
れた上記p−y座標におけるエネルギー損失(第4図)
、ΔBsおよび同一エネルギー伝送に必要な相対磁心体
積(第5図)、エネルギー損失の経時変化(第6図)な
らびに熱処理温度の許容巾ΔTanの組成線を示すグラ
フである。 第1図 第3図 ガラス化元貴成分呻の51含嘴比 P(0/、)第4図 0 20 40 60 80 100 P(ス) 第5図 0   20   40   60   80   1
00第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 部分的に結晶質を含み、下記式〔I〕で示される
    組成を有し、厚さ20μ惰以下の非晶質イ1n性合金薄
    帯を巻回してなることを特徴とする磁気ス・fツチ用磁
    心。 式CI)  l′ex (S 1 pBQ )y(上記
    式[I)において、 X + Y = 100at%であり、このうち、yは
    21〜25.5at%である。 また、p−1−q=100%であり、こσ)うち、pは
    40〜75%である。 さらに、y≦0.51)+1、y≦0.j p−1−1
    9、y≧0.3p+2かつy≧(1,13rl l−1
    :(,7である。)2、厚さが5〜18μ穐である特許
    請求の範囲第1項に記載の磁気スイッチ用磁心。 3、 部分的に結晶質を含み、下記式〔11〕で示され
    る組成を有し、厚さ20μ惰以下の非晶質磁性合金薄帯
    を巻回してなることを特徴とする磁気スイッチ用磁心。 式C++ ) Fex(s i 、BqXrI)y(上
    記式〔1〕において、 XTは、PおよびCの1紳または2神を表わす。 x+y=100at%であり、このへも、yは21〜2
    5.5at%である。 1) + q 4− r = 10.0%であり、コノ
    う1、pは40〜75%、lは0.0】〜24%である
    。 さらに、y≦(1,!i I) + 1、y≦0.11
    ’)+19、y≧0.3p+2かつy≧0.131)+
    13.7である。)4、  XIがPおよびCであり、
    Xrl == P2O,,5−4−t = rの条件下
    、Pの含有比Sが0.01〜5%であり、Cの含有比t
    をqで除した値t/qll・0.05〜()、4である
    特許請求の範囲第3項に記載の磁気スイッチ用磁心。 5、部分的忙結晶貢を含み、F記載(III)で示され
    る組成を有し、厚さ20μ蕾以上の非晶尺磁性合金薄帯
    を巻回してなることを特徴とする磁気ス・rツチ用磁心
    。 式(nl :]  (F eaT6 )xx。 (上記式[I口〕において、 ′l゛1改、Coおよび/またはNiを表わす。 Xは、SiおよびB1またはb+およびBどPおよび/
    またはCとの組合わせを表わす5、X + Y = 1
    00’at%であり、この−うち、yは21〜25.5
    at%である。 また、a+1)=100%であり、このうち。 bは0.1〜20%である。 さらに、X中のSiの含有比を1%とじたとき、pは4
    0〜75%であり、しかも、y≦0.5p+i% y≦
    0.1p+19、y≧(1,3p+2かつy≧l)、1
    311 + 13.7である。 さらに、X中にPおよび/またはCが含まれるとき、P
    とCとの総計は、X中の0.01〜24%である。) 6、 部分的に結晶質な含み、下記式[IV ]で示さ
    れる組成を有し、厚さ20μ溝以下の非晶*磁性合金薄
    帯を巻回してなることを特徴とする磁気スイッチ用磁心
    。 式[■) (”c ” N4’d)xx。 (J二記式(TV)において、 Tllは、Fe 、またはFeならびにCOおよび、/
    も【−<はNiを表わす。 Xは、SiおよびB%またはSiおよびBとPおよび/
    またはCとの組合せを表わす。 X+Y=100at%であり、このうち、yは21〜2
    5.5at%である。 また、c+d=100%であり、cNiO,]〜5%で
    ある。 さらに、1i[中にCOおよび、/またはNiか含ま第
    1るとき、CoとNiとの総計は、T1中00.1〜2
    0%である。 加えて、X中のSiの含有比をp%としたとき、pは4
    0〜75%であり、しかも、y≦0.5p+i、y≦O
    ,]p+19、y≧0.3p+2かつy≧0.13 p
    +13.7である。 そして、X中にPおよび/またはCが含まれるどき、P
    とCとの総計は、X中の(1,01〜24%である。) 7 部分的に結晶質を含み、−ト記式[V )で示され
    る組成を有し、厚さ20μm以下の非晶質磁性合金薄帯
    を巻回してなイ)ことを特徴とするj+jl気ス・fソ
    チ用磁心。 式Cv ) (’I’e” T■OxX。 (上記式〔v〕において、 ’l’lll ハ、”e、 ’f タハ”’p、、 ト
    C01N+ t、 、l: ヒMnの5ちの1種以上と
    の組合わせを表わし。 ′戸は、MB族元素の1種以−Fを表わし、Xは、Si
    およびB、またはSi:j6よびBとPおよび/または
    Cとの組合ぜな表わす。 X+y−100at%であり、コノうS 、y &i2
    1〜25.5at%である。 また、e−4−f=100%であり、fは0.1〜7%
    である。 さらに、rlll中に、C0および/またはNiが含ま
    れるとき、CoとNiとのに老計は、′I゛1中の0.
    1〜20%であり、またTJII中にMnが含まれルト
    き、Mn ハTl1I中ノ0. ] 〜5 % 1”あ
    る。 加えて、X中のSiの含有比をp%としたとき、pは4
    0〜75%であり、しかも、y≦05p+1、y≦1)
    、1p+19、y≧0.394−2かつy≧013p+
    13.7である。 そして、X中t、c l)および/+′たはCが含まれ
    るとき、PとCとの総計は、X中の0.01〜24%で
    ある。)
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