JPS596292A - 石油コ−クスの活性化方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、右油コークスの活１ｇｚ化方法に関し、特
に、直接還元製鉄法に還元剤として使用される石油コー
クスの活性化方法に関する。

本発明者はアスファルトにアルカリ上金属化Ｎ物を混合
してから熱分解し、社１られた石油コークス中にアルカ
リ類を内在させるようにしたことを特徴とする石油コー
クス製造法を発明し、既に特許出願している（特願昭５
６−１９８４６５シＪ）。

この方法を使用すると石油コークスの反応性と硫黄吸着
性とを向、１ユさぜることができ、このイ１油コークス
を直接還元製鉄における還元剤として使用する場合、他
の固体還元剤と比較して高い反応性が得られると共に、
従来外装していた脱硫剤を大幅に節約し得る点で大きな
利点かある。

この発明は、」１記のようにアスファルト中にアルカリ
上金属化Ｎ物を添加するのではなく、従来法で製造され
た石油コークスを処理することにより１−記特願昭５６
−１９８４６５弓の発明と同様に反Ｌ１′、、性の改善
を意図してなされたものである。

以１・１１１．接還元製鉄における還元剤に本発明を使
ＩＩＩする場ｒりを例にとって説明する。

（Ｊ油コークスは、固体還元；１すとして直接還７［：
製玖て用いられるか、それは所、謂ブトソー（Ｂｏｕｄ
ｏｕａｒｄ　）反応、Ｃ−ＩＣＯ２−２ＣＯ により生した一酸化炭素ガスか還元剤として働らくから
である。プドワー反応は炭素Δ阜として用いられるもの
の腫預により種４異なり、ＪＩＳＫ−２１５１による反
応性の試験の結果は、Ｉ’ｌｌ、！と比較し右油コーク
スは優れたものとはｌ；えない。しかし一方、１１油コ
ークスは（Ｉ炭と比較し、法号をほとんと３白しないと
いうＩｑ所をもち、１１記反応性さえ改良されれはＩ’
＋ｌ−！より数段白ｆｌｌ　ｔ、；・罰ｌＬ剤となるこ
とは確実である。

本発明てはｌｌＪｇにＹ　ＪＺされた（Ｉ油コークスに
アルカリ１余属化音物を含浸させることにより］−記問
題を解７）乏している。

石油コークスには公知の如く固ｒＪの細イＬが１／在し
ているが、その細孔の内部までアルカリ１金属化合物を
浸透させることにより石油コークスの反応性が著しく改
良されるのである。浸透を促進させるためには１記アル
カリ土類金属化音物枢水ｆ？：Ｈ。

の如き安価な溶剤による溶液とし、必要に１芯し、て界
面活性剤を使用する。この場合、４１油二１−クスは本
来撥水性を白するため既（ｆのＡＢＳ（アルキルベンゼ
ンスルフォン酸）の如き界面１．ｒ１１１Ｉ剤が自効で
ある。

ところでアルカリ上金属化合物には、■酸バリウム、バ
リウム石けん、１１マク不シウノ・の如（水溶１−１の
ものと、炭酸力ルシウノ、（イ１灰イ１）の如（水に対
する溶解瓜の低いものとがあるが、後との場合、Ｙ・め
細かい’ｔｉｔ、　ｒに粉６１Ｌシて懸濁液としてコー
クスに１＋　１貰することが（ｌｆましく、さらにその
懸濁液の安定剤を１７Ｌ用することもイｊ効である。

１−記のアルカリ土類全屈化合物の水浴液或いはゼ濁腋
或いはこれらに界面活＋’を剤名しくけ安定剤を添加し
たものを表面張力に抗してコーク７の細孔内ｌ＼１゛分
浸透させるにはコークスを真空々聞に保持して液をｌ受
／ｒｉせしめた後＋ｌｆひ人気中に取出す操作が効果的
である。

次に本発明の実施例を図に１；Ｌい説明する。

図中Ｊはスラリ１：１１−９て水（彎ずれば界面活性剤
およＱ’　／　ｉ）るいは安定剤）が貯められている。

ゝ１１．該スラリー１ｄ１１１には石油コークスとカル
シウム化合物が適１代添加される如（（１４成されてお
り、攪拌機２によりスヮリー糟ｌ内の混合物が均一攪拌
混合されるようになっている。スラリー１’＠１の１−
力にはＬ”（空４−１３が設けられて、スラリー１−別
管５（こ、１、すｉ！ｆ、　ｉｒ’ｏされている。真空
イ曹３中のスラリーは攪拌機４により均一攪拌混合され
ている。

また真空槽３中のスラリーの液面はスラリー糟］の面面
との間に約１　ｆｌ。ｍの高瓜差があるように１−１′
ｆｌ　ｆ（Ｌ／）　＋４さが設定されている。図中７は
真空ポンプ゛、８はスラリーポンプであり、これらによ
り真空（＋ｌｌｉ　３中のスラリー液面が適当な範囲に
制御される。ＩＩ４空槽３１一部に接続する７ラリー管
６はスラリーポンプ８を介し脱水装置！ｌｌ　ｉ、：連
通している。

石油コークスＷカルシウムｒ、　ｒｒ　ｅｂを含浸液の
コークス中のＣａ　含ｒＪ歌として０．５％以］二にな
るようにスラリー糟ｌに投入して攪拌機２により攪拌し
スラリー化したものをスラリートタ１管５を通して真空
槽３へ送る。スラリーは１−外管すを１＋１する間に徐
々に真空となり石油コークス粒子″内の気孔は脱気され
カルシラｌ、化合物音ｒｊの水が気孔内を満たすように
なり、次いでスラリーは気泡を含んだ状態で真空槽３に
達する。ここで−１−記の如くし外管５の長さが設定さ
れているため大気りにが相殺され、真空槽３中のスラリ
ー液面が保持される。

カルシウムを１°分に含浸させた石油コークスζ土負空
槽３ト部から構成される装置９により脱水され、要すれ
ば更に乾燥され使用目的に供される。

残りの液或いはスラリーは管１０を通ってスラリー秤１
１に反されσ■利用される。

ト記実施例では脱水装置を使用しているが、ｒ・め石油
コークスの載イＬ率を測定しておき、真空槽中でカルシ
ウム含イ１液を石油コークスに加えるか又は予め加えた
ものを真空槽中に挿入する際、石曲コークスの気孔率と
見合う体積の液を１更用することにより＋ｌ■Ｉｔｌｃ
人気中に取出したときに液が気孔中に全部吸収され、見
損は上のｌ！Ｉ’青水を殆んど無くすることができ、そ
のまま実用に供することがｕＪ’　ｆｉｔ：である。

また１−記実施例ではカルシウム化合物について説明し
ているが、他のアルカリ土類金属化合物につい−Ｃも同
様な方法で活性化処理できることは言うまでもない。

アルカリ上金属化合物の濃度ｊｉ、例えば力／レシウム
濃度でイｊ油コークス全量にｚ１シ約０．２重量１程度
でも充分活性化効果が期待できるが、含浸歌が多ければ
脱硫剤としての効果が期待でき好ましい。

に記実施例により処理した各種コークスの反応１・１に
関するテスト結果を第１表に示す。

第１表　各種□コークスの反応性 釆乾量基準 ＊−来　Ｊ工５Ｋ２１５１［コークスの反応性試験法」
による］（１００℃における試験を行った場合の１１冒
］ガスの −Ｘ　１０Ｆ＋ ｃｏ　＋　ｃｏ２ で表わしたもの。

第１図から明らかに、アルカリ土類金属化合物を含浸さ
せた石油コークス−４ｉ浸漬物なしのものと比較し反応
性が著しく向上している。

この発明は以り説明した如く４１油コークスの反応性を
改良するのみならず、簡単な処理装置を設けるだけで済
むためコスト面でもイ］利である。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の１実施例を示す概略図である。 １・・・スラリー（曹　　２・・・攪拌機　　３・・真
空（曹４・・・１６！４’ｌ［５・・・ス２　＋）　−
１Ｊｉ管６・・・スラ！Ｊ−管７・・・直空ポンフ０　
８・・スラリーボンプ９・・・脱水装置 千続補ｌＩＰ！ 昭和５７年８月り日 特許庁長官　若杉　和犬　殿 １、事件の表示　　　　　特願昭５７−１１３（３６０
２、発明の名称 石油コークスの話性化方法 ３、補正をづる右 事１′１どの関係　　　特Ｖ［出願人 ｆｉ　　　　　所　　　東京都千代田区大手町二丁目２
番１号名　　　　称（２１０）住友重機械工渠株式会社
代表者　凸材　恒三部 住友重機械工業株式会社内 ６、補正の対象　　　　　　図　而 ７、補正の内容　　　　　　別紙の通り６６８−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）右油コークスにアルカリ土類金属化合物を含浸さ
   せることを特徴とする右曲コークスの活性化方法（２）
   　　イ１油コークスにアルカリ上金属化Ｎ物と界面活性
   剤とを１枚布させることにより該アルカリ上金属化合物
   を該イ」油コークスに含浸させることを特徴とするｒｊ
   ／ｌｌＩコークスの活性化方法（３）　　、１−記アル
   カリ上金属化合物が水に対し溶解度の高い種類から選は
   れることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２
   項記載の右油コークスの活性化方法 （４１−、ｌＬ記アルカリ上金属化合物が水に対し溶解
   度の低い種類であることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項または第”　’ｆＪ　ｅ戟の石油コークスの活性化
   方法 （５）　　アルカリ上金属化合物を細かい粒子に粉砕し
   て水と混合し懸濁液として石油コークスに含浸させるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲ｆｊ５４　（自記俄の石
   油コークスの活性化方法