JPS5962039A - 生体中の二酸化炭素分圧の経皮的測定のための電気化学的センサ - Google Patents
生体中の二酸化炭素分圧の経皮的測定のための電気化学的センサInfo
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- JPS5962039A JPS5962039A JP58154003A JP15400383A JPS5962039A JP S5962039 A JPS5962039 A JP S5962039A JP 58154003 A JP58154003 A JP 58154003A JP 15400383 A JP15400383 A JP 15400383A JP S5962039 A JPS5962039 A JP S5962039A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の分野
この発明は、人間または他の生体の血液中または組繊中
の二酸化炭素分圧を連続的非侵入形式で経皮的に測定す
るための装置であって、特許請求の範囲第1項の従来技
術を表現した部分に記載された形式の測定方法を利用す
る電気化学的センサに関し、ここで用いられる測定方法
は、緩衝液に対しては不透過性であるが二酸化炭素に対
して透過性である膜を介して二酸化炭素分圧測定対象の
空間もしくは表面とガス交換し得る緩衝液中でpH測定
を行なうものである。
の二酸化炭素分圧を連続的非侵入形式で経皮的に測定す
るための装置であって、特許請求の範囲第1項の従来技
術を表現した部分に記載された形式の測定方法を利用す
る電気化学的センサに関し、ここで用いられる測定方法
は、緩衝液に対しては不透過性であるが二酸化炭素に対
して透過性である膜を介して二酸化炭素分圧測定対象の
空間もしくは表面とガス交換し得る緩衝液中でpH測定
を行なうものである。
先行技術の説明
上述の測定方法は、血液中の二酸化炭素分圧の測定にお
いて用いられてきており、かつ、この点については多数
の教科書において、たとえばミラー−ブラーテによ「酸
塩基平衡および血液ガス」(第2版、シュツッガルト−
ニューヨーク1982年、第174頁)において、しば
しば述べられてきた。従来技術としては、この目的のた
めによく知られたガラス電極を用いた電気化学的pH測
定が挙げられる。
いて用いられてきており、かつ、この点については多数
の教科書において、たとえばミラー−ブラーテによ「酸
塩基平衡および血液ガス」(第2版、シュツッガルト−
ニューヨーク1982年、第174頁)において、しば
しば述べられてきた。従来技術としては、この目的のた
めによく知られたガラス電極を用いた電気化学的pH測
定が挙げられる。
また、この測定方法は皮膚を介した二酸化炭素分圧の非
侵入形測定、すなわち経皮的測定に用い得ることが、ド
イツ特許公開公報第2,023,584号により公知で
ある。これまで開示されてきたこの形式のすべての測定
装置に加えて、pH測定のためのガラス電極もまた、上
述のドイツ特許公開公報において述べられたセンサにお
いて用いられている。
侵入形測定、すなわち経皮的測定に用い得ることが、ド
イツ特許公開公報第2,023,584号により公知で
ある。これまで開示されてきたこの形式のすべての測定
装置に加えて、pH測定のためのガラス電極もまた、上
述のドイツ特許公開公報において述べられたセンサにお
いて用いられている。
公知のガラス電極が現実に試験されており、かつpH測
定技術において幅広く用いられている。
定技術において幅広く用いられている。
しかしながら、ガラス電極は、上述した用途に用いるに
はかなり欠点があった。これらの欠点は、皮膚に装着さ
れる二酸化炭素センサが可能な限り小さくなければなら
ないこと、ならびに可能な限り細くかつ柔軟なリード線
により読出装置に接続されねばならないことに関連する
ものである。また、重要な点は、このセンサがたとえば
集中治療室におけるような病院内での日常操作において
支障なく取扱い得るものでなければならないこと、なら
びに圧力、ショックおよび衝撃のようにしばしば発生す
る過酷な使用状況に対して耐え得るものでなければなら
ないことである。さらに、未使用のセンサは、何らの特
別の困難性もなく、迅速に準備することができ、かつ簡
単に貯蔵されるものでなければならない。
はかなり欠点があった。これらの欠点は、皮膚に装着さ
れる二酸化炭素センサが可能な限り小さくなければなら
ないこと、ならびに可能な限り細くかつ柔軟なリード線
により読出装置に接続されねばならないことに関連する
ものである。また、重要な点は、このセンサがたとえば
集中治療室におけるような病院内での日常操作において
支障なく取扱い得るものでなければならないこと、なら
びに圧力、ショックおよび衝撃のようにしばしば発生す
る過酷な使用状況に対して耐え得るものでなければなら
ないことである。さらに、未使用のセンサは、何らの特
別の困難性もなく、迅速に準備することができ、かつ簡
単に貯蔵されるものでなければならない。
カラス電極は、上述の要請を満たし得るものではない。
ガラス電極は要求されているほど小さく製造することは
難しい。また、約1000MΩという極めて高い電気抵
抗を有るため、センサに(インピーダンス変換装置のよ
うな)プリアンプを組込むことを必要とし、あるいは電
気的な干渉を避けるためにセンサと測定装置との間に非
実用的なシールドされたリード線を用いることを要請す
る。また、薄い測定膜は、容易に機械的損傷を受け、か
つ乾燥に対して敏感である。さらに、微小ガラス電極の
電解液は少量であるため、その寿命に制限があり、かつ
特に急に使用する際には凍結に対して敏感であるという
欠点をもたらす。
難しい。また、約1000MΩという極めて高い電気抵
抗を有るため、センサに(インピーダンス変換装置のよ
うな)プリアンプを組込むことを必要とし、あるいは電
気的な干渉を避けるためにセンサと測定装置との間に非
実用的なシールドされたリード線を用いることを要請す
る。また、薄い測定膜は、容易に機械的損傷を受け、か
つ乾燥に対して敏感である。さらに、微小ガラス電極の
電解液は少量であるため、その寿命に制限があり、かつ
特に急に使用する際には凍結に対して敏感であるという
欠点をもたらす。
発明の目的
ガラス電極について述べた上述の欠点を背景として、こ
の発明は、良好な感度を有するが特に極めて小さく、特
に非常に平坦に製造することができ、かつ比較的低内部
抵抗を実現し、さらに衝撃およびショックに対してかな
り耐えることができ、問題なく長期間保存することがで
きる、経皮的pCO2測定のためのセンサを提供するこ
とを目的とする。
の発明は、良好な感度を有するが特に極めて小さく、特
に非常に平坦に製造することができ、かつ比較的低内部
抵抗を実現し、さらに衝撃およびショックに対してかな
り耐えることができ、問題なく長期間保存することがで
きる、経皮的pCO2測定のためのセンサを提供するこ
とを目的とする。
発明の構成
この発明による電気化学的センサは、特許請求の範囲第
1項に記載された特徴を有する。
1項に記載された特徴を有する。
この発明によるセンサの好ましい展開は、従属項に記載
されている。
されている。
この発明をなすにあたり、まずpH値の測定のための他
の適切な方法を探し求めた。この特定のケースでは、p
H値が常に同一媒体の緩衝液中でのみ測定されるという
性質を考慮することが必要であった。
の適切な方法を探し求めた。この特定のケースでは、p
H値が常に同一媒体の緩衝液中でのみ測定されるという
性質を考慮することが必要であった。
コルティム著の「電気化学教科書」(第4版、バインハ
イム/ベルクストラッセ社、1966年発行、第314
頁ないし第316頁)には、金属/金属酸化物電極を用
いてpH測定を実施する方法についての多数の可能性が
示されている。血液中のpH値を測定するために、たと
えばアンチモン/酸化アンチモン電極のような特別に処
理された金属電極を用いることも、ドイツ特許明細書第
701,788号(1941年)において既に提案され
ていた。最後に、Journal Applied P
hysiol.,第41巻第442頁ないし447頁に
記載された「経皮的連続測定のための電気化学センサ」
と題される1976年の刊行物から、ベラン、ホクスタ
ブルおよびスパーリングによる論文から、アンチモン/
酸化アンチモン電極を、経皮的測定に用いられるべきp
CO2センサでのpH検出素子として用い得ることが公
知である。
イム/ベルクストラッセ社、1966年発行、第314
頁ないし第316頁)には、金属/金属酸化物電極を用
いてpH測定を実施する方法についての多数の可能性が
示されている。血液中のpH値を測定するために、たと
えばアンチモン/酸化アンチモン電極のような特別に処
理された金属電極を用いることも、ドイツ特許明細書第
701,788号(1941年)において既に提案され
ていた。最後に、Journal Applied P
hysiol.,第41巻第442頁ないし447頁に
記載された「経皮的連続測定のための電気化学センサ」
と題される1976年の刊行物から、ベラン、ホクスタ
ブルおよびスパーリングによる論文から、アンチモン/
酸化アンチモン電極を、経皮的測定に用いられるべきp
CO2センサでのpH検出素子として用い得ることが公
知である。
コルチム(上述の文献を参照されたい。)により述べら
れているように、生体での測定では常に酸素分圧も存在
しており、金属酸化物電極はこれにも反応する。したが
って、ここで意図される目的は、従来より知られていた
金属酸化物電極を用いることでは解決できなかった。コ
ルチムの著書では、アンチモン以外のFe、W、Sn、
Zn、Ir、Os、AgおよびCuのような金属は、緩
衝液中での或る条件の下ではpH値に比例する電位を示
すことも指摘されている。しかしながら、ここでは、緩
衝液が酸素の影響を受けないこと、 1すなわち日
常の操作では決して満たされ得ないことが前提条件とな
っている。
れているように、生体での測定では常に酸素分圧も存在
しており、金属酸化物電極はこれにも反応する。したが
って、ここで意図される目的は、従来より知られていた
金属酸化物電極を用いることでは解決できなかった。コ
ルチムの著書では、アンチモン以外のFe、W、Sn、
Zn、Ir、Os、AgおよびCuのような金属は、緩
衝液中での或る条件の下ではpH値に比例する電位を示
すことも指摘されている。しかしながら、ここでは、緩
衝液が酸素の影響を受けないこと、 1すなわち日
常の操作では決して満たされ得ないことが前提条件とな
っている。
驚くべきことに、今や、緩衝液中でのイリジウム/酸化
イリジウムからなる金属電極の電位が、少なくとも実際
に用いられるときの酸素分圧の下では、すなわち1気圧
以下では、溶液中の酸素分圧により影響されないことが
わかった。イリジウム/酸化イリジウム電極を、参照電
極、特に銀/塩化銀電極と組合わせることにより、極め
て好ましい特性を有するpCO2経費的測定センサを実
現することが可能である。特に、このセンサは、酸素お
よび麻酔ガスに対して実質的に反応性を有せず、かつシ
ョックまたは衝撃による酷使ならびに乾燥に対しても耐
えることができる。さらに、提案された形態では、約1
00kΩと低い内部抵抗を示す。そのためセンサにプリ
アンプを組込まずとも、測定信号は、測定装置に何らの
干渉も受けずに導かれ得る。この測定信号は、pH5.
5ないし8.5の範囲のpH値に比例し、かつ理論的な
ネルンスト電位にほぼ相当するものである。
イリジウムからなる金属電極の電位が、少なくとも実際
に用いられるときの酸素分圧の下では、すなわち1気圧
以下では、溶液中の酸素分圧により影響されないことが
わかった。イリジウム/酸化イリジウム電極を、参照電
極、特に銀/塩化銀電極と組合わせることにより、極め
て好ましい特性を有するpCO2経費的測定センサを実
現することが可能である。特に、このセンサは、酸素お
よび麻酔ガスに対して実質的に反応性を有せず、かつシ
ョックまたは衝撃による酷使ならびに乾燥に対しても耐
えることができる。さらに、提案された形態では、約1
00kΩと低い内部抵抗を示す。そのためセンサにプリ
アンプを組込まずとも、測定信号は、測定装置に何らの
干渉も受けずに導かれ得る。この測定信号は、pH5.
5ないし8.5の範囲のpH値に比例し、かつ理論的な
ネルンスト電位にほぼ相当するものである。
また、この発明によるセンサは、極めて平坦なものとし
て製造することができるので、患者の測定において極め
て都合が良い。
て製造することができるので、患者の測定において極め
て都合が良い。
この発明およびその有利な特徴は、以下の実施列におい
て図面を参照してより詳細に説明されるであろう。
て図面を参照してより詳細に説明されるであろう。
実施例の説明
図面は、同心状電極装置を有するこの発明のpH値セン
サの一実施例の断面図である。
サの一実施例の断面図である。
図面は、中心開口15を有するプラスチックからなる環
状ハウジング4を示し、この中心開口15には正確に嵌
合するように、銀/塩化銀参照電極3が嵌合されている
。この銀/塩化銀参照電極3は中心孔12を有しており
、この孔12には同心状にイリジウム/酸化イリジウム
電極1が挿入されている。イリジウム/酸化イリジウム
電極1は、たとえば2mmの径を有しており、かつキャ
スティングプラスチック2からなる層により参照電は、
表面が酸化された、すなわち表面対向膜13上で酸化さ
れかつ緩衝液としての電解液8内に浸漬されたイリジウ
ムの円筒状単一片から製造することができ、この酸化に
ついては、電気化学的方法あるいは熱化学的方法により
行なうことができる。しかしながら、イリジウムは比較
的高価であり、コスト的な理由により、前方表面上に、
すなわち緩衝液8内に浸漬される表面上にイリジウム板
11とともに、たとえば図面に示すようなマッシュルー
ム形状であるIr/IrOx電極本体1を構成すること
が通常好ましい。このイリジウム板は、電極本体1aの
残りの部分に高度の電気伝導性および熱伝導性を与える
ために接続されており、電極本体1aはたとえば銀また
は銅から構成され得る。緩衝液8に浸漬されたイリジウ
ム板11の表面は、次に、電気化学的または熱化学的に
酸化され、またこの酸化物を酸化イリジウム水和物とし
て水和物の形態にすることが可能である。
状ハウジング4を示し、この中心開口15には正確に嵌
合するように、銀/塩化銀参照電極3が嵌合されている
。この銀/塩化銀参照電極3は中心孔12を有しており
、この孔12には同心状にイリジウム/酸化イリジウム
電極1が挿入されている。イリジウム/酸化イリジウム
電極1は、たとえば2mmの径を有しており、かつキャ
スティングプラスチック2からなる層により参照電は、
表面が酸化された、すなわち表面対向膜13上で酸化さ
れかつ緩衝液としての電解液8内に浸漬されたイリジウ
ムの円筒状単一片から製造することができ、この酸化に
ついては、電気化学的方法あるいは熱化学的方法により
行なうことができる。しかしながら、イリジウムは比較
的高価であり、コスト的な理由により、前方表面上に、
すなわち緩衝液8内に浸漬される表面上にイリジウム板
11とともに、たとえば図面に示すようなマッシュルー
ム形状であるIr/IrOx電極本体1を構成すること
が通常好ましい。このイリジウム板は、電極本体1aの
残りの部分に高度の電気伝導性および熱伝導性を与える
ために接続されており、電極本体1aはたとえば銀また
は銅から構成され得る。緩衝液8に浸漬されたイリジウ
ム板11の表面は、次に、電気化学的または熱化学的に
酸化され、またこの酸化物を酸化イリジウム水和物とし
て水和物の形態にすることが可能である。
このような酸化方法は、たとえばグメリンの無機化学ハ
ンドブック、イリジウム巻、(1939年発行)、第4
4頁以下に、ならびにCEBEL/COR第4章第13
.5項、イリジウム、第377頁の「ラポート技術RT
62」、さらにランドおよびウッズによる「Cycli
c VoltametricStudies on I
ridium Electrodes In Sulp
huric Acid Solutions」(Ele
ctroanalytical Chem、Inter
fac、Electrochem、55(1974))
、第375頁ないし第381頁に述べられている。
ンドブック、イリジウム巻、(1939年発行)、第4
4頁以下に、ならびにCEBEL/COR第4章第13
.5項、イリジウム、第377頁の「ラポート技術RT
62」、さらにランドおよびウッズによる「Cycli
c VoltametricStudies on I
ridium Electrodes In Sulp
huric Acid Solutions」(Ele
ctroanalytical Chem、Inter
fac、Electrochem、55(1974))
、第375頁ないし第381頁に述べられている。
参照電極3は、37℃ないし45℃の間の一定温度に加
熱された銀本体5の少なくとも部分的に塩素化された表
面で形成され、あるいは銀/塩化銀焼結金属の環状板と
して銀水体5上に形成される。銀水体5には、環状形態
でこの参照電極を取囲む幅広の溝が設けられており、こ
の内部には加熱コイル7が挿入されている。銀本体への
加熱電力の供給は、偏心穴6内に挿入されたたとえばサ
ーミスタのような温度検出器(図示せず)により制御さ
れる。また、他の温度検出器(これも図示せず)、たと
えばサーミスタが、Ir/IrOx電極1と偏心して設
けられた他の孔16に挿入される。この他の温度検出器
は、銀本体5の温度がたとえば42℃のような予め定め
たしきい値を越えた際に、加熱コイル7への加熱電力の
供給を迅速に停止するように、スイッチング素子を遮断
する。孔16に押入されたサーミスタにより制御される
電子スイッチは、センサのハウジング4に直接組込むこ
とができ、かつ加熱コイル7への供給ラインから直接電
流を供給することができる。測定信号は、Ir/IrO
x電極1と参照電極3,5との間の電位差として、17
で示されるリード線を介して読取られる。
熱された銀本体5の少なくとも部分的に塩素化された表
面で形成され、あるいは銀/塩化銀焼結金属の環状板と
して銀水体5上に形成される。銀水体5には、環状形態
でこの参照電極を取囲む幅広の溝が設けられており、こ
の内部には加熱コイル7が挿入されている。銀本体への
加熱電力の供給は、偏心穴6内に挿入されたたとえばサ
ーミスタのような温度検出器(図示せず)により制御さ
れる。また、他の温度検出器(これも図示せず)、たと
えばサーミスタが、Ir/IrOx電極1と偏心して設
けられた他の孔16に挿入される。この他の温度検出器
は、銀本体5の温度がたとえば42℃のような予め定め
たしきい値を越えた際に、加熱コイル7への加熱電力の
供給を迅速に停止するように、スイッチング素子を遮断
する。孔16に押入されたサーミスタにより制御される
電子スイッチは、センサのハウジング4に直接組込むこ
とができ、かつ加熱コイル7への供給ラインから直接電
流を供給することができる。測定信号は、Ir/IrO
x電極1と参照電極3,5との間の電位差として、17
で示されるリード線を介して読取られる。
図示したように、測定操作のためセンサを準備するため
に、微小滴の緩衝液8を、参照電極3およびIr/Ir
Ox電極1の対向表面14上に付着させる。次に、ドイ
ツ特許公開公報第3,040,544号に開示されてい
るように、センサを、既成の使い捨て可能なスナップリ
ング膜装置9により覆う。このセンサは、2重接着リン
グ18を用いる公知の方法で皮膚に接着される。スナッ
プリング9は、図面から明らかなように、ややドーム状
に構成されており、その周縁で内側に突出する係止端縁
19を有する。このスナップリングをハウジング4に押
し付けると、係止端縁19がハウジング4上で突出端縁
20の背後に係合し、かつ膜13が表面14上で中心方
向に引き延ばされ、緩衝液8の薄層が間に形成される。
に、微小滴の緩衝液8を、参照電極3およびIr/Ir
Ox電極1の対向表面14上に付着させる。次に、ドイ
ツ特許公開公報第3,040,544号に開示されてい
るように、センサを、既成の使い捨て可能なスナップリ
ング膜装置9により覆う。このセンサは、2重接着リン
グ18を用いる公知の方法で皮膚に接着される。スナッ
プリング9は、図面から明らかなように、ややドーム状
に構成されており、その周縁で内側に突出する係止端縁
19を有する。このスナップリングをハウジング4に押
し付けると、係止端縁19がハウジング4上で突出端縁
20の背後に係合し、かつ膜13が表面14上で中心方
向に引き延ばされ、緩衝液8の薄層が間に形成される。
図面は、この発明の一実施例の縦断面図を示す。
1…イリジウム/酸化イリジウム測定電極、1a…電極
本体、1b…電極本体の平坦な前方表面、2…絶縁図、
3…参照電極、6,16…穴、7…加熱コイル、10…
イリジウム板、11…酸化イリジウム層、12…嵌合の
ための中心孔、13…膜、14…塩化銀層。 特許出願人 へリゲ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュ
レンクタ・ハフトウング 代理人 弁理士 深見 久郎 (ほか2名)
本体、1b…電極本体の平坦な前方表面、2…絶縁図、
3…参照電極、6,16…穴、7…加熱コイル、10…
イリジウム板、11…酸化イリジウム層、12…嵌合の
ための中心孔、13…膜、14…塩化銀層。 特許出願人 へリゲ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュ
レンクタ・ハフトウング 代理人 弁理士 深見 久郎 (ほか2名)
Claims (9)
- (1)二酸化炭素に対して透過性であるが緩衝液に対し
て不透過性である膜を介して測定点とガス交換し得る緩
衝液のpH値を測定することにより、pCO2を測定す
る原理に基づき、生体中のpCO2を経皮的に測定する
ための電気化学的センサであって、 イリジウム/酸化イリジウム測定電極が前記緩衝液と接
触して設けられており、緩衝液と接触されている参照電
極に対する前記測定電極の電位が読取られ、測定点を充
血させるために37℃ないし45℃の間の一定温度に加
熱され、かつ自動的に温度調整される、電気化学的セン
サ。 - (2)前記測定電極が、前記膜に対向する特に平坦な前
方表面を有する高熱伝導性の電極本体からなり、前記電
極本体は、緩衝液に接触する自由表面上に酸化イリジウ
ム層を有するイリジウム板に熱結合されている、特許請
求の範囲第1項記載のセンサ。 - (3)前記酸化イリジウム層は、前記イリジウム板の表
面の電気化学的修飾および熱化学的修飾の少なくとも一
方法により形成されている、特許請求の範囲第2項記載
のセンサ。 - (4)前記電極本体は、マッシュルーム形状を有してお
り、絶縁層に取囲まれており、かつ参照電極の嵌合用中
心孔に挿入されている、特許請求の範囲第2項記載のセ
ンサ。 - (5)前記電極本体は、円筒形状を有しており、絶縁層
に取囲まれており、かつ前記参照電極の中心孔に挿入さ
れている、特許請求の範囲第2項記載のセンサ。 - (6)前記参照電極は加熱コイルにより取囲まれており
、かつ温度検出器を挿入するための穴を有している、特
許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のセ
ンサ。 - (7)前記参照電極は銀からなり、かつ膜に対向する表
面上に塩化銀層を有している、特許請求の範囲第1項な
いし第6項のいずれかに記載のセンサ。 - (8)前記参照電極は、膜に対向する表面上にAg/A
gCl焼結金属からなる層を有する、特許請求の範囲第
1項ないし第7項のいずれかに記載のセンサ。 - (9)センサを一定温度に保つように加熱コイルを流れ
る電流を判御する、制御回路に関連する第1の温度検出
器が一方の穴に挿入されており、センサが調整可能な上
限温度値に達するとき、加熱コイルによる加熱を停止す
る第2の温度検出器が他方の穴に挿入されている、特許
請求の範囲第6項記載のセンサ。
Applications Claiming Priority (2)
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Publication Number | Publication Date |
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JPS5962039A true JPS5962039A (ja) | 1984-04-09 |
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- 1983-08-31 DK DK396383A patent/DK396383A/da not_active Application Discontinuation
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