JPS5959663A - カルボスチリル誘導体−シクロデキストリン包接化合物 - Google Patents
カルボスチリル誘導体−シクロデキストリン包接化合物Info
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- JPS5959663A JPS5959663A JP57172298A JP17229882A JPS5959663A JP S5959663 A JPS5959663 A JP S5959663A JP 57172298 A JP57172298 A JP 57172298A JP 17229882 A JP17229882 A JP 17229882A JP S5959663 A JPS5959663 A JP S5959663A
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- cyclodextrin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なシクロデキストリン包接化合物【i
r式中R1はヒドロキシ低級アルキル基を、R2はシク
ロ低級アルキル基を、Aは低級アルキレン基をそれぞれ
示す。カルボスチリル骨格の3位と4位の炭素間結合は
一重結合又は二重結合を示す。1 で表わされるカルボスチリル誘導体を包接させたことを
lI!徴とするカルボスチリル誘導体−シフロブキス)
IJン包接化合物に係る。
ロ低級アルキル基を、Aは低級アルキレン基をそれぞれ
示す。カルボスチリル骨格の3位と4位の炭素間結合は
一重結合又は二重結合を示す。1 で表わされるカルボスチリル誘導体を包接させたことを
lI!徴とするカルボスチリル誘導体−シフロブキス)
IJン包接化合物に係る。
上記一般式[I]で表わされるカルボスチリル誘導体は
公知の化合物であり〔特開昭56−122856号公報
参照]、優れた血小板凝集抑制作用、ホスホジェステラ
ーゼ阻害作用、抗潰瘍作用、強心作用(陽性の心筋変力
作用)、消炎作用及び降圧作用を有し、血栓症の予防乃
至治療剤、ホスホジェステラーゼ阻害剤、抗潰瘍剤、強
心剤、消炎剤、降圧剤等として有用な化合物である。そ
れ故上記カルボスチリル誘導体は医薬への適用が期待さ
れているが、該誘導体は水に対する溶解度がそれ程大き
くなく、そのために注射剤として使用する場合には、該
誘導体の溶解度を増加させることが望まれている。
公知の化合物であり〔特開昭56−122856号公報
参照]、優れた血小板凝集抑制作用、ホスホジェステラ
ーゼ阻害作用、抗潰瘍作用、強心作用(陽性の心筋変力
作用)、消炎作用及び降圧作用を有し、血栓症の予防乃
至治療剤、ホスホジェステラーゼ阻害剤、抗潰瘍剤、強
心剤、消炎剤、降圧剤等として有用な化合物である。そ
れ故上記カルボスチリル誘導体は医薬への適用が期待さ
れているが、該誘導体は水に対する溶解度がそれ程大き
くなく、そのために注射剤として使用する場合には、該
誘導体の溶解度を増加させることが望まれている。
本発明者らは斯かる現状に艦み、上記カルボスチリル誘
導体の水に対する溶解度を向上させるべく鋭意研究を重
ねてきた。そして上記カルボスチリル誘導体に対して種
々のホスト(host ) 分子を反応させて得られ
る包接化合物の水溶性について検討した結果、ポスト分
子としてシクロデキストリンを使用した時に本発明の所
期の目的を達成し得ることを見い出した。本発明は斯か
る知見に基づき完成されたものである。
導体の水に対する溶解度を向上させるべく鋭意研究を重
ねてきた。そして上記カルボスチリル誘導体に対して種
々のホスト(host ) 分子を反応させて得られ
る包接化合物の水溶性について検討した結果、ポスト分
子としてシクロデキストリンを使用した時に本発明の所
期の目的を達成し得ることを見い出した。本発明は斯か
る知見に基づき完成されたものである。
本発明において用いられるカルボスチリル誘導体として
は、上記一般式[I]に該当する限り公知の化合物を広
く使用できる。一般式(11においてR1で示されるヒ
ドロキシ低級アルキル基としては、例エバヒドロキシメ
チル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル
、4−ヒドロキシブチル、5−ヒドロキシペンチル、6
−ヒドロキシヘキシル、■−メチルー2−ヒドロキシエ
チル、2−ヒドロキシプロピル、1,1−ジメチル−2
−ヒドロキシエチル基等を挙げることができる。R2で
示されるシクロ低級アルキル基としては、例えばシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチル、シクロオクチル基等を挙げるこ
とができる。Aで示される低級アルキレン基としては、
例えばメチレン、エチレン、メチルメチレン、トリメチ
レン、2−メチルトリメチレン、2,2−ジメチルトリ
メチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメ
チレン、2−エチルトリメチレン、1−メチルトリメチ
レン基等を挙げることができる。
は、上記一般式[I]に該当する限り公知の化合物を広
く使用できる。一般式(11においてR1で示されるヒ
ドロキシ低級アルキル基としては、例エバヒドロキシメ
チル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル
、4−ヒドロキシブチル、5−ヒドロキシペンチル、6
−ヒドロキシヘキシル、■−メチルー2−ヒドロキシエ
チル、2−ヒドロキシプロピル、1,1−ジメチル−2
−ヒドロキシエチル基等を挙げることができる。R2で
示されるシクロ低級アルキル基としては、例えばシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチル、シクロオクチル基等を挙げるこ
とができる。Aで示される低級アルキレン基としては、
例えばメチレン、エチレン、メチルメチレン、トリメチ
レン、2−メチルトリメチレン、2,2−ジメチルトリ
メチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメ
チレン、2−エチルトリメチレン、1−メチルトリメチ
レン基等を挙げることができる。
本発明においてポスト分子として用いられるシクロデキ
ストリンとしては、特に制限がなく、α−シクロデキス
トリン、β−シクロデキストリン又はγ−シクロデキス
トリンを用いてもよく、あるいは混合デキストリンを用
いてもよい。特に本発明ではα−シクロデキストリン又
はβ−シクロデキストリンを使用するのが好ましい。
ストリンとしては、特に制限がなく、α−シクロデキス
トリン、β−シクロデキストリン又はγ−シクロデキス
トリンを用いてもよく、あるいは混合デキストリンを用
いてもよい。特に本発明ではα−シクロデキストリン又
はβ−シクロデキストリンを使用するのが好ましい。
本発明のカルボスチリル誘導体−シクロデキストリン包
接化合物は、例えば次に示す方法で製造される。まずシ
クロデキストリンを水に溶解するか又はスラリー状に懸
濁させてシクロデキストリンの水溶液又は水懸濁液を調
製する。次に該水溶液又は水懸濁液に上記カルボスチリ
ル誘導体をそのまま添加するか又は該誘導体を水と相溶
性のある有機溶媒に溶解した液を添加し、よく振盪又は
混練すればよい。本発明ではシフロブキス) IJンを
水に懸濁させた状態で使用するのが好ましい。
接化合物は、例えば次に示す方法で製造される。まずシ
クロデキストリンを水に溶解するか又はスラリー状に懸
濁させてシクロデキストリンの水溶液又は水懸濁液を調
製する。次に該水溶液又は水懸濁液に上記カルボスチリ
ル誘導体をそのまま添加するか又は該誘導体を水と相溶
性のある有機溶媒に溶解した液を添加し、よく振盪又は
混練すればよい。本発明ではシフロブキス) IJンを
水に懸濁させた状態で使用するのが好ましい。
水と相溶性のある有機溶媒としては、例えばメタノール
、エタノール、インプロパツール等のアルコール類、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の非プロ
トン性溶媒、アセトン、アセトニトリル、ジエチルエー
テル等が挙げられる。
、エタノール、インプロパツール等のアルコール類、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の非プロ
トン性溶媒、アセトン、アセトニトリル、ジエチルエー
テル等が挙げられる。
一般式[I)で表わされるカルボスチリル誘導体とシク
ロデキストリンとの配合割合としては、特に限定されず
広い範囲内で適宜選択できるが、通常前者に対して後者
を等モル承以上とするのがよい。
ロデキストリンとの配合割合としては、特に限定されず
広い範囲内で適宜選択できるが、通常前者に対して後者
を等モル承以上とするのがよい。
振盪又は混練は、通常室温〜100°C付近、好ましく
は室温〜50°C付近にて行なうのがよい。また本発明
では、振盪又は混線の際に尿素を添加しておくのが望ま
しい。尿素の添加により、上記カルボスチリル誘導体と
シクロデキストリンの包接化がより一層向上される。尿
素の添加量としては特に限定されないが、通常上記カル
ボスチリル誘導体1モルに対して10−5〜10−2モ
ル程度使用するのかよい。上i!L!振盪又は混練は通
常80分〜2時間稈度行なわれ、その後反応混合物をV
過又は酸比濃縮して目的とする本発明の包接化合物が製
3JIiされる゛。
は室温〜50°C付近にて行なうのがよい。また本発明
では、振盪又は混線の際に尿素を添加しておくのが望ま
しい。尿素の添加により、上記カルボスチリル誘導体と
シクロデキストリンの包接化がより一層向上される。尿
素の添加量としては特に限定されないが、通常上記カル
ボスチリル誘導体1モルに対して10−5〜10−2モ
ル程度使用するのかよい。上i!L!振盪又は混練は通
常80分〜2時間稈度行なわれ、その後反応混合物をV
過又は酸比濃縮して目的とする本発明の包接化合物が製
3JIiされる゛。
本発明の包接化合物は、水に対する溶解度が向−1ニさ
れると共に、熱や紫外線に対する安定性も向上されたも
のである。また本発明の包接化合物は防味も有していな
い。
れると共に、熱や紫外線に対する安定性も向上されたも
のである。また本発明の包接化合物は防味も有していな
い。
本発明の包接化合物はそのままであるいは慣用の製剤担
体と共に動物及び人に投与することができる3、投、!
j単位形態としては特に限定がなく必要に応じ適宜選択
して使用される。斯かる投与単位形態としては錠剤、顆
粒剤、経口用溶液等の経[1剤、注射剤等の非経口剤等
を例示できる。投)jされるべき汀効成り〕のi!(と
じては特に限定がなく広い範囲から適宜選択されるが、
所期の効果を発揮するためには1[j当り体重IK!当
り0.06 ヘ−10m9 と−りるのがよい3、また
投与単位形態中に有効成分を1〜500mg含有lしめ
るのがよい。
体と共に動物及び人に投与することができる3、投、!
j単位形態としては特に限定がなく必要に応じ適宜選択
して使用される。斯かる投与単位形態としては錠剤、顆
粒剤、経口用溶液等の経[1剤、注射剤等の非経口剤等
を例示できる。投)jされるべき汀効成り〕のi!(と
じては特に限定がなく広い範囲から適宜選択されるが、
所期の効果を発揮するためには1[j当り体重IK!当
り0.06 ヘ−10m9 と−りるのがよい3、また
投与単位形態中に有効成分を1〜500mg含有lしめ
るのがよい。
4、:発明において錠剤、カプセル剤、経[」用浴液等
のlf=、 t’J剤は常法に従って製造される。例え
ば錠剤は本発明の化合物をゼラチン、澱わ〕、乳糖、ス
テアリン酸マグネシウム、汀j石、アラビノ゛ゴム等の
通常の製剤学的賦形剤と混合12、賦形される。
のlf=、 t’J剤は常法に従って製造される。例え
ば錠剤は本発明の化合物をゼラチン、澱わ〕、乳糖、ス
テアリン酸マグネシウム、汀j石、アラビノ゛ゴム等の
通常の製剤学的賦形剤と混合12、賦形される。
カプセル剤は本発明化召物を不活性の製剤充填剤もしく
は希釈剤と混合し、硬質ゼラチンカプセル、軟T(カプ
セル等に充填される7、シロップ剤もしくはコリキシア
剤は本発明化合物を蔗糖等の目味剤、メチル−及びプロ
ピルパラベン類等の防腐剤、着色剤、ぷ1M味剤等と混
合して製造される。また非経口剤は常法に従って製造さ
れる3、例えば、注射剤と15で調製される場合番こは
、液剤及び懸濁剤はfJジ菌され、かつ血液と等張であ
るのが好ましく、これら液剤、乳剤及び懸濁剤の形態に
成形する1こ際しては、希釈剤としてこの分野において
慣用されているものをすべて使用でき、例えば水、エチ
ルアルコール、プロピレングリコール、エトキシ化イン
ステアリルアルコール、ポリオキシ化イソステrリルア
ルコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル類等を挙げることができる。
は希釈剤と混合し、硬質ゼラチンカプセル、軟T(カプ
セル等に充填される7、シロップ剤もしくはコリキシア
剤は本発明化合物を蔗糖等の目味剤、メチル−及びプロ
ピルパラベン類等の防腐剤、着色剤、ぷ1M味剤等と混
合して製造される。また非経口剤は常法に従って製造さ
れる3、例えば、注射剤と15で調製される場合番こは
、液剤及び懸濁剤はfJジ菌され、かつ血液と等張であ
るのが好ましく、これら液剤、乳剤及び懸濁剤の形態に
成形する1こ際しては、希釈剤としてこの分野において
慣用されているものをすべて使用でき、例えば水、エチ
ルアルコール、プロピレングリコール、エトキシ化イン
ステアリルアルコール、ポリオキシ化イソステrリルア
ルコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル類等を挙げることができる。
なお、この場合等張性の溶液を調製するに充分な爪の食
塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを医薬製剤中に含有ぜ
しめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化
剤等を添加してもよい6、更に必要に応じて着色剤、保
存剤、香料、風味剤、4−1゛昧剤等や他の医薬品を医
薬製剤中に含有ぜしめてもよい1.更に安定性を高める
ために非経「コ剤は、充填後冷凍され、この分野で公知
の凍結乾燥粉末により水を除去することができる。而し
て使用直前に凍結乾燥粉末を再調製することができる。
塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを医薬製剤中に含有ぜ
しめてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化
剤等を添加してもよい6、更に必要に応じて着色剤、保
存剤、香料、風味剤、4−1゛昧剤等や他の医薬品を医
薬製剤中に含有ぜしめてもよい1.更に安定性を高める
ために非経「コ剤は、充填後冷凍され、この分野で公知
の凍結乾燥粉末により水を除去することができる。而し
て使用直前に凍結乾燥粉末を再調製することができる。
以下に実施例及び製剤例を挙げる。
実施例1
α−シクロデキストリンの40°Cにおける飽和水溶液
を調製する。この飽和水溶液20 meに6−(N−シ
クロヘキシル−N−(2−にFLI牛シエヂエチアミノ
カルボニルプロポキシ]カルボスチリル〔以下1化合物
A Jというl l 00 mWを加え、6〜7時間4
0”Cの恒温槽中で振盪する。これらの懸濁液をIJ′
3過し、そのP液を凍結乾燥して化合物A−α・−シク
ロデキストリン包接化合物4.3gを得る。この包接化
合物には化合物へが2.78X10−3モル含有されて
いる。
を調製する。この飽和水溶液20 meに6−(N−シ
クロヘキシル−N−(2−にFLI牛シエヂエチアミノ
カルボニルプロポキシ]カルボスチリル〔以下1化合物
A Jというl l 00 mWを加え、6〜7時間4
0”Cの恒温槽中で振盪する。これらの懸濁液をIJ′
3過し、そのP液を凍結乾燥して化合物A−α・−シク
ロデキストリン包接化合物4.3gを得る。この包接化
合物には化合物へが2.78X10−3モル含有されて
いる。
才たσ−シクロデキストリンの代りにβ−シクロデキス
h IJンを用い、上記と同様にして化合物A、−−β
−シクロデキストリン包接化合物740mf/を得る。
h IJンを用い、上記と同様にして化合物A、−−β
−シクロデキストリン包接化合物740mf/を得る。
この包接化合物には化合物へが3.56X10−3モル
含有されている。
含有されている。
実施例2
6−〔N−シクロへキシル−N−(2−ヒドロキシエチ
ル)アミノカルボニルプロポキシ〕−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル[以下[化合物BJという〕を用い、実
施例1と同様にして化合物B−α−シクロデキストリン
包接化合物、化合物B−β−シクロデキストリン包接化
合物を得る。
ル)アミノカルボニルプロポキシ〕−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル[以下[化合物BJという〕を用い、実
施例1と同様にして化合物B−α−シクロデキストリン
包接化合物、化合物B−β−シクロデキストリン包接化
合物を得る。
実施例3
水40m召にβ−シクロデキストリン1.61 を溶解
させる。この溶液に尿素を4.56 m y/mlの割
合で加え、更に化合物A150mfを加え、6〜7時間
、室温下に振盪する。この懸濁液を沢過し、v液を凍結
乾燥して化合物A−β−シクロデキストリン包接化合物
1.25y を得る。また尿素を20mg/ml、
200my/m11.400mf/mnの割合で用いる
以外は上記と同様にして化合物A−β−シクロデキスト
リン包接化合物をそれぞれ1.29!f、1.86g、
1.88y得る。
させる。この溶液に尿素を4.56 m y/mlの割
合で加え、更に化合物A150mfを加え、6〜7時間
、室温下に振盪する。この懸濁液を沢過し、v液を凍結
乾燥して化合物A−β−シクロデキストリン包接化合物
1.25y を得る。また尿素を20mg/ml、
200my/m11.400mf/mnの割合で用いる
以外は上記と同様にして化合物A−β−シクロデキスト
リン包接化合物をそれぞれ1.29!f、1.86g、
1.88y得る。
実施例4
メノウ乳鉢中にβ−シクロデキストリン2.27yを入
れ、これに水5mnを加えてスラリー状とする。これに
予め、化合物A872myをエタノール10m1に加温
溶解した液を加え、約1時問丸分に混練する。粘度が増
し、ペースト状になった時点で取り出し、よく乾燥する
。この乾燥物を水に溶解し、そのiP液を凍結乾燥して
化合物A−β−シクロデキス・トリン包接化合物2.5
gを得る。この包接化合物中の化合物A含」夫は8.5
wt%である。
れ、これに水5mnを加えてスラリー状とする。これに
予め、化合物A872myをエタノール10m1に加温
溶解した液を加え、約1時問丸分に混練する。粘度が増
し、ペースト状になった時点で取り出し、よく乾燥する
。この乾燥物を水に溶解し、そのiP液を凍結乾燥して
化合物A−β−シクロデキス・トリン包接化合物2.5
gを得る。この包接化合物中の化合物A含」夫は8.5
wt%である。
実施例5
メノウ乳鉢中にα−シクロデキストリン4.861を入
れ、これに水5 mlを加えてスラリー状とする。これ
に予め、化合’6J A 186.2 rnfをエタノ
ール10m1に溶解した液を加えて、1時間混練する。
れ、これに水5 mlを加えてスラリー状とする。これ
に予め、化合’6J A 186.2 rnfをエタノ
ール10m1に溶解した液を加えて、1時間混練する。
このスラリーにエタノール−水(1: l ) 20m
6を加え、得られる溶液を減圧ど1縮乾固する。残液に
水50mNを加え、37℃の恒温1でy中で振盪溶解す
る。約20〜30分で透明な液となり、その後約1時間
振盪を続けた後、室温まで冷却し、次いで0.45 p
mのミリポアフィルターを用いて濾過する。P液を凍結
乾燥して化合物A−α−シクロデキストリン包接化合物
4.5g を得る。この包接化金物中の化合物A含以は
8.89〜4.07wt%である。
6を加え、得られる溶液を減圧ど1縮乾固する。残液に
水50mNを加え、37℃の恒温1でy中で振盪溶解す
る。約20〜30分で透明な液となり、その後約1時間
振盪を続けた後、室温まで冷却し、次いで0.45 p
mのミリポアフィルターを用いて濾過する。P液を凍結
乾燥して化合物A−α−シクロデキストリン包接化合物
4.5g を得る。この包接化金物中の化合物A含以は
8.89〜4.07wt%である。
実施例6
メノウ乳鉢中にγ−シクロデキストリン1.62gを入
れ、これに水2mlを加えてスラリー状とする。これに
予め、化合物A162mfをエタノール10r+Jに溶
解した液を加えて、1時間混練する。
れ、これに水2mlを加えてスラリー状とする。これに
予め、化合物A162mfをエタノール10r+Jに溶
解した液を加えて、1時間混練する。
このスラリーにエタノール−水(1: 1 )20+n
lを加え、得られる懸濁液を減圧濃縮乾固する。残液に
水60m4を加え、37°Cの恒温槽中で振盪溶解する
。約20〜30分で透明な液となり、その後約1時間振
盪を続けた後、室温まで冷却し、次いで0.45ttm
のミリポアフィルタ−を用いて濾過する。P液を凍結乾
燥して化合物へ−γ−シクロデキストリン包接化合物7
80.8mgを得る。この包接化合物中の化合物A含量
は8.4wt%である。
lを加え、得られる懸濁液を減圧濃縮乾固する。残液に
水60m4を加え、37°Cの恒温槽中で振盪溶解する
。約20〜30分で透明な液となり、その後約1時間振
盪を続けた後、室温まで冷却し、次いで0.45ttm
のミリポアフィルタ−を用いて濾過する。P液を凍結乾
燥して化合物へ−γ−シクロデキストリン包接化合物7
80.8mgを得る。この包接化合物中の化合物A含量
は8.4wt%である。
実施例7
α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン又は
γ−シクロデキストリンの各filim1度の水溶液4
nnj?に化合物Aを過剰に加え、25°C恒温槽中で
4時間振盪する。N15CのP紙で濾過後、FMより1
mlをサンプリングし、メタノール−水(1:1)を
用いて5 (l m(4に希釈し、845nmの吸光度
を測定し、絶対検量線法により化合物Aの濃度を定量す
る。結果を第1〜3表に示す。
γ−シクロデキストリンの各filim1度の水溶液4
nnj?に化合物Aを過剰に加え、25°C恒温槽中で
4時間振盪する。N15CのP紙で濾過後、FMより1
mlをサンプリングし、メタノール−水(1:1)を
用いて5 (l m(4に希釈し、845nmの吸光度
を測定し、絶対検量線法により化合物Aの濃度を定量す
る。結果を第1〜3表に示す。
第1表
!! 2 表
第 3 表
実施例8
β−シクロデキストリンの各(”A ’I:’4度の水
溶液に尿素を所定濃度になるように加え、さらに化合物
へを過剰に加え、以下実施例7と同様にして化合物への
濃度を定型する。結果を第4表に示す。
溶液に尿素を所定濃度になるように加え、さらに化合物
へを過剰に加え、以下実施例7と同様にして化合物への
濃度を定型する。結果を第4表に示す。
第 4 表
実施例9
血小板凝集抑制作用を木材等の方法に準じてプラトレッ
トアクレゲーショントレーザー(p I a t e−
1et aggregation tracer ;
三元バイオサイエンス社製)を用いて測定した〔医学
のあゆみ、第114巻、 F’s 9号、I)718〜
727、昭和55年8月30日、参照〕。すなわち、血
液試料は人より採取し、3.8%ヂトラート(ミドリ十
字社製)と全血液の混合物でその混合比率は1:9(容
量比)である。該試料を1100Orp で10分間遠
心分離して、血小板濃度の高い血清[platelet
ricb plasma (1’R1’ ) ] を得
るo f’JられたI) RPを分離し、残りの血液試
料を300Orpm で15分間さらに速心分1.iI
Fシて血小板濃度の低い血消[platelct po
or plasma (PPP ) Jを得る。
トアクレゲーショントレーザー(p I a t e−
1et aggregation tracer ;
三元バイオサイエンス社製)を用いて測定した〔医学
のあゆみ、第114巻、 F’s 9号、I)718〜
727、昭和55年8月30日、参照〕。すなわち、血
液試料は人より採取し、3.8%ヂトラート(ミドリ十
字社製)と全血液の混合物でその混合比率は1:9(容
量比)である。該試料を1100Orp で10分間遠
心分離して、血小板濃度の高い血清[platelet
ricb plasma (1’R1’ ) ] を得
るo f’JられたI) RPを分離し、残りの血液試
料を300Orpm で15分間さらに速心分1.iI
Fシて血小板濃度の低い血消[platelct po
or plasma (PPP ) Jを得る。
前記P RlJ中に含まれている血小板の数をブレツナ
ヤー・クロンカイト法(Brccher Clonki
tcMetbod ) で測定し、I’ RPをPP
Pで希釈して600.000/μlの血小板を含むP
RP 試料を41、”j製した。
ヤー・クロンカイト法(Brccher Clonki
tcMetbod ) で測定し、I’ RPをPP
Pで希釈して600.000/μlの血小板を含むP
RP 試料を41、”j製した。
試娘ずべき化合物を−J・め定めた両度で含有する溶液
2ttOに上記で調製したP RI’ の試料0゜2
m lを加え、混合物を温度37°Cの恒温槽に1分
間入れた。、次に該混合物にADI) またはコラー
ゲン溶液を20μl加えた。この68合物の透過度を測
定し、透過度の変化を撹拌e;Iの回転速度1l100
rp にて3u 、fl!計を用いて測定した。この試
験においてAL)I’ 溶液は詞−レン・ベロナール&
1衝H(pH7,85)を用イテ、濃度カフ、5 x
10 ” Mニなるように調製した。またコラーゲン溶
液は、コラーゲン(ColCo11a rea、gen
t Ilovm”’ ; Hovm社製)を生理食塩水
で200μf / m に となるように調製した。
2ttOに上記で調製したP RI’ の試料0゜2
m lを加え、混合物を温度37°Cの恒温槽に1分
間入れた。、次に該混合物にADI) またはコラー
ゲン溶液を20μl加えた。この68合物の透過度を測
定し、透過度の変化を撹拌e;Iの回転速度1l100
rp にて3u 、fl!計を用いて測定した。この試
験においてAL)I’ 溶液は詞−レン・ベロナール&
1衝H(pH7,85)を用イテ、濃度カフ、5 x
10 ” Mニなるように調製した。またコラーゲン溶
液は、コラーゲン(ColCo11a rea、gen
t Ilovm”’ ; Hovm社製)を生理食塩水
で200μf / m に となるように調製した。
血小板凝集抑制作用はコントロールの凝集率に対する阻
止率(%)として測定する。?5u亀率は上式に従い計
算する。
止率(%)として測定する。?5u亀率は上式に従い計
算する。
凝集率−−−一−−−X I U (11) −a
ここでa:PRPの透過度
b:PPPの透過度
C:試酸化合物及び凝集誘発剤を含有するP RPの透
過度 この時、コントロールの凝fQ率をA、試験化合物の凝
集率をBとすると、試験化合物の阻止率(%)は、以下
の式によって表わされる。
過度 この時、コントロールの凝fQ率をA、試験化合物の凝
集率をBとすると、試験化合物の阻止率(%)は、以下
の式によって表わされる。
−B
阻止率(%) = −−−一−X 10 Q阻止率が5
0%となる場合の試験化合物の濃度(IC50)を求め
、その結果を下記表に示す。尚試験化合物は以下の通り
である。
0%となる場合の試験化合物の濃度(IC50)を求め
、その結果を下記表に示す。尚試験化合物は以下の通り
である。
試験化合物産
■ 実施例1で得られる化合物A−β−シクロデキス
トリン包接化合物 2 実施例8で得られる化合物A−β−シクロデキス
トリン包接化合物 (尿素4.56 m 9/ml! ) 第5表
トリン包接化合物 2 実施例8で得られる化合物A−β−シクロデキス
トリン包接化合物 (尿素4.56 m 9/ml! ) 第5表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l [式中1に1はヒドロキシ低級アルキル基をR2はシク
ロ低級アルキル基を、Aは低級アルキレン基をそれぞれ
示す。カルボスチリル骨格の3位と4位の炭素同結合は
一重結合又は一重結合を示す。1 で表わされるカルボスチリル誘導体を包接さ−Hたこと
を特徴とするカルボスヂリル誘導体−シクロデキストリ
ン包接化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57172298A JPS5959663A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | カルボスチリル誘導体−シクロデキストリン包接化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57172298A JPS5959663A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | カルボスチリル誘導体−シクロデキストリン包接化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5959663A true JPS5959663A (ja) | 1984-04-05 |
JPH046705B2 JPH046705B2 (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=15939330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57172298A Granted JPS5959663A (ja) | 1982-09-29 | 1982-09-29 | カルボスチリル誘導体−シクロデキストリン包接化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5959663A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1167435A3 (en) * | 2000-06-20 | 2002-03-06 | Takasago International Corporation | Inclusion compounds of vanillyl alcohol derivative in cyclodextrin and compositions containing the same |
EP2436384B1 (en) | 2001-04-25 | 2015-06-10 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Aripiprazole oral solution |
-
1982
- 1982-09-29 JP JP57172298A patent/JPS5959663A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1167435A3 (en) * | 2000-06-20 | 2002-03-06 | Takasago International Corporation | Inclusion compounds of vanillyl alcohol derivative in cyclodextrin and compositions containing the same |
EP2436384B1 (en) | 2001-04-25 | 2015-06-10 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Aripiprazole oral solution |
EP2436384B2 (en) † | 2001-04-25 | 2018-05-23 | Otsuka Pharmaceutical Co., Ltd. | Aripiprazole oral solution |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH046705B2 (ja) | 1992-02-06 |
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