JPS595943B2 - 光学読取装置 - Google Patents
光学読取装置Info
- Publication number
- JPS595943B2 JPS595943B2 JP53002679A JP267978A JPS595943B2 JP S595943 B2 JPS595943 B2 JP S595943B2 JP 53002679 A JP53002679 A JP 53002679A JP 267978 A JP267978 A JP 267978A JP S595943 B2 JPS595943 B2 JP S595943B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser beam
- torque motor
- code mark
- barcode
- scanning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はラベル等に印刷されたコードマーク上をレーザ
光で走査し、この反射光を受光してコードマークにて表
わされた情報を読取る光学読取装置に関する。
光で走査し、この反射光を受光してコードマークにて表
わされた情報を読取る光学読取装置に関する。
一般に、レーザ光を使用する光学読取装置においては、
レーザ光が人体へ向けて照射されるおそれがある場合、
注意書を付して注意をうながすか、あるいは何らかの人
体への保護手段が講じられており、特にレーザ光の波長
が可視外で強力な場合にはこの保護手段は不可欠である
。
レーザ光が人体へ向けて照射されるおそれがある場合、
注意書を付して注意をうながすか、あるいは何らかの人
体への保護手段が講じられており、特にレーザ光の波長
が可視外で強力な場合にはこの保護手段は不可欠である
。
この従来例を第１図を参照して説明すると、この光学読
取装置は、モータ１で駆動される正多角形の断面を有す
る回転体２の各辺に反射鏡３をそれぞれ貼付け（以下、
これをポリゴンミラーと呼ぶ）、回転している反射鏡３
にレンズ系４で収束されたレーザ発振器５からのレーザ
光を照射してこのレーザ光を振らせることにより、ケー
ス６に設けられた走査窓Ｔを通してレーザ光がコードマ
ークの一種であるバーコード８を有する部材を走査する
ようにし、また、この散乱反射光を走査窓１、反射鏡３
、中央にわずかな反射鏡を有するトランスミツトミラー
９及び角度変更用ミラー１０、散乱光集光レンズ系１１
を介して受光素子１２に戻しこの受光素子１２で電気信
号に変換してバーコード解読器１３に送るようにしてい
る。
取装置は、モータ１で駆動される正多角形の断面を有す
る回転体２の各辺に反射鏡３をそれぞれ貼付け（以下、
これをポリゴンミラーと呼ぶ）、回転している反射鏡３
にレンズ系４で収束されたレーザ発振器５からのレーザ
光を照射してこのレーザ光を振らせることにより、ケー
ス６に設けられた走査窓Ｔを通してレーザ光がコードマ
ークの一種であるバーコード８を有する部材を走査する
ようにし、また、この散乱反射光を走査窓１、反射鏡３
、中央にわずかな反射鏡を有するトランスミツトミラー
９及び角度変更用ミラー１０、散乱光集光レンズ系１１
を介して受光素子１２に戻しこの受光素子１２で電気信
号に変換してバーコード解読器１３に送るようにしてい
る。
ここで、従来はレーザ発振器５とポリゴンミラーとの間
にシャッタ機構１４を設け、バーコード読取開始の信号
でシャッタを開いてレーザ発振器５からのレーザ光をポ
リゴンミラーヘ通過させ、バーコード信号解読器１３に
おける信号解読が終了すると読取終了信号でシャッタを
閉じることにより、バーコード８を有する部材が読取位
置にある時以外はレーザ光が走査窓Ｔよりケース６の外
に出ないようにし、これによつてレーザ光が人体へ照射
されることを防ぐようにしていた。
にシャッタ機構１４を設け、バーコード読取開始の信号
でシャッタを開いてレーザ発振器５からのレーザ光をポ
リゴンミラーヘ通過させ、バーコード信号解読器１３に
おける信号解読が終了すると読取終了信号でシャッタを
閉じることにより、バーコード８を有する部材が読取位
置にある時以外はレーザ光が走査窓Ｔよりケース６の外
に出ないようにし、これによつてレーザ光が人体へ照射
されることを防ぐようにしていた。
しかしながら、このように特別なシャッタ機構を新たに
設けることは、コストを上昇させるだけでなく、新たな
設置のためのスペースを形成しなければならないという
欠点がある。
設けることは、コストを上昇させるだけでなく、新たな
設置のためのスペースを形成しなければならないという
欠点がある。
本発明はコードマーク走査用の反射鏡を、読取り時以外
は反射レーザ光が走査窓以外のケース内を照射するよう
に偏倚させることにより、特別な保護機構を設置しなく
てもレーザ光から人体を保護する機能を持たせることが
できる光学読取装置を提供することを目的とする。
は反射レーザ光が走査窓以外のケース内を照射するよう
に偏倚させることにより、特別な保護機構を設置しなく
てもレーザ光から人体を保護する機能を持たせることが
できる光学読取装置を提供することを目的とする。
以下、本発明の実施例を説明する。
第２図は本発明による光学読取装置の一実施例を示した
図であり、この概略構成及び動作について説明すると、
図において、駆動電流値に比例した回転角を示すトルク
モータ２１を用い、このトルクモータ２１の出力軸に小
さな反射鏡２２を取付けて所定角度だけ回動するように
なすと共に、レーザ発振器２３からのレーザ光をレンズ
系２４で収束しトランスミツトミラ一２５で角度をかえ
て反射鏡２２のほぼ回動軸心に向けて照射させることに
より、この反射鏡２２からの反射光を振らせて走査窓２
６を通してバーコード８を有する部材を走査できるよう
にしている。
図であり、この概略構成及び動作について説明すると、
図において、駆動電流値に比例した回転角を示すトルク
モータ２１を用い、このトルクモータ２１の出力軸に小
さな反射鏡２２を取付けて所定角度だけ回動するように
なすと共に、レーザ発振器２３からのレーザ光をレンズ
系２４で収束しトランスミツトミラ一２５で角度をかえ
て反射鏡２２のほぼ回動軸心に向けて照射させることに
より、この反射鏡２２からの反射光を振らせて走査窓２
６を通してバーコード８を有する部材を走査できるよう
にしている。
また、バーコード８からの散乱反射光は走査窓２３を通
つて再びケース２４内に入り、反射鏡２２で角度を変え
てトランスミツトミラ一２７、角度変更用ミラー２８を
経て散乱光集光レンズ系２９で集光され、受光素子３０
で電気信号に変換される。さて、本実施例では、トルク
モータ２１の駆動回路として第３図に示すような回路を
使用している。
つて再びケース２４内に入り、反射鏡２２で角度を変え
てトランスミツトミラ一２７、角度変更用ミラー２８を
経て散乱光集光レンズ系２９で集光され、受光素子３０
で電気信号に変換される。さて、本実施例では、トルク
モータ２１の駆動回路として第３図に示すような回路を
使用している。
この回路は、正弦波電流供給部４１と直流電流供給部４
２及びバーコード読取りの開始信号で接点部ａに切換わ
り、終了信号で接点部ｂに切換わるスイツチ４３を含ん
でおり、その動作を説明すると、まずバーコードラベル
８を有する部材が読取可能位置に搬送されてくると、こ
れがバーコード検出器（図示せず）で検出されてバーコ
ード読取開始信号が発生され、これによつてスイツチ４
３はトルクモータ２１に正弦波電流を印加するように切
換わる。トルクモータ２１は正弦波電流のほぼ直線部分
のみを利用するようにされており、このほぼ直線部分の
電流値に比例した回転角を示すので出力軸に取付けた反
射鏡２２も電流値に比例して回転角を変えてゆき、その
結果として入射レーザ光を振らせて走査窓２６を通して
バーコード８を走査させる。この走査反射光が前述した
経路で受光素子３０に導かれて電気信号に変換され、バ
ーコード信号解読器３１に送られて解読が行なわれるが
、信号解読器３１では解読が終了すると終了信号を発生
し、この終了信号でスイツチ４３はトルクモータ２１に
直流電流を印加するように切換わる。この直流電流値は
、トルクモータ２１に対して反射鏡２２からの反射光が
走査窓２６の周囲のケース２７内壁にあたるように回動
させる値（図中、回動角θ）に設定されており、これに
よつてバーコード８の走査終了後は走査窓２６からレー
ザ光が外部へ出ないようにされている。そして、次のバ
ーコードラベルを有する部材が読取可能位置に搬送され
てきて、再びバーコード検出器から読取開始信号が発生
されると、スイツチ４３は接点ａに切換つてトルクモー
タ２１に正弦波電流が印加され、ケース２７の内壁にあ
てられていた反射鏡２２からのレーザ反射光を、走査窓
２６を通して振らせて次のバーコードラベル上を走査さ
せ、その情報を読取れる状態にする。このように、バー
コードの読取りを行なおうとする間すなわち、レーザ発
振器２３が励起されている間は、バーコードラベルの有
無に応じスイツチ４３が自動的に切換えられて読取時の
み走査窓２６を通した走査を行ない、読取走査時以外は
レーザ光が走査窓２６から外に出ることは無いので、不
用意にレーザ光が走査窓２６から出て人体に悪影響を及
ぼすことを防止できる。以上説明してきたように、本発
明によればレーザ光から人体を保護する手段としてレー
ザ光走査機構をそのまま利用でき、トルクモータ２１へ
印加する電流波形を切換えるだけで良いので、必要最小
限の部品追加で人体への保護対策を講することができ、
したがつて、従来のシヤツタ機購を用いた保護手段に比
してより安価で済み、更により小型でレーザ光から人体
を保護する機能を持つ光学読取装置が提供できる。
２及びバーコード読取りの開始信号で接点部ａに切換わ
り、終了信号で接点部ｂに切換わるスイツチ４３を含ん
でおり、その動作を説明すると、まずバーコードラベル
８を有する部材が読取可能位置に搬送されてくると、こ
れがバーコード検出器（図示せず）で検出されてバーコ
ード読取開始信号が発生され、これによつてスイツチ４
３はトルクモータ２１に正弦波電流を印加するように切
換わる。トルクモータ２１は正弦波電流のほぼ直線部分
のみを利用するようにされており、このほぼ直線部分の
電流値に比例した回転角を示すので出力軸に取付けた反
射鏡２２も電流値に比例して回転角を変えてゆき、その
結果として入射レーザ光を振らせて走査窓２６を通して
バーコード８を走査させる。この走査反射光が前述した
経路で受光素子３０に導かれて電気信号に変換され、バ
ーコード信号解読器３１に送られて解読が行なわれるが
、信号解読器３１では解読が終了すると終了信号を発生
し、この終了信号でスイツチ４３はトルクモータ２１に
直流電流を印加するように切換わる。この直流電流値は
、トルクモータ２１に対して反射鏡２２からの反射光が
走査窓２６の周囲のケース２７内壁にあたるように回動
させる値（図中、回動角θ）に設定されており、これに
よつてバーコード８の走査終了後は走査窓２６からレー
ザ光が外部へ出ないようにされている。そして、次のバ
ーコードラベルを有する部材が読取可能位置に搬送され
てきて、再びバーコード検出器から読取開始信号が発生
されると、スイツチ４３は接点ａに切換つてトルクモー
タ２１に正弦波電流が印加され、ケース２７の内壁にあ
てられていた反射鏡２２からのレーザ反射光を、走査窓
２６を通して振らせて次のバーコードラベル上を走査さ
せ、その情報を読取れる状態にする。このように、バー
コードの読取りを行なおうとする間すなわち、レーザ発
振器２３が励起されている間は、バーコードラベルの有
無に応じスイツチ４３が自動的に切換えられて読取時の
み走査窓２６を通した走査を行ない、読取走査時以外は
レーザ光が走査窓２６から外に出ることは無いので、不
用意にレーザ光が走査窓２６から出て人体に悪影響を及
ぼすことを防止できる。以上説明してきたように、本発
明によればレーザ光から人体を保護する手段としてレー
ザ光走査機構をそのまま利用でき、トルクモータ２１へ
印加する電流波形を切換えるだけで良いので、必要最小
限の部品追加で人体への保護対策を講することができ、
したがつて、従来のシヤツタ機購を用いた保護手段に比
してより安価で済み、更により小型でレーザ光から人体
を保護する機能を持つ光学読取装置が提供できる。
なお、実施例では、読取走査時にトルクモータ２１へ正
弦波電流を印加するようにしているが、これは三角波電
流あるいは鋸歯状波電流を使用しても良い。
弦波電流を印加するようにしているが、これは三角波電
流あるいは鋸歯状波電流を使用しても良い。
第１図はレーザ光から人体を保護する手段としてシヤツ
タ機構を備えた従来の光学読取装置の概略構成を示した
図で、第２図は本発明による光学読取装置の一実施例の
概略構成を示した図、第３図は本発明で使用されるトル
クモータの駆動回路を示す。 図面の参照符号は次の通り。 １：モータ、３，２２：反射鏡、４，２４：収束レンズ
系、５ク２３：レーザ発振器、７，２６：走査窓、８：
バーコード、１１，２９：集光レンズ系、１２，３０：
受光素子、１３：３１：バーコード信号解読器、２１：
トルクモータ、４１：正弦波電流供給部、４２：直流電
流供給部、４３：切換スィッチ。
タ機構を備えた従来の光学読取装置の概略構成を示した
図で、第２図は本発明による光学読取装置の一実施例の
概略構成を示した図、第３図は本発明で使用されるトル
クモータの駆動回路を示す。 図面の参照符号は次の通り。 １：モータ、３，２２：反射鏡、４，２４：収束レンズ
系、５ク２３：レーザ発振器、７，２６：走査窓、８：
バーコード、１１，２９：集光レンズ系、１２，３０：
受光素子、１３：３１：バーコード信号解読器、２１：
トルクモータ、４１：正弦波電流供給部、４２：直流電
流供給部、４３：切換スィッチ。
Claims (1)
- １ トルクモータの出力軸に反射鏡を取付け、該反射鏡
に向けてレーザ光を照射するとともに、コードマーク読
取時には前記トルクモータを交番電流により駆動して、
前記反射鏡からの反射レーザ光を読取装置筐体内から該
筐体に設けられた走査窓を通してコードマーク上を走査
させることにより、該走査反射光から前記コードマーク
にて表わされた情報を読取る光学読取装置において、前
記コードマークの読取終了後は前記トルクモータに対し
、前記交番電流から直流電流に切換えて供給する手段を
設けて、前記反射鏡からのレーザ光が前記筐体内壁にあ
たるように偏倚させ、前記コードマーク読取時以外はレ
ーザ光が前記筐体外に出ないようにしたことを特徴とす
る光学読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53002679A JPS595943B2 (ja) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | 光学読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53002679A JPS595943B2 (ja) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | 光学読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5496327A JPS5496327A (en) | 1979-07-30 |
| JPS595943B2 true JPS595943B2 (ja) | 1984-02-08 |
Family
ID=11535981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53002679A Expired JPS595943B2 (ja) | 1978-01-17 | 1978-01-17 | 光学読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595943B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4387297B1 (en) * | 1980-02-29 | 1995-09-12 | Symbol Technologies Inc | Portable laser scanning system and scanning methods |
| US4369361A (en) * | 1980-03-25 | 1983-01-18 | Symbol Technologies, Inc. | Portable, stand-alone, desk-top laser scanning workstation for intelligent data acquisition terminal and method of scanning |
| JPS6173120U (ja) * | 1984-10-20 | 1986-05-17 | ||
| JPH0650048Y2 (ja) * | 1988-11-29 | 1994-12-14 | ソニー株式会社 | レーザー光線のインターロック機構 |
-
1978
- 1978-01-17 JP JP53002679A patent/JPS595943B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5496327A (en) | 1979-07-30 |
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