JP2713816B2 - レーザスキャナ - Google Patents

レーザスキャナ

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JP2713816B2
JP2713816B2 JP3111472A JP11147291A JP2713816B2 JP 2713816 B2 JP2713816 B2 JP 2713816B2 JP 3111472 A JP3111472 A JP 3111472A JP 11147291 A JP11147291 A JP 11147291A JP 2713816 B2 JP2713816 B2 JP 2713816B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコードの内容を読
み取るレーザスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の装置の一例を図4に示す。すな
わち、上面に透明な読取面1が形成された筐体状の本体
ケース2が設けられ、この本体ケース2内にはレーザ光
Lを発する光源3とポリゴンミラー4と反射ミラー5と
受光部6とが収納されている。また、光源3にレーザ光
Lを発すべき旨の指令を送ったり受光部6が受光した信
号を認識したりする図示しない回路部や、ポリゴンミラ
ー4を駆動する図示しない駆動部等も本体ケース2内に
収納されている。ここで、光源3から発せられたレーザ
光Lの光路は、ポリゴンミラー4と反射ミラー5とで屈
曲されて読取面1から本体ケース2の外部に射出され、
この読取面1の近傍に位置する物品7に反射して再び読
取面1から本体ケース2の内部に入射され、この入射光
が受光部6に受光されるよう定められている。
【0003】このような構造のものは、光源3から発せ
られたレーザ光Lが回転するポリゴンミラー4によって
一定範囲の直線上をスキャンされ、反射ミラー5を介し
て読取面1から本体ケース2の外部に射出される。した
がって、物品7に付された図示しないバーコード部分を
読取面1に対面させることによってそのバーコードがレ
ーザ光Lにスキャンされ、バーコードを反射したレーザ
光Lが受光部6に受光されてバーコードのPCS値(Po
int Contrast Signal) が認識されることでその内容が
読み取られる。
【0004】一方、光源3としては、可視光を発する構
造のものと、不可視光を発する構造のものとが従来から
存する。そして、可視光を発する光源3では目に見える
バーコードのみが読み取られ、不可視光を発する光源3
では目に見えないバーコードのみが読み取られる。そこ
で、レーザスキャナの用途に応じて光源3の種類が選択
される。例えば、デザイン上やセキュリティー上等の観
点より物品7である商品やカード等に目に見えるバーコ
ードを付したくない場合には、不可視光を発する光源3
を用い、目に見えないバーコードを読み取り可能な構造
とする。なお、波長の値650nm程度を境界とし、こ
の値よりも短い値の波長を有するレーザ光は可視光とな
り、その値よりも長い値の波長を有するレーザ光は不可
視光となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】不可視光を発する光源
3を用いた場合には、読取面1から射出されたレーザ光
Lもバーコード自体も視覚で認識することができない。
したがって、バーコードの読み取りに際し、物品7を読
取面1上のどこに位置させるべきかは勘に頼る他なく、
その操作が困難であるという欠点を有する。
【0006】また、目に見えるバーコードを読み取るに
は可視光を発する光源3を有する装置が必要であり、目
に見えないバーコードを読み取るには不可視光を発する
光源3を有する装置が必要である。したがって、それぞ
れのバーコードの読み取りには専用機を必要とし、一台
のレーザスキャナで目に見えるバーコードと目に見えな
いバーコードとの両者を読み取ることができないという
欠点も有する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
可視バーコードに対応する可視レーザ光を発する可視光
光源と、不可視バーコードに対応する不可視レーザ光を
発する不可視光光源と、これらの可視光光源及び不可視
光光源から発せられた可視レーザ光及び不可視レーザ光
を一本のレーザ光に合成する合成手段と、この合成手段
により合成されたレーザ光を所定位置に位置する前記可
視バーコード又は前記不可視バーコードにスキャンさせ
る走査手段と、前記可視バーコードから反射した可視レ
ーザ光又は前記不可視バーコードから反射した不可視レ
ーザ光を受光してその内容を読み取る読取手段とを設け
た。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の合成手段をプリズムにより形成した。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、可視光光源から発せ
られた可視レーザ光と不可視光から発せられた不可視レ
ーザ光とは合成手段で一本のレーザ光とされ、走査手段
により所定位置に位置するバーコードにスキャンされ
る。この時、バーコードが可視バーコードであればその
バーコードを反射した可視レーザ光が読取手段に受光さ
れて読み取られ、バーコードが不可視バーコードであれ
ばそのバーコードを反射した不可視レーザ光が読取手段
に受光されて読み取られる。すなわち、可視バーコード
も不可視バーコードも共に読み取り可能である。そし
て、可視レーザ光は目に見えることから、レーザ光がス
キャンされている位置、すなわち読取位置がどこである
かが一目瞭然である。したがって、不可視バーコードを
読み取る場合にも読取位置が明瞭でその操作が容易にな
る。
【0010】請求項2記載の発明では、可視光光源から
発せられた可視レーザ光と不可視光から発せられた不可
視レーザ光とがプリズムに入射されて偏向される。この
時、可視レーザ光と不可視レーザ光とは、それぞれの波
長の違いから、プリズムに対する互いの入射角が異なっ
てもプリズムからの出射角が一致し、プリズムを通過す
ることにより一本のレーザ光に合成される。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3に基づい
て説明する。まず、上面に透明な読取面10が形成され
た筐体状の本体ケース11が設けられ、この本体ケース
11の内部には、図示しない可視バーコードに対応する
可視レーザ光L1 を発する可視光光源12と、不可視バ
ーコード13に対応する不可視レーザ光L2 を発する不
可視光光源14とが並べて設けられている。可視レーザ
光L1 の波長は、例えば660nmであり、可視バーコ
ードと共に視覚を通じて認識することができる。一方の
不可視光光源14の波長は、例えば780nmであり、
前記不可視バーコード13と共に視覚を通じて認識する
ことができない。ここで、図3には、物品15に付され
た前記不可視バーコード13の一例を示す。
【0012】次いで、前記本体ケース11内には、前記
可視光光源12から発せられた可視レーザ光L1 及び前
記不可視光光源14から発せられた不可視レーザ光L2
が入射されてその出射光を一本のレーザ光Lに合成する
合成手段としてのプリズム16が設けられている。ま
た、前記本体ケース11内には、モータ17に駆動され
て回転するポリゴンミラー18、反射ミラー19及び受
光部20も設けられている。前記ポリゴンミラー18
は、前記プリズム16を出射したレーザ光Lが入射され
る位置に配置され、前記反射ミラー19は、前記ポリゴ
ンミラー18を反射したレーザ光Lを前記読取面10に
向けて屈曲させうる位置に配置されており、これらのポ
リゴンミラー18と反射ミラー19とで走査手段21が
構成されている。さらに、前記受光部20は、前記読取
面10から射出されて前記物品15に付された可視バー
コード又は前記不可視バーコード13を反射したレーザ
光Lを受光しうる位置に配置されている。
【0013】次いで、各部の電気的接続について説明す
る。まず、CPU22が設けられ、このCPU22には
各部の動作プログラム等の固定データを格納するROM
23と、書換自在の可変データを格納するRAM24と
が接続されている。また、前記CPU22には、前記可
視光光源12、前記不可視光光源14、前記モータ1
7、前記受光部20が接続され、図示しない外部回路と
の接続のためのインターフェイス25も接続されてい
る。
【0014】このような構成において、読取面10に物
品15に付された可視バーコード又は不可視バーコード
13の部分を対面させると、可視バーコード又は不可視
バーコード13の内容が光学的に読み取られる。
【0015】すなわち、可視光光源12から発せられた
可視レーザ光L1及び不可視光源14から発せられた不
可視レーザ光L2 がプリズム16に入射されると、互い
の波長の違いから可視レーザ光L1 及び不可視レーザ光
2 のプリズム16における偏向角が相違し、プリズム
16からは可視レーザ光L1 及び不可視レーザ光L2
両者を含む一本のレーザ光Lとして出射される。プリズ
ム16から出射されたレーザ光Lはモータ17に駆動さ
れたポリゴンミラー18の回転で一定範囲の直線上をス
キャンされ、反射ミラー19を反射して読取面10から
射出される。そこで、この読取面10に可視バーコード
又は不可視バーコード13を対面させると、読取面10
から射出したレーザ光Lは可視バーコード又は不可視バ
ーコード13を反射し、バーコードのPCS値(Point
Contrast Signal) を含んだ情報として受光部20に受
光される。すると、ROM22の動作プログラムにした
がったCPU22の命令により、受光部20の受光信号
がインターフェイス25を通じて外部回路に送信され、
可視バーコード又は不可視バーコード13のPCS値が
認識されてその内容が読み取られる。ここに、読取手段
26が形成されている。
【0016】なお、レーザ光Lには可視レーザ光L1
び不可視レーザ光L2 の両者が含まれているため、受光
部20が受光したバーコードの反射光にも可視レーザ光
1及び不可視レーザ光L2 の両者が含まれている。し
かし、可視レーザ光L1 は不可視バーコード13に反応
せず、不可視レーザ光L2 は可視バーコードに反応しな
いため、それぞれバーコードのPCS値を受光部20に
伝達することができない。このため、可視バーコードの
PCS値は可視レーザ光L1 が受光部20に受光される
ことのみによって、不可視バーコード13のPCS値は
不可視レーザ光L2 が受光部20に受光されることのみ
によってそれぞれ認識される。
【0017】一方、読取面10から射出されるレーザ光
Lは可視レーザ光L1 を含むため、視覚を通じて認識す
ることができる。したがって、視覚を通じて認識できな
い不可視レーザ光L2 をスキャンすることにより読み取
る不可視バーコード13の読み取りに際しても、レーザ
光Lのスキャン位置、すなわち読取位置が明瞭であり、
その操作を容易に行うことができる。
【0018】さらに、レーザ光Lには可視レーザ光L1
と不可視レーザ光L2 との両者が含まれることから、本
実施例では可視バーコードの読み取りと不可視バーコー
ド13の読み取りとが一台の装置で実現可能である。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、可視光光源から
発せられて可視バーコードに対応する可視レーザ光と不
可視光光源から発せられて不可視バーコードに対応する
不可視レーザ光とを合成手段により一本のレーザ光に合
成し、この合成されたレーザ光を走査手段により所定位
置に位置する可視バーコード又は不可視バーコードにス
キャンさせ、可視バーコードから反射した可視レーザ光
又は前記不可視バーコードから反射した不可視レーザ
を読取手段により受光してその内容を読み取るよう構成
したので、一台の装置で可視バーコードも不可視バーコ
ードも共に読み取ることができ、したがって、可視バー
コードの読み取り装置と不可視バーコードの読み取り装
置とを単一化することができ、また、バーコードの読み
取りの際に可視光光源から発せられた可視レーザ光が目
に見えることからバーコードの読取位置を一見して把握
することができ、したがって、不可視バーコードの読み
取りに際してもその読み取り操作を容易にすることがで
きる等の効果を有する。
【0020】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の合成手段をプリズムにより形成したので、プリズム
に対する光の入射角と出射角との関係はその光の波長に
よって定まることから、可視レーザ光と不可視レーザ光
とを容易に一本のレーザ光に合成することができ、した
がって、設計の容易化を図ることができる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の縦断側面図であ
る。
【図2】電気的接続のブロック図である。
【図3】不可視バーコードが付された品物の一例を示す
平面図である。
【図4】従来の一例を示す全体の縦断側面図である。
【符号の説明】
12 可視光光源 13 不可視バーコード 14 不可視光光源 16 合成手段 21 走査手段 26 読取手段 L1 可視レーザ光 L2 不可視レーザ光

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視バーコードに対応する可視レーザ光
    を発する可視光光源と、不可視バーコードに対応する不
    可視レーザ光を発する不可視光光源と、これらの可視光
    光源及び不可視光光源から発せられた可視レーザ光及び
    不可視レーザ光を一本のレーザ光に合成する合成手段
    と、この合成手段により合成されたレーザ光を所定位置
    に位置する前記可視バーコード又は前記不可視バーコー
    ドにスキャンさせる走査手段と、前記可視バーコード
    ら反射した可視レーザ光又は前記不可視バーコードから
    反射した不可視レーザ光を受光してその内容を読み取る
    読取手段とを設けたことを特徴とするレーザスキャナ。
  2. 【請求項2】 合成手段をプリズムにより形成したこと
    を特徴とする請求項1記載のレーザスキャナ。
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