JPS595915Y2 - 電子ブザ−駆動回路 - Google Patents

電子ブザ−駆動回路

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JPS595915Y2
JPS595915Y2 JP7812978U JP7812978U JPS595915Y2 JP S595915 Y2 JPS595915 Y2 JP S595915Y2 JP 7812978 U JP7812978 U JP 7812978U JP 7812978 U JP7812978 U JP 7812978U JP S595915 Y2 JPS595915 Y2 JP S595915Y2
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JP
Japan
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mos transistor
drive circuit
capacitor
buzzer drive
transistor
Prior art date
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JP7812978U
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English (en)
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JPS54179081U (ja
Inventor
平八郎 海老原
Original Assignee
シチズン時計株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型電子装置に使用する電子ブザーの駆動回路
に関するものであり、その目的は簡単な構或でブザーの
鳴り強さに時間的に変化を与える事により、より快適で
かつより注意をひく警報音を供給せんとする事にある。
従来小型電子装置(例えば電子時計、小型計算機)に装
着された電子的ブザーの鳴り様は音の強さがほぼ一定で
あり、「ピー、ピー」あるいは「ピツ、ピツ」と言った
ものであった。
しかし広く世間に使われている警報音、報知音を考えて
みると前記の如き単調なものの他に、ドアのチャイム、
各種のサイレン、時報音等、音に強弱の変化をつけて、
より快適なあるいはより注意を惹くものが多用されてい
る。
本考案は係る現状を考慮して、小型電子装置に於けるブ
ザー音を、簡単な回路構或でより良質のものにせんとす
るものである。
以下図面に基すいて詳細に説明すると第1図は電子時計
の構或を示すブロック図であり、基準発振器1の出力は
回路ブロック2に印加される。
回路ブロック2の表示用出力は表示装置3に印加され、
警報用出力は警報機6を駆動する警報駆動回路5に与え
られる。
外部操作部材4は回路プ?ツク2に接続される。
第2図、第3図は従来のブザー駆動方式を示す図であり
、第2図は可動鉄片型ブザー、第3図は圧電素子ブザー
を使用した場合である。
第3図に於てコイル8は昇圧用として警報駆動回路5に
含まれる。
第4図は第2図、第3図に於ける各部の波形を示す図で
、ブザーのオン、オフを制御する信号φ。
はANDゲート7の一方の入力端に与えられ、可聴周波
数信号φ,が該ANDゲート7の他の一方の入力端に印
加される。
該ANDゲート7の出力信号φ8が警報駆動回路5に与
えられる。
第4図に示す如く制御信号φ。
と矩形波状の可聴周波数信号売が高電位の時のみφ8は
高電位となりトランジスタ9がオンとなる。
第5図は従来の小型電子装置にブザー音の強さの時間的
変化を示したもので、鳴り始めと鳴り終りの部分に無作
為ななまり現象がある他は音の強さは一定である。
これに対し、第6図は本考案の目的とする所の特性図で
あって時間的に作為的に音量を変化している。
第7図は本考案の第1の実施例である。
ANDゲート7の出力φ8は容量10及び抵抗11を介
して増巾器100に印加される。
該増巾器100は入力端にダイオード特性を有するバイ
ポーラトランジスタ9で構或されている。
第8図は第9図に示した実施例の動作波形図であり、初
期状態に於てはφ8は低電位を維持しており、容量10
は抵抗11により放電状態にあってトランジスタ9のベ
ース電位φ4も低電位である。
φ8が可聴周波数信号を出力するとφ.はφ8に応じて
上下するが、φえがトランジスタ9のスレツショルドレ
ベルV丁を越えるとベース電流iBが流れる。
この時抵抗11と容量10の時定数が十分大きければi
Bの積分値は電気量として容量10に充電されるためφ
4には直流的なバイアスが加えられる事になりφえのレ
ベルは下方に向って下って行き、ついにはφのピーク値
と前記スレツショルドレベルv1が一致するに至る。
明らかな如くトランジスタ9は十分な駆動状態からほと
んど駆動されない状態まで徐々に変化して行く。
この変化の仕方はトランジスタ9のペースエミツタ間ダ
イオード特性のためφいのレベルが高い程大きく、次第
に小さくなって行くのでブザー音は余韻を有するが如く
に聞える。
?ザー音の減衰の早さは抵抗11の値と容量10の値と
、電流路の抵抗値によって変化する。
第9図は電流路の抵抗値を上げるため増巾器100を2
つのトランジスタで構或した場合であってトランジスタ
9のベースを他のトランジスタ91を介して容量10と
抵抗11に接続した所の第2の実施例である。
この様にすると同じ余韻に対して第7図の時よりも容量
10の値を小さく出来る。
第9図に於て破線で示した抵抗12は次の様な作用を有
する。
即ち第8図はに示した動作波形で分るように、φAのピ
ーク値がトランジスタのスレツショルドに達すると、ベ
ース電流がほとんど流れなくなり、φAのレベル減衰は
著しく遅くなる。
従ってブザーは極めて小さな音ではあるが、いつまでも
鳴り止まない現象が出て来る。
抵抗12はこの現象を補正するもので、ブザー音の余韻
が不自然にならない様にφAのレベルを減衰させる事が
可能となる。
この方法はトランジスタ9,91の直列ヘース・エミツ
タ間ダイオードのスレツショルドが電源電圧の半分より
も大きい時に有効である。
第10図はブザー音の減衰に先立って音量一定の時間を
設けるための本考案の第3の実施例である。
電子的スイッチ13はオン状態で導通路が低抵抗値を呈
するMOS +−ランジスタであり容量10を短絡可能
な如く設けられている。
容量10が短絡されている間はφ4はφBと等しくφの
レベル変化はないからブザー音量は一定である。
スイッチ13をオフにすれば第7図、第9図の説明とほ
ぼ同じ構戊となるためブザー音は減衰する。
即ち第6図の如き特性となる。
電子的スイッチ13は本実施例に於てはPチャネル型M
OS }ランジスタを用いているが、これをIC内に入
れた場合、寄生ダイオード14が寄生する。
増巾器100はしばしばMOS }ランジスタで構或さ
れる事がある。
第11図は第9図に於てトランジスタ9をMOS }ラ
ンジスタ15に置替えた例である。
MOS}ランジスタのゲート入力端にはダイオード特性
がないため、MOSトランジスタ16によるダイオード
が付加される。
トランジスタ13及び14は共にPチャネル型で、その
基板は電源の高電位側に接続される。
トランジスタ15はNチャネル型であり、その基板は通
常、電源の低電位側に接続されるが、場合によりバック
バイアスを印加しても良い。
第12図は第11図に於けるPチャネルトランジスタと
Nチャネルトランジスタを入れ替えた場合の実施例であ
り、第11図に於けるANDゲー1・7はNANDゲー
ト20に、トランジスタ13. 16, 15はそれぞ
れトランジスタ17, 18. 19に置き替えられる
Nチャネルトランジスタ17. 18の基板は電源の低
電位側に接続するか、もしくはフローテイングとする。
ただしトランジスタ18に関しては、その基板を電源の
高電位側に接続すると、第13図の如き寄生ダイオード
21が生ずるので、このダイオードを使用する場合には
前記基板を電源の高電位側に接続しても良い。
第14図は第11図に於で、Pチャネルトランジスタ1
3に並列にNチャネルトランジスタ22を設け、更にP
チャネルトランジスタ16の代りにNチャネルトランジ
スタ23をダイオードとして使用した例であるが、この
場合には寄生ダイオードによる影響をさけるため、Nチ
ャネルトランジスタ22, 23の基板はフローテイン
グとしなければならない事を示している。
即ちもしこれらの基板を低電位にすると寄生ダイオード
24によってφ4の電位が電源の低電位レベルより十分
に下がる事が出米なくなり、目的が達或出米ない。
第15図は本考案の他の実施例で、駆動回路の最終段に
のみバイポーラトランジスタを使用し、ブザー音量を減
衰させるための回路部分はMOS }ランジスタで構或
した例である。
このように構或するど、バイポーラトランジスタの特性
に比べてMOS }ランジスタの特性は比較的容易に変
化させて製造する事が出来るので、ブザー音の減衰の特
性を比較的任意に選ぶ事が出来る。
以上述べた如く、本考案によれば簡単な構或でブザー音
に余韻をもたせる事により、快適な警報音を提供出来、
製品の価値を高める事大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はアラーム付電子時計のブロック図、第2図、第
3図は従来のブザー駆動回路図、第4図は従来の駆動回
路の波形図、第5図は従来の駆動回路を用いた場合のブ
ザー音の時間に対する強さを示す音量特性図、第6図は
本考案の実施例を示す音量特性図、第7図は本考案の第
1の実施例を示す回路図、第8図は本考案の駆動回路の
説明図、第9図は本考案の第2の実施例を示す回路図、
第10図は本考案の更に進んだ実施例を示す回路図、第
11図、第12図、第14図は駆動回路を全部MOSト
ランジスタで構或した場合の本考案の異る実施例を示す
回路図、第13図は寄生ダイオードの説明図、第15図
はバイポーラトランジスタとMOS}ランジスタを組合
せた場合の本考案の他の実施例を示す回路図である。 10・・・容量、11・・・抵抗、16. 18, 2
3. 19・・・MOS}ランジスタによるダイオード
、100・・・増巾器。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)矩形波状の可聴周波数信号と該可聴周波数信号を
    所定の期間だけ通過を制御するための制御信号とを入力
    とするゲート手段と、該ゲート手段の出力端と直列接続
    される容量と、該容量と並列接続される抵抗要素と、前
    記容量を介してその入力端に接続される増幅回路と該増
    幅回路の出力端に接続され且つ駆動されるブザーとを有
    し、前記ゲート手段及び前記容量を介して前記入力端に
    供給される前記可聴周波数信号のピーク値が前記容量へ
    の前記可聴周波数信号の充電により前記増幅回路のスレ
    ツショルドレベルに順次減衰して達する用構或したこと
    を特徴とする電子ブザー駆動回路。
  2. (2)増幅回路は、ペースエミツタ間がダイオード特性
    を有するバイポーラトランジスタから構威されているこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲1項記載の電子
    ブザー駆動回路。
  3. (3)増幅回路は、入力端と電源の一方の端との間に接
    続されるMOS }ランジスタから構或されるダイオー
    ド素子と、前記入力端からの信号を入力とし且つブザー
    を駆動するための駆動用MOS }ランジスタとから構
    或されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の電子ブザー駆動回路。
  4. (4)増幅回路は、入力端と電源の一方の端との間に接
    続されるMOS }ランジスタから構或されるダイオー
    ド素子と、前記入力端からの信号を入力としするMOS
    }ランジスタと、該MOS}ランジスタの出力端と接続
    されるブザー駆動用バイポーラトランジスタとから構戊
    されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の電子ブザー駆動回路。
  5. (5)抵抗要素は、オン状態で導通路が低低抗値を呈す
    るMOS}ランジスタであることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の電子ブザー駆動回路。
JP7812978U 1978-06-08 1978-06-08 電子ブザ−駆動回路 Expired JPS595915Y2 (ja)

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JPS54179081U JPS54179081U (ja) 1979-12-18
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