JPS5959119A - 移植用育苗培土の硬度向上剤 - Google Patents

移植用育苗培土の硬度向上剤

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JPS5959119A
JPS5959119A JP57167241A JP16724182A JPS5959119A JP S5959119 A JPS5959119 A JP S5959119A JP 57167241 A JP57167241 A JP 57167241A JP 16724182 A JP16724182 A JP 16724182A JP S5959119 A JPS5959119 A JP S5959119A
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JP
Japan
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soil
acrylamide
hardness
meth
copolymer
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Application number
JP57167241A
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English (en)
Inventor
直 山内
佐々木 保英
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は移植用育苗培土の硬度向を剤に関する。
さらに詳しくは、成育苗を移植する際の培土塊の崩壊を
減少せしめるための移植用育苗培土の硬度向を剤に関す
るものである。
近年農園芸作業の機械化等による合理化、植物の成育を
促進し、農作物の収量を増加せしめるため、苗の集中生
育、土壌の改良などが進められている。育苗は均一な生
育状態の強健な苗を得る目的で行われ、生産能率が向t
する。育苗用培土は狭い苗床内で、しかも断根をともな
う移植を順調に行わしめるtで重要である。
一般に育苗は培土を敷きつめた床上に播種、潅水、覆土
後、更に潅水し2発芽後、植物の移植に適するまで育て
、移植前に床土中の水分含量が15〜25%になるまで
自然乾燥させることにより床上を硬化せしめ1次いで成
育苗を分割し移植する方法によって行われる。しかしな
がら、この移植の過程において、成育苗の運搬、移植作
業時に9着根土壌塊が崩れ易く、根部の損傷や移植不全
により定植後の活着不良という問題がある。特に9機械
力°によって移植作業を行う場合には着根土壌塊が一定
の硬度以上でないと崩れてしまいt記問題を生じ易い。
本発明者らは移植の際の着根土壌塊の硬度を向tして崩
れに<<シ、根部の損傷や移植不全を防止し、定植後の
活着を改善することを主目的として鋭意検討した結果9
本発明に到達した。すなわち9本発明はアクリルアミド
重合体および/または共重合体0)からなる移植用育苗
培土の硬度向を剤である。
本発明におけるアクリルアミド重合体および/または共
重合体(A)としてはアクリルアミドの重合体およびア
クリルアミドと他の共重合可能な単量体との共重合体が
あげられる。他の共重合可能な単量体としては下記の単
量体があげられる 。
王アヱオン性単量体 (1)  カルボキシル基またはカルボン酸塩形基含有
単量体 不飽和モノカルボン酸(塩)〔(メタ)アクリル酸(塩
)など〕、不飽和ポリカルボン酸(塩)〔マレイン酸(
塩)など〕等 を記および以下において、塩としてはアルカリ金属(N
aKなど)の塩、アンモニウム塩およびアミン(トリエ
タノールアミン、アルキルアミンなど)の塩があげられ
る。これらのうち好ましいのはアルカリ金属の塩である
(2)  スルホン酸(塩)基含有単量体脂肪族炭化水
素系ビニル単量体スルホン酸(塩)〔ビニルスルホン酸
(塩)など〕、芳香族炭化水素系ビニル単量体スルホン
酸(塩)〔スチレンスルホン酸(塩)ナト〕、(メタ)
アクリロイルオキシ(ヒドロキシ)アルカンスルホン酸
(塩)(8−(メタ)アクリロイルオキシエタンスルホ
ン酸(塩)、 3−(メタ)アクリロイルオキシ−2−
ヒドロキシプロパンスルホン酸(塩)なと〕、(メタ)
アクリルアミド(ヒドロキシ)アルカンスルホン酸(塩
)(2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸(塩)、s−(メタ)アクリルアミド−2−
ヒドロキシプロパンスルホン酸(塩)など〕、など 2、非イオン性単量体 (1)易水溶性非イオン性単量体 アミド基含有単量体〔メタクリルアミド、N−1または
N、N−ジ(ヒドロキシ)アルキル(メタ)アクリルア
ミドなど〕、ヒドロキシル基含有単量体たとえばヒドロ
キシ低級アルキル(メタ)アクリレート〔ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレートなど〕、ポリエチレングリコ
ール(メタ)アクリレート〔トリエチレングリコール(
メタ)アクリレートなど〕、不飽和アルコール〔(メタ
)アリルアルコールなト) すど (2)非ないし難水溶性非イオン性単量体芳香族炭化水
素系ビニル単量体〔(α−メチル)スチレンなど〕、不
飽和カルボン酸エステル〔炭素数1〜20のアルキル基
を有するアルキル(メタ)アクリレートなど〕、ビニル
エステル(酢酸ビニルなど)、不飽和ニトリル〔(メタ
)アクリロニトリルなど〕カと4 3、 カチオン性単量体 (1)3級窒素含有単量体 3級窒素含有(メタ)アクリレートもしくは(メタ)ア
クリルアミドと酸との塩〔ジアルキルアミノ(ヒドロキ
シ)アルキル(メタ)アクリレートもしくは(メタ)ア
クリルアミドと酸との塩など〕、その他の3級窒素含有
単量体〔ビニルピロリドン、ビニルピリジン、ビニルイ
ミダシリン、ジアルキルアミノ(ヒドロキシ)アルキル
(メタ)アクリレ−1−モしくは(メタ)アクリルアミ
ドなど〕など (2)4級窒素含有単量体 4級窒素含有(メタ)アクリレートもしくは(メタ)ア
クリルアミド〔(メタ)アクリロイルオキシもしくは(
メタ)アクリルアミド(ヒドロキシ)アルキルトリアル
キルアンモニウム塩など〕、その他の4級窒素含有単量
体(ジメチルジアリルアンモニウムクロリドなど)など
アクリルアミド重合体および/または共重合体の例とし
ては非イオン性(共)重合体(アクリルアミド重合体、
アクリルアミド−メタクリルアミド共重合体、アクリル
アミド−(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体
、アクリルアミド−ポリオキシエチレン(メタ)アクリ
レート共重合体など)、アニオン性共重合体(ポリアク
リルアミドの加水分解物、アクリルアミド−(メタ)ア
クリル酸ソーダ共重合体、アクリルアミド−イタコン酸
ソータ共重合体、アクリルアミド−ビニルスルホン酸ソ
ーダ共重合体、アクリルアミド−アクリルアミドプロパ
ンスルホン酸ソーダ共重合体。
など)、カチオン性共重合体(アクリルアミド−ジメチ
ルアミノエチルメタクリレートと酸との塩共重合体+ア
クリルアミドージメチルアミノエチルメタクリレ−1・
4級化物共重合体、など)などがあげられる。
これらのうちで好ましいのは非イオン性アクリルアミド
(共)重合体およびアニオン性アクリルアミド共重合体
であり、とくに好ましいものはアクリルアミドと(メタ
)アクリル酸(塩)との共重合体である。
アクリルアミド。重合体および/または共重合体の分子
量は通常10万以t、好ましくは100万以tである。
本発明の硬度向を剤の適用の対象となる移植用育苗培土
において、育苗を行う対象の苗としては葭菜類たとえば
タマネギ、ナス、キュウリ、トマトなどの苗があげられ
る。また、育苗培土としては援菜類に適した培土、たと
えば肥沃で、あまり酸性が強くなく、排水と保水2通気
性にすぐれている土質があげられる。このような培土々
しては畑土、出土、腐植土、火山灰、鹿沼土1人工土(
軽石など)などの培土があげられる。
培土には必要により他の添加剤、たとえば農薬。
肥料などを含有していてもよい。また、育苗用培土とし
てあらかじめ調製されたもの(培土に肥料。
農薬などを配合したもの)も市販されこれも使用できる
育苗培土に対する硬度向を剤の添加量はアクリルアミド
重合体および/または共重合体の固形分換算で培土総重
量に対し通常05ないし10%、とくに好ましくは1.
5ないし5%である。添加量が05%未満では成育苗移
植時の着根土壌塊の硬度が不十分であり、また、10%
より多くなると植物の成長を阻害する。
次に硬度向を剤の使用法の一例を示すと次のとおりであ
る。すなわち培土に硬度向を剤を加え。
混合機(V型混合機、リボンミキサー、など)で充分混
合する。硬度向を剤が固状の場合には粉末状、好ましく
は100メツシユ以下の微粉状で混合する。硬度向を剤
は溶液あるいはエマルシクンの状態で加えて、混合して
もよい。混合は通常常温でよく、特に加熱の必要はない
が、滅菌や培土の水分調整のために加熱処理してもよい
硬度向を剤を混合した培土をポット(大きさは通常、直
径4〜10m、高さ5〜10Crn)あるいは任意の大
きさの箱(通常、高さは5〜10a)に充填し1次に種
子を播き、さらにそのtを硬度向上剤を混合した培土で
覆った後、軽く突き固める。種子の発芽に適した温度(
たとえば20〜25°C)で。
1日、1〜2回の割合で潅水反復し9発芽、成育せしめ
る。移植時期の数日前より潅水を止め、土壌水分量が2
0〜25%程度になるまで自然乾燥される。移植は成育
苗をポットより着土したま5はすし、育苗箱の場合には
根部をできるだけ傷っけないように苗を分割し、定植用
畑地へ移植する。
本発明の硬度向1剤を用いた場合には成育苗の着根土壌
塊の硬度は培土の種類にもよるが一軸圧縮強度で通常2
kq/α4以上とくに2〜5 kg /1yn2である
。これに対し本発明の硬度向上剤を用ない場合には一軸
圧縮強度で通常1 kg 7cm2以下であり。
着根土壌塊は崩れ易い。
本発明の硬度向を剤は下記効果を奏する。すなわち本発
明の硬度向上剤で育苗用培土を処理することにより 育苗培土の硬度を向りせしめ、成育苗の移植時期まで効
力を保持する。
したがって播種後、成育した苗を分割し、これを定植す
る際に苗の着根土壌塊に適度の硬度を付与せしめ着根土
壌塊の崩壊を減少せしめる。このため根部の損傷や移植
不全による定植後の活着不良を防止し、とくに機械力に
よって移植作業を行う場合でも移植不全をおこすことが
なく円滑な作業を行うことができる。また定植後の植物
の成長を阻害しない。
その他に育苗期間中の反覆潅水で床上より流亡すること
がない、土中バクテリア等による分解で効力が著しく低
下することもないという効果も奏する。
以下実施例←d貴により本発明をさらに説明するが9本
発明はこれに限定されるものではない。
実施例1 くみあい粒状培土−K(呉羽化学工業(株)製)1 k
gに表−1に記載の本発明の硬度向を剤各15gを■型
混合機で均一に混合したのち、水150gを加えてさら
に混合した。この培土を直径5う高さ7crnのポット
内に高さ5mまで充填し9種子(玉ネギ、トマト)2〜
3粒を播き、さらにこのLに同培土を2C1n覆土した
のち、高さが2/3になるまで突き固めた。
播種後と室内(20〜25°C)で育生した。播種後1
日1回の割合いで潅水した。種子は正常に発芽し成育が
観察された。玉ネギは苗丈約10鑞、トマトは5〜6葉
まで成長した時点で潅水を止め、自然乾燥により水切り
を行なった。土壌水分量が20〜2596になった時点
でポットをはずし、成育苗の土壌塊の強度をインストロ
ン型万能強度試験機を用いて一軸圧縮強度を測定した。
比較のため本発明の硬度向を剤を混合しない場合につい
ても行った。これらの結果を表−1に示す。
表−1から明らかなように本発明の硬度向を剤を用いた
場合には一軸圧縮強度がいずれも2〜5kq/(7)2
の範囲にあり、用いなかった場合に較べて著しく強度が
向tしていることが判る。
また、別にt記ポットよりはずした着根土壌塊を高さ1
mより地面へ自然落下させたところ9本発明の硬度向上
剤を用いなかった場合には土壌塊は粉々に崩壊したが9
本発明の硬度向上剤を用いたものはいずれも亀裂を生じ
たり、粉々に崩れたりしなかった。
史諦倒2 育苗培土の硬度向を剤の効果について本発明の硬度向上
剤と比較参考として本発明以外の水溶性または水分散性
高分子化合物について試験した結果は以下のとおりであ
る。
前記実施例1と同じくみあい粒状培土−Kを用いて表−
2に記載の硬度向を剤を実施例1と同様の方法で均一に
混合した。硬度向上剤を混合した育苗倍変を直径5(7
)、高さ10αのポットにIO鋸の高さまで充填したの
ち、高さが2/3になるまで突き固めた。このものに1
日、1回の割合で2週間潅水しtコのち、室温で自然乾
燥させた。土壌水分が20%〜23%になった時点でポ
ットをはずし、土壌塊の硬度をインストロン型万能試験
機を用いて一軸圧縮強度で測定した。子の結果を表−2
に示す。
表  −2 特許出願人    三洋化成工業株式会社=131−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 アクリルアミド重合体および/または共重合体G
    A)からなる移植用育苗培土の硬度向り剤つ2、イ)の
    使用量が壇上総重量の05〜10%である特許請求の範
    囲第1項記載の向上剤。 3、 アクリルアミド共重合体がアニオン性アクリルア
    ミド共重合体である特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の向を剤。 4 アニオン性アクリルアミド共重合体力アクリルアミ
    ドと(メタ)アクリル酸(塩)との共重合体である特許
    請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記載の向り剤。
JP57167241A 1982-09-25 1982-09-25 移植用育苗培土の硬度向上剤 Pending JPS5959119A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03210124A (ja) * 1990-01-16 1991-09-13 Sumitomo Chem Co Ltd 育苗用培土の調製法および育苗用培土

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03210124A (ja) * 1990-01-16 1991-09-13 Sumitomo Chem Co Ltd 育苗用培土の調製法および育苗用培土

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