JPS595847B2 - 双曲線航法を用いた航行体の移動速度測定方式 - Google Patents

双曲線航法を用いた航行体の移動速度測定方式

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JPS595847B2
JPS595847B2 JP7172676A JP7172676A JPS595847B2 JP S595847 B2 JPS595847 B2 JP S595847B2 JP 7172676 A JP7172676 A JP 7172676A JP 7172676 A JP7172676 A JP 7172676A JP S595847 B2 JPS595847 B2 JP S595847B2
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JP
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phase difference
change
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健二 井「たに」
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は双曲線航法を用いて航行体の移動速度を測定
するこさに関する。
まず本発明の原理について説明すると、第1図において
、従局S1及びS2は主局Mに対して特定の時間関係を
保ちながら送信信号を送信する。
航行体はこれらの送信信号を受信して、各送信局からの
信号の到達時間差(位相差)を測定する。
航行体が任意の位置Q1に位置するとき、位置Q。
から従局S1までの距離と主局Mまでの距離の差は各送
信局の送信信号が位置Q1 に到達する時間差(位相差
)に比例する。
従って、従局S1 と主局Mからの到達時間差及び従局
S2と主局Mからの到達時間差をそれぞれ測定すると、
一対の双曲線の交点として位置Q1を知ることができる
さて、任意の位置Q1における従局S1と主局Mとの距
離差をDQ、+ Si tそして、他の任意の位置Q2
における従局S1と主局Mとの距離差をDQ2 S 1
とすると、航行体がQlからQ2まで移動したとき、距
離差の変化量(DQ91h D Q、8.) = V
S 、はで表わされる。
但し、(1)1式において、Vxは航行体がQlからQ
2まで移動するときの緯度方向の移動速度を、Vyは緯
度方向の移動速度を示す。
又、TはQlからQ2まで移動する移動時間を示す。
そして、a (81M ) / a xは、航行体がQ
lからqまで移動するとき、経度方向の移動に対する従
局S1と主局Mの距離差の変化率を、スa(StM)/
δyは経度方向の移動に対する変化率をそれぞれ示す。
今、ここで航行体がQ。
から単位時間T毎にQ□。Q2・・・・・・Qmと一定
速度で移動したとする。
この場合、単位時間当たりの距離差の変化量は DQiSIDQO81=DQm+IS1 ”Qm81=
VStであるから、それぞれの地点での距離差の観測値
Mo 2Mt・・・・・・Mmは観測時の雑音N。
、N1・・・・・・Nmを考慮すれば、 の様に表現できる。
以上の方程式か9 XN iが最小となるVを求めると
、mを奇数に選べば となる。
ここで?s?’は■s1の推定値を意味する。よって(
1)1式は で表わされる。
/′\ さらに比例計算によって■S1から1時間当りの距離差
の変化量V、を計算しておけば上式はとなる。
同様にして、従局S2と主局Mとの観測値から1時間当
たりの距離差の変化量V2を求めると、で表わされる。
但し、δ(s2−M)/δXは、航行体の経度方向の移
動に対する従局S2と主局Mの距離差の変化率を、又、
a(82M)/ayは緯度方向の移動に対する変化率を
それぞれ示す。
上記(IX2)式において、従局S1 と主局M及び従
局S2 と主局Mの各対局間の距離差と距離差の変化率
は各送信局の送信信号を受信することにより得られる。
従って、(IX2)式を連立方程式として演算すること
により航行体の経度方向の移動速度Vx及び緯度方向の
移動速度Vyを算出することができる。
第2図は上記の原理に基すいて自船の移動速度を測定す
ると同時に、潮流速度を測定する実施例を示し、以下こ
れについて説明する。
第2図において、受信器1は上記主局M1従局S1及び
S2から到来する信号を受信する。
受信器1の受信信号は時間差測定回路2及び3へ送出さ
れる。
時間差測定回路2は従局S1 と主局Mの到達時間差を
測定する。
又、他の時間差測定回路3は従局S2 と主局Mの到達
時間差を測定する。
従って、各時間差測定回路2,3において測定された各
主従局間の時間差は、上記の各主従局間の距離差に比例
する。
時間差測定回路2の測定結果は遅延記憶回路4へ送出さ
れる。
遅延記憶回路4は時計装置6に基ずいて各時刻の測定結
果を記憶する。
すなわち、遅延記憶回路4はQ。
e Qt j Q2・・・Qmにおける到達時間差を記
憶する。
又、他方の時間差測定回路3の測定結果も遅延記憶回路
7へ送出されて記憶される。
遅延記憶回路7も上記の記憶回路4゜5と同様に時計装
置6に基すいて時間差の測定結果を記憶する。
すなわち、記憶回路7はQ。、Ql。Q2・・・軸位置
における従局S2と主局Mの到達時間差を記憶する。
それぞれの遅延記憶回路4,7で保持されている到達時
間差は演算回路5及び8に送出され、(5)及び8では
(3)式に基すいて1時間当りの到達時間差の変化量■
1.■2が計算される。
第3図は、上記遅延記憶回路4,7及び演算回路5,8
の具体例を示す。
同図において遅延記憶回路31は偶数組の記憶回路(0
,1,2,・・・・・・m)が直列接続されて構成され
、時間差測定結果が各記憶回路を順次シフトされる。
なお、このシフト動作は時計装置6から送出されるクロ
ックパルスに基ずいて行なわれる。
又、演算回路32は減算回路33、乗算回路34、加算
回路35、演算回路36等で構成されている。
減算回路33は(m+ 恥)組用いられ、直列接続され
た上記偶数組の遅延記憶回路を対称点で分割したとき互
いに対称位置にある遅延記憶回路がそれぞれ減算回路へ
導かれる。
各減算回路33、33・・・・・・の出力は各々の乗算
回路34、34・・・・・・で所定の定数が乗算された
後加算回路85へ送出される。
この場合、各乗算回路の乗数は前記(3)式によって決
定される。
そして、各乗算回路34,34・・・・・・の乗算結果
は加算回路35で加算された後変換回路36によって1
時間当たりの変化量に変換される。
その結果、変換回路36の出力は上記(1)式に時間差
測定回路2及び3の各測定結果は上記のごとく各遅延記
憶回路に記憶される一方、変化率演算回路9へも送出さ
れる。
変化率演算回路9は、各時間測定回路2,3及び時計装
置6に基ずいて、自船の移動に対する各主従局間の到達
時間差の変化率a(Sl−M)/δX、(9(St
M)/ay、a(81M’)/ax、a(82M)/δ
yを演算する。
そして、その演算結果は演算部10へ送出される。
この演算部10には演算回路5及び8の演算結果も導か
れており、演算部10はこれらの各出力に基すいて前記
(IX2)式を連立方程式として演算する。
従って、その演算結果として、自船の経度方向の移動速
度Vx 1緯度方向の移動速度Uyが得られる。
これらの得られた速度Vx及びVyが速度表示器11へ
送出されて表示される。
自船の移動速度は上記のようにして表示される一方、減
算回路12.13へも送出される。
そして、この減算回路12及び13によって次のように
して演算される。
送信器14は、船首の斜下方に指向して設置された超音
波送受波器15から水中に超音波信号を送波する。
水中の気泡等によって反射された反射波は送受波器15
に帰来した後、増巾器16に導かれて増巾される。
送信器14は、同様にして、超音波送受波器17からも
超音波信号を水中に送波される。
超音波送受波器17は船首の横斜下向に指向して設置さ
れている。
そして、送受波器17に帰来する水中反射波は増巾器1
8に導かれて増巾される。
増巾器16の出力は送信器14の送信周波信号と共に比
較回路19に導かれる。
比較回路19は画周波信号を比較して、水中反射周波信
号に含まれるドプラ成分を検出する。
従って、このドプラ成分から自船の船首方向の海水に対
する相対速度を知ることができる。
他方、増巾器18の出力は比較器20において上記送信
周波信号と比較され、送受波器17に帰来した水中反射
波に含まれるドプラ成分が検出される。
従って、このドプラ成分によって自船の船首方向の海水
に対する相対速度を知ることができる。
比較回路19及び20によって得られた船首方向及び横
方向の相対速度は演算回路21と送出される。
この演算回路21にはジャイロコンパス22から方位信
号も導かれている。
そして、演算回路21はその方位信号を用いて、送受波
器15及び17によって得られた船首方向及び横方向の
相対速度成分も経度方向並びに緯度方向の速度成分Vx
’、Vy’にそれぞれ変換する。
演算回路21によって変換された速度成分V x ’。
yy/は各々の減算回路12,13へ送出されて演算部
10から送出される上記速度Vx、Vyとそれぞれ別個
に減算される。
演算部10から送出される速度Vx、Vyは、上記から
明きらかなように自船の絶対速度が送出される。
従って、減算回路12は経度方向の海水に対する相対速
度から自船の絶対速度を減算する結果、経度方向の潮流
速度を算出する。
同様にして、減算回路13は緯度方向の潮流速度を算出
する。
そして、算出された各方向の潮流速度は表示器23−へ
送出されて表示される。
以上説明のように本発明においては、双曲線航法を用い
て航行体の任意の位置における速度を測定できると同時
に潮流をも測定できるから、航海計器として用いて実用
的な装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明するための図、第2図は本
発明の実施例、第3図はその遅延記憶回路及び演算回路
の具体例を示す。 第2図において、1は受信器、2及び3は時間差測定回
路、4及び5は記憶回路、6は時計装置、7及び8は記
憶回路、9は変化率測定回路、10は演算部、11は表
示器、12及び13は減算回路、14は送信機、15は
送受波器、16は増巾器、17は送受波器、18は増巾
器、19及び20は比較回路、21は演算回路、22は
ジャイロコンパス、23は表示器を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の対局及び第2の対局からの各到来信号を受信
    する受信器と、 該受信器の受信信号に基すいて第1対局の各送信局から
    の到来信号の到達時間差(位相差)φ1を測定する第1
    の測定回路と、 上記受信器の受信信号に基ずいて第2対局の各送信局か
    らの到来信号の到達時間差(位相差)φ2を測定する第
    2の測定回路と、 航行体の経度方向の移動X及び緯度方向の移動yに対す
    る上記第1対局間の位相差φ1の変化率色及び引(を演
    算する第1の演算回路と、ax c9y 該第1の演算回路と同様にして上記第2対局間θφ2
    aφ2 の位相差φ2の変化率−及び−を演算する第ax
    ay 2の演算回路とを具備し、 航行体の経度方向の移動速度をV x 、経度方向の移
    動速度をVyとするとき、上記第1演算回路aφ1 θ
    φ1 の演算結果−・−に基ずいて航行体が任意のax a
    y 第1地点からmT時間後に任意の第2地点まで移動する
    ときの第1対局間の位相差φ1の単位時間当たりの変化
    量(φ、1−φ1□)を で表わし、同様にして第2対局間の位相差φ2の単位時
    間当たりの変化量(φ2.−φ22)をで表わし、上記
    2式を連立方程式として演算して航行体の経度方向の移
    動速度Vx及び緯度方向の移動速度Vyをそれぞれ算出
    することを特徴とする双曲線航法を用いた航行体の移動
    速度測定方式。
JP7172676A 1976-06-17 1976-06-17 双曲線航法を用いた航行体の移動速度測定方式 Expired JPS595847B2 (ja)

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JPS52154395A JPS52154395A (en) 1977-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871475A (ja) * 1981-10-23 1983-04-28 Japan Radio Co Ltd 水中移動物体の移動速度測定装置
JPS6430466U (ja) * 1988-07-26 1989-02-23

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