JPS595705B2 - 合成繊維製品の耐久性撥水撥油加工法 - Google Patents

合成繊維製品の耐久性撥水撥油加工法

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JPS595705B2
JPS595705B2 JP12181579A JP12181579A JPS595705B2 JP S595705 B2 JPS595705 B2 JP S595705B2 JP 12181579 A JP12181579 A JP 12181579A JP 12181579 A JP12181579 A JP 12181579A JP S595705 B2 JPS595705 B2 JP S595705B2
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清吾 岩井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成繊維製品の新規な耐久性撥水撥油加工法、
特に洗浴、ドライクリーニング及び摩擦に対する耐久性
撥水撥油加工法に関する。
従来繊維製品で撥水撥油加工が行なわれるのは主として
レインコートに限られていたが、近年繊維製品の高級化
に伴ない、前記レインコートの分野のみならず、普通の
婦人服、紳士服、児童服或は作業服にも撥水撥油力任す
ることが要求され、更に高度の耐久性向上とともに帯電
防止性や風合の改善等、種々の機能性の向上が要求され
ている。
繊維製品、主として合成繊維製品に撥水撥油性と帯電防
止性な付与するためには、従来、市販の弗素系撥水撥油
剤と帯電防止剤の混合処理液を前記製品に飽充した後乾
燥加熱、いわゆる乾熱にょシ加工する方法が実施されて
きた。
しかしながらこの処理法によって合成繊維製品に施され
た処理剤は耐洗濯性、耐ドライクリーニング性及び耐摩
擦性が充分でなくその機能性を長く保持させることが困
難であり、また風合が粗硬になるという欠点があった。
かくて本発明者等はかかる欠点を解消して、十分な耐洗
濯性、耐ドライクリーニング性、耐摩擦性を長く保持せ
しめつつ合成繊維製品を撥水撥油加工する方法な提供す
ることを目的として種々研究、実験を重ねた結果、υ下
に詳述する本発明の、方法によってその目的が達成しう
ろことが見出されたのである。
従って本発明は、 囚無水フルタ酸と後記一般式のフルオロアルコールとの
モノエステル化合物の分散液 ■)無水ピロメリット酸と後記式のフルオロアルコール
とのジエステル化合物の分散液 (C)後に式で示すパーフルオロアルキルC7不飽和脂
肪酸のアミンエステル四級化物と過硫酸塩の混合物 のいずれか一つの加工剤と、ハイドロカーボンな主鎖に
、パーフルオロアルキル基を側鎖に有スる弗素系樹脂と
の混合物に、合成繊維製品な浸漬し、増量した後飽和蒸
気又は過熱蒸気で蒸熱処理し、放置後水洗し、乾燥熱固
着することを特徴とする、合成繊維製品の耐久性撥水撥
油加工法を提供するものである。
本発明について更に説明すれば、本発明にかかる前記加
工剤Aは無水フタル酸と次の式のフルオロアルコール即
ち (す (CF3)2cFo(CFzCF2)ncHz
cHzOH(n=1〜5) とのモノエステル化合物を界面活性剤にて混合分散液と
したものである。
今n=1を使用したときは次の如き生成物な生ずる。
この加工剤Aはまた無水フタル酸と次の如き式のフルオ
ロアルコール即チ (tす Rf (CH2) m OH (ここにRfは炭素数3〜17のパーフルオロアルキル
基m=1〜12の整数) とのモノエステル化合物を界面活性剤にて混合分散した
ものも含まれる。
これ?仮に加工剤A′と称する。
本明細書において両者を区別せずに広義に加工剤Aと称
するときは加工剤A′ も含まれる。
区別して狭義に用いるときは勿論上a試Iのアルコール
による場合のみを云う。
この分散液はいずれも20〜50%の濃度であり、通常
30%である。
今Rf を炭素数3のパーフルオロアルキル基、m=7
の場合次の如きエステル化合物かえられる。
次に加工剤Bを無水ピロメリット酸 と式(CF3 ) zCFOCFzCF2CH2CHz
OHのフルオロアルコールとのモル比l:2のジエステ
ル化合物を界面活性剤にて混合分散液としたものである
その濃度は10〜30チである。とのジエステル化合物
は通常上記固化合物な上記モル比でジメチルホルムアミ
ド溶剤中で100℃で4時間加熱することによりつくら
れる。
その際、 (ここにおけるRfはCF2CF20CF(CF3)2
を示し、又RはHを表わす。
)の二つの異性体m、rvvはソ等量ずつ生成する。
本発明ではこの二つの異性体混合物をそのまま界面活性
剤で分散乳化して用いる。
界面活性剤としてはプルロニック系非イオン糖剤が好ま
しい。
例えばプルロニックL64(分子量1750)’にサル
ファンで硫酸化し結合硫酸0.5%として用いる。
仕上加工時に使用する場合はこれに適合した非イオン活
性剤、アニオン活性剤を選定し、乳化の量を決定するH
LB を10になるようにすると好結果が得られる。
とのジエステル化合物は4−パーフルオロイソオキシ3
,3,4.4−テトラフルオロブタノール鎖よシ長い基
をもつRf(CH2)mOH系統のものおよびモノエス
テルよりも耐久性な向上させる傾向を有する。
本発明の加工剤Cは、パーフルオロアルキル0不飽和脂
肪酸のアミノエチルエステルの四級化物と過硫酸塩との
95:5〜99:lの配合液である。
この四級化物 は通常テス気流中でフルオロカルボン酸とジメチルアミ
ノエタノールを加え約200℃で4〜6時間反応させた
のち減圧温潤に付すことによりパーフルオロアルキルC
7不飽和脂肪酸のアミンエチとL7、これを温度50〜
55℃に保ちながら、ジメチル硫酸(CH3)2SO4
を滴下し更に約2時間保持することによりつくられる。
これに加える過硫酸塩としては過硫酸のアルカリ金属塩
、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩が含まれ、なか
でも過硫酸カリウムか最も好ましい。
上記四級化物は過硫酸塩と95:5〜99:1の範囲の
比で用いられ、特に98:2の割合が好ましい。
過硫酸塩を加えると繊維上での重合高分子化が進み耐久
性が増大する。
これら加工剤A、B又はCを本発明では従来から撥油撥
水剤として用いられている公知の弗素系樹脂と混合する
この弗素系樹脂は現在実用化されている。
ハイドロカーボンを主鎖に、一部置換された又は置換さ
れないパーフルオロアルキル基を側鎖に有する重合体で
ある。
また側鎖に更にアクリル、アマイド、インンアネート基
等を有するものも含まれる。
これら弗素系樹脂としては、例えばアサヒガードAG
−7t o 、 AG−730(旭硝子株式会社)スコ
ッチガードFC−208、FC−453(住友スリーエ
ム株式会社)、ディックガードA−20,A22゜A
−16(日本ライヒホルド株式会社)、ゾロンFR(米
国デュポン社)等の市販品が有効に利用され、特にスコ
ッチガードFC−208、ゾロンFRが好ましい。
上記のスコッチガードFC−208は次の如き式を有す
るアクリル酸弗素化アルキルエステルである。
前記加工剤A−C中のエステル分散液又は四級化物の配
合液と弗素系樹脂との混合比はlO:90乃至15:8
5であり、この際に市販の帯電防止剤例えば高分子型カ
チオンに有機無機塩配合型からなる配合液、或は風合処
理剤を混合する。
帯電防止剤としては例えば商品名PERMAX−25(
吉村油化製)、TF−27(日華化学制)、AGアクセ
ル−700(明放化学製)等があり、風合処理剤として
は熱硬化性樹脂とその触媒が用いられ、例えば商品名W
−2(住友化学製)、ニーラミンT−34(東洋高圧製
)等市販のものを利用することができる。
前記加工剤A−Cと前記公知弗素系樹脂とその地帯電防
止剤と風合調節剤との混合液に処理すべき合成繊維製品
を浸漬、飽充させる。
合成繊維としては種々のものにも適用しうるが、特にポ
リエステル長繊維製品とその混交織織編物が好適である
この飽充処理に際し前記A〜Cの分散液又は配合液の0
.1〜1φ及び市販弗素系樹脂の1〜10係を含む処理
液濃度が必要である。
これらの量含有する混合液中で合成繊維製品を処理する
合成繊維製品を混合液に浸漬処理し、増出し絞液(80
係ピツクアツプ)した後蒸熱処理する。
即ち100〜105℃の飽和蒸気下で3〜5分間加熱す
るか、又は120〜150℃、RH80〜90係の過熱
蒸気下で3〜5分間加熱処理する。
後1〜12時間20℃以下に放置してタイミングをとり
、水洗後80〜100℃で3〜5分間加熱乾燥し、更に
140〜1500Cで乾燥固着処理する。
ここで蒸熱後1〜12時間放置してタイミングをとるこ
とにより、その後の水洗による加工剤の脱落を防止して
加工剤の固着率を高め又その水洗によって、繊維上に付
着した界面活性剤乃至乳化分散剤を洗い落して加工剤の
撥油撥水性に弊害をもたらす該乳化分散剤を除去するこ
とができる。
本発明ではこのように上記加工剤と弗素系樹脂との混合
液に浸漬ヒ のち蒸熱処理することによって、いかなる
合成繊維製品でも少くとも10回の洗濯およびドライク
リーニングに耐える耐久性あるすぐれた撥水撥油燻が得
られ、更には同時に帯電防止性が付与され、風合も柔か
〈従来方法では硬くなり易い製品でも風合の改善ができ
る。
その際染色堅牢度(耐光耐洗曜、耐摩擦性)の低下も全
く認められなへ 本発明において今上記公知弗素系樹脂を欠いて加工剤の
みで行なったとき、文通に加工剤?欠いて弗素系樹脂の
みで実施しても上記の如き少くとも10回の洗濯、ドラ
イクリーニングに耐える耐久力ある撥水撥油性、帯電防
止性はえられない。
同様に上記加工剤と弗素系樹脂を用いても上記のような
蒸熱処理を行なわず、単に加熱乾熱する乾熱処理な行な
うときも同様である。
本発明では上記加工剤と弗素系樹脂を組合わせ使用する
こととともに、その混合物で処理したあと蒸熱処理する
ことも大きな特徴とするものであり、加工剤と弗素系樹
脂は蒸熱処理するため従来法の場合よりも均一に繊維の
表面に吸着されるため合成繊維との親和性がよく強固に
結合してフルオロカーボンの連鎖を形成する性質をもた
らす。
加工剤中のエステル化合物又は四級化物は弗素系樹脂と
帯電防止剤、風合調節剤等一般仕上剤とともに繊維上で
の重合過程で網状構造となり強靭な不溶性被膜?生成す
る。
又との蒸熱処理によってこれら加工剤のマイグレーショ
ンを極力抑制することができ各種特性を低下させること
なく耐久性ある撥水撥油帯電防止加工をなすことができ
る。
これをミクロ的に電子顕微鏡等で検鏡した結果、乾熱法
では単に繊維上に粉末状で付着しているのに対して蒸熱
法では繊維外層に均一な分布で加工剤が覆うように接着
していることが確認され、摩擦等物理的な外力にも耐え
、耐久性向上に寄与しているものと考えられる。
蒸熱処理によって、樹脂による繊維間の接着が少なく単
繊維表面に加工剤がコーティングされているため、糸及
び織編物の硬化を減少させ柔軟で弾性のある風合かえら
れる。
又弗素系樹脂の分子配向により従来洗濯ドライクリーニ
ング後の撥水撥油性が低下することがあり、これを防止
するためアイロン等の加熱な要したが、本発明では加工
剤を用い蒸熱処理を行なうため、アイロン等の加熱を要
せず、自然乾燥のみによっても仕上げ後の高い撥水撥油
性を持続させることができる。
以下に上記加工剤A−Bにおけるエステル化合物とその
分散液の製造例、同Cの四級化物の製造例と、かかる加
工剤を用いて本発明方法を実施したときの実施例及び本
発明方法によらない比較例を以下に示す。
製造例 1 加工剤A 無水フタール酸14.8grとパーフルオロイソプロオ
キシ3,3,4.4−テトラフルロ、ブチルアルコール
33gを10時間N2気流中で110〜120℃で熱す
る。
粗製品は炭酸ソーダ25grを2tの水に溶解したもの
の中でそそぎこむ。
この溶液に濾過ペンゾールで洗浄そして酸性にする。
この酸性溶液なりロロホルムで抽出上層を水洗MgSO
4で乾燥、クロロホルムを真空で蒸発する。
N−へブタンで再結晶する。
これをこのエステルに対し5%のポリオキシエチレンノ
ニルフェノール10モル非イオン活性剤(非イオン)に
より純分30%に水分散した。
収量14.6g、MP67〜68℃、収率、理論値の9
0係。
製造例 2 加工剤A′ 無水フタール酸14.8grとC3F7(CH2)70
H128.4grを150〜160℃にて10時間N2
気流中で熱する。
粗製品は炭酸ソーダ25grk2tの水に溶解したもの
の中にそそぎ込む。
この溶液に濾過ペンゾールで洗浄、そして酸性にする。
この酸性溶液をクロロホルムで抽出し上層な水洗Mg
S 04で乾燥クロロホルムを真空で蒸発する。
n−ヘペタンにより再結晶する。
これなこのエステルに対し3%のラウリルアルコールの
硫酸エステル(アニオン系)により純分30優に水分散
した。
収量36.9gr 収率理論値の90係製造例 3
加工剤B 無水ピロメリット酸109 gr (0,5mol )
と(CFa)zcFO(CFzCFz)CH2CHzO
H330gr(1mol)とを四日フラスコに入れて還
流冷却器、温度計、攪拌機を付しDMF40モル溶液中
にて1.00℃×4時間攪拌する。
のち水を入れエーテルで抽出三回水洗しM g SO4
の上で脱水する。
この生成物は同量のアイソマーな生成する。
これに5%ノ非イオン活性剤ポリオキシエチレン5モル
、ソルビタンモノオレエートを加えHLB 約10とし
純分30%で水分散させる。
収量417 gr 収率99% MP123〜146
℃製造例4 加工剤Cの四級化物 温度計還流冷却器水分分離器及び攪拌機を付した四日フ
ラスコにフルオロカルボン酸182grとジメチルアミ
ノエタノール89grを加え200℃で5時間反応を行
った後150℃/2mHgT$圧蒸溜したところ収量2
02g、収率80%で式化合物が得られた。
次いで上記化合物253grを温度計および還流冷却器
を付したフラスコに入し温度を50〜55℃に保ちなが
らジメチル硫酸126grを滴下したのちこの温度に2
時間保持して反応な行ったところ収量379gr、収率
100%のパーフルオロアルキル不飽和脂肪酸アミンエ
ステルの四級化物が得られた。
この化合物の元素分析値は下記の通りであった。
C:41.16係、F’:15.03%、S:8.44
係、H:6.33%、N:3.69係、O:25.32
%。
実施例 1 ポリエステル100係の加工糸織物を、前記製造例1で
得られた加工剤へ分散液0.5重量部、弗素系樹脂とし
スコッチガードFC−453(住友スリーエム株式会社
製)5部、帯電防止剤としてPERMAX−25(台材
油化@))1部に水?加えて100部とした混合水溶液
に浸漬し、取出し絞液(80%ピックアップ)し、10
2℃の飽和蒸気で5分間加熱し、後20℃以下の温度に
12時間放置してエージングする。
ついで水洗した後100℃で3分間加熱して乾燥し、更
に150’Cで3分間熱処理して硬化させた。
実施例 2〜4 製造例2でえられた加工剤A′分散液0.5重量部、製
造例3でえられた加工剤B分散液0.5重量部、製造例
5でえられた加工剤Cの四級化物0.5重量部と過硫酸
カリウム0.02部との混合物、について夫々実施例1
と同様に処理した。
実施例 5 製造例1でえられた加工剤へ分散液1重量部と、前記ス
コッチガードFC−453,5部と、前記帯電防止剤1
部に水を加えて100部とした混合水溶液に、ポリエス
テル100%加工糸織物を浸漬し、絞液(80係ピツク
アツプ)しだ後120℃、PH98%の過熱蒸気で3分
間蒸熱処理を施した。
これン20℃以下の温度に6時間放置してエージングし
た。
ついで水洗した後100℃で3分間加熱乾燥し、更に1
50℃で3分間熱処理して硬化させた。
実施例 6〜8 製造例2でえられた加工剤A1分散液0.5部、製造例
3でえられた加工剤B分散液0.5部、製造例4でえら
れた加工剤Cの四級化物1部と過硫酸カリウム0.03
部との混合物、につぃて実施例5と同様に処理した。
比較例 1 公知弗素樹脂スコッチガードFC−453,5部と上記
帯電防止済IJ 1部に水を加えて100部とした混合
水溶液でポリエステル100チ加工糸織物を浸漬し、絞
液(80係ピツクアツプ)した後、102℃の飽和蒸気
で5分間加熱し、蒸熱処理した。
ついでこれを12時間20℃以下の温度に放置し、エー
ジングした。
水洗し100’Cで3分間加熱乾燥し、ついで150℃
で3分間熱処理した。
比較例 2 上記各側の如き弗素系樹脂5部と帯電防止剤1部に水を
加えて100部とした混合水溶液で、ポジエステル10
0%加工糸織物を処理し、ついで120℃:PH98%
の過熱蒸気で3分間加熱し、蒸熱処理した。
エージングは6時間、以下比較例1のとおり実施した。
比較例 3 上記各側の如き弗素系樹脂5部、帯電防止剤1部に水な
加えて得られた100部の混合水溶液でポリエステル1
00%の加工糸織物を処理した。
そのちと100℃の熱風で3分間加熱乾燥し、ついで1
50℃で3分間熱処理して硬化させた。
上記実施例と比較例で処理された各合成繊維製品につい
て下記の各種試験を行った。
その結果を第1表AとBに示す。
この画表によれば、各実施例により処理した製品は比較
例により処理した製品に比較して耐洗濯性等の耐久性に
すぐれ、又帯電防止性や風合においてもすぐれているこ
とが明らかであろう。
l)撥水度試験: JIS L−1079撥水度A法(
スプレ法)により評価した。
2)耐摩擦撥水度試験:字振型摩擦堅牢度試験機な使用
し試料&200gの荷重下で300回こすり摩擦された
部分にで撥水度を判定した。
3)撥油度試験: AATCC法により下記の試薬及び
判定値で評価した。
使用試薬 N−へブタン Nオクタン Nデカン判定
値(級) 8 7 6 使用試薬 N デカン Nテトラデカン Nベキ丈デカ
ン判定値(級) 5 4 3 使用試薬 65%/ジ:a−“ ノジョール35係Nヘ
キサン 判定値(の 21 4)耐ドライクリーニング試験ニドライクリーニングシ
リンダーに常温のパークロールエチレンを約3.8.1
入れ、試料重さが230 grで30分間処理する。
耐久性チェックの場合はこれを10回繰返す。
最終乾燥は自然乾燥または加熱乾燥(70℃×5分間)
5)耐洗濯性試験:AATCCI35−1970I[−
B法に準する。
40℃の中性洗剤0.2係液を入れた自動反転式家庭洗
濯機に試料を入れ1:50の浴比で12分間処理し水洗
乾燥する。
耐久性チェックの場合はこれを10回繰返す。
最終乾燥は自然乾燥または加熱乾燥(80℃×3分間。
6)摩擦帯電圧試験:京犬化仙式ロータリースタッチツ
クテスター使用法。
7)風合(硬さ):上野山機工製−・ンドロメーター使
用。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(A)無水フタル酸と式 %式% ) Rf (CH2)mOH(Rfは炭素数3〜17のパー
    フルオロアルキル基、mは1〜12のm>のフルオロア
    ルコールとのモノエステル化合物の分散液 (B) 無水ピロメリット酸と式 %式% のフルオロアルコールとのジエステル化合物の分散液 (0パーフルオロアルキルC7不飽和脂肪酸(1’:)
    アミンエステル四級化物 と過硫酸塩との混合物のいずれか一つの加工剤と、ハイ
    ドロカーボンな主鎖に、パーフルオロアルキル基な側鎖
    に有する弗素系樹脂との混合物に、合成繊維製品を浸漬
    し、を出した後飽和蒸気又は過熱蒸気で蒸熱処理し、放
    置後水洗し、乾燥熱固着することを特徴とする、合成繊
    維製品の耐久性撥水撥油加工法。
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