JPS595625Y2 - 活線作業用遮蔽具 - Google Patents

活線作業用遮蔽具

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Publication number
JPS595625Y2
JPS595625Y2 JP7616582U JP7616582U JPS595625Y2 JP S595625 Y2 JPS595625 Y2 JP S595625Y2 JP 7616582 U JP7616582 U JP 7616582U JP 7616582 U JP7616582 U JP 7616582U JP S595625 Y2 JPS595625 Y2 JP S595625Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support rod
semi
cylindrical
plate
cable
Prior art date
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Expired
Application number
JP7616582U
Other languages
English (en)
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JPS58178025U (ja
Inventor
喬夫 小林
Original Assignee
東邦電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東邦電気工業株式会社 filed Critical 東邦電気工業株式会社
Priority to JP7616582U priority Critical patent/JPS595625Y2/ja
Publication of JPS58178025U publication Critical patent/JPS58178025U/ja
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Publication of JPS595625Y2 publication Critical patent/JPS595625Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は20〜25 KVのような高圧の交流電車線の
吊架線、トロリー線等の高電圧部の作業を安全ならしめ
るための安全用具に関する。
かかる高電圧の活線作業は、吊架線に掛けた梯子上の作
業者を同電位に維持して行なわれる。
第1図に示すように、トロリー線Aは吊架線Bで支持し
、吊架線Bを、支持柱E等で支持した長幹碍子Dを介し
て斜パイプCで支持してある。
そして長幹碍子Dは地絡導線Gで接地し、トロリー線A
と斜パイプCは曲線引金具Eで連結してある。
作業位置が長幹碍子Dや地絡導線G付近になる場合、梯
子上の作業者が風圧や足場の不安定からする動揺によっ
て、地絡導線Gや長幹碍子Dに接する恐れがあり、長幹
碍子Dに接した場合でも、高電圧接近による閃絡(フラ
ッシュオーバー)により事故を生ずることがある。
本考案は、長幹碍子や地絡導線に作業者が接しないよう
に遮蔽することのできる安全用具を供せんとするもので
あって、この目的を達するために実用新案登録請求の範
囲に記載した活線作業用遮蔽具を考案したものである。
第1図、第2図についてこの考案による活線作業用遮蔽
具の一実施例を説明する。
斜パイプCの外周に嵌着する筒体を軸方向に2分割した
形状の半筒状部1a,lbの内側を除く外周に、半筒状
部1a,lbの中心線に対し直角に基板6a,6bが連
続して一体に形或されている。
基板6a,6bには、それぞれ基板6a,6bと一体に
網板からなる防護板2a,2bが外方に延長して設けら
れており、半筒状部1a,lbを筒状に合わせると、そ
の内側を除いて、基板6a,6b及び防護板2a,2b
が合わさって一つの連続した平面を形或するように形或
されている。
基板6aには、防護板2aが支持棒3とでT字状をなす
ように支持棒3の一端が固着されている。
防護板2bは防護板2aより支持棒3の他端側に配置さ
れており、防護板2a,2bの一縁に相対し筒5a,5
bを形或し、この両者に自由に動きうるように挿入した
棒5Cの筒5a,5bの外に固定したストッパー5dに
より、防護板2a,2bが合わせ目を平行したまま一定
距離接離しうるように設けられており、防護板2aと2
bが接したとき半筒状部1a,lbが筒状に合わさるよ
うになっている。
この棒5C、筒5bの代わりに、防護板2bに支持棒3
を囲む筒を固着し、支持棒3にストッパーを設けてもよ
い。
基板6bに設けた繋止片7には索4の一端が固定され、
索4は基板2aに設けた支点8にまわし支持棒3の他端
に延長されている。
支持棒3の他端近くには索4を結ぶ固定片9が設けられ
ている。
この活線作業用遮蔽具は索4を自由にして防護板2a,
2bを上下にして支持棒3を立てると防護板2bは自重
により防護板2aと離れるがストッパー5dにより防護
板2bは一定間隔までしか離れないようになっている。
そこで支持棒3を差し上げて半筒状部1aを斜パイプC
上に引掛け索4を引くと、索4の端末部は支点8を通り
基板6bの繋止片7に結ばれているので、索4を引くこ
とにより防護板2bは上昇し防護板2aと合着する。
そして索4を固定片9に固定させると第1図に示す如く
斜パイプCに嵌着することができる。
これにより作業者と長幹碍子Dや、地絡導線Gとの間を
、この防護板2a,2bによって遮断することができ、
作業者がこれらに接することによって生ずる事故を防ぐ
ことができる。
なお、この防護板2a,2bを網板としたのは風圧抵抗
を小さくするためと、重量を軽くするためであるが、基
板と一体の単なる平板を用いてもよい。
なお、半筒状部1a,lb基板6a,6b、防護板2a
,2b、支持棒3、索4は絶縁物で作られる。
出願人は先に活線作業用遮蔽具を実公昭 54−37978号公報で提案した。
しかしこの活線作業用遮蔽具は、本案における半円筒部
1bが1aに対して回動して長幹碍子を水平方向から挾
着するようになっている。
このため長幹碍子に水平方向がら半円筒部1aを押しつ
けつ・、索5を引いて半円筒部1bを1aに合わせ、索
4を引いた状態で索4を支持棒3に結びつける必要があ
るが、片手で支持棒3を支えながら上端を長幹碍子の方
に押しつけつ・、他の手で支持棒3に索4を結びつける
ことは困難であり、また取外しの際は索4を支持棒3か
らほどくと、その瞬間に防護板2bが重力で急激に開い
て支点を損傷するという問題があった。
本案はこれを改良して支持棒3の一端に防護板2aをT
字状に取付け、半筒状部1aを斜パイプCに掛けて吊す
ことができるようにしたもので゛、支持棒3に両手を用
いて索4を結ぶことができると共に、索4を支持棒3か
らほどく場合にも、両手を使用できることから索4をゆ
っくり緩めることができ破損を少なくできる。
また半筒状部1a,1bを斜パイプCに掛け、その傾斜
を利用して長幹碍子の近くに自重で位置せしめるように
したので長幹碍子の上端に掛ける場合よりも作業を容易
に行なえるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は架空電車線の支持部の一部の説明図及び本考案
による活線作業用遮蔽具の取付図である。 第2図は本考案による活線作業用遮蔽具の正面図である
。 1a,lb・・・・・・半筒状部、2a,2b・・・・
・・防護板、3・・・・・・支持棒、4・・・・・・索
、5a,5b・・・・・・筒、5C・・・・・・棒、5
d・・・・・・ストッパー、6a,6b・・・・・・基
板、7・・・・・・繋止片、8・・・・・・支点、9・
・・・・・固定片、B・・・・・・吊架線、C・・・・
・・斜パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊架線Bを支持する斜パイプCの外周に嵌着する筒体を
    軸方向に2分割した形状の半筒状部1a,lbと、半筒
    状部1a,lbの外周に直角にそれぞれこれらを囲むよ
    うに連続して形或された防護板2a,2bと、半筒状部
    1aの内側を支持棒3の他端側に向け、防護板2aとで
    T字状をなすように一端を防護板2aに固着した支持棒
    3と、防護板2bに一端が固定され防護板2aに固着し
    、支点8に廻しかけ支持棒3の他端に延長した索4とを
    有し、防護板2b及び半筒状部1bが防護板2a及び半
    筒状部1aに平行移動して半筒状部1aと1bが筒体を
    形或しうるように防護板2aより支持棒3の他端側に位
    置させて防護板2aまたは支持棒3に、防護板2bを取
    付けてなる活線作業用遮蔽具。
JP7616582U 1982-05-24 1982-05-24 活線作業用遮蔽具 Expired JPS595625Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7616582U JPS595625Y2 (ja) 1982-05-24 1982-05-24 活線作業用遮蔽具

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JP7616582U JPS595625Y2 (ja) 1982-05-24 1982-05-24 活線作業用遮蔽具

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Publication Number Publication Date
JPS58178025U JPS58178025U (ja) 1983-11-29
JPS595625Y2 true JPS595625Y2 (ja) 1984-02-20

Family

ID=30085489

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7616582U Expired JPS595625Y2 (ja) 1982-05-24 1982-05-24 活線作業用遮蔽具

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JP (1) JPS595625Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535090Y2 (ja) * 1991-05-10 1997-05-07 株式会社井上電機製作所 タンク形遮断器

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Publication number Publication date
JPS58178025U (ja) 1983-11-29

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