JPS595505A - 発熱体用絶縁粉末の製造方法 - Google Patents

発熱体用絶縁粉末の製造方法

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JPS595505A
JPS595505A JP11321082A JP11321082A JPS595505A JP S595505 A JPS595505 A JP S595505A JP 11321082 A JP11321082 A JP 11321082A JP 11321082 A JP11321082 A JP 11321082A JP S595505 A JPS595505 A JP S595505A
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JP
Japan
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powder
silicone
heating element
electrical insulating
insulating material
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JP11321082A
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Inventor
直孝 内田
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Nihon Dennetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
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  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無機電気絶縁材料粉末に、低粘度シリコーン
オイルを混合し、さらにシリコーン≠チウ樹脂粉末を添
加混合して得られる、発熱体用絶縁粉末の製造方法に関
するものである。
従来、マクネシア(MgO) 、アルミナ(A120g
)など、無機電気絶縁材料粉末の大気中の湿気の吸湿に
よる電気絶縁性能の低下を防止するために、無機゛電気
絶縁材料粉末に、シリコーンを用いて処理が行なわれて
いるが、シリコーンを用いて無機電気絶縁材料粉末にコ
ーティング処理することは、一長一短があった。すなわ
ち、コーチインク処理に用いられるシリコーンは、液体
あるいは固体(粉体状)を用いるもので、液体では、有
機溶剤にて溶解したシリコーンオイル。
シリコーンワニスまたは有機溶剤を用いないシリコ−ン
オイルが用いられ、シリコーン固体では、シリコーン樹
脂粉末のみを混合したものが用いられている。前記無機
電気絶縁材料粉末に対する液体もしくは、固体のシリコ
ーンコーチインク処理工程において、上記、シリコーン
の液体または固体を無機電気絶縁材料粉末に混合後、熱
処理を行ないシリコーン液体を用いた場合には、有機溶
剤を飛ばし焼付けし、シリコーン樹脂粉末を用いた場合
には、シリコーン粉末を熱処理にて半溶融させ、無機電
気絶縁材料粉末の表面をコーチインクする工程がある、
この様な熱処理工程にて液状シリコーンは架橋反応等に
よりケル化をし、粉末状ノリコーン樹脂は半溶融吉なり
、シリコーン樹脂粉末とおしが結合しあう為、無機電気
絶縁材料粉末がシリコーンフェス、シリコーンオイル、
シリコーン樹脂など住龜沫により固化現象を起すので鰺
4、再度の粉化工程が必要であった。また、前記シリコ
ーンオイル、シリコーンワニスに有機溶剤金含有するシ
リコーン系のものは、この有機溶剤を完全になくすこ(
!:ケ犬変困難なことで、熱処理などを数回行なう必要
があり、熱処理を数回行なっても、少量残溜することが
ある。有機溶剤が残溜すると、シースヒーク、カートリ
ンチヒータなどの発熱体に用いたものにあっては、残溜
する有機溶剤により炭化現象を生じ絶縁破壊となり、重
大な事故となるものである。また有機溶剤を用いずシリ
コーンオイルのみのものは、熱処理温度を約250°C
以下にすれば、無機電気絶縁材料粉末の固化現象を起こ
さないが、シリコーンオイルは、シリコーン樹脂粉末と
比較して耐熱性が低く発熱体に使用した場合、シリコー
ンオイルの方が約50〜150°Cと、耐熱性が低くな
る。したがって、シーズヒータ、カートリッヂヒータな
どの発熱体パイプ焼鈍工程での温度が制限され、発熱体
の焼鈍があまりなされないために発熱体を曲げ加工を施
すものにあっては、曲げ半径などの制限が出てくる。ま
た前記シリコーン樹脂粉末を用いた発熱体は、かなり焼
鈍を進行でき、曲げ半径も、シリコーンオイルのみのも
のでは15Rまでとなり、シリコーン樹脂粉末を用いた
ものは8Rまで小さくすることかできるのである。次に
、この耐熱性の良いシリコーン樹脂粉末のみと、無機電
気絶縁材料粉末を混合し、その後熱処理、再粉化の工程
を行なわす、混合したままにしておくと、無機電気絶縁
物粒子間にシリコーン樹脂粉末が存在するのみて、無機
電気絶縁材料粉末粒子の表面は、シリコーンにて覆われ
ていないため、大気中の湿気を無機電気絶縁材料粉末が
吸収してしまうこさから、この無機電気絶縁粉末を発熱
体のパイプ内に充填し、シースヒータ、カーI・’J 
ノヂヒータの如く発熱体を製造するき、絶縁性能の悪い
発熱体となるので、従来のシリコ。
−ン樹脂粉末を用いる場合は、熱処理、再粉化の必要か
あった。
本発明は、上記の点を鑑み発明された発熱体用絶縁粉末
の製造方法であり、シリコーンオイルの特性と、シリコ
ーン樹脂粉末の耐熱性を生かすべく、かつ耐化現象を生
じないため、再粉化工程を行なわずに用いるこ吉ができ
る絶縁粉末を、提供する製造方法である。
次に本発明の実施例について述べると、無機電気絶縁粉
末、たとえはマグネシア(’Mg0)を用いれば、各粒
度の比率は、 40メツシュ以上 ・・   0〜2% w160メソ
シュ以上   20〜40%Wt80メソシー以上  
  20〜35% W1150メツシュ以上   15
〜30% wt200メツシュ以上    5〜15係
Wt350メツシュ以上    3〜9係 Wt350
メツシュ以下    2〜 ′6チ Wlとなり 全体
で100wt%として用いる。
シリコーンオイルは、有機溶剤のないものを用い、ジメ
チルシロキサン系シリコーンオイルで粘度が15センチ
ストークス〔C8〕極低粘度のものを用いる。このジメ
チルシロキサン系シリコーンオイルを、前記マグネシア
に対し、0.1〜05係Wtを混合し、一時間攪拌し、
均一に分散させマグネシア表面に薄いシリコーンの被膜
を生成さぜ、吸湿性をなくすものである。前記の薄いシ
リコーンの被膜を作るコーチインク性には、コーチイン
ク剤の粘度が少さくがっ表面張力が小さいことが重要で
ある。
本発明に用いられるシリコーンオイルは、たとえば、下
記/I61.ガロ2が用いられる。
(ソリコーンオイル)  (表面張力)/161 0.
65  C8−16dyne/CmA62 1.5  
 C8−17dyne/CmA63 100  C8−
、20,9dyne/crnA64 1000  C8
−2]、2 dyne/cTL(表面張力) A2B   水         75  dyne/
cm/I66  アセトン  23.3 dyne/′
C1rLA67トルエン  28.4 dyne、//
CTLノリコーンオイルの粘度が上昇していくと、同時
に表面張力も」二昇していくため、粘度が高くなると、
コーチインク性が悪くなり、しかもマグネシアとおしに
付着性が出てきて、マグネシアの流動性が少なくなり、
しまいには流れず、シーズヒークの如く発熱体のパイプ
中に充填できなくなる。
次に、この低粘度(1,5C8以下)のシリコーンオイ
ルを01〜05%という少量を添加均一に混合すると、
マグネシアは充分な流動性を有しているため、発熱体の
パイプに充填することができる。しかも次の工程のシリ
コーン樹脂粉末を添加し、混合、攪拌する場合に、大変
良い作用をする。すなわち、シリコーン樹脂粉末とマグ
ネシアの比重の差が太きいということである。
(比重) マグネシア(MgO)   −、、3,6g/7シリコ
ーン樹脂粉末のみ  1.05g/mシリコーンに)吟
+充填材・ 1..85 g/Crl棧を脂 上記のように、比重差があった場合には、均一混合させ
ることが難かしく、分離、偏析を起こすものである。し
たがって比重差があった場合の、粉体の均一混合に水を
少量添加することによる湿式混合が用いられるか、本発
明のシリコーンオイルの少量の添加か、湿式混合と同様
な作用をなし、/リコーン樹脂粉末に充填材を加えたも
のは、も吉より、シリコーン樹脂のみの粉末までも均一
に偏析1分離なしに、混合させることかできる。シリコ
ーン樹脂粉末は、ジメチルポリシロキサン系のシリコー
ン樹脂粉末で、この粉末は、樹脂単独または、シリコー
ン樹脂ニ5in2. ノyラスなとの充填材を添加した
ものでもよい。これを、05〜10%混合攪拌するもの
である。
上記低粘度シリコーンオイルは、シリコーンオイル中で
も沸点の低いものでアル。
(/リコーンオイル粘度)   (沸点)2、OC8−
229°C(lI ) 46   C81988°C(16ynm858!り粘
度が上昇するにしたがって沸点は上昇するものである。
したかって沸点の低いこ吉が、ン−ズヒータ、カートリ
ッチヒータなどの発熱体パイプに充填した後、約100
°C〜150°Cの一次熱処理にて、蒸発気化してなく
なり、二次熱処理の150〜450°Cにおいて、シリ
コーン樹脂のみ吉なり、このシリコーン樹脂が、溶融し
てマグネシア表面をコーチインクするものである。また
、発熱体のパイプに充填する直前に、前記−次の熱処理
(約1oo’c)して、シリコーンオイルを気化蒸発さ
ぜたものを充填し、圧縮、減径し、] 50 ’O〜4
50°Cの熱処理をし、マグネシア表面にシリコーン樹
脂のコーチインク膜を作るこ吉もできる。
以上、本発明の発熱体用絶縁粉末の製造方法によって、
シリコーンオイルの特性と、シリコーン樹脂粉末の耐熱
性を兼ね備へ、かつ無機電気絶縁材料粉末の同化現象が
、シリコーン樹脂粉末により固化現象を生じなく、従来
の如く、再粉化工程を行なわずに、発熱体に用いること
がてきるため、工程が簡略化するときもに、保存中の吸
湿を防止した無機電気絶縁材料粉末を提供でき、絶縁性
能を向上した、発熱体用絶縁粉末の製造方法きなるもの
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)無機電気絶縁材料粉末に低粘度シリコーンオイルを
    混合し、攪拌してなる無機電気絶縁材料粉末と、この無
    機電気絶縁材料粉末にシリコーン樹脂粉末を添加、混合
    し、この無機電気絶縁材料粉末を固化させることなく製
    造してなる、発熱体用絶縁粉末の製造方法。 2)混合する低粘度シリコーンオイルは、ジメチルシロ
    キザンにて、粘度が15センデストークス以下を使用し
    てなる、特許請求の範囲第一項の発熱体用絶縁粉末の製
    造方法。 3)低粘度シリコーンオイルの混合比率は、無機電気絶
    縁材料粉末の重量比01〜0.5e16を混合したもの
    を用いた、特許請求の範囲第一項の発熱体用絶縁粉末の
    製造方法。 4)シリコーン樹脂粉末は、ジメチルポリシロキ→ノ゛
    ン系の単独または充填材を入れたものを用いる、特許請
    求の範囲第一項の発熱体用絶縁粉末の製造方法。 5)シリコーン樹脂粉末の混合比率は、無機電気絶縁粉
    末の重量比0.5〜10%の範囲とした、特許請求の範
    囲第一項の発熱体用絶縁粉末の製造方法。
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