JPS5954040B2 - 打抜模様を有する化粧板の製造方法 - Google Patents

打抜模様を有する化粧板の製造方法

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JPS5954040B2
JPS5954040B2 JP54073038A JP7303879A JPS5954040B2 JP S5954040 B2 JPS5954040 B2 JP S5954040B2 JP 54073038 A JP54073038 A JP 54073038A JP 7303879 A JP7303879 A JP 7303879A JP S5954040 B2 JPS5954040 B2 JP S5954040B2
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JP
Japan
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pattern
decorative board
transfer sheet
template
roll
Prior art date
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Expired
Application number
JP54073038A
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English (en)
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JPS5522989A (en
Inventor
政幸 佐藤
秀興 鳥山
一 乾
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd filed Critical Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は通常の打抜法によつては製作が困難な複雑な打
抜模様の化粧板を製造する方法に係るものべある。
従来の打抜法によれば天然木材の木質単板を刃型によつ
て打ち抜くのであるから、その工程中に木質単板が割れ
て木質単板の歩留まりが悪くなり、作業も煩雑であるし
、打抜刃型の精度が悪いと目隠き、重なり、などの欠点
発生が多かつた。
従つて打抜形状に制約があり、鋭角を有する図柄や余り
に細かい複雑図柄のものは製造不可能であり、しかも非
常にコスト高となるので工場における量産には不適当で
あつた。本発明は次の如き特徴を有している。
山 基板上に天然木質単板を用いてベースとしている。
(2)基板ベース上に転写シートを重合載置し、柄付け
する部分だけが凸出している型板若しくは型付けロール
を用いて加熱加圧して木質単板上に部分的に色柄模様を
転写印刷する。
(3)なお型板若しくは型付けロールの凸出柄模様部の
周縁に刃付けを行なつておき、転写印刷すると同時に転
写部の周縁の木質単板上に切り目を入れる。
(4)上記の如くて造られた化粧板は非常に複雑な図柄
模様が印刷されることが可能であり、且つ下地の天然木
質単板が隠蔽されることなく充分に天然木材の味を発揮
させることが可能であ’ り、しかも天然木質単板を刃
型で打抜いて互いに交換して嵌め込んで構成した図柄の
ように、その図柄の周縁部に刃型打抜き時の切り目に酷
似した切り目を持たせたことにより、一層真実味に富み
、且つ打抜法によつて構成された天然5 木質単板の場
合と酷似した高級化粧板が得られる。
従来法と比較して本発明法においては実際に刃型で木質
単板を打抜く代わりに種々の複雑図柄を有する型板若し
くは型付けロールによつて転写シートを重合載置した木
質単板基板の所求図柄部分のみを加熱加圧して転写印刷
を行なうので、その図柄に対する複雑さの制限は打抜法
の場合と比較すると遥かに自由であつて鋭角図柄、曲線
図柄や細かな複雑図柄が自由に選択できる利点を有して
いる。
型板若しくは型付けロールの図柄部分の内部は型板本体
またはロールベース面より若干凸出しているので加熱加
圧時にその図柄部のみが転写シートに加圧され、部分的
に転写シートの図柄が型の図柄形状に合わせて転写印刷
されるのである。
なお上記型板若しくは型付けロールの図柄摸様部分の周
縁に刃付けが施されているので、その転写印刷図柄と刃
による切り目とを完全に対応させることができ、打抜法
の場合に比し非常に精度が良く、目隙き、木質単板の重
なりが皆無であり、木質単板の割れもなく、木質単板歩
留りは打抜法に比し格段に良好である。また打抜法の場
合のように打抜いた木質単板をその第2工程において相
互に入れ変えて嵌め込む手数を要しないから作業性が良
好であり、且つ低価格で生産可能であり大量生産にも好
適である。本発明法では印刷インキが下地の木質単板の
或る程度の深部にまで浸透し、且つ下地木質単板の味わ
いを活かしつつ転写印刷が行なわれるので非常に立体感
に富んだ天然の味わいを深い化粧板が得られる。
転写シートは全面に単色または複色印刷したものか、若
しくは全面に木目摸様その他の摸様を地摸様としたもの
でこの転写シートは周縁に刃付けされた型に当る処のみ
が加熱加圧されることにより型の形状そのままに図柄摸
様として転写されるものである。型板若しくは型付けロ
ールは種々考えられるが、その目的とする図柄形状部分
だけを凸出させた耐熱シリコンゴム若しくはジユラルミ
ン合金を用い、その周縁に沿つて鋼製の刃型を取り付け
たものが使用される。
基板に厚み斑や凹凸の無い場合にはジユラルミンでよい
が、凹凸のある場合にはその凹凸を吸収する意味で耐熱
シリコンゴムが適当である。更に図面によつて詳述する
第1図は平盤の型板の平面図、第2図は第1図の断面図
を示し、図柄の形状は1例を示したものであり、図中1
は型板、2は図柄周縁部に設けた刃、3は図柄の形状部
の内部に設けた耐熱シリコンゴム若しくはジユラルミン
板を示し、4はそれらを取り付ける型板基部である。
第3図は型付けロールの外観図、第4図はその断面図で
あり、5は型付けロール本体を指す。
第5図は基板に木質単板を貼着したものをベースとして
之に転写シートと型板とを重合載置した状態の断面図で
あり、6は基板、7は木質単板、8は転写シートを示し
、第6図は基板、木質単板、転写シートを一体とし、そ
れを型付けロールに通して加熱加圧する状態を説明する
側断面図であり、9はバツクアツプロールを示す。第7
図は上記方法によつて造られた化粧板の平面図であり、
10は図柄周縁部に付けられた切り目であり、12は該
転写印刷図柄部であり、第8図は化粧板の断面図で11
は表面のトツプコートを示す。
基板6に木質単板7を貼着し、之に転写シート8を重ね
合わせ、その上に型板1を、その刃2を下にして配置さ
せ、之をホツトプレス(平盤)にて高温高圧にて加熱圧
締するか、またはそれを高温に保つた型付けロール5と
バツクアツプロール9との間を通して加熱加圧すること
によつて型の図柄形状に従つた色柄が木質単板上に転写
印刷され、且つ同時にその図柄の周縁部に刃2によつて
切り目が図柄と全く対応する如く配置され、また印刷イ
ンキが木質単板の或る程度の深部にまで浸透し(12)
、且つ下地の木質単板7の味わいが活かされた化粧板が
得られる。
なお単色のものや抽象柄などによつて下地木質単板の味
わいを活かす必要の無いものには完全に穏蔽をして了う
ように転写インキに不透明なものを使用して印刷すれば
よい。次に更に実施例を挙げて具体的に説明する。
実施例基板として3ft×6ft×12.0mmのラワ
ン合板を用い、その表面に木質単板として厚さ0.2m
mの力バ材ロータリー単板の白太部分を取り基板上へ貼
着した。
之をベースとして転写シートの色柄はローズ柾目とした
。型付けロールには直径193mm、幅960mmのも
のを用い、このロールの表面に第]図に示した柄付けを
行ない0図柄の内部にはコム硬度70度の耐熱シリコン
ゴムを用いてロールの他の面より盛り上げ、該図柄の周
縁部にスエーデン鋼の刃付けを施した。
転写条件としては温度130℃、圧力30kg/Cm2
に調整し前記ベースをこの彫刻ロールへ通して上記の図
柄を有する打抜摸様とそつくりの化粧板を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は平盤の型板の平面図、第2図は第1図の断面図
、第3図は型付けロールの外観図、第4図は第3図の断
面図、第5図は基板木質単板、転写シート、型板の重合
載置状態を説明する断面図、第6は第5図の重合載置し
た転写シートを加熱加圧している状態を説明する断面図
、第7図は本発明に成る化粧板の1例を示す平面図、第
8図は第7図の側断面図を示すものである。 1・・・・・・型板、2・・・・・・図柄周縁部の刃、
3・・・・・・シリコンゴムまたはジユラルミン板、4
・・・・・・型板基部、5・・・・・・型付けロール本
体、6・・・・・・基板、7・・・・・・木質単板、8
・・・・・・転写シート、9・・・・・・バツクアツプ
ロール、10・・・・・・周縁部の切り目、11・・・
・・・トツプコート、12・・・・・・転写印刷図柄部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板上に天然木材の木質単板を貼着した上表面に、
    地摸様印刷を施すか、または全面着色した転写シートを
    重合載置して後、別に準備した図柄の形状部分だけが凸
    出しており且つその凸出部の周縁に更に凸出した刃付け
    がなされている型板若しくは型付けローラを用いて上記
    重合載置した転写シートを加熱加圧して天然木質単板ベ
    ース上に部分的に柄付けすると同時にその図柄の周縁部
    に切り目を設けることを特徴とする打抜摸様を有する化
    粧板の製造方法。
JP54073038A 1979-06-12 1979-06-12 打抜模様を有する化粧板の製造方法 Expired JPS5954040B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5522989A JPS5522989A (en) 1980-02-19
JPS5954040B2 true JPS5954040B2 (ja) 1984-12-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103009429A (zh) * 2011-09-20 2013-04-03 苏州安洁科技股份有限公司 一种不粘刀的冲压模具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835442A (ja) * 1971-09-10 1973-05-24
JPS4838130A (ja) * 1971-09-13 1973-06-05

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JPS4835442A (ja) * 1971-09-10 1973-05-24
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