JPS5953811B2 - 食品、飲料、タバコ及びタバコ製品の風味を強化、改質又は改善するための方法 - Google Patents
食品、飲料、タバコ及びタバコ製品の風味を強化、改質又は改善するための方法Info
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- JPS5953811B2 JPS5953811B2 JP57084131A JP8413182A JPS5953811B2 JP S5953811 B2 JPS5953811 B2 JP S5953811B2 JP 57084131 A JP57084131 A JP 57084131A JP 8413182 A JP8413182 A JP 8413182A JP S5953811 B2 JPS5953811 B2 JP S5953811B2
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- Japan
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- beverages
- foods
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A24—TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
- A24B—MANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
- A24B15/00—Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
- A24B15/18—Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
- A24B15/28—Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances
- A24B15/30—Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by chemical substances by organic substances
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/20—Synthetic spices, flavouring agents or condiments
- A23L27/204—Aromatic compounds
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は食品、飲料、喫煙用タバコ及びタバコ製品の風
味を強化、改質又は改善するための方法に関し、同方法
は４−メチル−２−ヒドロキシ−ベンズアルデヒドを少
量ではあるが付香に有効な量で上記製品に添加すること
からなる。
味を強化、改質又は改善するための方法に関し、同方法
は４−メチル−２−ヒドロキシ−ベンズアルデヒドを少
量ではあるが付香に有効な量で上記製品に添加すること
からなる。
４−メチル−２−ヒドロキシ−ベンズアルデヒドは公知
の化学薬品である （ベリヒテ（Ｂｅｒ、）１８７８年
第１１巻７７３頁及びＢｕｌｌｅｔｉｎ ｄｅ ｌａ
ＳｏｏｉｅｔｅＣｈｉｍｉｑｕｅ ｄｅ Ｆｒａｎｃｅ
、１９２４年第３５巻１２９〜１３４１頁）。
の化学薬品である （ベリヒテ（Ｂｅｒ、）１８７８年
第１１巻７７３頁及びＢｕｌｌｅｔｉｎ ｄｅ ｌａ
ＳｏｏｉｅｔｅＣｈｉｍｉｑｕｅ ｄｅ Ｆｒａｎｃｅ
、１９２４年第３５巻１２９〜１３４１頁）。
しかしその官能的性質は未知であった。上記化合物はす
でに使用されているサリチルアルデヒドの単純高位同族
体であるが、意想外にも本発明で使用される同化合物は
サリチルアルデヒドとは異なる独特な香味性を有する。
でに使用されているサリチルアルデヒドの単純高位同族
体であるが、意想外にも本発明で使用される同化合物は
サリチルアルデヒドとは異なる独特な香味性を有する。
事実サリチルアルデヒドは、例えばベンズアルデヒド、
アセトフェノン又はニトロベンゼンのそれと類似したス
パイス型で刺戟性の香りを有し、更に付随する著しいフ
ェノール性の匂いのためにその使用が困難である。
アセトフェノン又はニトロベンゼンのそれと類似したス
パイス型で刺戟性の香りを有し、更に付随する著しいフ
ェノール性の匂いのためにその使用が困難である。
それに対して、４−メチル−２−ヒト；ロキシーベンズ
アルデヒドはクマリンのそれを想起させるカラメル及び
枯草型の芳ばしい味覚を有する。
アルデヒドはクマリンのそれを想起させるカラメル及び
枯草型の芳ばしい味覚を有する。
その官能性のために、４−メチル−２−ヒドロキシ−ベ
ンズアルデヒドは広範囲な使用分野を有″し、食品、飲
料及びタバコに直接芳香付与することも出来るし、又は
様々な性質の配合香味料の製造に使用することも出来る
。
ンズアルデヒドは広範囲な使用分野を有″し、食品、飲
料及びタバコに直接芳香付与することも出来るし、又は
様々な性質の配合香味料の製造に使用することも出来る
。
本発明に使用される化合物の固有な性質は通常使用され
る香味成分の殆どのものの性質と良くマ□ツチし、カラ
メル−、ヴアニラー、ココア−、チョコレート−、ナツ
ツ−１干シ草−、タバコ−又はシナモン型の配合物の製
造に使用することも出来るし、又はクマリンの部分的代
用物として使用することも出来る。
る香味成分の殆どのものの性質と良くマ□ツチし、カラ
メル−、ヴアニラー、ココア−、チョコレート−、ナツ
ツ−１干シ草−、タバコ−又はシナモン型の配合物の製
造に使用することも出来るし、又はクマリンの部分的代
用物として使用することも出来る。
それらの配合物は食品全般、特にパン菓子類及びキャン
ディ−類、及び飲料すなわちミルク及びココアベースの
飲料、ヨーグルト及び天然並びに合成のタバコへの付香
用に特に適する。
ディ−類、及び飲料すなわちミルク及びココアベースの
飲料、ヨーグルト及び天然並びに合成のタバコへの付香
用に特に適する。
本発明によるアルデヒドが良好な味覚効果を発揮する濃
度は広範囲内で選択し得る。
度は広範囲内で選択し得る。
有利にその値は、被付香物質の全重量に対して、約０．
１〜１０ｐｐｍ （重量による）の範囲である。
１〜１０ｐｐｍ （重量による）の範囲である。
もちろん、特に４−メチル−２−ヒドロキシ−ベンズア
ルデヒドを芳香コンセントレー１〜の製造に使用する場
合には、その濃度値は上記の上限よりも著しく高い値を
とり得る。
ルデヒドを芳香コンセントレー１〜の製造に使用する場
合には、その濃度値は上記の上限よりも著しく高い値を
とり得る。
タバコ及びタバコ製品に付香する場合には、その一般的
な平均濃度値は５０ｐｐｍ程度であるか゛、約５〜２０
０ ｐｐｍの範囲内の値をとることが出来る。
な平均濃度値は５０ｐｐｍ程度であるか゛、約５〜２０
０ ｐｐｍの範囲内の値をとることが出来る。
上記した様に、４−メチル−２−ヒドロキシ−ベンズア
ルデヒドは香味付与すべき物質に直接添加することが出
来る。
ルデヒドは香味付与すべき物質に直接添加することが出
来る。
しかし一般的には、常用の可食性溶剤例えばジプロピレ
ン−グリコール又は１〜リアセチン中の溶液の形で、又
は固体キャリヤー例えばアラビアゴム又はデキストリン
上で使用する。
ン−グリコール又は１〜リアセチン中の溶液の形で、又
は固体キャリヤー例えばアラビアゴム又はデキストリン
上で使用する。
４−メチル−２−ヒドロキシ−ベンズアルデヒドは公知
法、例えばＧ、 Ｃａｓｉｒａｇｈｉ等著、ジャーナル
オブ ザ ケミカル ソサイエテイ （Ｊ、Ｃｈｅｍ、Ｓｏｃ、） Ｐｅｒｋｉｎ Ｉ、１９
８０年、１８６２−５に記載の方法により、ｎ〕−クレ
ゾールを出発物質として製造することが出来る。
法、例えばＧ、 Ｃａｓｉｒａｇｈｉ等著、ジャーナル
オブ ザ ケミカル ソサイエテイ （Ｊ、Ｃｈｅｍ、Ｓｏｃ、） Ｐｅｒｋｉｎ Ｉ、１９
８０年、１８６２−５に記載の方法により、ｎ〕−クレ
ゾールを出発物質として製造することが出来る。
本発明は以下の実施例により詳述される。
例１
下記の成分を混合することにより、ヴアニラーカラメル
型の基礎香味配合物を調整した：重量部 マルト−ル １５つ゛ア
ニリン ２００エ
チルーヴアニリン ５０アニス
アルコール １０アセＩ〜イ
ン ５ラム（Ｒｈｕｍ
）エーテル２０ プロピレン−クリコール μ現計
１０００上
記の配合物各１００ｇずつの２アリコートを使用し、以
下の配合で２種の新規な配合物を調製した： その様に調製した配合物Ａ及びＢをそれぞれ別々に、透
明な湧き水で濃度０．１％に稀釈し、香味料パネル検査
員による評価を行った。
型の基礎香味配合物を調整した：重量部 マルト−ル １５つ゛ア
ニリン ２００エ
チルーヴアニリン ５０アニス
アルコール １０アセＩ〜イ
ン ５ラム（Ｒｈｕｍ
）エーテル２０ プロピレン−クリコール μ現計
１０００上
記の配合物各１００ｇずつの２アリコートを使用し、以
下の配合で２種の新規な配合物を調製した： その様に調製した配合物Ａ及びＢをそれぞれ別々に、透
明な湧き水で濃度０．１％に稀釈し、香味料パネル検査
員による評価を行った。
検査員の評価は下の様であった：
配合物Ａ：ヴアニラ型香味
配合物Ｂ：ややクマリン様の後部を有するつ゛アニラー
カラメル型香味 例２ ９９％エタノール中の４−メチル−２−ヒドロキシーベ
ンズアルテ゛ヒトの１％溶液０．５ｇを“アメリカンブ
レンド゛タバコの混合物１００ｇ上に噴霧した。
カラメル型香味 例２ ９９％エタノール中の４−メチル−２−ヒドロキシーベ
ンズアルテ゛ヒトの１％溶液０．５ｇを“アメリカンブ
レンド゛タバコの混合物１００ｇ上に噴霧した。
その様に付香したタバコから“°テスピシガレットを製
造し、その煙を、９５％エタノールで前処理した未付香
タバコを含有するシガレツ１〜（“対照゛′）のそれと
比較する方法で官能検査を行った。
造し、その煙を、９５％エタノールで前処理した未付香
タバコを含有するシガレツ１〜（“対照゛′）のそれと
比較する方法で官能検査を行った。
パネル検査員の意見によれば、゛テスビシガレツ１〜の
煙はクマリンの芳香を伴ったより緩やかで、より心地よ
い芳香性を有した。
煙はクマリンの芳香を伴ったより緩やかで、より心地よ
い芳香性を有した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １４−メチル−２−ヒドロキシ−ベンズアルデヒドを少
量ではあるが付香に有効な量で添加することを特徴とす
る、食品、飲料、タバコ及びタバコ製品の風味を強化、
改質又は改善するための方法。 ２ 食品又は飲料に４−メチル−２−ヒドロキシ−ベン
ズアルデヒドを、被付香食品又は飲料の全重量に対して
、約０．１〜１０ｐｐｍの量で添加する特許請求の範囲
第１項記載の方法。 ３ 喫煙用タバコ又はタバコ製品に４−メチル−２−ヒ
ドロキシ−ベンズアルデヒドを、被付香タバコ又はタバ
コ製品の全重量に対して、約５〜２００ｐｐｍの量で添
加する特許請求の範囲第１項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CH3314/816 | 1981-05-21 | ||
| CH331481 | 1981-05-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57206356A JPS57206356A (en) | 1982-12-17 |
| JPS5953811B2 true JPS5953811B2 (ja) | 1984-12-27 |
Family
ID=4253310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57084131A Expired JPS5953811B2 (ja) | 1981-05-21 | 1982-05-20 | 食品、飲料、タバコ及びタバコ製品の風味を強化、改質又は改善するための方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US4443485A (ja) |
| EP (1) | EP0065637B1 (ja) |
| JP (1) | JPS5953811B2 (ja) |
| DE (1) | DE3260440D1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6253708A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-09 | Makino Tekkosho:Kk | フイルタ−プレスのダイヤフラム |
| JPS6259108U (ja) * | 1986-07-18 | 1987-04-13 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3260440D1 (en) * | 1981-05-21 | 1984-08-30 | Firmenich & Cie | Use of an aromatic aldehyde as flavouring agent |
| US6403144B1 (en) | 1999-04-30 | 2002-06-11 | The Procter & Gamble Co. | Food preparation compositions |
| US7214400B1 (en) | 1999-04-30 | 2007-05-08 | Smucker Fruit Processing Company | Flavor enhancing oils |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR1428902A (fr) * | 1964-03-25 | 1966-02-18 | Unilever Nv | Substances aromatisantes potentielles dérivées d'aldéhydes ou de cétones |
| DE2836208A1 (de) * | 1978-08-18 | 1980-03-06 | Fritzsche Dodge & Olcott Inc | 3-aethoxy-4-hydroxybenzaldehyd-2,2-dimethylpropan-diolacetal und diese verbindung enthaltende massen |
| DE3260440D1 (en) * | 1981-05-21 | 1984-08-30 | Firmenich & Cie | Use of an aromatic aldehyde as flavouring agent |
-
1982
- 1982-04-07 DE DE8282102972T patent/DE3260440D1/de not_active Expired
- 1982-04-07 EP EP82102972A patent/EP0065637B1/fr not_active Expired
- 1982-04-15 US US06/368,508 patent/US4443485A/en not_active Expired - Fee Related
- 1982-05-20 JP JP57084131A patent/JPS5953811B2/ja not_active Expired
-
1984
- 1984-02-14 US US06/579,945 patent/US4512352A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6253708A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-09 | Makino Tekkosho:Kk | フイルタ−プレスのダイヤフラム |
| JPS6259108U (ja) * | 1986-07-18 | 1987-04-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0065637A1 (fr) | 1982-12-01 |
| DE3260440D1 (en) | 1984-08-30 |
| US4443485A (en) | 1984-04-17 |
| JPS57206356A (en) | 1982-12-17 |
| EP0065637B1 (fr) | 1984-07-25 |
| US4512352A (en) | 1985-04-23 |
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