JPS5953134B2 - キヤツプシ−ル用口金の成形方法 - Google Patents

キヤツプシ−ル用口金の成形方法

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JPS5953134B2
JPS5953134B2 JP4317779A JP4317779A JPS5953134B2 JP S5953134 B2 JPS5953134 B2 JP S5953134B2 JP 4317779 A JP4317779 A JP 4317779A JP 4317779 A JP4317779 A JP 4317779A JP S5953134 B2 JPS5953134 B2 JP S5953134B2
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JP
Japan
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cap
edge
tip
movable mold
mold
Prior art date
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Expired
Application number
JP4317779A
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JPS55136533A (en
Inventor
芳典 薮
茂 西浦
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Nippon Aluminium Co Ltd
Original Assignee
Nippon Aluminium Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウム製ビール樽のような耐圧小型容器
に適したキャップシール用口金の製造方法に関する。
まず従来この種の口金に採用されているシール構造を説
明する。
第1図において1はアルミニウム製のビール樽(小型容
器)の本体で、樹脂製口金2が内側から嵌まり、接合部
分3が接着剤により接着している。口金2は途中に小ピ
ッチのねじ、部4を備え、そこにサーバー5の上端部内
周の雌ねじが螺合している。サーバー5は口金2部分に
上端が開口する排出パイプ6と、容器本体1の内部空間
上端部に上端が開口する空気置換用パイプ7と、ピンチ
式の常閉バルブを有する。ビールの充填は容器を第1図
とは逆の正常な姿勢に立ててビールを充填した後口金2
の開口端に金属薄板製のキャップ8を嵌め、その周縁部
を内方へかしめ、口金2を密封する。この容器を店で使
用する場合は第1図の姿勢を保つように支持台(マグ)
上にセットし、保冷用カバーを被せ、必要に応じ″前記
バルブによりパイプ6、7を開き、容器1内のビールを
払い出す。店で容器にサーバー5を取り付ける場合はキ
ャップ8が上側になるように容器を正常姿勢に立て、キ
ャップ8を外した後口金2の部分にサーバー5を捩じ込
み、全体を上下逆に反転して前記支持台上にセットする
。ところが第1図の構造によると、使用済の容器を回収
して溶融するリサイクル時、樹脂製の口金2が燃焼して
有害ガスによる公害が生じやすい。
又ビールの需要の多い夏等に、容器を炎天下にさらして
輸送すると、口金2は合成樹脂の軟化点以上に昇温する
可能性があり、特に熱に弱い塩化ビニール等で旧金2が
出来ている場合は変形し、キャップ8部分のシールが保
てなくなる不具合が生ずる場合がある。この対策として
第2図の如く容器本体13の端部に円筒形の金属薄板口
金12を接着し、この口金12の開口端縁部を外方へ湾
曲させ、その先端16を口金本体に突き当てて断面の閉
じた縁15を形成し、この縁15に対しシール材11を
介し金属薄板製のリップキャップ10を嵌め、かつキヤ
ツプシーマによりリップキャップ10を矢印P’方向に
押しながらその外周縁部を外側から矢印P方向にかしめ
るようにする構造が考えられる。
この構造によると前記不具合をすべて解消できるが、縁
15の成形にロール又はへら加工を必要とするために加
工能率が低いという不具合がある。その不具合を解消す
るために縁15の成形を加工能率が高いプレス加工によ
り行うことが考えられるが、従来のプレス加工(カール
荒巻加工)によると第3図にの図については詳細に後述
する)の如く円形断面に湾曲した縁15bしか成形でき
なかつた。ところがその様な縁15bはスプリングバツ
クによりその先端16bが口金本体から離れてしまうた
めに剛性が低くなり、縁15bにリツプキヤツプ10を
充分な力でかしめることはできない。従つてその場合の
リツプキヤツプ10によるシール性は1kg/―の内圧
に耐えられる程度の低い値となり、その様な口金を7〜
10kg/―の内圧が加わる耐圧容器に採用することは
不可能であつた。本発明は高圧シールを施せる断面の閉
じた縁をプレス加工(カール荒巻加工及びカール巻加工
)により成形できるようにしたもので、円筒形の口金の
端部を断面円形に外側に湾曲させた後、その口金の内面
を固定型に嵌め、第1可動型により外側湾曲部分の先端
を口金本体に向けて案内支持しつつ、固定型と同芯の椀
状の第2可動型により外側湾曲部分を縮径するように容
器本体取付部側にしごき、それにより外側湾曲部分の先
端が口金本体に概ね直角に圧接するようにしたもので、
次に図面により説明する。
まず、0.3〜1mmのアルミニウム薄板に切断、絞り
、孔明け、突き出しきめ押し加工を施して第4図に示す
円筒形の口金12を成形する。
口金12の容器本体取付部と反対側の端部15aは湾曲
していない。次に端部15aに第3図に示すカール荒巻
加工を施して、断面円形に外側に湾曲した縁15bを成
形する。
18は可動型で、縁15bを成形する逆U形断面の環状
の溝19が設けてあり、可動型18が矢印A方向に図示
の位置まで動くと、溝19に第4図の円筒形端部15a
が嵌まつて外側に断面円形に湾曲し、縁15bが成形さ
れる。
縁15bの先端16bと口金本体との間には隙間ができ
ている。溝19の幅を狭くすると、可動型18が嵌まつ
ている時には縁15bの先端16bを口金本体に圧接さ
せることができるが、可動型18を外すとスプリングバ
ツクにより先端16bは口金本体から離れる。次に縁1
5bに第5図に示すカール巻加工を施し、製品としての
縁15を完成する。
20は固定金型で口金12の内面が密着嵌合している。
21は第1可動型で、口金12の開口中心線と直角な板
からなり、その端面は口金本体に圧接している。
可動型21の縁15側の面23の口金12側の縁は後述
する第2可動型22の作動前においては縁15bの先端
16bに当接又は近接する位置にある。第6図に示す如
く可動型21は口金12の直径方向の面を境にして図中
左右に別れるようになつており、各可動型21の口金1
2側の端面には口金本体の外形に対応する半円形の凹部
24が設けてある。可動型21は互に離れて口金本体を
挟み付けない位置(実線)と、端面が接合して両凹部2
4で口金本体を全周にわたり締め付ける位置(2点鎖線
)との間で口金12の中心線と直角に動くことができる
。可動型21が互に離れた位置にある時には口金12を
固定型20に着脱できる。上述の如く口金12を固定型
20に嵌めて第1可動型21で締め付けた後、第2可動
型22により縁15を成形する。
第2可動型22は椀状で、固定型20と同芯の凹部27
を備えている。凹部27の断面は円形で、その内径は縁
15bの外径よりもわずかに小さい。第2可動型22が
矢印B方向に図示の位置まで動く時、縁15bの外側湾
曲部分(第2図のf−g部分)は凹部27の開口縁部に
しごかれて縮径され、それと同時に外側湾曲部の先端1
6bは第1可動型21の面23に案内支持されて内向き
に延び、口金本体に概ね直角に圧接する。縁15の成形
が完了すると、次に整形押し加工により口金12にねじ
h(第2図)等を形成し、縁切り加工により口金12の
容器本体側縁部の形状、寸法を整える。
以上説明したように本発明によると、断面円形に湾曲し
た縁15bを第2可動型22でしごきながらその先端1
6bを口金本体に向けて案内支持するようにしたので、
断面の閉じた縁15、すなわち充分な剛性を持つた縁1
5をプレス加工(カール荒巻加工及びカール巻加工)に
より成形でjき、20金12の加工速度及び加工精度が
高くなる。
なおロール又はヘラ加工により縁15を成形する場合、
口金12の加工速度は1〜2個/分であるが、本発明に
よると20〜30個/分の速度で口金12を加工できる
。縁が第3図の如く円形断面に湾曲している場合には、
リツプキヤツプが縁の外側湾曲部全体に密着するので、
シール材(シーリングコンパウンド)がリツプキヤツプ
と縁の間に薄く広がつてしまい、その結果多量のシール
材が必要となり、又充分なシール効果も得られないが、
本発明による口金12においては、円形断面に湾曲した
縁15bを第2可動型22でしごくことにより、縁15
は第2図の如くD,e,f,g部分と断続的に折れた形
状となるので、e−f部分(テーパ部分)とリツプキヤ
ツプ10との間に隙間ができ、その隙間だけにシール材
11を充分な厚みで装填できる。
従つて少量のシール材11で充分なシール性を得ること
ができる。なおシール材11はあらかじめリツプキヤツ
プ10の内面に付着させておく。なお第1可動型21を
3個以上、例えば第7図の如く4個に分割することもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構造(サーバー開の状態)を示す縦断面
部分図、第2図は本発明により製造する口金及びそのシ
ール構造の縦断面部分図、第3図はカール荒巻工程を示
す縦断面部分図、第4図はカール荒巻工程前の口金を示
す部分断面図、第5図はカール荒巻工程を示す縦断面部
分図、第6図は第5図のVI−断面図、第7図は第1可
動型の別の実施例を示す第6図と同様の図である。 12・・弔金、13・・・容器本体、15a・・・端部
、16・・・先端、20・・・固定型、21・・・第1
可動型、22・・・第2可動型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒形の口金の容器本体と反対の端部を断面円形に
    外側に湾曲させるカール荒巻工程と、口金の内面を固定
    型に嵌め、第1可動型により口金本体を固定型にクラン
    プした状態で口金の外側湾曲部分の先端を口金本体に向
    けて案内支持しつつ、固定型と同芯の椀状の第2可動型
    により外側湾曲部分を縮径するように容器本体側にしご
    き、それにより外側湾曲部分の先端を口金本体に概ね直
    角に圧接させるカール巻工程とを備えたことを特徴とす
    るキャップシール用口金の成形方法。
JP4317779A 1979-04-09 1979-04-09 キヤツプシ−ル用口金の成形方法 Expired JPS5953134B2 (ja)

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JPS55136533A JPS55136533A (en) 1980-10-24
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