JPS5952962B2 - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPS5952962B2
JPS5952962B2 JP15708378A JP15708378A JPS5952962B2 JP S5952962 B2 JPS5952962 B2 JP S5952962B2 JP 15708378 A JP15708378 A JP 15708378A JP 15708378 A JP15708378 A JP 15708378A JP S5952962 B2 JPS5952962 B2 JP S5952962B2
Authority
JP
Japan
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hole
measured
focal points
diameter
light
Prior art date
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Expired
Application number
JP15708378A
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English (en)
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JPS5582904A (en
Inventor
明 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication of JPS5582904A publication Critical patent/JPS5582904A/ja
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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は光を利用して被測定物に形成された孔の径や
同心度などを測定する測定装置に関する。
たとえば被測定物としての機械部品の組立て工程におい
て、この機械部品に同心的に形成された2つの孔の同心
度および径を測定する場合、同心度の測定においてはそ
の部品専用の特殊なゲージを用いなければ測定不可能で
あり、径の測定においてはマイクロメータ、ダイヤルゲ
ージあるいは専用ゲージを用いなけれbらない。
しかしながら、このような測定手段によると、人手によ
つて測定を行なわなければならないから、多くの手間が
掛かるとともに個人差などにより高い精度が得られない
また、測定すべき孔の位置が上記各種の測定器を挿入で
きる状態にあればよいが、挿入不可能な状態であると、
全く測定することができないなどの不都合が生じる。こ
の発明は上記事情にもとづきなされたもので、その目的
とするところは、振動する光を複数の焦点をもつホログ
ラフィックレンズに入射させて被測定物を照射し、この
被測定物からの反射光がもつ信号を解析することによつ
てたとえば被測定物に形成された2つの孔の同心度や径
などを測定するようにして、測定を高精度かつ自動的に
行なえ、しかも測定すべき個所の位置などに大きな制限
を受けずに測定することができるようにした測定装置を
提供することにある。以下、この発明の一実施例を図面
にもとづいて説明する。
図中1はレーザ発振器である。このレーザ発振器1から
出力されたレーザ光Lは、偏向器2で反射してエクスパ
ンダ3に入射する。上記偏向器2は、図示せぬ振動器で
一定の振動が与えられるようになつている。した、がつ
て、偏向器2で反射したレーザ光Lは、図中矢印のごと
く入射方向を一定の振幅で変化させて、つまり振動しな
がらエクスパンダ3に入射する。このエクスパンダ3か
ら出たレーザ光Lは、凸レンズ4を介してホログラフィ
ックレンズ5に入射する。このホログラフィックレンズ
5は、ホログラフイーによつて上記レーザ光Lが複数の
焦点を結ぶように形成されている。すなわち、この実施
例においては、第2図に示すようにホロダラフイツクレ
ンズ5の一側面から距離F、の位置に間隔aの寸法で2
つの焦点f、、f。が結ばれ、距離F。の位置に間隔を
の寸法で2つの焦点f。、f、が結ばれるように形成さ
れている。なお、レーザ光Lのうち、その一部の0次光
はホログラフィックレンズ5の作用を受けずに透過し、
他の光が回折現象により4つの焦点f1〜F4を結ぶ。
また、上記ホログラフイツクレンズ5と対向して被測定
5I!J6が配設される。
この被測定物6には、第1の孔7とこの第1の孔7より
も小径な第2の孔8とが同心的に加工されている。上記
第1の孔7の径寸法は、一対の焦点Fl,f2の間隔a
寸法となるよう加工されるべきものであり、上記第2の
孔8の径寸法は一対の焦点F3,f4の間隔b寸法とな
るよう加工されるべきものである。さらに、第1の孔7
と第2の孔8との離間寸法Cは、焦点Fl,f2が結ば
れるホログラフイツクレンズ5からの距離F1と、焦点
F3,f4が結ばれる距離F2との差(F2−F1)に
なつている。したがつて、被測定物6の第1、第2の孔
7,8が所定寸法に形成されているなら、ホログラフイ
ツクレンズ5で集束されたレーザ光Lは、その振動の中
立点において4つの焦点のうち焦点Fl,f2が第1の
孔7のエツヂを照射し、焦点F3,f4が第2の孔8の
エツヂを照射する。また、被測定物6を照射したレーザ
光Lの各焦点f1〜F4からの反射光L1は、そのうち
のホログラフイツクレンズ5の作用を受けないO次光だ
けが上記凸レンズ4で集束されてそれぞれアパーチヤ9
・・・・・・で焦点を結ぶ。
これらアパーチヤ9・・・・・・には、光電変換素子な
どからなるセンサ10・・・・・・がそれぞれ対向して
配設され、反射光L1の光信号を電気信号に変換するよ
うになつている。そして、この電気信号は、上記センサ
10・・・・・・が電気的に接続された演算器11に入
力され、ここで解析されることによつて後述するごとく
上記被測定物6の第1、第2の孔7,8の径やこれらの
同心度を検出するようになつている。つぎに、上記構成
の作用について説明する。
まず、被測定物6に形成された第1の孔7の中心が所定
の位置(Fl,f2の中点)にある場合に、この第1の
孔7の径を測定するには、被測定物6を照射するレーザ
光Lの振動が第3図に示すような正弦波振動をしている
とすると、ホログラフイツクレンズ5によつて集束され
た4つの焦点f1〜F4のうち、f1とF2との2つの
焦点は、上記第1の孔7の径が2つの焦点Fl,f2の
間隔a寸法と一致する精度に形成されているならば、レ
ーザ光Lの振動の中立点において第1の孔7のエツヂを
照射する。したがつて、焦点Fl,f2からの反射光L
1のうち、一方は第4図にAで示す出力となり、他方は
第4図Bで示すようにAの出力に対して180度のすれ
のある出力となる。すなわち、第1の孔7の径が焦点F
l,f2の間隔a寸法と精密に一致しているなら、焦点
Fl,f2からの反射光L1の出力は、ある瞬間におい
て180度のずれをもつて立ち上がり、出力が1の時間
T,Tlと出力が0の時間T,tlとの比がt/T=t
1/T1となる。したがつて、上記反射光L1の出力を
センサ10・・・・・・で電気信号に変換し、これらの
電気信号を演算器11で解析して出力が1のときとOの
ときとの時間の比を求めれば、上記第1の孔7の径が所
定精度に形成されているかどうかを検出することができ
る。また、第1の孔7が所定寸法よりも小さな場合には
、第5図A,Bに示すように焦点Fl,f2からの反射
光L1の出力が1のときとOのときとの比がt/T=t
1/T1〈1となり、第1の孔7が所定寸法よりも大き
な場合には、、第6図A,Bに示すように出力が1のと
きと0のときとの比がt1/T1=t/T〉1となる。
さらに、第1の孔7の中心が所定の位置からずれている
ときには、第7図A,Bに示すように出力が1のときと
Oのときとの比がt1/T1\t/Tとなる。したがつ
て、焦点Fl,f2からの反射光L1の出力が1とOの
ときの時間の比を演算器11で解析すれば、第1の孔7
の加工精度を求めることができる。また、第2の孔8の
径は、第1の孔7の測定と同様焦点F3,f4からの反
射光L1を解析することによつて求めることができる。
また、第1の孔7と第2の孔8との同心度を求める場合
には、4つの焦点f1〜F4からの反射光L1の出力を
上記演算器11で同時に比較すればよい。
すなわち、焦点Fl,f2からの反射光L1の出力が1
と0のときとの時間比と、焦点F3,f4からの反射光
L1の出力が1とOのときとの時間比とが一致している
ならば、第1の孔7と第2の孔8との寸法精度に係わら
ず、これらの孔7,8が同心であるということが分かる
。このように、被測定物6の2つの孔7,8の径や同心
度を同時に、かつ自動的に測定することができ、しかも
測定すべき個所はレーザ光Lを照射することができる状
態にあればよいから、マイクロメータやダイヤルゲージ
などの測定器を挿入することができないような個所であ
つても確実に測定することができる。
なお、上記一実施例では孔の径を測定する場合について
述べたが、軸の径を測定することも可能であり、また、
測定個所は2個所に限られず3個所あるいはそれ以上で
あつても同様に行うことができる。
また、光はレーザ光に限られず、ホログラフイツクレン
ズによつて作用される光ならば他の光であつてもよい。
以上述べたようにこの発明は、ホログラフイ一によつて
一定の位置に複数の焦点を結ぶよう形成されたホログラ
フイツクレンズに光を振動させて入射し、上記焦点位置
に配設された被測定物を照射して、この照射点からの振
動する反射光をセンサで電気信号に変換し、この電気信
号を演算器で解析することにより、被測定物の寸法精度
を検出するようにしたから、被測定物の測定すべき複数
個所を同時に、かつ自動的に高精度に測定することがで
きる。
しかも、光を照射する個所であれば測定できるから、従
来のようにマイクロメータやダイヤルゲージなどの測定
器を用いる測定手段に比べ広い範囲にわたつて種々の形
状のものを測定することができるなど実用上大きな価値
がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第]図は測定
装置の概略的構成図、第2図はホログラフイツクレンズ
によつて集束される光を示す説明図、第3図はホログラ
フイツクレンズに入射する光の振動を示す説明図、第4
図乃至第7図はホログラフイツクレンズによつて集束さ
れた光の焦点からの反射光の出力を示す説明図である。 5・・・・・・ホログラフイツクレンズ、6・・・・・
・被測定物、10・・・・・・センサ、11・・・・・
・演算器、L・・・・・ルーザ光。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ホログラフイーによつて一定の位置に複数の焦点を
    結ぶよう形成されたホログラフィックレンズと、このホ
    ログラフィックレンズに対し入射方向を一定の振幅で変
    化させて光を入射させる手段と、ホログラフィックレン
    ズの焦点位置に配設された被測定物を照射した上記光の
    反射光を受光し、この光信号を電気信号に変換する複数
    のセンサと、各センサが電気的に接続されこれらセンサ
    からの電気信号の出力が1と0のときの時間の比を解析
    して被測定物に形成された孔の径、同心的に形成された
    複数の孔の同心度または軸の径を検出する演算器とを具
    備した測定装置。
JP15708378A 1978-12-19 1978-12-19 測定装置 Expired JPS5952962B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15708378A JPS5952962B2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 測定装置

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JP15708378A JPS5952962B2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS5582904A JPS5582904A (en) 1980-06-23
JPS5952962B2 true JPS5952962B2 (ja) 1984-12-22

Family

ID=15641867

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JP15708378A Expired JPS5952962B2 (ja) 1978-12-19 1978-12-19 測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101858736B (zh) * 2010-05-10 2012-04-25 北京理工大学 多焦全息差动共焦超大曲率半径测量方法与装置

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Publication number Publication date
JPS5582904A (en) 1980-06-23

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