JPS595291A

JPS595291A - 音声認識用標準パタ−ン登録方法

Info

Publication number: JPS595291A
Application number: JP57112491A
Authority: JP
Inventors: 秋場　国夫; 角川　允彦
Original assignee: Computer Basic Technology Research Association Corp
Current assignee: Computer Basic Technology Research Association Corp
Priority date: 1982-07-01
Filing date: 1982-07-01
Publication date: 1984-01-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、話者の音声を標準パターンとして登録し、発
声された音声との距離を判定し認識を行なう登録型音声
認識装置の標準パターン登録方法に関するもので、誤認
識や認識不能を改善することができる標準パターン登録
方法を提供するものである。

従来の登録型音声認識装置における標準パターンの登録
は、その装置の登録語数許容内で所定の語を１〜数回発
声することによって行なわれ、登録された標準パターン
どうしの距離のチェックをしないため、パターン間の距
離が近い語どうしを登録したシ、不適切な発声のパター
ンを登録した場合、認識時に他のパターンとの距離も近
くなり、認識不能や誤認識となることが多い。

本発明は、このよう力欠点を除去したもので、話者の音
声を標準パターンとして登録する毎に、既に登録しであ
る他の標準パターンとの距離を算出し、その距離が近い
場合には再登録の警報を出し、話者に再登録を促すこと
によって、認識語句間の距離を離し、高い認識性能を得
ようとするものである。

登録された標準パターンを”１＋Ｓ２＋・・・Ｓ。

とし、入力音声パターンをＳＩＮとしたとき、Ｓｉ　（
＋　”　１　＋　２　＋・・・Ｉ）とＳＩＮの距離をｇ
　（５ＩＮＩ　８４）とする。一般に、ＳＩＮの認識は
次の条件によって行なっている。

（１）ＳＩＮと最も近い距離ｇ（ＳＩＮ、８１′）にあ
る標準パターンを８１′とする時、ｇ　（ＳＩＮ　＋　
Ｓ４’）＜ｅ、であること。

（２）ＳＩＮに２番目に近い距離ｇ　（ｓ、ＮＩ　Ｓ、
／／　）にある標準パターンをＳ、／７とする時、ｇ（ＳＩＮ、　Ｊ″）　　ｇ（ＳＩＮ、　Ｓｉ’）＞ｅ
ｚであること・ここで、ｅｌ　、ｅｚは誤認識を避ける
ためのスレッンユホールドレベルである。

条件（］）は入力音声パターンが、登録されている標準
パターンに、ある程度近いことを必要とし、条件（２）
は第１候補と第２候補との距離の差がある程度ひらいて
いることを必要としたものである。

本発明は、条件（２）をほう助するものである。すなわ
ち、ある入力音声パターンの第１候補と第２候補になり
得る標準パターンＳ　１’　、　５ｒｔｒが非常に近い
場合には、その判定は困難となシ認識不能となる。

しかし、話者にとっては、発声が悪かったのか、もとも
と近い語のために認識不能と々つた′のか判断できない
。したがって、少なくとも標準ノやターンを互いにある
値以上の距離差を有するように選べば、登録による不都
合は低減される。

従来の音声認識装置の概略を第１図に示す。入力音声を
電気信号に変換する音声−電気信号変換器（例えばマイ
クロホン）１、音声信号を増幅する増幅回路２、音声信
号の特徴を抽出する音声分析回路３、゛あらかじめ登録
する音声特徴の標準Ａ？ターンを記憶する標準パターン
記憶回路４、入力音声から抽出された特徴パターンと標
準パターンとをマツチングし、入力音声を識別するマツ
チング回路５、認識結果に屯とづき所定の信号の出力を
制御する出力制御回路６を主構成要素とし、認識性能を
向上させるための入力信号正規化回路７とあらかじめ音
声特徴の標準パターンを登録するだめの登録制御回路８
が付加される。

従来例では、音声特徴の標準パターンを登録す′る場合
には、登録制御回路８によって、音声分析回路３の音声
特徴は標準／ｅターン記憶回路４に格納され、マツチン
グ回路５は動作しない。したがって、標準・ぐターン記
憶回路４に格納されている音声特徴の標準パターンどう
しは互いにマツチングされることはない。他のノやター
ンと非常に類似している場合でも、そのまま登録される
ことになる。

本発明は登録時に、認識性能を低下させる・やターンの
登′録を避けようとするものであり、第２図にその一実
施例を示す。

人力音声を電気信号に変換する音声−電気信号変換器（
例えばマイクロボン）１１、音声信号を増幅する増幅回
路１２、音声信号の特徴を抽出する音声分析回路１３、
あらかじめ登録する音声特徴の標準パターンを記憶する
標準パターン記憶回路１４、入力音声から抽出された特
徴ノ４ターンと標準／ｅターンとをマツチングし、入力
音声を識別するマツチング回路１５、認識結果にもとづ
き所定の信号の出力を制御する出力制御回路１６、認識
性能を向上させるだめの入力信号正規化回路゛１７およ
びあらかじめ音声特徴の標準パターンを登録するための
登録制御回路１８は従来例と同様に構成される。さらに
、マツチング回路１５で算出されるＡターン間の距離信
号を転送する信号線２０に接続され、距離がある設定値
（ｅｚ）以内の時、登録し直しの警報を発するとともに
、登録制御回路１８に登録キャンセル信号を出力する警
報回路１９が付加される。

登録時には、登録する音声特徴パターンをそのまま標準
パターン記憶回路１４に格納せずに、既に格納されてい
る他の／、ｏターン（標準パターン）と順にマツチング
をとって、互いの距離を算出し、信号線２０に出力する
。その値を警報回路１９で、あらかじめ設定されている
値（ｅｚ）より大きいか否かを判定する。すべての標準
パターンに対して距離の値が大きい場合には、「登録」
信号を登録制御回路１８に出力し、そのパターンを標準
パターンとして標準パターン記憶回路１４に格納する。

距離の値が設定値（ｅｚ）よシ小さい場合には、それが
発生したマツチング時点で、「キャンセル」信号を登録
回路１８に出力し、警報を出す。その時のノやターン−
はキャンセルとし標準ノぐターン記憶回路１４には格納
せず、次の音声／？ターンを待つ。

距離が設定値（ｅ２）と同値の場合は、大小どちらか一
方と同処理を行なうようにすればよい。

このように本発明によれば、登録時に登録したい音声特
徴パターンと既に登録済の標準パターンとの距離を算出
し、ある設定した値との比較によってその音声特徴パタ
ーンを登録するか否かを決定することによシ、認識性能
を維持しやすい標準／Ｆターンを登録できる。さらに、
登録不可の場合に、警報を出すことにより話者に再登録
を促すことができる。

なお、話者に対する警報は、ランプ、ブザー音等公知の
ものでよく、限定するものではない０

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の音声認識装置のブロック図、第２図は
、本発明の一実施例における標準パターン登録方法を採
用した音声認識装置のブロック図である。１１・・・音声−電気信号変換器、１２・・・増幅回路
、１３・・・音声分析回路、１４・・・標準パターン記
憶回路、１５・・・マツチング回路、１５．、、出方制
御回路、１７・・・正規化回路、１８・・・登録制御回
路、１９・・・警報回路。

Claims

【特許請求の範囲】（リ　音声式カバターンと既に登録されている１または
複数の標準／Ｅターンとの距離をそれぞれ計算し、この
計算された各距離を所定値と比較して前記音声式カバタ
ーン）前記登録済標準パターンとの各距離がすべて前記
所定値よシ大きい場合のみ、前記音声入力パターンを標
準パターンとして登録することを特徴とする音声認識用
標準パターン登録方法。（２）前記音声式カバターンと前記登録済標準パターン
との各距離のうち少なくとも１つの距離が前記所定値よ
シ小さい場合に、警報を出すことを特徴とする特許請求
の範囲第（０項記載の音声認識用標準パターン登録方法
。