JPS595239B2 - 塩素化炭化水素系溶剤組成物 - Google Patents

塩素化炭化水素系溶剤組成物

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JPS595239B2
JPS595239B2 JP15511276A JP15511276A JPS595239B2 JP S595239 B2 JPS595239 B2 JP S595239B2 JP 15511276 A JP15511276 A JP 15511276A JP 15511276 A JP15511276 A JP 15511276A JP S595239 B2 JPS595239 B2 JP S595239B2
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JP
Japan
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dcp
weight
alcohol
composition
solvent
Prior art date
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Expired
Application number
JP15511276A
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JPS5379779A (en
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俊二 大内
博司 宇田川
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、混合溶剤に関するものである。
詳しくは、1、2−ジクロルプロパンおよび1、1、1
−トリクロルエタン(以下1、1、1−Tと略記する)
、さらにはアルコールからなる組成物であり、その目的
とするところは、金属洗浄をはじめとする多くの工業用
およびドライクリーニング用として不燃性の優れた溶剤
を提供するものである。1、2−ジクロルプロパン(以
下DCPと略記する)は、プロピレンオキシドを製造す
る際に相当量副生することが知られている。
しかし、その重宝な用途は未だ殆んど見出されていない
。その理由は、この種の化合物(塩素化炭化水素)に期
待される溶剤としての性能が、既存の同系統のそれと比
較して特長が見られないためと思われる。すなわち、既
存の同系統の溶剤であるテトラクロルエチレン、トリク
ロルエチレンおよび121、1−T等は不燃性であり、
かつ、溶解力がそれぞれ個性的に優れているのに対し、
DCPは可燃性10(引火点:約16℃)であり、また
、溶解力も劣り、個性的にも特徴がない。過去、DCP
の用途に関する研究は極めて少なく、特に溶剤としては
、僅かな新規組成物が見られるにすぎない。
たとえば、トリクロルエチレン15との組成物(特公昭
49−11555)およびテトラクロルエチレンとの混
合物(特公昭49一37632)等である。これらは共
に不燃化と溶解力向上を計つたものであるが、同時にそ
れぞれ長所短所を有している。たとえば、前者は沸点が
20接近しているので、不燃性にするためには比較的多
量のトリクロルエチレンを混合する必要があり、後者は
DCPの沸点がテトラクロルエチレンのそれよりかなり
低いため、DCPの多量の配合は該組成物の沸点を低下
させ、優れたテトラクロルエ25 チレンの高温での溶
解力が犠牲になる等の問題が発生する。こういつた問題
は、自ずとその用途を限定することになるが、一般的に
は、混合溶剤の宿命ともいえるものである。本発明者ら
は、既存の有用な塩素化炭化水素系n 溶剤と同等の性
能を与え、同様の使用方法ができるよう、DCPについ
て鋭意研究を続けた結果、1、1、1−Tとの組成物が
所期の目的を達成できると同時に、これにアルコール類
を組合せたものは、ある面で、より優れたものになるこ
とを発5 見し、種々検討の未本発明を完成した。
すなわち、本発明は、DCPが5〜75重量%および1
、1、1−Tが25〜95重量%からなJC:−る組成
物であり、さらに加えて、アルコールが20重量%以下
からなり、かつ、DCPと該アルコールの和が75重量
%を超えない組成物である。
本発明組成物の特徴を挙げると下記のとおりである。(
1)不燃性である。
(2)溶解力は1,1,1−Tとほマ同等である。
特に、アルコール配合の組成物は著しく高い溶解力を有
する。(3)脱脂洗浄等の使用においては、浸漬洗浄は
もとより、蒸気洗浄用途にも適し、かつ、1,1,1−
Tの使用条件と殆んど同様に取り扱うことができる。
(4) 1,1,1−Tの蒸気損失をかなり抑えること
ができ、経済的である。
本発明をさらに詳しく説明する。
DCPと混合される1,1,1−Tは、安定化および非
安定化1,1,1−Tのいずれをも使用できる。
しかし、一般によく知られているように、塩素化炭化水
素系溶剤は、多少の相異はあれ、金属と接触すると、該
金属を腐食する性質があり、殊に、1,1,1−Tのそ
れは相対的に著しい。そのため、通常、インヒビターあ
るいは安定剤等が添加された、いわゆる安定化組成物の
形で使用される。したがつて、金属と殆んど接触しない
一過性の用途に対しては、非安定化1,1,1−Tの配
合が可能であるが、用途の広さおよびそのための貯蔵等
を考慮すると、安定化1,1,1−Tを用いることが好
ましい。また、インヒビターの金属防食効果は、その種
類および塩素化炭化水素の種類によつて著しく異なるが
、1,1,1−T用の多くのインヒビターは、DCPに
もほマ同様の効果を有することを見出した。したがつて
、十分に安定化された1,1,1−Tを配合する場合に
は、改めて本発明組成物の安定化を行う必要は殆んどな
い。この1,1,1−Tを25〜95重量?とDCPを
5〜75重量?混合する。
1,1,1−Tが25%以上であり、DCPが75重量
%以下であれば引火点が見られない。
つまり不燃性である。しかし、蒸発によつて減少する残
液は、1,1,1−Tの相対的蒸発速度が速い結果、し
だいに引火性が見られるようになること、および安定化
1,1,1−Tの場合は、安定剤(殆んどのものが可燃
物)の添加量の違いが見られることなどから、上記した
限界の組成物(1,1,1−T25%、DCP75%)
の使用は実用上好しくない。好ましい組成比は、使用目
的および使用方法によつて異なるが、用済後の廃液の組
成比が1,1,1−T25以上、DCPが75以下にな
るものであり、一般には、DCPが65%以下、1,1
,1−Tが35%以上である。この組成では、たとえば
蒸気洗浄を行うと、不燃性の1,1,1−Tに富んだ蒸
気で洗浄を行うこととなり、安定化1,1,1一Tの場
合の蒸気洗浄と、洗浄条件および操作条件共に殆んど変
らないものとなり、洗浄槽も改造を行うことなく、1,
1,1−T用をそのま\使用することができる。同様の
ことがドライクリーニングの場合にもあてはまる。DC
Pと1,1,1〜Tの混合溶剤の各種の汚れに対する洗
浄力は、1,1,1−Tのそれと同等であり、これにア
ルコールを少量加えたものは、溶解力および溶解能共に
著しく向上する。
添加されるアルコールとしては、メタノール、エタノー
ル、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノ
ール、イソブタノール、第二ブタノール、第三ブタノー
ル、n−アミルアルコール、活性アミルアルコール、イ
ソアミルアルコール、第二アミルアルコール、3−ベン
タノール、第三アミルアルコール、フーゼル油、n−ヘ
キサノール、メチルアミルアルコール、2−エチルブタ
ノール、n−ヘブタノール、2−ヘブタノール、3−ヘ
ブタノール、シクロヘキサノール、2−メチルシクロヘ
キサノール、ベンジルアルコール、グリシドール、フル
フリルアルコール、エチレングリコールモノアルキルエ
ーテル類、プロピレングリコールおよびプロピレングリ
コールモノアルキルエーテル等があり、1種または1種
以上を用いる。添加量は20重量?以下である。20重
量?以上では、アルコールの種類にもよるが、DCPを
含まない場合でも可燃性になること、および溶解性能の
向上に限界が出てくることによる。
なお、下限は特にないが、明瞭なアルコール添加効果を
得るためには3%以上が望ましい。また、アルコールと
DCPの両者で可燃性となる限界は、アルコールの種類
および両者の比によつて多少異なるが、両者の和がおお
よそ75%のところである。かくして得られるDCPお
よび1,1,1−Tからなる組成物、またはDCP,l
,l,l−Tおよびアルコールからなる組成物は、いず
れも常温洗浄用溶剤、蒸気洗浄用溶剤、ドライクリーニ
ング用溶剤、およびその他の工業用の各種溶剤として用
いることができる。以下実施例をもつて本発明をさらに
詳細に説明・する。
実施例 1 DCPと1,1,1−Tを種々の割合に混合し、得られ
た種々の組成物について、引火点および初留点を測定し
た結果を第1表に示し、各種油脂に対する溶解力を他の
溶剤と共に第2表に示す。
ただし、1,1,1−Tは旭タウ(株)製の安定化1,
1,1−T(商品名クロロセンNU)を用い〕た。また
、引火点測定はタグ密閉式で行つた。たゞし、溶解力測
定は次のように行つた。5×7cTnの100#ステン
レス金網(約1.61)に牛脂は2.31)パーム油は
1.81)グリースは2.7g、切削油(日本石油製ユ
ニカツトTB−45)は1.89を正確に、かつ一様に
塗布し、それぞれの溶剤11中に浸漬し、液温25℃の
条件下に一定時間放置した。
浸漬放置時間は牛脂で1分、パーム油30秒、グリース
3分および切削油30秒とした。浸漬後、金網(および
塗布油脂)に付着している溶剤を乾燥し、ついで重量を
秤ることによつて溶解油脂分を算定した。DCP65%
および1,1,1−T35%の組成物の蒸発速さを測定
した。
その結果は図面に示すとおりである。この結果は、本発
明の組成物が通常の条件下で1,1,1−Tより蒸発し
難く、安定化1,1,1−Tの単独使用よりも経済的で
あることを示す。
なお、本測定は直径50mm)高さ50mmのガラス製
秤量皿に溶剤を入れ、これを一定気流下の室内に放置し
、減量をみたものである。実施例 2 安定化1,1,1−T(旭タウ社製クロロセンNU),
DCPおよびアルコールを混合し、種々の組成物を得た
それぞれのKB値および引火点を第3表に示す。この結
果から、溶解力(KB値)が大巾に向上していることが
解る。たマし、EtOHはエタノール、IPAはイソプ
ロパノール、BuOHは第三ブタノールを示す。
また、引火点測定はタグ密閉式によつた。なお、1,1
,1−Tは旭タウ(株)製安定化1,1,1一T(商品
名タロロセンNU)を用いた。実施例 3 4重量部の安定化1,1,1−T(旭タウ社製クロロセ
ンVG)と6重量部のDCPとを混合した。
得られた混合溶剤を浸漬洗浄槽と蒸気洗浄槽からなる一
般的な1,1,1−T用洗浄装置に仕込み、防錆油およ
び切削油等の油分を含む金属部品を洗浄した。洗浄結果
は1,1,1−Tの場合と全く変らなかつた。自然蒸発
および被洗物の持出しによる溶剤減少分を上記と同組成
の溶剤で補充し、洗浄を続けた。油分およびその他汚れ
が35容量?を占めた時点を溶剤の使用可能限界とみな
し、この時の組成を調べた結果、1,1,1−Tが31
%,DCPが69%であつた(引火性なし)。
【図面の簡単な説明】
DCP65%および1,1,1−T35%の組成物の蒸
発速さを測定した結果を示す図表である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1,2−ジクロルプロパンが5〜75重量%および
    1,1,1−トリクロルエタンが25〜95重量%から
    なる塩素系炭化水素系溶剤組成物。 2 1,2−ジクロルプロパンが5〜75重量%、1,
    1,1−トリクロルエタンが25〜95重量%および1
    種以上のアルコールが20重量%以下からなり、かつ1
    ,2−ジクロルプロパンおよびアルコールの和が75重
    量%を超えない溶剤組成物。
JP15511276A 1976-12-24 1976-12-24 塩素化炭化水素系溶剤組成物 Expired JPS595239B2 (ja)

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