JPS5952284A - 表示板とその製作方法 - Google Patents

表示板とその製作方法

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JPS5952284A
JPS5952284A JP16288882A JP16288882A JPS5952284A JP S5952284 A JPS5952284 A JP S5952284A JP 16288882 A JP16288882 A JP 16288882A JP 16288882 A JP16288882 A JP 16288882A JP S5952284 A JPS5952284 A JP S5952284A
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JP
Japan
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metal powder
plate
plastic
ink
layer
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JP16288882A
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JPS6131470B2 (ja
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井ノ上 貞夫
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NANIWA PROCESS KK
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NANIWA PROCESS KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種ネームプレートやナンバープレート、標識
プレー゛ト等の表示板とその製作方法に関するものであ
る。
従来、上記表示板はシルクスクリーン印刷(プロセス印
刷)によって製作されたものが多用されている。このシ
ルクスクリーン印刷法は、原稿を写真製版してポジティ
ブを作り、これをプラスチック板の表面にシルクスクリ
ーン印刷する方法であるが、これによると、インク付着
部分と非付着部分の二通り、いいかえれば色の対比のみ
によって文字等をあられすものであるため、どうしても
表現が単純化、画一化し、また平板的で立体感に欠ける
ことと相俟って製品としては風格に欠け、安っぽい感じ
を受けることは周知の通りである。
一方、別の表示板製作方法として銅板等の金属板を素材
とするエツチング法があるが、このエツチング法による
表示板は、素材のもつ重厚感、金属光沢等によって風格
豊かに形成されるものの、難点として非常に高価につく
ため、社名表札等ごく一部にしか採用されておらず、汎
用性に乏しいものであった。
本発明は上記の点に鑑み、ベースがプラスチックで安価
ですみ、しかも視覚的には重厚なメタリック感を有し、
エツチングによる表示板と比較しても遜色のない風格を
もった表示板とその製作方法を提供せんとするものであ
る。
なお、本発明でいう表示板は、文字やマークが表示され
た一般的な表示板のほか、壁面レリーフ等に使用される
種々の図形や模様が描かれたレリーフプレートをも含む
ものである。
本発明表示板の特徴とするところは、金属粉入りプラス
チックから成り、金属粉が表層部を覆い、この金属粉層
の表面に文字等が凸面または凹面として描かねてなる点
に存する。
また、本発明にか\る表示板の製作方法の特徴とすると
ころは、シルクスクリーン印刷により、表面に文字等が
インク付着凸面またはインク非付着凹面としてあられれ
た原版を作成し、この原版の表面に、金属粉が混入され
たプラスチック材料にて注型成形を行なうことにより、
上記金属粉がプラスチック材料との比重差にて原版表面
側に沈澱して金属粉層が形成さね、かつこの金属粉層に
上記原版の文字等をあられすインクが写し取られたプラ
スチック板を成形し、しかるのち、このプラスチック板
からインクを除去することにより、上記金属粉層に文字
等が凸面または凹面として描かれた表示板を得る点に存
する。尚、本発明にいう金属粉層とは、プラスチックを
バインダーとして金属粉が高密度に集積した層のことで
ある。
以下、本発明の実施例を図に依拠して説明する。
第1図および第2図に本発明の実施例品としてのネーム
プレートPを示している。このネームプレー)Pの表面
には、中央に「大和株式会社」と大きな邦文字(以下、
大文字と称す)1・・・が凹面で、下部ニr YAMA
TOCo 、Ltd J ト小さな英文字c以下、小文
字と称す)2・・・が凸面でそれぞれ表示されている。
従って、大文字1・・・の地面3が凸面、小文字2・・
・の地面4が凹面となっている。このプレートPは、全
体が金属粉入りプラスチックにて形成され、混入された
金属粉の色に染まった金属粉混入プラスチックベース層
(以下、単にベース層と記す)5の表側、すなわちプレ
ート表層部に、金属粉による薄い金属粉層6が一体に形
成されている。プラスチック材料に混入する金属粉(化
学的に作られた顔料を含む)は、金粉、銀粉、銅粉、青
銅粉等、所望に応じて種々任意に選択しうるところであ
り、金粉を混入すれば全体が金色に、銀粉を混入すれば
銀色に、その金属粉の色に着色される。但し、同じ金属
粉色であっても、金属粉層6はその金属粉のもつ純粋な
金属色となり、ベース5はプラスチック材料と金属粉と
の混合によって暗味を帯びた金属色となる。
このネームプレートPは次のようにして製作するもので
ある。この方法による製作工程は、概ねシルクスクリー
ン印刷による原版作成→この原版をもとにしての金属粉
入りプラスチック板の注型成形→該プラスチック板から
のインク除去、となる。
(イ)原版作成  5− 「大和株式会社」および[YAMATOCo、LtdJ
の文字1a・・・、2a・・・が記載された第6図に示
す原稿P1を写真製版して図示しないポジティブ(印刷
版)をつくり、これをもとに、第4.5図に示すように
ガラス板等の表面が平滑で耐熱性に富む板7の表面に水
性白色インクを用いてシルクスクリーン印刷することに
より原版P2を作成する。この原版P2は、原稿P1お
よび第1,2図に示す完成品Pとはネガティブの関係に
あり、大文字1b・・・と小文字地面4bとが、インク
が付着せる凸面(第4図に斜線で示す)、小文字2b・
・・および大文字地面3bがインク非付着面としての凹
面となる。
(ロ) プラスチック注型成形 上記原版P2をもとに第6図に示す如く型8を組み、こ
の型8に金属粉入りプラスチック材料P3’を流し込ん
で注型成形を行なう。この材料P3’の主体には、透明
なポリエステル樹脂またはアクリル樹脂等の透明プラス
チック材料を用い、溶融状態の該材料に硬化剤とともに
金属粉を入れ、よく混合させることにより、全体が金属
粉の色に着色 6− された材料P6′を得る。しかして、この金属粉入りプ
ラスチック材料P3′を型8に流1.込むと、金属粉と
プラスチック材料の比重差により、金属粉が沈澱して原
版P2の表面側に、プラスチックをバインダーとして金
属粉が高密度に集積した金属粉層6′が形成される。そ
して、材料硬化後または半硬化後、離型することにより
、第7図に示す如きベース層5と金属粉層6とから成る
プラスチック板P3#(得られる。このプラスチック板
P3には、金属粉層乙の表面に、前記原版P2の凸面を
形成せる1大和株式会社」の大文字1b・・・および小
文字地面4bのインクが写し取られ、このインクにて第
8図に示す如く、原稿P1に対してはポジティブの関係
となる大文字1C・・・、および小文字地面4C(第8
図斜線で示す)が小文字2Cおよび大文字地面6Cと面
一に描かれる。なお、金属粉層乙の厚みは、金属粉の混
入量、比重、硬化速度等によって定まる。
e→   イ  ン  り  除 去 上記プラスチック板P3を洗浄し、大文字1C・・・お
よび小文字地面4Cのインクを除去−する。洗浄は、た
とえばトロールおよび洗剤に゛よる洗浄液中でプラスチ
ック板23表面をブラシにて擦ることによって行なう。
このときインクは、金属粉層乙に含浸して密着不分離と
なった分が薄い密度で残存し、淡い白色を呈する。
こうしてインクを除去することにより、該インクが付着
していた部分が凹面となり、この凹面をもって大文字1
・・・および小文字地面4があられさね、小文字2・・
・および大文字地面4が相対的に凸面であられさねた第
1,2図に示すネームプレートPが得られる。
このようにして得られたネームプレートPは、主体がプ
ラスチックでありながら、プラスチック感がなくてメタ
リック感を有し、とくに表面は金属粉層乙によって金属
と変わらぬ外観を呈する。
そして、このメタリック感をもつ表面に凹凸によって文
字をあられしているため、従来のシルクスクリーン印刷
によるプレートにはない立“体感が得られ、まさにエツ
チングの趣きを有することとなる。
なお、このプレー)Pは、上記のようにインク除去終了
段階ですでに充分な表示効果と装飾効果を有するため、
そのま\でも勿論実用に供しうるが、仁の後みがき加工
を加えることにより、あるいはさらにそのうえにクリヤ
ー加工を施すことによってより一層商品価値を高めるこ
とができる。
みがき加工は、表面をサンドペーパーによって荒みがき
したのち、パフ仕上げする。こむにより、プレート表面
、すなわち金属粉層乙の表面が艶出しされ、金属光沢が
生まれることとなる。また、クリヤー加工は、表面を透
明プラスチック皮膜で覆うものである。このクリヤー加
工を施せば、表面の凹凸が一層鮮明となり、表示効果が
高められるだけでなく、表面の化学変化による変、退色
ならびに汚損、損傷を防止することができる。
ところで、原版作成時のシルクスクリーン印刷のインク
は、のちのプラスチック版P3からのインク除去を容易
にするために通常は水性インクを用いるが、この除去の
問題の解決さえつけば油性イ 9− ンクを用いてもよい。また、同インクは白色に限られず
、プレート色との対比等において種々任意に選択しうる
ところである。
一方、プレート表面の凹凸関係は所望に応じて適宜選択
可能である。たとえば、原版P2の作成段階で、大文字
1b・・・をインク非付着面としておけば仕上がり状態
で大文字1・・・が小文字2・・・同様凸面であられわ
る。また、上記実施例では説明をわかり易くするために
比較的単純なネームプレートを例にあげたが、本発明は
、字数のもって多い、あるいはマークや図形が組み合わ
された複雑なネームプレートにも上記同様に実施できる
。また、勿論、ネームプレートに限らず、ホテルのナン
バープレート等の各種ナンバープレート、標識プレート
、各種案内板その他、表示板全般に適用可能である。加
えて、店舗等の壁面レリーフとして使用される抽象図形
や模様等が描かれた各種サイズのレリーフ板にも適用す
ることができる。さらに避難経路案内板等において点字
をあわせ示すことも可能である。
 10− 以上述べたように本発明の表示板は、表層部が金属粉層
となり、この金属粉層の表面に文字等を凸面または凹面
によってあられしたものであり、主体がプラスチックで
あるため安価でありながら、従来のシルクスクリーン印
刷によって製作された表示板にはない立体感が得られる
とともに、メタリック感と重厚感を有し、エツチング板
に比しても遜色のない風格を備えるものである。しかも
、エツチング板より遥かに安価となるため汎用性に富み
、かつ軽量であるとともに、取付けにも便利となり、加
えてエツチング板のように厚みに制約を受けることもな
い等、プラスチック板とエツチング板双方の長所を活か
した種々のすぐねた効果を奏するものである。
また、本発明方法によるときは、上記表示板を、シルク
スクリーン印刷による原版作成、この原版をもとにして
の金属粉入りプラスチック板の注型成形、該プラスチッ
ク板からのインク除去、という基本的には三段階の工程
によって簡単に能率良く製作でき、製作コストも安くて
すむものである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施・例を示し、第1図は製品としてのネ
ームプレートの斜視図、第2図は第1図n−n線に沿う
拡大断面図、第6図は原稿の平面図、第4図は原版の平
面図、第5図は第4図V−V線に沿う拡大断面図、第6
図は注型成形工程を示す断面図、第7図は注型成形によ
って得られたプラスチック板の断面図、第8図は同平面
図である。 P−・・ネームプレート(表示板)、6・・・金属粉層
、1.4・・・凹面であられさねた文字、地面、2.3
・・・凸面であられされた文字、地面、P2・・・原版
、1b、4b・・・インク付着凸面として描かねた文字
、面、2b、3b・・・インク非付着面として描かれた
文字、面、P3・・・プラスチック板、P3′−・・金
属粉入りプラスチック材料。 特 許 出 願 人  株式会社 ナニワプロセス第 
 3  図 第  4  図 第  5  図 第  6  図 第  7  図 第  8  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 金属粉入りプラスチックから成り、金属粉が表層
    部を覆い、この金属粉層の表面に文字等が凸面または凹
    面として描かれてなることを特徴とする表示板。 2、 シルクスクリーン印刷により、表面に文字等がイ
    ンク付着凸面またはインク非付着凹面としてあられされ
    た原版を作成し、この原版の表面に、金属粉が混入され
    たプラスチック材料にて注型成形を行なうことにより、
    上記金属粉がプラスチック材料との比重差にて原版表面
    側に沈澱して金属粉層が形成され、かつこの金属粉層に
    上記原版の文字等をあられすインクが写し取られたプラ
    スチック板を成形し、しかるのち、このプラスチック板
    からインクを除去することにより、上記金属粉層に文字
    等が凸面または凹面として描かねた表示板を得ることを
    特徴とする表示板の製作方法。
JP16288882A 1982-09-18 1982-09-18 表示板とその製作方法 Granted JPS5952284A (ja)

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JP16288882A JPS5952284A (ja) 1982-09-18 1982-09-18 表示板とその製作方法

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JPS6131470B2 JPS6131470B2 (ja) 1986-07-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321809A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Nidec Sankyo Corp 水力発電装置
JP2014184091A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Daito Giken:Kk 遊技台用回路基板

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321809A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Nidec Sankyo Corp 水力発電装置
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