JPS595204Y2 - 真空スイツチ - Google Patents
真空スイツチInfo
- Publication number
- JPS595204Y2 JPS595204Y2 JP7806978U JP7806978U JPS595204Y2 JP S595204 Y2 JPS595204 Y2 JP S595204Y2 JP 7806978 U JP7806978 U JP 7806978U JP 7806978 U JP7806978 U JP 7806978U JP S595204 Y2 JPS595204 Y2 JP S595204Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding body
- hole
- lid
- vacuum
- check valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Actuator (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は通孔閉塞用としての伸縮体を利用することな
く、所定個所に常時真空室を形成することで永き使用に
よく耐え得る真空スイッチに係るものである。
く、所定個所に常時真空室を形成することで永き使用に
よく耐え得る真空スイッチに係るものである。
従来における真空スイッチにあっては、通孔閉塞用の部
材としてベローズ、ダイヤフラム、コイルスプリング、
ブルドン管等を使用しているが、スイッチ本体のいづれ
かに漏洩個所が発生すると、その漏洩により前記のベロ
ーズその他の部材は伸縮し、しかして漏洩に気付かない
ときはスイッチの作動の都度ベローズ等の部材が伸縮し
、次第に弾性を喪失すると共に、亀裂・破損等の現象に
より遂にはスイッチとしての機能を著しく低下し、また
は全く喪失するに至る。
材としてベローズ、ダイヤフラム、コイルスプリング、
ブルドン管等を使用しているが、スイッチ本体のいづれ
かに漏洩個所が発生すると、その漏洩により前記のベロ
ーズその他の部材は伸縮し、しかして漏洩に気付かない
ときはスイッチの作動の都度ベローズ等の部材が伸縮し
、次第に弾性を喪失すると共に、亀裂・破損等の現象に
より遂にはスイッチとしての機能を著しく低下し、また
は全く喪失するに至る。
また通孔閉塞のために前記部材を閉塞方向に常時弾発・
付勢しておく必要上、たとい漏洩がなくとも、部材を構
成する材質そのものが永き使用により次第に疲労・劣化
して通孔閉塞の機能を低下させることになり、甚しきに
至っては機能の喪失を招来することになる。
付勢しておく必要上、たとい漏洩がなくとも、部材を構
成する材質そのものが永き使用により次第に疲労・劣化
して通孔閉塞の機能を低下させることになり、甚しきに
至っては機能の喪失を招来することになる。
従っていづれの場合に際しても新品との交換を必要とす
るが、度重なる交換によっても通孔閉塞の機能をよく発
揮し得るように常時密封状態を保持させるように組付け
なければならない故、その組付作業にも留意が必要であ
る管種々の欠点を免れ難い。
るが、度重なる交換によっても通孔閉塞の機能をよく発
揮し得るように常時密封状態を保持させるように組付け
なければならない故、その組付作業にも留意が必要であ
る管種々の欠点を免れ難い。
そこでこの考案は前述のような欠点を改良すべく、通孔
閉塞部材としてベローズ、ダイヤプラム、コイルスプリ
ングのような伸縮体を全く使用せず、常時真空状態を保
持可能な真空スイッチを提供しようとするもので、真空
源に連通ずる誘導孔を一側に設けた筐体に、摺動体を摺
動自在に密嵌し、該摺動体と筐体他側に定着した蓋体と
の間に、常時、真空状態下の空所を介在させ、この空所
に面する摺動体と一体の押圧子を、前記蓋体を貫通して
筐体外部に突出させ、その先端を筐体外側の作動部材に
接離自在に臨ませると共に、前記空所に開放せる摺動体
の通孔の誘導孔側に一部が密嵌された逆止弁を常時蓋体
側に押圧・付勢させてなるものである。
閉塞部材としてベローズ、ダイヤプラム、コイルスプリ
ングのような伸縮体を全く使用せず、常時真空状態を保
持可能な真空スイッチを提供しようとするもので、真空
源に連通ずる誘導孔を一側に設けた筐体に、摺動体を摺
動自在に密嵌し、該摺動体と筐体他側に定着した蓋体と
の間に、常時、真空状態下の空所を介在させ、この空所
に面する摺動体と一体の押圧子を、前記蓋体を貫通して
筐体外部に突出させ、その先端を筐体外側の作動部材に
接離自在に臨ませると共に、前記空所に開放せる摺動体
の通孔の誘導孔側に一部が密嵌された逆止弁を常時蓋体
側に押圧・付勢させてなるものである。
以下図面についてこの考案の一実施例を述べるに、図示
しない真空源に連通ずる誘導孔aが穿設された突出部1
を筐体Vの一側(図面において右側)に形成する一方、
他側(図面において左側)の端部に止着具jたとえば止
ネジにより蓋体2を固定し、この蓋体2と誘導孔aとの
間に形成された空所3に、ロッド状の押圧子4を有する
摺動体Sの拡開片5を摺動可能に密嵌し、前記押圧子4
を蓋体2の通孔り内周面に設けたパツキン6を貫通して
外側に一部を突出させ、この押圧子4の先端(図面にお
いて左端)を、外側に設置された作動部材7たとえばマ
イオロスイッチの接触片tに接離自在に臨ませ、また摺
動体Sの一部に貫通した通孔すに、断面が十字状の逆止
弁8の挿入片dを密嵌すると共に、脚片eに一端を係止
せるコイルスプリングfの他端を摺動体Sにおける膨出
片9の凹所gに係入し、しかして前記コイルスプリング
fは逆止弁8を常時蓋体2側に押圧・付勢させ、膨出片
9側に向けてだけ開放可能とすると共に、蓋体2と摺動
体Sの他側との間に介在せる空所10を常時真空状態下
においである。
しない真空源に連通ずる誘導孔aが穿設された突出部1
を筐体Vの一側(図面において右側)に形成する一方、
他側(図面において左側)の端部に止着具jたとえば止
ネジにより蓋体2を固定し、この蓋体2と誘導孔aとの
間に形成された空所3に、ロッド状の押圧子4を有する
摺動体Sの拡開片5を摺動可能に密嵌し、前記押圧子4
を蓋体2の通孔り内周面に設けたパツキン6を貫通して
外側に一部を突出させ、この押圧子4の先端(図面にお
いて左端)を、外側に設置された作動部材7たとえばマ
イオロスイッチの接触片tに接離自在に臨ませ、また摺
動体Sの一部に貫通した通孔すに、断面が十字状の逆止
弁8の挿入片dを密嵌すると共に、脚片eに一端を係止
せるコイルスプリングfの他端を摺動体Sにおける膨出
片9の凹所gに係入し、しかして前記コイルスプリング
fは逆止弁8を常時蓋体2側に押圧・付勢させ、膨出片
9側に向けてだけ開放可能とすると共に、蓋体2と摺動
体Sの他側との間に介在せる空所10を常時真空状態下
においである。
図中に、 l。m、 nは夫々「O」リング11は蓋
体2に取付けた台盤で゛ある。
体2に取付けた台盤で゛ある。
この考案は前述のような構成であるから、誘導孔aが真
空源に連通されているとき摺動体Sは図示の位置に静止
・定置しているが、空気漏洩があると、誘導孔a内は大
気圧と連通するため摺動体は蓋体2側に押圧される故、
押圧子4の先端で作動部材7の接触片tに当接し、之を
作動させて空気漏洩が検知可能となる。
空源に連通されているとき摺動体Sは図示の位置に静止
・定置しているが、空気漏洩があると、誘導孔a内は大
気圧と連通するため摺動体は蓋体2側に押圧される故、
押圧子4の先端で作動部材7の接触片tに当接し、之を
作動させて空気漏洩が検知可能となる。
しかしてこの際空所10は常時真空状態下におかれてい
るので、逆止弁8も通孔すを介して空所10側に吸引さ
れるから、コイルスプリングfによる通孔すの閉塞作用
を特に必要とせず、摺動体Sの蓋体2側に押圧する圧力
と蓋体2の空所3側における面に作用する力との差で摺
動体Sは蓋体2側に移動できる故、逆止弁Bは空気漏洩
時における通孔すの閉塞部材としてではなく、単に逆止
弁8を真空状態下の通孔すに嵌入するだけの機能で充分
なため、通孔閉塞の都度、伸縮を反覆し、遂に復原力を
喪失して閉塞部材としての機能を果し得なくなるような
従来におけるベローズ、ダイヤフラム、コイルスプリン
グ等を必要とせず、よって通孔閉塞時において伸縮体の
伸縮を必要不可欠としていた従来の観念および方式を全
て一掃でき、また逆止弁8の一部(挿入片d)が摺動体
Sの通孔に密嵌され、しかもこの逆止弁8は蓋体2の側
に向けて、常時、コイルスプリングfのような弾発材で
押圧付勢されている故、逆止弁8から不測のうちに摺動
体Sが離脱して誘導孔aを介し大気と連通ずるような惧
れを未然に防ぎ、よって空所10を常に真空状態を保持
できると共に、空気漏洩の場合において摺動体Sの蓋体
2側への移動時には逆止弁8自体が摺動体Sの円滑かつ
確実な誘導部材としての機能を果たすので、押圧子4に
よる作動部材7の作動を確実に行わせ得るし、なお、蓋
体2と摺動体Sとの間において常時真空状態を保持せる
空所を筐体内に存せしめることで通孔閉塞部材としての
伸縮体を不要としたので、空気漏洩時においても特に部
材を交換することなく、しかも全体としての構造におい
ても複雑化する惧れもないので故障発生の懸念がなく、
永き使用に耐え、利用者にとっては経済的である上に、
安心裡に利用できる等の実益を有するものである。
るので、逆止弁8も通孔すを介して空所10側に吸引さ
れるから、コイルスプリングfによる通孔すの閉塞作用
を特に必要とせず、摺動体Sの蓋体2側に押圧する圧力
と蓋体2の空所3側における面に作用する力との差で摺
動体Sは蓋体2側に移動できる故、逆止弁Bは空気漏洩
時における通孔すの閉塞部材としてではなく、単に逆止
弁8を真空状態下の通孔すに嵌入するだけの機能で充分
なため、通孔閉塞の都度、伸縮を反覆し、遂に復原力を
喪失して閉塞部材としての機能を果し得なくなるような
従来におけるベローズ、ダイヤフラム、コイルスプリン
グ等を必要とせず、よって通孔閉塞時において伸縮体の
伸縮を必要不可欠としていた従来の観念および方式を全
て一掃でき、また逆止弁8の一部(挿入片d)が摺動体
Sの通孔に密嵌され、しかもこの逆止弁8は蓋体2の側
に向けて、常時、コイルスプリングfのような弾発材で
押圧付勢されている故、逆止弁8から不測のうちに摺動
体Sが離脱して誘導孔aを介し大気と連通ずるような惧
れを未然に防ぎ、よって空所10を常に真空状態を保持
できると共に、空気漏洩の場合において摺動体Sの蓋体
2側への移動時には逆止弁8自体が摺動体Sの円滑かつ
確実な誘導部材としての機能を果たすので、押圧子4に
よる作動部材7の作動を確実に行わせ得るし、なお、蓋
体2と摺動体Sとの間において常時真空状態を保持せる
空所を筐体内に存せしめることで通孔閉塞部材としての
伸縮体を不要としたので、空気漏洩時においても特に部
材を交換することなく、しかも全体としての構造におい
ても複雑化する惧れもないので故障発生の懸念がなく、
永き使用に耐え、利用者にとっては経済的である上に、
安心裡に利用できる等の実益を有するものである。
図面はこの考案に係る一実施例の要部縦断面図である。
S・・・・・・摺動体、■・・・・・・筐体、a・・・
・・・誘導孔、b・・・・・・通孔、2・・・・・・蓋
体、4・・・・・・押圧子、7・・・・・・作動部材、
8・・・・・・逆止弁、10・・・・・・空所。
・・・誘導孔、b・・・・・・通孔、2・・・・・・蓋
体、4・・・・・・押圧子、7・・・・・・作動部材、
8・・・・・・逆止弁、10・・・・・・空所。
Claims (1)
- 真空源に連通ずる誘導孔を一体に設けた筐体に、摺動体
を摺動自在に密嵌し、該摺動体と筐体他側に定着した蓋
体との間に、常時、真空状態下の空所を介在させ、この
空所に面する摺動体と一体の押圧子を、前記蓋体を貫通
して筐体外部に突出させ、その先端を筐体外側の作動部
材に接離自在に臨よると共に、前記空所に開放せる摺動
体の通孔の誘導孔側に一部が密嵌された逆止弁を、常時
、蓋体側に押圧・付勢させてなる真空スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7806978U JPS595204Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 真空スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7806978U JPS595204Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 真空スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54179393U JPS54179393U (ja) | 1979-12-18 |
JPS595204Y2 true JPS595204Y2 (ja) | 1984-02-16 |
Family
ID=28994819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7806978U Expired JPS595204Y2 (ja) | 1978-06-09 | 1978-06-09 | 真空スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS595204Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-09 JP JP7806978U patent/JPS595204Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54179393U (ja) | 1979-12-18 |
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