JPS5950780B2 - 手編機の信号読取装置 - Google Patents

手編機の信号読取装置

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JPS5950780B2
JPS5950780B2 JP53018225A JP1822578A JPS5950780B2 JP S5950780 B2 JPS5950780 B2 JP S5950780B2 JP 53018225 A JP53018225 A JP 53018225A JP 1822578 A JP1822578 A JP 1822578A JP S5950780 B2 JPS5950780 B2 JP S5950780B2
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sensor
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reflector
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良治 山田
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート或いはカード等の媒体に記録した編成模
様信号を該媒体に沿つて走行する光学的反射式のセンサ
ーで読取る手編機の信号読取装置に関する。
従来、この種信号読瑣装置としては、光反射性のシート
に升線によつて一段が矩形状の複数の画素領域を多段に
形成し、その所望の画素領域を光反射率の悪い例えば黒
色インクで塗りつぶすことにより編成模様信号たる絵模
様を描き、このシートに沿つて走行する光学的反射式の
センサーを設け、更にこのセンサーの走行に連動して走
行するサンプリングセンサー若しくはセンサーの走行に
連動して回転するサンプリング円板を有し前記シートの
一段における複数の画素領域に対応してサンプリングパ
ルスを発生するサンプリングパルス発生機構を設け、こ
のサンプリングパルス発生機構からサンプリングパルス
が発生した時点における画素領域に編成模様信号たる絵
模様があるか否かをセンサーで読取るようにした機構の
ものが考えられており、そのセンサーの読取信号によつ
て運針部材を制御して所望の編針を選別し、選別された
編針によつて前記絵模様に対応する編模様を編成させる
ようにしている。
ところが、上記従来の構成では、絵模様を読取るセンサ
ーの他にこのセンサーの走行に連動するサンプリングパ
ルス発生機構を設けているので、それだけ可動部が多く
なつて構造が複雑で組立てが面倒になり、総じて高価と
なる不具合があつた。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、その目的は、編成模様信号を記録した媒体と
この媒体に沿つて走行する光学的反射式のセンサーとの
間に該媒体上の信号或いは媒体そのもののいずれの部分
に対しても異なる光反射性能をもつ反射体を列設し、更
に上記センサーに接吠してそのセンサーの出力信号から
媒体上の信号或いは媒体そのもの並びに反射体の三者を
識別できる分離回路を設け、この分離回路から出力され
る反射体検出信号をサンプリングパルスとして媒体上の
信号をデイジタル電気信号に変換して出力する構成とす
ること匹よつて、従来のようなセンサーの走行に連動す
るサンプリングパルス発生機構は必要なく、従つて構造
が簡単で組立てが容易になり、総じて安価になし得る手
編機の信号読取装置を提供するにある。
以下本発明の一実施例につき第1図乃至第4図を参照し
て説明する。
先ず、手編機Xの構成について第1図及び第2図に従つ
て述べる。
1は針床2を有する木枠で、該針床2には例えば200
本の編針バツト3のみ図示が前後方向に移動し得るよう
に設けられ且つこれらの編針のバツト3を案内する案内
溝4を有する溝板5が取付けられている。
6は機枠1の後方部位に上下移動可能に保持された媒体
としてのシートであり、これは光反射性を有するもので
、例えば一般的な白色紙製のカード或いは粗面状をなす
ポリエステル製のシート等からなる。
そして −このシート6の両側部には多数の係合孔7が
形成されており、この係合孔1は機枠1内に配設された
送り爪車8に係合されているとともに、その送り爪車8
は減速器付の段送りモータ9によつて回転されるように
なつており、段送りモータ9にパ こルスが与えられる
毎に送り爪車8が所定方向に一定角度回動され、以つて
シート6が矢印10方向に一段づつ段送りされるように
なつている。この場合、段送りモータ9には編成作用を
行なうために針床2上を摺動操作されるギアリン(図示
5せず)が右行から右行及び左行から右行に反転され
る毎に図示しないギアリン反転検出器からのキャジリ反
転パルスが遅延回路を介して与えられる。更に、前記シ
ート6の片面には多数の縦横の升線11,12によつて
多数の矩形状の画素領域134が多段に形成され、特に
本実施例では横一段が複数個たる8個の画素領域13か
らなるように設定されている。そして、このシート6に
は所望の画素領域13該シート6とは光反射性能の異な
る例えばシート6より光反射率の悪い黒色インクによつ
て塗りつぶすことにより編成模様信号たる絵模様14が
描き記録されている。15は螺杆であり、これは機枠1
内の支枠16等に前記シート6に沿つてこれを横切るよ
うにして回転自在に支承されており、その左端部は減速
器付の正逆回転可能な駆動モータ11に連結されている
18は前記支枠16に螺杆15と平行になるように取付
けられた案内棒である。
19は前記螺杆15に螺挿され且つ案内棒18に挿通支
持されたセンサー基台で、これは、前記駆動モータ11
が例えば正回転すると螺杆15を介して右方向たる矢印
20方向に走行され、駆動モータ1?が逆回転すると螺
杆15を介して左方向たる反矢印20方向に走行される
一 ようになつている。
21は光家的反射式のセンサーであり、これは前記セン
サー基台19の上部に前記シート6の任意の一段に対応
するようにして取付けられている。
そして、このセンサー21は、第3図に示すように、光
源たるタングステンランプ22からの光を半透明ミラー
23及び凸レンズ24を介してシート6方向に照射し、
そのシート6等からの反射光を凸レンズ24を介し且つ
半透明ミラー23を透過させて出力光として読出すよう
に構成されている。25は前記センサー基台19の前面
側下部に取付けられた永久磁石、26は前記シート6の
左端部側に位置して永久磁石ろと対応するように配設さ
れたクリア用素子、2?は前記シート6の右端部側に位
置して永久磁石乃と対応するように配設されたリターン
用素子であり、これらのクリア用素子26及びリターン
用素子2?はホール素子或いは磁気抵抗素子等からなり
、前記永久磁石25が近接すると夫夫クリア信号及びリ
ターン信号を発生するようになつている。
而して、前記駆動モータ1?は、前記図示しないギアリ
ン反転検出器がギアリン反転パルスを発生するとこれに
基づいて正転回路が形成され、リターン用素子2?がリ
ターン信号を発生するとこれに基づいて逆転回路が形成
され、そしてクリア用素子26が更にクリア信号を発生
することれに基づぃて逆転回路が切られるようになつて
おり、この場合駆動モータ1?は逆転回路が切られても
慣性によつて若干逆回転することになつてセンサー基台
19は永久磁石25がクリア用素子26に対向しないよ
うに該クリア用素子26よりも反矢印20方向にずれた
位置に停止するようになつている。そして、このように
してセンサー基台19が停止された時点若しくは駆動モ
ータ17の逆転回路が切られた時点において段送りモー
タ9にギアリン反転検出器からギアリン反転パルスが遅
延回路を経て与えられるようになり、シート6が一段だ
け矢印]0方向に段送りされるようになつている。28
は前記シート6とセンサー21との間に列設された全体
として左右に長尺な反射体であり、これは該シート6の
前記任意の一段にこれをマスクするように対応するよう
になつており、更にこれはその一段の8個の画素領域1
3の中央部に夫夫対応し該画素領域13より小なる透光
窓たる矩形状の8個の透孔29を有する。
そして、この反射体28の前記センサー21と対応する
片面には、シート6上の絵模様14或いはシート6その
もののいずれの部分に対しても異なる光反射性能をもつ
ように例えばシート6よりも光反射率のよい鏡面状の高
反射被膜が施されている。さて、電気回路即ち分離回路
Yの構成について第3図に従つて述べる。
30は前記センサー21における半透明ミラー23を透
過した反射光たる出力光(読取信号)を受光するフオト
トランジスタで、これはSiフオトトランジスタからな
る。
そして、このフオトトランジスタ30のコレクタは正の
電源電圧+Vが印加された電源端子31に接続され、エ
ミツタは負荷抵抗32を介してアースされている。33
はデータパルス(編成模様信号)用のオペレーシヨナル
アンプ(以下単に0Pアンプと略称する。
)であり、その負入力端子は前記フオトトランジスタ3
0のエミツタに接続されており、又正人力端子は二分岐
されて、その第1の分岐端は電源端子31とアースとの
間に接続された可変抵抗34の可動子に抵抗35を介し
て接続され、第2の分岐端は抵抗36を介して出力端子
に接続されているとともに、その出力端子は抵抗37を
介して電源端子31に接続されている。38はサンプリ
ングパルス用の0Pアンプであり、その風入力端子はフ
オトトランジスタ30のエミツタに接続され、正入力端
子は二分岐されて、その第1の分岐端は電源端子31と
アースとの間に接続された可変抵抗39の可動子に抵抗
40を介して接続され、第2の分岐端は抵抗41を介し
て出力端子に接続されているとともに、その出力端子は
抵抗42を介して電源端子31に接続されている。
この場合、0Pアンプ33は負入力端子に、正入力端子
に与えられている基準電圧,(第4図参照)より大なる
入力電圧が与えられた時には低レベル(へ)の出力信号
(以下論理信号で間と示す。)を発生し、基準電圧V,
より小なる入力電圧が与えられた時には高レベル(+?
出力信号(以下論理信号で「I」と示す。)を発生する
ようになつており、又0Pアンブ38も同様に負入力端
子に、正入力端子に与えられている基準電圧2 (信4
図参照)より大なる入力電圧が与えられた時には出力信
号0を発生し、基準電圧2より小なる入力電圧が与えら
れた時には出力信号1を発生するようになつている。4
3はRS形のフリツプフロツプ回路であり、そのセツト
入力端子Sは0Pアンプ33の出力端子に接続さ枳セツ
ト出力端密Qは書込制衝回路44のデータ入力端子1a
に接続されている。
又、この書込制御回路44において、そのパルス入力端
子1bは前記0Pアンプ38の出力端子に接続され、書
込端子0aは記憶回路45の入力端子に接続され、パル
ス出力端子0bはフリツプフハツプ回路43のりセツト
入力端子Rに接続されている。ここで、前記記憶回路4
5は第1の記憶部46と第2の記憶部47とを備え、各
記憶部46,47は1番から8番までの番地を有する。
而して、前記書込制御回路44は、センサー基台9(即
ちセンサー21)が矢印20方向に走行されることによ
りクリア用素子26がクリア信号を発生すると、これに
応じて書込制御を開始し、先ずクリア信号の発生に基づ
いてパルス出力端子0bからりセツトパルスを発生して
フリツプフロツプ回路43のりセツト入力端子Rに与え
、その後はパルス入力端子1bに与えられるサンプリン
グパルスの立下がり時点においてその都度データ入力端
子1aに与えられているフリツブフロツプ回路43から
のセツト出力信号のI,O状態を記憶部46或いは第2
の記憶部47の1番から8番までの番地に順次書込み記
憶させるようになつており、且つ各番地に書込みを終了
する都度パルス出力端子0bからリセツトパルスを発生
してフリツプフロツプ回路43のりセツト入力端子Rに
与えるようになつている。この場合、書込制御回路44
は、ギアリン移動情報が与えられて、そのギアリンが左
行から右行に反転された時のギアリン反転パルスに基づ
いてセンサー基台19が矢印20方向に走行された場合
には、前記セツト出力の1,0状態を第1の記憶部46
の1番から8番までの番地に順次記憶させ、ギアリンが
右行から左行に反転された時のギアリン反転パルスに基
づいてセンサー基台19が矢印20方向に走行された場
合には、前記セツト出力の1,0状態を第2の記憶部4
7の1番から8番までの番地に順次記憶させるようにな
つており、そしてリターン用素子2?がリターン信号を
発生したことに基づいてセンサー基台19が反矢峻o方
向に走行された時には上述したような記憶回路45への
書込み制御は行なわないようになつている。次に、上記
構成の本実施例の作用につき第4図を参照して説明する
に、第4図b乃至aにおいては横軸に時間及び縦軸に電
圧をとつて示す。
而して、ギアリンを例えば左行から右行に反転操作した
とすると、ギアリン反転検出器がこれを検出してギアリ
ン反転パルスを発生するのでこれに基づいて駆動モータ
1?の正転回路が形成され、従つて螺杆15を介してセ
ンサー基台19及びこれとともにセンサー21が矢印2
0方向に走行される。そして、センサー基台19が矢印
20方向に走行を開始すると、先ず永久磁石25がクリ
ア用素子 一26に近接してクリア信号を発生させるの
で、これに基づいて書込制御回路44はパルス出力端子
0bからりセツトパルスを発生してフリツプフロツプ回
路43のりセツト入力端子Rに与えるようになり、従つ
てセンサー基台19が矢印20方向 Zに走行を開始し
た当初においてはフリツプフロツプ回路43は必ずりセ
ツト状態になるように確認され、そのセツト出力は0と
なるものである。そして、センサー基台19が走行され
ると、これにともなつてセンサー21はシート6の一段
を反3射体28を介して矢印20方向に光走査すること
になり、そのセンサー21の出力光によつてフオトトラ
ンジスタ30が光励起されることになり、且つこのフオ
トトランジスタ30はセンサー21からの出力光の強弱
に応じて光励起される度合が4変化する。即ち、第4図
bで示すように、センサー21が走査する部分が反射体
23であつた場合には、フオトトランジスタ30は最も
効果的に光励起されて負荷抵抗32の端子電圧たる出力
電圧が高レベルの電圧VHとなり、シート6そのもので
あつた場合には、フオトトランジスタ30は比較的効果
的に光励起されてその出力電圧は電圧VHよりも低い電
圧VMとなり、シート6上の黒色の絵模様14であつた
場合には、フオトトランジスタ30はそれほど効果的に
光励起されずにその出力電圧は電圧VMより低い電圧V
Lとなる。そして、センサー21は反射体28の透孔2
9を通してシート6上を光走査するので、第4図bで示
1 すように、センサー21が透孔29を通してシート
6上を走査する毎にフオトトランジスタ30の出力電圧
は電圧VHから電圧VMまで低くなり、更にそのシート
6上に絵模様14が存在すればその都度フオトトランジ
スタ30の出力電圧は電圧VHから電圧VLまで低くな
る。今、便宜上反射体28に8個の透孔29に対応して
左端のものから順次1,2,3,・・・・・・の番号を
付して示すと、第2図及び第4図aの例ではセンサー2
1が走査するシート6の一段の8個の画素領域13の内
の2番の透孔29と3番の透孔29とに対応する左端か
ら第2番及び第3番の画素領域13に絵模様14が存在
することを示している。このフオトトランジスタ30の
第4図bで示す出力電圧は0Pアンプ33及び38の負
入力端子に与えられるので、データパルス用の0Pアン
プ33は、第4図cで示すように、負入力端子に基準電
圧V,より低い電圧VLが与えられた時に負から正とな
るデータパルスP,を出力信号として発生し、又サンプ
リングパルス用の0Pアンプ38は負入力端子に基準電
圧V2よりも低い電圧VM或いは電圧VLが与えられる
毎に負から正となるサンプリングパルスP2を発生する
ようになる。そして、このデータパルス用の0Pアンプ
33の出力信号はフリツプフロツプ回路43のセツト入
力端子sに与えら机サンプリングパルス用の0Pアンプ
38の出力信号は書込制御回路44のパルス入力端子I
bに与えられるので、これらは次のように動作する。即
ち、反射体28の1番の透孔29に対応する画素領域1
3には絵模様14が存在しないことにより0Pアンプ3
3の出力信号は0(データパルスP,が存在しない。)
であり、フリツプフロツプ回路43のセツト出力信号は
oであり、従って書込制御回路44は前記1番の透孔2
9に対応して0Pアンプ35から発生するサンプリング
パルスP,の立下がり時点でフリツプフロツプ回路43
のデイジタル電気信号たるセツト出力信号0を記憶回路
45に与え、そしてこの場合にはセンサー21はギアリ
ンが左行から右行に反転された時のギアリン反転パルス
に基づいて走査を開始 !したことによつて第1の記憶
部46に与え、そのL番の番地に信号0を書込み記憶さ
せる。更に、書込制御回路44は第1の記憶部46の1
番の番地に信号0を書き込み終了した時点において直ち
にパルス出力端子0bからりセツトパルスを発生1して
フリツブフロツプ回路43のりセツト入力端子Rに与え
、これによつて、遅くとも次のサンプリングパルスP,
の立上がり時点までに同回路43をりセツト状態にする
。次いで、センサー21が反射体28の2番の透孔29
を走査すると、これに対応する画素領域13には絵模様
14が存在することにより0Pアンプ33の出力信号は
l(データパルスP1が存在する。)となり、これがセ
ツト入力端子Sに与えられてフリツブフロツブ回路43
はセツトされてそのセツト出力信号はIとなり、従つて
書込制御回路44は前記2番の透孔29に対応して0P
アンプ38から発生するサンプリングパルスP,の立下
がり時点でフリツプフロツプ回路43のデイジタル電気
信号たるセツト出力信号1を第1の記憶部46に与えて
その2番の番地に書込み記憶させる。そして、書込制御
回路44は第1の記憶部46の2番の番地に信号lを書
込み終了した時点において直ちにパルス出力端子0bか
らりセツトパルスを発生し、フリツプフロツプ回路43
をりセツトさせる。以下同様にして、書込制御回路44
はサンプリングパルスP,の立下がり時点におけるフリ
ツプフロツプ回路43のセツト出力信号1,0状態を第
1の記憶部46の3番,4番,・・・・・・8番の番表
に順次書込み記憶させるようになり、その後センサー2
1がシート6の一段の走査を終了してセンサー基台19
の永久磁石25がリターン用素子27に近接すると、リ
ターン用素子27がリターン信号を発生してこれに基で
いて駆動モータ17の逆転回路が形成さ瓜センサー基台
19及びこれにともなつてセンサー21は螺杆15を介
して反矢印20方向に走行される。このセンサー21の
反矢印20方向の走行時には、書込制御回路33は上述
したような書込み制御は行なわない。このようにして、
センサー基台19が反矢印20方向に走行して永久磁石
25がクリア用素子26に近接すると、クリア素子26
がクリア信号を発生してこれに基づいて駆動モータ17
の逆転回路が切られるようになり、従つて駆動モータ1
7は若干の慣性回転後停止するようになつて、センサー
基台19はクリア用素子26より若干反矢印20方向に
ずれた位置に停止する。そして、このセンサー基台19
が停止した時点若しくは駆動モータ17の逆転回路が切
られた時点において段送りモータ9に遅延回路を経て前
記ギアリン反転検出器からのギアリン反転パルスが与え
られるので、シート6は〒段だけ矢印10方向に段送り
されて次の走査に待期する。その後、ギアリンが針床2
上において右行から左行に反転操作されると、ギアリン
反転検出器がギアリン反転パルスを発生して、これに基
づいて前述同様にセンサー基台19が矢印20方向に再
び走行し、センサー21はシート6の新たな一段を反射
体28を介して光走査することになつて絵模様14の読
出しを行なうようになる力\この場合にはセンサー21
がギアリンの右行から左行への反転によるギアリン反転
パルスに基づいて走行を開始したことにより、書込制御
回路44は第2の記憶部47における1番から8番まで
の番地にフリツプフロツブ回路4−3のセツト出力信号
の1,0状態を順次書込み記憶させることになる。伺、
記憶回路45に記憶された内容は図示しない読出装置に
よつて読出され且つ電磁石等の選針部材によつて選針動
作が行なわれる。即ち、例えばギアリンが左行操作され
ている時には第1の記憶部46の1番から8番までの番
地に記憶された信号1,0が編針に対応して選出され、
又ギアリンが右行操作されている時には第2の記憶部4
7の1番から8番までの番地に記憶された信号1,00
が編針に対応して読出され、その読出された信号1,0
の内の信号0に対応する編針例えば地編編成位置のまま
となり信号1に対応する編針は模様編成位置に選針部材
によつて選別され、そしてギアリンを操作することによ
り編模様編成位置に選別された編針によつて8編目分を
一単位とする絵模様14に対応する編模様が編成される
ことになる。このように本実施例によれば、光反射性を
有するシート6にこれより光反射率の悪い黒色インク等
により絵模様14を描き記録し、そのシート6の一段を
走査する光学的反射式のセンサー21を設けるとともに
、このセンサー21とシート6における前記一段との間
にその一段をマスクするように反射体28を列設し、そ
の反射体28に前記シート6の一段における8個の画素
領域13の中央部に夫夫対応する8個の透孔29を形成
し、更にこの反射体28のセンサー21と対応する片面
にシート6よりも光反射率のよい高反射被膜を施こし、
そして前記センサー21による読取信号たる出力信号か
らシート6上の絵模様14或いはシート6そのもの並び
に反射体28の三者を電圧VH,VM,VL(1)如き
電圧の大小として識別する分離回路Yを設け、これらの
電圧VH,VM及びVLからデータパルスP1及びサン
プリングパルスP2を取出してサンプリングパルスP2
に基づいてデータパルスP,の有無をデイジタル電気信
号たる信号1,0として出力するように構成したもので
あり、従つて一個のセンサー21によつて絵模様14の
読取りとサンプリングパルスP2の −形成とを行なう
ことができ、従来のようなセンサーの走行に連動するサ
ンプリングセンサー若しくはサンプリング円板を有する
サンプリング発生機構を設ける必要はなく、それだけ構
造が簡単になり、手編機Xに対する組立ても簡単になり
、また 0その機構を小型にまとめたりできて、総じて
安価に製作できるものである。
第5図乃至第?図は本発明の他の実施例であり、前記実
施例と同一部分には同一符号を付して示し、以下異なる
部分についてのみ説明する。
第5図において、6’は前記シート6と同様のシートで
ある力、このシート6’は黒色の絵模様14とは異なる
光反射性能として異なる色成分例えば赤色或いは緑色を
有し、又28’は前記反射体28と同様の反射体である
が(透孔29に対応する透 3孔を29’で示す。
)、この反射体28’はシート6’とは異なる色成分例
えば白色を有する。そして、第5図において、zは前記
分離回路Yの代りに用いいる分離回路であり、以下これ
について述べる。即ち、48はセンサー21からの出力
光を受光す 4るフオトダイオードであり、これは第7
図に曲線148で示すような分光感度特性を有するGa
AsP7オトダイオードからなる。この発光ダイオード
48のアノードは負の電源電圧−Vが印加された電源端
子49に接続され、カソードは0Pアンプ50の正入力
端子に接続されているとともに該0Pアンプ50の負入
力端子はアースさ机出力端子は抵抗51を介して正入力
端子に接続されている。そして、0Pアンプ50の出力
端子は四分岐され、その第1の分岐端は白色用のレベル
検出回路52の入力端子に接続され、第2の分岐端は赤
色用のウインドコンパレータ53の入力端子に接続され
、第3の分岐端は緑色用のウインドコ,ンパレータ54
の入力端子に接続され、第4の分岐端は黒色用のレベル
検出回路55の入力端子に接続され、そしてこれらの出
力端子は夫夫出力端子56,57,58及び59に接続
されている。ここで、レベル検出回路52は入力電圧が
基準電圧Vcより大なる時に出力信号1を発生し、ウイ
ンドコンパレータ53は入力電圧が基準電圧Vc,Vb
(Vc/>Vc)間にある時に出力信号lを発生し、ウ
インドコンパレータ54は入力電圧が基準電圧Vb,V
a(Vb〉Va)間にある時に出力信号1を発生し、レ
ベル検出回路55は入力電圧が基準電圧Vaより小なる
時に出力信号1を発生するようになつている。而して、
ギアリンの操作に基づいてセンサ・− 221がシート
6’を走査すると、センサー21からの出力光をフオト
ダイオード48が順次受光するようになるが、この場合
、センサー21のタングステンランプ22が第7図に曲
線122で示すような発光スペクタルを有し且つフオト
ダイオード48が同図曲線148で示す分光感度特性を
有することから明らかなように、フオトダイオード48
は受光する光色に応じて励起される度合が変化する。
従つて、第8図に示すように、センサー21が走査する
部分が反射体28’のように白色であつた場合には、フ
オトダイオード48は最も効果的に光励起されて0Pア
ンプ50の出力電圧は高レベルの電圧VWとなり、シー
ト6’のように赤色或いは緑色であつた場合には、フオ
トダイオード48は比較的効果的に光励起されて0Pア
ンプ50の出力電圧は電圧VWより低い電圧VR或いは
VG(但しVR>VG)となり、絵模様14のように黒
色であつた場合にはフオトダイオード48は効果的に光
励起されなくなつて0Pアンプ50の出力電圧は電圧V
Gよりも更に低い電圧VBとなる。これにより、センサ
ー21が反射体28′を走査した時には白色用のレベル
検出回路52が出力信号Iを発生し、反射体28′の透
孔29′を通してシート6′を走査した時にはウインド
コンパレータ53(赤色の場合)或いは54(緑色の場
合)が出力信号1を発生し、反射体28′の透孔29′
を通してシート6′上の絵模様14を走査した時には黒
色用のレベル検出回路55が出力信号1を発生するよう
になり、このレベル検出回路55の出力信号1が前記実
施例におけるデータパルスP1に相当し、レベル検出回
路52の出力信号を反転させた信号が前記実施例におけ
るサンプリングパルスP2に相当する。
これによつて、出力端子59を前記実施例におけるフリ
ツプフロツブ回路43のセツト入力端子Sに接続し、出
力端子56をインバータ回路等の反転手段を介して前記
書込制御回路44のパルス入力端子1bに接続すれば、
前記実施例同様の作用効果が得られる。向、上記場合に
おいて、レベル検出回路52及び55並びにウインドコ
ンパレータ53及び54には0Pアンプ50からの電圧
を矩形状に波形整形する波形整形回路が各入力側に設け
られている。向、上記実施例では反射体28′が白色、
シート6′が赤色或いは緑色、絵模様14が黒色の色成
分を夫夫もつように設定したが、これらの色成分は適宜
組合せればよいもので、例えば反射体を赤色、シートを
白色及び絵模様を黒色となるように組合せてもよい。
その他、本発明は上記且つ図面に示す各実施例にのみ限
定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜
変形して実施し得ることは勿論である。
本発明は以上説明したようになり、一個の光学的反射式
のセンサーによつて媒体上の信号読取りとサンプリング
パルスの形成との双方を行ない得て、従来のようなセン
サーの走行に連動するサンプリングセンサー若しくはサ
ンプリング円板を有するサンプリング発生機構を設ける
必要がなく、従つてそれだけ構造が簡単で組立てが容易
になり、総じて安価になし得る手編機の信号読取装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は
手編機の一部破断して示す主要部の斜視図、第2図はシ
ートと反射体との関係を示す図、第3図は電気回路図、
第4図は作用説明用の各部の波形図であり、又第5図乃
至第7図は本発明の他の実施例を示し、第5図は第3図
相当図、第6図は作用説明用の波形図、第7図は作用説
明用の特性図である。 図面中、6及び6′はシート(媒体)、13は画素領域
、14は絵模様(編成模様信号)、19はセンサー基台
、21はセンサー、23及び28′は反射体、29及び
29′は透孔(透光窓)、44は書込制御回路、45は
記憶回路、P,はデータパルス、P2はサンプリングパ
ルス、Xは手編機、Y及びZは分離回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シート或いはカード等の媒体に記録した編成模様信
    号を媒体に沿つて走行する光学的反射式のセンサーによ
    つて読取り、且つその読取信号をセンサーの走行に伴な
    つて発生するサンプリングパルスに基づいて所定数のデ
    ィジタル電気信号に変換する手編機の信号読取装置にお
    いて、上記媒体とその媒体に沿つて走行するセンサーと
    の間に媒体上の信号或いは媒体そのもののいずれに対し
    ても異なる光反射性能をもつ反射体を列設するとともに
    、上記センサーに接続してそのセンサーの出力信号から
    媒体上の信号或いは媒体そのもの並びに反射体の三者を
    識別できる分離回路を備え、その分離回路から出力され
    る反射体検出信号をサンプリングパルスとして媒体上の
    信号をディジタル電気信号に変換して出力するように構
    成されていることを特徴とする手編機の信号読取装置。 2 反射体が光反射性能として異なる光反射率をもつよ
    うに構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の手編機の信号読取装置。 3 反射体が光反射性能として異なる色成分をもつよう
    に構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の手編機の信号読取装置。 4 反射体が媒体をマスクするように配置され且つ複数
    の透光窓を形成した部材によつて構成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか
    に記載の手編機の信号読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61196074U (ja) * 1985-05-28 1986-12-06

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JPS61196074U (ja) * 1985-05-28 1986-12-06

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