JPH10213760A - 光走査位置検出方法および装置 - Google Patents

光走査位置検出方法および装置

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JPH10213760A
JPH10213760A JP9016448A JP1644897A JPH10213760A JP H10213760 A JPH10213760 A JP H10213760A JP 9016448 A JP9016448 A JP 9016448A JP 1644897 A JP1644897 A JP 1644897A JP H10213760 A JPH10213760 A JP H10213760A
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JP
Japan
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polygon mirror
optical scanning
light beam
scanning position
signal
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JP9016448A
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English (en)
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Osamu Kuroda
黒田  修
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリゴンミラーを用いた光走査装置におい
て、光ビームが所定走査位置を通過したことを低コスト
に検出可能とする。 【解決手段】 ポリゴンミラー13が所定の回転位置に
達したときに出力信号P1を発生する検知信号発生手段
をポリゴンミラー13に設け、制御回路24により、前
記出力信号P1に基づいて水平同期信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転多面鏡を用いた
光走査装置に関し、詳しくは、該光走査装置において、
光ビームが所定走査位置を通過したことを検出する光走
査位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ビームを画像データに基づ
いて変調し、その変調された光ビームを感光材料上にお
いて主副方向に2次元的に走査し、この感光材料に画像
を記録する画像記録装置が知られている。また、画像が
記録されている記録材料を光ビームによって主、副走査
し、その際に光ビームの照射を受けた記録材料の部分か
らの反射光、透過光あるいは発光光を光電的に検出し
て、記録画像を示す電気的画像信号を得る画像読取装置
も知られている。
【0003】このような画像記録装置あるいは画像読取
装置等に適用される光走査装置においては、ポリゴンミ
ラー(回転多面鏡)やガルバノメータミラー等の光偏向
器により光ビームを感光材料等の被走査体上において一
方向に走査(主走査)させる一方、被走査体を光ビーム
に対して主走査の方向とほぼ直角な方向に相対移動させ
て副走査を行う、という手法が多く用いられている。ま
た、2台の光偏向器を使用して光ビームを2次元的に偏
向させることにより、固定された被走査体上で光ビーム
を主、副走査させる光走査装置も知られている。
【0004】ところで上述のような光走査装置において
は、水平同期信号を作成するために光ビームが主走査ラ
イン上の所定位置を通過したことを検出する必要があ
る。
【0005】そのような光走査位置を検出するための装
置は、従来より種々のものが提案されている。例えば、
特公昭59−16462号には、検出すべき所定走査位
置に1つの光検出器を配置しておき、この光検出器の出
力信号の立ち上がりと立ち下がりの中央時刻を検出する
ようにした光走査位置検出装置が示されている。また、
特公昭61−13207号には、所定走査位置を間にお
いて光走査方向前後に2個の光検出器を配置しておき、
それらの光検出器の差信号を形成して、そのゼロクロス
タイミングを検出するようにした光走査位置検出装置が
示されている。さらに本出願人は、特開平5−1677
92号において、光ビームが所定走査位置を通過したこ
とを検出する方法として、走査開始位置の直前に2つの
光検出器(センサ)を設け、この2つの光検出器からの
出力値が一致するタイミングで信号を発生させ、該信号
を水平同期信号として使用するようにした光走査位置検
出装置を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特公昭5
9−16462号や特公昭61−13207号に示され
た光走査位置検出装置は、いずれも回路構成が複雑でコ
ストが高いものとなっていた。また、本出願人の提案し
た特開平5−167792号の光走査位置検出装置にお
いては、上記従来装置の問題点をある程度は解決してい
るが、コスト面ではさらに改善の余地がある。すなわ
ち、特開平5−167792号の装置では、所定走査位
置にある光ビームを検出するために複数の光センサが必
要(実際には折り返しミラーも必要)となるうえ、有効
主走査域から外れた位置にも光ビームを走査する必要が
あるので、走査レンズも大型化するなど、コストが高い
ものとなっていた。また、有効主走査域から外れた位置
にも光ビームを走査するので、有効主走査域に対するデ
ューティが低いものとなっていた。
【0007】この発明は、コストを低減するとともに、
有効主走査域に対するデューティを低下させることな
く、水平同期信号を容易に検出することができる光走査
位置検出方法および装置を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による光走査位置
検出方法は、回転多面鏡が所定の回転位置に達したとき
に検知信号を発生させ、該検知信号に基づいて水平同期
信号を生成するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0009】さらに詳しくは、回転多面鏡に、該回転多
面鏡が所定の回転位置に達したときに検知信号を発生す
る検知信号発生手段を設け、前記検知信号に基づいて水
平同期信号を生成することを特徴とするものである。
【0010】この検知信号は、前記回転多面鏡が1回転
する間に、複数回出力するようにしてもよいし、1回出
力するようにしてもよい。この検知信号発生手段は、回
転多面鏡に設けられたホール素子と、該ホール素子に磁
界を付与する固定位置に設けられた磁界付与手段とから
構成してもよいし、回転多面鏡上に形成された光学的に
検知可能な位置識別子と、固定位置に設けられた、該位
置識別子に向けて光を照射する発光素子と、前記位置識
別子で反射した光を受光する受光素子とから構成しても
よい。あるいはホール素子を固定し、磁界付与手段を回
転多面鏡側に設けてもよい。
【0011】前記ホール素子あるいは光学的位置識別子
は、前記回転多面鏡の各面に対応させて、面数と同じ数
だけ設けてもよいし、回転多面鏡に1つ設けてもよい。
あるいは、回転多面鏡の各面に対応させないで、適当な
数、設けてもよい。
【0012】本発明による光走査位置検出方法および装
置によれば、光ビームを走査する回転多面鏡が所定の回
転位置に達したときに検知信号を出力するようにしたの
で、この検知信号に対して波形整形等を行うことによ
り、光ビームが所定の走査位置を通過したことを示す水
平同期信号を生成することができる。
【0013】ここで、上記検知信号発生手段は、回転多
面鏡が所定の回転位置に達した瞬間に検知信号を発生す
るものであればいかなるものであってもよい。具体的に
は、例えば回転多面鏡の一部に固定されて、回転多面鏡
の回転に伴って回転する磁気的または光学的に検知可能
な第1の部材を設けるとともに、前記第1の部材と接触
または非接触で磁気的または光学的に反応してパルス信
号を発生する第2の部材を回転多面鏡の近傍の固定位置
に設け、回転多面鏡が回転して、第1の部材が所定の位
置に達したときに、第2の部材から検知信号としてのパ
ルス信号を発生するような構成を用いることができる。
【0014】上記水平同期信号から画像データの書き出
しのタイミングを得るには、あらかじめ図4に示すよう
に画像データの書き出し位置aに時間計測のための光セ
ンサ31を配置し、またポリゴンミラー13の反射面c
が位置bに達したときに前記検知信号発生手段により検
知信号が出力されるような構成とし、位置bでポリゴン
ミラー13からの検知信号を検知してから、位置b′で
光ビーム11が書き出し位置に配置された光センサ31
で検知されるまでの遅れ時間を計測しておく。そして、
画像記録あるいは読取りの際には、前記検知信号を検知
してから、前記遅れ時間の分を加えたタイミングで画像
データの書き出しを行うことにより、光ビーム11の主
走査との同期を取ることができる。
【0015】検知信号の出力回数を回転多面鏡の面数と
同数とした場合には、回転多面鏡の各反射面が図4の位
置bに達するごとに検知信号が出力される。例えば、前
記回転多面鏡の面数が6であれば、回転多面鏡が1回転
する間に検知信号が6回出力されることになる。なお、
検知信号の出力回数は必ずしも回転多面鏡の面数と一致
しなくてもよい。例えば、回転多面鏡の面数が4、6、
8というように正の偶数で表される場合には、回転多面
鏡が半回転するごとに検知信号を1回出力するように
し、回転多面鏡が1回転する間に検知信号が2回出力さ
れるようにしてもよい。この場合は、図4のように、位
置bでポリゴンミラー13からの検知信号を検知してか
らポリゴンミラー13が半回転するまでの間、半回転分
の各反射面で反射した光ビーム11がそれぞれ書き出し
位置の光センサ17で検知されるまでの遅れ時間を、最
初の反射面cが位置bに達したときを基準として、半回
転分の各反射面ごとに計測しておく。そして、画像デー
タの記録または読取り時において、回転多面鏡からの検
知信号を検知したときは、その後半回転する間の各反射
面のごとの検知信号を前記計測した遅れ時間に従って生
成する。
【0016】回転多面鏡が1回転する間に1回だけ検知
信号を検出する装置においては、回転多面鏡の反射面の
一つが、図4の位置bに達するごとに検知信号が出力さ
れる。この場合は、図4のように、位置bでポリゴンミ
ラー13からの検知信号を検知してからポリゴンミラー
13が1回転するまでの間、各反射面で反射した光ビー
ム11がそれぞれ書き出し位置の光センサ17で検知さ
れるまでの遅れ時間を、最初の反射面cが位置bに達し
たときを基準として、1回転分の各反射面ごとに計測し
ておく。そして、画像データの記録または読取り時にお
いて、回転多面鏡からの検知信号を検知したときは、そ
の後1回転する間の各反射面のごとの検知信号を前記計
測した遅れ時間に従って生成する。
【0017】ホール素子または磁界付与手段のいずれか
一方を回転多面鏡の一部に設け、他方を所定位置に固定
配置した場合は、回転多面鏡の回転とともにホール素子
と磁界付与手段とが相対移動し、所定位置において接触
または非接触で磁気的に反応したときにホール素子から
はパルス信号が出力される。したがって、ホール素子を
所定位置に配置することにより、回転多面鏡の回転位置
をパルス信号で検出することができる。回転多面鏡に位
置識別子を設けた場合も同様である。すなわち、光が位
置識別子により反射された後、受光素子で受光され、受
光素子からパルス信号が出力される。したがって、位置
識別子を回転多面鏡の所定位置に配置することにより、
回転多面鏡の回転位置をパルス信号で検出することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】本発明による光走査位置検出方法および
装置においては、光ビームを走査する回転多面鏡が所定
の回転位置に達したときに検知信号を出力するようにし
たので、走査開始位置の直前に2つの光センサを設けた
従来装置と比べると、有効主走査域外から外れた位置に
走査される光ビームを検出する光センサ等が不要とな
る。しかも、有効主走査域から外れた位置に光ビームを
走査する必要がないので、走査レンズも小型化すること
ができる。したがって、前記従来装置によりもコストを
低減することができる。また、有効主走査域から外れた
位置に光ビームを走査することがないので、有効主走査
域に対するデューティを向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明による光走査位置
検出方法および装置を、画像記録装置に適用した場合の
一実施の形態について説明する。
【0020】図1は、本実施形態による画像記録装置の
概略構成図である。図1において、半導体レーザ10か
ら発せられた光ビーム11は、コリメータレンズ12で
平行光とされた後、主走査手段としてのポリゴンミラー
13に入射する。光ビーム11はこのポリゴンミラー1
3の回転とともに矢印Aで示す方向に反射偏向され、通
常fθレンズからなる走査レンズ14を通過して、例え
ば銀塩写真フィルム等の感光材料15上を矢印X方向に
主走査される。この感光材料15は副走査手段としての
エンドレスベルト16により、上記主走査方向Xに対し
て直角な矢印Y方向に定速で移送される。このようにし
て感光材料15は光ビーム11によって主、副走査され
る。
【0021】一方、画像を担持するデジタルの画像デー
タDは、階調補正装置20において階調補正テーブルに
基づいて階調補正処理を受けてからD/A変換器21に
入力され、そこでアナログ画像信号Sに変換される。こ
の画像信号Sはアンプ22により増幅された上で半導体
レーザ駆動回路25に入力される。その半導体レーザ駆
動回路25は半導体レーザ10を駆動するものであり、
そこに上述の画像信号Sが入力されると、この信号Sに
基づいて半導体レーザ10が直接変調される。こうして
光ビーム11は画像データDに基づいて強度変調され、
該データDが担持していた画像が感光材料15上に写真
潜像として記録される。その後、この感光材料15を現
像処理にかければ、上記潜像が顕像化される。
【0022】次に、光ビーム11が所定の走査位置を通
過したことを検出する構成について説明する。
【0023】図2は、ポリゴンミラー13の概略を示す
平面図、図4は側面図である。なお図を見やすくするた
め、ポリゴンミラー13の上下方向は図1とは異なる。
図2に示すように、ポリゴンミラー13の外周面には、
光ビームを反射する6つの反射面13(−1〜6)が形
成されている。また、ポリゴンミラー13の下方には、
検知信号発生手段の一方を構成する磁石17がポリゴン
ミラー13と同軸で支承されている。この磁石17は円
盤状に形成されており、ポリゴンミラー13の回転とと
もにN極とS極が円周に沿って回転移動するように構成
されている。このポリゴンミラー13と磁石17を軸支
する回転軸18はモータ19と直結しており、前記ポリ
ゴンミラー13と磁石17は、モータ19により矢印B
方向に回転駆動される。一方、磁石17の周囲には、検
知信号発生手段の他方を構成するホール素子26(−1
〜6)が、磁石17の外周に沿って60度ごとに等間隔
で配設されている。これらのホール素子26は、モータ
19の上面に設けられたステージ27上において、磁石
17の外周と非接触で近接するように固定配置されてい
る。
【0024】上記各ホール素子26には、図示しない電
源から所定の電流が供給されており、磁石17が回転し
て、そのN極がホール素子26の前を横切ると、その瞬
間にパルス信号を発生する。図2、図3の例ではホール
素子26が6個配設されているため、ポリゴンミラー1
3が1回転する間にパルス信号が6回発生することにな
る。このとき発生したパルス信号は、出力信号P1とし
て制御回路24に入力される。制御回路24では、この
出力信号P1に対して波形整形等の処理を施し、光ビー
ム11が所定の走査位置を通過したことを示す水平同期
信号を生成する。したがって、この実施形態では、ポリ
ゴンミラー13が1回転する間に水平同期信号は6回出
力されることになる。
【0025】ここで、上記水平同期信号と画像データの
書き出し開始のタイミングについて説明する。図4は、
ポリゴンミラー13の回転位置と光ビーム11との関係
を示す模式図である。ただし、ポリゴンミラー13の形
状は図1と異なる。
【0026】光ビーム11は、回転するポリゴンミラー
13により反射され、走査線dに沿って右から左に向か
って走査される。このとき、光ビーム11が有効主走査
長の開始点、すなわち図3の書き出し位置aに達したと
きに、画像データの書き出しが行われる。そこで、水平
同期信号が出力されてから画像データの書き出し開始の
タイミングを計測するため、画像データの書き出し位置
aに光センサ31を配置し、またポリゴンミラー13の
反射面cが位置bに達したときにホール素子からパルス
信号が出力されるような構成とし、ポリゴンミラー13
からのパルス信号を検知してから、光ビーム11が書き
出し位置aの光センサ31で検知されるまでの遅れ時間
を計測しておく。そして、画像記録の際には光センサ3
1は不要で、水平同期信号が出力されてから前記遅れ時
間の分を加えたタイミングで画像データの書き出しを行
う。これによると、始点検出用の光センサを使用するこ
となく、水平同期信号を正確に検出することができるの
で、主走査方向における書き出し位置にずれの無い画像
記録(あるいは画像読み取り)を行うことができる。な
お、前記遅れ時間は装置ごとに計測され、その装置に固
有の情報として制御回路24(図1)に設定される。
【0027】次に、画像記録の開始動作について説明す
る。
【0028】図1において、感光材料15が矢印Y方向
に移送され続けて、その先端が光ビーム11の照射を受
ける位置までくると、先端検知センサ35に入射するは
ずの光ビーム11が感光材料15の先端部によって遮ら
れる。そこで、先端検出センサ35の出力信号P2にお
いては、それまで光ビーム検出により生じていたパルス
状波形が生じなくなる。制御回路24は、このパルス状
波形の消失を検出して記録開始指令信号を生成する。前
記制御回路24からD/A変換器21へは、前記水平同
期信号に同期した画像クロック(CLK)が入力され、
デジタル画像データDのD/A変換のタイミングが制御
される。これにより、光ビーム11の主走査と同期した
タイミングで半導体レーザ駆動回路25へ画像信号Sが
入力される。また、画像クロックの出力開始タイミング
は、前記記録開始指令信号と遅れ時間に基づいて定めら
れる。
【0029】なお、本実施の形態では、ポリゴンミラー
13の面数と同じ数のホール素子26を配設した例につ
いて説明したが、ホール素子の数は前述のようにポリゴ
ンミラー13の面数と一致しなくてもよい。
【0030】また、ポリゴンミラー13が1回転するご
とにパルス信号を1回出力するように構成することもで
きる。この場合は、図4のように、位置bでポリゴンミ
ラー13からのパルス信号を検知してからポリゴンミラ
ー13が1回転するまでの間、各反射面で反射した光ビ
ーム11がそれぞれ書き出し位置の光センサ31で検知
されるまでの遅れ時間を、最初の反射面cが位置bに達
したときを基準として、1回転分の各反射面ごとに計測
しておく。そして、画像記録または読み取り時におい
て、ポリゴンミラー13からのパルス信号を検知したと
きは、その後1回転する間の各反射面のごとのパルス信
号を前記遅れ時間に従って生成する。
【0031】さらに、図2においては、磁石17をポリ
ゴンミラー13側に設け、ホール素子26をステージ2
7上に固定配置しているが、ホール素子26をポリゴン
ミラー13側に設け、磁石17をステージ27上に固定
配置するようにしてもよい。
【0032】図5は、検知信号発生手段の他の実施の形
態を示す概略構成図である。図5において、ポリゴンミ
ラー13の上面には該ミラー13の回転位置を示す光学
的に検知可能な位置識別子としての位置マーク28が1
つ形成されている。この位置マーク28は光を反射する
性質を有する塗料または同等の表面機能を有する線材等
により構成することができる。この位置マーク28の上
方には、該マーク28に向けて光を照射する発光素子2
9と、前記位置マーク28で反射した光を受光して、パ
ルス信号を出力する受光素子30とが配設されている。
【0033】上記構成によると、ポリゴンミラー13が
回転し、位置マーク28が発光素子29から発せられた
光の照射位置に達すると、この光は位置マーク28で反
射した後、受光素子29で受光され、受光素子29から
パルス信号が出力される。図4の例では位置マーク28
が1つ形成されているため、ポリゴンミラー13が1回
転する間にパルス信号が1回発生することになる。この
とき発生したパルス信号は、図1に示すように、出力信
号P1として制御回路24に入力される。制御回路24
では、この出力信号P1に対して波形整形等の処理を施
し、光ビーム11が所定の走査位置を通過したことを示
す水平同期信号を生成する。
【0034】なお、この実施形態ではポリゴンミラー1
3に位置マーク28を1つ形成しているが、位置マーク
28はポリゴンミラー13の面数と同じ数だけ形成して
もよいし、あるいはいくつであってもよい。すなわち、
その位置マーク28と各反射面との相対位置が固定され
ていれば、いくつ、どこに設けられていてもよい。
【0035】以上説明したように、本実施形態による画
像記録装置においては、光ビームを走査するポリゴンミ
ラー13が所定の回転位置に達したときにパルス信号を
出力するようにしたので、走査開始位置の直前に2つの
光センサを設けた従来装置と比べると、有効主走査域外
から外れた位置に走査される光ビームを検出する光セン
サ等が不要となり、しかも有効主走査域から外れた位置
に光ビームを走査する必要がないので、走査レンズも小
型化することができる。したがって、前記従来装置によ
りもコストを低減することができる。また、有効主走査
域から外れた位置に光ビームを走査することがないの
で、有効主走査域に対するデューティを向上させること
ができる。
【0036】さらに、ホール素子等をポリゴンミラー1
3に1つ設けた構成においては、検知信号発生手段の数
を必要最小限とすることができるので、部品点数の削減
により、さらにコストの低減を図ることが可能となる。
【0037】なお、本実施形態では、この発明による光
走査位置検出方法および装置を画像記録装置に適用した
場合について説明したが、画像読取装置に適用した場合
についても同様の作用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像記録装置の概略
構成図
【図2】ポリゴンミラーの概略を示す平面図
【図3】その側面図
【図4】ポリゴンミラーの回転位置と光ビームとの関係
を示す模式図
【図5】検知信号発生手段の他の実施形態を示す概略構
成図
【符号の説明】
10 半導体レーザ 11 光ビーム 13 ポリゴンミラー 17 磁石 18 回転軸 24 制御回路 25 半導体レーザ駆動回路 26 ホール素子 28 位置マーク 29 発光素子 30 受光素子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを回転多面鏡により反射偏向し
    て被走査体上を走査する光走査装置において、前記光ビ
    ームが所定走査位置を通過したことを検出する光走査位
    置検出方法であって、 前記回転多面鏡が所定の回転位置に達したときに検知信
    号を発生させ、該検知信号に基づいて水平同期信号を生
    成するようにしたことを特徴とする光走査位置検出方
    法。
  2. 【請求項2】 光ビームを回転多面鏡により反射偏向し
    て被走査体上を走査する光走査装置において、前記光ビ
    ームが所定走査位置を通過したことを検出する装置であ
    って、 前記回転多面鏡が所定の回転位置に達したときに検知信
    号を発生する検知信号発生手段を設け、前記検知信号に
    基づいて水平同期信号を生成することを特徴とする光走
    査位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記回転多面鏡が1回転する間に検知信
    号を複数回出力することを特徴とする請求項2記載の光
    走査位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記回転多面鏡が1回転する間に検知信
    号を1回出力することを特徴とする請求項2記載の光走
    査位置検出装置。
  5. 【請求項5】 前記検知信号発生手段が、前記回転多面
    鏡と該回転多面鏡に隣接する固定位置との一方に設けら
    れたホール素子と、他方に設けられた、前記ホール素子
    に磁界を付与する磁界付与手段とからなることを特徴と
    する請求項2記載の光走査位置検出装置。
  6. 【請求項6】 前記ホール素子を、前記回転多面鏡の各
    面に対応させて、該面と同じ数だけ設けたことを特徴と
    する請求項5記載の光走査位置検出装置。
  7. 【請求項7】 前記ホール素子を、前記回転多面鏡に1
    つ設けたことを特徴とする請求項5記載の光走査位置検
    出装置。
  8. 【請求項8】 前記検知信号発生手段が、前記回転多面
    鏡上に形成された光学的位置識別子と、該位置識別子に
    向けて光を照射する発光素子と、前記位置識別子により
    反射された前記光を受光する受光素子とからなることを
    特徴とする請求項2記載の光走査位置検出装置。
  9. 【請求項9】 前記位置識別子を、前記回転多面鏡の各
    面に対応させて、該面と同じ数だけ設けたことを特徴と
    する請求項8記載の光走査位置検出装置。
  10. 【請求項10】 前記位置識別子を、前記回転多面鏡に
    1つ設けたことを特徴とする請求項8記載の光走査位置
    検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100379780B1 (ko) * 2001-06-28 2003-04-10 오아이에스 주식회사 레이저 스캐너의 자동 튜닝 장치 및 방법
JP2013003164A (ja) * 2011-06-10 2013-01-07 Ricoh Co Ltd 光走査装置および多色画像形成装置

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