JPS595029B2 - 選別装置 - Google Patents

選別装置

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JPS595029B2
JPS595029B2 JP1843777A JP1843777A JPS595029B2 JP S595029 B2 JPS595029 B2 JP S595029B2 JP 1843777 A JP1843777 A JP 1843777A JP 1843777 A JP1843777 A JP 1843777A JP S595029 B2 JPS595029 B2 JP S595029B2
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bread
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恒治 滝沢
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YANAGIHARA SEISAKUSHO KK
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YANAGIHARA SEISAKUSHO KK
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Publication of JPS595029B2 publication Critical patent/JPS595029B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は主として、農作物或いは果実等の収穫物の選別
装置に関するもので、特に選別後における収穫物同志の
接触に伴う損傷を防止したものである。
従来の選別装置では、チェーンパケット方式或いはベル
ト搬送方式にしろいづれも選別後の被選別物をパケット
或いはベルト上から分類別の選別受けに投下する構造で
あるため、被選別物同志の接触はまぬがれない問題であ
る。
このため、選別後の被選別物には必然的に傷が生じ商品
価値を低下させる要因をなしていた。
ここにおいて、本発明は選別後における被選別物同志の
接触を防止することを目的とするもので、被選別物をパ
ンに収納し、このパンを搬送コンベヤに対してフリーな
状態で移送させ、選別後において被選別物をパンごと箱
詰め個所まで移送させるようにしたものである。
つぎに、本発明の実施例を図面について説明する。
選別装置には、その選別方式により重量式選別方式或い
は外径式選別方式等各種のものが考えられるが、第1の
実施例ではまず基本となる重量式選別装置について説明
する。
第1図はそのシステムをブロック図で表わしたもので、
第2図および第3図は第1図に対応する装置全体の概略
構成を示すものである。
以下、この第1図乃至第3図の全体の流れを参照して各
部の具体的構成を第4図乃至第14図に基づき説明する
図中1はパン集積部たとえばタンクで、詳細を第4図に
示す如く、並設する4条のタンク2から構成され、この
各タンク2の内部に仕切板3を配設してパン(ここでは
被選別物を収納して搬送する受皿を指す。
)Pをそれぞれ1列にして収納したパン収納筒4を形成
する。
このパンPは、第5図に示す如く、略正方形の枠板P1
の上面に逆頭截円錐状の凹部P2を有するスポンジ状の
クッション材P3を嵌合し、両側部にガイド壁P4を形
成したものであり、このパンPは前記パン集積タンク1
の下方に設けられた1段供給装置5により最下段の1段
づつその下方に位置する4条の引き出しコンベヤ6上へ
落される。
供給装置としての1段供給装置5は、第6図すに示す如
く2段交互把持方式とし、つまりパンPの両側のガイド
壁P4を支持する上下2段の両側アーム7.8をそれぞ
れ回動自在に軸架し、この各アーム7.8にそれぞれシ
リンダ9,10を連結したもので、このシリンダ9,1
0を交互に作動させることによりアーム7,8を交互に
開閉させ最下段のパンPを順次1段づつ前記引出しコン
ベヤ6上へ落とす。
引き出しコンベヤ6は各部それぞれ単独駆動のベルト式
とし、落されたパンPを列にしてつぎのパン供給コンベ
ヤ11へ送り出す。
このパン供給コンベヤ11はローラ式とし、その前端部
を下方へ傾斜状に配置したもので、その傾斜面により送
られたパンPを自重走行させ前記1段供給装置5の断続
時間の差、つまりパンPとの間隔をつめながらつぎの選
別物供給コンベヤ12へ送り出す。
また、このパン供給コンベヤ11の途中にマイクロスイ
ッチ等のパン空き検出器13を設け、この検出器13に
よりパン供給コンベヤ11上のパンPの有無を検出して
前記1段供給装置5に作動指令を与える。
14は前記選別物供給コンベヤ12に接続され被選別物
を収納したパンPをローラ14aの回転により搬送する
選別物搬送コンベヤで、その搬送方向に従って順次第1
、第2・・・・・・の選別部15、。
15□・・・・・・を構成し、この各選別部15.、1
52・・・・・・の前段に重量式の計測装置16を設置
する。
この計測装置16は、各選別部15.,152・・・・
・・においてその設定重量より重いものは選別し軽いも
のはつぎの選別部15□、152・・・・・・まで送り
つぎつぎと重いもの順に選別するもので、その具体的構
造は第7図に示す如く、ベース17の上面側に支持プレ
ート18を突設し、この支持プレート18の上下部に揺
動フレーム19.20の略中央部を回動自在に軸架し、
この上下の揺動フレーム19.20の一端部を互いにT
字状のロー2フレーム21を介して回動自在に連結し、
その回動支点である支軸22,23,24,25のうち
支軸22.23を支点としてローラフレーム21を上下
に昇降させる平行四辺形リンク26を構成したものであ
る。
そして、この平行四辺形リンク26のローラフレーム2
1の上部に2個の計測ローラ27を前記選別物搬送コン
ベヤ14と同一面上に配置し、この計測ローラ27に前
記支軸22.24に軸架したプーリ28およびベルト2
9を介して前記選別物搬送コンベヤ14のローラ14a
の回転を伝達させる。
30は揺動フレーム20の両端部の変位量を規制するス
トッパー、31はローラフレーム21の作動をオンオフ
動作で検出する作動検出器、32は揺動フレーム20の
長手方向に沿って設けられた螺杵で、一端にフレキシブ
ルワイヤー33を接続し、このフレキシブルワイヤー3
3を介して回動することにより分銅34を螺杵32の長
手方向に移動させ計測装置16の設定重量を調整する。
また、35は計測装置16の調整用に用いられる分銅で
ある。
なお、この各計測装置16の手前のローラ14aは他の
ものより径大とし、その外周には伝達効率の高いゴム等
を被覆しである。
41は前記各選別部15.、152・・・・・・の計測
装置16の周辺に通過するパンPの角部をねらってその
上方より投受光器等を設置したパン位置検出器で、この
検出信号を前記計測装置16の作動検出器31からの信
号とともに制御装置42へ送る。
制御装置42は、上記2つの信号を受けて選別機構とし
てのパン押出装置43を時間コントロールして動作させ
る。
パン押出装置43は、第8図および第9図に示す如く、
搬送方向の一側前後にそれぞれ2本のシャフト44.4
5を回動自在に軸架し、この各シャツ)44.45の上
方に回動リンク片46゜47の一端部を固定し、この回
動リンク片46゜47の他端部を互いに押出リンク片4
8の両端部で回動自在に連結して平行四辺形リンク49
を構成し、この押出リンク片49を通過するパンPの一
側部に対向させ、またシャフト44の下方に連結アーム
50を介してシリンダ51を連結したもので、このシリ
ンダ51の作動により平行四辺形リンク49の押出リン
ク片48を前記選別物搬送コンベヤ14上へ平行移動さ
せ、パンPをこのコンベヤ14より移送変換装置52へ
導入させる。
移送変換装置52は、第8図に示す如く、前記選別物搬
送コンベヤ14の一側より複数のガイドローラ53を徐
々に外側へ彎曲状に配置し、その外側にわずかの間隔を
あけて駆動ローラ54を設けるとともに、この駆動ロー
254を無端ベルト55により回転駆動させたもので、
選別されたパンPをこのガイドローラ53と駆動ローラ
54との間に一方のガイド壁P4を挾持した状態で移送
方向を変換しつぎの分岐コンベヤ56へ送り出す。
分岐コンベヤ56は、第10図に示す如く、複数のロー
ラ57を一定ピッチで配設し、このうちその前半部分の
ローラ57に対して下方より駆動プーリ58を対向させ
、その間にベルト59を介在してローラ57を回転させ
である。
なお、このローラ57の後半部分には回転駆動機構がな
く、そこから先は後続のパンPの送りにより順次前方へ
送り出されることになる。
そして、この分岐コンベヤ56の先端部にスプリング6
0で附勢されたストッパー61を設けるとともに、この
ストッパー61の作動位置にマイクロスイッチ等の集積
検出器62を設け、この検出器62により分岐コンベヤ
56へ選別されてきたパンPが一定量ランニンダストツ
クされたことを検出して移載装置63を作動させる。
移載装置63は、第10図および第11図に示す如く、
前記分岐コンベヤ56の後半部分の一側に両側板64を
有するかき出し板65を設け、このかき出し板65より
上方へ案内フレーム66を延設し、このフレーム66の
両側に軸架したガイドローラ67を前記分岐コンベヤ5
6と直交する本体68の案内溝69内を摺動させる構造
とし、また前記案内フレーム66の中央に本体68に固
定したシリンダ70のピストンロッド71を連結したも
のである。
81は集積コンベヤで、第11図および第12図に示す
如く、前記分岐コンベヤ56と直角的に配置され、その
略前半部には一定ピッチで配設したローラ82を両端に
連結されたチェーン84で回行させ、移載されたパンP
を前方へ搬送し、前方に一定ピッチで回動自在に軸架し
たローラ85へ送り出す。
上記ローラ82は、チェーン84に両端部を連結したシ
ャフト86にナイロンパイプ87を回動自在に嵌挿した
ものであり、したがって一定の負荷がかかるとパイプ8
7はシャフト86に対して回転する。
また、この集積コンベヤ81の前方下部に排出装置89
を設ける。
排出装置89は、被選別物を取り出した空のパンPを集
積コンベヤ81から排出するもので、第12図および第
13図に示す如く、両側部に平行リンク90を形成した
昇降台91の中央に前記本体68に固定されたシリンダ
92のピストンロッド93を連結し、その上面に前記集
積コンベヤ81と直交して複数のプーリ94を一定ピッ
チで配設し、この各プーリ94にモータ95からの回転
をタイトナー96により張設されたベルト97により伝
達させである。
なお、上記シリンダ92およびモータ95はそれぞれ集
積コンベヤ81の前端部−側に設けられた投受光器等の
箱詰め検出器98の信号により制御されで”Gする。
また、昇降台91の前縁部にはローラストッパー99を
設けるとともに、前記平行リンク90の回転軸である支
軸90aにストッパー板100を前記集積コンベヤ81
上に突出するように設ける。
101はローラ式の排出゛コンベヤで、基端部を前記排
出装置89の一側部に接続し、先端部を下方へ傾斜状に
設置してあり、その傾斜面により排出装置89から排出
された空のパンPを自重走行させてつぎの中間コンベヤ
102へ送り出す。
そして、この中間コンベヤ102の先端にさらに合流コ
ンベヤ103が接続されており、この合流コンベヤ10
3の先端部に合流制御装置104を設ける。
この合流制御装置104は、第14図に示す如く、合流
コンベヤ103の先端部にスプリング105で下方に附
勢されたストッパー106を回動自在に支持し、このス
トッパー106にソレノイド107を連結したもので、
ソレノイド107は空パン返還コンベヤ108に設けら
れたパン検出器109からの信号で動作させるようにし
である。
空パン反還コンベヤ108は、前記選別物搬送コンベヤ
14の下方に平行に配置され各選別部151、15□・
・・・・・からの空のパンPを画集するもので、この先
端に連結コンベヤ110および接続コンベヤ111を介
してパン揚げ装置112を連結する。
このパン揚げ装置112は、第4図に示す如く、送られ
たパンPの両面を挾むように2つのベルト113,11
4を垂直状にして対向させ、一方のベルト113を外側
に配設した複数のローラ115aに摺接させ、他方のベ
ルト114を上下のブー’J 115 b間で支持しそ
の間を一方のベルト113に倣うように一定の張力をも
たせる。
そして、このパン揚げ装置112の上端にローラ式の導
入コンベヤ116を傾斜状に接続し、この導入コンベヤ
116と前記パン集積タンク1の上部との間に反転シュ
ート117を彎曲状にして配置し、ここで送られたパン
Pを反転して元の正しい状態にし、定量供給装置118
を介して前記パン集積タンク1内へ送り出す。
この定量供給装置118は第6図aに示す如く、パンP
の両側のガイド壁P4を支援するローラ119をシリン
ダ120により開閉動作させるようにしたもので、その
動作は前記反転シュート117の途中に設けられたマイ
クロスイッチ等の定量検出器121からの信号で行なわ
れる。
なお、選別物搬送コンベヤ14の最終端には、パン反転
装置122を介して空パン返還コンベヤ108と接続す
る端末コンベヤ123を設けである。
つぎに、上記第1の実施例の装置の一連の動作を説明す
る。
まず、パン集積タンク1にためられたパンPは、パン供
給コンベヤ11上にある検出器13によりこのパン供給
コンベヤ11上のパンPのあきを検出されると、その検
知指令が1段供給装置5に入り2段交互押持方式により
最下段のパンPは引き出しコンベヤ6上に数個一度に落
される。
落されたパンPは列になってつぎのパン供給コンベヤ1
1へ送り出され、このパン供給コンベヤ11上を自走し
て1段供給装置5の継続時間の差、つまりコンベヤ11
上にあるパンPとの間隔をつめながらつぎつぎと連続的
につぎの選別物供給コンベヤ12へと送り出され、この
搬送途中で被選別物、例えばりんご、なし、或いはキャ
ベツ等が投入される。
そして、被選別物がのったパンPは、つぎの選別物搬送
コンベヤ14へ移載され、第1番目の選別部151へと
搬送されてゆく、パンPがこの選別部151の手前に達
すると、この部分のローラ14aは径が大きくなってい
るとともに伝達効果を増すゴム等を被覆しであるため、
通過時に増速されて連続されてくるパンPとの間隔をあ
け′る状態となり、多少間隔をあけた状態で計測装置1
6の計測ローラ27上へ送られる。
このとき、計測装置16の設定重量より重いものは計測
ローラ27のローラフレーム21を支軸22.23を支
点として下降させ、作動検出器31をセットしてその選
別指令を制御装置42へ送る。
設定重量は各選別部15.、15□・・・・・・により
順次後方へ行くに従い小さい値にセットされており、し
たがって被選別物は順次選別物搬送コンベヤ14の手前
より重いもの順に選別区分されることになる。
なお、この設定重量の調節はフレキシブルワイヤ33を
介して線杆32を回動することにより、分銅34を線杆
32の前後方向へ移動して変化させることができる。
同時に、この時点において、パンPはパン位置検出器4
1によりその位置が検出され、その検出信号が制候装置
42へ送られる。
制御装置42は、このパン位置検出器41からの信号と
前記作動検出器31からの2つの信号を受けて、パンP
が丁度パン押出装置43を通過する時点で同期するよう
にシリンダー51を動作させる。
シリンダー51が作動すると、連結アーム50を介して
シャフト44が回動し平行四辺形リンク49の押出リン
ク片48が選別物搬送コンベヤ14の搬出路中へ平行に
進入し、その位置にあるパンPのみを一側へずらして移
送変換装置52へ導入させる。
このとき、パンPの一側のガイド壁P4の内側にガイド
加−ラ53が係合し、さらに外側より駆動ローラ54が
挾持した状態となるため、選別区分されたパンPは駆動
ローラ54の回転に従ってガイドローラ53の方向へと
搬送方向を徐々に変化させ、前記選別物搬送コンベヤ1
4とは完全に分岐される。
なお、設定重量より軽いものはそのままパン押出装置4
3を通過し、つぎの選別部15□へと搬送されていく。
このようにして選別区分されたパンPは、移送変換装置
52からつぎの分岐コンベヤ56へ送られる。
この場合、搬送前半部分はベルト59の駆動により送り
出され、その後は後続のパンPの送り出しにより徐々に
押し出され、パンPが一定量送り出されるとその先端が
ストッパー61をスプリング60に抗して押し戻し、検
出器62によりパンPが一定数量たまったことが検出さ
れる。
すると、その検知指令が移載装置63へ入り、シリンダ
70の作動によりかき出し板65が前進してその前にた
められていた一定量のパンPを一列一緒に今までの搬送
方向と直角の向きに押し出し集積コンベヤ81へ移載す
る。
このとき、かき出し板65はその側板64で分岐コンベ
ヤ56へ送うれてきたパンPの前進を阻止し、同時にシ
リンダ70は前進したストロークを検出され、シリンダ
70の逆作動により元の位置に戻され、再び分岐コンベ
ヤ56からのパンPの送りを行なわせる。
集積コンベヤ81へ移載されたパンPはチェーン84の
駆動により先端のストッパー板100まで送られそこで
ランニングストックされた状態となる。
このとき、最前列にあるパンPの被選別物により検出器
98がパンPの進入を検出し、その信号により排出装置
89のシリンダ92を作動させる。
この場合、まずシリンダー92が作動すると、昇降台9
1は平行リンク90により平行に上昇しプーリ94がパ
ンPの底面に接触するとともに、ローラストッパー99
の上昇により後続のパンPの前進を阻止し、最前列のパ
ンPと分離する。
また、ストッパー板100も同時に第12図中矢示方向
へ回動し最前列のパンPの押し付けを解除する。
ここでパンP上に投入された被選別物が取り除かれ被選
別物は箱詰めされる。
そして、この最前列にあるパンPの被選別物が全て取り
除かれると、検出器98により箱詰め完了が検出され、
その検出信号によりモータ95が回転しベルト97の伝
達を介してパンPはっぎの排出コンベヤ101へ排出さ
れる。
そして、パンPが全て排出される時間をタイマー等で検
出し、その信号によりシリンダー92を逆作動させると
、ストッパー板100は元の直立状態に回動復帰し、同
時にローラストッパー99の下降によりっぎのパンPを
搬入し、再び箱詰め作業を繰返す。
そして、排出コンベヤ101へ移載された空のパンPは
その傾斜面に沿って自走し中間コンベヤ102を経てつ
ぎの合流コンベヤ103がら空パン返還コンベヤ108
へと流されるが、この空パン返還コンベヤ108は各選
別部151,152・・・・・・からの空のパンPが流
れ込み常に不規則な状態で流れているため、空パン返還
コンベヤ108上でパンP同志が重さならないようにす
る必要がある。
この場合、まず合流コンベヤ103附近の空パン返還コ
ンベヤ108にパンPが流れていると、そのパンPをパ
ン検出器109により検出し、その検出信号によりソレ
ノイド107を作動させストッパー106を合流コンベ
ヤ103上に突出して合流コンベヤ103からのパンP
の流れを規制する。
パンPの流れが途絶えると、ソレノイド107の励磁が
解かれ、ストッパー106はスプリング105により下
方へ復帰し、再びパンPを空パン返還コンベヤ108へ
合流させる。
合流コンベヤ103から移載された空のパンPは空パン
返還コンベヤ108で搬送され、連結コンベヤ110お
よび接続コンベヤ111を経てパン揚げ装置112へと
移載される。
ここでパンPは2本のベル[13,114間に両面を挾
まれた状態で上部へ運ばれ、つぎの導入コンベヤ116
を自走して反転シュート117へ流入し、ここでパンP
は反転し、つまり正常な状態に戻されて定量供給装置1
18へと送られる。
このようにしてつぎつぎと流れ込んだパンPが反転シュ
ート117の途中までたまると、検出器121により一
杯になったことを検出され、その指令により定量供給装
置118のローラ119をそれぞれ開き、そこに支持さ
れたパンPを一定量一緒にパン集積タンク1へ落し各収
納筒4内へ重積する。
っ落とし終ると、定量供給装置118は元に戻りつぎの
パンPを迎え入れる。
なお、被選別物を果せることができなかったパンPは選
別物搬送コンベヤ14を最終端まで進み、パン反転装置
122および端末コンベヤ123を経て空パン返還コン
ベヤ108へ流れ込み他のものと一緒に元に戻される。
つぎに、本発明の第2の実施例を第15図および第16
図について説明する。
この第2の実施例の説明上前記第1の実施例と同一機能
を営むものについては同一符号を附しその説明は省略す
る。
前記第1の実施例は選別物搬送コンベヤ14の搬送途中
に構成される第1、第2・・・・・・の各選別部151
.15□・・・・・・に、それぞれ重量式の計測装置1
6を設け、各計測装置16の計測結果によりそれぞれの
パン押出装置43を動作させる方式であるが、この第2
の実施例は各選別部15.、152・・・・・・におけ
る計測装置16の設置を省略し、選別物搬送コンベヤ1
4の前段に1個の計測装置を設置し、この計測装置を通
過する全ての被選別物の計測重量から選別段階を分類し
、その分類内容をパンPに記録し、パンPの搬送途中の
各選別部151.15□・・・・・・においてその記録
内容を読み取り、符号する選別部15.,15□・・・
・・・に位置したときのみパン押出装置43を動作させ
るようにしたことを特徴とするものである。
以下、具体的に説明する。
使用されるパンPは、第15図a、bに示す如く、底面
に磁性体或いは磁性粉等の記録媒体P、を複数個その幅
方向に一定ピッチで埋め込んである。
また、第16図の如く選別物搬送コンベヤ14の各選別
部151゜152・・・・・・に設けられていた計測装
置16およびパン位置検出器41を省略し、それに代っ
て読取装置151を設けるとともに、選別物搬送コンベ
ヤ14の前段に重量式の計測装置152を設ける。
この計測装置152は、前記第1の実施例の構造と略同
様であるが、平行四辺形リンク26の平衡を分銅34に
代ってスプリング153に代え、オンオフ動作である作
動検出器31に代って差動トランス154を設け、被選
別物の重量を計測し、その計測結果を制御装置155へ
送る。
制御装置155は、計算機等と接続され、送られた結果
により重量に基づく選別段階に分類し、記録装置156
を動作させる。
記録装置156は、前記計測装置152の後段に設けら
れ、制御装置155からの指令に基づき指定された1つ
の記録媒体P、を選んで磁化させる。
なお、空パン返還コンベヤ108の最終部分には、着磁
されたパンPの記録内容を消磁させる脱磁機157を設
けである。
したがって、この第2の実施例では、選別物供給コンベ
ヤ12で被選別物を投入されたパンPが、選別物搬送コ
ンベヤ14へ送られると、まずその重量により計測装置
152のローラフレーム21が下降し、その変位量を差
動トランス154が計測してその測定信号を制御装置1
55へ送る。
制御装置155はその測定信号から重量による選別段階
を計算し、その信号を記録装置156へ送る。
そして、計測されたパンPが丁度記録装置156上を通
過するとき、この記録装置156はパンPの底面にある
記録媒体P5の指定された1個を磁化させパンPに選別
段階を記録させる。
このようにして選別段隔を記録されたパンPは選別物搬
送コンベヤ14により搬送されて各選別部15.,15
□・・・・・・に送られてゆく、そして、各選別部15
.,152・・・・・・の前段の読取装置151により
送られてきたパンPの記録内容が読みとられ、その内容
が各選別部15.,15□・・・・・・の選別段階と一
致するとパン押出装置43に作動指令が与えられ、この
パン押出装置43の作動によりパンPは移送変換装置5
2へ導入され、分岐コンベヤ56を経て集積コンベヤ8
1に集積され、ここで被選別物が箱詰めされることにな
る。
なお、空パン返還コンベヤ108にのった空のパンPは
脱磁機157を通過するとき、記録媒体P5の磁化が消
磁され記録が消されて再びパン集積タンク1へと送り込
まれる。
以上、第1、第2の実施例ではいづれも重量式の計測装
置16,152を利用して選別するものであるが、第1
7図に示すような外形式計測装置161を利用すること
も可能である。
この場合、被選別物をのせたパンPの搬送路中に投光器
162および受光器163を対向させ、パンPが所定距
離、例えば11送られる毎に1パルス電気信号が出るよ
うに設定しである。
したがって被選別物の通過による遮光長さを投光器16
2および受光器163のパネル数による計測して被選別
物の外径を求めることができる。
上述したように、本発明の選別装置によれば、パンを選
別物供給コンベヤによって搬送するとともに、搬送中の
パンに被選別物を収納し、この被選別物を収納したパン
を選別物搬送コンベヤによって搬送し、この搬送工程に
おいて、パンに収納された被選別物の重量または大きさ
を計測装置によって計測するとともに、この計測結果に
基づいて被選別物をパンごと選別段階別の選別機構によ
って搬送工程外に誘導し、この選別された被選別物を収
納したパンを所定の分岐コンベヤを介して選別段階別の
集積コンベヤに集積するとともに、ここでパンから被選
別物を取り出すようにしたので、選別前、選別中及び選
別後のいずれのときも被選別物が互いに接触することが
なく、被選別物の傷を防止して商品価値を維持すること
ができ、そして、選別する被選別物は選別物供給コンベ
ヤによって搬送されているパンに収納すればよいので、
この作業が容易かつ能率的にできるとともに、この作業
の自動化にも適し、また、選別された被選別物もパンに
収納されたままで所定の集積コンベヤ上に集積されるの
で、箱詰め作業も容易かつ能率的にできるとともに、こ
の箱詰め作業の自動化にも適し、さらに、上述したよう
に、被選別物はパンに収納されたままで、搬送、選別、
集積が行なわれるので、特に傷つきやすいもの、たとえ
ば、梨、メロン、リンゴ、もも、すいか等や、転がしず
らいため従来では自動選別ができなかったもの、たとえ
ば、キャベツ、ぶどう、カポチャ等の全てのものに適用
することができ、そして、パン集積部から供給装置を介
して空のパンが選別物供給コンベヤに供給されるととも
に、各集積コンベヤにおいて被選別物が取り除かれた空
のパンは排出装置から空パン返還コンベヤを介してパン
集積部に返還されるので、被選別物の供給がパンの不足
等によって中断されることがなく、パンを効率的に循環
させて使用することができ、また、選別された被選別物
を収納したパンは選別物搬送コンベヤから分岐されると
ともに、所定の集積コンベヤ上に集積されるようになっ
ており、しかも、各集積コンベヤにおいて、被選別物が
取り除かれた空のパンは排出されるようになっているの
で、選別物搬送コンベヤ上及び各分岐コンベヤ上にパン
が滞留して選別作業が中断することがなく、これらの結
果、被選別物を傷つけることなく、能率的にかつ迅速に
、多種の農作物、収穫物の選別を行なうことができる。
そして、第1の発明の場合、計測装置と選別機構が選別
段階ごとに対応しているので、選別作業が確実にできる
また、第2の発明の場合、パンに記録媒体を設け、選別
物搬送コンベヤの前段において、1つの計測装置によっ
て被選別物の重量または大きさを計測するとともに、こ
の計測結果に基づいて記録装置によって選別段階をパン
に記録し、この記録を選別段階別の読取装置で読取って
対応する選別機構を介して選別物搬送コンベヤからパン
を分岐するようにしたので、パンの記録が消えないかぎ
り、選別場所及び時間に関係なく選別ができ、しかも、
計測装置が1つでよいため、装置全体が簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の装置のシステムを示す
ブロック図、第2図はその装置全体の概略構造を示す平
面図、第3図はその正面図、第4図は装置の前段部分(
パン集積タンク等)を示す正面図、第5図はパンを示す
斜視図、第6図aは定数量供給装置の説明図、第6[Q
bは一段供給装置の説明図、第7図は計測装置を示す正
面図、第8図は上記計測装置附近の構成を示す平面図、
第9図は第8図のA−A線断面図、第10図は分岐コン
ベヤを示す正面図、第11図は集積コンベヤ附近の構成
を示す平面図、第12図はその縦断面図、第13図は排
出装置の構造を示す正面図、第14図は合流制御装置を
示す説明図、第15図a。 bは第2の実施例で使用する記録媒体を有するパンの断
面図および底面図、第16図は・第2の実施例の装置を
示す説明図、第17図は外形式選別装置に用いられる計
測器を示す説明図である。 1・・・・・・パン集積部としてのパン集積タンク、5
・・・・・・供給装置としての1段供給装置、12・・
・・・・選別物供給コンベヤ、14・・・・・・選別物
搬送コンベヤ、16.152,161・・・・・・計測
装置、43・・・・・・選別機構としてのパン押出装置
、56・・・・・・分岐コンベヤ、81・・・・・・集
積コンベヤ、89・・・・・・排出装置、108・・・
・・・空パン返還コンベヤ、151・・・・・・読取装
置、156・・・・・・記録装置、P・・・・・・パン
、P5・・・・・・記録媒体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被選別物を収納するパンと、このパンを多数集積す
    るパン集積部と、このパン集積部に設けられパン集積部
    からパンを供給する供給装置と、前記パン集積様に接続
    され供給装置によって供給されたパンを搬送するととも
    に搬送中にパンに被選別物が収納される選別物供給コン
    ベヤと、この選別物供給コンベヤに連設されパンを搬送
    する選別物搬送コンベヤと、この選別物搬送コンベヤの
    搬送工程中に所定間隔をおいて設置され被選別物の重量
    または大きさを計測する選別段階別の複数の計測装置と
    、この各計測装置に対応して設けられ対応する計測装置
    からの計租結果に基づき作動しパンを前記選別物搬送コ
    ンベヤの搬送工程外へ誘導する複数の選別機構と、この
    各選別機構に対応して前記選別物搬送コンベヤの搬送工
    程中に接続され対応する選別機構により搬送工程外へ誘
    導されたパンを搬送する複数の分岐コンベヤと、この各
    分岐コンベヤに接続され分岐コンベヤによって搬送され
    たパンを集積するとともに集積されたパンから被選別物
    が取り除かれる選別段階別の複数の集積コンベヤと、こ
    の各集積コンベヤに設けらら被選別物が取り除かれた空
    のパンを集積コンベヤから排出する複数の排出装置と、
    この各排出装置がその搬送工程中に接続され各排出装置
    によって排出された空のパンを搬送して前記パン集積部
    に返還する空パン返還コンベヤとを具備したことを特徴
    とする選別装置。 2 記録媒体を有し被選別物を収納するパンと、このパ
    ンを多数集積するパン集積部と、このパン集積部に設け
    られパン集積部からパンを供給する供給装置と、前記パ
    ン集積部に接続され供給装置によって供給されたパンを
    搬送するとともに搬送中にパンに被選別物が収納される
    選別物供給コンベヤと、この選別物供給コンベヤに連設
    されパンを搬送する選別物搬送コンベヤと、この選別物
    搬送コンベヤの搬送工程前段に設置され被選別物の重量
    または大きさを計測する計測装置と、この計測装置に対
    応して設けられ計測装置の計測結果に基づきパンの記録
    媒体に選別段階を記録する記録装置と、前記選別物搬送
    コンベヤの搬送工程中に所定間隔をおいて設けられパン
    の記録内容を読取る選別段階別の複数の読取装置と、こ
    の各読取装置に対応して設けられ対応する読取装置の読
    取装置に基づき作動しパンを前記選別物搬送コンベヤの
    搬送工程外へ誘導する複数の選別機構と、この各選別機
    構に対応して前記選別物搬送コンベヤの搬送工程中に接
    続され対応する選別機構により搬送工程外へ誘導された
    パンを搬送する複数の分岐コンベヤと、この各分岐コン
    ベヤに接続され分岐コンベヤによって搬送されたパンを
    集積するとともに集積されたパンから被選別物が取り除
    かれる選別段階別の複数の集積コンベヤと、この各集積
    コンベヤに設けられ被選別物が取り除かれた空のパンを
    集積コンベヤから排出する複数の排出装置と、この各排
    出装置がその搬送工程中に接続され各排出装置によって
    排出された空のパンを搬送して前記パン集積部に返還す
    る空パン返還コンベヤとを具備したことを特徴とする選
    別装置。
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