JPS59501754A - 板形熱交換器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 非金属材ライニング 発明の背景 本発明は、板形熱交換器のフレーム板及び／または圧力板の流入ホード及び流出 ボート用非金属材ライニングに関し、該ライニングは円筒形部分、及び該ライニ ングの使用時にフレーム板及び／または圧力板の各側に配置された少くとも１つ 、好ましくは２つのフランジを含む。

従来技術 板形熱交換器は、フレーム板と圧力板間に固定された多数の熱交換板を含む。フ レーム板及び／または圧力板には、熱交換媒体用の流入ボート及び流出ボートが 設けられている。これらの流入ポート及び流出ポートには、しばしば、これと異 なる材料で造られたライニングが挿入される。このようなライニングの挿入の目 的は、腐食性の熱交換媒体とフレーム板及び／または圧力板とが接触状態になる ことを避けることにある。

この理由はフレーム板及び／または圧力板が安価な材料で造られることによる。

しかし、普通のライニングの使用は、ライニングのフランジの厚さは、フレーム 板及び／または圧力板の流入ポート及び流入ポートのまわりに凹部を形成するよ うに加工しなければならない程厚く、このために該フランジは熱交換器の構造寸 法上著しく悪影響されるおそれがあった。さらに、熱交換板とフレーム板及び／ または圧力板との間の接触に関して諸問題が生じている。

英国特許第１．０４１．８０５号は、弾性材料で造られかつフレーム板または圧 力板の流入ポートまたは流出ポートに挿入して用いるライニングを開示しでいる 。

このライニングは、各端にフランジをもつ円筒形部分を含む。ここにおいて、熱 交換板と当接されるフランツの厚さは、流入ポート及び流出ポートのまわりに凹 部を形成するようにフレーム板に加工を施さなければならなかった。このような 加工は費用が増大しかつ時間のかかる作業を能つ。

ドイツ特許明細書第２３５７０５９号も板状熱交換器用の弾性材料で造られたラ イニングを開示している。

上記特許明細書の第３図ておいて、フレーム板におけるライニングの位置が略図 で示されている。この場合、このライニングの比較的厚い７ランノがフレーム板 と第１熱交換板間に略本され、フレーム板は加工されていないように見える。し かし、これはつぎの理由によるものと思われ、すなわちこの図は概要図であり、 図示の装置はフレーム板と熱交換板間のこのような大きな距離では機能し得ない と考えられるからである。

上記の図面は単に概略を示すもので、この装置の実体をあられすものではないこ とが明細書の記載内容から明瞭であり、明細書には密封効果を増大するには、ラ イニングのフランクのための凹部をフレーム板に形成しなければならないと述べ ている。このことは、この装置は既述の英国特許第１．０４１．８０５号による ものと同様な問題を含んでいる。

発明の要旨 本発明け、既知の技術に伴う諸問題を解決することを目的とする。この目的は、 下記のフランジによって達成され、すなわち一方においてフレーム板及び／また は圧力板と、他方において熱交換板間に配置されたこのフランジはフレーム板及 び／または圧力板の流入ポート及び流出ポートまわりに凹部を形成する必要がな い程度に薄く、かつこのフランジは一方において熱交換板と、他方友おいてフレ ーム板及び／または圧力板間の７一ル部材として機能するふくらみ部分を有する 。

図面を参照しつつ、以下に本発明の詳細な説明する。

図面の簡単な説明 第１図は、本発明によるライニングの半部断面図、第２ａ図からｉ２ｃ図は、本 発明によるライニングの１つのフランジと結合チューブのフランジ間の種々の結 合構造を示す。

実施例の説明 このライニングは非金属材料で造られかつ円筒形部分１０を含み、該円筒形部分 は各側にフランジ１１及び１２を有する。

熱交換板と当接するフランジ１１ば、熱交換器の構造寸法上に著しく悪影響を与 えずに、フレーム板または圧力板の側面の外側に取付けられる程度に薄い。この ことは、フレーム板および／または圧力板の１１１１１面に凹部を形成するため の通、常の加工作業が省略できるので、極めて重要である。

フランツ１１は、その周辺にこのフランジの他の部分よりも厚い部分をもつ。こ の厚い部分は、フランツ１１の周囲に延びかつ最も近接する熱交換板のリングガ スケットとして機能するふくらみ部分１３を含む。

これに関し、熱交換板は、このガスケットを取付けたがスケシト溝がフレーム板 に向くように配置される。

よって、リングガスケット１３は、第１の熱交換板の押圧されたガスケット溝内 Ｋｕめ込まれ、かつ熱交換板とフレーム板間のシール部材として機能する。この ように自装置する二とによって、フランジ１■は、フレーム板に切込み形成され た孔内にライニングが正しく心出しされて装着されると同時に半径方向に固定さ れ、この孔は公差をもたせるため若干過大に造られる。

この装置は、鋼板で造ることが好適な環状円板１４を有し、該円板は薄いフラン ク１１と当接しかつこれを保護する。これに関し、円板１４はライニング１０の 孔断面と実質的に対応する円形孔をもつ。

円板１４は、その外側部分がふくらみ部分１３の下側へわずかに突出しかつ付加 的保証手段としてフランツｌｌ上に接着または付着硬化することによって所定位 置に保持される。

ライニング１０の他方のフラン１５１２は結合チューブの結合フランクと当接さ れる。フラン）】２か、結合チューブの取付中に圧縮され過ぎて破損する危険を 防ぐために、一方において結合チューブフランジと、他方においてフレーム板及 び／または圧力板間に少くとも１つの間隔部材が配設される（第２ａ図〜第２ｃ 図参照）。

この間隔部材は、結合チューブ２２とフレーム板及び／または圧力板２３を結合 する少くとも幾つかのピン、ぜルト上に弛くまたはにわか付けされたワソンヤ２ １を含む（第２ａ図）。この場合、フランツガスケット２４の直径は、間隔部材 ２１が所期の効果を呈するようにワノ／ヤの直径と整合されなげればならな（・ 。

別の間隔部材においては、フラン）２４に挿入された多数のピン２５をきむ。こ の場合、これらのピンはにわか付けまたはプレスはめによる取１寸方法で適切に 取利けもれる。これとは別に、これらのピンは、ゴムに加硫されることもてきる 。第１図の実施例において、間隔部材は、フランジ１２に固着されたピン１５を 含む。

第３の間隔部材の例としては、フランジ２４０周辺部分の溝内に数例げられた金 属リング２６を含む。丸形や正方形、あるいは六角形断面などの鉄で造られるこ の金Ｍ　’Ｊングは開口形状で弾性を有するものか、あるいは閉鎖リング形状を もつ。このリングは、加硫などの適切な方法でフランジの溝内て固着される。

フランジ１２の外側部分１６に適切な圧縮力を１寸与するために、この部分は内 側部分よりも大きい壁厚をもつことができる。

本発明によるライニングは、例えばゴムのような弾性材料で造ることが好適であ り、ライニングの２つのフランジはライニングの他の部分とともに一体（で形成 されろことか好ましい。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　板形熱交換器のフレーム板及び／または圧力板の流入ボート及び流出ボート のライニング用であって、かつ円筒形部分と、使用時にフレーム板及カ／または 圧力板の各側に配置される少くとも１゛っで、しかも２つが好適なフランクとを 含む非金属材ライニングにおし・で、一方においてフレーム板及び／または圧力 板と、他方にお（・て熱交換板との間に配置されたフラッジ（１１）が、フレー ム板及び／または圧力板の流入ボート及び流出ボートのまわりに凹部を形成する 必要かな℃・程度に薄く造られ、かつフランジ（２）が一方において熱交換板と 他方に２いてフレーム板及び／または圧力板間に寂いて密封部材として機能する ふくらみ部分（１３）を有することを特徴とする非金属材ライニング。 ２　ふくらみ部分（１３）か熱交換板のガスケット溝内に嵌毘されるリングガス ケットとして形成されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の非金属材 ライニング。 ；３　金萬（オ料で造られかつライニング（１０）の孔断面と実質的に対応する 大きさの開孔を有する環状円板（１４）がフランジ（１１）の上側に固定される ことを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載の非金属材ライニング 。 ゛　１　板（１４）の周辺部分がふくらみ部分（１３）の下側に突出することを 特徴とする特許請求の範囲琳３項記載の非金属材ライニング。 ５　他方のフランツ（１２）が間隔部材を有することを特徴とする特許請求の範 囲上記各項ついずれか１項記載の非金属材ライニング。 ６　間隔部材が、結合チューブとフレーム板及び／または圧力板（２３）を結合 する少くとも幾つかのダルトに付設されたワッシャ（２１）’ｉ含むことを特徴 とする特許請求の範囲第５項記載の非金属材ライニング。 ７　間隔部材がフランジ（１２，２＝１）に固着されたビン（２５）を含むこと を特徴とする特許請求の範囲第５項記載の非金属相ライニング。 ８　間隔部材がフランジ（２４）の周辺部分に形成された溝内に付設された金属 リング（２６）をぎむことを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の非金属イオ ライニング。 ９　フランジ（１２，２４）の一部分（］６）が他の部分より大きい壁厚をもつ ことを特徴とする特許請求の範囲第５項から第８項までの℃・ずれか１項記載の 非金属材ライニング。 １０　ゴムで造られることを特徴とする特許請求の範囲上記各項のいずれか１項 記載の非金属材ライニング。