JPS59500623A - 屋根タイル製造方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 屋根タイル この発明は屋根タイル、特に、新規な型式のタイル、その製造方法およびその製 造装置に関する。

従来、屋根タイルはコンクリートから作成され、種々に着色されるとともに種々 の形状に成形されている。

この種のタイルは、一般にその側縁部に沿って等高連結領域を備えそれにより屋 根に設置された際各タイルは、同一列内において隣接するタイルを側方で相互接 続される。新しい着色および形状、例えば−“ロール”と称されるものについて タイルの外観を改良するために種々の努力がなされてきた。それにもかかわらず 、材料としてコンクリートを用いた場合、木あるいはスレート等の他の材料の外 観を模似せしめることは困難なことであることが分った。これは−例えば木製屋 根板に代えてコンクリート製のものにしたいような場合に望まれることである。

これに関して外形に合わせて用いることは重要なことではなく−かつ、例えば木 製屋根板に似せることが望まれようとも、実際上回避されるであろう。着色技術 を用いることは不適当であることが分った。

このように、この発明の目的の１つは、その側端部に等高連結領域を有しかつそ の上面の大部分に亘って複数の小さな間隔をもって長手方向に延びる比較的浅い 溝を有する屋根タイルを提供することにある。

谷溝の効果は当該タイルの上面を横断する後部およ埜谷部の間隔を比較的小さく せしめることである。これは着色技術で得られるよりも顕著な効果があることが 分った。このようにして、離隔して観察した場合、後部および谷部は単に色で縞 を描くだけでは得られない方法で１例えば、木目に模擬せしめることができる。

−万一着色縞を付加することによりこの効果を強調することができる。よって、 好ましいタイルはその上面に明褐色の背景に対して暗褐色の縞を描いて成る不規 則な着色縞と一緒に複数の溝を有する。これ等の縞は、例えば−英国特許第１． ５７７．３２１号の方法あるいは他の適宜な方法を用いて得られる。

稜部および谷部を有することの利点は、雨水が当該タイルを流下する゛のを促進 しかつ当該タイルを横断するのを禁止することである。

上記タイルの外観は、さらに当該タイルの下端部表面に上方に延びる溝を持たせ ることにより強張せしめられる。上方端部面は使用時に見えないから、そのよう に処理する必要がない。また、谷溝の横方間における間隔を変化、たとえは、不 規則に変化せしめることにより外観を強張せしめることができる。このようにし て、例えば、１インチ当り３〜１２本の溝が投げられる。不規則な着色縞と組み 合わせることにより、特に優れた外観上の効果が発揮せしめられる。谷溝の深さ は好ましくは１／４インチ以下とされるとともに、該深さは例えば不規則に変化 せしめられる。

上記タイルは一般に他の材料を用いることも可能ではあるがコンクリートから作 成される。このタイルは公知の方法を変形した方法で作成され、したかつてこの 発明のもう１つの目的は、ベースリボンを形成するために連結する各パレットに タイル形成材料を装入し、該リボンをスリッパ手段により圧縮し、その後個別の タイルに切断し、上記各リボンと接触するように上記スリッパに設けられた段付 手段により各タイルの少なくとも上面の大部分に亘って複数の小さい間隔で長手 方向に延在する比較的浅い溝を設けた屋根タイル製造方法を提供することにある 。

この発明に係る装置は、長手方向に各パレットを連続して移送せしめる手段、該 各パレット上にリボンを形成するためのタイル形成材料を装入する手段、該各リ ボンを圧縮するスリッパ、および該各リボンを個別のタイルに切断する手段を備 え、上記スリッパの表面の大部分に一上記リボンと接触する複数の比較的小さい 間隔で長手方向に延在する段付部を設けて構成したものである。

上記リボンを個別のタイルに切断する、裁断機あるいはそれと同類の手段は、当 該タイルの少なくとも一端部の表面に溝を形成するように構成されている。これ 等の溝は上面において並べられるとともに、何はともあれ同一の間隔および深さ とされる。

着色による縞ひきは、随意の時間間隔でタイル成形材料、たとえば−コンクリー トモルタル用のホッパーあるいはそれと同類のものに２次的な着色材料を導入す ることにより行われる。一般にそのような工程は、縞ひきが王としてタイルの上 面領域で形成されるようにするもので、ある。切断手段の動作は端面を引き下げ ようとする着色を可視効果に付加せしめるようにされ５ る。

この発明の重要な利点は改良された視覚的効果が得られる一方、水の制御を行な わせることができ、スリッパが有効な方法で簡単なものに改良されることを除い て従来技術を用いることができることにある。

上記装置はスリッパ　の前方に設けられたタイル形成材料を圧縮するためのロー ルを含み、そしてこれはスリッパ上でそれ等に対応した段付部を備え、かつ、勿 論、好ましくはそれとともに配列されている。

この発明の実施例の具体例が添付図面を参照しつつ記載される。

第１図はこの発明に係る装置の概略図である。

＠２図は第１図の矢印π方間に見たスリッパ　部分の図である。

第３図は第１図の矢印■方間に見た裁断機部分の図である。

第４図はこの発明に係るタイルの斜視図である。

第１図において、タイル形成装置は、互いにリンクされかつ矢印Ａ方間に駆動さ れる複数のパレット１から構成される。ホッパ２に供給シュート４を介してコン クリートモルタル３が供給される。回転撹拌棒５はモルタルをロール６に回わし め一該ロール６は該モルタルをパレット１上に圧縮する。その後、該モルタルは スリッパ　７の下を通過せしめられ、該スリッパ７はモルタルを仕上げ圧縮する とともに上面の成形を行う。このモルタルは連続するリボン８として現出しかつ 裁断機１１のブレード１０により個別のタイル９に切断される。等和色（２次着 色）材料がロール６上に設置された供給パイプ１２を介してホッパ２に供給され る。着色材料の供給が随意に行われ、着色された縞がリボン８、したがってタイ ル９の上面に表われる。

第２図に示すように、スリッパ７はリボンの上面と接触する底面１３を有する。

これはタイルの連結領域を形成するために実質的な等高線部１４を有する。一方 、この発明によれば、表面１３は、また、連続して比較的接近した間隔をもって 長平方間に平行に延在する小さな段付部（リンク）１５を備えている。これ等は 上記スリッパを不規則に横断している。これ等の段付部は高さが約１／４インチ 程度でありかつ１インチ当り３〜１２の間隔をもつように変化している。これ等 は＄２図に拡大して示される。各タイル自体は所望の大きさ、たとえば、標準幅 寸法、言わは６１／２インチあるいは１３インチを有するようにされる。これ等 の小さな段付部はリボン８したがって当該タイル９の上面に、対応する複数の浅 い溝を生成せしめる。

第３図に示すように一裁断機１１のブレード１０はその上流に複数の段付部１７ を備えた面１６を有している。このようにして、各タイル９がブレード１０によ りリボン８から切断されたときに、複数の溝か端部表面に形成され、該表面は使 用時に屋根に押し付けられる。同時に、着色された複数の縞が該端面にひき下さ れる。

さらに、タイル９の取扱いは公知である。仕上りタイルを第４図に示す。これは その底面１８にノ々レント１の形に応じて等高線を形成せしめる。上面１９は、 縁部に沿って相互接続領域２０を有しているものの略平坦状となっている。上面 １９および下端面２１の両者はこの発明に応じて形成された複数の溝およびその 上に彩色した縞を有する。複数の平行な溝と組み合わせて明褐色の背景に複数の 暗褐色の縞をひくことは木目に良く似せることができることが分った。

Ｆ／Ｇ、ｌ、。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　その側縁部に沿って等高連結領域を有するとともに少なくともその上面の 大部分に亘って複数の小さい間隔をもって長手方向に延びる比較的浅い溝を有す る屋根タイル。 ２、　その上面に不規則な複数の着色縞を含む請求の範囲第１項に記載の屋根タ イル。 ３、　明褐色ベースと対照的な暗褐色の複数の縞を含む請求の範囲第２項に記載 の屋根タイル。 ４、上記谷溝の横間隔および／又は深さが不規則に変化している請求の範囲第１ 項乃至第３項のいずれかに記載の屋根タイル。 ５、　その下端面に上方に延在する複数の溝を有する前記請求の範囲のいずれか に記載の屋根タイル。 ６、　長さ方間に各パレットを連続して移送せしめる手段−該各パレット上にリ ボンを形成するためのタイル形成材料を装入する手段、該各リボンを圧縮するス リッパおよび該各リボンを個別のタイルに切断する手段を備え、上記スリッパの 表面の大部分に上記リボン・と接触する複数の比較的小さな間隔で長さ方間に延 在する段付部が設けられた屋根タイル製造装置。 ７、上記切断手段が上記タイルの少なくとも一方の面に狭い間隔で複数の溝を形 成するように形成された請求の範囲第６項に記載の装置。 ８、上記タイル形成材料を圧縮する上記ズリツバの前方に設けられ、該スリッパ 上にそれ等に対応する複数の段付部を備えたロールを含む請求の範囲第６項又は 粛７項に記載の装置。 ９、　ベースリボンを形成するために連続する各パレットにタイル形成材料を装 入し一該リボンをスリッパ手段により圧縮し、その後個別のタイルに切断し、上 記各リボンと接触するように上記スリッパに設けられた段付手段により各タイル の少なくとも上面の大部分に亘って複数の狭い間隔で長手方向に延在する比較的 浅い溝を設けるようにした屋根タイル製造方法。 １０、感上記ブリック形成材料に不規則な時間間隔で着色材料を付加せしめるよ うにした請求の範囲第９項に記載の方法。