JPS59500600A - 無菌カップリングを備える医療用薬液成分混合装置 - Google Patents

無菌カップリングを備える医療用薬液成分混合装置

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JPS59500600A
JPS59500600A JP50135383A JP50135383A JPS59500600A JP S59500600 A JPS59500600 A JP S59500600A JP 50135383 A JP50135383 A JP 50135383A JP 50135383 A JP50135383 A JP 50135383A JP S59500600 A JPS59500600 A JP S59500600A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 無菌カップリング ステイーブン、ピアソンおよびステラフェン、エイ、ライオンズの名前で、代理 人書類記号BM−1204として出願された“閉鎖薬剤放出システム”なる題名 、およびステラフェン、エイ、ライオンズの名前で、代理人書類記号BM−12 06として出願された“混合装置”なる題名の二つの関連出願が存在する。両者 の出願は本発明の譲受人へ譲渡される。
本発所少宜量 多くの薬剤は、患者へ静脈内注射で放出される前に希釈液と混合される。希釈液 は、例えばデキストロース溶液、食塩水または単に水であってもよい。多くのそ のような薬剤は粉末形で供給され、そしてガラスバイアル中に包装される。化学 療法に使用されるあるもののような他の薬剤は、液状でガラスバイアル中に包装 される。
粉末状薬剤はよく知られた態様で、液体を混合のためバイアル中へ注射する注射 器を用いて復元され、該注射器は最後には混合した溶液をバイアルから吸引する 。薬剤が患者へ放出される前に希釈されなければならないときは、該薬剤がしば しば希釈液の容器中へ注射され、その場合は該容器は患者へ放出のため投与セッ トへ接続することができる。さらに特別には、希釈液は、ガラスびんまたはイリ ノイ州ディヤフィールドのトラベノール、ラボラトリーズ、インコーホレイテッ ドによってミニバッグおよびパイアフレンクスなる名称で販売されている可撓性 プラスチック容器中に包装される。これら容器は容器中味を容器から患者へ放出 する投与セントへ接読するための投与ポートを有する。薬剤は典型的には、容器 上の注射部位を通って容器へ添加される。
薬剤は種々の理由で希釈液と別々に包装することができる。最も重要な理由の一 つは、ある薬剤は希釈液と混合する時その有効性を維持し得す、そのため実質的 な期間貯蔵できないことである。ある場合には、薬剤と希釈液は有意な時間の間 混合し続けないであろう。
また、薬剤を製造する多くの会社が静脈内放出用の容器中の医療用液を提供する 営業に従事していないため、薬剤が希釈液から別個に包装される。
従って、医師、看護婦、薬剤師または他の医療従事者は、薬剤と希釈液を混合し なければならない。これは数多くの問題を提供する。
復元操作の時間消費である。オペレーターは開始前通切な希釈液と注射器を準備 しなければならない。しばしば粉末状薬剤はバイアルの底でケーキとなる。この ため液体を注射器がらバイアル中に注射する時、液体と粉末薬剤との間の接触表 面積は最初全く小さく、そのため混合操作をもっと時間消費とする。限られたバ イアル容積のため、希釈液中の増加する薬剤濃度は復元プロセスの終了をますま す困難にする。オペレーターは繰り返してバイアル中へ溶液を注射し、混合し、 そして溶液を吸引することによってこれを解決しようと試みることができるが、 しかしこれは余分の注射および注射器の運動を必要とし、それによって汚染の可 能性を増す。また、薬剤および/または液体の全部をバイアル外へ出すことはし ばしば困難であり、そのため復元操作を実施するのに必要な時間を増す。
復元操作は好ましくは無菌状態で実施されなければならない。オペレーターを正 当化できるようにもっと注意深くし、そしてもっと時間を消費するそのような要 件に加えて、無菌状態はしばしば維持するのが困難である。ある場合には、その 下で復元操作が実施される層流フードが必要となり得る。
例えばある種の化学療法剤のようなある種の薬剤は有毒である。
復元中核薬剤へのオペレーターの露出は、もしオペレーターが日常そのような薬 剤で仕事し、そしてそれらへ繰り返して露出されるならば特に危険である。
さらに別の問題は、希釈液容器はそれへ注射された薬剤を、または少なくともそ れを導出すべき患者の名前を標識されなければならないので、復元操作はどの容 器がどの薬剤を含んでいるかについて混乱の源を提供することである。
薬剤と希釈液の別々の貯蔵のための閉鎖システムは最も有益であろうということ がわかる。しかしながら最近まである種々の要因が、商業的に実現可能な、正当 に安価なヘースでそのような閉鎖システムを阻止していた。薬剤と希釈液のため の別々の、選択的に連通するコンパートメントを有する閉鎖システムの製造を困 難にした一要因は、滅菌操作であった。−例として、可撓性プラスチック容器の 場合、その中に希釈液が入った容器は水蒸気滅菌もしくはオートクレーブ滅菌に よって滅菌される。しかしながら、そのような滅菌操作の間発生する熱は多くの 薬剤の有効性まで破壊するであろう。他方、エチレンオキシドガスの使用のよう な他の滅菌手段は薬剤には害はないが、しかし希釈液に害がある。薬剤と希釈液 を別々に滅菌し、そして二つの成分を滅菌後別々に貯蔵するための別々のコンパ ートメントを有する単一容器中に組合わせるためのシステムが、本出願と同時に 出願され、本発明の譲受人へ譲渡された、ウィリアム、シュネルの名前の“滅菌 した液体混合システム”と題する、代理人書類記号AO−1200の米国特許出 願に示されている。
これらの考慮は、薬剤および希釈液を種々の滅菌工程の間保護する手段がない限 り、システムは別々の薬剤および希釈液容器をそれらを別々に滅菌した後に組合 わせることによって構成すべきことを要求する。これは二つの容器間の無菌接続 の製作を必要とする。無菌接続は、例えばすべて本発明の譲受人へ譲渡された米 国特許第4゜157.723号、第4,265,280号および1979年4月 6日に出願され、許可された米国特許出願箱027 、575号中に示されてい るように公知である。それらに開示されているコネクターは高度に信頼し得る無 菌接続を提供する。しかしながら、それらは接続を形成するために別個の輻射エ ネルギー源、従って該エネルギー源を作動するためのパワー源を使用する。
そのような閉鎖システムの他の要件は、希釈液を収容している容器から、粉末薬 剤を収容している容器−・の水蒸気透過を防止しなければならないことである。
以前に論じたように、ある種の粉末薬剤は、たとえ少量の液を含む貯蔵において 薬剤有効性を破壊する。
最後に、そのような閉鎖システムは、薬剤と希釈液との容易で完全な混合を容易 にするような態様で構成されなければならない。
圭光凱傅亘! 本発明は二つの別々の容器間に無菌通路を選択的に確立することを許容する無菌 カップリングに関する。本発明の無菌カップリングは、薬剤バ′イアルの修正な しで標準構造の薬剤バイアルへ直接っくることができる。この無菌カップリング は別々の容器中の2分の別々の滅菌を可能とするが、しかしなお該成分の無菌状 態での混合を可能とする態様で該成分の貯蔵のための閉鎖システムを可能にする 。
各容器はアクセス手段を含む。成型された接合体が該アクセス手段の両方の少な くとも端部分のまわりに該端部分を無菌の離れた関係に維持するように永久に固 着される。該アクセス手段の一方は端部分間の接合体を刺通し、容器間にアクセ ス手段を通って無菌の通路をそれによって確立することができる刺通エレメント を含む。好ましい具体例においては、成型された接合体は、端部分のまわりに加 熱された溶融プラスチックを射出成型することによって形成されたプラスチック 材料である。該接合体は、溶融材料から端部分への熱移転によって後で無菌カッ プリングとなる滅菌された端部分を提供する。
本発明はさらに、二つの別々の容器のそれぞれのアクセス手段間に、無菌の離れ た関係を確立し、そして維持し、該アクセス手段を通って容器間に無菌通路を将 来選択的に確立することを許容する方法に関する。
本発明はさらに、二つの別々の容器のそれぞれのアクセス手段間に無菌通路を選 択的に確立する方法を提供する。
最後に、本発明は溶融材料を低圧力供給源から金型内部中へ射出成型する方法に も関する。低圧力射出成型は、例えば容易に破損されるガラスバイアルのまわり に接合体を射出成型することを望むときに必要である。
凹皿勿戊ユ 第1図は閉鎖システムの斜視図である。
第2図は第1図に見える圧縮し得るチャンバーの斜視図である。
第3A図は第2図の線3A−3Aに沿った断面図である。
第3B図は保持チューブおよび破断し得るカニユーレの一部断面拡大破断図であ る。
第4図は図面上の図示の容易ため90°回転した製作中の閉鎖システムの一部概 略側面図である。
第5図は製作中の第1図に図示したシステムの一部断面正面図である。
第6図は第1図に図示した閉鎖システムに使用した無菌カップリングの部分断面 図である。
第7図は無菌通路の確立を図示している閉鎖システムの一部断面部分図でる。
第8図は開いた破断カニユーレを図示している第7図に示した図である。
第9図は液体移送を図示している一部破断圧面図である。
第10図は液体交換を図示している一部破断正面図である。
第11図、第12A図および第12B図は液体を容器からチャンバーに移す工程 を図示している容器の正面図である。
第13図は焦面カップリングの別の具体例を図示する。
第14図は無菌カップリングのさらに別の具体例を図示する。
第15図および第16図はそれぞれ無菌通路の確立の前および後の、第14図の 無菌カップリングの一部断面部分図である。
々ましい旦 の:2な云゛ 第1図ないし第3図を参照すると、第1図に閉鎖システム2oが見られる。圧縮 し得るチャンバー22が設けられ、それは圧縮し得るチャンバー22のまわりに 外側シール28を形成するように合体シールされた可撓性プラスチックシート2 4.26からつくることができる。プラスチックシー)24.26は例えばポリ 塩化ビニル材料でつくることができ、そして外側シール28は、例えばヒートシ ールまたは高間波(RF)シールとすることができる。圧縮し得るチャンバー2 2は、貯槽コンパートメント30と、選択的に気体をトラップするコンパートメ ント32とを含む。貯槽および気体トラップコンパートメント30.32は、閉 鎖端36と開放端38とを有する内壁34によって部分的に区切られている。内 壁34は、2枚の可撓性プラスチックシートをヒートシールまたはRFシールす ることによって形成することができる。内壁34は外側シール28の延長として もよい。内壁38の開放端38は増加した強度のため幅広の丸いシール40とす ることができる。
内壁34は内壁34の長さに沿い、そして閉鎖端36において気体トラップおよ び貯槽コンパートメント32,30を隔離する。内壁34は開放端38のまわり で気体トラップおよび貯槽コンバートメン)32.30間の開いた流路42を形 成する。
外側シール28と内壁34とは、好ましい具体例においては圧縮し得るチャンバ ー22に一般に3字形状を与える。貯槽コンパートメント30は3字形状の長脚 に相当し、そして気体トラップコンパートメント32は3字形状の短脚に相当す る。内壁34は長脚と短脚とを分離する。
圧縮し得るチャンバー22へのアクセス手段44が気体トラップコンパートメン ト32に隣接して位置する。好ましい具体例においては、該アクセス手段はプラ スチック針ハブ48に装着された標準構造でよい針46を含んでいる。チャンバ ーアクセス手段44は、ポリ塩化ビニル材料で作り得るようなプラスチック可撓 性スリーブ50をさらに含んでいる。スリーブ50はその第1の端56において 針ハブ42へ溶剤接着のような慣用手段により接着することができる。チャンバ ーアクセス手段44は、スリーブの第2の端58においてスリーブ50へ接着さ れそしてそれを閉鎖する膜52をさらに含んでいる。膜52は環状リブ54を含 んでいる。膜52もプラスチック材料でよい。
スリーブ50の第1の端56は破断し得るカニユーレ62の中空端60中に固着 される。そのような破断し得るカニユーレは公知であり、そして例えばすべて本 発明の譲受人へ譲渡された米国特許第4.181,140号、第4,294,2 74号および1979年10月18日出願の許可された米国特許出願第086. 102号に示されているように構成することができる。第3A図および3B図を 参照すると、破断し得るカニ五−し62は、保持部材64の側壁68中に1個ま たは2個以上の開口66を有する中空保持部材66中に収容されることができる ことが見られ、該開口は3字形の圧縮し得るチャンバー22の短脚の頂部近くに 位置している。破断し得るカニユーレ62は破断部分72を含み、該部分はフィ ン73を有し、そして脆弱部分70において中空端60から選択的に破断するこ とができる。
第1および3B図に最良に見られるように、外側シール28は保持部材64の側 壁68のまわりに形成される。もしRFシールが用いられるならば、保持部材6 4の側壁68は、RF源の印加時プラスチックシート2,4.26へ、そして破 断カニユーレ62の中空端60へ同時にシールされるであろう。
圧縮し得るチャンバー22は、水、デキストロース溶液または食塩水のような無 菌希釈液でよい第1の成分74を収容する。他の希釈液も勿論可能である。
この閉鎖システムは、好ましくは可撓性プラスチックシート24゜26を貫通し て設けた開口98のような懸垂手段を含んでいる。圧縮し得るチャンバー22は 、好ましくは患者の静脈系へ放出するための投与セント(図示せず)へ接続する ことができる選択的に開かれるボー)100を含んでいる。
第1図および第6図を参照すると、接合体76がチャンバーアクセス手段44の 端部78を包囲している。好ましい具体例においては、接合体76は射出成型し 得るプラスチック材料でつくられる。
接合体76はチャンバーアクセス手段44を容器80へ接続する。
容器80は粉末または液状薬剤のような第2の成分82を収容する。
好ましい具体例においては、容器80は標準的構造のガラスバイアルであり、こ れは新しい薬剤容器を再型押しする必要なしにそのような標準的バイアル中の他 の源から薬剤を閉鎖システム20中−1導入することを許容する。容器80がそ のような標準的構造の薬剤バイアルである時、それは典型的にはゴム栓84およ び容器80の口88のまわりの金属バンド86を含み、該金属ハンド86はゴム 栓84を容器80中に保持している。ゴム栓84および金属バンド86は共に容 器80へのアクセス手段90を構成する。後で記載するように、チャンバーアク セス手段44も、または容器アクセス手段90も、こ\に記載した特定の構造に 制限されるものではなく、むしろ広範囲の構造を含むことができる。
容器80は、可撓性プラスチックシート24から延び、そしてその端94におい て他方の可撓性プラスチックシート26ヘヒートシールされたフラップ92によ ってゆるく保持されることができる。
プラスチック小袋96を容器80のまわりにかぶせることができる。
プラスチック小袋96は、それに対し容器80が容易に滑り得るポリオレフィン 材料製とすることができる。ポリオレフィン材料は、可撓性プラスチックシート 24.26をそれでつくることができる例えばポリ塩化ビニルよりも低い摩擦係 数を持っている。
閉鎖システム20は、圧縮し得るチャンバー22と容器80とを、それぞれの中 味を別々に滅菌した後に合体することによって製造することができる。例えば、 第2図に見られる装置102を第1の成分で充填した後、それはポリプロピレン のようなプラスチック材料の閉じた袋(図示せず)へ入れることができる。装置 102は次に圧縮し得るチャンバー22の内部および第1の成分74を滅菌する ため、オートクレーブ滅菌されることができる。次に装置102は。
袋から取出され、第4図に示すように可撓性プラスチックシート24およびフラ ップ92が上を向くように作業場において好ましくは水平表面103上に置かれ る。第4図は紙面上の図示容易のため90°回転しである。オートクレーブ滅菌 部装置102の装入れは、装置のための清浄な環境を促進するのに役立つが、し かし装入れなしでも破れない。この工程後、装置は直接作業場へ運ぶことができ る。
フラップ92はチャンバーアクセス手段44から遠方へ折られる。
次に容器80が水平表面103上に置かれる。容器アクセス手段90の端部分1 04ばチャンバーアクセス手段44の端部分78と密着関係に付勢される。端部 分78,104は例えばばね機構106のような任意の適当な付勢手段によって 付勢されることができる。
第5図に見られるように、次に金型110が、それぞれチャンバーアクセス手段 44および容器アクセス手段90の端部分78,104のまわりに置かれる。溶 融した材料112が次に供給ライン114を通って端部分78,104のまわり の金型内部120へ射出される。溶融した材料112はプラスチック、好ましく は熱可塑性プラスチックであることが予知されるが、しかし以下記載する要求に 合致する他の溶融材料も使用し得ることが考えられる。好ましい具体例において は、溶融した材料はシェル、オイル、カンパニーからKratonなる商標名で 販売されているプラスチックである。
Kra ton はポリスチレンとゴム状ポリオレフィン材料のブロック共重合 体であると信じられる。許容し得る他のプラスチックは、デュポン社によって販 売されているDelrinである。該プラスチックは刺通し得るが、しかし刺通 時心抜きに抵抗性でなければならない。
射出された溶融材料112の圧力は端部分78,104間の付勢に打ち勝ち、そ して端部分を第6図に示すような離れた関係に引き離す。
溶融状態になるためには、溶融したプラスチックのような溶融材料は全く熱いで あろう。射出成型中、溶融材料は射出された溶融材料112からの熱移転によっ て両方のアクセス手段の端部分78゜104を滅菌することがわかった。Kra  tonを使用する時、端部分78.104を滅菌するためには500’Fまた はそれ以上の温度が保たれなければならない。一般に溶融材料112のためのよ り高い温度は射出成型時の熱移転の滅菌能力を改善するであろう。
加熱された溶融材料112の射出前に、端部分78,10.4上に水をスプレー することは、これは好ましい具体例において必要であるとは信じられないが、熱 移転の滅菌能力を改善し得ることが判明した。
溶融材料112は次に一体の接合体76へ冷却され、端部分78゜104を包囲 し、そして端部分を第6図に示すように無菌の離れた関係に保つ。アクセス手段 44.90間に無菌の離れた関係を確立し、そして維持することに加え、前述の 方法はそれによって例えば針46のような刺通エレメントを、例えば第7および 8図に見られるように両方のアクセス手段44.90を通って圧縮し得るチャン バー22と容器80との間に無菌通路118を選択的に確立するため、接合部7 6を通って刺通できる構造を提供する。
アクセス手段間に無菌の離れた関係を確立しそして維持するための前述の方法は 、端部分78,104を付勢することな〈実施し得るものと信じられる。その代 わりに、端部分はあらかじめ定めた離れた関係に固定または維持することができ る。溶融材料が次に両方のアクセス手段44.90の少なくとも端部分78,1 04のまわりに射出されることができる。この代替法においては、溶融材料の射 出成型自体は端部分78,104を引き離さないが、しかし該工程は端部分を滅 菌する。
好ましい具体においては、溶融材料の射出成型は容器80の容器アクセス手段9 0のまわりのみで起きるので、熱移転の最小量のみが溶融材料112と容器80 中の粉末薬剤のような第2の成分との間に起き、そのため薬剤の有効性を維持す るものと信じられる。容器80としてガラスバイアルを使用する時、ガラスは溶 融材料112とバイアル内の第2の成分83との間の熱移転に対する良い絶縁体 として役立つ。ゴム栓84も良い絶縁体である。
アクセス手段44.90間に無菌の離れた関係を確立し、そして維持するため9 前述の方法は、特に記載したチャンバー22と容器80のアクセス手段へ制限さ れないことが理解できる。事実、任意の2個の容器をチャンバー22および容器 80の代わりに使用し得る。
前記したように、好ましい具体例における容器80はバイアルの口88にゴム栓 84を有するガラスバイアルである。ガラス構造およびゴム栓84の使用のため 、容器80は強い応力へさらされることはできない。この理由のため、接合体7 6を形成するための前記の射出成型工程は、金型内部120への低圧力供給でな されなければならない。溶融材料112はl0PSI より低い圧力、好ましく は約5 PSI の圧力で射出される。この低圧力射出成型は金型内部120が いつ充満されたかを決定するさもなければ有用な技術を不可能にする。例えば射 出サイクルの終了はしばしば供給ライン中の背圧をモニターすることによって決 定される。溶融材料の背圧が一定しヘル以上に上昇する時、金型内部は充満して いることが知られ、そしてそれ以上のプラスチックの射出がその時停止される。
低射出成型圧要求のもとでは、しかしながら溶融材料112の背圧の顕著な上昇 を決定するのが困難である。もし背圧が上昇するのを許容すれば、該圧力はゴム 栓84を容器80へ吹き込むか、または容器80を破壊するかも知れない。
射出サイクル終了を決定する他の手段は、供給ラインを通って金型内部中へ射出 された溶融材料の量を測定することを含む。そのような測定手段は高価であり得 るし、そして正確な測定を実施することはしばしば困難である。
射出サイクルの終了を決定する問題の解決法は、第5図に見られるように開いた 通路122を設けることによって解決される。好ましくは開いた通路122は、 金型110を構成する2個の半割金型の一方の側に形成した溝である。開いた通 路122は金型内部122と金型110の外部との間を延びている。開いた通路 122は、好ましくは供給ライン114から離れて設けられるが、しかしこれは 必ずしも必要ないものと信じられる。開いた通路は金型内部に比較して相対的に 狭(、そして好ましい具体例においては溶融材料がKraton である特約0 .030インチないし約0.060インチの範囲内である。溶融材料が金型内部 120を充填し終わった後、それは開いた通路122へ入る。通路122中の溶 融材料112の存在をそのとき感知し、そのとき溶融材料の低圧力供給を止める 。
開いた通路122の金型内部側端を供給ライン114から遠方へ配置することに より、そして最も重要なことは開いた通路122を狭くすることにより、開いた 通路122は溶融材料112に対する最大抵抗を持った通路となり、そしてその ため金型内部120が充填された後でのみ溶融材料112で充填されるものと信 じられる。
この目的は、開いた通路122を最大抵抗の通路とすることであるが、しかし該 通路の閉塞を防止し、そして溶融材料か通路122へ進入することを許容するこ とである。このため、溶融材料がもっと高粘度である時は、通路122は材料1 12が開いた通路に進入することを許容しそして通路122を閉塞を防止するた めにもっと広いことを要するであろうが、しかし溶融材料112に対する最大抵 抗の通路となる程十分に狭いであろう。
もし射出成型プロセスが人手で実施されるならば、通路122中の溶融材料の存 在は肉眼により感知することができ、そのときオペレーターは材料供給への圧力 の通用を止める。自動化操作においては、通路122中の溶融材料の感知は、例 えば開いた通路122の内側へ、または開いた通路122の外側123に接続し たマイクロスイッチ(図示せず)を含む、種々の手段によって実施することがで きる。マイクロスイッチは低圧力供給源へ接続し、それを制御することができる 。
溶融材料112が冷え、接合体76となる時、容器80および圧縮し得るチャン バー22のような2個の別々の容器間に無菌通路118の選択的確立を可能とす る無菌カンプリング124が形成される。閉鎖システム20において、無菌カッ プリング124は、チ島ンハーアクセス手段44、容器アクセス手段90および アクセス手段44.90の少な(とも端部分78,104のまわりに接合された 成型した接合体76を含み、それにより該接合体は端部分を無菌の舗れた関係に 保つ。無菌カップリングはさらに、針46のような刺通エレメントを含み、該針 はアクセス手段を通路連通に選択的にもたらし、そして容器80と圧縮し得るチ ャンバー22間にアクセス手段44.90を通って無菌通路118を確立するよ うに、端部分78,104間の接合部76を刺通することかできる。好ましい具 体例においては、該針はチャンバーアクセス手段44内に収容され、そしてその 一部である。針46は無菌通路118が形成された時容器80とチャンバー22 間の導管を形成する。しかしながら刺通エレメントは針46である必要はなく、 そして刺通エレメントがまた導管でもある必要はない。他の刺通エレメントおよ び導管形状を無菌カップリング124に使用することができる。実際無菌カップ リング124は前記閉鎖システム20に使用することに限定されない。例えば、 無菌カップリング124は一つの容器への第1のアクセス手段と、他の容器への 第2のアクセス手段を含むことができ、それにより接合体76は第1および第2 のアクセス手段の少なくとも端部のまわりに永久的に固定されることができる。
刺通エレメントは、対応するアクセス手段からの端部分から接合体を通って第1 および第2のアクセス手段の他方の少なくとも端部分へ、両方の容器間に両方の アクセス手段を通って無菌通路を確立する態様において、好ましくはプラスチッ ク接合体を刺通できなければならない。
閉鎖システム20に無菌カップリング124を形成した時、ゆるくはまる開いた 端部の小袋96が例えば第1図に見られるように容器80のまわりにかふせられ る。次にフラップ92が容器80の上に引き下げられ、そしてその先端94にお いて可撓性プラスチックシート26ヘヒートシールされる。プラスチックシート 26.フラップ92および小袋96は容器を閉じ込めるが、しかし該容器の軸方 向運動は許容する。前に述べたように、プラスチックシート26およびフラップ 94はポリ塩化ヒニル材料製とすることができる。
そのような材料は非常に高い摩擦係数を有し、それにより容器80の圧縮し得る チャンバー22に対する軸方向運動を阻害する。プラスチック小袋94は単に摩 擦係数を減らし、そして容易の軸方向運動を容易にするために設けられる。プラ スチック小袋96は、例えばポリプロピレンのようなポリオレフィンでよい。
閉鎖システム20は2成分の別々の貯蔵と、それら成分の無菌条件下の選択的混 合を提供する。圧縮し得るチャンバー22中の第1の成分74と、容器80中の 第2の成分82とは、最初第7および8図に図示するように、無菌カップリング 124の接合体76内に無菌通路118を形成することによって混合される。好 ましい具体例においては、無菌通路118は刺通エレメント、この場合は針46 を膜52およびチャンバーアクセス手段44の端部分78を通って押し込むこと によって形成される。膜52を刺通した後、針46は接合体76および容器80 のゴム栓84を刺通する。ゴム栓84は容器アクセス手段の一部である。針46 の内部はそのとき第2の成分を収容している容器80の内部と連通している。刺 通エレメントは、単に容器80およびチャンバーアクセス手段44をつかみ、そ れらを互いに向かって押すことによって容器に向かって押し付けられる。閉鎖シ ステム20は容器8oの軸方向運動を許容する。
容器80および針46が第7図に見られるように互いに押し付けられる時、スリ ーブ50はその可撓性構造のため漬れる。スリーブ50および膜52はチャンバ ーアクセス手段44を接合体内に保持するのに役立つ。膜52のまわりの環状リ ブ52は摸、52を接合体76内にとどめる助けをする。もし接合体76が針4 6のまわりに直接成型されたならば、針46を接合体76から引き抜くことが可 能であろう。本発明のそのような構造も可能であると信じられるが、スリーブ5 0および膜52を含んでいるチャンバーアクセス手段44が好ましい。
破断し得るカニユーレ62は、液体第1成分74をチャンバーアクセス手段44 から隔離し、破断カニユーレが開かれる前にスリーブ50に液体がたまるのを防 止する。加えて、破断カニユーレ62は、圧縮し得るチャンバー22内に貯えら れた第1成分74の汚染かないことのそれ以上の保証を提供する。チャンバー2 2および容器80の内部間の無菌通路118を完全に開くため、破断カニユーレ 62を開かなければならない。これは圧縮し得るチャンバー22の外部からカニ ユーレ62を操作することによって行われる。破断部分72が中空端60に対し て折り曲げられ、脆弱部分70においてカニユーレ62を割る。もし望むならば 、破断部分72はその後で中空端60から離れて保持部材64の下まで押し下げ ることができる。破断カニユーレ62は、保持部材64と摩擦係合するフィン7 3を破断部分72上に含むように設計することができる。このため破断部分72 は保持部材64中に捕捉され、チャンバー22中をゆるく浮遊しない。
無菌通路が開かれた後、そして破断カニユーレが開かれた後、容器80とチャン バー22間の流体の流れは、針46通り、そして破断カニユーレ62のフィン7 3のまわりおよび保持部材64に形成された開口66を通ってなされる。無菌通 路118が形成された時は、気体トラップおよび貯槽コンパートメント32.3 0は、それぞれ第1および第2の成分74.82の適切な混合を容易にするよう に選択的に位置することができる。
混合操作は第9図ないし第12図を参照して最善に見られる。この方法は、第1 成分74のい(らかを少なくともいくらかの空気128が容器に存在した後容器 80内へ移し、容器中の液のいくらかとチャンバー22中の液のいくらかとを交 換し、そして最後に容器80中の液をチャンバー22中へ空にする工程を含む。
図示した具体例においては、液体第1成分74は少量の空気または他の気体と共 に圧縮し得るチャンバー22に貯えられる。第1成分74は、もし容器80中に いくらかの空気が貯えられているならば圧縮し得るチャンバー中に空気なしで包 装することができる。粉末薬剤はしばしば部分真空下の薬剤バイアル中に貯えら れるが、しかしながら、およびこのため追加の空気が本発明の実施のために必要 である。このため空気128はチャンバー22中に貯えられる。
チャンバー22から容器80への液の移行は、液体第1成分74が第9図に見ら れるようにチャンバーアクセス手段44へ隣接するまでチャンバー22を操作す ることによって達成される。可撓性プラスチックシート24.26でできている チャンバー22は人手で圧縮することができ、それにより液体のいくらかをチャ ンバーから容器80内の第2の混合成分82との接触に押し出すことができる。
もし第9図に示すように、気体トラップコンパートメント32および容器80が 貯槽コンパートメント30の下に来るように閉鎖システム20を水平に保てば、 液体はもっとも容易に移行される。容器80が全部液体で充填される前に圧縮を 停止することが重要である。もし容器80が真空包装されるならば、容器を液体 で全部充填することが可能であろう。
第1成分74のいくらかが容器80に入った後、容器80は閉鎖システムを振と うすることによってかきまぜられる。これは第1成分74を第2成分82と混合 する。第2成分が粉末である場合には、容器のかきまぜは成分間の混合を開始す るのにもっとも有用である。
このことは、成分間の少ない接触表面積しか提供しない、粉末が一塊にケーキ化 した場合に特に然りである。かきまぜは第2成分を小さい粒子に粉砕することを 助ける。
液体移行工程の後、容器80中の液体のいくらかが第10図に最良にみられるよ うにチャンバー22中の液体のいくらかと交換される。最初、チャンバーは、気 体トラップコンパートメント32中の気体ではなく、液体がチャンバーアクセス 手段44に隣接するまで、そしてチャンバーアクセス手段44が気体トラップコ ンパートメント32の上になるまで、チャンバーが操作される。圧縮し得るチャ ンバーの5字形状は、閉鎖システム20を第10図に示す直立位置に保持しなが ら、チャンバー22中の液体がチャンバーアクセス手段44に隣接することを許 容する。チャンバー22中の空気128は全部貯槽コンパートメント30中に貯 えることができる。これは、気体トラップコンパートメント32中の空気128 が開放流路42を通って流れるように閉鎖システム20の位置を操作することに よって達成される。
次にチャンバーは人手で圧縮されることができ、それはチャンバー22の気体ト ラップコンパートメント中の液体を容器80中へ押し出す。この圧縮工程中、容 器80中の液体より上の容器80中の空気は与圧される。チャンバーの圧縮はそ の時停止さる。圧縮を停止する時容器中の与圧空気は容器から液体のいくらかを チャンバー22中へ押し出す。液体第1成分74は今やそれと混合した第2成分 82のいくらかを持っている。
圧縮し得るチャンバー22の独特の形状でなければ、液体交換工程は、チャンバ ーアクセス手段44が気体トラップコンパートメントの下になるようにシステム 20を逆転し、次にチャンバーを押すことによって実行されるであろう。
次に、チャンバーへそれを圧縮する力を加えながら、閉鎖システムは容器80中 の空気が容器80中の液体の上部に位置するように約180°回転されるであろ う。そのときだけチャンバー22の圧縮を停止することができ、それにより液体 を容器80からチャンバー22中へ押し出す。
混合方法の液体交換工程は第2成分82のいくらかをチャンバー22中へ移し、 そしてその中に第2成分82の低濃度を有する液体第1成分74の追加量を容器 80に残っている第2成分のいくらかの量と接触させる。濃度の低い混合物を第 2成分82の残りの部分と接触させることにより、第2成分74.82の完全な 混合が容易化される。液体交換工程は、もし必要ならば、またはもし完全な混合 を確実にすることを望むならば数回反復し得る。各液体混合工程が終了した後、 閉鎖システム20は混合を容易にするためかきまぜることができる。第2成分が 例えば粉末薬剤である時、液体交換工程の反復はもっとも有用である。
第1および第2の成分間の完全な混合が達成された後、または全部の粉末が溶解 した後、容器中の液体は、容器80中に第1または第2の成分74.82を実質 上少しも残さずに、チャンバー中へ移される。この液体を空にする工程は第11 .12Aおよび12B図に最良に見られる。最初、チャンバー22は貯槽コンパ ートメント30中の空気128の少なくともいくらかが気体トラップおよび貯槽 コンパートメント32.30間の開いた流路42を通って気体トラップコンパー トメント32へ入るまで操作される。これは閉鎖システム20を第11図に点線 で示した第10図の位置から、第11図に実線で示した水平位置へ約90°回転 することによって行われ。
る。空気128が内壁34をまわって、開いた通路42を通り、そして気体トラ ップコンパートメント32中へ流れるのを確実にするため、ポートチューブ端1 30が懸垂端132よりいくらか高くなるまで閉鎖システム20を回転すること が望ましい。これは第11図に線134によって概略的に図示されている。
次に、チャンバーは気体トラップコンパートメント32中の空気128がチャン バーアクセス手段44に隣接するまで操作される。
この配置は、閉鎖システム20が反時計方向へ約90°回転した第12A図に図 示されている。内壁34は、気体トラップおよび貯槽コンバートメン)32.3 0を区切り、そして部分的に隔離することに加えて、空気の少なくとも一部をチ ャンバーアクセス手段44に隣接する気体トラップコンパートメント32中に前 記のように選択的にとじ込めることを可能にする。液体を容器から空にする次の 工程は、チャンバーを第12A図に示すように圧縮することである。
この圧縮は気体トラップコンパートメント32中の空気の少なくともいくらかを 容器80中へ圧入し、それによって容器80中の液体より上の空気128を与圧 する。チャンバーの圧縮をその時停止し、そして第12B図に示すように、容器 80中の今や与圧された空気は容器中の液体を無菌通路118を通ってチャンバ ー22中へ押し出す。
混合が今や完了する。均一な混合物は圧縮し得るチャンバー22内にある。閉鎖 システム20は今やチャンバー22中の混合物を患者へ放出するための供給容器 として使用することができる。投与セットのスパイクをこの流体放出を実施する ためにボー)100中へ挿入することができる。
本発明のユニークなデザインの圧縮し得るチャンバー22は、前記した無菌カン プリング124なしでも使用することができる。その間に開放流路を持った選択 的に気体をトラップするコンパートメントと貯槽コンパートメントを有する圧縮 し得るチャンバーは、ある容器と組み合わせた、またはそれへ将来接続するため 、成分を別々に貯蔵しそして選択的に混合するための、またはその中に貯えられ た液体第1成分と、将来接続される容器中に貯えられた第2成分とを混合するだ めの装置となり得る。装置が圧縮し得るチャンバーと容器とを含む時、閉鎖シス テム20はそのような装置であるが、しかし容器およびチャンバーはチャンバー と容器間に選択的に開かれた任意の通路によって接続されることができ、接合体 76の使用に限定されない。例えば、容器80およびチャンバー22はその中に 破断カニユーレを持つ導管である選択的に開かれた通路を持つことができる。こ の選択的に開かれた通路は前述のものと異なる構造を持つことができる。容器お よび圧縮し得るチャンバーの少なくとも一方は気体も収容する。この装置は無菌 状態が必要でないときさえも2成分を混合するために有用である。
装置が容器を含まない時は、装置102は例えば第2図に示されているものでよ い。装置102は気体トラップコンパートメントへのアクセス手段を含み、その ためこのアクセス手段44は選択的に別の容器へ接続し、該容器とチャンバーと の間に選択的に開かれた通路を形成することができる。
第14図ないし第16図は、前記した無菌カンプリングの別の具体例を図示する 。この具体例においては、圧縮し得る主チヤンバ−138と圧縮し得る補助チャ ンバー140を含む閉鎖装置136が提供される。チャンバー138,140は 例えばポリ塩化ビニルの可撓性プラスチックシートからつくることができる。区 域141は装置136へ均一な外観を与える以外の機能を持たない。
ボート100’ は主チヤンバ−138と装置136の外部との間の選択的連通 を提供する。
チューブ142,144は、それぞれ主および補助チャンバー138.140か ら延び、それらと連通している。チューブ144゜142のそれぞれの先端14 6,148は、針で刺通し得るプラスチックまたはゴム材料でつくることができ るキャンプ部分150によって閉鎖されている。可撓性スリーブ50゛の第1の 端56゛がキャップ部分150へ接続される。スリーブ50’ の第2の端58 ゛は刺通し得る膜52”へ接続され、それによって閉鎖される。スリーブ50゛ 内には2本の両端がとがった針152,154が収容される。チューブ142, 144.キャップ部分15o、スリーブ50゛、膜52”および両端がとがった 針152,154は全部で容器、この場合は主および補助チャンバー138,1 40の両方を含んでいる容器への第1のアクセス手段を構成する。前に記載した ような接合体76゛が、膜52゛、スリーブ5o゛、キャップ部分150、針1 52,154およびチューブ142,144を含んでいる第1のアクセス手段の 端部分78゛のまわりに固着される。接合部76゛ はまた容器80゛のゴム栓 84“のまゎりにも固着される。
この具体例においては、ゴム栓84゛は第2の容器、この場合には容器80’  への第2のアクセス手段の一部である。
液体第1成分74”は主チヤンバ−138中に貯えられる。第2成分82゛ は 容、器80゛中に貯えられる。補助チャンバー140は混合が望まれるまで空に 保たれ、その時は容器80″が第1のアクセス手段へ向かって押される。両端が とがった針152,154の両方が接合体76゛、栓84′ およびキャップ部 分150を刺通する。そのとき開いた流体通路が第16図に見られるように確立 される。該流体通路は主チヤンバ−138からチューブ142および両端がとが った針152を通って容器80”中へ延びている。該流体通路は容器80”から 両端がとがった針154およびチューブ144を通って補助チャンバー140中 へ続いている。
混合は、最初主チヤンバ−138を圧縮し、その中の液体を容器80°中へ、そ して該容器から補助チャンバー140へ押し出すことによって達成される。次に 、補助チャンバー140が圧縮され、流体を容器80°を通って主チヤンバ−1 38中へ逆流させる。このサイクルは第1および第2の成分74’、82’ が 混合されるまで反復される。次にポート100°が開かれ、そして混合物を放出 することができる。流れパターンを確立するため主および補助チャンバー138 ,140および容器80゛の使用は、本発明と同時に出願され、そして本発明の 譲受人へ譲渡された代理人記号PP−1203の「液体および固体を混合するた めの容器」と題するKaufman らの米国特許出願に開示されている。
前記閉鎖装置136は、5字形状のチャンバーなしで、無菌カップリングを使用 する無菌通路を提供する。
無菌カンプリングのさらに他の具体例が第13図に見られる。こ\では接合体7 6”はゴム栓84”のまわりに固着され、容器80または他の容器へのアクセス 手段としての役目を果たしている。接合体76”は容器80”を他の容器、すな わち第1成分貯蔵ユニット156へ接続している。貯蔵ユニソ)15&へのアク セス手段は一端において貯蔵ユニットの入口ポート160へ、そして他端におい て接合体76”の他端へ接続された可撓性の風船158を含んでいる。貯蔵ユニ ットアクセス手段はさらに1本の両端がとがった針164と、そして2本の一端 がとがった針166.168をその中に取り付けて持っている針ハウジング16 2を含む。針ハウジング162はさらに、風船内部159と、一端がとがった針 166.168それぞれの間の一方向流体通路を提供する逆止弁170,172 を含んでいる。接合体76”はゴム栓84″と貯蔵ユニットアクセス手段との間 の焦面カンプリングを提供する。
貯蔵ユニット156と容器80”との間の連通は、二つの容器を相互に向かって 近付け、それによって風船158を図示するように圧縮し、針ハウジング162 を接合体76″および入口ポート160の両方へ向かって押すことによって確立 される。針164.166はゴム栓84”を刺通する。針164,168は入口 ポート160を刺通する。その時流体が貯蔵ユニット156から一端がとがった 針168を通って、そして逆止弁172を通って風船内部159中へ移ることが できる。該流体は風船内部159から逆止弁170および針166を通って容器 80”中へ続(ことができる。流体は容器80”から貯蔵ユニット156中へ両 端がとがった針164を通って流れることが自由である。風船158および逆止 弁170゜172は、風船内で第1および第2の成分74”および82”の混合 物を提供する。風船158はポンプ作用を実施するため反復して圧縮することが でき、それによって第1および第2の成分74”および82”を混合する。
いくつかの具体例および特徴をこ\に記載し、添付図面に図示したが、種々のそ れ以外の修飾が本発明の範囲を逸脱することなしに可能であることは明らかであ ろう。
国際調査報告

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.二つの別々の容器間に無菌通路を選択的に確立することを可能とする無菌カ ップリングであって、 (a) 端部を含みかつ該容器の一方へアクセスする第1の手段と、(b) 端 部を含みかつ該容器の他方へアクセスする第2の手段と、(C1前記第1および 第2のアクセス手段の両方の少なくとも前記端部のまわりに永久的に固着されか つ前記端部を無菌の離れた関係に維持する接合体を含み、 (dl 前記第1および第2のアクセス手段の一方は、前記アクセス手段を通路 連通に選択的にもたらしそれによって前記第1および第2のアクセス手段を通っ て前記容器間に無菌通路を確立するまため、前記端部間の前記接合体を刺通し得 る刺通エレメントを含んでいることを特徴とする前記無菌カンプリング。 2、二つの容器間に無菌通路を選択的に確立することを可能とする無菌カンプリ ングであって、 fal 端部を含みかつ該容器の一方へアクセスする第1の手段と、(b) 端 部を含みかつ該容器の一方へアクセスする第2の手段と、(C) 前記第1およ び第2のアクセス手段の両方の少なくとも前記端部のまわりに設けられかつ前記 端部を無菌の離れた関係に維持する接合体とを含み、 (dl 前記第1および第2のアクセス手段の一方は、前記第1および第2のア クセス手段を通って無菌通路を確立するため、対応するアクセス手段の前記端部 から前記接合体を通って少なくとも前記第1および第2のアクセス手段の他方の 前記端部まで前記接合体を刺通し得る刺通エレメントを含んでいることを特徴と する前記無菌カップリング。 3、二つの容器間に無菌通路を選択的に確立することを可能とする無菌カップリ ングであって、 fal 端部を含みかつ該容器の一方へアクセスする第1の手段と、(bl 端 部を含みかつ該容器の他方へアクセスする第2の手段と、(C) 前記第1およ び第2のアクセス手段のそれぞれの少なくとも前記端部のまわりに設けられかつ 前記端部を無菌の離れた関係に維持する接合体と、 (d) 前記第1および第2のアクセス手段の一方に設けられた導管とを含み、 tel 前記第1および第2のアクセス手段の一方は、前記アクセス手段を通路 連通に選択的にもたらしそれによって前記導管を通って両容器間に無菌通路を確 立するため、前記端部間の前記接合体を刺通し得る刺通エレメントを含んでいる ことを特徴とする前記無菌カップリング。 4、前記接合体は、前記端部への熱移転によって前記端部を滅菌するように、前 記端部のまわりに加熱溶融した材料から成型される第1項、第2項または第3項 の無菌カップリング。 5、前記接合体は、少なくとも約500”Fの温度を有する溶融材料から成型さ れる第4項の無菌カップリング。 6、前記接合体は射出成型によって形成される第4項の無菌カップリング。 7、前記接合体はプラスチックである第4項の無菌カップリング。 8、前記プラスチックは熱可塑部である第7項の無菌カップリング。 9、前記接合体は少なくとも主としてKratonよりなる第8項の無菌カンプ リング。 10、前記接合体は少なくとも約500’Fの温度を有する溶融材料から成型さ れる第9項の無菌カップリング。 11、前記刺通エレメントは前記導管を含んでいる第3項の無菌カップリング。 12、前記導管および前記刺通エレメントは前記第1および第2のアクセス手段 の同じ一方に含まれている第3項の無菌カップリング。 13、前記導管は前記第1および第2のアクセス手段の一方に含まれ、前記刺通 エレメントは前記第1および第2のアクセス手段の他方に含まれている第3項の 無菌カップリング。 14、前記第2のアクセス手段は前記容器の他方中のゴム栓を含んでいる第1項 、第2項または第3項の無菌カップリング。 15、前記第1のアクセス手段は前記容゛器の一方へ装着されかつそれと連通し ている針を含み、前記刺通エレメントは前記針を含んでいる第1項、第2項また は第3項の無菌カップリング。 16、前記容器の一方は薬剤バイアルである第1項または第2項の無菌カップリ ング。 17、各アクセス手段が端部を有し、アクセス手段の少なくとも一方は二つの容 器間に無菌通路の選択的確立を提供する刺通エレメントを含んでいる、二つの別 々の容器の去れぞれのアクセス手段間に無菌の離れた関係を確立し、維持する方 法であって、(al 前記端部をあらかじめ定めた離れた関係に維持し、(bl  両方のアクセス手段の少なくとも端部のまわりに溶融材料を射出成型し、 (C) 同時に、射出成型された溶融材料からの熱移転によって両方のアクセス 手段の端部を滅菌し、 (dl 溶融材料を、前記端部を包囲しかつ該端部を無菌の離れた関係に維持す る一体の接合体であって、両方のアクセス手段を通って前記容器間に無菌通路を 選択的に確立するため前記刺通エレメントを該接合体を通って押し込むことがで きる前記接合体に冷却する諸工程を含むことを特徴とする前記方法。 18、各アクセス手段が端部を有し、アクセス手段の少なくとも一方は二つの容 器間に無菌通路の選択的確立を提供する刺通エレメントを含んでいる、二つの別 々の容器のそれぞれのアクセス手段間に無菌の離れた関係を確立し、維持する方 法であって、(a) 前記アクセス手段の端部を密着関係に付勢し、(b) 両 方のアクセス手段の少なくとも端部のまわりに、前記付勢に打ち勝ちそして前記 端部を離れた関係に分離する射出成型工程によって溶融材料を射出成型し、 fci 同時に、射出成型された溶融材料からの熱移転によって両方のアクセス 手段の端部を滅菌し、 (dl 溶融材料を、前記端部を包囲しかつ該端部を無菌の離れた関係に維持す る一体の接合体であって、両方のアクセス手段を通って前記容器間に無菌通路を 選択的に確立するため前記刺通エレメントを該接合体を通って押し込むことがで きる前記接合体に冷却する諸工程を含むことを特徴とする前記方法。 19、各アクセス手段が端部を有し、アクセス手段の一方が刺通エレメントを含 んでいる、二つの別々の容器のそれぞれのアクセス手段間に無菌通路を選択的に 確立する方法であって、(a) 前記端部をあらかじめ定めた離れた関係に維持 し、(bl 両方のアクセス手段の少なくとも端部のまわりに溶融材料を射出成 型し、 (C1同時に、射出成型された溶融材料からの熱移転によって両方のアクセス手 段の端部を滅菌し、 (d) 溶融材料を、前記端部を包囲しがっ該端部を無菌の離れた関係に維持す る一体の接合体に冷却し、 (e)刺通エレメントを前記接合体およびアクセス手段の他方を通って押し込み 、それによって両方のアクセス手段を通って無菌通路を確立する諸工程を含むこ とを特徴とする前記方法。 20、各アクセス手段が端部を有し、アクセス手段の一方が刺通ニレ段の間に無 菌通路を選択的に確立する方法であって、(al 前記アクセス手段の端部を密 着関係に付勢し、(bl 両方のアクセス手段の少なくとも端部のまわりに、前 記付勢に打ち勝ちそして前記端部を離れた関係に分離する射出成型工程によって 溶融材料を射出成型し、 (C) 同時に、射出成型された溶融材料からの熱移転によって両方のアクセス 手段の端部を滅菌し、 (dl 溶融材料を、前記端部を包囲しがっ該端部を無菌の離れた関係に維持す る一体の接合体に分離し、 (e) 刺通エレメントを前記接合体お韮びアクセス手段の他方を通って押し込 み、それによって両方のアクセス手段を通って無菌通路を確立する諸工程を含む ことを特徴とする前記方法。 21: (al 金型内部と金型外部間に、開いた通路が溶融材料に対し最大抵 抗の通路となるように開いた通路を金型へ設け、(bl 溶融材料の一部か前記 間いた通路へ入るように低圧力供給作業によって該金型中へ溶融材料を射出成型 し、fcl 該通路内の溶融材料の存在を感知し、(dl 前記感知工程が発生 した時溶融材料の低圧力供給作業を停止する諸工程を含むことを特徴とする溶融 材料を低い圧力の供給源から金型内部へ射出成型する方法。 22、金型内部と金型外部との間を連通している開いた通路にして、金型内部に 比較して狭い開いた通路を含んでいる金型の内部へ、供給ラインを通って約10 PSI より小さい低い圧力の供給源から溶融材料を射出成型する方法であって 、(al 溶融材料の一部が開いた通路へ入るように低圧力供給作業によって該 金型中へ溶融材料を射出成型し、(bl 該通路中の溶融材料の存在を感知し、 (C1前記感知工程が発生した時溶融材料の低圧力供給作業を停止する諸工程を 含むことを特徴とする前記方法。
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