JPS59500509A - 車両の運転室の壁構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 車両の運転室の壁構造 技術分野 この発明は車両の運転室の壁の構造に関し、さらに詳しくはエンジン区画室のよ うな熱源と運転室の内部との間に設置される壁の構造に関する。

背景技術 近年、建設装置を運転する個人の快適さに特別の注意が払わ肚てきた。その目的 で、暖房および空調システムの設置により運転者の快適さを確保するため環境的 に保護された運転室が開発された。しかるに、空調システムを設けても、多くの 車両では運転室の位置はエンジン区画室のような熱源の隣りになっている。エン ジンで発生する熱は包囲体の内部に捕捉され、従って運転室のような周囲の構造 物の温度を上昇するように作用し、空調ユニットの効果を１且害する。多くの場 廿、運転室の壁はエンジンの区画室と運転室の内側との間の単なる仕切りであり 、その結果、運転室に直接熱が移動する。

エンジン区画室と共に隣接の区画室を冷却するシステムは典型１つにはＷｈｉｔ ｅｈｕｒｓｔ　他、に発行さ２を且つこの出願の譲受者に譲渡された米国特許第 ３，８６６．５８０号に示されている。エンジン包囲体のための冷却空気は車両 の裏側の側面に沿って設けられたパネル内の空気ダクトを介して吸引される。空 気の移動はエンジン排気管と周囲の管状の容器との間のベンチュリ型の関係によ って生じる圧力差の結果として生じる。同様に、エンジン区画室の直前に設置さ れるラジェータを収める区画室を包囲するパネル内の空気ダクトを通して空気が 引かれる。空気はファンより従来の方式で区画室を通して引かれ且つ区画室の前 部パネル内の排気ダクトを通して送られる。該特許は熱発生要素を収容する包囲 体内から熱を取去る有効な方法を開示するが、その熱が隣接の包囲体に伝達され るのを防ぐ方法を提供するものではない。

Ｇｅｒａ１６　Ｐ、　Ｓｉｍｍｏｎｓに発行された米国刊行物Ｔ９８６．００６ もまたこの発明の譲受人に譲渡されているが、車両の運転室用の空気循環システ ムを開示している。そのシステムでは、外側の空気はエンジンの排気管とそれを 収める管状の構造物との間で生じるベンチュリ流れにより運転室を通して引かれ る。もしくは、空気はラジェータおよびエンジン冷却システムに通常関連したエ ンジン駆動ファンにより運転室を通して引かれる。ここでは再び、この設計は運 転室内に空気を循環させる単なるシステムを提供し、且つ二つの区画室間の熱伝 達を防ぐことを示すものではない。

この発明は上記した問題の一つまたは二つ以上を克服することに関する。

発明の開示 この発明の一つの形態では、車両の運転室用の壁構造が開示される。その壁は空 気通路を形成する第一および第２の壁部材によって形成される。空気の流れは空 気圧力の降下を生じるため第２の壁部材に関連した装置と相互作用する第２の壁 部材に沿って送られる。

その圧力降下は第１の壁部材にある孔を通しておよび空気通路を通して周囲の空 気を引くのに充分なものである。その通路を通しての空気の移動は運転室の壁に 対し冷却効果を有する。

周囲の空気が空気通路を通して引か２することにより、該壁をエンジン包囲体の ような熱源に隣接して設置するのが可能になる。空気通路の冷却、従って壁自体 の冷却はエンジンの区画室から運転室の内部、で熱が伝達するのを防ぐ。

図面の簡単な説明 第１図は本発明の原理を現わす壁構造を例示するため建設車両の運転室を部分的 に断面で示した図式的な部分平面図、 第２図は第１図の線■−Ｈに沿って取った図式的な部分側面図、 第６図は第２図の線１１１−１ｆｌに沿って取った図式的な４ 断面図、 第４図は不発例の他の実施例を開示する第２図に類似の図式的な部分側面図、 第５図は第４図の線Ｖ−■に沿って取った図式的な端面ｌ、そして第６図は第４ 図の線ｖ＋−■に沿って取った図式的な断面図である。

発明を実施するための最良の形態 図面に関し説明すると、第１図は運転室または運転者のステーションが設置され ている建設車両の一部を開示する。運転室のすぐ近くに、エンジン１６およびラ ジェーター８のような種々の要素を収めている包囲体１４が在る。エンジンによ って駆動されるファン２０は包囲体の前部２２を通して、そしてさらに冷却用の ラジェータを通して空気を吸引する。次いで空気はファンからの圧力により包囲 体の後部に送られる。

空気は包囲体を通過する流れとなり、且つ図中、矢印２６によって指示される。

運転室１２と包囲体１４０間に運転室の側壁２８が設置される。その側壁は第１ のパネル３４を有し、該パネルは運転室の内部３６に面し且つ車両の中心線Ｘに 沿って長手方向に延びる。内側のパネルの前端３８に沿って複数の孔３７が形成 されている。側壁の第２の長手方向に延びるパネル３９は第１のパネルに平行に 延び且つ包囲体１４の内部４０に面する。パネル３９はチャンネルまたは空気通 路４１を形成するためパネル３４から離わている。これらのパネルはその空気通 路に対し横方向に向けられた第３のパネル４２によって前端において互に接続さ れている。１だ空気通路に対し横方向に同けられた第４のパネル４４は側壁２８ の後部４５においてパネル３４に接続されている。

延長部または翼部材４６は第２のパイ・ル３９に接続され、包囲体１４の内部４ ０の中に後方に向いた角度で延びている。翼部材４６と第４のパネル４４の間に 孔。

４８が形成され、それが空気通路４１と包囲体１４の内部との間に、矢印４９（ 第３’　ｉ名）で示す空気調子〇された空気の連通を行なう。

次に第４図、第５図および第６４図においては、本発明の他の実施例が開示され ている。この実施例における要素で前記したものと同じものは同じ参照数字で指 示しである。

側壁２８の後部にはそらせ板５２を含む、パンフル組立体５０が設置さ２ｔてい る。そらせ板は第１の部分５４をｍし、その部分は空気通路４１を横可るように 延び且つ第１パネル３４と第２パネル３９に接ｄさ２ｔている。そらせ板の第２ の部分５６は第１の部分から延びて第２のパネルの孔５８（第６．図）を貫通し 且つ前方に延びる角度で包囲体１４の内部４０の中に侵入している。支持板６０ がそらせ板の第２の部分と第２のパネル３日との間に在り且つ第２の部分５６の 角度−に対しほぼ直角に設置されている。

水平に向けられた複数の雪６２が包囲体１４の内部４０と側壁２８の後部４５に 形成された室６３との間に延びている。これらの各菅の第１の端部６４は支持板 ６０の垂直に離間した複数の孔６６の内に取付けられる。同様に、容管の第２の 端部６８はそらせ板５２の第１の部分５４に形成されている複数の取付孔７０（ 第６図）に取付けられる。第４図および第５図に最も明瞭に示すように、複数の 孔７２がそらせ板の第１の部分に形成され且つ容管の間に設けられているのを見 ることができる。それらの孔は室６３を介して、側壁２８の後部にＺいて空気通 路４１と包囲体１４の内部４０との間に空気調任された空気（矢印４９）の連通 を可能にしている。

産業上の利用可能性 この車両１０の作動時、エンジン１６によって駆動される７７ン２０は包囲体１ ４を通して空気を吸引し且つ排除するため空気流２６を包囲体１４の後部に送る 。その流れは圧力を刃口えもれて側壁２８の第２のノぐネル３９０近くを流れ、 翼部材４６に当る。空気流は角度方向に延びる翼によって曲げられ、そして翼の まわりを移動するので壁部材４４の孔４８に２いて圧力４Ｆを生じる。その圧力 降丁の結果、空気詞不口された空気４９は孔３７を介して運転室の内部３６がら 空気通路４１の中に吸引される。空気通路４１から、空気は孔４８を通して吸い 上げられ、包囲体１４の内部４０に入る。

従って、空気調和された空気の流れが空気通路内に生じるこ七が理解されよう。

その空気流はエンジン１６から熱を吸引する第２のペネル３９と空調装置の冷却 効果を受け得る第１のパネル３４との間の冷却用の媒体となる。

または、空気流２６は図示のようにパンフル組立体５０によって反対にすること もできる。そらせ板の部分５６は空気流の中に入るように傾斜し、それが空気流 ２６の一部を管６２の第１の端部６４の中に強制的に送入する。その管は順次、 空気流を空気通路４１の中に潜入し、そこで空気は加速さ２ｔで、側壁２８の後 部４５により形成された室６３の中に排出される。パネル３４と３９の間で刃口 速された空気の通過は空気通路内にベンチュリ型の空気流を生じさせる。その結 果、空気調和された空気４９は第１のパネルの孔３７を介して運転室の内部３６ がら空気通路に吸引される。次いで空気調和された空気はそらせ板５２の第１の 部分５４の孔γ２を通して空気通路の外（Ｃ吸引され且つ包囲体１４の内部に戻 される。

本発明は包囲さｔた運転室に関して記載してきたが、癌業者には本発明は必ずし もそのように限定されるものではないことが理解さＺｔよう。例えば、本発明は 周囲の包囲体を持たない運転者のステーションの内壁に用いるこ、ともできる。

これまでに記載してきた新規な壁構造は熱源が空調装置の効果をうち消すのを防 ぐのに用いることができるが、空調が存在しない場合にも用いることができる。

これらの図面、開示および請求の範囲の考察により、本発明の他の態様、目的お よび利益を得ることができる。

国際調査ｔＡ先・

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）　空気流（２６）をＭする加熱された区画室と隣接の比較的冷却された区 画室（１２）との間に設けられる壁（２８）であって、前記壁は前記冷却された 区画室（１２）に露出されて少なくも１つの孔（３７）を有するｇｌのパネル（ ３４）と、前記空気流（２６）の近くに在って前記加熱された区画室（１４）に 露出され且つ間に空気通路（４１）を形成するため前記第１のパネル（３４）に 対し離れて設けられた第２のパネル（３９）と、前記第１のパネル（３４ンの孔 （３７）および空気通路（４１）を逼して比較的冷却された区画室（１２）内か ら空気を吸引するのに充分な圧力降下を生じ且つ前記第２のパネル（３９）を流 れる空％（２８）の移動に応じて冷却するため前記第２のパネル（３９）に作動 的に関連した装置（４６゜５０）を含む壁。 （２、特許請求の範囲第１項に記載の壁構造（２８）において、前記第２の装置 （４６，５０）は前記第２の壁部材（３９）に接続され且つ前記空気通路（４１ ）から離れるように成る角度で延びて空気（２６）の流れの中に入る翼部材（４ ６）を含む壁構造。 （３）　請求の範囲第２項に記載の壁構造において、前記空気通路（４１）から 刀口熱された包囲体（１４）への空５（ＩＱ）の移動を可能にするため前記翼部 材（４６）の近くにおいて前記第２のパネル（３９）には孔（４８）が形成され ている壁構造。 （４）請求の範囲第１項に記載の壁構造に２いて、前記装置（４６，５０）はさ らに、少々ぐも１つの画成された孔（γ２）を有し且つ前記第１および第２のパ ネル（３４，３９）に接続されて前記空気通路（４１）を横切るように延びる第 １の部分（５４）と前記空気流（２６）に対し成る角度で前記第２のパネル（３ ９）から延びる第２の部分（５６）とを有するバッフル組立体（５０）と、前記 パンフルの第１の部分に形成された室（！６３　）と、前記バッフルの第１の部 分（５４）を通って前記呈（６３）に延びる男１の・葡部（６４）および前記空 気通路（４１）から除外された位置で前記バッフルの第２の部分（５６）に接続 され且つ前記空気流（２６）に連通ずる第２の部分（６８）を有する少なくも１ つの管（６２）とを含み、前記管（６２）は空気流（２６）の一部を室（６３） に送るように設置されている壁構造（２８）。 （５）請求の範囲第４項に記載の壁構造において、バッフルの第１の部分（５４ ）孔（Ｔ２）は室（６３）とその内に収められた管（６２）の第１の端部（６４ ）から流れる空気（２６）の速度との間に生じるベンチュリ条件から生じる空気 圧の降下に応じて通路（４１）から室（６３）の中にを気を吸い上げるのを可能 にする壁（２８）。 （６）請求の範囲第４項に記載の壁構造において、複数の垂直に整列された管（ ６２）が前記バッフルの第１の部分（５４）を貫通し且つ孔（７２）が各管（６ ２）の間における前記バッフルの第１の部分（５４）に設置されている壁（２８ ）。 （７）　請求の範囲第１項に記載の壁において、壁（２８）は車両の運転室（１ ２）の内部（３６）とエンジンの包囲体（１４）との間に設置され且つ運転室（ １２）からの空気（４９）はエンジン包囲体（１４）から車両の運転室（１２） への熱伝達を防ぐため前記装置（４６，５，０）によって空気通路（４１）を通 して吸引される壁（２８）。