JPS59499Y2 - 電磁連結装置 - Google Patents
電磁連結装置Info
- Publication number
- JPS59499Y2 JPS59499Y2 JP1978008878U JP887878U JPS59499Y2 JP S59499 Y2 JPS59499 Y2 JP S59499Y2 JP 1978008878 U JP1978008878 U JP 1978008878U JP 887878 U JP887878 U JP 887878U JP S59499 Y2 JPS59499 Y2 JP S59499Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armature
- leaf spring
- fixed
- rotor
- rotating member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電磁クラッチ又は電磁ブレーキ等の電磁連
結装置に関するものである。
結装置に関するものである。
この種の電磁連結装置は、回転部材゛と回転部材、ある
いは回転部材と固定部材のそれぞれのいずれか一方に戻
し用ばねを介してアーマチュアを取付け、アーマチュア
を励磁したとき、アーマチュアが他方に磁気吸着し、入
力側から出力側へのトルタ伝達を行なうか、あるいは回
転部材のもつエネルギを吸収して停止させるかするもの
である。
いは回転部材と固定部材のそれぞれのいずれか一方に戻
し用ばねを介してアーマチュアを取付け、アーマチュア
を励磁したとき、アーマチュアが他方に磁気吸着し、入
力側から出力側へのトルタ伝達を行なうか、あるいは回
転部材のもつエネルギを吸収して停止させるかするもの
である。
前者が電磁クラッチであり、後者が電磁ブレーキである
。
。
いずれの場合においても、アーマチュアは解磁されたと
き、磁気吸着した相手の部材から離れる必要があり、そ
の運動に前記戻し用ばねが使用される。
き、磁気吸着した相手の部材から離れる必要があり、そ
の運動に前記戻し用ばねが使用される。
ところで、アーマチュアと、励磁によりアーマチュアを
磁気吸着した相手の回転部材又は固定部材とは、互いに
解磁状態となったとき、僅かな空隙を隔てて対向してい
なければならない。
磁気吸着した相手の回転部材又は固定部材とは、互いに
解磁状態となったとき、僅かな空隙を隔てて対向してい
なければならない。
若し、上記空隙が一定しなければ、動作のむらな装置と
なってしまう。
なってしまう。
そこで、戻し用板ばねにより引き戻されるアーマチュア
を所定の位置に停止させるためのストッパが設けられる
ことになり、例えば、第1図に一部切欠した縦断側面図
で示した電磁クラッチの場合、入力ブー1月に戻し用板
ばね2を介して取付けられているアーマチュア3は、上
記戻し用板ばね2とともに入力プーリ1の内側端面に複
数本のボルト4 (1本のみ図示)で固着されている環
状ストッパプレート5上のストッパゴム6に背面が当接
することによって復帰位置の位置決めがなされるように
なっている。
を所定の位置に停止させるためのストッパが設けられる
ことになり、例えば、第1図に一部切欠した縦断側面図
で示した電磁クラッチの場合、入力ブー1月に戻し用板
ばね2を介して取付けられているアーマチュア3は、上
記戻し用板ばね2とともに入力プーリ1の内側端面に複
数本のボルト4 (1本のみ図示)で固着されている環
状ストッパプレート5上のストッパゴム6に背面が当接
することによって復帰位置の位置決めがなされるように
なっている。
ストッパゴム6はストッパプレート5の複数位置に植設
されたものであり、ストッパプレート5に入力プーリ1
の段部IAに密接して固定されている。
されたものであり、ストッパプレート5に入力プーリ1
の段部IAに密接して固定されている。
アーマチュア3は背面がストッパゴム6に当接した状態
において、出力ロータ7との間に、所定の僅かな空隙S
を保つ。
において、出力ロータ7との間に、所定の僅かな空隙S
を保つ。
出力ロータ7はボス部7A(この例においては刷部材製
とし複数のボルト8 (1本のみ図示)により、本体部
分に固定しであるが、一体に製造されることが多い〕を
キー9により出力軸10に固定しである。
とし複数のボルト8 (1本のみ図示)により、本体部
分に固定しであるが、一体に製造されることが多い〕を
キー9により出力軸10に固定しである。
出力軸10上にはスペーサとなるカラー11を介して、
前記出力ロータ7のボス部7Aと隣接する位置に球軸受
12.12を設けてあり、前記入力プーリ1はこれら球
軸受によって出力軸10上に支承されている。
前記出力ロータ7のボス部7Aと隣接する位置に球軸受
12.12を設けてあり、前記入力プーリ1はこれら球
軸受によって出力軸10上に支承されている。
一方、前記出力ロータ7のボス部7Aの外周には球軸受
13を介してフィールドコア14が嵌合わされている。
13を介してフィールドコア14が嵌合わされている。
フィールドコア14は図示しない機器のフレームに固定
される環体で、励磁コイル15を内蔵する。
される環体で、励磁コイル15を内蔵する。
励磁コイル15に電圧を印加すると、図中破線で示すよ
うな磁束Φが形成され、アーマチュア3は戻し用板ばね
2の弾撥的引張力に抗して出力ロータ7に磁気吸着され
、入力プーリ1から出力ロータ7を経て出力軸10にト
ルク伝達が行なわれる。
うな磁束Φが形成され、アーマチュア3は戻し用板ばね
2の弾撥的引張力に抗して出力ロータ7に磁気吸着され
、入力プーリ1から出力ロータ7を経て出力軸10にト
ルク伝達が行なわれる。
又、通電を停止すると磁束Φは消滅し、戻し用板ばね2
の作用で、アーマチュア3は再び空隙Sを隔てた位置に
引き戻され、ストッパゴム6に当接して停止する。
の作用で、アーマチュア3は再び空隙Sを隔てた位置に
引き戻され、ストッパゴム6に当接して停止する。
したがって、正確な空隙Sを求めるには、各部材を正確
に組立てたとして、入力プーリ1の段部1Aに当接した
ストッパプレート5の厚みと、ストッパプレートに固着
したストッパゴム6の高さの和が一定することが要求さ
れる。
に組立てたとして、入力プーリ1の段部1Aに当接した
ストッパプレート5の厚みと、ストッパプレートに固着
したストッパゴム6の高さの和が一定することが要求さ
れる。
しかし、ストッパプレート5の厚みを一定にすることは
可能であっても、ストッパプレート5に植設あるいは接
着するストッパゴム6の高さをすべて厳密な精度で一定
させることは至難である。
可能であっても、ストッパプレート5に植設あるいは接
着するストッパゴム6の高さをすべて厳密な精度で一定
させることは至難である。
又、万一、使用中にストッパゴム6が取れてしまったり
することがあれば、正確な空隙Sを保持することができ
なくなってしまう。
することがあれば、正確な空隙Sを保持することができ
なくなってしまう。
この考案は、上述のような観点に基き、常に確実に空隙
Sを保持でき、構造、組立ともに簡単な電磁連結装置を
提供するもので、自由端をアーマチュアの背面に固着す
るようにした戻し用板ばねの基部を回転部材のロータ又
は固定部材に対向する側の端面に直接当接し、その上に
、アーマチュアの背面が直接当接自在の環状のストッパ
プレートを重ねて回転部材に固定した点に特徴がある。
Sを保持でき、構造、組立ともに簡単な電磁連結装置を
提供するもので、自由端をアーマチュアの背面に固着す
るようにした戻し用板ばねの基部を回転部材のロータ又
は固定部材に対向する側の端面に直接当接し、その上に
、アーマチュアの背面が直接当接自在の環状のストッパ
プレートを重ねて回転部材に固定した点に特徴がある。
ついで、この考案の電磁連結装置を実施例により図面を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第2図にはこの考案の電磁連結装置の一例としての電磁
クラッチが一部切欠縦断側面図で示しである。
クラッチが一部切欠縦断側面図で示しである。
なお、説明に当って、さきに第1図により説明した従来
の電磁連結装置と同一の部材には同じ符号を使用して説
明する。
の電磁連結装置と同一の部材には同じ符号を使用して説
明する。
図面に示したように、回転部材である入力プーリ1側に
、戻し用板ばね2を介してアーマチュア3を取付け、こ
のアーマチュア3は、所定の空隙Sを隔てて出力ロータ
7に正対させてあり、出力ロータ7の背後に配置したフ
ィールドコア14内の励磁コイル15に通電して生じた
磁束Φでアーマチュア3を励磁し、出力ロータ7に磁気
吸着させて、入力プーリ1から出力ロータ7へトルク伝
達を行なうものである点においては第1図の電磁クラッ
チと全く同じである。
、戻し用板ばね2を介してアーマチュア3を取付け、こ
のアーマチュア3は、所定の空隙Sを隔てて出力ロータ
7に正対させてあり、出力ロータ7の背後に配置したフ
ィールドコア14内の励磁コイル15に通電して生じた
磁束Φでアーマチュア3を励磁し、出力ロータ7に磁気
吸着させて、入力プーリ1から出力ロータ7へトルク伝
達を行なうものである点においては第1図の電磁クラッ
チと全く同じである。
又、出力ロータ7は複数のポル、ト8(1本のみ図示)
により結合したボス部7Aを有し、このボス部を、キー
9を介して出力軸10に固定し、出力ロータ7の回転に
より出力軸10が回転され、又、ボス部7Aとスペーサ
としてのカラー11を介して隣接する球軸受12.12
より出力軸10上に入力プーリ1を支持しである点、及
び前記ボス部7Aが球軸受13を介してフィールドコア
14に嵌め合わされている点においても、第1図の電磁
クラッチと全く同じで゛ある。
により結合したボス部7Aを有し、このボス部を、キー
9を介して出力軸10に固定し、出力ロータ7の回転に
より出力軸10が回転され、又、ボス部7Aとスペーサ
としてのカラー11を介して隣接する球軸受12.12
より出力軸10上に入力プーリ1を支持しである点、及
び前記ボス部7Aが球軸受13を介してフィールドコア
14に嵌め合わされている点においても、第1図の電磁
クラッチと全く同じで゛ある。
この考案の電磁クラッチは、自由端をボルト16により
アーマチュア3の背面に固着した戻し用板ばね2の基部
2Aを、回転部材である人力プーリ1の端面を形成して
いる段部IAに直接当接し、この板ばね2の基部2A上
に環状ストッパプレート5を重ね合わせ、これらを複数
のボルト4(1本のみ図示)により入力プーリ1に固着
したものであって、ストッパプレート5は解磁状態にあ
るときアーマチュア3の背面が直接当接して前記空隙S
を保持することができる厚さとしである。
アーマチュア3の背面に固着した戻し用板ばね2の基部
2Aを、回転部材である人力プーリ1の端面を形成して
いる段部IAに直接当接し、この板ばね2の基部2A上
に環状ストッパプレート5を重ね合わせ、これらを複数
のボルト4(1本のみ図示)により入力プーリ1に固着
したものであって、ストッパプレート5は解磁状態にあ
るときアーマチュア3の背面が直接当接して前記空隙S
を保持することができる厚さとしである。
なお、アーマチュアの厚みを増した場合には、ストッパ
プレート5の厚みも増し、さらに第2図に示されるよう
にアーマチュア3には切欠段部3Aを設けて、この切欠
段部をストッパプレートに当接させるようにする。
プレート5の厚みも増し、さらに第2図に示されるよう
にアーマチュア3には切欠段部3Aを設けて、この切欠
段部をストッパプレートに当接させるようにする。
上述の構成からなるこの考案の電磁連結装置の一例とし
ての電磁クラッチは、入力プーリ1に対して厚みの定ま
っている戻し用板ばね2とストッパプレートト5を固着
し、そのストッパプレートト5に直接アーマチュア3を
当接させて、アーマチュア3と出力ロータ7との空隙S
を保つようにしたので、組立てる場合、空隙Sの寸法を
正確に定めることかでき、又、ストッパプレートに寸法
の定めにくいストッパゴムを設けていないので、空隙S
の調整は極めて容易となる。
ての電磁クラッチは、入力プーリ1に対して厚みの定ま
っている戻し用板ばね2とストッパプレートト5を固着
し、そのストッパプレートト5に直接アーマチュア3を
当接させて、アーマチュア3と出力ロータ7との空隙S
を保つようにしたので、組立てる場合、空隙Sの寸法を
正確に定めることかでき、又、ストッパプレートに寸法
の定めにくいストッパゴムを設けていないので、空隙S
の調整は極めて容易となる。
以上の説明から明らかなように、この考案の電磁連結装
置は、アーマチュアとロータとの空隙Sを安定させるこ
とができ、ばらつきのない製品を量産できる利点がある
。
置は、アーマチュアとロータとの空隙Sを安定させるこ
とができ、ばらつきのない製品を量産できる利点がある
。
第1図は従来の電磁連結装置の一例としての電磁クラッ
チの一例を示す一部切欠縦断側面図、第2図はこの考案
の電磁連結装置の実施例としての電磁クラッチを示す一
部切欠縦断側面図である。 図面において、1・・・入力プーリ、1A・・・段部、
2・・・戻し用板ばね、2A・・・基部、3・・・アー
マチュア、3A・・・切欠段部、4・・・ボルト、5・
・・ストッパブレート、7・・・出力ロータ、14・・
・フィールドコア、15・・・励磁コイル。
チの一例を示す一部切欠縦断側面図、第2図はこの考案
の電磁連結装置の実施例としての電磁クラッチを示す一
部切欠縦断側面図である。 図面において、1・・・入力プーリ、1A・・・段部、
2・・・戻し用板ばね、2A・・・基部、3・・・アー
マチュア、3A・・・切欠段部、4・・・ボルト、5・
・・ストッパブレート、7・・・出力ロータ、14・・
・フィールドコア、15・・・励磁コイル。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 戻し用板ばねを介して回転部材に同心的に取付けたアー
マチュアを、ロータ又は固定部材を間にして励磁コイル
に対向させてなり、アーマチュアを戻し用板ばねの引張
力に抗してロータ又は固定部材に磁気吸着し、前記回転
部材とロータ又は固定部材の結合状態を得る電磁連結装
置において、自由端部をアーマチュア3の背面に固着し
た戻し用板ばね2の基部2Aを、回転部材1におけるロ
ータ又は固定部材に対向する側の端面に直接当接し、 この板ばね2の基部2A上に環状のストッパプレート5
を重ね合わせ、 かつ上記板ばね2の基部2Aと上記環状のストッパプレ
ート5とを上記回転部材1の端面に一体固着してなる電
磁連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978008878U JPS59499Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 電磁連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978008878U JPS59499Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 電磁連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54112951U JPS54112951U (ja) | 1979-08-08 |
JPS59499Y2 true JPS59499Y2 (ja) | 1984-01-09 |
Family
ID=33018100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978008878U Expired JPS59499Y2 (ja) | 1978-01-30 | 1978-01-30 | 電磁連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59499Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5323882Y2 (ja) * | 1973-09-22 | 1978-06-20 |
-
1978
- 1978-01-30 JP JP1978008878U patent/JPS59499Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54112951U (ja) | 1979-08-08 |
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