JPS5949870A - 既設埋設管補強、補修装置のパツカ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス管等の既設埋設管補強、補修装置のパッカ
ーに関する。

従来、ガス管等の既設埋設管の補強補修装置としては種
々の構造のものが知られているが代表的なものとして第
１図に示すものがある。

第１図のものについて説明すると既設埋設管の補強、補
修装置は、前後適当な間隔をおいて前方凸の状態に設け
られた夫々椀状の前部椀体（１）と後部椀体（２）を有
し、管（３）内に挿入したとき上記２つの椀体（１）　
（２）の間に管（至）内面に沿う環状の空室（ａ）を形
成することができるバッカ−（５）と回転駆動装ｆｉ　
（３）及びこれにより回転するヘラ状若しくは刷毛状の
調整具（４）を備え、」二記パツカー（２）の後方に適
当な間隔を存して屈撓可能に連結された塗膜調整器Ｃ）
と、牽引索（５）を介してノゞツカ−（８）に連絡して
バッカー■と塗膜調整器Ｃ）とをバッカーｑ９を先にし
て牽引移動汁しぬる牽引装ＮＵ）と、バッカー（８）の
移動方向前方に検視アングルをバッカー側に向けて配備
されると共に上記牽引索（５）に固定されることにより
牽引装置υ）に１１す各するテレビカメラ叩）と、これ
に連絡する受像器■と、塗膜形成材（！ｔ　ｖ４ホース
（６）を介してバッカー（８）に連絡し、その前部及び
後部椀体（１）（２）の間に塗膜形成材（７）を供給す
る塗膜形成材供給装置０とを備えており、バッカー■と
塗膜調整器（コ）を９１を回内に挿入し、塗膜形成材供
給装ｆｉ’ｉ　Ｇ）により塗膜形成材（７）をバッカー
（２）の前部椀体（１）と後部４３１１体（２）の間、
即ち両椀体（１）　（２）と管（５）内面により形成さ
れる空室（ａ）に圧送供給しながら、牽引装置（ｒ））
でバッカー（２）と塗膜調整器Ｃ）を牽引移動させ、バ
ッカー（８）の後部椀体（２）の周縁部により管（５）
内面に塗膜形成材（７）を塗りつけて塗膜（７つを形１
ｊ！２Ｌ／、更に塗膜調整器（Ｃ）の調整具（４）でこ
れを調整するものである。

そして、バッカー（財）の牽引移動はテレビで検視しな
がら行い、管（５）の継目部（４）においては、継目（
４）をバッカー■の前部及び後部の両椀体（１）（２）
間に位置せしめて、バッカー（１３）の移ｕｔヲ一旦停
止し、継目（４）に塗膜形成材（７）を圧入充填して該
部をシールすることができるものである。

しかし乍ら、この装置は管■のｉ）’、！、　ＩＩ（４
）が、これに塗膜形成材（７）を充填させる際、第２図
に示すように継目（６）が前部及び後部椀体（ｌＨ２）
により空室（ａ）内に密封されてしまうため、継目（支
）内の空気の逃げ場が蕪＜、空気は充幀される塗膜形成
材（７）により圧縮された状態で継目■内に残り、バッ
カー（２）の通過により塗１ｊ５４形成梠（７）を継目
回内に圧入せしめる圧力が解除されると圧縮されていた
空気が第３図に示すように形成された塗膜（７つを突き
破って吹き出し、塗１模（７５に孔（８）ができて該部
の完全なシールが阻害されることがある。

本発明は前述した第１図に示すような既設埋設管補強、
補修装置において、」二記のような継目部分に生じる塗
膜の破裂を防止するために、継目に塗ｉ換形成椙を充填
Ｊするに際し継目内の空気を排出させることを目的とす
るものである。

而して、本発明は既設埋設管補強、補修装置のバッカー
に、該バッカーを被塗装管内に挿入し、牽引装置により
牽引移動させ、Ｏ１１部椀体と後部椀体とにより管内面
に沿って形成される環状の空室をｈ゛の継目に連絡１士
しめ空室内に供給される塗膜形成材を継目に圧入充填さ
せることができるようにしだ状〃科において、継目を−
との円周の一部においてバッカー前方の管内空間に連絡
さぜる手段を設けることにより、継目への塗膜形成材の
侵入に伴って継目内の空気をパッカー前方の管内空間に
逃がし、継目内の空気と塗膜形成イＳ４を置換するもの
である。

従って、管の継目内には完全に空気が存在しないか少な
くとも圧縮された状態では空気が残存せず、空気が塗膜
を破って吹き出し該部のシール効果をｌ５ＩＩ害するこ
とはない。

依って、技？・Ｉ’を的ｉ′１−碩は達成される。

また、継目内の空気はバッカーの前部椀体の７０”“４
°゛°　　　　　き 以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。

第４図において０３）はバッカー、（１）はその前部椀
体、（２）は後部椀体であり、これら前部及び後部椀体
（１）　（２）は両者間に適当な間隔を保持せしめて連
結金具（９）により連結固定されている。

前部及び後部椀体（１）　（２）は夫々弾性材、例えば
耐摩耗性ゴムにて大略截頭円ρ１［°の底面を開口した
形状、即ち大略枕型に形成されており、前ｈｌｉ椀休（
体）は開口部が斜めにカットされたように軸心に対して
傾斜している。

従って、前部椀体（１）の開口部は略楕円形を呈する。

後部椀体（２）の開口部は軸心に対して直交するように
形成されて真円形を呈している。

これら前部及び後部椀体（１）　（２）は前方凸の状態
に同じ方向を向けて同４″ｌｉｌに配置して相互に適当
な間隔を存してｒ！ｆｉ　Ｉ、！；全金具９）で連結固
定する。

連結金具（９）には、塗■・；１形戊材供給装置Ｃ）に
連絡する塗膜形成材通路ホース（６）を接続する塗膜形
成材通路（１（メが開設されており、該塗膜形成材通路
（ｌｉは前ｒｌｌ（及び後部椀体（１）（２）の間に設
けた放射状の出）Ｚ７　（１つに連絡している。

尚、θ）は両端にエアーホースＱｌ（１１を接続して、
）ぐツカ−（Ｉｔ）の後方に連結される塗膜調整器Ｃ）
の回転駆動装置ｒｉ　（３）であるエアーモーターに供
給する空気の通路となるエアーバイブであり、前部椀体
（１）及び後ｆ’ｆｌ−椀体（２）を貫通して設ｕ％ら
れる。

またα→は前部椀体（１）の前面に設けられた牽引素地
イｑ部である。

面して斯るバッカー（Ｂ）は第１図に示す既設埋形成材
（７）を塗膜形成材通１ｘｇ　（ｉりの出口αηから前
部及び後部椀体（１）　（２）の間に幅量させながら管
（ト）内を牽引装置ｉ’ｉ　ｆｆ））により牽引移動さ
せ前部及び後部椀体（１）　（２）と’？５（Ａ）内面
によりル１ｊ−汽・ノ１ている空室（ａ）にヲ゛ｔ　’
／＋Ｆｊしている”Ａ　片、’４　Ｊｌ：ｇ成Ｉｊ’　
（７）　ｔｒｉ、　９１ｒｉＪｉ　Ｐｉ−イ゛（つて後
部椀体（２）の周矛５部で管（５）内向に坪つつけて塗
１１！（（７つを形成する。

この際、バッカー［Ｆ］）は第５し４に示ずように０１
１１面から見で開口部、即ち後ｉ４の傾ｆ、・ｌが下向
き斜め前方を向くように盾゛（Ａ）内に配置する。。

従って、バッカー（１３）はその移動の過程において、
第６図に示すように前部イ昇１体（１）の後縁下Ｔ％は
管偽）の継目（５）を通過しているが、後縁上部は管（
３）の継目（支）の後方或いは継目上に位置Ｊる状態の
ときが生じる。

このとき、継目（ト）は下部において塗膜形成相（７）
が充満している空室（ａ）に連絡し、同時に上部におい
てバッカー［Ｆ］）前方の９２′（５）内空間に連絡す
る。即ち、バッカーの）の前部椀体（１）の斜ぬに形成
された後端縁（１つは、バッカー［Ｆ］）の前部及び後
部椀体（１）　（２）と管（３）とにより形成される空
室（ａ）を管（５）の継目（５）にｉ小路せしめた状態
で、継目（〜をその円周の一部においてバッカーＣｌ５
）前方の管内空間に連絡することを可能にする手段（ｂ
）を１？ｊ成する。

−［二記状態は、テレビにより確認することができるの
で、このときバッカーω）の移動を一旦停止し、塗ＩＩ
”（形成相（７）の供給を続けると、塗膜形成！Ａ（７
）は空室（ａ）と連絡している継目下部（Ａ’　、　）
から継目（ロ）内に流入して継［１（Ａ内の空気をバッ
カー［Ｆ］）前方の管内空間と連絡している継目上部０
ｖ２）からバッカー［Ｆ］）前方へ押し出し排出させて
継目■内の空気と１？７換し、ついにはｉｌｌ；目■内
を略完全に埋めることができる。

ｔ（（ｑ目（イ）から空気が抽出され塗膜形成イオ（７
）が空気と１？′を換すると第７図に示すように継目（
ロ）のバッカー（Ｂ）前方の管内空間と連絡する部分依
、）から塗膜形成材（７）がバッカー（［３）前方へ溢
れ出すので、それをテレビで確認し、第８図に示す如く
バッカー［有］）の牽引移動を再び開示すればよい。

このようにして、管■の継目（ロ）は完全に塗膜形Ｉｊ
ｚ材（７）で充填され、空気が残存することは殆んどな
く、万一若干の空気が残ったとしても、この空気には圧
力がかからないので、吹きだして塗膜（乃を破る恐れは
ない。

一部、上述せる説明においては、バッカーａ３）ｆ：前
部椀体（１）の後η１４の傾斜が下向き斜め前方を向く
ように管（Ａ）内に配置したが、こイ１、は継目（４）
内の空気の排出を円滑にするためであり、必ずしもこの
ように配置する必要はない。

次に第１０図は、本発明の他の実施例を示すもので、バ
ッカー［Ｆ］）の前部椀体（１）の開口部を後部椀体（
２）開口部同様軸心に対して直交ず・工）ように形成し
である点において、第１図、第２図に示した従来のバッ
カーと基本的には変わりがないが、前部椀体（１）の前
面には前後方向に大略その全長に亘って直線状に延びる
凹ｔｒ１ｒ　０１が凹設されている。

従って、このものは管（５）内における牽引移動の過程
において、第１２図に示すように前部椀体（１）後端が
管■の継目（ロ）のｎｌ」側縁に掛かった状態になった
とき、継目（ＡＧは空室（８）に連絡するが凹ｆｆ１７
　（１つを介してバッカーの）　Ｔ）ｉＪ方の管内空間
とも連才各する。

そして、この状態でバッカー０３）の移動を停止し、塗
膜形成材（７）の供給を続ければ、継目（５）内への塗
膜形成材（７）の流入に伴って、継目■内の空気は凹溝
（１→を伝わって／ぐツカ−ｒＩ３）前方の管内空間へ
排出される。

即ち、この実施例における凹溝θυは、先の実施例にお
ける前部椀体（１）の斜めに形成された後端縁（１つに
代わり、継目（４）をバッカー（１３）前方の管内空間
に連絡させる手段（ｂ）を構成する。

従って、継目■には空気を残存させることな縮された状
態では存在しないので、塗１！！Ｊ　（７３を突き破っ
て吹き出す恐れがない。

【図面の簡単な説明】

第１１こ４けＩ！’ｆ；設埋設管補強、補修装置の使用
状態のＢ１式図であり、従来のバッカーを用いて示しで
ある。第２図は第１図の１ｚＳ分的拡大図、第３図は従
来のバッカーを用いて補強補修した管施例を示すバッカ
ーの断ｉｆｉ図、第５図乃至第８図は第４図のバッカー
を使用して９°；の継目ｆｆ１ｔ、の補強、補修工事の
状態を工程に１・Ｆつで示すＦ、ＩＩ　＋ｔ＋＋図、第
９図は工事終了後の艙の要部の断面図である。第１０図
は本発明の他のυこ施例を示ずバッカーの１１；ｉｒ面
図、第１１図は正１ｆｉｉ図である。第１２図は第１０
図、第１１図のバッカーを使用しての管の継目部の補強
補修状態を示す断面図である。 図中 Ａ・・・管　　　Ｎ・・・鼾利目

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）夫々周縁部適宜幅を弾性４イにて形成されると共
   に最大径部が被塗装管の内径より若干大径な椀状に形成
   された前部椀体と後部椀体とを、前方凸の状態で相互に
   適当な間隔を存して設け、前部椀体を後部椀体の間に塗
   膜形成材を導入するようになした既設埋Ｖ管補強補修装
   置のバッカーにおいて、該パッカーを被塗装管内に挿入
   し、前部及び後部椀体と被塗装管とにより形成される環
   状の空室を管の継目に連絡せしめた状態で、継目をその
   円周の一部においてパッカー前方の管内空間に連絡する
   ことを可能にする手段を設けたことを特徴とする既設埋
   設管補強、補修装置のパッカーっ（２）上記手段が後部
   を斜めにカットして、軸心に対して傾斜せしめた前部椀
   体の後端縁であることを特徴とする特許 項記載の既設埋設管補強、補修装置のパッカー。 （３）　　上記手段が前部椀体の前面に凹設した前後方
   向に延びる凹溝であることを９゛ｒ徴とする上記特許請
   求の範囲第１項記載の既設埋設管補強、補修装置のパッ
   カー。