JPS5949865B2 - 自動連続ブラスト機 - Google Patents

自動連続ブラスト機

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JPS5949865B2
JPS5949865B2 JP217879A JP217879A JPS5949865B2 JP S5949865 B2 JPS5949865 B2 JP S5949865B2 JP 217879 A JP217879 A JP 217879A JP 217879 A JP217879 A JP 217879A JP S5949865 B2 JPS5949865 B2 JP S5949865B2
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JP
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tank
upper tank
abrasive material
valve
lower tank
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JP217879A
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健 森
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Kansai Hoon Kogyo KK
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Kansai Hoon Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、鋼板等の塗装等の下地処理としての表面研掃
などを行なうためのブラスト機、特に作業を中断するこ
となく連続的にプラストすることができるブラスト機に
関するものである。
前記の如き表面研掃などを行なうための従来のブラスト
機は、噴射ノズルと圧力空気源とを接続した給気管に研
掃材タンクを分岐接続し、タンクの流出口にエゼクタ−
効果を持たせたノズルを設置し、研掃材を空気流により
誘引させてプラストするように構成させている。
この種のブラスト機においては、エゼクタ−による研掃
材の誘引効果を高めるためにタンクを密閉して内部の空
気圧を高める必要があり、このため、研掃材タンク中の
研掃材が消費される毎にプラスト作業を中断してタンク
へ研掃材を補給しなければならず、この中断により作業
能率が著るしく低下する欠点がある。
前記の如き欠点を除去せんがため、上部に研掃材貯蔵用
ホッパーを設置した上部タンクと、その上部タンクの直
下に連設した下部タンクさにより研掃材タンクを構成し
、前記下部タンクとホッパーとの間に夫々圧力差により
自動的に開閉する下部タンク開閉弁と上部タンク開閉弁
とを配設し、前記下部タンク内を加圧して下部タンク開
閉弁を閉じた状態のままで上部タンク内を減圧すること
により上部タンク開閉弁を開いてホッパー中の研掃材を
上部タンク中に補給し、次いで上部タンク内を加圧して
上部タンク開閉弁を閉じると共に上下タンク内の圧力が
等しくなることにより下部タンク開閉弁を開いて上部タ
ンク中の研掃材を下部タンク中に支持した漏斗体に供給
し、次いでこの漏斗体ど重錘体との重量バランスがくず
れると漏斗体を下降させて下部タンク中に研掃材を補給
するようにした研掃材補給装置が提案されている(実公
昭16−8770号公報参照)。
前記の装置によれば、下部タンク内を加圧状態に維持し
たまま下部タンク中に研掃材を補充することはできるが
、前記従来の装置においては、下部タンク中の研掃材の
使用量とは全く無関係に、漏斗体と重錘体との重量バラ
ンスにより研掃材を一定量づつ補給するので、研掃材の
噴射量が増減した場合、下部タンク中が満タンあるいは
空となって連続的に噴射することが不可能となるおそれ
がある。
本発明はこのような点を改善し、下部タンク内を加圧状
態に維持したまま研掃材を補給しうるのは勿論であるが
、さらにすすんで、下部タンク中の研掃材の使用量が増
減しても、これに対応して如何なる場合でも満タンある
いは空になることがないように下部タンク中に研掃材を
補給し、これにより如何なる場合でも連続的なブラスト
作業を遂行することができる自動連続ブラスト機を提供
せんとするものである。
本発明は、前記の如き目的を達成せんがため、上部に研
掃材貯蔵用のホッパーを設置した上部タンクと、その上
部タンクの直下に連設した下部タンクとにより研掃材タ
ンクを構成し、前記下部タンクと上部タンクとの間およ
び上部タンクとホッパーとの間に夫々圧力差により自動
的に開閉する開閉弁を配設して、下部タンクを加圧状態
に保ったままホッパー中の研掃材を上部タンクを経由し
て下部タンク中に補給し得る如く構成し、かつ、前記下
部タンクにその内部の研掃材のレベルを検知するレベル
計を具備せしめると共に、そのレベル計により下部タン
ク中の研掃材の残量がある設定値化下になったことを検
知すると駆動される制御回路を設け、かつ、前記上部タ
ンクに前記自動制御回路によって開閉制御される自動制
御加圧弁と自動制御減圧弁とを配設し、前記レベル計に
より下部タンク中の研掃材の残量がある設定値以下にな
ったことを検知すると前記自動制御回路により前記上部
タンクの自動制御加圧弁を閉じると共に自動制御減圧弁
を開いて上部タンク内の圧力を大気圧まで下げ、次いで
自動制御減圧弁を閉じると共に自動制御加圧弁を開いて
上部タンク内を加圧するように構成し、かくして如何な
る場合にも連続運転を可能ならしめたものである。
以下本発明の実施の一例を添付図面について説明する。
本発明は、下部タンク1と、その直上の上部タンク2と
、研掃材貯蔵用ホッパー3さにより研掃材タンクを構成
する。
そして、前記上下タンクとホッパーとの間は夫々底壁4
,5により区割し、−かつ該缶底壁に連通孔を穿ち、該
連通孔を開閉弁6.7により夫々開閉し得るように構成
する。
前記開閉弁6,7は、下部タンクおよび上部タンク中に
配設した加圧空気管8,9から加圧空気を噴出させると
その圧力によって自動的に閉じ、下部; タンクの内圧
と上部タンクの内圧とが略々等しくなったとき研掃材の
重量および自重により開閉弁6を自動的に開き、上部タ
ンクの内圧が大気圧と略々等しくなったとき、砂の重量
および自重により開閉弁7を自動的に開くものである。
) 前記下部タンク1には、その内部の研掃材のレベ
ルを検知するレベル計10が設けられており、このレベ
ル計により下部タンク中の研掃材がある設定値以下に減
ったことを検知すると、後述のように上部タンクの空気
圧を自動的に調整するように構成されている。
11はコンプレッサーと連結される加圧空気送給元管で
、レシーブタンク12および配管13゜14を介して下
部タンクおよび上部タンクの前記加圧空気管8,9に加
圧用空気を送給すると共に、上部タンク側の配管14に
手動弁15を設け、さらに前記配管14と並列に手動弁
16と自動制御加圧弁1γとを有する配管18を設けて
前記加圧空気管9に加圧用空気を送給し得るようにする
また、上部タンク2には、排気管19を取付け、その排
気管に手動減圧弁20と自動制御減圧弁21とを配設す
る。
22は消音器、23は加圧空気供給用元手動弁、24は
圧力計、33はのぞき窓である。
下部タンクに至る前記配管13には、研掃材噴射用の空
気配管25(図示実施例の場合は2本)を接続し、その
空気配管25に手動弁26と遠隔制御空気開閉弁27と
を配設し、かつ空気配管25の先端に吐出量調整装置を
有する遠隔制御研掃材開閉弁28を接続し、空気を噴出
させ乍ら研掃材開閉弁28を開くと、下部タンク中の研
掃材29を噴射させるように構成する。
30は下部タンクの減圧用手動弁、31は前記レベル計
からの信号によって自動制御弁21および17を開閉制
御する自動制御回路である。
なお、前記自動制御弁17.21は例えば空気圧によっ
て制御するもので、32はその制御空気供給管である。
前記自動制御回路31には、前記レベル計により下部タ
ンク中の研掃材がある設定値以下になったことを検知す
ると、タイマーを作動させると同時に、上部タンクの自
動制御加圧弁17を閉じ、自動制御減圧弁21を開いて
上部タンクを大気圧まで下げ、前記タイマーによって設
定される時間が経過すると、前記自動制御減圧弁21を
閉じると共に、自動制御加圧弁17を開く回路が内蔵さ
れている。
また、研掃材噴射用の自動制御弁27.28は、サンド
ホースの操作者が所持するコントロールボックスからの
指令によって開閉制御するもので、例えば空気圧によっ
て制御する。
本発明の自動連続ブラスト機は、上記の如く構成されて
いるので、以下述べるように研掃材の使用量が増減して
も常に連続的にブラスト作業を遂行することができる。
先づ、上部タンクおよび下部タンクに研掃材(例えば珪
砂)を入れ、元手動弁23を開き、手動弁16,20,
26を開き、手動弁15 、30を閉じてエヤーブロー
およびブラストを行なう。
その際、ホッパー3中に予備の研掃材を投入しておく。
研掃材が下部タンクのレベル計以下に減ると、そのレベ
ル計により制御回路31に信号を送る。
制御回路31では、この信号を感知するとタイマーが動
作を開始し、同時に上部タンク2の自動制御加圧弁17
を閉じると共に、自動制御減圧弁21を開いて上部タン
ク2内を大気圧まで下げる。
このようにして上部タンク2内が大気圧まで下ると、開
閉弁1は自重によって開き、ホッパー3中に貯蔵されて
いた研掃材29′が上部タンク2中に補給される。
前記のタイマーには、前記の如くしてホッパー3中に貯
蔵されていた研掃材が上部タンク中に補給されるまでの
時間を設定しておくもので、このため、研掃材が上部タ
ンクに補給し終ると、タイマーから自動制御回路31に
研掃材補給終了信号が与えられ、これにより、自動制御
減圧弁21を閉じると共に自動制御加圧弁17を開いて
上部タンク2を加圧する。
このようにして加圧空気管9から圧力空気を噴出させる
と、開閉弁Tはその圧力により自動的に閉じ、上部タン
クの内部圧力を上昇させる。
かくして上部タンク2の内部圧力が上昇し、下部タンク
1の内部圧力と略々等しくなると、上部タンクと下部タ
ンクとの間の開閉弁6はその自重および砂の重量により
開き、上部タンク中に補給された前記研掃材を下部タン
ク1中に補給する。
このように本発明によれば、下部タンク中の研掃材の残
量を検知して自動的に研掃材を補給するので、研掃材の
使用量の増減にも拘らず常に適正な研掃材を自動的に補
給してブラスト作業を全く中断することなく連続的にブ
ラスト作業を行なうことができる。
すなわち、図示実施例においては、研掃材分岐管を2組
設置し、ノズルを2組同時に使用し得るようにしている
この場合、従来のブラスト機では、研掃材の消費が早く
なるために2組の研掃材投射を行なっても作業能率から
云うと全く無意味であったが、本発明は、前記の如く、
下部タンク中の研掃材の残量を検知して研掃材を自動的
に補給するので、例えばノズルを2組同時に使用した場
合には、自動補給の間隔が短かくなるだけで作業能率を
顕著に向上させることができ、また、ノズルを1組使用
した場合には2組のノズル使用時より自動補給の間隔が
長くなるだけで、常に適正な量の研掃材を補給すること
ができる。
ちなみに、従来のバッチ式ブラスト機と本発明の連続式
サンドブラスト機の研掃能率とを比較試験したところ、
実施例に示す2本ノズルブラスト機1台で従来の6台使
用のものより更に上回る研掃能率を発揮することができ
た。
また、図示実施例では、自動制御弁と直列に夫夫手動弁
を設けているので、停電時には手動弁により従来のブラ
スト機と同様の操作で使用することができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明自動連続ブラスト機の実施の一例を示
すもので、第1図は正面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は配管系統の説明図である。 1・・・・・・下部タンク、2・・・・・・上部タンク
、計・・・・・ホッパー、4,5・・・・・・底壁、6
,7・・・・・・開閉弁、8.9・・・・・・加圧空気
管、10・・・・・・レベル計、11・・・・・・加圧
空気送給元管、15,16,20,23゜26.30・
・・・・・手動開閉弁、17・・・・・・自動制御加圧
弁、21・・・・・・自動制御減圧弁、27・・・・・
・遠隔制御空気開閉弁、28・・・・・・遠隔制御研掃
材開閉弁、29・・・・・・研掃材、31・・・・・・
自動制御回路、23・・・・・・のぞき窓。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上部に研掃材貯蔵用ホッパーを設置した上部タンク
    と、その上部タンクの直下に連設した下部タンクとによ
    り研掃材タンクを構成し、前記下部タンクと上部タンク
    との間および上部タンクとホッパーとの間に夫々圧力差
    により自動的に開閉する下部タンク開閉弁と上部タンク
    開閉弁を配設し、前記下部タンク内を加圧して下部タン
    ク開閉弁を閉じた状態のままで上部タンク内を減圧する
    ことにより上部タンク開閉弁を開いてホッパー中の研掃
    材を上部タンク中に補給し、次いで上部タンク内を加圧
    して上部タンク開閉弁を閉じると共に上下タンク内の圧
    力が等しくなることにより下部タンク開閉弁を開いて上
    部タンク中の研掃材を下部タンク中に直接補給すべくな
    し、かつ、前記下部タンクにその内部の研掃材の残量を
    検知するレベル計を具備せしめると共に、そのレベル計
    により下部タンク中の研掃材の残量がある設定値以下に
    なったことを検知すると駆動される自動制御回路を設け
    、前記上部タンクに前記自動制御回路によって開閉制御
    される自動制御加圧弁と自動制御減圧弁とを配設し、前
    記レベル計により下部タンク中の研掃材の残量がある設
    定値以下になったことを検知すると前記自動制御回路に
    より前記上部タンクの自動制御加圧弁を閉じると共に自
    動制御減圧弁を開いて上部タンク内の圧力を大気圧まで
    下げ、次いで自動制御減圧弁を閉じると共に自動制御加
    圧弁を開いて上部タンク内を加圧するように構成したこ
    とを特徴とする自動連続プラス)&
JP217879A 1979-01-16 1979-01-16 自動連続ブラスト機 Expired JPS5949865B2 (ja)

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JP2007125676A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Fuji Seisakusho:Kk 直圧式ブラスト加工における研掃材の連続供給方法及び直圧式ブラスト装置における研掃材の連続供給装置
JP2008307675A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Sintokogio Ltd 直圧式エアブラスト研掃装置
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CN111761521B (zh) * 2020-08-04 2021-11-05 威海烟华安全玻璃有限公司 一种玻璃喷砂设备

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