JPS594975Y2 - サイロ内の飼料取出装置 - Google Patents

サイロ内の飼料取出装置

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JPS594975Y2
JPS594975Y2 JP5452079U JP5452079U JPS594975Y2 JP S594975 Y2 JPS594975 Y2 JP S594975Y2 JP 5452079 U JP5452079 U JP 5452079U JP 5452079 U JP5452079 U JP 5452079U JP S594975 Y2 JPS594975 Y2 JP S594975Y2
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silo
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fan
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JP5452079U
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JPS55155739U (ja
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喜彦 光部
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサイロ内の飼料取出装置に関するものであり、
詳しくは特に草食動物に与えられる草類が貯えられたサ
イロ内から、前記草類を取出すのに好ましく用いること
のできるサイロ内の飼料取出装置に関するものである。
従来、サイロ内の飼料を取出す方法としてサイロの上方
にチェインブロックを設け、該チェインブロックからつ
り下げられたパケット内にサイロ内にいる作業員が飼料
を載せたのち、前記チェインブロックを操作してパケッ
トを上昇させる。
上昇されたパケット内の飼料は、上方に待機している他
の作業具によってパケット内から取出される。
取出し作業が終ると、前記チェインブロックを操作して
空になったパケットを下降させ、再度パケット内に飼料
を載せるという繰返し作業を行なっていた。
しかしながら、前記の作業は作業員が2人で共同作業を
行なうものであり、相互の連絡を密にして行なわないと
、上方からのパケットの下降などによりサイロ内の作業
員に径孔をさせることがあり、パケットを上昇している
間にパケット内の飼料が溢れ落ちることがあり、安全性
において多くの欠点を有しており、また、チェインブロ
ックの上昇作業は特に重労働であり、共同作業であるこ
となどから労働生産性が低いという欠点をも有した。
チェインブロックの昇降についてはモーターを用いるこ
とによって容易に軽作業化しうるものの、共同作業であ
ることと、安全性については解決されていない。
また、従来、サイロが大型であって、港湾などで穀物飼
料を一時的に貯える場合ベルトコンベヤや、ニューマチ
ックコンベヤを用いて上方からサイロ内に飼料を入れ、
飼料を出す場合には下方に設けられた取出口から徐々に
飼料を取り出す方法が用いられている。
しかしながら、この方法ならびに装置の場合、貯えられ
る飼料が乾燥された粉粒体である場合に限られ、湿気を
持った飼料や草などの場合には用いることはできない。
本考案の目的は、上述の従来技術の欠点を解消し、特に
サイロ内に貯えられた、とうもろこしの茎や牧草など、
多くの湿気あるいは水分を含んだ草類を取出す場合に有
効に用いることのできるサイロ内の飼料取出装置を提供
することにある。
本考案の他の目的は、安全性に優れ、しかも1人でも作
業を遂行することのできるサイロ内の飼料取出装置を提
供することにある。
本考案の構成は、サイロ内の飼料取出装置において、該
装置は飼料導入部、飼料送出部、飼料搬送管および飼料
排出部を有し、 飼料導入部は板状部分と網部分からなり、板状体の一部
が管状に切欠かれた切欠きを有し、該切欠きに網が張ら
れ、前記網部分が形成され、前記飼料送出部は駆動要素
および該駆動要素に直結あるいは連結されて回動するフ
ァンからなり、該ファンは前記駆動要素が設けられた位
置と反対側の位置であって、ファンの中心よりもずれた
位置に導入孔が設けられており、該導入孔の下方端ある
いは下方端近傍に前記飼料導入部の網部分が位置するご
とく飼料導入部と飼料送出部とが組合わされており、前
記ファンの回動軌跡の外周の一部に導出孔が設けられ、
該導出孔に前記飼料搬送管の一方の端部が連結され、該
飼料搬送管の他方の端部が前記飼料排出部と連結されて
おり、該飼料排出部は飼料と空気とを分離する分離機構
、空気排出孔および飼料排出孔が設けられていることを
特徴とするサイロ内の飼料取出装置にある。
本考案について以下図面を用いて詳述する。
図面はすべて本考案に係るものであり、 第1図はサイロ内の飼料取出装置の正面図である。
第2図は第1図におけるII −II ’矢視側面図で
あり、第3図は第1図におけるni−■x’矢視平面図
である。
第4図は第3図におけるIV−I■′部分断面図である
第5図乃至第7図は第4図に示された部分の他の例を示
す部分断面図である。
第8図は第3図における■−■′矢視断面図である。
第9図は第1図におけるIX−IX’部分断面図である
第10図は第1図におけるx−x’矢視平面図であり、
第11図(i第10図におけるXI−xi’断面図で゛
ある。
第1図に示される1は飼料導入部、2は飼料送出部、3
は飼料搬送管、4は飼料排出部であり、5はチェインブ
ロックである。
6はサイロ側壁であり、7は固定要素である。
Kはサイロの中に保存された飼料で、Mは運搬車である
飼料導入部1に供給された飼料Kを飼料送出部2によっ
て飼料搬送管3に積極的に送出し、該飼料排送管3に連
通した飼料排出部4かち取り出す。
飼料導入部1および飼料送出部2について第2図乃至第
8図を用いて詳述する。
飼料導入部1は板状部分8と網部分9とからなり、これ
らの板状部分8は一部が管状に切欠かれた切欠き10を
形成し、該切欠き10には網が張られ、前記網部分9を
形成している。
11は網部分9の上方に設けられたカバーである。
前記飼料導入部1の網部分9あるいは該網部分9および
切欠き10は飼料送出部2のファン12の中心よりも下
方にずれた導入孔13の下方端14に位置するように組
合わされて設けられている。
15はファン12の導入孔13が設けられた側とは反対
側に設けられた駆動要素である。
ファン12は駆動要素15によって第8図における矢印
Aの方向、すなわち、導入孔13からファンの回動軌跡
の外周の一部に設けられた導出孔16までの距離が短か
い方向に回動される。
前記飼料搬送管3は前記飼料送出部2の導出孔16に一
方の端部17が連結され、他方の端部18は第10図乃
至第11図に示すごとく前記飼料排出部4と連結されて
いる。
また、飼料搬送管3は第9図に示すごとく複数本のパイ
プ19.19’からなり、パイプ19と19′とは端部
2G、21が係合するとともに飼料にの高さに伴なう前
記飼料導入部1および飼料送出部2の高さに応じてパイ
プ19と19′とがスライドするように形成されている
飼料排出部4は中央上部に管状体からなる飼料と空気と
を分離する分離機構22が設けられ、該分離機構は前記
飼料搬送管3の端部18が連結された位置よりも下方ま
で伸びており、上方に空気排出孔23、下方に飼料排出
孔24が設けられている。
本考案に係るサイロ内の飼料取出装置を使用してサイロ
内の飼料を取出す場合の作用について述べる。
チェインブロック5によって懸下されている飼料導入部
1および飼料送出部2をチェインブロック5のチェイン
25を操作してサイロ内の飼料Kに到着するまで下降さ
せる。
前記飼料導入部1および飼料送出部2の下降に伴って、
複数本のパイプ19と19′とがスライドして伸びる。
次ぎに、駆動要素15を回動させファン12を矢印Aの
方向に回す。
この状態で飼料Kを板状部分8に載せると網部分9から
空気を第5図に示した矢印B、 Cの方向に吸引し、該
空気の流れによって前記板状部分8に載せられた飼料K
が飼料送出部2に吸い込まれ、次いで飼料にと空気とが
飼料送出部2から飼料搬送管3に送り出され、飼料排出
部4に至り排出される。
本考案に係る装置は、特に、飼料導入部1における板状
部分8に切欠き10があり、該切欠き10の下方に網部
分9が設けられており、該切欠き10および網部分9が
飼料送出部2に設けられた導入孔13の下方端あるいは
下方端に近接して連結されていることにより、板状部分
8の下方すなわち網部分から空気を導入し、該空気と飼
料にとを容易に混合し、この混合によって飼料にの飼料
送出部2への導入および送出を可能とし、次いで飼料搬
送管3におけるパイプ19.19’内での移行をも可能
とする。
このことは、飼料導入部1における板状部分8と網部分
9の形状は第5図乃至第7図に示されるように網部分9
が板状部分80面よりも下方に設けられることによって
前記の飼料Kを網状部分9から入る空気によって浮き上
がらせ、空気と飼料にとを混合しうるからである。
サイロ内の飼料にの取出しが進むと、サイロ内の飼料に
と飼料導入部1および飼料送出部2との間に隙間が生じ
るが、その場合は、チェインブロック5を操作して下降
される。
チェインブロック5を操作した場合、前記飼料搬送管3
におけるパイプ19と19′とがスライドして伸びるよ
うにしておくことにより、サイロ内の飼料の量に自在に
対応させることができ、パイプの継ぎ足しを不要とする
ことができる。
飼料導入部1におけるカバー11を設けることにより、
飼料にの飼料送出部2への移行をより確実にし、安全性
と作業性をも向上することができる。
固定要素7は必要によって設けられ、チェインブロック
などによりバランスをもって装置全体を懸下するならば
、特に設けられない場合もある。
飼料排出部4は飼料搬送管3の端部18から送られた飼
料にと空気とを第11図に示すごとく矢印りのように渦
巻きを生じさせたのち、上方の空気排出孔23から空気
、下方の飼料排出孔24から飼料におよび空気の一部を
排出することによって排出された飼料Kが拡散されるこ
となく、まとまって落下し、車Mなどへの積込みがなさ
れる。
本考案によると、簡単な装着蓋であり、設置は容易であ
り、使用する場合、熟練者でなくとも1人で装置を操作
し、単に飼料導入部に飼料を載せるだけで、例えば、ト
ウモロコシの茎、牧草など、10数センチもあり、湿っ
たものでも容易に取出すことができ、作業性の向上、上
方からの飼料の落下もなく、安全性も向上するなどの著
るしい効果を奏する。
また、サイロが数個並設されている場合においては、上
方にレールを設け、該レールに飼料取出装置を懸下して
1台の装置で数個のサイロに使用できるようにすること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はサイロ内の飼料取出装置の正面図である。 第2図は第1図におけるII −II ’矢視側面図で
あり、第3図は第1図におけるIII−III’矢視平
面図である。 第4図は第3図におけるIV−IV’部分断面図である
。 第5図乃至第7図は第4図に示された部分の他の例を示
す部分断面図である。 第8図は第3図における■1−■′矢視断面図である。 第9図は第1図におけるIX−IX’部分断面図である
。 第10図は第1図におけるx−x’矢視断面図であり、
第11図は第10図におけるXI−XI’断面図である
。 1・・・・・・飼料導入部、2・・・・・・飼料送出部
、3・・・・・・飼料搬送管、4・・・・・・飼料排出
部、5・・・・・・チェインブロック、6・・・・・・
サイロ側壁、7・・・・・・固定要素、8・・・・・・
板状部分、9・・・・・・網部分、10・・・・・・切
欠き、11・・・・・・カバー、12・・・・・・ファ
ン、13・・・・・・導入孔、14・・・・・・下方端
、15・・・・・・駆動要素、16・・・・・・導出孔
、17.18・・・・・・端部、19.19’・・・・
・・パイプ、20.21・・・・・・端部、22・・・
・・・分離機構、23・・・・・・空気排出孔、24・
・・・・・飼料排出孔、25・・・・・・チェイン、K
・・・・・・飼料。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 サイロ内の飼料取出装置において、該装置は飼料導入部
    、飼料送出部、飼料搬送管および飼料排出部を有し、 飼料導入部は板状部分と網部分からなり、板状体の一部
    が雪状に切欠かれた切欠きを有し、該切欠きに網が張ら
    れ、前記網部分が形成され、前記飼料送出部は駆動要素
    および該駆動要素に直結あるいは連結されて回動するフ
    ァンからなり、該ファンは前記駆動要素が設けられた位
    置と反対側の位置であってファンの中心よりもずれた位
    置に導入孔が設けられており、該導入孔の下方端あるい
    は下方端近傍に前記飼料導入部の網部分が位置するごと
    く、飼料導入部と飼料送出部とが組合わされており、前
    記ファンの回動軌跡の外周の一部に導出孔が設けられ、
    該導出孔に前記飼料搬送管の一方の端部が連結され、該
    飼料搬送管の他方の端部が前記飼料排出部と連結されて
    おり、該飼料排出部は飼料と空気とを分離する分離機構
    、空気排出孔および飼料排出孔が設けられていることを
    特徴とするサイロ内の飼料取出装置。
JP5452079U 1979-04-23 1979-04-23 サイロ内の飼料取出装置 Expired JPS594975Y2 (ja)

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JPS55155739U JPS55155739U (ja) 1980-11-10
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