JPS5949678B2 - 加熱装置の加熱源制御装置 - Google Patents

加熱装置の加熱源制御装置

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JPS5949678B2
JPS5949678B2 JP53119809A JP11980978A JPS5949678B2 JP S5949678 B2 JPS5949678 B2 JP S5949678B2 JP 53119809 A JP53119809 A JP 53119809A JP 11980978 A JP11980978 A JP 11980978A JP S5949678 B2 JPS5949678 B2 JP S5949678B2
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temperature
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food
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増海 山口
健治 川端
義三 熊谷
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K2207/00Application of thermometers in household appliances
    • G01K2207/02Application of thermometers in household appliances for measuring food temperature
    • G01K2207/06Application of thermometers in household appliances for measuring food temperature for preparation purposes

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食品に挿脱可能な感温プローブに温度によつ
て共振周波数を変化する振動子を感熱素子として備える
と共にこの振動子の共振周波数の変化を食品の温度情報
信号として送信アンテナを通じて送信する回路を備え、
他方オープン側には上記温度情報信号を受信する受信ア
ンテナと、この受信アンテナにて入力した上記温度情報
信号の示す食品温度に基き加熱源を制御する回路とを備
えてなる加熱装置の加熱源制御装置に関するものである
ところで、このような装置では感温プローブが・ 正常
に作用して温度情報信号が確実に出力されることによつ
て加熱源の制御が実行できるものであるが、感温プロー
ブ、送信アンテナ、受信アンテナ等が何等かの事由によ
り故障し運転制御回路に信号を供給出来な<なつた場合
、加熱源には連続・ して通電されたままとなりきわめ
て危険になる惧れがあつた。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、食品温
度に対応する周波数を有する温度情報信号を単位パルス
信号とし、この単位パルス信号が所フ 定の時間発生し
ないとき上記加熱源を停止する加熱源停止信号を出力す
るようにしたものである。
以上、その一実施例を添附図面に従つて詳細に説明する
。第1図は本発明に係る装置を備えた電子レンジク の
構成図であり、図中1は加熱装置の本体としてのオープ
ンにして、天井面に加熱源(マグネトロ/Mg)を備え
ると共に内部底面にターンテープル2を備えている。
従つて、このオーブンではターンテーブル2で食品FO
ODを回転しながらマグネトロンMgにより誘電加熱を
行う。3は感温装置にして、これを構成するもの\内符
号3/で示すものは感温プローブであり、第2図に示す
ように一端を尖端とした細径の金属管より成る挿入管部
4と一端にこの挿入管部4の他端を嵌着する嵌着部5a
を有すると共に他端にアンテナ取着部5bを有し、かつ
内部中復に基板取着部5cを設けた金属管より成る把手
管部5とより形成されている。
そして、この感温プローブ3″はその挿入管部4の尖端
部内に感温素子としての振動子(水晶振動子又はセラミ
ツク振動子)6を支持し、又把手管部5内の上記基板取
着部5cに基板7を固着すると共に上記アンテナ取着部
5bにプローブアンテナ8を取着し、更に把手管部5内
に上記アンテナ取着部5bを通じて侵入するマイクロ波
を減衰させるチヨーク構造5dを形成すると共にリード
線9で上記振動子6と基板7の回路を、又、リ−ド線1
0でこの回路とプローブアンテナ8とを夫夫接続してい
る。
又、把手管部5の外面にはプローブアンテナ8をも含ん
でゴム又は樹脂等をモールドして保護膜11を形成して
いる。
感温プローブ3/の構成が上述のようになつているとこ
ろ、上記振動子6は上記プローブアンテナ8及び基板7
の回路に傭えられている可変コンデンサ12と共に第3
図の等価回路に示すような共振回路を形成している。
従つて、感温ブローブ3/が食品FOODに挿入され振
動子6が食品FOODの温度を検知している状態に於い
て、後述する運転制御回路からプローブアンテナ8を通
じて高周波の発振誘起信号fA(第7図参照)が与えら
れると上記共振回路が発振動作を起し、そして振動子6
の共振周波数が発振誘起信号の周波数に一致した時に共
振回路が減衰振動を起す(第7図の信号fB)。この減
衰振動はプローブアンテナ8を介して逆に上記オーブン
1側に向つて発言され運転制御回路に与えられる。この
減衰振動はどのような条件でも起るのでは無く振動子6
の共振周波数と発振誘起信号fAの周波数が略々一致し
たときに起る。勿論振動子6のQによつて異る。Qが低
いとかなり両周波数が離れた場合でも起るが、Qが高い
と略々一致しないと起らない。尚、こ\で上記振動子6
であるが、これは第4図に示すように温度変化に対し共
振周波数が直線的に変るようカットした水晶振動子が挙
げられる。この第4図の特性を持つようカツトした振動
子では周囲の温度がO℃の時10MHzで温度が1℃上
昇する毎に1KHz変化する。再度、第1図に戻つて、
13は上述の運転制御回路にして、オーブン1側にあつ
て、該オーブン1の天井面に設けたオーブンアンテナ1
4を通じて上記共振回路との間に信号の送・受を行うべ
く成つている。
そして、この運転制御回路13を構成するものの内、符
号15で示されるものは基準パルス発生器にして第6図
の波形図に示すような第1乃至第4ゲートパルスA.B
.C.D及び繰返しぺルスEを夫々出力するべく成つて
いる。
尚、この繰返しパルスEは後程詳しく述べる理由から1
秒間を一周期として同様の電圧土昇を繰返す信号であり
、その1秒間(1サイクル)の期間のみを見てみると1
0ms毎に100ステツプに区切られ最初のステツプか
ら順次階段波的に一定量ずつ電圧を上げている。
又、第1ゲートパルスAは土記繰返しパルスEの各ステ
ツプの前半部分に対応して出力される信号であり、従つ
てパルス幅は5msとなつている。
勿論各ステツプの後半部分に対応して出力するようにし
ても良い。又、第2ゲートパルスBは上記繰返しパルス
Eの各ステツプの後半部分に対応して出力される信号で
あり、そのパルス幅は約1msである。
又、第3ゲートパルスCは上記繰返しパルスEの各ステ
ツプの後半部分に対応して出力され而も、上記第2ゲー
トパルスBよりも少許位相が遅れて出力される信号であ
り、そのパルス幅は約1msである。又、第4ゲートパ
ルスDは、調理開始、即ち基準パルス発生器15の駆動
開始から5秒後に出力開始され、一秒間隔でパルスが出
る信号である(第8図参照)。
亦、次に符号16で示すものは可変周波数発振器(温度
信号発生手段)にして、通常バリキャップが用いられ、
バリキヤツプに印カロする逆電圧を変えることにより容
量を変え発振周波数を変える。
従つて、この可変周波数発振器16に上記繰返しパルス
Eを与え、このパルスのように徐々に電圧を上げて行く
と、バリキヤツプの容量が徐々に減る一方、発振周波数
が繰返しバルスEの電圧変化に応じて段々高くなり第6
図Fのような温度信号となる。尚、この周波数の変化は
上記振動子6の特性が第4図に示すものであつて而も、
食品温度の検知がO℃から100℃で良い場合には、こ
の条件に合わせ10.000MHzから10.100M
Hzまで1℃1KHzの割合でステツプ状に変わるもの
であり、この変化を繰返しパルスDの変化に相俟つて一
秒(一周期)毎に繰返す。
後述するが繰返しパルスDの一周期を上記のように10
ms毎に100ステツプに区切つたのは上記条件に着目
しているからである。勿論、斯る条件が変ればその条件
に合わせて一周期中のステツプ数を増減する必要があり
、又、各ステツプ間の周波数の差異を変化させなければ
ならない。亦、17はアンドゲートにして上記第1のゲ
ートパルスAが入力される度に上記可変周波数発振器1
6より与えられる温度信号(第6図のF)を各ステツブ
単位で間欠的に取り出して発振誘起信号fAとして出力
し、これを次段の送信アンプ18で増幅させた後上記オ
ーブンアンテナ14からオーブン1内に発信させるもの
である。
19は上記共振回路がそのプローブアンテナ8を通じて
発信した温度情報信号fBを上記オーブンアンテナ14
を介して受け(第6図Gの信号参照)これを増幅し信号
Hとする受信アンプである。
20は上記第3ゲートパルスCと上記温度情報信号Hの
減衰振動成分HIとが入力されたとき、この減衰振動成
分を食品の温度情報(第6図の信号K)として次段に出
力するアンドゲートである。
尚、この場合上記第3ゲートパルスCのパルス幅を1m
sとしているからアンドゲート20より出力される上記
温度情報信号はO℃で1000伊くルス 100℃で1
0100パルスの信号となつている。21は上記第2ゲ
ートパルスBと上記減衰振動成分とが入力されたとき、
第6図の信号1を出力するアンドゲート、22はこの信
号1を積分しリセツトパルス(第6図の信号J)として
出力する積分器である。
23は上記アンドゲート20より入力される温度情報信
号Kの周波数をカウントし、このカウント値を次の新た
な温度情報信号Jが入力される直前に積分器22より得
られるリセツトパルスJによりリセツトされる迄保持す
るカウンターである。
24はこのカウンタ−23のカウント値を食品の温度と
して表示する表示装置、25は食品の種類とその量等に
応じたレベルの調理仕上り温度信号を図示しないオーブ
ン前面の操作パネルに設けた操作摘子を操作することに
よつて出力する調理温度設定器、26は上記カウンタ−
23のカウント値(食品温度)と調理温度設定器25の
出力している調理仕上り温度とを比較し、両者が一致し
たとき即ち、食品Fが調理仕上り温度に到達したとき加
熱源駆動停止信号ST1を出力する比較器である。
27は上記アンドゲート20の出力する温度情報信号K
を積分する積分器で、減衰振動成分Kを受けて、当該成
分Kを包絡した単位パルス信号Lに変換するものである
、28はこの積分器27よりパルスLが入力すると一定
時間(本例では5sec)連続したHighレベルの信
号Mを出力するワンシヨツトマルチバイブレータである
29はこのワンシヨツトマルチバイブレータ28の信号
を反転するノツト回路、30は上記基準パルス発生器1
5より出力される第4ゲートパルスDを反転するノツト
回路である。
31はこれら両ノツト回路29、30より得られる信号
が共にHighレベルの時に加熱源駆動停止信号ST2
を出力するアンドゲートである。
ところで、このアンドゲート31が加熱源駆動停止信号
ST2を出力する場合であるが、一方の入力端子にノツ
ト回路30より第4ゲートパレスDの反転された信号D
(第8図参照)が1sec置きに入力され又、他方の入
力端子に温度情報信号(減衰振動成分)Kの出力に伴つ
てワンシヨットマルチバイブレータ28より出力された
信号Mがノツト回路29にて反転されて信号M(Low
レベル)となつて入力されているときに(第8図イ正常
運転参照)、何等かの理由(感温装置3の電気回路系統
の故障)により上記温度情報信号K(従つて積分器27
のパルスL)が引き続いて一定時間(本例では5sec
)の間出力されず、これに伴つてワンシヨツトマルチバ
イブレータ28の出力MがLowレベルになり、これが
ノツ画路29にて反転されて、それ迄(正常運転時)L
owレベルであつた上記他方の入力端子の入力信号Mが
Highレベルとなると、上記一方の入力端子への入力
信号DがHighレベルになる毎にアンドゲート31は
加熱源駆動停止信号ST2を出力する。(第8図口異常
運転時参照)。従つて、上記ワンシヨツトパルチバイブ
レータ28、ノツト回路29、30及びアンドゲート3
1によつてエラー検知手段が形成される。32は上記操
作パネルに設けた調理スイツチ(図示せず)の操作に伴
う調理スタートから上記マグネトロンMgに電源電圧を
与えてこれを駆動させ、上記加熱源駆動停止信号ST1
、ST2の入力があると斯る電源電圧の出力を止めてマ
グネトロンMgの駆動を停止させる加熱源制御電源回路
であり、その詳細は第5図に示すように成つている。
即ち、この回路に於いて、上記調理スイツチC00Kを
ONすると、フリツプ・フロツプF−Fのセツト入力端
子SにHighレベルの信号が入力され、これに相俟つ
て出力端子Qの出力がHighレベルとなつてスイツチ
トランジスタTRをONさせる為、加熱源制御リレ−R
が動作してリレースイツチRSをONさせ電源vの電圧
をマグネトロンMgに与えて加熱調理の動作をさせる。
そして、この加熱調理動作が行われている場合に於いて
、調理の終了或いは感温装置3の故障等に伴つて加熱源
駆動停止信号ST1或いはST2がオア回路0Rを介し
て上記フリツプ・フロツプF・Fのリセツト入力端子R
に入力されると、該フリツプ・フロツプF−Fはリセツ
トされ、出力端子Qの出力がLowレベルとなつてスイ
ツチトランジスタTRをOFFさせ、以つて加熱源制御
リレ一Rを通じてリレースイツチRSをOFFさせるこ
とによりマグネトロンMgへの通電を断つべく成つてい
る。又、この他、上記フリツプ・フロツプF−Fのリセ
ツト入力端子Rへの今一つの入力信号として電源リセツ
ト回路■Rより出力される加熱源駆動停止信号ST3が
あり、これは調理中に調理停止スイツチ(図示せず)を
操作することにより出力されるものである。
尚、この回路に於いて、アンドゲート31より出力され
た上記加熱源駆動停止信号ST2は表示装置24にエラ
ー信号STEとして入力されるベく成つている。
本発明は叙土のように構成されるものであり、以下、そ
の作用について説明する。
第1図に示すようにターンテーブル2上に食品FOOD
を載置すると共に斯る食品FOODに感温プローブ3の
挿入管部4を挿入し、そして、この状態で図示しないオ
ーブンの扉を閉成すると共に調理スイツチCOOKをO
Nすると、加熱源制御電源回路32の動作でマグネトロ
ンMgが駆動し、これに相俟つて食品Fの誘電加熱が始
る。
即ち、上記調理スイツチCOOK(7)ONに相俟つて
、フリツプ●フロツフ下●Fがセツトされ、出力端子Q
より信号が出てスイツチトランジスタTRがONすると
、これに伴つて、加熱源制御リレ−Rが動作して、その
スイツチRSがONし、以つてマグネトロンMgの駆動
が開始され、誘電加熱が始る。又、上記調理スイツチC
OOK(7)ONに伴つて基準パルス発生器15が作動
して夫々第1乃至第4ゲートパルスA.B.C.D及び
繰返しパルスEを出力する。
この繰返しパルスEは可変周波数発振器16に与えられ
、斯る発振器16より1℃1KHz(10ms)の割合
でステツプ状に変わる10.000MHzから10.1
00MHzの温度信号Eを一秒間一周期の割合で出力さ
せる。そして、この可変周波数発振器16より出力され
た信号Fはアンドゲート17にて第1ゲートパルスAに
よりアンドをとられ第6図に示すように各ステツプの前
半(5ms)にのみ出力が現われる発振誘起信号fAと
なると共に送信アンプ18にて増幅後オーブンアンテナ
14を通じてオーフン1内に放射される。
すると、オーブン1内では上記感温ブロープ3′のプロ
ーブアンテナ8が上記発振誘起信号fAを受信してこれ
を共振回路に導く為、この共振回路ではこの発振誘起信
号fAの入力に基ずいて食品Fの温度を検知している振
動子6の共振周波数に相俟つて共振し、逆にプロープア
ンテナ8を通じてこの共振に伴う信号fBをオーブンア
ンテナ14に向けて発信する。
そして、このような場合に於いて、食品FOODの温度
に伴う振動子6の共振周波数と発振誘起信号fAの周波
数とが一致する度に上記共振回路は第7図に示すように
減衰振動を起し斯る滅衰振動はオーブンアンテナ14を
通じて運転制御回路13に与えられカウンタ−23の動
作を促す。即ち、今上記誘電加熱によつて食品FOOD
が20℃に温度上昇している場合に温度20℃に対応し
た周波数(10.020MHz)の発振誘起信号fA(
或る周期の20ステツプ目)がプローブアンテナ8を通
じて共振回路に入力されると、これが上記食品FOOD
の温度20℃に基ずく振動子6の共振周波数と一致する
ことからその発振誘起信号fA(或る周期の20ステツ
ブ目)が切れることにより共振回路が第7図のように減
衰振動を起し、この減衰振動成分(第6図の信号G(7
)G/参照)がプローブアンテナ8オーブンアンテナ1
4を通じて受信アンプ19に入力される。
この受信アンプ19に入力された減垂振動成分を含む信
号fBはこの受信アンブ19で増幅されて第6図の信号
Hとなつた後、夫々アンドゲート20及び21に入力さ
れる。
この時アンドゲート21ではアンドゲート20への第3
ゲートパルスCの入力に先んじて第2ゲートパルスBが
上記減衰振動成分G′と同時に入力されるから、これに
相俟つて信号1を出力し、斯る信号を積分器22で積分
させてリセツトパルスJとしてカウンタ−23に入力さ
せ該カウンタ−23をリセツトさせる。
従つて該カウンタ−23ではそれ迄保持していた前カウ
ント値(19℃に対応する周波数)を消去する。他方、
アンドゲート20では上記第2ゲートパルスBがアンド
ゲート21に入力されるタイミングよりも少許遅れて第
3ゲートパルスCが上記減衰振動成分GIと同時に入力
されるから、これに相俟つて温度情報信号Kを出力し、
この信号Kを先程リセツトされた上記カウンタ−23に
入力させ、その周波数(10020Hz)をカウントさ
せる。
このカウンタ−23のカウント値は表示装置24に於い
て食品温度として表示される一方、コンパレータ26に
於いて調理温度設定器25より出力されている調理仕上
り温度(本例では100℃)と比較される。この比較の
結果両者が一致しないので、このコンパレータ26から
は加熱源駆動停止信号ST1が出力されず、従つて加熱
源制御電源回路32は引続いてマグネトロンMgを駆動
させる。このように振動子の共振周波数と可変周波数発
振器16の出力信号(温度信号F=発振誘起信号fA)
の周波数、即ち食品温度と温度信号Eのレベルとが一致
する度に共振回路が減衰振動を起し、その都度カウンタ
−23がカウント動作してその時の食品温度を表示装置
24で表示される。
勿論この食品温度と温度信号Fのレベルとの一致はこの
温度信号Fの各周期の何れかのステップに於いて必らず
あり、その都度同様動作が行われることは言う迄も無い
。而して、このような動作の繰り返しとマグネトロンに
よる誘電加熱が進み食品F00Dの温度が所定の100
℃になると、可変周波数発振器16より出力された温度
信号Fに基ずく発振誘起信号fAの或る周期の100ス
テツプ目(100℃に対応した周波数)が両アンテナ1
(8を通じて感温プローブ内の共振回路に与えられると
、これに基ずいて共振回路が上述のように減衰振動を起
し、この減衰振動成分を含む信号fBが逆にアンテナ8
914を介して受信アンプ19に与えられる。
このように減衰振動成分を含む信号fBが受信アンブ1
9に入力されると、これに相俟つて当該アンプ19より
出力される温度情報信号Hに基ずいてアンドゲート21
積分器22の作用でカウンタ−23がリセツトされる一
方、アンドゲート20より出力される温度情報信号Kの
周波数(或る周期の100℃に対応した周波数=100
番目のステツブ)が上記リセツトされたカウンタ−23
にてカウントされる。このカウント値は直ちに表示装置
24にて食品温度として表示されると共にコンパレータ
26に於いて調理仕上り温度と比較される。
斯るコンパレータ26では上記カウント値、即ち、食品
温度が調理仕上り温度に一致することに相俟つて加熱源
駆動停止信号ST1を出力し、当該信号ST1を加熱源
制御電源回路32に与える。
すると、この回路32では信号ST1をオアー回路0R
を通じて入力してフリツプ・フロツブF・Fをリセツト
し、これに伴うスイツチトランジスタTR00FFに相
俟つて、加熱源制御リレーRを動作させてリレースイツ
チRSをOFFさせマグネトロンMgの駆動を停止して
調理動作を終了する。以上が、感温装置3が正常に動作
した場合の作用説明であるが、この場合、アンドゲート
31への入力MがHighレベルとならない為、斯るア
ンドゲート31からは加熱源駆動停止信号ST2が出力
されることは無い。
即ち、この正常運転時ではアンドゲート31の一方の入
力端子には第8図のイに示すように第4ゲートパルスD
がノツト回路30にて反転された信号Dが入力され、又
、他方の入力端子には、温度情報信号Kが連続して出力
されることからワンシヨツトマルチバイブレータ28よ
りの信号Mがノツト回路29にて反転されLowレベル
の信号Mとなつて入力されている為、アンドゲート31
からは上記加熱源駆動信号ST2が出力されない。
ところで、このような正常運転時に何等かの理由で感温
装置3が故障し、アンドゲート20から温度情報信号K
が出力されなくなると、ワンシヨツトマルチバイブレー
タ28への入カバルスLが無くなる為、斯るワンシヨツ
トマルチバイブレータ28は最後に入カパルスLが入力
されてから5sec後に第8図口に示すようにその出力
MをLowVベルにし、ノツト回路29はこの信号Mを
反転(Highレベル)してアンドゲート31に与える
。従つて、このアンドゲート31はこのHighレベル
の信号Mの入力開始があると上記一方の入力端子に入力
される信号D(Highレベル)に相俟つて直ちに加熱
源駆動停止信号ST2を出力し、これを上記加熱源制御
電源回路32に与える。
この回路32では加熱源駆動停止信号ST2をオアー回
路0Rを介して入力し、フリツプ・フロツブF−Fをリ
セツトすることによつてスイツチトランジスタTRをO
FFし、以つて加熱源制御リレ−Rを通じてマグネトロ
ンMgの駆動を強制的に停止させる。このように一担マ
グネトロンMgの駆動が停止されると再度調理スイツチ
COOKをONし、フリツプ●フロツプF−Fをセツト
する迄マグネトロンMgは再駆動しない。
尚、上述のようにワンシヨツトマルチバイブレータ28
への入カパルスLが無くなつて斯るワンシヨツトマルチ
バイブレータ28の出力信号MがLowレベルになる迄
の間(5sec)に上記感温装置3の故障が都合良く解
除されると、ワンシヨツトマルチバイブレータ28はL
owレベルになることなく引き続いてHighレベルを
持続し、従つてアンドゲート31より加熱源駆動停止信
号ST2が出力されることは無い。
叙上のように、本発明は食品温度に対応する周波数を有
する信号を温度情報信号と成し、その周波数をデイジタ
ル的に計数することにより当該食品の温度を検知して加
熱制御を行うと共に、上記温度情報信号を、当該信号を
包絡した単位パルス信号に変換し、この単位パルス信号
が所定時間発生しないことを検知することにより自動的
に加熱を停止するものであるから、感温装置が故障等を
して加熱物の温度情報信号が出力されなくなると、所定
時間経過後自動的に出力される加熱源停止信号によつて
加熱を停止することができ、被加熱物を異常に加熱する
ような危険を防止することができる。
しかも、故障等を検知するための信号は食品温度を検知
するのに是非とも必要な上記温度情報信号を利用してい
るので、故障検知用の特別の信号を作成して、感温装置
側から送信する必要がなく感温装置側も含めて構成が極
めて簡単になる。
更に、故障等の検知は土記単位パルス信号の有無を検知
するだけでよいから、誤動作がなく正確になるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置を備えた電子レンジの構成概
略図、第2図は本発明に係る装置の感温装置の断面図、
第3図は斯る感温装置に於ける諸部品の等価回路図、第
4図は同上感温装置に備えられている振動子の特性線図
、第5図は第1図に於ける加熱源制御電源回路の具体回
路図、第6図は第1図に於ける各部所での出力波形図、
第7図は上記感温ブローブに於ける等価回路(共振回路
)に入力される発振誘起信号と共振回路の振動を説明す
る波形図、第8図イ及び口上記第6図とは異つた第1図
に於ける各部所での出力波形図を示すもので前者は正常
、後者は異常運転時を夫々示すものである。 3′・・・・・・感温プローブ、6・・・・・・振動子
、8・・・・・・ブローブアンテナ、15・・・・・・
基準パルス発生器、28・・・・・・ワンシヨツトマル
チバイブレータ、32・・・・・・加熱源制御電源回路
、ST2・・・・・・加熱源停止信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 食品に挿脱可能な感温プローブに温度によつて共振
    周波数を変化する振動子を感熱素子として備えると共に
    この振動子の共振周波数の変化を食品の温度情報信号と
    して周期的に送信アンテナを通じて送信する回路を備え
    、他方オーブン側には上記温度情報信号を受信する受信
    アンテナと、この受信アンテナにて入力した上記温度情
    報信号の示す食品温度に基き加熱源を制御する回路とを
    備えてなる加熱装置の加熱源制御装置において、食品温
    度に対応する周波数を有する上記温度情報信号を計数す
    る計数手段と、この計数内容に基づき第1の加熱源停止
    信号を発生する比較器と、当該温度情報信号に基づき当
    該信号を包絡した単位パルス信号に変換する信号変換手
    段と、当該温度情報信号に基づき当該信号を包絡した単
    位パルス信号に変換する信号変換手段と、上記単位パル
    ス信号のパルス間隔が所定時間以上か否かを検知して第
    2の加熱源停止信号を発生するエラー検知手段と、を具
    備して成る加熱装置の加熱源制御装置。
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