JPS5949449B2 - 一枚の揺動プレ−トより取出せる多軸回転速度変換方法 - Google Patents
一枚の揺動プレ−トより取出せる多軸回転速度変換方法Info
- Publication number
- JPS5949449B2 JPS5949449B2 JP2435678A JP2435678A JPS5949449B2 JP S5949449 B2 JPS5949449 B2 JP S5949449B2 JP 2435678 A JP2435678 A JP 2435678A JP 2435678 A JP2435678 A JP 2435678A JP S5949449 B2 JPS5949449 B2 JP S5949449B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- rotation speed
- conversion method
- swing plate
- spindle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Drilling And Boring (AREA)
- Retarders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一枚の揺動プレートより取出せる多軸回転速
度変換方法に係るもので、詳しくは一定の回転数で駆動
している入力軸から揺動プレートを通じ夫々に異なる所
要回転数の出力を各スピンドルに取出す方法に関するも
のである。
度変換方法に係るもので、詳しくは一定の回転数で駆動
している入力軸から揺動プレートを通じ夫々に異なる所
要回転数の出力を各スピンドルに取出す方法に関するも
のである。
一般の多軸機械は、入力軸より各スピンドルヘの伝達に
ついて、ギヤー変換とユニバーサルジョイント等を使用
して所要のスピンドル回転数を得る方法が採用され、こ
の為、機械全体が大きく高価となる欠点があつた。
ついて、ギヤー変換とユニバーサルジョイント等を使用
して所要のスピンドル回転数を得る方法が採用され、こ
の為、機械全体が大きく高価となる欠点があつた。
この欠点を大幅に改善し小型軽量安価にしたのが揺動プ
レート方式であるが、従来の揺動プレート方式では入力
軸より揺動プレートを介して、駆動される一連の出力軸
は同一回転数しか取出せない欠点があり、孔径、材質等
が異なる為に異なつた回転数で同時に多数の孔を加工し
ようとする場合は対応し得なかつた。
レート方式であるが、従来の揺動プレート方式では入力
軸より揺動プレートを介して、駆動される一連の出力軸
は同一回転数しか取出せない欠点があり、孔径、材質等
が異なる為に異なつた回転数で同時に多数の孔を加工し
ようとする場合は対応し得なかつた。
本発明はかかる実状に鑑みてなされたものであり、工作
物に多数の径や材質の異なる孔やねじ孔を穿設するにお
いて、これらの穿孔を一斉に同時に行ラ為に、一定の回
転数で駆動する入力軸から夫々異なる回転数の出力を多
数のドリルやタップを装着する各スピンドルに取出す多
軸回転速度変換方法を提示せんとするものである。
物に多数の径や材質の異なる孔やねじ孔を穿設するにお
いて、これらの穿孔を一斉に同時に行ラ為に、一定の回
転数で駆動する入力軸から夫々異なる回転数の出力を多
数のドリルやタップを装着する各スピンドルに取出す多
軸回転速度変換方法を提示せんとするものである。
以下、本発明による多軸回転速度変換方法の詳細につい
て説明する。
て説明する。
先ず本法を実施する為の装置の構造を第１図及び第２図
によつて説明すると、入力軸１に偏芯カム２を固設し、
該偏芯カム２に偏芯カム受け３を介して揺動プレート４
を嵌装し、該揺動プレート４の所要の位置に多数のギヤ
ー比の異なる内歯車５を装入固定し、該各内歯車５には
前記偏芯カム２の偏芯量ｌと同一偏芯量位置において、
筐体前面板６に軸受Ｔを介して支承したスピンドル８の
基端に固定せる外歯車９を噛合してある。
によつて説明すると、入力軸１に偏芯カム２を固設し、
該偏芯カム２に偏芯カム受け３を介して揺動プレート４
を嵌装し、該揺動プレート４の所要の位置に多数のギヤ
ー比の異なる内歯車５を装入固定し、該各内歯車５には
前記偏芯カム２の偏芯量ｌと同一偏芯量位置において、
筐体前面板６に軸受Ｔを介して支承したスピンドル８の
基端に固定せる外歯車９を噛合してある。
尚、前記揺動プレート４は筐体前面板６に枢支された偏
芯ピン１０にて支持され、偏芯ピン１０の偏芯量は前記
偏芯カム２の偏芯量ｌと同一である。
芯ピン１０にて支持され、偏芯ピン１０の偏芯量は前記
偏芯カム２の偏芯量ｌと同一である。
かかる構造となしたことにより、入力軸１を一定の回転
数で回転すると、偏芯カム２が一体に回転し、これによ
り揺動プレート４が偏芯カム２と同量の偏芯量でもつて
上下、左右に円運動する。
数で回転すると、偏芯カム２が一体に回転し、これによ
り揺動プレート４が偏芯カム２と同量の偏芯量でもつて
上下、左右に円運動する。
この揺動プレート４の円運動により該揺動プレート４の
所要位置に装入固定された各内歯車５も一体に円運動し
、これにより各内歯車５に噛合している外歯車９が回転
し、各スピンドル８が回転する。この際、前記各内歯車
５とこれに噛合している外歯車９は夫々ギヤー比を適当
に選択すると共に夫々の内歯車５に対して偏芯カム２の
偏芯量ｌと同一偏芯量位置にあるので、各スピンドル８
は夫々異なる所要の回転数でもつて回転することになる
。今、入力軸１の回転数をＮ１内歯車５の歯数をｚぃ外
歯車９の歯数をＺ２とすれば、スピンドル８の回転数ｎ
はｎ＝Ｎ（１一鼾）となり、Ｚ１、Ｚ２を適当に選択す
る事により、所要のスピンドル回転数ｎを得る事ができ
る。
所要位置に装入固定された各内歯車５も一体に円運動し
、これにより各内歯車５に噛合している外歯車９が回転
し、各スピンドル８が回転する。この際、前記各内歯車
５とこれに噛合している外歯車９は夫々ギヤー比を適当
に選択すると共に夫々の内歯車５に対して偏芯カム２の
偏芯量ｌと同一偏芯量位置にあるので、各スピンドル８
は夫々異なる所要の回転数でもつて回転することになる
。今、入力軸１の回転数をＮ１内歯車５の歯数をｚぃ外
歯車９の歯数をＺ２とすれば、スピンドル８の回転数ｎ
はｎ＝Ｎ（１一鼾）となり、Ｚ１、Ｚ２を適当に選択す
る事により、所要のスピンドル回転数ｎを得る事ができ
る。
つまり、本発明は、一定の回転数で回転する入力軸１の
回転を偏芯カム２を介して揺動プレート４の円運動に変
換し、この揺動プレート４の円運動を該揺動プレート４
の所要位置に装入固定せるギヤー比の異なる各内歯車５
を介して、該各内歯車５に前記偏芯カム２の偏芯量と同
一偏芯量位置にて噛合せる各外歯車９の回転に変換して
、該各外歯車９を固定せる各スピンドル８より夫々異な
る所要の回転数の出力を取出すのである。
回転を偏芯カム２を介して揺動プレート４の円運動に変
換し、この揺動プレート４の円運動を該揺動プレート４
の所要位置に装入固定せるギヤー比の異なる各内歯車５
を介して、該各内歯車５に前記偏芯カム２の偏芯量と同
一偏芯量位置にて噛合せる各外歯車９の回転に変換して
、該各外歯車９を固定せる各スピンドル８より夫々異な
る所要の回転数の出力を取出すのである。
かようにして多数の各スピンドル８より夫々異なる所要
の回転の出力を取出すことができるので、該各スピンド
ル８に夫々所要のドリルやタツプを装着して工作物に対
して切削加工を行えば、所要位置に径や材質の異なる多
数の孔及びねじ孔を一斉に同時に穿設することができ、
著しく加工能率が向上する。
の回転の出力を取出すことができるので、該各スピンド
ル８に夫々所要のドリルやタツプを装着して工作物に対
して切削加工を行えば、所要位置に径や材質の異なる多
数の孔及びねじ孔を一斉に同時に穿設することができ、
著しく加工能率が向上する。
又、本発明の多軸回転速度変換方法においては、入力軸
に回定せる偏芯カムに嵌装した揺動プレートの所要位置
に装入固定する内歯車及び該各内歯車に噛合する各スピ
ンドルに固定せる外歯車のギヤー比を変えることにより
、つまり異なるギヤ比の内歯車及び外歯車と交換するこ
とにより、適宜工作物が変つてもその切削条件に合つた
回転数の出力を各スピンドルに取出すことができるので
汎用性に富むものであり、又、これを実施する為の装置
の構造は至つて簡単且つコンパクトなものにできて取扱
い易く、保守整備も容易なものとなる。
に回定せる偏芯カムに嵌装した揺動プレートの所要位置
に装入固定する内歯車及び該各内歯車に噛合する各スピ
ンドルに固定せる外歯車のギヤー比を変えることにより
、つまり異なるギヤ比の内歯車及び外歯車と交換するこ
とにより、適宜工作物が変つてもその切削条件に合つた
回転数の出力を各スピンドルに取出すことができるので
汎用性に富むものであり、又、これを実施する為の装置
の構造は至つて簡単且つコンパクトなものにできて取扱
い易く、保守整備も容易なものとなる。
第１図は本発明の揺動プレートによる多軸回転速度変換
方法を実施する装置の構造の一部を示す正面図、第２図
は第１図のＡ−Ａ線断面矢視図である。
方法を実施する装置の構造の一部を示す正面図、第２図
は第１図のＡ−Ａ線断面矢視図である。
Claims (1)
- １ 一定の回転数で回転する入力軸の回転を偏芯カムを
介して一枚の揺動プレートの円運動に変換し、この揺動
プレートの円運動を該揺動プレートの所要位置に装入固
定せるギヤー比の異なる各内歯車を介して、該各内歯車
に前記偏芯カムの偏芯量と同一偏芯量位置にて噛合せる
各外歯車の回転に変換して、該各外歯車に固定せる各ス
ピンドルより、夫々異なる所要回転数の出力を取出すこ
とを特徴とする多軸回転速度変換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2435678A JPS5949449B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 一枚の揺動プレ−トより取出せる多軸回転速度変換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2435678A JPS5949449B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 一枚の揺動プレ−トより取出せる多軸回転速度変換方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54117865A JPS54117865A (en) | 1979-09-12 |
| JPS5949449B2 true JPS5949449B2 (ja) | 1984-12-03 |
Family
ID=12135904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2435678A Expired JPS5949449B2 (ja) | 1978-03-03 | 1978-03-03 | 一枚の揺動プレ−トより取出せる多軸回転速度変換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5949449B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2595947C (en) | 2005-03-16 | 2013-04-23 | Hunter Douglas Inc. | Single-track stacking panel covering for an architectural opening |
| KR100668786B1 (ko) | 2005-09-07 | 2007-01-16 | 유순기 | 감속기 |
| AT509468B1 (de) * | 2010-05-07 | 2011-09-15 | Karl Ronald Schoeller | Planeten-differentialgetriebe mit excenter-getriebestufe |
-
1978
- 1978-03-03 JP JP2435678A patent/JPS5949449B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54117865A (en) | 1979-09-12 |
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