JPS5949436B2 - 水中ポンプ装置 - Google Patents

水中ポンプ装置

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Publication number
JPS5949436B2
JPS5949436B2 JP7523976A JP7523976A JPS5949436B2 JP S5949436 B2 JPS5949436 B2 JP S5949436B2 JP 7523976 A JP7523976 A JP 7523976A JP 7523976 A JP7523976 A JP 7523976A JP S5949436 B2 JPS5949436 B2 JP S5949436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
casing
oil chamber
outer cylinder
outer casing
Prior art date
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Expired
Application number
JP7523976A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS531303A (en
Inventor
四三 木原
邦康 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP7523976A priority Critical patent/JPS5949436B2/ja
Publication of JPS531303A publication Critical patent/JPS531303A/ja
Publication of JPS5949436B2 publication Critical patent/JPS5949436B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は高揚程を必要とする水中ポンプ装置に関する
ものである。
近年海洋開発が注目を浴びるにいたり、特に海底に沈積
している資源の回収に大きな期待が持たれている。
この発明はこのような海底又は水底の資源の採取に用い
るに適応する水中ポンプ装置を提供するものである。
本発明によれば、ポンプ本体となる外部ケーシングと内
部ケーシングの間に液体流路を形成している。
内部ケーシング内には油室を設けてその中にポンプ駆動
用モータを浸漬し、水中の高圧雰囲気下で使用し得るよ
うに均圧装置を設けてモータを保護すると共に軽量化を
計っている。
外部ケーシングは上端を支持外筒に固定し、下端を自由
状態に保って吊下げ方式として支持外筒により支持し、
以て上下振動及び又は横振れに対する影響を小さくして
いる。
配管を容易にし、かつポンプ外部ケーシングに余分な力
がかからないように、支持外筒はポンプ外部ケーシング
とは別個の強度部材で作り、この外筒を上下の配管と接
続する構造としている。
本発明を第1図について説明する。
第1図において、ポンプ本体となる円筒状外部ケーシン
グ14と内部ケーシング13との間に液体流路20を形
成する。
ポンプ駆動用モータ1は頂部の丸屋根状ゴム袋3、円筒
状内部ケーシング13及び内部ケーシングの底部に設け
たオイルシール5により形成された油室4内に浸漬して
設置されている。
モータ1の出力軸1aはフランジによりスクリューシャ
フト7に直結され、スクリューシャフト7は軸受6によ
って支持されており、スクリューシャフト7の先端には
ポンプ作用をするスクリュー8が取付けられている。
ゴム袋3の頂面を覆うて上部ケーシング2がある。
この上部ケーシング2はゴム袋3の下端周縁を押えて内
部ケーシング13に取付けられて、ゴム袋3の取付は用
押え部材となると共にゴム袋3を保護する役をし、数個
所に孔2aが明いており、これらの孔2aを通゛、じて
内外の圧力を平衡させるようにする均圧装置が得られる
外部ケーシング14の上端を外側め強度部材からなる支
持外筒10のフランジ10a面に固定して外部ケーシン
グは外筒10内に吊り下げられて支持される。
外筒10の上端及び下端には夫々配管11.12がフラ
ンジにより接続されており、外筒10内に吊下げられた
外部ケーシング14の下端は自由状態に保たれ、下部配
管12の内周面に沿って自由に摺動し得るようにローラ
9を備えている。
こ5に云う摺動とは、配管lL12が非常に長くなって
延びていて水流等により屈曲又は撓みを生じるので、こ
れに対して追従できるように自由に滑動することを意味
するものとする。
モータ1のケーブル15は内部ケーシング13、外部ケ
ーシング14及び強度管10の夫々の孔13a、14a
及び16を貫通して外部に延びており、これらの貫通孔
はいずれもシールされている。
上記装置の作用について説明すると、油室4内に浸漬し
て設置されたモータ1はスクリューシャフト7を介し、
スクリュー8を駆動する。
このスクリュー8の回転によりポンプ作用が起こり、水
又は海水を上方に汲み上げる。
油室4は内部ケーシング13とゴム袋3、オイルシール
5により外部から隔離されており、内部の油が外部へ漏
洩するのを防止される。
ゴム袋3は、上部ケーシング2によって保護されており
、水中に浸漬された場合の水圧によって変形し、油室4
の容積を変化させ、油室4内の圧力と外部の水圧とを等
しくする均圧の役割をする。
このために、上部ケーシング2には数個所に孔があけら
れて、ゴム袋3にはこれらの孔を経て外部の圧力が作用
するようになっている。
ポンプ本体は、外部ケーシング14により支持外筒10
の頂部のフランジ10aの点で支えられて吊り下げられ
ており、外部ケーシング14の下端は固定されておらず
、支持外筒10の下端に取付けられた配管12内を自由
に上下に移動することができ、この移動をより円滑にす
るためにローラ9が取付けられている。
また、水又は海水は、内部ケーシング13と外部ケーシ
ング14の間の流路20を通って矢印で示すように流れ
る。
上記のようにモータ1を油室4内に浸漬することにより
、モータ1が直接に水又は海水に触れることを防ぎ、モ
ータ1を保護する。
また、モータは油室4内に密封され、ゴム袋3によって
油室4の内部と外部の圧力が均等に保たれるから、モー
タを収容するための油室を耐圧容器とする必要はないか
ら、この容器を軽量化することができ、従って、水深が
大きくなっても使用可能となる。
外部ケーシング14を含むポンプ本体は上部からの吊り
下げ方式で支持され、下端は自由になっているから、配
管11.12が非常に長いため水流や海流その他の外的
条件によって配管に屈曲又は撓みが発生しても、支障な
くポンプを支持することができる。
更にまた、配管11.12は支持外筒10に接続されて
いるから、ポンプ本体に悪影響を与えるような外力は加
わることはない。
また、ポンプ内の水又は海水通路は非常に簡単な構造で
あるから、泥等を吸い上げてもポンプ内の通路の閉塞等
の問題を起こすことはない。
第2図は本発明のポンプを使用し、海底25に沈積する
資源を採取する例を示すものである。
海面24の船23から管22を数千メートル吊下げ、こ
の管22の適当な個所に、第1図について詳細に説明し
たポンプ装置21を取付け、海底25に浮遊している資
源を海水と共に吸上げ、船23内で海水と分離し、海水
を廃棄する。
ポンプ21は一段だけでもよいが第2図のように揚程が
非常に高い場合には数段設けると効果が上がる。
このようにして、船23の進行により海底を順次浚って
ゆき資源を集収することができる。
この時当然の結果として、船の進行に伴い、管22の下
端の進行が遅れ、管22全体が大きく彎曲するが、第1
図について前に説明したように、ポンプの外部ケーシン
グ14の下端に取付けたローラ9が配管12に対し滑動
して管の彎曲に追従できるので、ポンプ本体に無理な外
力が作用することはない。
第1図に示したポンプはスクリュ一式として例示したが
、その他渦巻式、軸流式、斜流式のポンプを含むことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した水中ポンプ装置の垂直縦断面
図、第2図は第1図のポンプ装置の使用状態の説明図で
ある。 図において、1・・・・・・ポンプ駆動用モータ、2・
・・・・・有孔上部ケーシング、3・・・・・・ゴム袋
、4・・・・・・油室、9・・・・・・ローラ、10・
・・・・・強度部材で作った支持外筒、11・・・・・
・上部配管、12・・・・・・下部配管、13・・・・
・・内部ケーシング、14・・・・・・ポンプ本体とし
ての外部ケーシング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポンプ本体となる外部ケーシングと内部ケーシング
    の間に液体流路を形成し、内部ケーシング内に均圧装置
    を有する油室を設けてその中にポンプ駆動用モータを浸
    漬し、上記外部ケーシングを強度部材からなる支持外筒
    内に吊下げて支持して下端を自由状態に保ち、上記支持
    外筒を上下の配管と接続するようにした、水中ポンプ装
    置。
JP7523976A 1976-06-25 1976-06-25 水中ポンプ装置 Expired JPS5949436B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7523976A JPS5949436B2 (ja) 1976-06-25 1976-06-25 水中ポンプ装置

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JP7523976A JPS5949436B2 (ja) 1976-06-25 1976-06-25 水中ポンプ装置

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Publication Number Publication Date
JPS531303A JPS531303A (en) 1978-01-09
JPS5949436B2 true JPS5949436B2 (ja) 1984-12-03

Family

ID=13570456

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JP7523976A Expired JPS5949436B2 (ja) 1976-06-25 1976-06-25 水中ポンプ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0119976B2 (ja) * 1983-03-04 1989-04-13 Amada Kk

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JPS531303A (en) 1978-01-09

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