JPS5949261A - 新規なシラン基含有有機染料とその製造方法 - Google Patents

新規なシラン基含有有機染料とその製造方法

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JPS5949261A
JPS5949261A JP58149252A JP14925283A JPS5949261A JP S5949261 A JPS5949261 A JP S5949261A JP 58149252 A JP58149252 A JP 58149252A JP 14925283 A JP14925283 A JP 14925283A JP S5949261 A JPS5949261 A JP S5949261A
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silane
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アントニオ・マルラツチ−ニ
フイリツポ・マリア・カルリ−ニ
アントニオ・パスカレ
ジオルジオ・マランツアナ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 M. fx 有機sym − )リアジニルビスアント
ラキノン染料に関し、また該染料と無機固体とを組合せ
て取得することのできる複合顔料に関する。
この用語1−複合顔料」を本明細病中で用いるとき、そ
れは、十74E:シラン基含有染料と無機固体相体との
組合せ物よりなる顔料物質を意味するものとする。これ
については後で詳述する。
而t7て、ト配のシラン含有有機染料(略してシラン染
料という)に固体担体を結合させることにより、H亥有
機シラン染料に@層特性が付与せしめられる。
かかる結合物け、有機シラン染料のシラン部分と無轡和
体との間に化学結合(グラフト化)を形成することによ
り取得される。
従来文献に、充填剤又は非着色顔料として用いられるS
 ’ 0  ’l + 02、アルミナ等の如き物質の
表2 % 面をシラン系誘導体で変性する方法が報告されている。
かくして、多くの熱可塑性ないし熱硬化性材料に使われ
ている充填剤の場合、該充填剤と他の成分との間の粘着
力を改善するためにシラン系誘導体が用いられた。この
ようにして得た充填剤ないし顔料は最終的に慣用の染料
で着色せしめられる。それには事実上、シラン残基を含
まない普通の反応性若しくは酸性ポリスルホン染料が使
われている。これは本発明のsym − ) I)アジ
ニルビスアントラキノンの分類に属さない。また、斯界
で用いられている着色顔料の製造方法も、後述せる本発
明のそれとは別異のものである。
かくして、本発明の一つの目的は、無機担体の表面にグ
ラフトさせることにより高い特性の複合顔料をもたらす
のに適した、水に不溶のシラン基含有有機染料を提供す
ることである。他の目的は、これら染料および顔料を簡
単且つ経済的に製造する方法を提供することである。更
に他の目的については以下の説明から明らかとなろう。
斜上の目的は、新規なsym − )リアジニルビスア
ントラキノン系有機シラン染料、それより誘導される複
合顔料およびこれらの製造方法によって達成される。
それ故、本発明の一つの様相は、式: を有するシラン基含有有機sym −)リアジニルビス
アントラキノン染料によって構成される。但l〜、式中
R3およびR2は互いに同じか別異にして、水素原子、
第一アミン若しくは−NI−1−Rタイプ(ここでRは
、炭素原子1〜4個のアルキル基又はフェニル基である
)の第二アミン、アセチルアミノましくは臭素若しくは
塩素)、ヒドロキシル基、フェノール又はチオフェノー
ル基を示し、nは3〜5範囲の整数であり、 Wは炭素原子1〜4個のアルキル基又はフェニル基を示
し、 Yは炭素原子1〜4個のアルコキシ基を示し、qは0又
け1の整数であり、 Xおよびmは、q=0のとき x == 3およびm−
0,1,2,3、そしてq=1のとき x = 2およ
びrn = D、1.2となるような整数である。
これは、有機発色団部分が、スルホン基を有さない5y
m −)リアジニルビスアントラキノン染料の類に帰せ
られるシラン化合物のことである。
式(I)のシラン化合物は、有機溶剤に対し特定の溶解
性を有し、良好な着色力、黄〜赤そして青にわたる巾広
いしかも純粋な色調、良好な耐光堅牢性を有する。
上記化合物は、本発明の別の様相を構成する下記方法に
よって製造される。すなわち、本発明の方法は、式 %式%(1) (ここでn、q、x、m、YおよびWは上に定幹tまた
意味を有する)のシラン誘導体と式(ここで1(1およ
び1(2は上に定義した意味を有する)のsym −)
リアジニルビスアントラキノン誘導体とを等モル比で、
不活性有機媒体中随意酸受容体仕合物の存在下80〜1
80℃範囲の温度で1〜5時間反応させることを特徴と
する。
この反応に用いられる不活性有機媒体は好ましくハニト
ロベンゼン、ジクロルベンゼン又ハシメチルホルムアミ
ドより選定される。
酸受容体としては、誘導体(lI[)に関しはg化学量
論的敬ノ無機化合物(例えばNa2CO3、Na2CO
3’)又は有機化合物(例えばトリエチルアミン、ピリ
ジン)が用いられる。
式(m)のハロゲン−sym−トリアジニルビスアント
ラキノン誘導体は、慣用技法に従って、例えば、それ自
体既知である式 (ここでRは式([)に関して定義したR3又はR2を
表わす)のアミノアントラキノン誘導体と塩化シアヌル
とヲ、ニトロベンゼン、ジクロルベンゼン、ジメチルホ
ルムアミドの如き有機溶剤又は水/アセトニトリル混合
物中0〜130℃範囲の温度で2〜6時間縮合させるこ
とにより製せられる化合物である。
本発明に従って用いることのできるアミノアントラキノ
ンの例は、α−アミノアントラキノン、β−アミノアン
トラキノン、1.4−ジアミノアントラキノン、t5−
ジアミノアントラキノン、1−アミノ−4−アセチルア
ミノアントラキノン、1−アミノ−4−ベンジルアミノ
アントラキノン、1−アミノ−5−アセチルアミノアン
トラキノン、1−アミノ−5−ベンゾイルアミノアント
ラキノン、1−アミノ−4−ニトロアントラキノン、1
−アミノ−5−ニトロアントラキノン、1−アミノ−4
−ブロムアントラキノン、1−アミノ−4−メチルアミ
ノアントラキノン、1−アミノ−4−フェニルアミノア
ントラキノンである。
これらの化合物も亦、慣用技法により製造され或いは市
場で見出されうる既知化合物である。
本発明に従って式(I)のシラン染料を製造するのに特
に適するとわかった式(TI)のシラン誘導体は、例え
ば、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、δ−アミ
ノブチルトリエトキシシラン、δ−アミノブヂルフェニ
ルジエトキシラン、γ−アミノプロピルメチルジェトキ
シシランの如キアミノアルコキシシランより誘導される
ものである。
これらの化合物は既知であり、また市販されてもいる。
しかしながら、これらの化合物は、事実上慣用技法に従
って、例えば、γ−り四ルプロピルトリエトキシシラン
の如き対応クロルアルコキシシランと脂肪族アミンとを
反応させることにより製せられる。
式■のシラン染料は、それ自体顔料特性を何ら有さない
。にもかかわらず、その構造上の特徴に依り、すなわち
シラノール基−8i(α■)うに分解しうるアルコキシ
基および(又は)シラノール基が分子内に存在する故に
、シラン染料は、該シラノール基同士が自己縮合し且つ
また表面ヒドロキシル基(−OH)をもつ適当な無機担
体面と化学反応する能力を有する。而して、無機担体の
表面ヒドロキシル基がシラン染料(I)のヒドロキシル
基と縮合し、かくして両者の間に安定な化学結合(グラ
フト化)が形成され、顔料特性を有する生成物が得られ
る。
かかる、染料(T)の分子同士の縮合反応およびシラン
染料(T)と無機担体との縮合反応により、シラン染料
(I)が、製造プロセスにおいて制御しうる量比内で、
担体表面に化学「グラフト」せしめられ、かくして本発
明に従った複合構造物が取得される。
それ故、上記染料は、本発明の別の目的を構成する、無
機担体にグラフトせる式(I)のシラン染料からフ、(
る複合顔料を製造するのに用いることができる。
一般式(■)のシラン化合物は、シアヌル核との間のブ
リッジを構成する第二アミン基が後者の1位で結合し、
■(1およびR2が互いに同じで、アントラキノン系の
4位又は5位に結合し、qが0であるとき、複合顔料を
もたらすのに特に適するとわかった。
また、式(I)のシラン染料に顔料特性を付与するのに
特に適する担体として、SiO2、Al2O5、′ri
O2より選ばれる1種ないし2種以上の酸化物を含む混
合物からなる表面被覆の存在を基本的に特徴とし或いは
、ゲル状、半結晶質、ルチル蒼しくけアナターゼの市販
型’ri 02  が有利に用いられる。TiO2と5
i02および(又は)A1203との物理的混合又は微
粒子状SiO2および(又は)At20.。
を用いることができる。同様に、アルミノシリケート(
クレー)、雲母、タルクを用いることができる。
かかる担体物質の比表面積は5〜500 m /′g範
囲で変@h L 5るが、有利な結果は10〜200m
2/II  範囲で取得される。
用途、所期隠蔽力等に応じて、上記担体を互いに組合せ
用いることができる。
式(I)のシラン染料10〜50重量%をグラフト化形
状で含有する複合顔料はその、より高い特性値故に特に
好ましい。
sym −) !J 7ジニルビスアントラキノン染料
と前記無機担体とからなる複合顔料の製造方法は、選定
された担体を、シラン染料(I)に存在する加水分解す
べきアルコキシ基に関し少くとも等モル比で、水(HC
Iによる酸性水又はNaOHによるアルカリ性水)の存
在下不活性有機溶剤よりなる反応媒体中20°C〜溶剤
還流温度好ましくは60〜150℃範囲の温度において
或いは随意酸性ないしアルカリ性にした水よりなる反応
媒体中20〜90℃範囲の温度において、上記シラン染
料(I)により処理することにある。
この処理から2〜16時間後、また反応媒体の部分蒸留
を随意行なったのち、取得された顔料をF 3M 1〜
、生成せる湿間ペーストを100〜140℃で2〜16
時間処理し、随意有機溶剤で温時洗浄し、乾燥する。有
機溶剤の使用によって、随意弱酸性又はアルカリ性にし
た20〜90”Cの水で1〜4時間予め加水分解処理し
たシラン染料(I)を用いることができる。また、反応
媒体としての水の使用により、シラン染料を存在させた
沈殿を介し相体を「現場」形成することができる。担体
上の染料被覆の縮合を改善するために、L r 0H1
CF3Coo)T 、酢酸Pb、ナフテン酸コバルトの
如き触媒を存在させることが有利である。
また、上記プロセスを、S l (Oa−I、 ) 4
の如き炭素原子4個までのテトラアルコキシシラン、ビ
ニルトリエトキシシランC)T2=Q−T−8i (O
C2II5)、又は、Ti (OC4N、) 4  の
如きオルトヂタン酸アルキルの存在で行なうとき更に有
利な結果が達成される。而して、これらは、式(I)の
染料に関し01:1〜約1:1の重量比範囲で用いられ
、該染料と一緒になって、相体の被覆に特に適した不溶
性共重合体を形成する。
用いられる不活性有機溶剤は好ましくは、脂肪族炭化水
素(n−へブタン)およびその塩素化誘導体(テトラク
ロルエタン)、脂環式および芳香族炭化水素(ヘンゼン
、トルエン、キシレン、ニトロベンゼン、クロルベンゼ
ン)、アルキル若シくはアリールエーテルおよびケトン
(N−メチルピロリドン、ジフェニルエーテル)、オキ
シド(ジオキサン)、アミド(ジメチルホルムアミド)
ニトリル(アセトニトリル)、スルホキシド(ジメチル
スルホキシド)である。
本発明の目的を構成する製造方法は、着色強度の高い鮮
明な有色顔料を得るのに特に適しており、例えば隠蔽力
の高いTiO2の如き低い比表面積を有する無機担体を
存在させても良好な結果を得る。
本発明に従って取得される複合顔料は、シラン染料、無
機担体の種類および量、粒度、比表面積等により広い範
囲で変動する組成を有する。
それは、すぐれた顔料特性を示し、水および普通有機溶
剤に不溶であり、更に良好な着色強度、すぐれた熱安定
性、耐光堅牢度、塩基および酸抵抗性、ポリ塩化ビニル
(PVC)の如きプラスチック材料へのマイグレーショ
ン抵抗性、焼付エナメルでのオーバーペインティング堅
牢性、易分散性等を保有する。本発明の複合顔料は透明
、隠蔽いずれの形態でも取得されうる。
それ故、本発明の複合顔料は、特に塗料、風乾ない(7
焼付エナメル、プラスチック材料の顔料化、インク、織
物捺染等で慣用技法により有利に用いられる。
本発明に従って取得される複合顔料は、なかんづく所期
隠蔽力の如きすぐれた顔料特性を付与しうる低コストの
無機担体に、高い着色強度および純粋な色調を示しうる
有機染料をグラフトさせたものからなる点で有利である
かかる利点は、本発明の有機シラン染料(I)が有機溶
剤に多少とも可溶であり、それ故に該染料自体顔料特性
を何ら有さないことを考慮するとき一層評価されよう。
而して、顔料特性は本発明の複合顔料によって達せられ
る。
これは、複数用途で、他のいくつかの有機染料を改良し
て、その用途を、工業的観点から非常に興味深い顔料適
用物へと首尾よく且つ経済的に拡大することを許容する
この点で、本発明は、例えばクロムおよび鉛を基剤とす
る汎用有機顔料の、利用に関連した高い毒性によって代
表される問題の解決にかなり貢献する。
本発明に従って取得される複合顔料の粒度分析は、本質
上無機担体粒子の表面に有機部分が分布していることを
示す。
本顔料の、各種適用分野における使用のため慣用技法で
用いられる機械的および(又は)熱的処卵によっても、
本発明に従って取イ尋される製品の粒度とそれ故にまた
顔料特性は実質的に変イヒしな℃\。
下記例によって、本発明を更に説示する75ζ、それに
より本発明を限定するつもりを文な〜・。fllll中
音上び%は覗°記せぬ限り重量°による。
例  1 製造 ニトロベンゼン200 m、lに分散させた1−−rミ
ノアントラキノン22.6部を100℃にし、塩イトシ
アヌル922部を加えたのち、190℃に2時間昇温し
た。この反応混合物を150℃の温度でr過12、r塊
を数回メタノール次〜・でn−へブタンで洗浄l−たの
ち、乾燥炉中110℃の温度で乾燥した。約26部の2
−クロル−4,6−ビス−(1−アミノアントラキノニ
ル) −sym−) ’Jアジンを得た。
元素分析 CHCI     N 理論値、%  66.73 2,87 6,37 1.
2.55実測値10%  66、B   2.9  6
,2  12.5ニトロベンゼン130ゴに懸濁させた
2−クロル−4,6−ビス−(1−アミノアントラキノ
ニル)−sym−トリアジン1Z32部を100℃にし
、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン7.1部およ
びに2COS2.07部を加え、次いでこれを漸次溶剤
の還流温度にした。
2時間後、室温に冷却し、f過し、n−へブタンで数回
洗浄した。乾燥せるr塊を水200部中でパルプ化し、
沸とう温度で約2時間かき混ぜた。
これを70〜80℃でr過し、メタノールで反復洗浄し
、且つ空気乾燥した。
195部の濃い黄赤色粉末を得た。これを元素分析に付
したところ、下記結果を得た:C=63%、H=4.3
5XSN=12−25X、Si =4.1タCカリウス
管での加水分解によるメタノール貴鉛を調べた結果、そ
れは6.5Xであった。
得られた染料を赤外分光分析に付したところ、それは、
960歯 、11’702−’、1080儂−1および
1110 cm−’における一8i−(QC2H5)基
の特徴的な吸収帯を示した。
上記元素分析およびI)1分析の結果は下記式Aの染料
構造に合致する: (OI() 2 部分加水分解した粗反応生成物は、本発明に従った複合
顔料を合成するのに有利に用いられた。
例  2 有機溶剤中での複合顔料の製造 この製造において、TlO2、SiO2およびAl2O
3の混合無機担体を用いた。而して、該混合担体は次の
如く予め調製しておいた: 水10100oにTiO2100部を機械攪拌下で分散
させ、生成せる分散体を60℃に加熱した。
15分間の攪拌後、けい酸す) IJウム溶液(SiO
2濃度565.47部/ l ) 、21. omtを
加え、次いで約3時間後、硫酸A1溶液(Al2O3濃
度60部/l)約200m1を加えた。
スラリーのpHが6になったとき、添加をやめた。該ス
ラリーを60℃で1時間攪拌し続けたのち、生成物をp
別し、水洗して可溶塩を除去し、70℃の温度で乾燥し
た。乾燥物を砕き、自動乳鉢内で粉砕した。下記特性値
を有する白色粉末を得た: T i02 =43.4%、5iO2−351%、A+
2o3=7.1 s%、結晶水=1415%、比表面=
 112 m2/ g 。
上記の如く調製した無機担体175部と例1のシラン染
料(A)0.75部をジメチルホルムアミド100ゴお
よび水0.5部に懸濁させることにより、複合顔料を製
造した。すなわち、生成せる懸濁物を溶剤の還流温度に
し、この温度で8時間攪拌し続けた。
次いで、溶剤を2時間連続蒸留させ回収した。
懸濁物を、溶剤の初期容量の1/4に濃縮せしめた。
キシレン25m1を加えたのち、90℃の温度で熱r過
した。p塊を乾・浄炉内110℃で一夜乾燥し、50%
のジメチルホルムアミド/キシレン混合物1nomlで
洗浄し、熱r過し、11−へブタンでフィルター洗浄し
、乾燥炉内110℃で乾燥した。
黄色生成物を得た。このものは燃焼試験で、無機灰分7
1イを示した。C=13.85%、f−I=1.75%
、N=2.ll54%。
一ヒ記着色粉末は特に、熱条件での有機若しくは水性溶
剤による処理に対し、堅牢と判った。また、それは、焼
付エナメルの如き用途或いは、ポリ塩化ビニルの如きプ
ラスチック材料においてすぐれた隠、蔽力、高い着色強
度の、特に純粋な黄色製品をもたらl、た。史に、それ
はすぐれた諸安定性特にオーバーペインティングやマイ
グレーションに対する安定性を示t〜、それ自体、そし
てTiO2希釈物いずれにおいても熱および光に対し高
い安定性を示した。
なお、例1のシラン染料(A)そのものは、焼付エナメ
ル又はプラスチック材料での用途にお℃・て溶剤、オー
バーペインティング、マイグレーション等に対する堅牢
度の如き顔料特性を有することは認められなかった。而
して、上述の如く、該染料を本発明に従い無機担体にグ
ラフトさせるとき、かかる顔料特性がもたらされたのは
予想外であった。
例  3 水中での複合顔料の製造 機械攪拌下水100部に分散せるTiO21部に例1の
シラン染料(A)α8部を加え、これを60℃にした。
15分後、けい酸す) IJウム(5i02  濃度3
65.47部/ / ) 2.1 mlを加え、次いで
約3時間で硫酸A1 溶液(Al2O2濃度60部/A
’)約2 mlを加えた。なお、スラリーのpHが6に
達したとき、添加をやめた。該スラリーを60℃で1時
間攪拌し続け、次いで生成物をr過し、水洗して可溶塩
を除去し、110℃の温度で一夜乾燥した。濃い黄色粉
末を得た。このものは950℃での燃焼により無機灰分
70%を示した。
C=14.99%、)、(= 1.6 4%、N=3.
17%。
この黄色複合顔料は、わずかに赤味が強いことを除いて
は例2で得たものと類似せる顔料の光学特性、隠蔽力、
着色強度および一般的な適用堅牢性を示した。
例  4 例2の無機担体を、= 200 m27gの高い比表面
積を有するSiO2で置き換え、そして例2と同様の重
量比および手順で処理することにより、鮮やかな黄色粉
末を得た。該粉末は900℃で燃焼することにより、無
機灰分72Xを示した。
本例の複合顔料は特に、水性又は有機溶剤に対し熱状態
でも堅牢であり、焼付エナメルおよびポリ塩化ビニル(
P V C)での用途において良好な顔料特性を示した
。而して、このものは、マイグレーション、オーバーペ
インティング、光おヨヒ熱に対する高い堅牢性を有し且
つ高い着色強度を有する透明な製品をもたらした。
例  5 Ti02ノ不在で例1の染料(A)0.8部、けい酸N
a  4.5.mlおよび硫酸AI 約4 mlを用イ
テ例6の如く反応させたところ、無機灰分67%、C=
14.57%、H=2.08%、N = 3.3%の鮮
明な黄色顔料を得た。このものは完全に透明であり、水
性溶剤、有機溶剤いずれに対してもまた焼付エナメル、
ポリ塩化ビニルいずれの用途においても堅牢性を示した
。それはまた、完全に透明で、かなりの光沢性、すぐれ
た顔料および適用特性を有する黄色製品をもたらした。
例  6 例2の無機担体を、約200 m2/9 の比表面積を
有する市販TiO2又は、’ri o、、とSiO2と
の混合物で置き換え、例2と同様の条件で反応させるこ
とにより、良好な諸堅牢性を有する複合顔料を得た。而
して、隠蔽力については、TiO2単独の場合、非常に
高く、混合物の場合、より低かった。
例  7 0.5TrLlのビニル−トリエトキシシランおよび痕
跡の過酸化ベンゾイルを加え、例2と同様の条件下で反
応させて、同側の複合顔料の製造を反復したところ、元
素分析で69%の無機灰分を示す黄色粉末を得た。本例
の複合顔料は、例2と同様の顔料特性〉よび諸堅牢性を
示すことに加え、焼付エナメル、ポリ塩化ビニルでの用
途において一層良好な着色強度を示した。
例  8 05部のオルトチタン酸ブチル[’[’1(o−ブチル
)4〕を加え、例2と同様の条件下で反応させて、同側
の複合顔料の製造を反復したところ、元素分析で70%
の無機灰分を示す黄色粉末を得た。本例の複合顔料は、
例2と同様の顔料特性および諸堅牢性を示すことに加え
、既述の用途におい゛〔一層良好な着色強度を示した。
例9〜25 これらの例では、例1の技法に従い種々のシラン中和な
jjll’ll製1.、次いで例2および例6の技法に
従い、表1に示すアミノアルコキ・ジシラン、sym−
トリアジニルビスアントラギノン染料および担体を用い
て、関連複合顔料を製造した。種々の色nIMを有する
複合顔料が、例2および例3で得た生成物と同様の顔料
特性および諸堅牢性を示した。
例26(PVCでの使用) ロータリーアームミキザーで、下記物質を70℃で混合
した: 例2に従つで[収得せる顔料       1.0部粉
末状ポリ塩化ピー#(PVC)     1’OO部エ
ポキシ化太ヴ油           S、 O部側滑
剤(C16〜C36のグリセリド混合物)     0
5部Tl022.0 部 このようにして得た混合物を3本ロールリファイナー中
で、顔料が完全に分散するまで180’Cで処理するこ
とにより、隠蔽力の高い特に純粋な黄色シートを得た。
これは、肉7好な色強度、耐光堅牢度、着色強度および
耐熱堅牢度を示し、またすぐれたマイグレーション抵抗
性を示した。
例27(エナメルでの使用) 例2に従って取得せる顔料50部と流体ビヒクル9腎、
0部とを粉砕混合した。該ビヒクルは下記組成を有した
: アルキド樹脂     22% メラミン樹脂     19% キシレン       59% 上記混合物を、10fl径の磁製ボールの存在で24時
間粉砕することにより均質化した。
このようにして得たエナメルを、塗布すべき表面に適用
し、−夜乾慟せしめ、次いで120〜125℃の乾燥炉
内で20分間保持した。
その結果、純粋な黄色、すぐれた隠蔽力、良好な着色強
度、耐光堅牢度およびオーバーペインティング堅牢度を
示す塗装物を得た。
色をより明るくしまた隠蔽力をより高めるために、既述
の如く取得せるエナメル1部を合成燻材エナメル(Tl
O210X ) 9部で稀釈した。該焼付エナメルは下
記組成を有した: アルキド樹脂     30X メラミン樹脂     27% キシレン       33% TiO210% 上上記台物を、ボールミル内で、10問径磁製ボールの
存在下24時間粉砕することにより均質化した。
かくして処理したエナメルを、塗布すべき表面に適用し
、これを−夜乾燥せしめ、次いで120〜125℃の乾
燥炉内で30分間保持した。
その結果、純粋な明るい黄色、良好な諸堅牢度および高
い隠蔽力を示す塗装物を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 を有するシラン基含有有機sym −)リアジニルビス
    アントラキノン染料〔但し、式中R1およびR2は互い
    に同じか別異にして、水素原子、第一アミン若しくは−
    NH−Rタイプ(ここでRは、炭素原子1〜4個のアル
    キル基又はフェニル基である)−N02、ハロゲン、ヒ
    ドロキシル基、フェノール又はチオフェノール基を示し
    、 nは3〜5範囲の整数であり、 Wは炭素原子1〜4個のアルキル基又はフェニル基を示
    し、 Yは炭素原子1〜4個のアルコキシ基を示し、qは0又
    は1の整数であり、 Xおよびmは、q −0のとき x = 3およびm−
    0,1,2,3、そしてq=jのとき x = 2およ
    びm = 0.1.2となるような整数である〕。 アミン基が後者のα位で結合し、R1およびR2が互い
    に同じで、アントラキノン系の4位又は5位に結合し、
    qがaであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のシラン基含有有機染料。 五 アントラキノン残基が、α−アミノアントラキノン
    、β−アミノアントラキノン、1.4−ジアミノアント
    ラキノン、1.5−ジアミノアントラキノン、1−アミ
    ノ−4−アセチルアミノアントラキノン、1−アミノ−
    4−ベンジルアミノアントラキノン、1−アミノ−5−
    アセチルアミノアントラキノン、1−アミノ−5−ベン
    ゾイルアミノアントラキノン、1−アミノ−4−ニトロ
    アントラキノン、1−アミノ−5−ニトロアントラキノ
    ン、1−アミノ−4−ブロムアントラキノン、1−アミ
    ノ−4−メチルアミノアントラキノン、1−アミノ−4
    −フェニルアミノアントラキノンより誘導されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシラン基含有有
    機染料。 4、゛アミノアルコキシシラン残基が、γ−アミノプロ
    ピルトリエトキシシラン、δ−アミノブチルトリエトキ
    シシラン、δ−アミノブチルフェニルジエトキシラン、
    γ−アミノプロピルメチルジェトキシシランより誘導さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は2項記
    載のシラン基含有有機染料。 5、特許請求の範囲第1項又は2項記載の染料を製造す
    るに当り、式 %式%() (ここでn、q、x、、m、YおよびWは特許請求の範
    囲第1項又は2項に示した意味を有する)のシラン誘導
    体と式 (ここでR1およびR12、特許請求の範囲第1項又は
    2項に示した意味を有する)の5yrn −)リアジニ
    ルビスアントラキノン誘導体とを等モル比で、不活性有
    機媒体中80〜180℃範囲の温度で反応させることを
    特徴とする方法。 &不活性有機媒体がニトロベンゼン、ジクロルベンゼン
    およびジメチルホルムアミドより選ばれることを特徴と
    する特許請求の範囲第5項記載の方法。 l 反応を、誘導体(II[)に関し化学量論的量の酸
    受容体化合物の存在で実施することを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載の方法。 8 酸受容体化合物751 Na2O,、Nal−IC
    Os  の如き無機化合物か或いはトリエチルアミン、
    ピリジンの如き有機化合物より選ばれる、特許請求の範
    囲第7項記載の方法。 9 ゲル状、半結晶質、ルチル若しくはアナターゼTi
    o、、、A、+20.、 オよび5io2より選ばれる
    1種ないし2種以上の酸化物或いはけい酸アルミニウム
    、雲母、タルクおよび(又は)これらの混合物よりなり
    且つ5〜500 m2/g好ましくは10〜2 (J 
    Q m2/j9  範囲の比表面を有する担体に、特許
    請求の範囲第1項〜4項いずれか記載のシラン基含有有
    機sym −)リアジニルビスアントラキノン染料をグ
    ラフトさせてなる複合顔料。 10、グラフト化形状をなす式(T)のシラン染料を1
    0〜50重量%含有する、特許請求の範囲第9項記載の
    複合顔料。 11 特許請求の範囲第9項記載の複合顔料を製造する
    に当り、担体を、特許請求の範囲第1項〜4項いずれか
    記載のシラン染料のアルコキシ基に関し少くとも等モル
    比で、HCIによる酸性水又はNaOHによるアルカリ
    性水の存在下不活性有機溶剤よりなる反応媒体中20℃
    〜溶剤還流温度好ましくは60〜150℃範囲の温度に
    おいて前記染料により処理し、次いで前記溶剤および水
    の部分蒸留を随意行なったのち、取得された顔料を沢過
    し、生成せる湿潤ペーストを100〜140℃で2〜1
    6時間処理することを特徴とする方法。 12、特許請求の範囲第1項〜4項いずれか記載のシラ
    ン染料を予め別個に、随意弱酸性ないしアルカリ性とし
    た水により加水分解することを特徴とする特Wト請求の
    範囲第11項記載の方法。 13 特許請求の範囲第9項記載の複合顔料を製造する
    に当り、随意酸性ないしアルカリ性にした水よりなる反
    応媒体中20〜90℃範囲の温度で、担体を、特許請求
    の範囲第1項〜4項いずれか記載のシラン染料により処
    理し、次いで得られた顔料をr過し、かくして生成せる
    湿潤ペーストを100〜140℃で2〜16時間処理す
    ることを特徴とする方法。 14 好ましくはr、l0H1CF3COOH1酢酸p
    b、ナフテン酸コバルトより選ばれる有効量の触媒を追
    加使用することを特徴とする特許請求の範囲第11項〜
    16項いずれか記載の方法。 15 製造プロセスを、炭素原子4個までのテトラアル
    コキシシラン、ビニルトリアルコキシシランおよびオル
    トチタン酸アルキルより選ばれ且つ染料に関するS量比
    が約1:1〜0.1:1範囲である化合物の存在で行な
    うことを特徴とする特許請求の範囲第11項〜13項い
    ずれか記載の方法。 16、製造プロセスヲ、5i(Oa−T3)4、CH2
    =CI(−8i(OC2I(5)3、Ti(OC4■−
    ■9)4より選ばれ且つ染料に関する重量比が約1:1
    〜0.1〜1範囲である化合物の存在で行なうことを特
    徴とする特許請求の範囲第15項記載の方法。 17、特許請求の範囲第9項又は10項記載の複合顔料
    を用いて、プラスチック材料好ましくはポリ塩化ビニル
    を着色する方法。 18 特許請求の範囲第9項又は10項記載の複合顔料
    を用いて、塗料、風乾ないし焼付エナメル、インクおよ
    び、織物捺染用ペーストを製造する方法。
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