JPS5949200B2 - レ−ザ−記録方法 - Google Patents

レ−ザ−記録方法

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JPS5949200B2
JPS5949200B2 JP51061008A JP6100876A JPS5949200B2 JP S5949200 B2 JPS5949200 B2 JP S5949200B2 JP 51061008 A JP51061008 A JP 51061008A JP 6100876 A JP6100876 A JP 6100876A JP S5949200 B2 JPS5949200 B2 JP S5949200B2
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JP
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layer
recording medium
recording
metal vapor
laser
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JP51061008A
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明 鈴木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録方式に関し、特に情報レーザーによつて金
属薄膜記録媒体に記録する方式に関するものである。
一般に記録方式として使用されるレーザーの特長として
は次の2点が挙げられる。
第Hよレーザーが高輝度の光源であることから、画像等
を高速で記録することができるという高速性である。
第二はレーザーの場合、レンズによる損失を除けば光エ
ネルギーを殆んどスポット状に集中でき、又単色性もき
わめて良いので、充分に強く旦つ充分に小さい光スポッ
ト(直径1μ程度まで)を形成でき、このため高解像の
記録が可能となる高密度性である。
これらの特性を有するレーザーによる記録方式としては
従来、(1)銀塩感材を用いる方式 (2)マテリアルトランスファー方式 (3)電子写真感光材料を用いる方式 (4)感熱紙を用いる方式 (5)金属薄膜記録媒体を用いる方式 などが試みられている。
(1)の方式は高感度、高解像性の記録材としてレーザ
H記録に広く使われているが、明所では使用できず、更
に現像、定着などの処理工程を必要とする等の欠点があ
る。(2)の方式は蒸着性インクを塗布したリボンに紙
を対向させ、リボン側からレーザー光を照射して前記対
向する紙上にインクを蒸発飛散させ記録する方、法であ
るが、解像性に難点がある。(3)の方式は帯電、現像
、転写、定着などの工程を必要とし、装置が大がかりと
なる欠点があり、又(4)の方式は感熱紙自体の保存性
が未だ不充分であるといラ問題がある。又(5)の方式
は高速度で高解像力の記録が得られ、明所でも使用でき
、且つ現像等の工程がいらない1次発色タイプであり、
保存性も良いというすぐれた利点があるが、使用される
記録媒体が特開昭51〜16026号公報に記載されて
いるように金属薄膜により表面光沢を有するものであり
、この光沢性のため、及び更に記録媒体自体の光透過性
で記録パターンを識別するため、通常用いられる自然光
束による反射光でパターンを識別する記録媒体としては
不適当であつた。これらの現状に鑑みて、本発明者はレ
ーザー記録方法のうち多くのすぐれた利点を有する(5
)の金属薄膜記録媒体を用いる方式に着目し、上記金属
薄膜記録媒体の利点を生かすと共に、欠点となる金属光
沢を抑え、更に反射光で容易に識別できる記録パターン
を形成し得る記録媒体に改良することにより、従来より
も優れたレーザー記録方法を完成するに至つた。
即ち本発明のレーザー記録方法は支持体上に記録媒体の
表面光沢度が20q6以下になるよう粗面化した耐熱性
着色層及び金属蒸着層を順次積層した記録媒体又は支持
体上に耐熱性着色層、金属蒸着層及び付着量0.05〜
19/イのブラツシング樹脂保護層を順次積層した記録
媒体に情報信号を搬送したレーザービームを照射し、前
記金属蒸着層を蒸発又は溶融せしめることにより、記録
パターンを形成することを特徴とするものである。
こうして得られる記録パターンは通常の反射光で容易に
識別することができる。本発明に用いられる記録媒体の
作成方法は金属蒸着面の光沢を抑える方法によつて異な
る。
金属光沢を抑える方法としては金属蒸着面の粗面化によ
る方法と金属蒸着層上に薄いブラツシング樹脂保護層を
設ける方法の2通りの方法がある。前者の方法は直接金
属蒸着面を粗面化させるのではなく、金属蒸着層下の着
色層に粒径の粗い顔料を粗面化剤として含有させるか、
着色層面を機械的にマツト化させる(例えばサンドブラ
スト法、エンボス法)5)或いは粗面化剤と機械的マツ
ト化を併用することにより、上層の薄い金属蒸着面を下
層の着色層の粗面化に応じて間接的に粗面化する方法で
ある。即ちこの方法は着色層の粗面化を利用して金属蒸
着層面の光沢度を落とす方法であつて、こうして金属蒸
着層面は下層の粗面化着色層により自から粗面化し光散
乱するため擬白色化が起こり、平滑面に蒸着した場合の
光沢とはかなり劣つた光沢を示すことになる。後者の方
法はブラツシング可能な樹脂溶液を塗布乾燥する際、溶
媒と非溶媒の差或いは高揮発性溶媒と低揮発性溶媒との
差を利用してブラツシングを行なう方法である。
この方法では樹脂のブラツシング現象により保護層の表
面が白色化し、下層の金属蒸着層の光沢は抑えられる。
いずれの方法によつても本発明で使用される記録媒体の
表面光沢度はJISZ874l−1962の75鏡面光
沢度濶淀法に従つて測定した時、20%以下であること
が実用上必要である。
次に前者の方法を用いて記録媒体を作るには紙、フイル
ム等の支持体上に耐熱性樹脂、着色剤(着色顔料又は染
料)及び機械的マツト化を行なわない場合は粗面化剤を
含有した混合液を塗布乾燥後、金属蒸着すればよい。機
械的マツト化を行なう場合は前記混合液又は粗面化剤を
除いた混合液を用いて同様に支持体上に塗布乾燥して着
色層を形成後、サンドブラスト、エンボス等の方法によ
りその表面をマツト化させ、ついで金属蒸着を行なう。
又後者の方法を用いて記録媒体を作るには同様な支持体
上に耐熱性樹脂及び着色剤を含む混合液を塗布乾燥し、
その上に金属蒸着後、前述のような方法により0.05
〜1.0f!/イの付着量になるようブラツシング樹脂
の薄層を設ければよい。なおこの付着量範囲は前述の表
面光沢度(白色性)の他、レーザー光による熱溶融のし
易さを考慮して決定されたもので、1.09/イ以上で
は熱破壊し難くなるし、又0.05g/イ以下では白色
化の効果が低下する。着色層に用いられる耐熱性樹脂は
着色層をレーザー光の熱に影響されないように耐熱性(
ASTM一D759−48の測定法で100℃以上)に
するために使用される。
従つて耐熱性樹脂としては耐熱度100℃以上のもので
あれば使用できる。このような樹脂としてはエポキシ樹
脂、フエノール樹脂、フラン樹脂、キシレン樹脂、エリ
ア樹脂、メラミン樹脂、アルキッド璽脂、シリコン樹脂
、熱硬化性ポリウレタン樹脂、石油樹脂等の熱硬化性樹
脂が挙げられる。粗面化剤としてはシリカ、炭酸バリウ
ム、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、クレー タルク、
炭酸マグネシウム等が挙げられる。
金属蒸着層の形成は通常の真空蒸着法により行なわれる
使用金属としてはAi、Zn,.Sn,Ag等が好まし
く、特開昭51−16026号公報記載のBl.Se等
は好ましくない。金属蒸着層の厚さは100〜1000
X程度の範囲が適当である。保護層のブラツシング用樹
脂としては二r口セルロース、エチルセルロース、アセ
チルセルロース、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、塩化
ビニル〜酢酸ピニル共重合体等の少くとも1種が使用さ
れる。
次に本発明のレーザー記録方法を図面によつて説明する
第1図は本発明方法に使用されるレーザー記録装置の概
略図で、この装置は空間的にコヒーレントな光を発生さ
せ、受信した情報信号1に応じて光パルスを振巾変調さ
せる光パルス源と光パルス源からの振巾変調されたパル
スビーム2を集束走査して、これを記録媒体3に記録す
る集束走査手段と記録媒体3に記録すべき対象物を走査
してフアクシミリ等の情報信号1を発生させる読み出し
手段とからなつている。このような装置により記録媒体
3に被走査物の像を記録するにはその像を表わす読み出
し手段からの電気的情報信号1を光パルス源によつてコ
ヒーレント光の振巾変調パルスビーム2に変換する。こ
の光パルスのパルス巾はパルス間隔に比べて短かい。次
にパルスビーム2は集束走査手段によつて記録媒体3上
に焦点を合わされ、記録媒体を横切る方向に走査され、
こうして記録媒体の金属蒸着層が熱的に破壊されること
により記録が行なわれる。次にこの記録状態を第2図及
び第3図によつて説明すると、第2図及び第3図におい
て、4は支′持体、5は粗面化耐熱性着色層、5は耐熱
性着色層、6は金属蒸着層、7はブラツシング樹脂保護
層である。
各記録媒体3上に集束走査されたパルスビーム2(情報
信号を搬送したレーザー光)は金属蒸着層6の微細な個
別領域を照射加熱する。この照射領域内のどの部分も湿
度が金属膜の沸点に達すれば、照射領域の全てが蒸発又
は溶融し、この金属膜〆孔があき、下層の着色層が露出
し、記録パターンが形成される。なおレーザー光として
は熱的記録に適するものとして波長7000λ以上のN
d(I)YAGレーザー、He−Neレーザー、CO2
レーザー等が挙げられる。
以下に実施例を示す。
実施例 1 坪量509/T!?の上質紙に充分に分散を行なつた下
記処方の着色液を塗布し、塗布厚5μの粗面化した耐熱
性着色層を設けた。
得られた着色紙を常温(20゜C)で2日間放置して常
温硬化させ、ついで硬化した着色層の表面に厚さ60λ
のアルミニウム蒸着薄膜を設けて記録媒体を作成した。
候られた記録媒体の表面光沢度はJISZ874l−1
962の75度鏡面光沢度測定方法(屈折率1.567
のガラス表面の鏡面光沢度100%を基準としT.:)
に従つて測定したところ、0.85%とかなり低く、光
沢は殆んど見られなかつた。なお表面の地肌濃度はマグ
ヘス濃度計(RD−100型)で測定すると0.14で
、ほぼ紙の白さに近づいていることが判つた。次にこの
記録媒体にNd:YAGレーザーにより情報信号を搬送
した直径8μ、パルス巾500+1秒のレーザービーム
を照射すると、Ai蒸着膜は蒸着又は溶融して着色層が
露出し黒色画像が形成された。その時の黒色画像濃度(
反射濃度)はマグヘス濃度計で1.05で、充分コント
ラストのある記録画像であつた。実施例2 坪量509/イの上質紙に充分分散を行なつた下記処方
の着色液を塗布し、塗布厚4μの耐熱性着色層を設けた
得られた着色紙を70℃で2時間及ひ更に120℃で1
時間熱硬化させた。
次にこの硬化した着色層上に厚さ500λのアルミニウ
ム蒸着膜を設け、更に下記処方の溶液を付着量0.69
/wlとなるよう塗布乾燥してブラツシング樹脂保護層
を設け、記録媒体を作成した。得られた記録媒体の表面
光沢度及び地肌濃度は実施例1と同じ測定法により測定
したところ、夫夫8.5911及び0.13で、ほg実
施例1と同様な結果を示した。
次にこの記録媒体に実施例1と同様に情報信号を搬送し
たNd:YAGレーザービームを照射したところ、濃度
0.95のコントラストの良い黒色画像を有する記録が
得られた。
図面の簡拳な説明 第1図は本発明方法に使用されるレーザー記録装置の概
略図、第2図及び第3図は夫々本発明方法における記録
状態を示す図である。
1・・・電気的情報信号、2・・・パルスビーム、3・
・・記録媒体、4・・・支持体、5・・毫面化耐熱性着
色層、デ・・・耐熱性着色層 6・・・金属蒸着層、7
プラツシング樹脂保護層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体上に記録媒体の表面光沢度が20%以下にな
    るよう粗面化した耐熱性着色層及び金属蒸着層を順次積
    層した記録媒体に情報信号を搬送した波長7000Å以
    上のレーザービームを照射し、前記金属蒸着層を蒸発又
    は溶融せしめることにより、記録パターンを形成するこ
    とを特徴とするレーザー記録方法。 2 支持体上に耐熱性着色層、金属蒸着層及び付着量0
    .05〜1g/m^2のブラッシング樹脂保護層を順次
    積層した記録媒体に情報信号を搬送した波長7000Å
    以上のレーザービームを照射し、前記保護層及び金属蒸
    着層を蒸発又は溶融せしめることにより、記録パターン
    を形成することを特徴とするレーザー記録方法。
JP51061008A 1976-05-25 1976-05-25 レ−ザ−記録方法 Expired JPS5949200B2 (ja)

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JPS52143838A JPS52143838A (en) 1977-11-30
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NL7906728A (nl) * 1979-09-10 1981-03-12 Philips Nv Optische registratieschijf.
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