JPS594913A - 冷却床搬入ラインの材料分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冷却床におけるリフタ装置に関するものであ
る。

周知の如く、棒鋼工場等の圧延ラインは、例えば第１図
に示すようなライン構成とされ、素材受入台（、）から
加熱炉（ｂ）及び各種圧延機列（、）を経て棒７ｆｉｌ
Ｉ３ 冷却床（ｆ）で放冷され、コールドシャー（ｇ）で製品
寸法に切断されて精整される。

このランインテーブル（ｅ）から冷却床（ｆ′）に圧延
材を搬入するには、第２図に示すように、ランインテー
ブル（ｅ）の傾斜ローラ（ｈ）上を走行してくる圧延材
（１）を、ローラ（ｈ）の傾斜下方側の一側に設けられ
たりフタ（ｊ）−ヒに転入せしめ、リフタ（、＋）上面
とのマサツにより停止させるか、又は、リフタ（ｊ）上
に転入した圧延材（１）を更に隣接する固定部に移乗せ
しめて停止させ、当該リフタ（ｊ）又は固定部隣接のり
フタの上昇により冷却床（ｆ）のレッヘン員）上に移乗
させるのである。そして該レッヘン（→により圧延材（
１）を横方向に１ピツチづつ送りつつ放冷し１反対側の
ランアウトテーブル（ｎ）からシャー（ｇ）へ色搬送さ
れる。

このようにランインテーブル（、）上で圧延材（１）を
停止させるに際し、先行材と後行材の衝突を防止するた
め、走行ラインと停止ラインとを別異とすることが望ま
れることから傾斜ローラ（ｈ）の傾斜を利用して上記ラ
インが別異となるよう構成されているのである。

しかしながら、上記ランインテーブル（ｅ））において
圧延材（１）を所定位置に停止させるためには、傾斜ロ
ーラ伽）からりフタ（ｊ）上に移乗させる位置が重要と
なシ、この位置は圧延材（１）とりフタ（Ｊ）又は固定
部の摩擦制動力によシ左右され、従って圧延材（１）の
寸法及び走行速度により制御されなければならない。

そこで従来はローラ（ｈ）とりフタ（ｊ）間に上下昇降
自在なセパレータω）をリフタＵ上方に設け、セパレー
タφ）が下降している範囲では、圧延材（１）は傾斜ロ
ーラ（ｈ）上を走行し、セパレータ（ｐ）が上昇保持さ
れている範囲でリフタ（ｊ）上に移乗するよう構成し、
上記範囲を変更することにより移乗点を変えて圧延材の
滑走停止距離を制御していた。

しかし、上記セパレータ（ｐ）を設けたものは、ランイ
ンテーブル（、）上方にセパレータ機構（Ｐ）を設ける
ので、それ自身の設備が必要となり、がっ、セパレータ
ω）下方のりフタ（ｊ）及びローラ（ｈ）等の点検・保
守作業性が悪くなると云う問題が発生していた。

５ そこで、本発明は、上記問題点に鑑みて案出されたもの
であシ、従来リフタとセバレータトヲ別体トシて１ｔｆ
ｆていたものを、リフタにセパレータの機能を併せ具備
せしめることにより、装置の簡略化を図った冷却床にお
けるリフタ装置を提供することを目的とする。従って、
その特徴とする処は、傾斜ローラを配設したラインテー
ブルの傾斜下方側の一側に沿って所定長さに分割された
りフタプレートが上下昇降自在に並設され、該プレート
の上昇姿勢で傾斜ローラ上の走行圧延材をプレート背面
で案内搬送し、下降姿勢でプレート上に移乗せしめて圧
延材の走行ラインを別異とするりフタ装置であって、各
プレートは同時移動すべく１の駆動装置に伝動手段を介
して上下動自在に連動連結され、該伝動手段は下降姿勢
のプレートを上昇させるときは駆動装置側からプレート
側へ動力を伝達するが、上昇姿勢から下降させるときは
該動力を伝達しないよう構成されると共に、各プレート
を上昇姿勢で係脱自在に保持するストッパ装置が各プレ
ート毎に独立操作可能に設けられて／Ｆｉｉ６ いる点にある。

以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。

第３・４図に示すものけ、ラインテーブル（１）の横断
面であり、同図におけるＶ−ｖ線断面が第５図に、同Ｎ
−Ｎ線断面が第６図に、同Ｎ−Ｎ線断面が第７図に示さ
れ、第５・６・７図のＩ−１線断面が第３図に、同Ｎ−
Ｎ線断面が第４図に相当する。これらの図において、ラ
インテーブル（１）上には一量−タ（２）で駆動される
傾斜ローラ（３）がラインの長手方向に所定間隔をおい
て多数配設されている。このローラ（３）により圧延材
（４）がライン長手方向に搬送される。

上記傾斜ローラ（３）の傾斜下方の一側に、Ａ列すフタ
装置（５）、固定部＋６１．Ｂ列すフタ装置（７）が２
イン横断方向にこの順序で相隣接して配置されている。

Ａ列すフタ装置（５）は、その上部のりフタプレート（
８）と、該プレート（８）下端を支承するリフタビーム
（９）と、該ビーム（９）に連結されてリフタプレート
（８）を上下動させる伝動手段（１０）と、該伝動手段
（１０）をｌｒａ　　／ 駆動する駆動装置αηと、リフタプレート（８）を上昇
姿勢で保持するストッパ装置（２）とからなり、駆動装
置α力は第８図乃至第１０図に示されている。

第６図に示す如く、リフタプレート（８）とりフタビー
ム（９）はラインテーブル（１）全長にわたって設けら
れ、かつライン長手方向に沿って所定長さに分割されて
おり、１つのりフタビーム（９）上に２つのりフタプレ
ート（８）が固定されている。各リフタビーム（９）の
両端部下面には前後一対のブラケット０が下役され、該
ブラケット０３に夫々ビン０４を介して昇降レバー０６
の一端が回動自在に枢結されている。

昇降レバーα瞳はへの字形に成形され、その屈曲部がテ
ーブルフレームαＧに支架された固定支軸ａηに上下回
動自在に枢支され、該レバー０６の他端は下方に垂下し
ている。

更に上記固定支軸ｔＪ７′ｌには、第３図に示すように
、昇降レバーＱ場の枢支部を抱くように動力伝達レバー
吐の上端部が回動自在に枢結されている。この動力伝達
レバー（＋８１の下端は、ラインテーブル（１）全ノｒ
ａ６ 特開昭５９−４９１３（３） 長にわたって・横設された往復運動自在な連結杆的に回
動自在に枢結されている。

上記昇降レバー０［９の下端部は動力伝達レバー吐の中
途部前面に接離自在に係合する接当面■に形成されてい
る。

しかして、上記昇降レバーαυ、動力伝達レバーα８）
及び連結杆ａ９により、前記伝動手段（１０）が構成さ
れている。

前記駆動装置Ｑ◇は第８図乃至第１０図に示す如く、電
動機（２１）と、該電動根伐１）にギヤカップリング固
を介して連結された減速機（４））と、減速機（２３）
の出力軸に設けられたクランファームレ（１）と、該ア
ーム例に連結されたコンロッド（社）と、該コンロッド
（２５）に連結された駆動レバー（２６）とから成る。

前記駆動レバー嶽の上端は、前記固定支軸αηと同一レ
ベルに設けられた支軸（２ηに回動自在に枢結され、同
しバー翰の下端が前記連結杆ａ９に回動自在に枢結され
ている。

しかして、駆動装置（ロ）によシ伝動手段（ｌＯ）の連
結杆α９が往復動し、これによシリフタプレート（８）
が＆９ 上下動する。即ち、第６図において、連結杆００が左方
向に移動することにより、動力伝達レバーＱネが左方向
に回動し、該動力伝達レバー０８）の中途部前面に接当
する昇降レバーＱｅが同図仮懇線で示す如く同行回動し
、リフタプレート（８）を上昇させる。

連結杆ａ９が右方向に移動する場合は、動力伝達レバー
帖と昇降レバー０６は接当面ｊを介して接当しているだ
けであるから、動力伝達レバー０８）から昇降レバー０
０には動力が伝達されず、リフタプレー）　＋８）　＃
−１その自重により、動力伝達レバー０８）の回動に同
調して下降する。

上記リフタプレート（８）の上下動に際し、該プレー）
（８）の下降を阻止するために設けられているのが前記
ストッパ装置＠である。

該ストッパ装置（２）は、第６図仮想線で示すリフタプ
レート（８）上昇姿勢にある昇降レバーＯＱの上端下面
に入シ込んで、同昇降レバーαＱの下方回動を阻止すべ
く設けられ九回動自在なロックレバ−＠目と、該ロック
レバー怒を固着し九回動自在なロツ／ｆｌｉｌＯ されたアーム００）と、該アーム（３０）の一対を連結
するタイロッド（３１）と、一方のアーム倒に連結され
たエヤシリンダ（９）とからなる。上記一対のアーム０
０）とは１つのりフタビーム（９）Ｋ対応するものであ
り。

従ってエヤシリンダ（ハ）はりフタを上昇保持させる範
囲のビーム数と同数あり、各エヤシリンダ（９）は独立
操作可能に設けられている。このエヤシリンダ（３２の
伸縮により、ロックレバ−（２８１が上昇姿勢の昇降レ
バーａＱに係脱自在に係合し、昇降レバーＯｆ９の回動
を防止し、リフタプレート（８）の下降を阻止する。こ
の様に昇降レバーＯ→をロックしても、昇降レバーＱｌ
と動力伝達レバー０８）とけ固定されていないので、動
力伝達レバー（１８１け連結杆０９に連動して独自に回
動可能である。

上記の如く上下動自在なりフタプレート（８）は、第３
図に示す如く、下降姿勢においてその上面が傾斜ローラ
（３）の上面延長線下に位置し、傾斜ローラ１Ｂ＋上を
走行する圧延材（４）をリフタプレート（８）上面に転
入可能としている。このリフタプレート（８）前述の固
定部（６）側面とに摺接滑走するよう、前記固定部（６
）は下降姿勢のりフタプレーＦ（８）上面より突出する
よう設けられ、且つリフタプレー）　＋８＋上面は固定
部（６）側に下傾している。

第３図仮態線で示す如く、リフタプレート（８）の上昇
姿勢では、該プレート（８）上面は傾斜ローラ（３）の
上面より上方で且つ固定部（６）の上面より上方に位置
し、傾斜ローラ（３）上の走行圧延材（４）は上昇姿勢
のりフタプレート（８）側面を摺動すると共に、リフタ
プレート（８）上の圧延材（４）は固定部（６）上に転
入し、上昇姿勢の８列リフタ装置（７）側面を摺動する
。

この８列リフタ装置（７）は、第７図に示す如く。

その上部のりフタプレート＠３）と、該プレート（３３
１下部を支承するリフタビーム（財）と、該ビーム（財
）ニ連結されてリフタプレート＠３）を上下動させる伝
動手段の５）と、該伝動手段（３６）を駆動する駆動装
置（鯛とからなり、この駆動装置（８６）は第８・９・
１０図に示されている。このリフタプレート瞥、リフタ
ビームい荀及び駆動装置国の構成は、Ａ列すフタ装置（
６）のものと略同−である。伝動手段＠ｂ）は動力伝達
レバー＠ηと連結杆（３８）からなり、動力伝達レバー
（３７）はＡ列すフタ装置（５）の固定支軸ａ力と同一
支軸Ｑηに回動自在に枢支され、同レバー０力の上端は
ブラケット０９）を介してリフタビーム（３４Ｊに、同
下端は連結杆体８に枢結されている。従って、８列リフ
タ装置（７）のりフタプレート（３３）は連結杆（３８
）の往復動に連動して上下動し、Ａ列すフタ装曹ｉ５）
のようにリフタプレートを上昇姿勢で保持するストッパ
装置は設けられていない。この８列リフタ装置（７）は
、Ａ列すフタ装置（６）から固定部（６）上面に転入し
てきた圧延材（４）を、リフタプレー）　（３３１下降
姿勢によりその上面に移乗せしめ、同リフタプレート（
３３）の上昇により冷却床−のレッヘン同上に搬入する
ものである。

上記構成の本発明の実施例によれば、第１１図に示す如
く、圧延後１分割機で分割された圧延材（４）を冷却床
（４０）へ取り込む際、後続材１４）との間隔（／＞を
長くすると取込みが容易となるので１分割後のラインテ
ーブルｆ１）の搬送速度（Ｖ、）は、分割前の速度α、
）より若干速く設定されている。圧延材（４）の長さを
もとすると分割サイクル（ｔＩ）はｓ　”ｒ　”　Ｌ／
Ｖ＠１３ となる。

一方その間、分割された圧延材（４）の進む距離はＶ、
ｔｌであるから、材料間隔（１）は、ｌ＝Ｖ、ｔ、−Ｌ
＝ＣＶ＊　　Ｖ＋　”）　ｔＩとなる。例えば、ｖｘ＝
　１６．５　ｍ／ｓｅａ　。

Ｖｌ　＝　１５　ｍ／ｓｅｃ　、　Ｌ　＝　１０５　ｍ
とすると、ｔｓ　＝　７　ｓｅｃ。

ｌ　＝　１０．５　ｍとなる。

そして、分割直後の圧延材（４）はラインテーブル＋１
１上では、傾斜ローラ（３）上とＡ列すフタプレート（
８）側面で案内搬送されるように、Ａ列すフタプレー）
［８）は所定範囲（ｕ）にわたって上昇姿勢が保持され
ている。即ち、この所定範囲（匂ではストッパ装置（２
）が作動し、ロックレバ−瞥により昇降レバーＯＱが上
昇姿勢でロックされている。この所定範囲（ｕ）以外の
Ａ列すフタプレート（８）は、ストッパ装置（６）が作
動していないので駆動装置ａ力により伝動手段（１０）
を介して所定周期で上下動を行なっている。

この上下動を行なっているＡ列すフタプレート（８）の
下降により、傾斜ローラ（３）上の圧延材（４）はりフ
タプレート（８）上面に移乗し、リフタプレート（８）
上面を滑りつつ該プレート（８）の上昇により固定部轟
　１４ （６）上面に転入し、固定部（６）上面と上昇姿勢の３
列リフタプレー）　＠３）側面とで摺接制動され、冷却
床−の側部所定位置に停止する。この圧延材（４）の滑
−Ｖ″ 定停止距離（急は”　　”２ｙｔｔ（ｐｔｄ摩擦係数）
７計算される。

そして上記停止した圧延材（４）は、周期的に上下動し
ている８列リフタプレート（３３）によりレッヘン（４
１１上に移乗させられる。

この様に、走行圧延材（４）は予め惣定した冷却床−側
部の搬入停止位置から滑走距離（Ｓ）手前に到達したト
キ、Ａ列すフタプレート（８）上に移るべく。

所定範囲（匂にわたってはＡ列すフタプレート（８）を
上昇姿勢で保持せしめ、当該範囲（ｕ）以外のＡ列すフ
タプレート（８）を上下動せしめ、先行圧延材（４）は
Ａ列すフタプレート（８）上へ、後続材（４）は傾斜ロ
ーラ（３）とプレート叉８）側面で直進するよう走行ラ
インを別異としているので、先後材の衝突が防止され冷
却床（４０）への円滑な搬入が確保できる。尚、この乗
りうつりに活用できる時間は、後続材（４）が！進んだ
時間内である。

以上のように、圧延材（４）の走行ラインを別異とする
に際し、従来のようにリフタ装置とは別体でリフタ装置
上にセパレータを設けることなく、リフタ装置（６）を
もってセパレータ機能を併せ具備せしめているので、装
置が簡略化され、しかもＡ列すフタ装置（６）の伝動手
段＋ＩＯ＋を動力伝達レバー＝Ｑｇと昇降レバー６時に
分割し、昇降レバーＯＱをロックするストッパ装置＠を
設けるようにしだので、Ａ列及び３列リフタ装置＋５１
　＋７＋を共に基本的に同形で構成することができる。

尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
伝動手段としては、回転する連結杆にカムを設け、該カ
ムによシ上下動する動力伝達杆によりリフタプレートを
昇降自在とし、リフタプレートの上昇姿勢を保持するス
トッパ装置としては。

ソレノイド等で作動するロック片又は挾持部材によりそ
の上昇姿勢を保持するものであってもよい。

以上詳述した如く、本発明によれば、リフタプレートの
上下動で走行圧延材の走行ラインを切換えるようにした
ので、従来のセパレータ装置が不要となり構造簡単かつ
保守点検が容易となる。また、同一方向のみにしか動力
を伝達しない伝動手段と、ストッパ装置とからりフタプ
レートを保持する構成としだので、リフタ装置をリフタ
保持装置のない所と基本的に同形に構成することができ
、構造簡単となる等、実用に供して多大の効果を発揮す
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は圧延ラインを示す概略平面図、第２図は冷却床
の断面図、第３図は本発明の実施例を示す断面図であり
第す・ら・７図のＩ−１線断面に相対し、第４図は同Ｉ
Ｖ−ｆｆ線断面図、第５図は第３・４図のｖ−ｖ線断面
図、第６図は同■−■線断面図、第７図は同■−■線断
面図、第８図は駆動装置の平面図、第９図は同側面図、
第１０図は第８図ｘ−Ｘ線断面図、第１，１図は作用説
明用の平面図である。 ［ｌｌ・・・ラインテーブル％（３）・・・傾斜ローラ
、（４）・・・圧延材、（８）・・・リフタプレー）　
、＋１０１・・・伝動手段、Ｏｐ・・・駆動装置、（２
）・・・ストッパ装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　傾斜ローラを配設したラインテーブルの傾斜下方側
   の一例に沿って所定長趨に分割さ′れたリフタプレート
   が上下昇降自在に並設され、該プレートの上昇姿勢で傾
   斜ローラ上の走行圧延材をプレート背面で案内搬送し、
   下降姿勢でプレート上に移乗せしめて圧延材の走行ライ
   ンを別異とするりフタ装置であって、各プレートは同時
   移動すべく１の駆動装置に伝動手段を介して上下動自在
   に連動連結され、該伝動手段は下降姿勢のプレートを上
   昇させる−ときは駆動装置側からプレーＦ側へ動力を伝
   達するが、上昇姿勢から下降させるときは１動力を伝達
   しないよう構成されると共に、各プレートを上昇姿勢で
   係　　１脱自在に保持するストッパ装置が各プレート毎
   ２ λ　伝動手段は、駆動装置により往復運動する連結杆と
   、該連結杆と固定支軸とに回動自在に枢結された動力伝
   達レバーと、前記固定支軸とりフタプレーＦとに回動自
   在に枢結され動力伝達レバーの一方向回動で同行回動す
   べく動力伝達レバーに係脱自在忙接当する昇降レバーと
   からなり、ストッパ装置は、リフタプレート上昇姿勢に
   おいて昇降レバーに係脱自在に係合してその回動を防止
   するロックレバ−と、核ロックＶバーを回動操作するシ
   リンダ装置とからなることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のりフタ装置。