JPS5948082B2 - スライドフアスナ−用務歯列の製造方法 - Google Patents

スライドフアスナ−用務歯列の製造方法

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JPS5948082B2
JPS5948082B2 JP55094895A JP9489580A JPS5948082B2 JP S5948082 B2 JPS5948082 B2 JP S5948082B2 JP 55094895 A JP55094895 A JP 55094895A JP 9489580 A JP9489580 A JP 9489580A JP S5948082 B2 JPS5948082 B2 JP S5948082B2
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JP
Japan
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fastener
cloth piece
cavity
connecting cloth
sides
Prior art date
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Application number
JP55094895A
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English (en)
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JPS5752401A (en
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勝 本吉
清 竹島
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YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Yoshida Kogyo KK filed Critical Yoshida Kogyo KK
Priority to JP55094895A priority Critical patent/JPS5948082B2/ja
Publication of JPS5752401A publication Critical patent/JPS5752401A/ja
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  • Slide Fasteners (AREA)
  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成樹脂製の個々の務歯が、上下の脚部にお
いて、隣接する務歯と、連結布片によって一連に連綴さ
れているスライドファスナー用務歯列の製造方法に関す
るものであり、成形される合成樹脂製の務歯に対し常に
均斉な正確な位置を保持して連結布片を配置することが
できる製造方法を提供することを目的としている。
この種のスライドファスナー用務歯列の製造方法として
は、例えば特開昭54−161439号公報に示される
如きものが提案されているが、個個の務歯を連綴する素
材として梯子状構造の経編メリヤステープを利用してい
るため、該メリヤステープの編成並に務歯成形装置への
導入に際し、該メリヤステープに変形が生じやすく、こ
のメリヤステープの形状、位置の規正に、方法的にも装
置的にも困難が伴ない、製造される務歯列の品質の面か
らも均斉な構造とする点に技術的な困難を伴なうもので
あった。
本発明は、特許請求の範囲に記載する構成とすることに
より、上述の如き困難性を除去し、容易に均斉な正確な
品質の務歯列を得られるようにしたものである。
以下図示例についてその構成を説明する。
本発明によって得られるスライドファスナー用の務歯列
1は、第9図、第10図に示される構造であり、個々の
務歯2は第8図に示されるよう直杆状の合成樹脂製の務
歯素材3を第10図に示されるようU曲させることによ
り成形され、個々の務歯2は、上下の脚部4,5におい
て、隣接する務歯6と連結布片7によって一連に連綴さ
れている。
本発明方法は、第1工程として前述の連結布片7を作り
、続いて第2工程として務歯成形装置により連綴された
務歯素材3を成形するものであり、更に第3工程として
個々の務歯素材3をU曲させてスライドファスナー用の
務歯列1とする手段の付加によりスライドファスナー用
務歯列が完成されるものである。
上述の第1工程としての連結布片7の製作工程は次の如
き構成である。
即ち、第1図に示すごとく、成形されるべき直杆状の合
成樹脂製の務歯素材3の長さLに相応する幅Wを有する
よう熱可塑性合成繊維糸で織製された布帛テープ8に、
第2図に示されるよう四角形状の窓穴9を、作るべきス
ライドファスナー用務歯列1の務歯ピッチPに相当する
ピッチで超音波加工等により溶断して連設し、その窓穴
内周縁9′を、布帛テープ構成繊維たる前記熱可塑性合
成繊維の自己溶着能により溶融させ凝固させるものであ
る。
上述の実施例は布帛テープ8が織布とされているか編布
であってもよいことは勿論である。
以上の工程により、布帛テープ8は、第2図に示される
ように、両側辺10,11と、この両側辺10,11と
直交する連結辺12,13,14・・・よりなる梯子状
構造の連結布片7とされる。
上述の連結布片7は、第2工程として、第3図に示され
る務歯成形装置15に導入され、務歯素材3の成形が行
なわれる。
第2工程としての務歯素材3の成形工程は、第3図乃至
第7図に示される如き務歯成形装置を用いて行なわれる
即ち、第6図、第7図に示される如き務歯素材3の成形
用の長溝状のキャビティ16を、周面方向に前述のピッ
チPで列設した筒状の金型1Tに、熱可塑性合成樹脂の
押出機18に連通ずるホットランナタイプの固定金型1
9を密接させ、また金型17に臨ませて前述の連結布片
7の供給用のガイドドラム20を付設すると共に、筒状
の金型17の矢印(イ)で示す回転方向における固定金
型19より前方位置に、冷却装置21と、成形品の剥離
装置22と、成形された務歯素材3を第10図に示され
るようにU曲させるU曲装置23とを配設し、前述のガ
イドドラム20によって連結布片7を金型17のキャビ
ティ16内に供給し、連結布片7の供給されているキャ
ビティ16内に熱可塑性合成樹脂を押し出し、第6図、
第8図に示されるよう務歯素材3を成形し、次いで第1
0図に示されるようにU曲されてスライドファスナー用
務歯列またらしめるものである。
ガイドドラム20は第4図、第5図に示されるように、
周面24に、連結布片7の窓穴9に合致する形状の膨隆
部25,26・・・が、窓穴9のピッチと同一のピッチ
P′で突設されており、ガイドドラム20の第3図中矢
印(B)で示す方向の積極駆動により、第4図、第5図
に示されるように、正確な姿勢とタイミングで連結布片
7は筒状の金型17の周面に導入される。
本発明では、上述のガイドドラム20を利用し、連結布
片7を、第6図、第7図に示されるよう金型17のキャ
ビティ部27に導入するものである。
即ち、連結布片7の両側辺10,11を、長溝状のキャ
ビティ16の両端寄り位置において、該キャビティ16
と直交させ、連結辺12,13゜14・・・を該キャビ
ティ16内に、その長さ方向に沿って配置させるもので
ある。
次いで、固定金型19の樹脂通路28から熱可塑性合成
樹脂を押し出し、キャビティ16内に充満させることに
より務歯素材3を成形するものである。
このとき、樹脂通路28をキャビティ16の中心部に臨
ませておくことにより、合成樹脂の押し出し圧のため連
結辺12,13,14・・・は、第7図に示されるよう
にキャビティ16の中心方向に向って撓曲し務歯素材3
内に深く埋設された構造となる。
上述のごとく、キャビティ16内に合成樹脂が押し出さ
れ、務歯素材3が成形されつトある金型17は、矢印(
イ)方向の回転により、該キャビティ16が冷却装置2
1で冷却され、合成樹脂が固化され、ついで剥離装置2
2で成形、固化された務歯素材3がキャビティ16内か
ら取り出され、第6図中符号Cで示される部分、および
第8図に示される形状とされる。
この符号Cで示される部分の形状の務歯素材3群は、次
いでU曲装置23により、第10図に示される務歯形状
とされる。
第8図および第10図において符号29,30で示され
る凹溝は、第9図、第10図に示されるように、成形さ
れた務歯列1を、ファスナーテープ31に、該テープ3
1の構成糸32を以って固定する際の固定糸33,34
を配置するための凹溝であり、図示実施例では、構成糸
32は、連結布片7の両側辺10.11と固定糸33.
34と交叉する組織により務歯列1をファスナーテープ
31に固定している。
第1図、第2図に示される実施例では、連結布片7は、
織布により構成され両側辺10,11は、補強経糸を用
いた膨隆条体とされているが、この構造は例えば、第1
1図に示される如き複合構造としてもよい。
第11図に示す実施例は、扁平な織布よりなる布帛テー
プに、第2図に示すものと同じく窓穴35を形成して、
両側辺36,37および連結辺38 、39・・・を有
する連結布片40を構成したのち、両側辺36.37上
に、ウエール41,42および43,44を有する細幅
線テープ45 、46を重ねて縫着47,48t、、両
側辺36.37部分を膨隆条化したものである。
この第11図に示す実施例では、細幅線テープ45.4
6の存在により、務歯素材3中に埋め込まれるとき、溶
融した合成樹脂が該テープ45゜46内に良好に浸透す
るので、連結布片40と合成樹脂部分との結合がより強
力となるものである。
第12図は、連結布片の別の実施例を示しており連結片
49は、長さ方向両側に、補強経糸を用いた膨隆条体が
各2本設けられ、これ等の膨隆条体が、側辺50,51
,52,53を形成し、各側辺間に窓穴54,55,5
6が溶断、連設され、連結片57,58が形成されたも
のである。
第13図は、第12図に示される連結布片49を使用し
て成形した務歯59とファスナーテープ60との固着構
造を示す断面図であり、ファスナーテープ60の構成糸
たる緯糸61が、前述の連結布片49の側辺50乃至5
3と直接交叉し、織物組織を形成することにより、務歯
59をファスナーテープ60に固定している構造を示し
ている。
なお、第9図、第10図或は第13図で示す実施例では
、得られた務歯列を織成手段によってファスナーテープ
31或は60に固着しているが、この固着は編成手段で
あっても、或は縫着手段であってもよいことは勿論であ
る。
本発明は、以上説明した構成、作用のものであって、務
歯の中に埋め込まれ、隣接する務歯同士を連結する連結
布片が、布帛テープに四角形状の窓穴を溶断し、連設す
ると云う手段によって形成されているので、該連結布片
の両側辺、連結辺が、常に均斉な構造、形状に成形でき
、従って該連結布片を成形される合成樹脂製の務歯列に
対し、常に均斉な、正確な位置に配置し、埋め込みうる
効果を奏する。
また連結布片の四角形状の窓穴の内周縁を、布帛テープ
構成繊維の自己溶着能で溶融凝固させるので、連結布片
としての形状が固定され、型部れを生ずることなく、ま
た糸のほつれ等も生ずることなく、整然とした状態で務
歯内に埋設、配置させることができ、また務歯成形装置
への導入に当り、位置の規正或は導入操作を容易ならし
める効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は布帛テープの1例の拡大斜面図、第2図は連結
布片の拡大斜面図、第3図は務歯成形装置の1例の略示
側面図、第4図はガイドドラムの拡大斜面図、第5図は
ガイドドラムと連結布片との係合状態を示す拡大平面図
、第6図はキャビティと連結布片と務歯素材との位置関
係を示す拡大平面図、第1図はキャビティ部分の拡大縦
断面図、第8図は成形直後の状態における務歯素材と連
結布片との構造関係を示す拡大斜面図、第9図はファス
ナーテープに固着された務歯列を示す拡大平面図、第1
0図は第9図中X−X線断面図、第11図は連結布片の
別の実施例の拡大斜面図、第12図は、更に異なる実施
例たる連結布片の拡大斜面図、第13図は、第12図に
示される連結布片を使用した務歯列の固着構造を示す拡
大断面図である。 1・・・・・・務歯列、2・・・・・・務歯、3・・・
・・・務歯素材、7・・・・・・連結布片、8・・・・
・・布帛テープ、9・・・・・・窓穴、91・・・・・
・窓穴内周縁、10,11・・・・・・両側辺、12゜
13.14・・・・・・連結辺、16・・・・・・キャ
ビティ、L・・・・・・務歯素材の長さ、W・・・・・
・布帛テープの幅。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 成形されるべき直杆状の合成樹脂製務歯素材の長さ
    に相応する幅を有する布帛テープに、四角形状の窓穴を
    務歯列の務歯ピッチに相当するピッチで溶断連設し、該
    窓穴内周縁を、布帛テープ構成繊維の自己溶着能により
    溶融・凝固させ、両側辺と直交する連結辺とよりなる梯
    子状の連結布片を形成したのち、この連結布片を、務歯
    素材成形用の金型のキャビティ部に導入し、連結布片の
    両側辺を長溝状のキャビティの両端寄り位置に、該キャ
    ビティと直交させて配置し、連結布片の連結辺を長溝状
    キャビティ内に、その長さ方向に沿って配置し、次いで
    合成樹脂による務歯素材の成形を行なうことを特徴とす
    るスライドファスナー用務歯列の製造方法。
JP55094895A 1980-07-11 1980-07-11 スライドフアスナ−用務歯列の製造方法 Expired JPS5948082B2 (ja)

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