JPS5948057B2 - 環状フッ化炭化水素系化合物の重合方法 - Google Patents
環状フッ化炭化水素系化合物の重合方法Info
- Publication number
- JPS5948057B2 JPS5948057B2 JP15596678A JP15596678A JPS5948057B2 JP S5948057 B2 JPS5948057 B2 JP S5948057B2 JP 15596678 A JP15596678 A JP 15596678A JP 15596678 A JP15596678 A JP 15596678A JP S5948057 B2 JPS5948057 B2 JP S5948057B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glow discharge
- fluorocarbon compounds
- polymerizing cyclic
- polymerizing
- cyclic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は環状フッ化炭化水素系化合物の重合方法に関す
るものである。
るものである。
ヘキサフルオロシクロプロパン、オクタフルオロシクロ
ブタン等の環状フッ化炭化水素系化合物は安定性がよく
、溶液重合、懸濁重合等の従来公知の重合方法では重合
できなかつた。
ブタン等の環状フッ化炭化水素系化合物は安定性がよく
、溶液重合、懸濁重合等の従来公知の重合方法では重合
できなかつた。
本発明の目的は環状フッ化炭化水素系化合物の重合体を
容易に製造しうる重合方法を提供することにある。
容易に製造しうる重合方法を提供することにある。
即ち本発明の要旨はガス状の環状フッ化炭化水素系化合
物を真空グロー放電下で重合せしめることを特徴とする
環状フッ化炭化水素系化合物の重合方法に存する。
物を真空グロー放電下で重合せしめることを特徴とする
環状フッ化炭化水素系化合物の重合方法に存する。
本発明において使用される環状フッ化炭化水素系化合物
としては、たとえばヘキサフルオロシクロプロパン、オ
クタフルオロシクロブタン、ヘキサフルオロシクロブテ
ン、モノクロロヘプタフルオロシクロブタン等があげら
れる。
としては、たとえばヘキサフルオロシクロプロパン、オ
クタフルオロシクロブタン、ヘキサフルオロシクロブテ
ン、モノクロロヘプタフルオロシクロブタン等があげら
れる。
本発明においては上記環状フッ化炭化水素系化合物の気
体を真空になされた反容容器に供給し、真空グロー放電
することによつて重合される。
体を真空になされた反容容器に供給し、真空グロー放電
することによつて重合される。
グロー放電は公知の任意の方法でなされればよく、たと
えば2枚の電極が5〜40鵞罵間隔で相対せしめられた
反応容器内を真空にした後ガス状の環状フッ化炭化水素
系化合物を供給して0.01〜100mmH9に保ちつ
つ、電極に直流若しくは交流の電圧、又は高周波若しく
はマイクロ波を印加し、真空グロー放電することにより
、上記環状フッ化炭化水素系化合物をプラズマ化せしめ
ながら重合体を得ることができる。又、真空脱気されて
いる容器にヘリウム、アルゴン等の不活性ガスを導入し
、プラズマ化不活性ガス気流を形成せしめた後、上記環
状フッ化炭化水素系化合物を容器内に導入しプラズマ気
流に接触させることにより、重合体を得ることもできる
。本発明の重合方法は上述の通りであり、容易にフィル
ム状、粉末状、粒状の環状フッ化炭化水素系化合物の重
合体が得られ、得られた重合体は軟化点が非常に高く、
400℃においても溶融流動せずかつ劣化しない。
えば2枚の電極が5〜40鵞罵間隔で相対せしめられた
反応容器内を真空にした後ガス状の環状フッ化炭化水素
系化合物を供給して0.01〜100mmH9に保ちつ
つ、電極に直流若しくは交流の電圧、又は高周波若しく
はマイクロ波を印加し、真空グロー放電することにより
、上記環状フッ化炭化水素系化合物をプラズマ化せしめ
ながら重合体を得ることができる。又、真空脱気されて
いる容器にヘリウム、アルゴン等の不活性ガスを導入し
、プラズマ化不活性ガス気流を形成せしめた後、上記環
状フッ化炭化水素系化合物を容器内に導入しプラズマ気
流に接触させることにより、重合体を得ることもできる
。本発明の重合方法は上述の通りであり、容易にフィル
ム状、粉末状、粒状の環状フッ化炭化水素系化合物の重
合体が得られ、得られた重合体は軟化点が非常に高く、
400℃においても溶融流動せずかつ劣化しない。
又耐溶剤性、耐薬品性、耐候性、電気絶縁性等が非常に
良く、電気絶縁材料、表面保護材料等に好適に使用され
る。次に本発明を実施例で説明する。
良く、電気絶縁材料、表面保護材料等に好適に使用され
る。次に本発明を実施例で説明する。
実施例 1
2つのガス導入口、吸引口及び電極の設けられた反応容
器にアルミニウム板を供給し、吸引口から真空ポンプを
吸引し、反応容器内を104lHθに減圧した。
器にアルミニウム板を供給し、吸引口から真空ポンプを
吸引し、反応容器内を104lHθに減圧した。
次に1つのガス導入口からアルゴンガスを分圧がO、0
5m2Hθになるように又他のガス導入口からオクタフ
ルオロシクロブタンガスを分圧がO、1nHgになるよ
うに注入し、電極に13.56MH2の高周波電界を出
力120Wで印加して10分間グロー放電した。グロー
放電終了後アルミニウム板を取り出したところ、表面に
オクタフルオロシクロブタンの重合体が付着していた。
5m2Hθになるように又他のガス導入口からオクタフ
ルオロシクロブタンガスを分圧がO、1nHgになるよ
うに注入し、電極に13.56MH2の高周波電界を出
力120Wで印加して10分間グロー放電した。グロー
放電終了後アルミニウム板を取り出したところ、表面に
オクタフルオロシクロブタンの重合体が付着していた。
付着物をナイフでかきとり、アセトン、ジメチルホルム
アミド及びフレオン一TF(三井フロロケミカル社製)
に供給したがいずれも溶解しなかつた。
アミド及びフレオン一TF(三井フロロケミカル社製)
に供給したがいずれも溶解しなかつた。
実施例 2
実施例1で使用した反応容器にアルミニウム板を供給し
1計311!H9に減圧した後、1つのガス導入口から
アルゴンガスを0.05鰭H9になるように、又他のガ
ス導入口からヘキサフルオロシクロプロパンガスを0.
5H9になるように注入し、電極に13.56MHzの
の高周波電界を出力150Wで印加して25分間グロー
放電した。
1計311!H9に減圧した後、1つのガス導入口から
アルゴンガスを0.05鰭H9になるように、又他のガ
ス導入口からヘキサフルオロシクロプロパンガスを0.
5H9になるように注入し、電極に13.56MHzの
の高周波電界を出力150Wで印加して25分間グロー
放電した。
グロー放電終了後アルミニウム板を取り出したところ表
面にヘキサフルオロシクロプロパンの重合体が付着して
いた。
面にヘキサフルオロシクロプロパンの重合体が付着して
いた。
付着物をナイフでかきとり、アセトン、ジメチルホルム
アミド及びフレオン一TF(三井フロロケミカル社製)
に供給したがいずれも溶解しなかつた。
アミド及びフレオン一TF(三井フロロケミカル社製)
に供給したがいずれも溶解しなかつた。
Claims (1)
- 1 ガス状の環状フッ化炭化水素系化合物を真空グロー
放電下で重合せしめることを特徴とする環状フッ化炭化
水素系化合物の重合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15596678A JPS5948057B2 (ja) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | 環状フッ化炭化水素系化合物の重合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15596678A JPS5948057B2 (ja) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | 環状フッ化炭化水素系化合物の重合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5580427A JPS5580427A (en) | 1980-06-17 |
JPS5948057B2 true JPS5948057B2 (ja) | 1984-11-24 |
Family
ID=15617423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15596678A Expired JPS5948057B2 (ja) | 1978-12-13 | 1978-12-13 | 環状フッ化炭化水素系化合物の重合方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5948057B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5539059A (en) * | 1988-09-28 | 1996-07-23 | Exfluor Research Corporation | Perfluorinated polyethers |
US5506309A (en) * | 1988-09-28 | 1996-04-09 | Exfluor Research Corporation | Perfluorinates polyethers |
-
1978
- 1978-12-13 JP JP15596678A patent/JPS5948057B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5580427A (en) | 1980-06-17 |
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