JPS5947490A - プレ防食を施こした係留用平行線ケ−ブル - Google Patents

プレ防食を施こした係留用平行線ケ−ブル

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JPS5947490A
JPS5947490A JP57157425A JP15742582A JPS5947490A JP S5947490 A JPS5947490 A JP S5947490A JP 57157425 A JP57157425 A JP 57157425A JP 15742582 A JP15742582 A JP 15742582A JP S5947490 A JPS5947490 A JP S5947490A
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鈴木 嘉秋
東 義
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  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は平行線ケーブルに関し、史に詳しくはプレ防食
被覆を持つ海洋構造物係留用平行線ケーブルに係るもの
である。
近年、石油開発関係をはじめ、海洋に於ける構造物が多
く建設されるようになって来ている。これら海洋構造物
の多くは曲成に杭を拐込み、これを基礎として、構造物
を支えるノj法が採用さノシているが、構造物を適時移
動させる必要のある場合−や、水深が深い場所に設置す
る場合、係留索を使用して構造物を固定する方法が多く
採用されるイ頃向がある。
今まで、係留索としては主としてチェーンや撚り線ロー
プが採用されてきている。しかし、チェーンは防食が困
難であるので長期の耐久性は望めない。従って、長期1
(111久性が安水される用途にjd殆んどプレ防食を
施こした撚り1陣ロープか1系留索として使用される様
になってきている。撚り線ロープの種類としては、ロツ
クトローゾ、ス・Sイラルローヲ゛、ストランドローゾ
等があるが、その・)中性係数の点で、従来から橋梁用
(・こ使用さJIている平行線ケーブルより劣っている
。−方、ゝF ’(−1惺1r−プルはリールに巻き取
った状態−Cり一−ブルの断面形状が大きく変形するの
で、プレ防食が難かしく現在未だ画用構造物の係留索と
して採用されていない。
平行線ケーブルは、一般に高張〕J鋼課の表向に防錆処
理を施こした直径5〜7關の木組を数十率から数百本を
束ねて両端部を固定したものである。
その長さは使用目的によって数mから数千mまでのもの
も製作できる。この平行線ケーブルは吊橋のケーブルと
して多く採用されているものであって、通常は吊橋架設
後ケーブルに張力が入り、ケーブル断面形状が変化しな
くなった時点で、ケーブルに沿って足場を設けて防食被
覆施工をするものであるが、本発明者らは架設現場での
ケーブル防食工事を省略し、架橋工期を短縮せしめるこ
とが可能なプレ防食平行線ストランドケーブルを特願昭
57−47610号として別途提案している。
そこで本発明等はその後も研究を進め、かかるプレ防食
平行線ストランドケーブルの技術と海洋構造物の係留用
にも適用可能かどうかについて検討を行なった。
第1図と第2図は、この様な海洋構造物の係留索の使用
態様例を示すものであって、第1図の場合ハテンション
レグプラットホーム方式といわれるもので海面11上に
設けられたト部構造物2を海面11下の浮力調整構造物
4で支持すると共に、該構造物4を係留索6を介j〜て
t;σ底1に係留′j−るものである。また第2図の」
場合はガイドタワ一方式といわれているもので、海面1
1上に設けられた上部構造物2を上部構造物を支えるタ
ワー5により海底1より支持すると共に、係留索ろによ
り一ト部構造2の転倒を防市するものである。
これらの図からも理解できる髄に、係留索6は、その一
部又は全体が?1σ面11下に浸った状態で使用される
もので、使用環境としては、届食の激げしい条件であり
、数十年の耐久性が要求される1糸留索には当然側等か
の防食対采を必要とするものである。しかも、吊橋の場
合と異なりケーブルを設置後、防食被覆施工をすること
は小dJ能である。
従って、平行線ケーブルの製造り場でケーブルの防食施
工を完了し、リールに巻敗って3癲:1”鳴所)で輸送
を行い、使用に供する事が出来なければ1′行繕ケーブ
ルの利点を係留索として活ずことd、出来ない。
平行線ケーブルは撚り線ロープと異なり、その特性上、
リールに巻き取る時の様にケーブルが湾曲すると必然的
にケーブルの断面形状は変形せざるをえない。湾曲率を
小さくするとその変形率も小さくて済むが、輸送時交通
」二、運搬可能なリール径にしなくてはならないという
制限があるので変形率も大きくなる。この様な理由で、
撚り線ロープと同様にプレ防食を施こしても、リール巻
き時ケーブル断面形状の変化で防食層が破壊されるので
係留索としては用いられていなかったものである。本発
明は上記の点に鑑み、これらの諸問題点を解消し、平行
線ケーブルを海洋Ii4造物の係留索として使用可能と
する為にケーブル製作工場内で防食被覆施工を行い、リ
ールに巻き取った状態でも、防食被覆層が破壊されない
様に特定の条件を選び長期耐久性のちる防食被覆を施こ
したプレ防食平行線ケーブルを提供することを可能とし
だものである。
即ち、本発明は素線間に防錆材料を密に充填した平行線
ケーブル表面にケーブルの断面形状拘束用バンドを取付
けた後に、ケーブルが湾曲した時に生じるケーブルの断
面形状変形を吸収する作y11を有する弾性体を内層と
し、その外層として40μ〜5 mm厚の金属層と20
μ〜8mm1ツのプラスディック層を組合せた被覆を1
1…える事を肪酸とするプレ防食を施こした係留用−平
行線ケーブルである。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明に用いる平行線ケーブルの素線はil+!、鉛又
はアルミメッキを施こしたものか、又d、ν〕つき上に
更にプラスティックコーチインクを行ったものを使用す
る。この素裸の防錆処Jlljは偶発的に1(ツノ食被
覆層が破壊されでも、短期間で木組がlla * f+
l幻1j丁を起さない為に必要である。
これら素線を束ねてケーブルとするのであるが、この時
素線内にg−ス1−状の防錆1コ刺を密に充填しておか
ねばならない。ここで用いる1〜力錆+g ;r・1は
グリース又ははトロラタム糸・く−ストの々11きゝ1
′流動性物質を使用することができる。この1XjJ 
錆!A口は素線の防食をすると同時に潅水中のケ・−フ
ルに水深による圧力が防食層を損傷さぜるのをII)j
 +1する上からも重要である。本発明ケーブルの構成
としては、第6図にケーブル断面形状の態様例を示す如
く防食材料を密に充填した素線がら成る平行線ケーブル
6の断面形状を円形に整形したもので、この断面形状が
ケーブル湾曲時如犬きく崩れるのを防ぐ為の断面形状拘
束バンド10を第4図の側面図に示す如く、長手方向に
所定間隔で取付けたトに、内層7として弾性体を設け、
更に外層として金属層8とプラスティック層9を組合せ
た防食被覆層を形成せしめたものである。この場合、バ
ンドの材質は金属調又は高強度の非金属材料等を用いる
事ができる。又、用いる弾性体としては、各種ゴム又は
プラスティックやそれらの発泡体を適用することができ
る。しかし、係留ケーブルは海中に於いて水深による水
圧がかがる為、一般に使用されているポリウレタンフォ
ームの如き柔軟なものは不適で水圧変形率の少ない密度
の比較的大きい弾性体を選択せねばならない。更に、外
層を形成する被覆材料としては、透水性のない耐食性の
優れた金属例えば、アルミニウム、鉛、亜鉛ステンレス
鋼と耐食性、耐久性の優れたプラスチインク例えばポリ
エチレン、ポリアミド、ポリウレタン、塩化ビニール、
四弗(ヒエチレン系等の合成樹脂や合成ゴム類等を使用
する事が“Cきる。この場合、外層としての金属層は4
0μ〜5 mm Jす、プラスティック層は20 tt
〜8πm厚のものが心積である。即ち、金属層の厚みは
ピンホールの出来にくい厚さである40μ頃上必要で、
被1す層の湾曲性の点から5mrap)、−Fとする事
が必要である。又防食−」二、ケーブルの耐用年数を考
慮しても5 mm rlイiは不必要である。又、プラ
スチ1ツク拐料としては薄い金属層の両面にコーテイン
グする厚みを考慮すると20μ以上必要である。最外層
となるjψみは1制久住の点から13mm、lン、下で
厄分゛Cある。
次に、本発明のプレ防食を施こした海洋構造物係留用平
行線ケーブルの製造手段の一例を七げると先ず、所定の
防食処理を施こした素線を集束し断面形状を円形に仕−
Lげる。この集束時に、防食相料を素塚間に密に充填す
る様に供給する。この場合、集束後のケーブル表1ni
からIX力錆(」イ1か床1゜に落下するのを防1トす
るのに薄いプラスディック製シースで被覆しても良い。
次に、平行線ケーブルのサイズ構成と予想されるケーブ
ルの湾曲率から平行線ケーブルの断面形状の変形量を推
定し、断面形状拘束用バンドを所定の一定間隔で取付け
る。この取付は間隔は1市常03〜1.5 mの範囲が
適当である。
次に、弾性体を平行線ケーブル表面に被覆して内層とす
る。被覆施工の方法は、ケーブルの断面形状に見合った
成形品か、又はシート状のものを単層又は多層に巻き付
けて被覆する事ができる。
又外層被覆を取付は後に、上記弾性体を注入充填し硬化
させても良い。弾性体は平行線ケーブルが湾曲した時の
断面形状の変化を吸収し、外層の防食被覆層を破壊から
守る事を第1の目的としている。従って、弾性体の厚み
は1史用する弾性体の弾性率によ、つても異なるもので
あり平行線ケーブルのサイズ構成、拘束バンド間隔、ケ
ーブルの湾曲率によって決定せねばならないが、その厚
みは通常5〜30 m / m程度が適当である。この
弾性体は平行線ケーブルの長さ方向で局部的に異なる材
質のもので被覆しても良い。弾性体は平行線り一ブルを
密封状態に被覆するもので1坊食被覆としても効果が期
待できるものである。
次に、この様に設けられた内層の表面にす、i−に外層
として防食効果を主目的とした耐候性、防水性の優、f
tだ耐久性のある被随利刺を波防する。外層を被覆する
に当って、内層との間に隙間が生じない様に形成する事
が肝要である。r)1って、被1党する方法としては例
えば、外層とする被覆4J旧を所定内径となる様に割り
形としておき、ケーブルに覆せる時に内層のり中性体を
少し、押し込む作度にして覆せ割り形の開口部を接着剤
、溶接又は議)成的に接合する。
尚、本発明ケーブルの製造手段としては、以1−の他に
例えば、内層の外径より大きい外[Y−の熱]lメ縮性
チューブ状被tm 4オ料を製作し、このチューフ中に
内層を被覆したケーブルを挿入してから、熱収縮性チュ
ーブを加熱し、所定内i子まで藺「i小ぜしめて、内層
の外表面と密着さWる事も出来る。ナに、プラスティッ
ク押出し成形・?)M Sラインを1吏用して内層及び
外層を連続的に被覆しても良い。外層の羽村構成、厚み
は係留ケーブルの使用条件と要求される耐用年数によっ
て種々被覆月料を選択し組合せて二層以上に構成し被覆
する。少なくとも最外層には釦久件のあるプラスティッ
ク層を設け、その内側に透水性のない金属層を設ける様
に構成する。金属層の形成は、薄い金属シートの両面に
プラスティック膜をコーティングし、その少なくとも一
面を熱融着性樹脂としておきプラスティックの融着接合
を行なっても良い。父比φ9的厚い層が必要な場合、金
属層の湾曲性を良ぐする為に連続的にコルゲート管状に
被覆しても良い。勿論、プラスティック層は一種単層で
なく他種複層に構成することも出来る。又、金属層とプ
ラスティック層を交互に被覆し、複層にすることも防食
上効果的である。
次K、実施例をもって本発明の効果を更に具体的に説明
する。
実施例1 はトロラタム系防錆又−ストを素線間に密に充填したφ
5 mmの亜鉛めっき鋼線271本からなる平行線ケー
ブル100mを直線状に展開し、断面形状を円形に整形
し、ステンレス製断面形状拘束バンドを40cm間隔で
数句けだ。欠にペトロラタム系防食テープをケーブル表
面に巻き・(=Iけてその厚みを約1mmとした。その
上へ、1ソみり、 5 mmの軟質塩化ビニールシース
をケーブル全長に亘って1せ、ケーブルを密封状態とし
た。そして弾性体として厚み10mmのクロロプレンゴ
ムフオームを接着4すを使用して覆せて内層を形成した
。次に、両面にろOμのポリアミド系樹脂をコーティン
グしだjツさ50μのアルミニウムシートを一重に被覆
し樹脂層を熱融着させて接合した。史に、熱収看醒はポ
リエチレンチューブを用い+?み2.5 mmの架橋ポ
リエチレン層を二重に施こしプラスティック層とし外層
を形成した。
以上の様にしてなるプレ防食下行線ケーブルをドラム径
3.8 mのリールに巻き敗った。この状態で1ケ月放
置した後、水深100mの海中でケーブルを垂直に設置
し6ケ月経時後、回収し防+% 岐覆層と素線の状態を
調べたが異常は認められなかった。
実施例2 素線間にグリースを密に充填し厚みQ、 3 mmの塩
ヒ製シースで被覆したφ5 mmのアルミニウムめっき
鋼線169本からなる平行雌ケーブルI D Omを直
線状に展開し、断面形状を円形に整形しステンレス製バ
ンドを50Cn′L間隔で取付はケーブル断面形状を拘
束した。次に、厚み15++o++のSBR製ゴムを覆
せ、内層を形成した。この上へ厚み1.5mmの鉛をラ
ップ状溶接し被覆し、その上へ熱収縮性ポリエチレンチ
ューブを覆せ、厚み6朋の架橋ポリエチレン層を二重に
被覆し外層を形成した。
以上の如くしてなるプレ防食平行線ケーブルをドラム径
6.4mのリールに巻き取った。この状態で1ケ月放置
した後、水深100mの海中で垂直に設置し、6ケ月経
時後回収し、防食被覆層と素線の状態を調べだが異常は
認められなかった。
実施例ろ 素線間にグリースを密に充填し、厚さ02mmのポリア
ミド系樹脂のシースで密封状態としたφ5mmの素線9
1本からなる平行線ケーブル100mを、亜鉛めっき鋼
製パッドを60cm間隔に取付けて断面を円形になる様
に拘束した。この状態−C一旦リールに巻き取つプこ後
、押出し成形岐(長うイノで内層の弾性体として厚み7
 m 7′mの/リコノ:1ム層を形成し、次に埋み2
 mmのつ′ルミニウノ、を押出し被覆した後、最外層
として厚み5 mmのポリエチレン層を形成した。この
様にしてなるプレ防食平行線ケーブルをドラム径4mに
巻き取り、1ケ月放置した後、水深i o o mの7
1す中で垂直に設置し、6ケ月、経時後、回収し、防食
被覆層と素線の状態を調べだが異常は認められなかった
歩、上述べた様に本発明は、平行線ケーブルを、iυ洋
構造物の係留用に使用可能にした全く粕規な一ル防食平
行緋ケーブルであるg。
【図面の簡単な説明】
渠1図及び第2図は、゛15洋1h造吻の係留索をr史
用した2つの態様例を示す図、第6図は本発明のプレ防
食を施こした平行勝ケーブルの断面形状のILQ機側を
示す正面断面図、第4図は本発明のプレ防食を施こした
平行縁ケーブルの態様例を示す側面図である。 1  海底 2 ・・・」二部構造物 6 ・・・係留索 4 ・・浮力調整構造物 5 ・・・上部構造を支えるタワー 6 ・・・防錆材料を密に充填した平行縁ケーブル7 
・・・弾性体層 8 ・・・金属層 9 ・・・プラスティック層 10・・・断面形状拘束バンド 11・・海面。 夢/コ        竿2図 第3121 第4 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 素線間に防錆材料を密に充填した平行線ケーブル表面に
    ケーブルの断面形状拘束用バンドを取付けた後に、ケー
    ブルが湾曲した時に生じるケーブルの断面形状変形を吸
    収する作用を有する弾性体を内層とし、その外層として
    、40μ〜5朋埋の金属層と20μ〜8朋厚のプラステ
    ィック層を組合せた被覆を備える事を特徴とするプレ防
    食を施こした係留用平行線ケーブル。
JP57157425A 1982-09-11 1982-09-11 プレ防食を施こした係留用平行線ケ−ブル Expired JPS6036517B2 (ja)

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JPS60239223A (ja) * 1984-04-25 1985-11-28 パトリツジ、ポスト、テンシヨン、インコーポレーテツド 緊張材及びその製造方法及びその製造装置
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GB2127052B (en) 1985-12-04
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