JPS5947088B2 - 風荷重軽減機能を有する遮音壁 - Google Patents

風荷重軽減機能を有する遮音壁

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Publication number
JPS5947088B2
JPS5947088B2 JP51157269A JP15726976A JPS5947088B2 JP S5947088 B2 JPS5947088 B2 JP S5947088B2 JP 51157269 A JP51157269 A JP 51157269A JP 15726976 A JP15726976 A JP 15726976A JP S5947088 B2 JPS5947088 B2 JP S5947088B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind load
sound insulation
sound insulating
opening
insulation wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51157269A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5380740A (en
Inventor
博幸 砂田
利夫 植田
徳之 藤田
茂 本山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP51157269A priority Critical patent/JPS5947088B2/ja
Publication of JPS5380740A publication Critical patent/JPS5380740A/ja
Publication of JPS5947088B2 publication Critical patent/JPS5947088B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Building Environments (AREA)
  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は風荷重軽減機能を有する遮音壁に関するもので
ある。
高架橋の道路交通騒音が公害問題としてクローズアップ
されるようになり、その対策として橋梁の高欄部に大型
遮音壁を垂直に設けたハ橋梁全体を包囲したシェルタを
設ける等していた。
しかし、例えば大型遮音壁を設ける場合、新設の高架橋
に設ける場合には設計上さほど問題はないが、既設の高
架橋(鋼単純合成げた形式)に異形の大型遮音壁を設け
る場合にその強度面において問題が生じてくる。
すなわち、一般に既設の高架橋において高さ2〜4mを
有する大型遮音壁を設置した場合、標準設計案の風速3
5%Cは風荷重が増大し、高欄部の元付部の強度は維持
できず、従って橋梁自身を補強するか、或いは遮音壁自
身に風荷重が小さくなる構造形式を取入れる必要がある
本発明は、一般高速道路は強風時V(交通遮断を行なう
ことを建前としていることから車からの1騒音発生は起
らない点に着目し、遮音壁自身には大型の開口部をもた
せると共に該開口部に開閉調整機能を設置して、この開
閉調整機能の開放動により強風時における風荷重の軽減
を計9得ると共に、閉塞動により通常の騒音防止を計り
得るようにした風荷重軽減機能を有する遮音壁を提供す
るもので、以下その一実施例を図面に基づいて説明する
1は高架橋梁本体で、その高欄部1Aに本発明の遮音壁
2が取付けられる。
すなわち前記高欄部1Aに、H型、■型、■型などから
なる支柱3が一定量隔置きに取付けられ、そして支柱3
間の壁面で壁高さの約1//2下部には、内側格子部材
4と外側吸音部材5とからなる固定遮音壁6が設置され
る。
また上部の両側面FCは、上下方向に複数段の補強部材
7を内蔵させた金網張り保護索8を取付けてこの上部を
開口部とし、その中に、平面視長方形で且つ側面視蛇腹
形のゴム製遮音袋9(閉塞部材の一例)を挿入している
このゴム製遮音袋9の下端は仕切板10に固着され、ま
た上端には、最上位の補強部材7に吸着可能な電磁マグ
ネット11が取付けられる。
前記支柱3の下端間には給気主管12と排気主管13と
が配設され、これらからの給気分管14ならひに排気分
管15が各ゴム製遮音袋9内の下部に開口し、以って開
閉動手段を形成している。
通常時においては、排気側を閉とし、給気主管12なら
びに給気分管14を通して各ゴム製遮音袋9内に一定の
圧縮空気を送り込む。
これによりゴム製遮音袋9は、保護索8間において脹み
つつ上方へ伸びて行き、そして第5図に示すように、電
磁マグネット11が補強部材Tに吸着することにより固
定される。
これにより、固定遮音壁6とゴム製遮音袋9からなる所
望高さの遮音壁2が形成される。
強風時には、電磁マグネット11をオフの状態にすると
共に給気側を閉とし、そして排気側に吸引作用を生ぜし
める。
これによりゴム製遮音袋9内の空気は排気分管15から
排気主管13へと排出され、このゴム製遮音袋9は保護
索8間において下方へ縮んで行き、そして第4図に示す
ように下部格納姿勢となる。
したがって強風は、開口された保護索8間を通過するこ
とになり、以って遮音壁として風荷重を軽減し得る。
第6図は高さ4mの遮音壁2について開口なしく従来)
と開口面積を変化させた場合の抵抗の大きさを係数の形
で示したもので、この程度の開口率によって風荷重を5
,10%と軽減させるのに有利である。
なお開口率は、高欄部の元付部強度と抗力係数とを見比
べた上で決定されるものであり、その決定によっては、
遮音壁2の上部全域に本発明を採用しなくても、例えば
支柱3間において1つ置きに設けることも可能である。
なお上記実施例においては、ゴム製遮音袋9を上下方向
に伸縮可能なように設けた例について説明したが、ゴム
製遮音袋9は遮音壁2に沿って左右方向に伸縮可能に設
けてもよい。
また上記実施例においては、閉塞部材としてゴム製遮音
袋9を用いた例について説明したが、これの代わりにシ
ャッタ一式遮音壁を用いてもよい。
以上説明したように、本発明にかかる風荷重軽減機能を
有する遮音壁によれば、閉塞部材の閉動作により所期の
騒音防止をはかることができながらも、閉塞部材の開動
作により開口部を開放することにより強風時における風
荷重の軽減をはかることができ、よって既設の高架橋梁
本体に対しても、その高欄部の元付部を補強することな
く容易に設けることができる。
また新設の高架橋に設けQ場合にも、前述した風荷重の
軽減から元付部を必要以上に補強しなくてもよく、コス
ト面で有オリとなる。
また遮音壁に沿って上下方向若しくは左右方向に伸縮可
能でかつ伸展状態で開口部を閉塞する閉塞部材と、該閉
塞部材を伸縮させかつ伸展状態でその姿勢を保持させる
装置とを設けたので、自動車走行時には確実に閉塞部材
で開口部を閉塞することができ、したがって確実な遮音
効果を得ることができる。
また伸展状態において閉塞部材に作用する風荷重の閉塞
部材収縮方向への分力はきわめて僅かであり、したがっ
て閉塞部材の伸展姿勢を容易に保持し得る。
【図面の簡単な説明】
゛図面は本発明の一実施例を示し、第1図は縦断正面図
、第2図は側面図、第3図は一部切欠平面図、第4図、
第5図は作用状態を示す要部の縦断正面図、第6図はグ
ラフ説明図である。 1・・・高架橋梁本体、1A・・・高欄部、2・・・遮
音壁、3・・・支柱、6・・・固定遮音壁、8・・・金
網張り保護索、9・・・ゴム製遮音袋(閉塞部材)、1
1・・・電磁マグネット、12・・・給気主管、13・
・弔へ主管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高架橋梁本体の高欄部に取付けた遮音壁に開口部を
    形成すると共に、前記遮音壁に沿って上下方向若しくは
    左右方向に伸縮可能でかつ伸展状態で前記開口部を閉塞
    する閉塞部材と、該閉塞部材を伸縮させかつ伸展状態で
    その擬勢を保持させる装置とを設け、前記閉塞部材は、
    その伸展状態において前記開口部の遮音を行なうべく構
    成したことを特徴とする風荷重軽減機能を有する遮音壁
JP51157269A 1976-12-24 1976-12-24 風荷重軽減機能を有する遮音壁 Expired JPS5947088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51157269A JPS5947088B2 (ja) 1976-12-24 1976-12-24 風荷重軽減機能を有する遮音壁

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JP51157269A JPS5947088B2 (ja) 1976-12-24 1976-12-24 風荷重軽減機能を有する遮音壁

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JPS5380740A JPS5380740A (en) 1978-07-17
JPS5947088B2 true JPS5947088B2 (ja) 1984-11-16

Family

ID=15645952

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JP51157269A Expired JPS5947088B2 (ja) 1976-12-24 1976-12-24 風荷重軽減機能を有する遮音壁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5689605A (en) * 1979-12-19 1981-07-21 Hitachi Shipbuilding Eng Co Protecting fence for automobile having wind resisting safety holding function

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110018U (ja) * 1974-07-09 1976-01-24

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JPS5110018U (ja) * 1974-07-09 1976-01-24

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