JPS5946862B2 - 開閉蓋付き封入袋 - Google Patents

開閉蓋付き封入袋

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JPS5946862B2
JPS5946862B2 JP11138080A JP11138080A JPS5946862B2 JP S5946862 B2 JPS5946862 B2 JP S5946862B2 JP 11138080 A JP11138080 A JP 11138080A JP 11138080 A JP11138080 A JP 11138080A JP S5946862 B2 JPS5946862 B2 JP S5946862B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の分野〕 本発明は開閉蓋付き封入袋に関し、特に複数枚の繊維素
材等に化粧料や薬剤等を含む液体を含浸させたものを包
装するための密封容器であり、繰返し開放・密封可能で
ある開閉蓋を設けた封入袋に関する。
〔従来の技術〕 近年、化粧料や薬剤等を含む液体を不織布等の繊維素材
に含浸させた使い捨てナプキン製品(ウエツトテイツシ
ユ)が販売され、多用されてきている。
このような使い捨てナプキンの収納容器は、袋体、箱体
等多数の種類がある。
例えば、実公昭48−33587号公報に開示されてい
るような液状皮膚用薬剤や清浄液と共にロール状に巻い
たシート材料を筒状容器に収納したものや、実公昭55
−13245号公報に開示されているような化粧液を含
浸させたロール状シート材を筒状容器に収納したものな
どが市販されている。また、実開昭51−18740号
公報には、香料、アルコール、湿潤剤を連続折畳み紙に
含浸させて四角な箱形容器に収納したものが開示されて
いる。これらの収納容器は、通常、合成樹脂の射出成形
品や真空成形品であり、内部の液(通常、化粧液や清浄
液はアルコール分や香料等のように揮発性の高い成分を
含んでいる)の蒸発を防止するため、取出し口を密封可
能に覆う蓋を設けた密封容器である。しかし、これらの
収納容器は筒状や箱形の容器であるため、嵩高で、携帯
には不便である。
携帯に便利なように、濡れナプキンを1枚ずつ袋に収納
して密封したものがあるが、これは何枚も持ち運ぶには
、やはり嵩張るので不便であるし、1枚ずつ包装するた
めに割高になると言う欠点がある。開閉蓋の付いた袋状
容器が、携帯に便利で且つコスト的に安価になると考え
られて、既に実開昭49−47018号公報において提
案されている。
この公知の封入袋は防水性シートを3枚重ね合せたり、
あるいは1枚を三つ折にして袋状とし、中間に位置する
中蓋部に取出し口を開口穿設しその中蓋部の上に外蓋部
を重ね、中蓋部または外蓋部の周縁にコ字形に感圧接着
剤を塗布したものである。このようにして外蓋部を繰返
し開閉できるようにしている。〔発明が解決しようとす
る問題点〕 しかしながら、前述の封入袋においては、取出し口が開
口穿設されているため、蓋部材を閉じた密封状態では、
封入袋に収納された内容物と蓋部材の感圧接着剤が取出
し口部(開口部)を介して連通していることになり、そ
のため接着剤の臭気が内容物に移行して、内容物に変質
や変臭が生じてしまうという問題がある。
更に、前述の封入袋は製造に際し、中蓋部または外蓋部
周縁にコ字形に感圧接着剤を塗布することが必要である
が、このように接着剤を塗布することは非常に困難であ
り、しかも正確な位置に接着剤が塗布されていないと、
確実に密封することができない。
すなわち接着剤の部分塗布は位置決め、寸法精度、塗布
量等製造条件の管理が極めて難しく、コスト高になると
言う問題があり、前述の実開昭49−47018号公報
の開示の封入袋は実用されていなかつた。その上、この
公知の封入袋は、防水性シートを三つ折にしたり、感圧
接着剤を部分的に塗布したりするため、連続生産の可能
性が全くない。また、繊維素材(例えば、使い捨てナプ
キンとが化粧用カツト綿等)に含浸させる液体、例えば
、化粧料についてみても、汚れ落し、化粧落し等、その
繊維素材の使用目的に応じて種々である。
従つて、使用目的に応じて2種類のもの(例えば、日焼
け用化粧料とそれを落すクレンジング化粧料)を相互に
干渉することなく収納できると便利である。しかし、前
述の公知の封入袋では1種類のものしか収納することが
できない。また、この種の開閉蓋付の封状製品にあつて
は製品販売時において初めて使用するという証、すなわ
ち、消費者自らが中古商品でないという事実を確認でき
ることを望んでおり、このような消費者の願望を満足さ
せるためには一度使用すると未使用時の状態には戻らな
い構造とすることが好ましい。
しかし、前述の公知の封入袋では未開封時の状態と開封
後の状態とに差異がなく、消費者の要望を満足させるよ
うな構造となつていない。〔発明の目的〕本発明は上述
のような従来技術の問題点を解決し、また、開閉蓋付き
密封可能な封入袋に要求される種々の特性を考慮してな
されたものである。
すなわち、本発明は、開閉蓋の接着剤それ自体や接着剤
の臭気が内容物に移行して内容物に影響を与えたりせず
、しかも、生産が容易な開閉蓋付き封入袋を提供するこ
とを目的とする。上述の目的に加え、本発明は、単一の
袋体にもかかわらず、使用目的に応じた2種類の内容物
を相互に干渉することなく収納することができる開閉蓋
付き封入袋を提供することをも目的とする。
更に、封入袋に封緘機能を備えさせ、消費者が最初に使
用する際に初めて使用するという心証を得ることが可能
な開閉蓋付き封入袋を提供することをも目的とする。〔
問題点を解決するための手段〕 本発明は、気密性を有するシート材で形成された偏平な
袋体において、該袋体の内部は気密性を有する遮蔽シー
トによつて2つの収納部に分けられており、各収納部に
は内容物取出し用の開口部がそれぞれ設けられ、該開口
部は閉塞シールによつて実質的に閉塞され、更にその上
から気密性を有するシート材で形成され且つ前記閉塞シ
ールより大きい蓋部材によつて覆われ、該蓋部材は袋体
の外表面および閉塞シールと接する側のほぼ全面に感圧
接着剤層を有しており、前記蓋部材はこの蓋部材に貼着
した前記閉塞シールと共に前記開口部を繰返し開放・密
封可能であることを特徴とする開閉蓋付き封入袋により
、上述した目的を達成する。
〔作用〕
感圧接着剤層より蓋部材が袋体に密着して、袋体を密封
するとともに、この蓋部材に貼着した閉塞シールが内容
物取出し用の開口部を塞ぎ、開閉蓋の接着剤それ自体や
接着剤の臭気が内容物に移行するのを防止する。
蓋部材が袋体と別体であり、その蓋部材のほぼ全面に感
圧接着剤層を設けるので、接着剤の塗布が容易である。
袋体の内部が気密性を有する遮蔽シートによつて2つの
収納部に分けられており、単一の袋体にもかかわらず、
使用目的に応じた2種類の内容物を相互に干渉すること
なく収納することができる。
また、実施例に示すように、閉塞シールを袋体の一部か
ら形成するか、袋体の内部に配置しておくと、使用後は
閉塞シールが蓋部材に貼着して、元の状態に戻らない。
〔実施例〕 以下、本発明実施例を図示した図面を参照して、本発明
を詳細に説明する。
(第1実施例および第2実施例に共通する構成等の説明
)第1図は本発明の開閉蓋付き封入袋の一実施例の全体
図であり、一部分を破断して、袋の内部を示してい呂。
本発明の開閉蓋付き封入袋は気密性を有するシート材で
形成された偏平な袋体1であり、前記袋体1の内部を二
分するように、遮蔽シート9が袋体1を形成するシート
の中間に設けられている。従つて、本発明の開閉蓋付き
封入袋は単一の袋体1でありながら、2つの収納部を有
する。袋体1の両面には、それぞれ各収納部に収納され
た内容物を取出すための、円形、楕円形、菱形、トラツ
ク形等の開口部2を設けるとともに、前記開口部2を実
質的に覆う閉塞シール5,51および蓋部材4,4!を
設けている。
蓋部材4,4′の袋体1と接する側の面(以下内面と称
す)のほぼ全体に、コーテイングにより感圧接着剤層6
,6/が形成されている。
前記蓋部材4,1は、開口部2より大きく、その形状は
円形、楕円形、角形、トラツク形等の適宜の形状とする
また、蓋部材4,4′は、その一端を袋体1に固着した
固定部3とするのが好ましく、固定部3とは反対側の端
部に突起状の取手部7,7/を設けるのが好ましい。こ
の取手部分7,7/には、図面に示すように、感圧接着
剤層6,6をは塗布しないようにするとよい。閉塞シー
ル5,5′は、開閉蓋付き封入袋を最初に使用した後は
第1図に示すように、蓋部材4,4′の内面の感圧接着
剤層6,6′に貼着される。
この閉塞シール5,5は蓋部材4,4′を閉じた状態に
おいては前記開口部2を実質的に覆つており、蓋部材4
,4′は前記閉塞シール5,5′の周囲の感圧接着剤層
6,6′により袋体1に貼着され、袋体1の開口部2を
密封する。袋体1は以下のような気密性を有するシート
材から成形することが可能である。
その主たる材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ポリビニールクロライド、ポリアミ
ド、セロハン、アセテート等の合成樹脂フイルム等の単
体または各々のフイルムの貼合せた複合材があげられる
更に、内容物の種類によつては、前記各種フイルムと、
アルミニウムフオイルとの貼合せを行つた複合材を用い
ることができる。
袋体1を二分する遮蔽シート9は、前記袋体1を形成す
るフイルムと同材質のフイルムか、またはこれらのフイ
ルムの両面に、ホツトメルト性を有し袋体1よりも低温
で融解する接着剤を塗布したものが、気密性の点で良好
である。
蓋部材4,1の材質は前記袋体1に用いた材質と同じで
よい。
なお、蓋部材4,4′を透明なシート材とすれば、外か
ら見て、内容物および開口部2の状態がよくわかる。蓋
部材4,4/の内面に設けられている感圧接着剤層6,
6′は、アクリル系、ゴム系、ポリエステル系、ポリオ
レフイン系、樹脂等が良好であり、その塗布方法はロー
ルコート、ナイフコート、スプレ=コート等の方法の何
れかとすることが好ましい。
蓋部材4,4′と袋体1との固着方法としては超音波接
着、高周波接着、加熱接着、接着剤による接着方法等の
何れの方法も採用可能であり、袋体1の材質により適宜
選定する。
このように、本発明の封入袋は蓋部材4,4/を固着し
た、袋体1用の2枚のシート材とその中間に挟まれた遮
蔽シート9とからなる3枚のシート材より製袋するのが
簡単であり、この場合、通常の製袋と同様に内容物をシ
ート上に載置した後、袋の外周部を固着するればよい。
この固着方法としては熱シール、超音波シール、高周波
シール等の接着加工が採用できる。以上の如く、本発明
の開閉蓋付き封入袋においては蓋部材4,4′に貼着し
た閉塞シール5,5′が開口部2を覆うので、密封状態
においても、袋体1内部に収納した内容物が感圧接着層
6,6′と直接に接することがなく、内容物は清潔な状
態に保たれる。
また、封入袋の収納部を密封できるので、繊維素材(例
えば、紙、゜織布、不織布、コツトン、ガーゼ等)に化
粧料や薬剤を含ませたウエツシテイツシユのようなもの
を収納するのに適している。本発明の開閉蓋付き封入袋
は単一の袋体1でありながら、2つの収納部を有してい
るので、異なる2種の内容物を収納することが可能であ
る。(実施例 1)次に、第2図および第3図に基いて
、第1図における閉塞シール5,5が袋体1の一部から
切離されたシート片によつて形成される態様について説
明する。
袋体1の各面のほぼ中央に円形、楕円形、角形、菱形、
トラツク形の形状にて、閉ループのミシン目8,ぎを刻
印状に歯型プレス等により形成する。
そして、このミシン目8,8′を覆うようにして蓋部材
4,4′を設ける。蓋部材4,4はその一端の固定部3
において前記袋体1に固着される。この実施例において
、袋体1、閉塞シール5,5/および蓋部材4,1の材
質、構成等については、第1図に基づいて説明したもの
と同じである。この封入袋の最初の使用に当つては、第
3図に示すように、先ず袋体1に固定された蓋部材4,
4′の取手部7,7′を指先でつまみ、蓋部材4,4′
を開ける。このときに、袋体1に設けた閉ループのミシ
ン目8,8′に沿つて袋体1を構成するシートが切れて
、この切離されたシート片が蓋部材4,4′の内面に設
けた感圧接着剤層6,6′に貼着される。この閉ループ
のミシン目8,8/に沿つて袋体1から切離されたシー
ト片が閉塞シール5,5′となる。そして、袋体1に残
された閉ループのミシン目8,ぎの切離し跡が開口部2
となる。開口部2から内容物を取り出した後で、蓋部材
4,4′を袋体1上の元の位置に戻せば、袋体1は当初
と同様な気密性を有する袋体1となり、以後繰返し使用
できる。
このときに、閉ループのミシン目8,8′より切離され
た袋体1のシート片である閉塞シール5,5′は常に蓋
部材4,4/に貼着されたままの状態になり、開口部2
を閉塞するので、感圧接着剤層6,6/の接着剤が直接
内容物と接することはない。従つて、本発明の開閉蓋付
き封入袋では、内容物の変質、変臭が生じることはない
。また、最初の使用時にミシン目8,8′部分より袋体
1のシート片が切離されるのを使用者が確認できるので
、使用者は初めて使用する証を得ることができる。しか
も、袋体1に収納された二種類の化粧料は遮蔽シート9
により別々に保護で青るので、全く異なつたものを収納
できる。
例えば一方の収納部にウエツトテイシユペーパ一を収納
し、他方の収納部にはドライテイシユペーパ一を収納す
る。また、別の使用方法としては、一方の収納部にはク
レンジングローシヨンを含浸せしめた複数枚の不織布を
収納し、他方の収納部には日焼け用化粧料を含浸させた
複数枚の繊維素材を収納してもよい。このようにするこ
とにより、単一包装体でありながら、二通りの使用が可
能となる。(実施例 2) 第4図および第5,5′図に基いて、第1図に示す閉塞
シール5,yの別の実施例を説明する。
袋体1および袋体1内の遮蔽シート9は第1図について
説明したものと同様な材質で作られている。前記材質で
作られた袋体1の片面に円形、楕円形、角形、菱形、ト
ラツク形等の開口部2をプレス刃にて打抜き成形して設
ける。
更に、前記開口部2と相似形であり、且つ開口部2より
も大きい閉塞シール5,5を用意し、封入袋の製造に際
し、第4図に示すように、この閉塞シール5,5′が袋
体1の内部から、開口部2を閉塞するように設ける。
更に、袋体1の外側から開口部2を覆うように塞部材4
,4′を貼着する。従つて、閉塞シール5,5は開口部
2を介して蓋部材4,4′に貼着される。ここで使用す
る閉塞シール5,5′の材質としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリアミド、ポリビニールクロライド
等の合成樹脂製フイルムで比較的柔軟性を有するものが
好ましい。なお、蓋部材4,4′については、第1図に
基き説明したものと同様な材質および形態であり、その
内面に感圧接着剤層6,6′を有し、固定部3により袋
体1に固着されている。
このようにして成形された封入袋の使用に当つては、先
ず、固定部3により袋体1に固着された蓋部材4,4′
の固定部3と反対側に位置している取手部7,7′を指
先でつまみ、蓋部材4,4′を開ける。
このときに、袋体1の内面に設けられた閉塞シール5,
5′が袋体1の開口部2通り抜けて、袋体1の内部から
外部へ移行し且つ蓋部材4,4′の感圧接着剤層6,6
′に貼着された状態となる。この現象は、あくまでも開
閉蓋付き封入袋を初回に使用するときにのみ起きるもの
であり、以後の使用に当つては蓋部材4,4′に貼り付
けられた閉塞シール5,5/はそのままの状態であり、
元の位置に戻ることはない。従つて、一度蓋部材4,4
′を開けてしまえば袋内に閉塞シール5,5′が残存せ
ず、閉塞シール5,5′は開口部2を袋体1の外側から
塞ぐので、本発明の目的の一つである封緘機能が達成さ
れる。また、閉塞シール5,5が開口部2より大きい面
積を有し、開口部2に対応する感圧接着剤層6,6′部
分に閉塞シール5,5が完全に貼着しているので、感圧
接着剤層6,6/が開口部2を通して内容物に直接触れ
ることもなく、内容物は品質的にも安定なものとなる。
更に、第2図に示した実施例と同様に、袋体1を二分す
る遮蔽シート9により、単一包装体において2つの収納
部を形成しているので、2種類の商品を収納することが
できる。
〔効果〕
本発明の開閉蓋付き封入袋は、感圧接着剤層を設けた蓋
部材により、袋体を繰返し開封、密封することができる
そして、前記蓋部材に貼着する閉塞シールを設けたこと
により、袋体の開口部を塞ぎ、内容物と蓋部材の接着剤
層との接触を断ち、接着剤それ自体や接着剤の臭気が内
容物に移行するのを完全に防止するので、内容物が変質
したり、変臭することがない。
また、本発明の開閉蓋付き封入袋は、袋体が全てフイル
ム状素材から構成され、しかも2つの収納部が重合つた
状態であるので、封入袋は柔軟性を有し且つ不必要な空
間部がなく、コンパクトであり、携帯に極めて便利であ
る。
袋体の内部が気密性を有する遮蔽シートによつて2つの
収納部に分けられており、単一の袋体にもかかわらず、
使用目的に応じた2種類の内容物を相互に干渉すること
なく収納することができる。
本発明によれば、蓋部材が袋体と別体であり、その蓋部
材のほぼ全面に感圧接着剤層を設けるので、接着剤の塗
布が容易である。従つて、生産が容易であり、且つ、連
続生産が可能であり、経済的にも極めて有利である。ま
た、本発明によれば、封入袋に収納する内容物は化粧料
や薬剤に限定されることなく、キヤンデイやチヨコレー
トのような食品の封入袋として、あるいはネジ類、ピン
類等の小型機械部品等種々のものを収納できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の開閉蓋付き封入袋の一部を破断した斜
視図、第2図は第1図の閉塞シールの一態様として袋体
の一面にミシン目を形成したものの使用前における状態
を、蓋部材を持上げて示した長手方向断面図、第3図は
第2図に示した袋体の最初の使用状態を示した斜視図、
第4図は第1図の閉塞シールの別の態様として袋体に予
め開口部を設け、その開口部に閉塞シールを用いたもの
の使用前における状態を、蓋部材を持上げて示した長手
方向断面図、第5、5/図は第4図に示した袋体の最初
の使用状態を示した斜視図である。 1・・・・・・袋体、2・・・・・・開口部、3・・・
・・・固定部、4,4t・・・・・蓋部材、5,5t・
・・・・閉塞シール 6,6′・・・・・・感圧接着剤
層、7,7t・・・・・取手手段、8,ぎ・・・・・ベ
シン目、9・・・・・・遮蔽シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 気密性を有するシート材で形成された偏平な袋体に
    おいて、該袋体の内部は気密性を有する遮蔽シートによ
    つて2つの収納部に分けられており、各収納部には内容
    物取出し用の開口部がそれぞれ設けられ、該開口部は閉
    塞シールによつて実質的に閉塞され、更にその上から気
    密性を有するシート材で形成され且つ前記閉塞シールよ
    り大きい蓋部材によつて覆われ、該蓋部材は袋体の外表
    面および閉塞シールと接する側のほぼ全面に感圧接着剤
    層を有しており、前記蓋部材はこの蓋部材に貼着した前
    記閉塞シールと共に前記開口部を繰返し開放・密封可能
    であることを特徴とする開閉蓋付き封入袋。 2 閉塞シールは袋体から切離されたシート片であり、
    該シート片が切離された跡が袋体における前記開口部と
    なる特許請求の範囲第1項記載の開閉塞付き封入袋。 3 閉塞シールは袋体とは別体であり、袋体の開口部よ
    りも僅かに大きく且つ開口部の形状とほぼ相似形である
    特許請求の範囲第1項記載の開閉蓋付き封入袋。 4 前記遮蔽シートは偏平な袋体を構成するシート材と
    ほぼ平行な状態で該シート材間に挾まれており、該遮蔽
    シートが袋体の内部を重なり合つた2つの収納部に分け
    ている特許請求の範囲第1項から第3項までの何れか1
    項に記載の開閉蓋付き封入袋。
JP11138080A 1979-12-03 1980-08-13 開閉蓋付き封入袋 Expired JPS5946862B2 (ja)

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