JPS5946733B2 - ブラノミラ - Google Patents
ブラノミラInfo
- Publication number
- JPS5946733B2 JPS5946733B2 JP5356580A JP5356580A JPS5946733B2 JP S5946733 B2 JPS5946733 B2 JP S5946733B2 JP 5356580 A JP5356580 A JP 5356580A JP 5356580 A JP5356580 A JP 5356580A JP S5946733 B2 JPS5946733 B2 JP S5946733B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ram
- plano
- bridge
- cross
- headstock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/01—Frames, beds, pillars or like members; Arrangement of ways
- B23Q1/015—Frames, beds, pillars
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ブリッジ型よりも剛性が高くしかもクロスレ
ール型よりも低コストな新規な構造のプラノミラに関し
、特に長い上下トラベルを必要とするワークの加工に対
して好適である。
ール型よりも低コストな新規な構造のプラノミラに関し
、特に長い上下トラベルを必要とするワークの加工に対
して好適である。
プラノミラと呼称される工作機械は、テーブルが移動す
るテーブル型とブリッジ（ガントリ）が移動するガント
リ型との二種類に大別されるが、これらはいずれもフラ
イスの上下方向の送り手段として四種類の方法が採用さ
れている。
るテーブル型とブリッジ（ガントリ）が移動するガント
リ型との二種類に大別されるが、これらはいずれもフラ
イスの上下方向の送り手段として四種類の方法が採用さ
れている。
すなわち、クロスレールを上下させる方法、ラムクイル
或いはヘッドを上下させる方法、クロスレールノ上下移
動とラムクイル或いはヘッドの上下移動との組合わせ、
ポーリング主軸の上下移動とクロスレールかラムクイル
或いはヘッドの上下移動との組合わせである。
或いはヘッドを上下させる方法、クロスレールノ上下移
動とラムクイル或いはヘッドの上下移動との組合わせ、
ポーリング主軸の上下移動とクロスレールかラムクイル
或いはヘッドの上下移動との組合わせである。
ところで、フライスの上下トラベルが極限に近い高さの
第１図に示すようなＵ字状の断面のワーク１の底面をフ
ライス加工する場合、ポーリング主軸を上下移動するも
のはこれを長く繰り出して強力に切削することは困難で
あり、しかも大型のライトアングルヘッド等のアタッチ
メント装着には適さないので、ポーリング主軸が上下移
動する形式のプラノミラはこのようなワーク１の加工に
は根本的に適当ではない。
第１図に示すようなＵ字状の断面のワーク１の底面をフ
ライス加工する場合、ポーリング主軸を上下移動するも
のはこれを長く繰り出して強力に切削することは困難で
あり、しかも大型のライトアングルヘッド等のアタッチ
メント装着には適さないので、ポーリング主軸が上下移
動する形式のプラノミラはこのようなワーク１の加工に
は根本的に適当ではない。
又、第２図に示すようなりロスレール２を上下移動する
ものでは、ワーク１の上端面とクロスレール２との干渉
のためにクロスレール２の上下移動能力を有効に発揮さ
せることができない。
ものでは、ワーク１の上端面とクロスレール２との干渉
のためにクロスレール２の上下移動能力を有効に発揮さ
せることができない。
更に、第３図に示すようにラム３を上下移動するもので
は、ラム３を長尺にしなげればならないため、充分な剛
性を確保するためにはラム３の断面積を大きくしなけれ
ばならず、これに関連してラム３を上下動自在に支持し
ながらブリッジ４に沿って水平に移動するヘッドストッ
ク５や前記ブリッジ４等も補強のために大きくせざるを
得ない事となり、コスト高となってしまう。
は、ラム３を長尺にしなげればならないため、充分な剛
性を確保するためにはラム３の断面積を大きくしなけれ
ばならず、これに関連してラム３を上下動自在に支持し
ながらブリッジ４に沿って水平に移動するヘッドストッ
ク５や前記ブリッジ４等も補強のために大きくせざるを
得ない事となり、コスト高となってしまう。
このことは、第４図に示すようにラム３を近似的に片持
ち梁とした時、ラム３の材料のヤング率をＥ、ラム３の
断面二次モーメントなＩとすると、切削力ｐによるラム
３の撓みδは、 で表わされるから、ラム３を一辺の長さがＨの正方形断
面で厚さｔの中空な筒状をなすものと仮定すると、その
曲げ剛性には となり、ラム３の突き出し長さｌに対して曲げ剛性ｋを
一定に保つためには、ラム３の突き出し長さｌに比例し
て一辺の長さＨを変えなければならず、ラム３の重量増
加を招くことが理解されよう。
ち梁とした時、ラム３の材料のヤング率をＥ、ラム３の
断面二次モーメントなＩとすると、切削力ｐによるラム
３の撓みδは、 で表わされるから、ラム３を一辺の長さがＨの正方形断
面で厚さｔの中空な筒状をなすものと仮定すると、その
曲げ剛性には となり、ラム３の突き出し長さｌに対して曲げ剛性ｋを
一定に保つためには、ラム３の突き出し長さｌに比例し
て一辺の長さＨを変えなければならず、ラム３の重量増
加を招くことが理解されよう。
一方、クロスレールの上下移動とラム或いはヘッドの上
下移動とを組み合わせたものでも前述した理由から同じ
問題が生ずる。
下移動とを組み合わせたものでも前述した理由から同じ
問題が生ずる。
このように、特に口幅が広いプラノミラにおいテハ、ク
ロスレールの剛性を保つためにその断面を大きくする必
要があり、重量の増加が著しくコスト高を招き且つ高精
度なアライメントを得ることができない。
ロスレールの剛性を保つためにその断面を大きくする必
要があり、重量の増加が著しくコスト高を招き且つ高精
度なアライメントを得ることができない。
そこで、クロスレールのないブリッジ型のプラノミラを
使用してラムの上下移動でクロスレールの上下移動に代
えようとすると、ラムノ上下トラベルを長くするために
はラムの剛性を高くする必要上、ラムの重量増加及び関
連部分の重量増加を招き、コスト高となってしまう。
使用してラムの上下移動でクロスレールの上下移動に代
えようとすると、ラムノ上下トラベルを長くするために
はラムの剛性を高くする必要上、ラムの重量増加及び関
連部分の重量増加を招き、コスト高となってしまう。
第１図に示したようにワーク１を加工するに際し、従来
のプラノミラでは上述したような不具合があるため、新
規な着想に基づくプラノミラが必要になった。
のプラノミラでは上述したような不具合があるため、新
規な着想に基づくプラノミラが必要になった。
本発明は、このような要求に応えて長い上下トラベルを
具え且つブリッジ型よりも剛性が高くしかもクロスレー
ル型よりも低コストな新規な構造のプラノミラを提供す
ることを目的とする。
具え且つブリッジ型よりも剛性が高くしかもクロスレー
ル型よりも低コストな新規な構造のプラノミラを提供す
ることを目的とする。
この目的を達成する本発明のプラノミラにかかる構成は
、コラムの上端部にサドルを水平移動自在に支持するブ
リッジを固設し、前記サドルに対してヘッドストックを
昇降自在に組み付けると共に下端部にフライスが取り付
けられるラムを前記ヘッドストックに対して昇降自在に
組み付けたことを特徴とするものである。
、コラムの上端部にサドルを水平移動自在に支持するブ
リッジを固設し、前記サドルに対してヘッドストックを
昇降自在に組み付けると共に下端部にフライスが取り付
けられるラムを前記ヘッドストックに対して昇降自在に
組み付けたことを特徴とするものである。
以下、本発明によるプラノミラの一実施例についてその
概略構造を表わす第５図を参照しながら詳細に説明する
と、コラム１１の上端部には水平に延びる案内レール１
２を具えたブリッジ１３が固設されており、前記案内レ
ール１２に沿って水平移動自在となるサドル１４が前記
ブリッジ１３に取り付けられている。
概略構造を表わす第５図を参照しながら詳細に説明する
と、コラム１１の上端部には水平に延びる案内レール１
２を具えたブリッジ１３が固設されており、前記案内レ
ール１２に沿って水平移動自在となるサドル１４が前記
ブリッジ１３に取り付けられている。
このサドル１４にはヘッドストック１５が上下動自在に
組み付けられており、ワークテーブル１６上に固定され
たワーク１７を加工するフライス１８が下端に装着され
名ラム１９は、前記ヘッドストック１５に対して昇降自
在に組み付けられている。
組み付けられており、ワークテーブル１６上に固定され
たワーク１７を加工するフライス１８が下端に装着され
名ラム１９は、前記ヘッドストック１５に対して昇降自
在に組み付けられている。
従って、プラノミラの全体としての上下トラベルはサド
ル１４に対するヘッドストック１５の昇降量とこのヘッ
ドストック１５に対するラム１９の昇降量との和になる
ため、従来のものより長大な上下トラベル量が得られる
。
ル１４に対するヘッドストック１５の昇降量とこのヘッ
ドストック１５に対するラム１９の昇降量との和になる
ため、従来のものより長大な上下トラベル量が得られる
。
このように本発明のプラノミラによると、ラムの突き出
し長さを大きくする必要がなくなるので、ラム全体の断
面積を大きくして剛性を高める必要もなくなり、大幅な
コスト高を防止することができる。
し長さを大きくする必要がなくなるので、ラム全体の断
面積を大きくして剛性を高める必要もなくなり、大幅な
コスト高を防止することができる。
従って、長い上下トラベルが要求されるワークの加工に
際し、剛性が高い反面、高価なりロスレール型のプラノ
ミラを使用せずどもブリッジ型より剛性が高くしかもク
ロスレール型よりも低コストにできる本発明のプラノミ
ラは、特に広い口幅が必要な場合に有利である。
際し、剛性が高い反面、高価なりロスレール型のプラノ
ミラを使用せずどもブリッジ型より剛性が高くしかもク
ロスレール型よりも低コストにできる本発明のプラノミ
ラは、特に広い口幅が必要な場合に有利である。
又、本発明のプラノミラは第１図に示したようなＵ字状
断面のワークの他にＬ字状断面のワークの加工にも有効
であり、このような本発明によるプラノミラの構造は、
文中ぐり盤やドリリングマシン等にも応用することがで
きる。
断面のワークの他にＬ字状断面のワークの加工にも有効
であり、このような本発明によるプラノミラの構造は、
文中ぐり盤やドリリングマシン等にも応用することがで
きる。
第１図は本発明の対象となったワークの構造を表わす縦
断面図、第２図及び第３図は従来のプラノミラの概略構
造を表わす正面図、第４図はラムの撓み変形状態を表わ
す加工原理図であり、第５図は本発明によるプラノミラ
の一実施例の概略構造を表わす正面図である。 図面中、１１はコラム、１３はブリッジ、１４はサドル
、１５はヘッドストック、１８はフレイス、１９はラム
である。
断面図、第２図及び第３図は従来のプラノミラの概略構
造を表わす正面図、第４図はラムの撓み変形状態を表わ
す加工原理図であり、第５図は本発明によるプラノミラ
の一実施例の概略構造を表わす正面図である。 図面中、１１はコラム、１３はブリッジ、１４はサドル
、１５はヘッドストック、１８はフレイス、１９はラム
である。
Claims (1)
- １ コラムの上端部にサドルを水平移動自在に支持する
ブリッジを固設し、前記サドルに対してヘッドストック
を昇降自在に組み付ゆると共に下端部にフライスが取り
付けられるラムを前記ヘッドストックに対して昇降自在
に組み付けたことを特徴とするプラノミラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5356580A JPS5946733B2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | ブラノミラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5356580A JPS5946733B2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | ブラノミラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56152512A JPS56152512A (en) | 1981-11-26 |
| JPS5946733B2 true JPS5946733B2 (ja) | 1984-11-14 |
Family
ID=12946337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5356580A Expired JPS5946733B2 (ja) | 1980-04-24 | 1980-04-24 | ブラノミラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5946733B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100735130B1 (ko) | 2006-10-23 | 2007-07-03 | 권혁채 | 테이블 타입 프라노 밀러 설치방법 |
| KR100819429B1 (ko) | 2006-12-11 | 2008-04-04 | 일진기계(주) | 대형 선박의 엔진용 구조물을 가공하기 위한 가공방법 |
| DE102009013356A1 (de) * | 2009-03-16 | 2010-09-23 | P + L Gmbh & Co. Kg | Werkzeugmaschinenführungsschlittenanordnung |
-
1980
- 1980-04-24 JP JP5356580A patent/JPS5946733B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56152512A (en) | 1981-11-26 |
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